まだ1回目も2回目も打てるとこあります。知名度が上がってきた港区の『誰でも接種』、年明けからジワジワと予約が増えているようです。今から1回目、12歳なりたてホヤホヤ含め、感染拡大してるからやっぱ打とうかなって方います。ようこそ、おいでませ港区。
なんで『誰でも接種』がジワジワ来てるのかといいますと、2つの理由が考えられます。
1. 感染拡大傾向
言わずもがな、オミクロン株の拡大です。相変わらず午後4時45分にメディアが一斉にニュース速報を打ち、まぁみなさんがどう考えてるかはアレとして、『やっぱり打とうかな』が増えてるということですよね。なんにせよダメなことはひとつもないです。ヨキカナヨキカナ。
「港区対応」「他自治体移管」と2種類ありますけれども、港区民が港区内の医療機関等で検査なりして陽性となったら「港区対応」、港区民じゃない人が港区に来て港区内の医療機関等で検査なりして陽性となったら「その方の住民票のある自治体へ情報提供してその後そっちが対応」という感じと思ってください。
2類だ5類だ云々のルールの前に、住民登録ってこういうところでも色々区別をしなきゃならんもんでして。もちろん港区民がよその区の医療機関等で陽性となったら、その自治体で「移管分」として扱われて、後日数字が港区の港区民分に乗っかるような感じでしょうかね。たぶん。これは以前より変わらず。
2. 打てるところ探しきれないから港区に流れてくる
問題はこっち。港区は3回目と並行で、1回目2回目も医療機関に丸投げすることなく接種会場を設けてます。ありがたいよね。でも他の自治体はそうじゃなくって、だから難儀してる方が検索してたどり着くパターン多し。◯◯区とか、××区とか、どこどこ市とか多いよ。もちろん港区民も。
そんな誰でも接種のご予約はこちらからお願いしますね。1回目打ちたい方の最終は1/25(火)、1/28(金)です。お忘れなきよう…。
なお、港区のワクチンページがほんの少し、ほんの少しだけ見やすくなったのでお知らせだけはしておきますね。ほんの少しね。見やすいのはええことです。
港区はとっても頑張ってる
色んなこと頑張ってますけども、接種率上げるためにとても頑張ってると思う。接種率を85%と高い目標を定め、正直『あの手この手で頑張ってんのよくわかるからさあ……別に85パー届かなくともいいよ』と思うこともある。というか思ってる。
今、港区民の接種率がどんだけあるかと、これって正しい数字を出すのってすごい難しいんですよね。だって、人間は生活の地を変えるもの。引っ越したり、引っ越してきたり、人の流れは流動的。毎日、自治体の住民数というのは変わるわけです。
分母(住民登録数)も毎日違えば、分子(接種人数)も毎日違います。お引越ししてきた方が住民登録をする際に、ワクチン接種の有無的なものありませんよね。なので転入転出の数とか反映できず、よくわかんなかったところがあったりしました。
それが昨年末にそう言うシステム(国レベルの)がようやく改修されたとか、反映した数字がみれるようになったようで。港区、だいぶ数字が高くなってきました。おめでとう。みなさんの頑張りが数字となって現れてます。おめでとう。国の平均より上。
◯◯区はもっとxxだわよ、とかあるじゃないですか
テレビとか、「◯◯区はもうとっくのとうに接種券送ったらしい」とか「◯◯区はもう接種開始したって」みたいな、基礎自治体というものはとにかく隣近所と比較をされがちです。されまくります。んで文句を言われます、かなりの高確率で。
でも、でもですよ、自信を持っていいますよ。港区ぜんぜん遅くない。むしろとっても早い方。よくテレビで持ち上げられる区より1週間も早く集団接種開始ですよ。港区もっと取り上げてほしいですよ、くらいの前倒しで準備してましたんね。しかも1回目2回目接種も並行で、しかも「誰でも接種」なんてありがた事業もやりながらの業務遂行。褒められる以外のなにもんでもない。
あ、そんで接種率なんですけれどもね。よく◯◯区は何%でもっと高くてどうのとか簡単な数字の羅列をされて、23区とかで比較される時よくあります。気にならないっちゃー嘘になりますけど、気になりまくるというわけでもない。
といいますのも、元々ワクチン接種率って高齢者が一番高いじゃないですか。90%超えてるところもよくありますよね、港区もそうだけど。んで、高齢者人数がとても多い自治体と、若者人数がそこそこ多い自治体と、そりゃ同じにはならないだろうし。そういう意味では港区はものすごく健闘してる区だと思ってます。思ってないな、健闘してます。言い切る。それだけ言いたかった。
接種券、前倒しで送ろうよ
1・2回目接種の時も、自分はこれを言い張りました。自衛隊のやつだの職域接種だの都道府県のやつだの、接種券さえあれば打ちたい人が打てる選択肢は広がるんだと。各自治体まかせとはいえ、国の方針ひとつでてんやわんやした過去でありましたし。これからだって正直「どうせ接種時期は前倒しになるから」という我々のココロはひとつ、予想通りに毎日コロコロ変わる国の方針で前倒しになっていくわけです。港区、準備万端。もとより2回目接種後6ヶ月で住民に送付計画です。GJ。
前回のを踏襲して接種券は前倒し送付っていうの、自分の中では普通のことだと思ってたんですけれども、小耳に挟んだ情報ではそれって全部が全部じゃないと。むしろ、「前倒しは混乱するから絶対やらない2回目接種から8ヶ月後送付を崩さない」的な首長のいる自治体もあると。ほえ〜、自分、井の中のカエル的な無知で申し訳ない。
ワクチンの絶対数が足りないからというのが理由のひとつであるようなんですが、だからこそまたオープンするであろう大規模接種会場とか職域接種会場に分散させる必要があるんでは?と思ってるんだけど、この考えが通用しない自治体があるのかと少し驚いてるところです。
よその自治体でも接種券は前倒しで送ってほしいなあと思う理由がひとつあります。「子供関連施設で働く大人への接種機会を早めに提供してもらいたい」というやつです。ほら、子供はワクチンまだ打てないから。接種機会を提供するには、未だ接種券が必要というのであればそのチケットが必要じゃないですか。
↑昨年7月はじめのことでありますが、毎日のように保育園や学校、施設で陽性者が連発してた港区で職域接種を始めたことは記憶に新しく。公立私立問わず、子供を守るぞオラオラオラと若い先生からベテランの先生までたくさんの方にご利用いただいた職域接種、関係者からとても喜ばれました。
で、もちろん3回目だって機会があれば考えるわけじゃないですか。港区にお住まいの該当者であれば、港区は2回目から6ヶ月で送るので、たとえ今後の状況で「(港区は)3回目職域接種やります」「(国の方針で)職域接種の開始を前倒しします」とかなったとしましょう、港区は準備万端で用意してるのでいつでもGOできるようにやると思います(是非ともやっていただきます)。
ただ職域接種ですのでね、港区在勤という先生も多いわけですよ。で、多くの先生が区外在住だったとして、そのそれぞれの自治体が「接種券前倒し送付は例外なく行わぬ」だったら、ガッカリしちゃうわけですよ。
なので、小児科医でもある自見はなこ参議院議員にお願いした。国から働きかけてもらえないかと。そしたらタイミングが色々ちょうどだったんでしょうね、近日中に自治体に前倒し送付してもらうような通達を出すべく動いてると。それはそれでよかったことであります。あとは解釈次第ではありますけれども、実現に向けて頑張っていただきたいもんであります……国の働きかけというよりは、各自治体に。