議員バッジのお話(かなりどうでもいい類の)

むかーしむかし、結構前。当選した後ちょっとくらいの時程度の3年ちかく前。議員バッジについてちょこっと綴ったことがありました。『バッジかバッヂかわかんねえ』とか『ライブとライヴの違いみたいなもんか』とか、『ホンモノとレプリカあるよ』的なお話。その後、色んなことを観察してたらまたまたどうでもいい類の事を思い始めたので、記録に記しておこうと思います。前回と同じ、『バッジ』で表記統一。

 

議員バッジ。大きく分けると2つのカテゴリーに別れます。それが『いつもする人といつもしない人』。そしてその中で更に『ホンモノする人とレプリカする人』に別れ、しかもそこから『ヒモ切ってる人とヒモ切ってない人』に別れ、そこすら『あえてヒモ切る人と使い過ぎてヒモ切れちゃった人』に別れると。その他にも色々分岐あります。

 

ややこしい。あ、自分調べですからね、自分調べ。とりあえず周りをキョロキョロしての中間報告的な。3年をかけての、どうでもいい報告の類です。

 

いつもする人

これはもう、どこに行くにもバッジしてる人です。起きてから寝るまでスーツみたいな。それ以外着るものないくらいの勢いのザ・議員的な。いや、朝から晩までお仕事みっちりパターンもあるな。知らないけど。

 

『いつも』はしない人

つまり、『そういう時だけする人』なわけですが、ここには実は温度差がかなりあるように見えます。ちなみに私はこの『そういう時だけする人』の類。例えば、議員としてどこかにお呼ばれした時とか、議会とか委員会とか議員としてのお役目と時とか。でも議会の時は時々し忘れます。役所にいても事務作業のみという時はしてません。スーツ着てない時だってあるわけだもの。

 

でも、念のための『置きジャケット』と『置きバッジ』は役所の控え室にあります。置きネクタイ的な感じで。いや、むしろスーツから靴まで一式置いておくのもいいかもしれない。

 

要はアレですかね、『オンとオフでプライべートと分ける』もしくは『見栄えがするからお写真撮られる時みたいな機会には付ける』になるかと。両方もアリ。人それぞれ。

 

ほら、それっぽい。いや、それっぽいやつが欲しいからそれっぽい風にしてるわけじゃなくて、たまにはいいでしょそれっぽいやつがあっても。

 

あ、そういえば昔に言われたこと思い出しました。『議員バッジ付けるんだね』って言われたことありましてね、他の議員から。その時確かこう答えたと思います、『色んな事に責任がある立場になるし、中途半端にならないように自分に向けて戒め的な縛りでいいんじゃないかな、別に』と。今振り返るとちょっとイキってる感じが無くはないですけど、すんません。

 

そしたら、それに言われた返しが『区民目線でいるために偉そうに見えるから絶対付けないよバッジ』だったわけですけども、その後に一般の人がたくさんいる場所でもバッジしてるお姿拝見しちゃったところがオチです、多分。

 

とまあ、色んな温度差があるようです。ご飯食べに行った先では外す人もいますし、外してしまった故にバッジ行方不明になった人もいますし、そう考えると『無くさないために付けっ放し!』もいつも付けてる十分な理由になると思う。知らないけど。

 

ホンモノかレプリカか

私、基本レプリカを使っております。ホンモノはしまってあって。アレですよね、へその緒みたいな感じで一応しまってありますくらいな。ホンモノの箱、久々に出してきました。『平27-22』ってシール付き。平成27年の選挙で22位で当選しましたよ、っということ。

 

中をぱかーって開けると、宝石しまうやつみたいなやつに入ってるわけ。純金製って記憶があったんだけど、純金張ってシールがぺたりこ貼ってありました。

 

バッジの裏もちょっと違いますよ、ホンモノとレプリカ。あ、あとはヒモの色もちょい違いますし。あ、なんか自分が当時レプリカを買った時と今は作ってくれてるメーカー?が違うとも聞きまして、ヒモの色がまた違くなったとかも聞きました。見てないから知らないけど。

 

あ、でも時々ホンモノも使います。ご勇退された元議員からいただいたホンモノバッジ。

 

いろんなパターンをご紹介

さて、ここで『そういえばバッジのことでも書こうかな』とふと思った際、そばにいた方々にもご協力をいただきまして写真を撮らせていただいてます。『バッジのつけ方がねー、色々なパターンがあるから個人的にツボでねー、ブログのネタにするので写真撮らしてください』って。

 

そんなわけで何名かご紹介していきましょう(ただし、自民党に限る)。まずは池田こうじ議長。先日チラッとみた時、ヒモが長かったのかうずまきのようにぐるぐる巻いてました。写真撮っておけばよかった、うずまき。

 

 

お次は土屋じゅん運営委員長。

 

 

続いて、二島とよじ幹事長。

 

 

お次に鈴木たかやオリパラ委員長。あ、パラリンピック期間はパラ用のクマバッジに変更。受け継がれた年季の入ったホンモノバッジ、ヒモは気がついたら切れてなくなってたらしい。

 

 

で、黒崎ゆういち議員。港区議会のザ・ラグビー。1年間で体重36キロを落とした人。バランス良い食事制限すげえ。よっおとこまえ!(←サービス)

 

 

などなど、いろんな議員、いろんなバッジ、いろんなバリエーション。区議会議員バッジはえんじ色、都議会議員は紺色。衆議院議員も参議院議員でも違いがあるよ。ヒモある人、ヒモない人、様々。地方議員から国会議員まで。そういうのを眺めるのもちょっと面白い。

 

ちなみにお役所の中の人に対しては『ネームタグだかIDだかのケースとか、首からかけてるホルダーとか輪っかとか』も観察してます。ええ、常に。違いますヒマだからとかじゃないんです。ただの趣味です。

