議員が貢献できそうな区役所職員さんの働き方改革ってなんだろう

働き方改革、というワードが席巻している今日この頃です。この世の中にはいろんな業種があり、いろんな役割があり、いろんな働き方があるわけで、そうすると当然『働きたいでござる!』もあるし、『働きたくないでござる!』も同じくらいあるんではないかと思っちゃったり思っちゃわなかったり。その中でも『無駄に無駄な事をするような働き方はやめた方がいいでござる』とか、『ひょっとして皆さん案外これが無駄って気付いてるようで気付いてないでござるか?』というようやことも多分あると思うし。

 

働き方改革。この1年くらいの間でよく耳にする言葉です。もちろん議会の質問とかでも増えてきて、2月3月にやってた予算とかでも働き方に関する質問も多かったと。その中でも多いのが『学校の先生』に対することで、『区役所職員さん』に対することもあるけど絶対数が少なかったような。

 

行政が直接的に働き方改革をというのであれば、効率的に確実にトップダウンで実施できるのって公務員に対してなわけです。学校の先生、または区役所職員。その中でたくさんの議員が学校の先生に向けたお仕事軽減策を訴えておりました。それはわかる。わかるのよ。大切だと思うわ。でもね、区役所職員さんの働き方改革ってのも大切だと思うわけ

 

なんといってもお仕事の絶対量が減らない

限られた人数で行政サービスをしなきゃいけない大切な機関ですもの、しかも人数削減とかなんか求められてる風潮で増えてる人口の対応までしなきゃいけないこの世の中。そりゃ職員さんたちも疲弊しちゃう。あっこの論理だともちろんどんな職業もめっちゃ当てはまるんですけども。

 

個人的には区役所の職員さんはもちっと増やしてもらってもいいんじゃないかとは思います。もちろん業務内容によりますけども。人が足りないよ!と言う職員さんも少なくはありませんし。中の人が足りないと言うなら足りないんだろうなと、そこは信じたいと思います。

 

機械でできるものは機械に任せましょう、そんな世の中にもなってきて最近よく言われてるのがAI。港区でも色んな議員さんが『導入できるものはした方がいいんじゃないのー』と提案してきたこともありますし、またそれがキッカケとは思えないけど役所は役所で色々昔から試行錯誤してきただろうし、そういう区役所が『やろうと思います!』という計画に賛成・応援するのも議員が貢献できることだとは思います。

 

あ、どこの議会も同じことだとは思いますし最近のニュースで言えば都議会なんか顕著ですけど、予算案に賛成か反対かは基本一括なんですよね。個々の案件でどうにかなればいいのになと感じることも多々ありまして、それはまた近いうちに思うところを。

 

そういうところとは別の視点で、議員が貢献できる区役所職員さんの働き方改革もあるんじゃないのと。今回はこっちについて考えてみます。個人的な考えですけれども。

 

拘束

なんか文字にするとえらい物騒なカンジになりますが、議員は職員さんをどうしても拘束してしまうことが多々あります。あ、いや、物騒な意味ではなくて。正しくは時間の拘束です。高速で拘束であればアレかもしれませんが、とにかく、議員が職員さんを時間的に拘束してしまうことが大きく分けて3パターンあります。それは雑談相談、そして議会質問(自分調べ)。

 

1. 雑談

わたし、真面目なことお話するのも嫌いじゃないんですけど、雑談も嫌いじゃないんですよね。むしろ好き。第一に、違う世界にいるお役所の方々(公務員という個人的異業種)について未だに興味津々。事あるごとに色んなことお話したいわけなんですが、あちらにしてみれば『忙しいのに邪魔すんな』と思われてることも少なからずあるでしょうし。貴重なお時間をくだらない話で潰してごめんなさい。でも雑談からいいアイディアって出てくるんですよね、どうしましょう。

 

2. 相談

これはいろんなパターンありますね。お役所から該当する議員に報告という場合ありますし、また議員が街場の人から受けた相談事とかお願い事を職員さんに伝える場合もありますし。後者の場合、連絡するとしたら課長さんですかね。電話で済むこともあれば、ちょっとお忙しいとこ申し訳ないですけどって議会棟の控え室(議員の詰所的なとこ)に来ていただくこともあります。

 

その控え室の中であーだこーだお話することもあれば、秘密のお話だったり恥ずかしくて他の議員に聞かせられないお話だったりも人によってはあるでしょうし、応接室的なとこでゴニョゴニョする場合もありますし。

 

ポジティブな話もあればネガティブな話もあれば、怒鳴り散らす類の人だっているわけですし。あれは流石に職員さん気の毒に思う。関係ないこっちも嫌な気分になるもの…って自分もやらかしてないかどうか不安になってきた。うん大丈夫、イヤミは言うけど怒鳴ることはない。多分。

 

3. 議会質問

で、最大の問題はコレだと思います。時間拘束の件で。結論としては『いろんなもののスケジュールをちょこっとずつ前倒しすりゃいいんじゃね?』と感じているわけで。

 

と、長くなりそうなので次回に続く。