注意:購入後の申請は助成対象外

と、要注意事項からお知らせいたしますね。今月から始まりました、港区の補聴器助成。もう1月末の発表時から業界がザワついたやつ。頑張った甲斐がありました、うふふ。制度の概要と、申請から助成までの流れを説明しますね。

補聴器助成に関する港区HPはコチラ

 

高齢者補聴器購入費助成パンフ、できてます。

パンフのPDFはコチラです。もう、読んでいただいたらそれでいいんですけれどもね。

 

「なんだか面倒だわ…」とか、「そんなの領収書持っていったらチャッチャとやってくれたらいいのに…」と感じる方もいらっしゃるのではと思います。まぁまぁまぁ、グッとそこは。ねぇ?

 

「テキトーに買えばいいや」とか「なんかテキトーにオススメされたやつ買っちゃった」とかの消費者側のトラブルを避けるためにも、また「高いの売ればいいんだろ」というような業者さん(そういうことを無いのを祈るけど)もトラブルも避けるためにも、みんなちゃんとしようねという願いを込めた制度でありますので、そこご理解ください。

 

 

1. 最初に必ず「申請書」を入手してください。

高齢者支援課でもいいんですが、相談窓口として各総合支所、または高齢者相談センターでもお近くの方に連絡してください。そこで「あの、補聴器の助成の申請のやつを…」とおっしゃっていただければ、はいはーいと書類が入手できます。

入手できる書類:①申請書②医療機関一覧と販売店一覧③申請書送付封筒

 

制度自体のご質問等もそちらでどうぞ。事前にわかることでしたらそこで一気に解決してしまいましょう。

 

 

2. 次に、補聴器相談医を受診してください。

「補聴器相談医」は、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が認定したお医者さんです。「補聴器相談医」というお耳のプロフェッショナルにしっかりと診断してもらうことが、助成を受ける条件のひとつであります。

もらってきた申請書を忘れずに持って受診しましょう。

 

区内で15の個人クリニック的な医療機関、その他に5の大きい病院。中には要予約というところもあります。お近くのところでも良いですし、いつもかかっているところでも良いですし、「この機会に近所でかかりつけの耳鼻科を持とう」と決意を新たにするのも良いと思います。

 

受診して、聴力検査をもちろんするわけですけれども、その結果先生が「うん、補聴器あった方がいいね」ということになったら、持参した申請書に先生に書いてもらうところがありますので、そこに記入してもらうことになります。必要な方にはね。

 

 

3. 次は、ようやく販売店に行って相談を。

「認定補聴器技能者」とは、(公財)テクノエイド協会が認定し、補聴器に関する正しい知識と技能を持った「補聴器のエキスパート」です。「認定補聴器技能者」という補聴器のプロフェッショナルにしっかりと確認してもらうことも、助成を受ける条件のひとつであります。

 

お店を訪ねて、「あの、港区の補聴器の助成のやつで…」とお話していただくと非常にスムーズかと思われます。準備万端でお待ちしております(多分)。

 

「わ、少なっ!」とか「え、こんだけ?」と感じる方もいらっしゃるのではと思います。まぁまぁまぁ、グッとそこは。ねぇ?これから港区は頑張って認定補聴器技能者も増やしていきたいと思ってますので、温かく見守ってください。認定技能者さんのいない店舗に「ぜひそういう方を」とPRオススメしていきますので、広い心で見守ってください。なんならご協力をよろしくです。

 

まだ、まだ買わないでくださいね。この時点ではまだ買わないでくださいね。購入は前提で構わないんですが、無料で1〜2週間お試ししてみたりできる店舗もあるようですから、初めての補聴器でしたら「へーこんな感じなのかー」とお試し相談もしてみてくださいね。あっ、販売店舗で見積書が必要になります

 

 

4. そして、やっとこ港区に申請。

補聴器、お試しでも使ってみたし、これなら使いやすそうだしよく聞こえるし」など、よしっとなりましたら港区に申請します。申請の順序、間違っちゃダメです。

 

① 申請書
最初に入手をした書類。補聴器相談医を受診した時に持って行った書類。補聴器相談医に「医師による確認書」のところに証明もらってるもの

② 見積書
認定補聴器技能者のいる店舗で「色々お試しして、これにすることに決めた!」と作ってもらった見積書(コピー可)

 

この2点を高齢者支援課に郵送してください。一番最初にね、支所か高齢者相談センターの窓口でもらった書類の中に、「返信用封筒(申請書送付用)」がありますので。そこに2点入れてすばんと郵送です。

 

郵送申請後、大体1週間〜10日くらいでOKの場合は「決定通知書・助成金請求書(店舗用)」が届きます。これが届いたら、準備万端。お待たせいたしました。見積もり作ってもらった販売店にGO。

 

 

5. さ、いよいよ購入です。

① 助成金交付決定通知書
届いたやつね

② 助成金請求書
これも届いたやつね。販売店さんが必要なものですので忘れずに。

③ 自己負担金
「補聴器の料金 ー 助成金」の実際にお支払いする金額をご準備。助成制度のよくある「後で振り込みますぅ」ではなく、お高いものですからちゃんと申請OKがでてから「初回に大金ドーンではなく、差し引いたやさしい額で」です。原則、助成金は港区から販売店へ支払われます。

 

大切に使ってください、補聴器。

 

 

非課税世帯は137,000円、課税世帯は1/2の上限68,500円

対象の方とかはこんな感じ。

補聴器は両耳必要な方もいれば、片耳だけでという方もいらっしゃいますんでね。補聴器相談医の先生の診断でお願いします。

 

補聴器はピンキリです。高いものがいいものということではないですし、その逆もその限りではないです。ご自分のお耳にあったもの、それにピッタリな製品がありますので、お店の方としっかりと相談を。パンフにも書いてありますが、お値段が気になるところではありますが、予算をしっかり伝えてください。わからない場合はご家族に相談もしてみましょう。

 

 

簡単な動画も作ってみました。なんとなく。