 

あ、小倉りえこはシンプルにバッジひとつです(理由:スーツの襟のところに無駄に穴あけるの嫌)。


 

今年もやります、報告会(1年ぶり3回目)

みなさんご機嫌いかがでしょうか。すっかり春らしい季節で色々ありますね。国内国外のニュースも色々ありまして、なんだかもうサッパリよくわかりません。そんな春めき始めて春一番もびゅんと過ぎ、港区議会も無事本日閉会いたしました。まもなく卒業式とか春休みとか入学式とかそういう中で、小倉りえこいつもの報告会を開催いたします。

 

年に1回を2回。いや、正しくは年に2回と言うべきなのか、いやいやでもでもやっぱり1回。まったく同じご報告をですね、平日の夜週末の昼と10日ほど間隔開けまして2パターンご用意してですね、ご都合良い時に是非ふらりとお立ち寄りくださいということでございます。椅子ありますし、給茶機ありますし、食後の休憩でお立ち寄りくださいくらいな感じ。ホントに。出入りだって自由です。途中退席とか全然OK。

 

というか、日曜のストレッチだけしにきてくれて全然OK。おうちでできる簡単ストレッチ(全年齢)を教えてくれるのが今年ももれなく講師・竹内亜矢子。ウィキペディアのページがあるくらいの、アーティストの振付師としてずっと活躍してきた方であったりもしますが、個人的には某お料理番組のお人形ダンスの振り付けもしている実績がなんだか味わい深いんです。

 

それはさておいて、『無理はしないで伸ばすのよ!』とモットーに今年もご自宅でできるストレッチを教えてくれる会付きの報告会もございます(ただし4/15のみ)。

 

小倉りえこ区政報告会は桜咲く季節

のはずが、毎年桜が咲くのが早まって、入学式じゃなくて卒業式が桜満開になっちゃいそうな地球温暖化。なんで春なの?ってよく聞かれます。だって丁度いい季節じゃないですか。5月から任期始まって3月とか4月って、だいたい1年が終わるサイクルだし。自分ではそう思ってたんですけど、よくよく話を聞いてみますとね、『他の議員は秋とか多いよ』と教えてくれました。へぇー。

 

ヨソはヨソ、ウチはウチ。お母ちゃんもそう言ってたで。

 

なんとなく色んな人に聞いてみると、秋は確かにまだ年末でもないし、年度末でもないし、色んな方がそんなに忙しくない時期なのかも。なるほど。でもヨソはヨソ、ウチはウチ。ウチはゲストも少なく春に無料で開催する、小倉りえこがしゃべくり倒す1時間のスペクタクルトークショー……ではなくて、時間きっかりに終了するプレゼンショーです。真面目なやつ。

 

何を報告する会なのかしら?

 

えっと、一応毎年報告会が終わったあとに『こんなことご報告いたしました』と、まとめレビューを作成してウェブサイトに資料抜粋して掲載しています。ええ、よく言われます、お前はそんなに事務作業ばかりして暇なのかと。ちゃいますねん、こういうの全部備忘録ですよ備忘録自分のためにもやってるんです。情報公開とかカッコいいことなんて言いませんよ。

 

2016年は初めて1年のサイクルを終えたばかりだったので、『議会の1年ってこんな感じ』とか『ぺーぺーの分際だけど議員に求められる能力ってこういうことかもしんない』とか人間観察してきたことをお伝えしたり、1年の中でこういうこと言ったらこういう風にちょびっと反映されたよとかお話したり。

 

2017年は『昨年からこういうことがこうなったよ』とか進捗をお話したり、『新しくこういう街の課題に興味を持ってるよ』とかこれからの計画をご報告したり。まぁアレですよね、自分のことだけっちゃあ自分のことだけかも。

 

あ、あとは政務活動費の使い道もちゃんと毎年報告してます。

 

何をご報告しようかしら

と、来月の報告会に向けて、もう少ししたら4月号と言えど3月末に発送しちゃう報告書12号とともにプレゼン資料の作成を始めるような季節であります。フォトショとかイラレとか持ってないし触ったことないし使えないんだけど、意外とパワーポイント万能なんですよね。今年は何をご報告しようかしら、今年は少し『議員あるある』とか『ここだけの話』でも混ぜてみても怒られないかしら。

 

多分、真面目に活動報告もいいけれど、みなさん本当に聞きたい知りたいのはこういうゴシップに毛が生えたようなお話かもしれないし、むしろ自分が本当に報告したいのがこういう類のことなのかもしれない。いや、別に悪口とかそういうのじゃなくて。


 

平成30年度予算特別委員会 教育費

予算特別委員会の最後の質問は教育費について。教育費ってアレなんですよね、なんとなくメガネしたくなるんですよね。ちなみに前にも1回メガネで教育費というのをしたことあります。なんとなくです、なんとなく。教育費の質問は主にいつもの3点、ここ2年くらい自分の中では必死の『日本語学級』『英語教育』『アカデミー制』。

 

教育費: 日本語学級について

Q: 国際化に向けて「受け入れの視点も大切なのよー」とこの2,3年言い続けて、その最たるものが区立学校の日本語学級ですよね。平成3年に笄小学校に初めての日本語学級ができて以降、拡大なし。しつこいくらいに言い続けて、初めてニーズ調査行ってもらったら需要ありとわかりましたよね、そんで今麻布小学校と六本木中学校に設置申請出してると。4月からとは言いますけど、実際の指導開始っていつになります?

