予算委員会も中盤の産業経済費。産経費、要はそのまま商業とか産業とか観光とか、そういう類の予算の項目。ライフワークの商店街支援はここです、ここ。
商業集積、それは商業の集まり
商店街の子ですもの、懲りずに毎回商店街支援について質問をしていきます。商店街のみなさん(全員が全員でもないかもしれないけれども)の色んな意見を聞いて集約して、んで考えて(←ここ一番重要)、港区さんに訴えていくと。
これライフワーク(ただし4年ごとの期限付き)。
さて、商店街って何が課題かというと、もちろん世間一般でいうところの『どうにか活性化しなきゃ』的なことはよく言われますしわかります。私が思うそもそもの商店街振興って、活性化もへったくれも商店街があることが一番大事でありまして、商店街を形成するための最低限の最小単位が『店』なわけです。
でもね、土地を持ってる方がそこに何を作ろうが、借す方がどんな店を出そうが、自由なわけですよね。なので店を作ろうが駐車場を作ろうが自由にできるわけです。土地の所有者がお店の経営者、というスタイルが少なくなってきてるのも確かで、商店街の加盟も任意なんですもの。お店が連続して集まっているという形を保つのは、もう商店街組織だけじゃどうにもできない時もあるの。
ほら、長年地道に頑張ってきてた商店街の名前のブランドに乗っかって出店するじゃないですか。それは別にいいんですよ、お店が増えるに越したことない。でも組合には加盟しないし町会にも入ってくれない、その商店街が選ばれたのは『将来的にデパートに出店しやすくするためのエリア利用』的なことも聞きますよ。
キビシーんだぜ。という本音も言いたい。
さて、質問
Q: 産業振興課が地域資源を活かした施設整備をしたいという商店街にどういう支援をされてるの?
A: えー、商店街変身戦略プログラム事業というのがありまして(略)、最近では三田商店街が東京都タワーをバックに望むことできる商店街という景観整備(略)、来年度は新たに六本木商店街が照明機能と小型サイネージの情報発信機能を備えた街路灯とか、そういう施設整備をしていきます。
(´-`).。oO(…えーと、本当に心からのお願いなんですが、商店街というところは広い面で『生活利便エリア』と認識していただいて、産業振興課だけではできないことがたくさんあるので組織横断的に色々よろしくお願いしたいんです…)
生鮮三品:にく、さかな、やさい
港区はですね、みなさんご存知のとおり家賃が高い。そらもう最近はどんどん知らない間に周囲が勝手に資産価値とかあげてっちゃうもんですから、お店屋さんだってひーひーしますよ。こういう状況だからこそ、新しく開業する人にとってもペイできる事業じゃないと借りるにはキビシーし、まして我々の食卓を支えてくれる生鮮三品を買えるお店、必要じゃないですか。
Q: 今年度から始まった生鮮三品新規出店に賃料補助ありますね?来年度も継続されますね?どんな感じでいきます?
A: えーと、生鮮産品のお店、今年度2回募集したんですけど申請ゼロ件でした面目無い…。でも今後も検討したいと前向きな意見をいただいてるところあるんです。でも資金だけじゃなく創業とか経営への課題とか不安とか、そういうところの解消も頑張っていきます応援してください!
(´-`).。oO(がんばれーいつもキツイ質問でごめんなさいー)
よ! ◯代目!
お店、継ぐのも継いでもらうのも継がせるのも大変です。次世代に継承ということが世間一般的に『事業承継』というやつですけれども、新しい形で何かやってくとか、廃業するより譲渡とか売却することだってある意味承継なんでしょうね。
Q: 小規模事業承継支援、どーやっていきます?
A: いろんな!いろんなことやっております!今後も商店街や区内中小企業などの意見を的確に捉え、様々な支援を通じて、事業承継支援への取組を進めてまいります!
(´-`).。oO(用途地域とかの関係で、建物建て直したら継ぎたくとも継げないような業種があるっていうし、ほんと組織横断的にいろんな!いろんな事おねがいします!)
以上、産経費。