レンガ調のようなブロックをグッとガッと埋め込んでガチっと固めて、そういう手法で歩道とかに使われるやつをインターロッキングブロック舗装といいます。
【土木費】
1. インターロッキングブロック舗装について
Q: 最近、インターロッキングの歩道が増えてますよね。でも近所同士でも色とかデザインとかバラバラですごく気になるんです。まったく同じである必要は無いんですけど、ある程度でいいから目安を設ける方が景観的にもいいのでは?
A: 今のところ統一ルールって無くて、道路工事ごとにデザイン別なんですよね。ただ、周囲の景色で色々合わせていく必要あるので、景観アドバイザーの意見も聞きながら港区の街路景観に統一感を持たせられるようなルールを定めていきます。
Q: 補修とかの考え方ってどんなもんですかね?来年度に大規模にお直しするところはありますか?
A: 定期巡回をしてがたついたり段差が出たブロックを見つけ次第、傷んだブロック取り除いて応急処置としてアスファルトで埋めたり。その後はアスファルトを取り除いて新たなブロックで埋めたりしますけど、周りと微調整しながらやってます。来年度に大規模のお直しはありません。
2. 用途制限について
Q: いわゆる用途地域で『商業地』とされているところ、風俗店舗の出店ってオッケーなんですよね。でも、例えば、そういうの望まない地域があるとして、地域の声を反映させるにはどういう方法がありますか?
A: 地域で合意形成を進める『港区まちづくり条例』を使うのがオススメです。例えば、まちづくり組織だったり活動を通じて、風俗営業などを制限することを理念とか将来像に含める『港区まちづくりルール』を定めることができます。区が認定して公表することで抑止力にもなりますし、また強制力を持たせるには地区計画として先に進める方法もありますね。
Q: そのまちづくり条例とかなんですけど、ビジョンとかルールとか認定してもらうのにどういう基準をクリアしなきゃいけないの?
A: 前提として、そのまちづくり組織が健全に運営されていることがありますね。『地区まちづくりビジョン』の登録には区域内の区民の過半数の合意。『地区まちづくりルール』の認定には区域内の土地所有者などの過半数の合意。地区計画に進むには、区域内土地所有者などの3分の2以上の合意が要りますよ。
難しいですよね、土木費って。プロフェッショナルがたくさんだから。あ、予算委員会の質問とかウェブサイトの方にもまとめを載せておきましたのでご参考まで。