 

A: 児童・生徒の事情もありますし、色々と計画立てなきゃなりませんし。なんだかんだで時間がかかりまして、5月上旬くらいからになろうかと。

 

(´-`).。oO(いやね、本当に日本語学級できるんでよかったよかったと。でもね、正直に言いますとね、1年くらい早く申請してもらいたかったんです。色々時間かかるじゃないですか、で、余裕もって準備してもらいたかったんですけど、できるだけありがたいと思わなきゃダメなのかしら。どうもありがとです。)

 

Q: 麻布地区に日本語学級が充実するじゃないですか。そんな麻布地区、外国人だけの世帯と、外国人の日本人のミックスの世帯と、合わせるとそんなご家庭は世帯人口の14%ですよ。日本語学級の有無にかかわらずですね、日本語が不十分な外国人とかの保護者、どうやって支援していけるんでしょう?

 

A: 通訳できる人に同席してもらうようお願いしたり、英語の先生が通訳したりしてますけれど、生活指導とか個人情報に関わるような感じだとなかなか難しいんですよ。区がやってるタブレット使った同時通訳とかありますけど、ちょっと突発的だと使いにくいんですよね。支援策、研究します。がんばります。

 

(´-`).。oO(英語と中国語の需要が増えてきてるって聞きますよ。特に面談とかたくさん必要になる六本木中学校への支援、本当にお願いしますね。)

(´-`).。oO(あ、日本語学級に通えない子は変わらず『日本語適応指導』を受けることになりますよね。これも変わらず根拠ない上限48時間ですよね。この時間の見直しもそうですし、日本語学級入る子の準備時間としても使えるように検討してくださいね。学校側から要望でてると思いますし。)

 

教育費: 英語教育における外部専門機関との連携について

Q: 英語の先生、外部人材(プロを含めて)をもっと活用してもらいたいんです。地域の大学とか外部専門機関とか、チームを組んで、港区全体の指導を底上げしたほうがいいと思うんですけど。

 

A: NT(ネイティブ・ティーチャー)の業務委託もしてまして、頑張っておりますよ。今後も区内の大学とか民間企業との連携を充実させるとか、国際科の授業で積極的に外部人材活用したり、全体の指導体制を強化していきますー

 

(´-`).。oO(人材不足って悲しい話ですよね…。外部機関との連携についてはぜひ学校側の意見も聞いてもらいたいと思ってます。よろしくどうぞー。)

 

Q: あ、学校の先生以外とのコミュニケーションを取るような授業も指導のひとつとして考えてもらいたいんです。教育を受けて、それを実践する場って必要だと思うの。

 

A: TOKYO GLOBAL GATEWAY(英語村的なやつ?)の活用とかも視野にいれてですね、英語を使う機会を増やすよう学校に働きかけていきますね。

 

(´-`).。oO(英語村的なやつでも別に何でもいいんですけど、色んな人と色んな機会に話すチャンスを与えられるなら与えてあげたいんです。観光ガイドやってみたりとか、そういう経験いいんですよ。通じた!ということが喜びになって自信に繋がるんですから。よろしくどうぞ。)

 

教育費: アカデミーを実施するメリットや意義について

Q: 地域の中で幼稚園から中学校までの『アカデミー』とかやってるじゃないですか。例えば六本木アカデミー、今ある国際学級2校のほかに日本語学級2校ができることになって、『キーワードはグローバル!』的な環境整ったわけですよね。これは意義がわかるんですよ。でも区立の中学って好きなところ行けるじゃないですか。近所だからという理由だったり、部活やりたいから遠くに行ったりとか、アカデミーの恩恵受けない子たちもいますよ。もっと明確に意義を出して欲しいんです。

 

A: えー、教育委員会としてはですね、各アカデミーが特性や実態を踏まえてですね、系統性のある教育を推進していくことがメリットと捉えておりましてね。

 

(´-`).。oO(確か六本木中ってアカデミー内進学率を35%にしたい的な目標があるとなんかの資料でみました。教育委員会が色々明確に打ち出してもらうことでですね、こういう目標の達成にも貢献できるかもしれないですし、わかりやすくよろしくお願いしますね。)

 

以上、メガネの教育費。


 

平成30年度予算特別委員会 土木費

予算特別委員会。続きましては土木費で、質問は『街路樹管理』『防犯カメラ』『まちづくり条例』の3本。知ってますよ、髪ぼさぼさしてますよ。くせっ毛でくるんくるんしてます。無類の不器用なので一人じゃどうにもなりません。

 

土木費: 街路樹の管理

Q: 港区さん、数年に一度、樹木医さんが全部の街路樹チェックしてくれるじゃないですか。そんで必要だったら切ったり植え替えたり。しばらくそのままの木を見ることが多かったんですけど、どんなスパンで管理してんの?

 

A: えーとですね、伐採は速やかにやるんですよ。ほら倒木の危険性あるしね。でもですね、伐採から植樹までは根っこが枯れるまで待たなきゃいけなくて。これが1年くらい。植え替えはね、落葉樹は10月〜11月・2月〜4月、常緑樹は3月〜4月・6月〜7月。木にもよるんです。

 

 

(´-`).。oO(へー。管轄の支所によって対応が違わないようにお願いしますね。まちのみなさん、結構見てるんすよ。んで、根付かなかったのかわからないけど細い若木も気になる木。)

 

土木費: 防犯カメラ

Q: 昨年『港区立公園等における防犯カメラ設置及び運用に関する要項』なるものができましたよね。区が公園に防犯カメラ置けるようになったわけですけど、何台くらい設置できてるんですか?

 

A: えっとー、檜町公園に14台港南緑水公園に1台です。今月末までに南桜公園などにも予定はしてます。平成30年度はないです、予定なしです。

 

Q: なんで予定されてないんですかね?

