まるでなんだろう、某グループとかラノベチックなタイトルっぽいけども、4年前くらい前まで普通にのほほんと暮らしてた自分は、あの時区道も都道も区別がついてなかったなあと。もちろん国道も。
だって『道』ですもん。道は道ですもん。しいて言えば、『広い道』と『狭い道』くらいしか区別がつかなかったわけで。仕方ないです。国産車も外車も所詮『クルマ』ですしね。
まあそれはさておいて。
はぐれインターロッキング が あらわれた!
『これ、どーにかならんの?』とご連絡いただいたのがちょっと前。インターロッキングブロックという、ほらアレですよ、レンガだかタイルだか的な歩道でよく使われとるアレ。時折ぽこっと外れてたりずれてたりしてつまづいて危ないやつ。
まあ、よくあるやつです。もちろん誰かから教えてもらったらお直し依頼をするんですが、小倉りえこは4年で学びましたよ。気がついちゃったんですよね、『しまった、ここは都道だ』と。
更に気がついちゃったんですよ、『はっ、都道のお直しは港区じゃなくて東京都だ』と。
そう、人間は学ぶイキモノ。行動生物学的には学ばないことも多々ありますが、知識というものは忘れない限り蓄積されるもんです(ただししばしば忘却の彼方)。
区道と都道の区別の仕方
ま、大体の場合は『狭めの道=区道』『広めの道=都道』で間違いないです。
↑細かくて申し訳ないんですが、道路に関することはここに連絡してねって港区のHPに書いてあります。
↑ずずっとスクロールすると、都道の場合や国道の場合もね。連絡先とか出てるわけ。
ぶっちゃけた話、どこが区道でどこが何地区だか知らない人の方が多いわけですよ。しかも『あっここの道路がぼこってなっててつまづきやすいわ』なんて、ご丁寧に親切に連絡してくれる方がどれだけいるのか、わざわざグーグル先生に『港区 道路 直す 窓口』とか聞いてサイトを開いて電話番号見てかけてくれる人がこのご時世どのくらいいるのか。
たまたま議員を知っているとか、役所に連絡し慣れてるとか、そういう人でない限りこういうのってスルーされがち。さあどうすれば。
これって何かに似てる
何がどこでどこが管轄だか、めんどくさい人にとってはどーでもいい類の話であります。前にも似たようなことがありました。
ゴミでした、ゴミ(『ゴミ出しが難しい。』2018.5.7)。
ゴミも道路も何かあればお役所がすぐになんとかしてくれる(なんとかできないかも)ものですが、その連絡先窓口がとっても縦割りというか管轄割り過ぎてねえ。ゴミも道路も一緒の問題を抱えたりしてるように思います。
やっぱりこういうのって一本化してもらいたいんですよね。
で、都道の話に戻ります
で、『麻布通りは都道だ!』と気付いちゃったので、連絡するべきは都道なんですよね。でもね、なんかめんどくさくなっちゃったんですよね。そうだ、自分ついこないだまで区道も都道も区別がつかなかったわけだし、普通に暮らす善良な人と同じ感覚を今一度持ってもいいんではと。
だから連絡し慣れた支所に電話してみました、都道のはぐれインターロッキングをもぐら叩きしてもらうように東京都の担当のところにお願いしていただけませんかね、と。
『りょ。』
と、そんな軽いアレではないですけれども、麻布支所まちづくり課は快く引き受けてくれまして、すぐに連絡してくれたんですね。そしたらアレですよ奥さん、すぐに直してくれたの、ほんとすぐに。
さて、どっちだ
今回改めて思うのは、『私は東京都のなんとか事務所に直接連絡をすべきだったのか』というところでありまして、『区議会議員だから本来東京都に直で連絡してねっていうところがちょろっとサービスされたのか』というところでありまして。心の中と頭の中で引っかかっております。
もし前者だったらごめんなさいですし、後者だったとしても申し訳ありませんですし。
どなたか心優しい人が道の不具合に気がついて、良かれと思って連絡されるまでこういう問題ってスルーされがちなのかなあって。確かに自分も昔は『誰かがそのうちなんとかするんだろう』くらいにしか思ってなかったのは事実で、むしろ今、何年か経って自分が『その誰か』になっているのかもしれないと思うと複雑な気分。
ま、実際なんとかしてくれているのは区の職員さんであったり都の職員さんであったりするわけですけれどもね。いつも本当にありがとうございます。ほんとですよ、ホント。感謝しております。