港区大使館周遊スタンプラリー(宣伝と注意事項)

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明日の1/7からワールドフェスのスタンプラリー用パスポート兼ガイドブックが配布されます。発行部数20,000冊、つまり先着20,000名様。にまん…!にまんですよ奥さん…!大使館も通常運転の忙しい中、わざわざ時間を割いてこの港区のイベントに協力していただけるということで、本当にありがとうございます。参加する際の注意事項とともにワールドフェスティバルの宣伝を改めて。

 

 

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港区大使館周遊スタンプラリーとは

港区にある80のうちの32大使館が、このイベントのため特別に訪問できるように取り計らってくれました。スタンプラリー用の冊子にスペシャルバージョンの訪問スタンプを押してくれます。本物のパスポート持っていってもダメですからね。スタンプラリー用だけですよ。その他、大使館の様子や各国の文化や資料など、展示品がみれたりするところもあります。『ウチの国、もっと知りたいでしょ!』と大使館にPRしてもらうことも目的のひとつ。それを『なんですと!受けて立とうじゃないですか!』と参加するみなさんに色んな国のことを学んでもらうことも目的のひとつです。

 

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冊子の中はこんな感じになってます。日本語と英語表記。国の名前、国旗、スタンプを押してもらうスペース、マップ、それ以上に大切な情報が訪問可能日時事前予約定員。これは大使館によってすべて異なります。平日しか開けていないところもあれば、週末しか開けていないところもあれば、ピンポイントで3ヶ月間のうち1日とか2日しか開けないところもあります。それでも32の大使館が『港区と交流をしたい』と言っていただけているわけですよ。前回、週末訪問可能な大使館数はゼロでしたからね。本当にありがたいです。区側としても、参加する側としても。

 

例えばのページの情報を抜き出してみますと

 

サンマリノ共和国大使館

2/6(土)、2/7(日)、2/13(土)、2/14(日) 10:00〜18:00
事前予約は不要。定員なし。

 

スロベニア共和国大使館

1/22(金)、1/26(火)、2/9(火)、2/25(木)11:00
事前予約は必要(ワールドフェス事務局から)。定員各日35名。

 

このように、大使館によって訪問可能日が異なりますので、公式サイト (http://www.world-festival.jp) かパスポートに記載されている情報をしっかりと理解した上で指示に従ってくださいね。予約はワールドフェス事務局に電話をかけること。もちろん『予約はもう埋まってしまいました』ということもあり得ます。週末にしか行けない!という人でも、スタンプ集めに回れる大使館はありますからね。平日でも17時まで予約なしで行けるところもありますので、学校帰りにお友達と回ることもできますからね。無理をせずに行けるところを訪ねてみませんか。

 

*スタンプラリーに関してのご注意(チラシから転載)

大使館等の敷地は特別な許可がないと入れない場所です。今回のイベントは、大使館等のご理解とご協力をいただいて実施しています。そのため、訪問時においては、大使館等の業務の妨げになる次の行為は厳に慎んでください。*館内でも写真撮影については必ず大使館等の許可を得てください。また、近隣の住宅や事業所へのご配慮もお願いいたします。著しくマナーが悪い方は、入館拒否や強制退館を求められる場合がありますのでご注意ください。

 

1. 指定日以外に訪問したり、インターホン等を押すこと

2. 予約が必要な大使館等へ、予約をしないで訪問すること

3. 訪問の際に指定エリア以外へ立ち入ること

4. 許可なく展示品等に触れること

5. 館内において大声で話すこと

6. 大使館等の業務を阻害する行為

 

これ、絶対に守ってください。前回にあった問題として、勝手に休憩されたり、指定日以外にピンポンされて業務の邪魔されたり、大使館に直接連絡したりなど、何件かあったようです。参加していただく大使館にも、パスポートを手にしたみなさんに気分良く楽しんでもらうためにも、モラルやマナーに従った振る舞いも大切ですからね。ご協力よろしくお願いしますね。本当に本当によろしく。みなさんの振る舞いひとつで、次回左右されますから。

 