 

A: 区としてはですね、プライバシーとか色々云々あるじゃないですか。だから限定した公園とか児童遊園に設置したいんですよね。そのために設置基準とか運用とか考えて考えて考えて抜いてたのでそういうことで。

 

(´-`).。oO(…うん、それわからなくもない。)

 

Q: ならですね、設置の基準ってどういう感じでいきたいんですか?例えば麻布地区の場合でいいので、優先順位的なやつ教えてください。

 

A: えっとー、麻布でいいんですか?1. 麻布十番商店街とか町会が街全体で積極的に頑張っているところ、2. 地域から要望があるところ、3. 防犯上の課題のある公園、こういうところですかねえ。

 

(´-`).。oO(防犯カメラって画像見れる人って限られますもんね。そういうことも説明する機会が多くなると思いますが、丁寧によろしくお願いしますー)

 

Q: あ!そんな麻布十番の防犯カメラなんですけど、街路灯が古くてこれから防犯カメラ新しくつけようにも重量制限が…なんていう今までに無い問題がでてきました。今の時代って、色々最新の新しいのあるじゃないですか、一体型的なやつ。道路整備の際にはここら辺のご検討もぜひお願いしたいんですけども。

 

A: そうですね、商店街のみなさんのご意見伺いながら検討していきますね。

 

(´-`).。oO(わーい、ありがとうございますーよろしくどうぞー。早い時期に整備されたところ、街路灯とか電線地中化とか、すでに老朽化との戦いですよ…)

 

土木費: 港区まちづくり条例

Q: 区民発案のまちづくり条例、色々と難しいんです。理想と現実が離れてるんです。住民投票みたいなプロセスありますよね。区民の過半数の合意とか、土地所有者の2/3以上の同意とか。住民票ベースとかだと住民票あるけど住んでない人とか母数に入っちゃいますし、住民票ない人も住んでたりしますし。色々疲弊してっちゃうんですけど。区が主導して修正してくれると姿勢としてありがたいんですが。

 

A: えー、地域のまちづくり支援、実情に寄り添った丁寧な対応を行うとともに、適切な技術的支援とか助成制度とか、お伝えしていきますー。

 

(´-`).。oO(区の方でもぜひとも一緒になって考えていただきたく…)

 

以上。最後は教育費かな。


 

平成30年度予算特別委員会 衛生費

さて、予算特別委員会が続いております港区議会です。どうもこんにちは、小倉です小倉りえこ。どうもどうも。衛生費は『がん検診』と『保健師』と『民泊の届出』について質問してみたんですが、そのあたりのやりとりはこんな感じです。

 

衛生費: 特定施設に集中しがちながん検診予約の取り方について

Q: 港区はがん検診が充実しておりますけどね、病院によっては予約開始初日で数ヶ月先まで全部埋まっちゃいがちですよね。がん検診、たとえば40代の女性が1日で1度にすべてのがん検診(胃、肺、大腸、婦人科)受けたいとしますよ、そうすると区内205施設中13施設だけなんですよね。そりゃ集中しちゃいますよね。

 

A: えー、検診予約の曜日とか人数とか、各医療機関におまかせしてるんですよね。受診しやすい環境を整えているんですけど、色々がんばっていきますね。

 

(´-`).。oO(色々なご意見があるんですよね。色々とすみませんよろしくお願いします。)

 

衛生費: 保健師について

Q: 保健師さんってすごい大切だと思うんですよ。今後、精神保健福祉法の改正を控えまして、医療保護入院とか措置入院とか、そういうのって外部契約できないような守秘義務抱えるやつで、保健所が十分に対応可能にならないとダメなんですよね。保健師さんってとっても大切ですよね?

 

A: はいはいもちろんです。お悩み相談から感染症、赤ちゃんからお年寄りまでまるっと保健活動ですっごい重要ですよ。今後の改正、保健師さんの活用とか能力って欠かせない!欠かせないです!

 

Q: そんな保健師さん、人員が揃わないと大変ですよ。だって今まで培ってきた活動を繋げていくことできなくなっちゃいますよ。体制整備、検討してもらいたいんですけど。

 

A: 国のガイドラインがありましてね、このガイドラインを参考に育成体制の構築に取り組んでいきますね

 

(´-`).。oO(今の人口って25万人じゃないですか。30万人に近くわけじゃないですか。そういう中で保健師さん何人必要なのかとかそういう話になると思うんですよ。だからこそスペシャリストの揃ってる保健所が主導で検討してくれるといいと思います。思いまーす!)

 

衛生費: 民泊の届出について

Q: 賛否両論の民泊、まもなく3/15から届出開始じゃないですか。本当は民泊禁止してるのに、意図的に『うちのマンション、民泊禁止してませんぜ!』って古い規約出す人いるかもしれませんよ?届出で書類持ってきた人をどうやってその場で瞬時に確認するの?

 

A: マンション管理会社の協力を得ながらデータベースを作成しますね。マンションの対応を把握していきます!

 

(´-`).。oO(自民党の代表質問の時にもこの質問入れまして、区長から『事前に情報を受け付けますよ』と言っていただけましたし、どうもありがとうございます。とにかくね、一度受理した届出を後日撤回するとか難しいし、一度開始されちゃうと止めさせるには多大な労力と時間がかかりますよ。しんどいですよ。不要なトラブルを避けたいですよね、みんな。1日でも早く体制を作って、広くアナウンスしてくださいね。よろしくどうぞ。)

 

 

以上。次は土木費かな。


 

平成30年度予算特別委員会 産業経済費

次は衛生費ねと予告しておきながら、答弁書の揃った産業経済費を先に。ほら、質問席で役所からのお答えを一応聞いてはいるものの、いろんなことで焦ったりテンパったりする時が多いので、改めて答弁書をもらって目でじっくりと確認をしないとね。お題は『ワールドフェスティバルの委託業者』と『商店街』。

 

港区ワールドフェスティバルにおける委託業者の役割について

Q: えーと、ご存知の方も増えてきた『港区ワールドフェスティバル』。専用パスポート持って大使館を訪ねるスタンプラリーがそこそこ有名になりました。で、委託業者が請け負って3年目、色々ありますし色々と聞いてますよ。区は委託業者が担う役割をどう考えます?

