でんちゅうでござる!な話。 その1

昨日東京都議会の定例会が終わりまして、昨日のホットなトピックスとして、ご勇退される議員がどうのとかこれから本腰入れて今月23日告示の都議会議員選挙だの、色々とアレです。そんな中、あるひとつのことについて思うところがございます。そう、『東京都、全国初の無電柱化条例成立』。

 

先日ね、東京MXでやってた『東京都議会ダイジェスト』なるものを実は初めてみてたんですよ。コイキング育てながら。

や、コイキングどうでもいいんですけど。

 

昨年くらいから個人的にも電柱が〜とか色々思う時期もありまして、もちろん東京都でもなんか条例化を目指すとかニュースにもなりちょっと注目はしてました。もちろん豊洲だ築地だ環状2号線だBRTだバス駐車場だと、同じくらいちょっぱやで色々してもらいたいところはありますが。

 

でね、都議会ダイジェストの代表質問をみておりました。無電柱化をどうやって進めていくのかという質問に対して、都知事は『防災力、都市景観からも必要だよね。区市町村の連携、新しく作るのを禁止、技術開発的なやつでがんばっていきたいよね』って回答だったと思います。んで、結果的にその条例成立。大反対だ!という人は少ないと思います。一般的にも。

 

そもそも、電柱をなくす取り組みとはどういうもんだろうかと再度自分の頭を整理してみようと思います。間違ってたり勘違いしてたらごめんね。

 

さて、東京都がどうのこうのより、国がどう考えているんだろうかと調べようと国土交通省の該当ページをみてみました。そこにババーンと出ているのがコチラ↓。

 

…もうなんかねえ、悪ですよ。電柱は悪魔だ!くらいな刷り込みをしているような勢い。

 

まあ確かに電柱があると電線があって、ハトが止まったりカラスが止まったりもしますし。そういえば昔に学校に通ってたころ、毎朝とある通り両側の電線にカラスがびっちり止まってるところがあってね、通るたびに上空からカラスに襲われるんじゃないかと思いながら早足でバス停まで行ってた記憶が蘇ってきました。

 

で、更にその国土交通省のページを読んでいくと、電柱をなくす方法は大きくわけで2つあるとわかります。今の時点でね。2つ、というより2つの片方が更に2つ。…めんどくさいから3つとしますわ、ここでは

 

1. 電線類を地下に埋める

これが世間一般でいうところの『電線地中化』というやつですね。埋める。わかりやすい。埋める。埋蔵。

 

というかみんな思ってるに違いない『電柱と電線をなくす』というのはコレ。こうだよね?みんな想像している電柱と電線の無い道路っていうのはこうだよね?実はコレだけじゃないようで。

 

2. 軒下配線

軒下配線とは『無電柱化したい通りの脇道に電柱を配置し、そこから引き込む電線を沿道家屋の軒下または軒先に配置する手法です』ということで、『なんだよ!なんだかんだ電柱必要なんじゃないかよ!』と感じてしまいますが、今の時点ではこれも無電柱化の方法のひとつらしい。

 

こういうのが軒下配線っていうの?よくわかんない。

 

3. 裏配線方式

えーと、裏配線方式とは『無電柱化したい主要な通りの裏通り等に電線類を配置し、主要な通りの沿道の需要家への引込みを裏通りから行い、主要な通りを無電柱化する手法です』ということで、『オモテ通りだけかよ!』と多分裏通りのお宅から不満は残るような感じ?今の時点ではこれも無電柱化の方法のひとつらしいです。

 

そんな3つの方法を提示しているのが今現在の国土交通省の無電柱化。ま、もちろんこれからの技術革新とか色んなことが期待されているわけですけどね。

 

さて、東京都の新規条例とやらをみてみたいとこだったんですが、よくある『欲しい情報が探しきれない』といういつものやつで、先月末に報道発表された資料の概要しかみつかりませんでした。ごめん。リサーチそんなに上手じゃなくて。

 

さて、東京都が目指す無電柱化の推進は↑の3つの方法のどこを全面的に推していくのかしら?

 

そんな感じでまずは情報の整理。次は暮らしている都民であって区民の目線で少し整理していきます。相変わらず長いから。でんちゅうでござる!つづく!

 

あっそういえば昨日から港区議会でも定例会が始まってます。16日まで。