H31年度 港区議会 予算特別委員会 土木費 その1

さて、予算特別委員会のご報告も終盤で、残すは土木費と教育費のみ。土木費の質問は今回3点、駐輪場エレベーター助成まちづくり条例。とある課の職員さんいわく、今回もネッチネッチネッチネッチしてたらしい。本領発揮。

 

駐輪場が何台必要とかってどうやって考えてるの?

4年近く前にも一度したことある質問。自転車の駐輪場を何台置くか、どうやって決めてるんですかと。自分として一番近くにあって、わかりやすいのが麻布通りの暫定自転車駐輪場と、今絶賛工事中の一の橋公園に作る予定の駐輪場の関係なんです。

 

一の橋公園ってね、東京都の入札不調が続いて公園整備が遅れているんですよね。当初の計画から4〜5年は遅れてる。だって4年前の予定なら、自転車駐輪場が完成するのは平成29年度かしらって言われてたんだもの。

 

で、昔々に質問をした際、平成27年8月時点での数字を答弁されてね、4年近く経っても特に数字に代わりはないんです。今、麻布十番近辺で、麻布通りに置かれているいわゆる暫定駐輪場は334台。334台です。

 

で、4年近く前、まだ平成29年度くらいに一の橋公園ができて駐輪場もできるであろうという予測があったころ、↑こんなような数字があるというところからお話は始まりました。

 

んで、そこから導き出された必要台数が↓こちら。

 

ちょっと何言ってるかわかんないんですけど。今ある自転車利用がすっげぇ勢いで消滅しちゃってますし。で、これ過去のお話です。くどいようですけれども4年くらい前。

 

更なる新たな考え方、どん

で、『港区議会 建設常任委員会報告(2019.1.23)』でもご報告したんですけれども、1月の委員会で計算しなおしましたという報告があったんですね。

 

これ、この前提というか事実ベースは変わらず。駐輪場334台という数字は4年近く前と変わらず。新しく作られているわけではないということですよね。

 

で、やはり新たに考えていくには、現状どんな感じで使われているのかという事実が必要でして、新しい数字がでてきましたよ新しい数字が。

 

定期キャンセル待ちが120人いるということ。実際は隠れたキャンセル待ちがもっと多くいるんだろうな。『えーキャンセル待ちなのー、じゃあ申し込まない!』的な。要は、今までもこれまでもこれぽっちも駐輪場の設置台数は増えていないんだけども、自転車を持ち、なお駐輪場を定期利用したい人は4年前より増えているってことですよね。

 

あれ、自転車シェアリングも考慮して〜的な概念、どこいった?

 

で、新たに駐輪場が何台必要か考えましょうという時、なぜか定期キャンセル待ちの120人の半分だけをあと4年後くらいに完成予定の必要台数に載っけましょう、という謎方程式が出現したようです。

 

で、機械式を1台から2台に増やし、駐輪台数をあと60台増やせるから万々歳です!という珍回答が導き出されます。ちなみに、今麻布通りにずらーっと置いてある駐輪場は撤去されます。ただでさえ今東京都に借りているということで、一の橋の駐輪場が完成したら占有部分を東京都に返さなきゃいけないんですって。

 

説明が長くなりましたけども、前提がこれ。

 

で、質問に戻ります。

Q: 麻布十番に限ったことではありませんがね、これからも区内で新しいまちづくりが進む時、必ず駐輪場のことが出てくるわけですよ。設置台数の考え方を改めて伺いますね?

 

A: えー、自転車駐車場の設置台数の考え方につきましては、現状の放置自転車台数を基に、過去の自転車駐車場整備時における放置自転車台数と、駐車場契約台数の比率地域特性などを考慮し、決定しております。また、地区内に既に暫定自転車駐車場がある場合につきましては、既存の駐車台数を基に、キャンセル待ちや放置自転車台数に加え、地域特性などを考慮した上で、必要な設置台数を決定しております。

 

要は、こんな感じですと。いや、もう、ちょっと、なんというか。ねえ?

 

(´-`).。oO(えーとですね、ちょっとまた麻布通りの暫定駐車場に話戻っちゃいますけれどすいません…)

(´-`).。oO(今から東京都に借りてる場所戻したあとのことを考えていただきたくですね…暫定駐輪場撤去したらまたそこ放置自転車置き場と化しますよね…)

(´-`).。oO(東京都ともこれからも必要なんですとか、継続して使わせてくださいとか、今から話し合ってもらえないしょうかね…)

(´-`).。oO(機械式2基を定期にして麻布通りは一時利用にするとか、台数算定の根拠と同じくらい考えてもらいたことたくさんあります…よろしく…)

 

長くなってしまったので、残りの質問2つは次回に。