 

A: えー、区の職員だけでは担うことのできない様々な専門的業務を行っておりますけれどもー、委託先は毎年の実施状況とか反省点とか報告書とまとめて情報共有しておりましてー、区は今後も協力してイベントを盛り上げていきたくー。

 

(´-`).。oO(えっとねー、委託先なんですけどねー、内容とやり方に向上心がまったく見えないんですよねー。区もわかってるでしょ?港区の大切なパートナーである大使館と関わる重要なポジションなんですよ、これをですね、区の知らないところで関係が壊れてしまうようなことがあってはならないんですよ。大使館に対してしっかり対応できているかとか、クレームや課題をどう次年度活かせるか、港区の名を落とさない仕事ができるか、この3点ができるとこじゃないとダメですダメダメ。一緒にがんばってくれるところが必要で、港区と大使館を通じて独自のビジネスを展開したいところじゃダメなんですよ。区はですね、委託先の働きっぷりというものをちゃんと見て評価して、時には厳しい判断をしなきゃダメですよ!

 

ダメにゃ!

 

プレミアム商品券について

Q: 3年近く前、プレミアム商品券の使用内訳を聞きましたよ。その時は医療機関に1割弱、大手スーパーに約3割、そのほかに約6割ということでしたっけ。で、最近の内訳とか使用傾向の変化はどう?

 

A: えー、平成28年の夏のやつですけど、医療機関が4.2%タクシーが0.3%大手スーパーと家電量販店(大規模店)で41.5%個人とかの小規模店で51.4%ですかね。やっぱりあれですね、小規模店は減少気味で、大規模店は増加気味です。

 

(´-`).。oO(ですよねー。やっぱ小規模店舗を支援したいですよねー。)

 

 

Q: 港区以外のプレミアム商品券、500円券と1000円券が混ざってたり、大規模店・小規模店で使えるものと別れてたり、それが1冊の商品券に混ざってるのが多いですよね。個性個性。で、今度港区が発行するのって『小規模店専用の商品券(プレミアム20%付き)』を別冊で売るわけですよ。どういう効果あると思う?

 

A: 基本、港区のプレミアム商品券って有効期限以内の換金率は99%以上なわけですよ。その中でやっぱり使ってくれる方には購買意欲ですよね、それを上げていただいて、そんで商店街側の負担も軽減することも大切でして、いつもの10%じゃなくて特別に20%のプレミアムをつけて、区民生活に不可欠な小規模店舗を応援します!

 

(´-`).。oO(違う種類のもの2つになりますので、混乱しないように区も支援してくださいねー。)

 

継続した商店街使用促進策について

Q: えーと、地元の商店街をご利用くださいねーという呼びかけをしてもらいたいんですがというお願いしつづけて、ロゴ作ってもらったわけですけれども。まだまだ展開が不十分かなってパブコメでもご意見ありましたよね。あ、私じゃないですよ。で、労力はいるかもですけど費用をかけない商店街の利用促進策も継続してお願い!

 

A: ポスター、チラシ、商品券、ホームページ、ちいばすチャンネルで表示したりしてPR頑張ってきたんです。商店街の利用促進のために、職員もひとりひとりが知恵を出して汗かいて引き続きがんばります!

 

(´-`).。oO(ありがとうございます、よろしくどうぞ)

 

以上。次こそ多分衛生費。


 

平成30年度予算特別委員会 総務費

さて、月曜日から来年度予算の審議が始まっております。審議というにはやり方がどうなのかというソモソモの話はちょっと置いといて、お一人様60分の持ち時間で〇〇費、xx費と決められた項目ごとに質問をしていきます。質問しない人もいますよ。

 

特別委員会用のお部屋の様子

さて、決算と予算の委員会はこういうお部屋でやります。区議会棟4階の委員会室を2つぶち抜いて、通常でしたら区民文教常任委員会総務常任委員会が使う2つの部屋をぶち抜いて、1つの大きなお部屋にします。

 

で、各々の待機位置はざっくりとこんな感じ。答弁者と質問者、向かい合ってるわけでもないんですよね。xx費の質問で回答してくれる課はもちろん変わるので、ひとつのxx費が終わると職員さん総入れ替え(ただし区長と副区長と企画関係を除く)。課長さんたちも座席が確か決められているようです、キミはここに座りなさいよと。

 

さて、それを踏まえて先ほどのお写真を見てみましょう。

 

だからどうだってことは何もないんですけどね。なんとなくです、なんとなく。

 

総務費の質問: 連携事業について

Q: 港区が進めようとしている全国連携、戦略がおばちゃんイマイチよくわからないの。今の課題と、どういう視点から広域連携に繋げていきたいの?

A: 目指すは自治体間の相互の共存・共栄ですよね。区内のお風呂屋さんで温泉体験とか、障害者就労支援施設とかでお互いの自治体の商品売りあったり。いかに区民にとってのメリットを生み出すかが課題なんですよね。

 

Q: 連携するならもっと近所の周辺区と共通の課題を解決するような連携して欲しいんだけど?

A: ですよね。23区の課長級クラスの連絡会とかで色々情報共有してますよ。積極的に区役所の中でも情報提供して、各部署の課題解決の立案できるように取り組みますね。

 

(´-`).。oO(どこどこでやってるからとかマネしなきゃ、とかそういうことじゃないんですけど、何が成功したか、どういう点で成功しているかとか別の視点も必要ですよね。今後期待しますのでがんばってくださーい。) 

 

総務費の質問:用地拡充について

Q: 港区の中さぁ、土地確保したいよねぇ?保育園とか高齢者施設はさぁ、よく言われるからわかるけどさぁ、他にどういう要望がある?

