桜も満開の3月末、麻布十番周辺の方々が楽しみにしていたイベントがありました。古川橋の交差点から三の橋、二の橋、一の橋を通ってまっすぐそのまま飯倉片町の交差点を過ぎて谷間ジャンクションの下まで、今まで名前のなかった通りが「麻布通り」と愛称が付きました。地域、町会、商店街、区議会、都議会が一体となって愛称をつけるための協議を開始したのが昨年7月、そこから8ヶ月で案内板設置という異例のスピードだそうです。桜満開のこの季節、いいお天気に恵まれての除幕式がありました。発起人の方々へかけさせていただきたい言葉はもちろん「おめでとうございます!」です。
麻布通り。ありそうでなかった通りです。確かに今までは「一の橋の通りを…」とか「大きな通りを…」とか「十番商店街方面の道を…」で済ましていたような気もします。通りの愛称もなかったことすら気付いていなかった方々がたくさんいらっしゃいました。私も当然そのひとりです。しかし、「麻布通りとつけよう」という動きが出始めから今まで色々な問題があったことを耳にするようになりました。タクシーの運転手さんへの説明で桜田通りだの明治通りだのと言うお客さんも多かったようで、道に関するトラブルが多かったと。
これからは何かあるごとに「麻布通り」。タクシーに乗る機会があればどんどん使用して知名度を上げることから始めないとです。身近な通りに愛称が付くこの嬉しさ、地元民ならではの嬉しさは文章に表す以上のものです。麻布十番では駅4番出口に看板ができましたので、みなさんお立ち寄りの際には是非ご覧くださいね。
ところで先日、5年弱お世話になった某製薬会社の職場の方々に壮行会を開いていただきました。厳密に言えば、4月の末近くまでは現役の会社員です。企業の枠を超えて進めなければならないプロジェクト研究開発のため何度目かの転職したのが2010年。抗がん剤、線維筋痛症、リウマチの研究開発で国内外を飛び回ってきた15年間でした。患者さんへいい薬を開発する!というところから今度は地元港区のために素晴らしい医療・福祉環境を整える!と、この私の経験をフル活用する機会に挑戦いたします。
花瓶がないからという理由でお花を辞退する事も多々ありましたが、本当の理由は猫ちゃんです…。