A: えーと、子供増えてるから学校関係とか、自転車シェアリングポート用の場所とかですかね。

 

(´-`).。oO(港区、土地買って欲しいんですよね。買っていいと思うんですよ。ここ港区が使えたらいいなというところ、デベロッパーがガンガン土地買ってマンション建てるんですよ。港区は競ってまで買えないって言いますよね?財産価格審議会が値段適正か決めるから。でもその評定って最近の取引事例が多いんでしょ?今の港区、デベロッパーが付加価値付けて開発するから、昨日の値段より明日の値段の方が高い傾向あるわけですよ?事例で評定なんかできませんて。財産価格審議会とかも色々とアレでしょうけど、色々検討してくださいな。)

 

総務費の質問:やさしい日本語について

Q: いやぁいいですよ、やさしい日本語。超おすすめ。で、地域の共通言語として使いたいわけですけど、やさしい日本語をとっかかりとした全体構想ってどういう感じですかね?

A: ボランティアによるカンバセーションパートナーのマッチングのような事業も予定してますし、こういうところから地域へ踏み出す第一歩になったらいいなと。コミュニケーションツールですよね。

 

(´-`).。oO(ちょっとずつ知名度上がってきましたけど、まだ言葉が難しいですよねー。でもこういうのきっかけで国際防災ボランティアとか観光ボランティアガイドとか、そういうのにも広がればいいなって思いますー。がんばってくださいー。) 

 

総務費、以上。

 

xxについて質問しました!」だけだと皆さんへの報告として全然丁寧ではないと思ってまして、しかもどういう意図でどういう目的で質問してるかって議員それぞれだと思います、多分。話題に触れることも必要な時もあるし、頑張って欲しいからあえて質問する時もあるし、本当にダメだから指摘する時もあるし、回答を引き出したいだけの時もあるし、ただ意見を述べたいだけの時もあるし。

 

議員の自己満足(またはわかりやすいパフォーマンス)と言われればそれだけかもしれないけど、結果としてお役所のみなさんに多少なり意見や思いが採用されればこれ幸い。そんなもんだと思います。まる。

 

次は衛生費。


 

区長・教育長に質問いたしまして。

さて、『平成30年第1回港区議会定例会にあたり、区長・教育長に質問させていただきますぅ』と、先日一般質問に立ってみたのは記憶に新しいことです。全体で5つの項目で質問しました。詳細はそのうちウェブサイトに掲載しますけれど、わかりやすくざっくりと復讐、もとい、復習してみます。

 

1-1. 全国連携の取り組みについて

Q: 港区、いろんな遠い地方と連携事業ってやってますよね。でも本来の全国連携って基本win-win前提じゃないですか、今のところって防災と教育以外はあんまりですよね。というか、産業分野では地方から見たら都心は人いっぱいいるからビジネスチャンスあるからいいですけど、港区にとってのチャンス考えるとそれって正直微妙じゃないですか。港区って全国連携やってる中でどう成長してるんですかね?

 

A: 商店街と徳島県阿南市の連携で新たしい人の流れとにぎわいが生まれましたし、北海道豊富町の温泉を区内銭湯で体験できたり、ご好評いただいたんですけどねえ。あとは、全国各地の自治体とお互いの障害者就労支援施設とかで作られた商品を売りあったり、今までゼロだった福祉施策は広がりましたよ。

 

1-2. 近隣・周辺区との連携について

Q: 遠くばっかり見てる印象があるけれども、近場にも目を向けて欲しいな。例えば医療分野ならお台場に病院ないから江東区や品川区と連携したりとかさあ、交通分野なら東京駅のある千代田区・中央区とかさあ、観光分野なら空港持ってる大田区とかさあ。連携するなら近場から見直してみるのもイイと思うの。港区で成功したものを周りに広めるとか、他で成功したものを取り入れるとか、こういう視点もアリじゃね?

 

A: 自転車シェアリングとかそうですよね。あとは、とあるイベントで江東区長からご講演いただいたり、港区・品川区・大田区で70周年記念でみどころ紹介展示したりしましたよ。今後も色んな分野で連携がんばりますね。

 

1-3. 企業連携について

Q: 自転車シェアリングとかはさ、実際にやってくれる企業があるから成り立ってるわけじゃん。オリパラ関係も期間と目的が明確だから連携できるじゃん。今って港区は100近くの企業とかと連携してるけど、締結後の話ってあんまり聞かないけどひょっとして苦戦してる?連携協定締結が目的はもったいないよ。今までの企業連携による成果ってどんなの?

 

A: えー、効果的な企業連携が実現してましてー、高齢者の見守りとかアピアランス支援とか。えー、区政に気づきと刺激を与えて、新たな発想による効果的な事業創出に大きく寄与しておりましてー。

 

Q: 直面してる課題とかって何すか?

 

A: えー、2つ例を挙げますとー、新橋SL広場のデジタルサイネージなんですがー、企業が広告収入で運営しようと思ったんですが東京都の条例の規制に引っかかりまして港区が代わりに広告募ることになりまして。これは都知事に規制緩和を申し入れたとこ。もうひとつはやっぱりSL広場なんですけど、ミストのクールスポットの設置に2年とか時間かかることになったりですね。

 

2. 行政評価制度について

Q: お役所の事業を評価する『行政評価制度』なんですけど、外部委員の方々から目標とかの設定の改善しなさいよって言われてません?目標も微妙ですよね。ま、確かに評価委員会は区職員も多いですし、でも外部増やせばいいということでもないですよね。ということで、成果目標・活動指標の見直しについてどう?

 

A: えー、確かに委員の方々からは『設定がわかりにくい』と、達成度評価が悩ましかった的な意見いただきました。今度の見直しでは限りなく数値化して、よりわかりやすくなるよう改善してみましたよ。

 

Q: もちょっと事業の質を高めるためというか、包括的に評価できるように設定改善するとか評価方法とか、今後の検討の方向性ってどんなの?

 

A: すべての事業に成果目標とか活動指標を設定することにしたんですけど、今後も評価方法の改善とかがんばっていきますね。

 

3. 自転車ナビマークについて

Q: ちょっと自転車ナビマークで混乱した地域がありまして。区の計画とは別に、警視庁の計画があるらしいんですね。しかも区が計画してない区道に警視庁がペタペタと。区と警察で全然整合性ないんだけど、港区は区道の道路管理者としてそういうのどうなの?

 

A: えー、整備にあたりましてはー、区道を管理する立場からー、警視庁との情報交換をー密に行うとともにー、地域の方々のぉーご協力をぉー得ながら取り組んでぇーまいりますぅー。

 

Q: 自転車マナー啓発を色々されてますけどね、ターゲットが違うと思うんですよ、ターゲットが。届いてないんですよ、対象者に!

 

A: 区内の自転車事故って7割以上が20〜40歳代なんですよ。しかも、事故の9割が区民じゃない在勤者とか来街者なんです。今までは子供と高齢者という交通安全教室をしたりしてましたけど、今度からは企業に対してもやろうと思います。

 

4. 港区観光ボランティアガイドについて

Q: 国家資格の『通訳案内士』ではない、国家資格のない『地域通訳案内士』が今度有償で通訳案内ができるようになったんですよね。で、港区って観光ボランティア事業があるじゃないですか。港区が観光ボランティアガイドをなんらかの形で区が認定したりして、ちょっと差別化図るといいと思うんだけどいかがかしら?

 

A: そうですよね、認定証の発行とか、観光ボランティアガイドの認定制度を検討していくことにしますね。

 

Q: で、もちろん港区は外国の方も多いですし、ネイティブの観光ボランティアガイドもいいと思うんですよ。そういう育成のための研修体制も検討してもらえないでしょうかね

 

A: ですよね。理解しやすい研修内容を工夫したり、外国人ボランティアガイドの育成進めていきますね。

 

5-1. 英語教育の取り組みの成果について

Q: 2020年から全国的に小学校3年生から外国語活動、5年生から教科化されるわけですよね。港区ってすでに1年生から国際科という授業やってて、成績が付く教科化されてるわけですよ。良い先進事例なんですよね。全国に先駆けた港区の英語教育、どんな成果が出てる?

 

A: まだ色んな事を検証してますけど、いやあ、おかげさまで中学校の学力調査では東京都の平均より際立って高い数値でてるんですよ。確実に成果があるんですよ。高いレベルで発揮してますよ。

 

Q: 中学だって六本木中でオールイングリッシュのネイティブ・コースできましたし。中学は2021年が英語教育改革の年だそうですけど、港区が独自で行っている週1回の英語科国際、どういう展開していくのかしら?

 

A: ま、ネイティブ・コースも検証しますけど、カリキュラムを改訂したり効果的な指導とか教材を全中学校へ提供しますね。英語能力に応じた少人数指導を全中学校で展開していきますよ。

 

5-2. 国際学級のあり方について

Q: 国際学級って『外国籍のみ』『英語能力あり』『公立を希望』っていう結構限定された枠ですよね。増えるのか減るのか、これからもちゃんと維持できるのかいつも不安なんですよね。入級の優先順位を設けてでも資格修正の検討って必要じゃありませんかね?

 

A: まあ、児童数の推移とか学校運営とか、検討課題にはしてみますよ。

 

以上。復習おしまい。


 

港区議会定例会 はじまりはじまり。

平成30年第1回定例会が始まりましてございます。2/14より約1ヶ月の3/13まで、来年度の予算委員会もセットの第1回定例会。2/14初日は区長の所信表明、2/15の2日目は各会派の代表質問、2/16の3日目は各会派の個人の一般質問です。わたくし、一般質問の登板・当番でございます。

 

Google先生に『港区議会』と尋ねるとウェブサイトを教えてくれまして、そこを導かれるままにクリックしますと『会議のお知らせ』というのが出てますよ。

 

そこの中から『会議の日程』をクリックしまして、

 

一般質問』のPDFファイルをクリックしますとあらまあホラホラ。

 

今回の代表質問と一般質問にこういう人がこういう質問しまっせ、と掲載されてます。ご参考までに。

 

あっ、議席番号8番の小倉りえこ、区長と副区長席の目の前です。そんな小倉、2/16の13時開始とともに一般質問開始。今回の質問は大きく分けて『連携事業』『行政評価制度』『自転車ナビマーク』『港区観光ボランティア』『国際理解教育』の5項目。

 

それではみなさん、ごきげんよう。


 

オリンピコ、おおオリンピコ、冬のピコ

この辺からもブルーインパルスの5つの輪が見えたんだよと、50何年前の記憶を昨日のように嬉しそうに語ってくれる方々によく会います。それだけインパクトがあることだったんだと、また、ここら辺からもそれだけよく見えたんだと、ビルに囲まれた今はそういうのは見えないだろうなと、そんな事を考えながら自分の記憶の中のオリンピックを振り返ってみることにします。

 

オリンピコ・メモリー

記憶に残ってる1番古いのが1984年のロサンゼルス大会。9歳ですか。コマ切れでちょっとづつ色々なことを覚えてます。開会式で人が空飛んでたとか、観たいテレビがオリンピック中継で放送してなかったとか、陸上とか体操とか柔道とか。なんかよくわからないけど、『ロサンゼルスオリンピックは赤かった』と、何故か赤という色のイメージが強烈に残ってるのはなんでだろ。カール・ルイスのユニフォームかしら。

 

その次はソウル、冬はカルガリー。このあたりは多分観てるんだけどそんなに記憶にない。夏はボーッとでも観てると思うんだ。夏だし、そうめんズルズルしながらとか。バルセロナとアルベールビルも多分似たような感じ。

 

ショッキングな1994年

なんか同じ年に夏と冬でオリンピックやってたよね。それが1994年の冬から変わったんだよね、確か。冬のリレハンメル大会、オリンピック自体やってること知らなかった。その時、日本で通ってた高校中退してアメリカの高校に編入して1年目、寮住まいで勉強づくめだったからテレビも観てなくて、というか寮住まいだからテレビなんか観れる自由もなくて。

 

当時インターネットとかそういう便利なのなかったし、寮に1台置いてあるテレビはまわりのアメリカ人のみんなは限られた少ない時間の中でトークショーとかコメディドラマとかしか観てなかったし、ニュースとかそういうの誰も興味なかったし。

 

時々日本へかける電話で『リレハンメル観てる?』って聞かれて、『ハァ?なに?リレ?それ何?オリンピック?冬の?なんで?ついこないだやってたじゃん?え?今やってんの?え?というかリレハンメル?どっかの場所の名前?どこの国?

 

と、得たものも大きかったけど失ったものも大きかった10何年くらいのアメリカ暮らしのスタートを切ったのが思い出のリレハンメル大会(いっこも観てない)。

 

その後は

アトランタは少しだけ観てました。でも長野とシドニーは観てない。その理由、時差とお金

 

ご存知の方も多いと思いますけど、アメリカさんってオリンピック放送するのって民放は基本1局(スポーツ専門の有料チャンネルもアリ)、しかも朝から晩まで放送してるわけでもない。しかもケーブルテレビ加入しないとザーザーで民放1局も映らない(ところもある)わけ。

 

アトランタが観れてたのはケーブルテレビ入ってて時差がなかったからテレビつけたらなんとなくやってたから。長野は時差があるので1日遅れの録画みたいなもんだったし、フィギュアスケートのミシェル・クワンとタラ・リピンスキーしかやってなかったし。

 

シドニーは働き始めたばかりのニューヨークでケーブルテレビ加入せずギリギリ映るか映らないかのザーザー言うテレビから微かに聞こえたようなそうでもないような。2000年になるとインターネットがそこそこ充実してきたのでネットニュースのトピックスで速報みてたくらい。

 

USAテレビ事情

当たり前のことだけど、まあアメリカさんが強い競技はアメリカのゴールデンタイム・プライムタイムの放送ですよね。んで、当たり前のことですけどそんなばっかり観てるとやっぱ気分は『USA!USA!』ですよね。これは仕方ない。国歌歌えるくらいそこそこ長くいたわけだし。

 

ソルトレイクの時はテレビ観れるところに住んでたので、その時のアメリカさんはそう言えばショートトラックのアポロ・アントン・オーノ一色だったな。仕事から帰ってきてテレビ付けるとオリンピックやってた的な。

 

あっ、そう言えば当時聞いたアメリカ的ゴールデンタイム、プライムタイムなんですけど、東海岸の午後8時からというのが鉄板。というのもですね、アメリカさん広いわけですよ。東海岸と西海岸で時差3時間あるくらいの広さですよ。だから全米で生放送とかいうと『仕事あってもおうちに帰って観れないわけではない』西海岸の夕方5時開始がマストだと。野球の試合とかいい例かしら。ワールドシリーズとか。

 

ホラ、国内の仕事するにも業種によって時差考えるから朝6時(東海岸9時)スタートして午後3時(東海岸午後6時)に終わらせる働き方の人もいましたし。というかそういう人本当にいましたし。仕事終わったから早く帰る人いっぱいいたし。むしろ文化と感覚の違いですかね。

 

今はどうなんだろ。まあいいや。変な方向に記憶が改ざんされてたらごめんなさいね。だって所詮は人間だもの。

 

USA一色でした

と、よくよく思い出してみると私のオリンピックはアメリカさん一色であります。だからこそ2004年のアテネは帰国まもなくで開会だったから、ずっと観ることができなかった日本人選手を目当てに一日中テレビ観てたのかもしれない。あっ、ハイ、充電期間で当時無職でしたし暇でしたから。

 

と、昔話はこれくらいにして、そんなことを色々思い出してる中でピョンチャン大会が始まったわけです。テレビで観てるわけじゃないですか。開会式の前に予選とかやったりしてるとオリンピックの始まりがイマイチわからんとか、テレビつけなきゃオリンピックムードってそう言えば皆無だよなとか、テレビ無い若い人とか多いわけだしネットでわざわざオリンピック観るのかなとか、それともいつぞやの自分のようにニューストピックスだけで終わるのかしらとか。そうすると2020年のことを考えるわけですよ。

 

夏と冬とオリンピックのボリュームは異なれど、多分同じような時間帯で同じような放送スタイルで同じような生活を例えしてたとして、いくら学生は夏休みであろうと、仕事ある人もいるわけですしみんながみんなオリンピックパラリンピック言ってるのだろうかと。でも遠くだからまだしも、すぐそこ何駅か向こうで実際オリンピックやってるんですもんね、今とは確かに状況も違いますよね。でも2020年の7月とか8月とか9月なわけですよね。普通の生活の中にオリパラがあるわけで、オリパラの合間に生活してるわけじゃないですもんね。

 

そんな事を考えながら、明日明後日の男子スノーボードハーフパイプのショーン・ホワイトを楽しみにしてる小倉りえこでありました。仕方ないじゃないですか、ショーンですもの。

 

普段の生活をしている中で放送みれるのかしら?問題はそこ。