スタンプラリーは1/15〜3/4。スタンプラリー用の冊子の配布は、1/7から区役所や図書館やホテルや港区観光インフォメーションセンター(モノレール浜松町駅の改札そば)などで。1/7の配布開始日と同時に大使館訪問の事前予約が始まりますので、是非早目に冊子を入手されてみてはいかがでしょうか。ご不明な点はワールドフェス事務局(03-6737-9397)に10:00〜17:00でお問い合わせを。

 

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このパスポート、港区の商店街でお買い物するともらえるワールドカードラリーマップというものもついてます。これは一足早く1/12(火)から。

 

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麻布十番商店街にある実家も参加しております。どこの国のカード配るんだろう、まだ来てないや。『カードくださーい』と言ってもらえたらお渡しする予定です。

 

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フライングの冊子入手と情報提供は大目にみてください…。注意事項をどうしても伝えたかったもので。世界中のどこを探しても港区しかできないこのイベント。マナーを守って楽しく参加しましょうー。

港区ワールドフェスティバル

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さて、来年2016年の1/12から3/5まで港区が主催の『港区ワールドフェスティバル』というイベントが先日正式に発表されました。これ、今年の1月から3月という同じ時期に『東京都の地域資源型実証プログラム事業』という噛みそうな名前のついたものの一環で行われたもののパワーアップ版。今回は港区主催、港区国際交流協会と港区観光協会が共催、そして港区商店街連合会が協力という、オール港区のイベントです。

 

このワールドフェスティバル、9月の第3回定例会のH26決算特別委員会で質問をしました。前回(ワールドカーニバル、という名前でしたけど)の反省点を踏まえてどういう風に展開するんですかと。その時のお答えは『大使館スタンプラリーの参加を15から30ヶ国以上に増やす』『たくさんの人たちが参加できるようにする』『商店街にも足を運んでもらえるようにする』ってな感じ。

 

今回、観光政策担当課にはすごく頑張っていただいたと思います。まだまだ当然手探りのところも多々あるかと思いますが、これを毎年続けていけるような、全庁横断するような取り組みにも挑戦してもらいたいと。そのうちオリンピックの文化プログラム要素も交えながら展開してもらいたいと。私、本当にそう願ってます。

 

そんなワールドフェスティバルの中身をご紹介。

 

1. 港区大使館周遊スタンプラリー(1/15〜3/4)

32の大使館が参加予定。スタンプラリー用の冊子の配布は、1/7から区役所や図書館やホテルや港区観光インフォメーションセンター(モノレール浜松町駅の改札そば)などで。要事前予約ではありますが、週末に開けてくれるという親切極まりない大使館も。

 

2. 港区商店街ワールドカードラリー(1/12〜3/5)

対象の商店街店舗(区内100店舗)でお買い物すると、大使館がある国の情報が記載されたワールドカードをゲット。コレクションとしても。

 

3. 港区ワールドクイズラリー(1/12〜2/28)

ウェブサイト上でクイズ出題。後日答え合わせ。

 

4. 観光ボランティアガイドによるまち歩き(1月〜2月)

港区主催の育成講座を修了した港区観光ボランティアガイドによる『大使館をめぐるまち歩きツアー』。1/16(土)麻布エリア、2/13(土)六本木・赤坂エリア、2/21(日)芝・高輪エリア⇨詳細と応募はコチラの港区観光協会のウェブサイトから。*応募締め切りは12/28なので早めに。

 

5. 港区ワールドカーニバル(3/4〜3/5)

ステージイベントだったり、各国のブース出展だったり、スタンプ&カード&クイズ数に応じた抽選会。3/4(金)は夜8時までなのでお仕事帰りにもふらりと立ち寄り可能。

 

区長がよく言ってます、『港区の国際交流は大使館との連携を〜』なんて。それならばしっかりとやって頂きましょう、連携を。そんで私は全力でサポートだったり繋ぎ役だったりをしたいと。お互いの目的が明確なのであればいいじゃないですか。なんでもかんでも反対して足を引っ張る必要はないかと。こういう事業は国際交流への興味のきっかけにもなり得るし、国際化を目指す港区の成長にもなるし、目指すところは一緒だもの。

 

そんなわけで今回、私も少しではありますが共催の実行委員のメンバーとして協力させていただきました。嫌〜な顔する方もいたとは思います。でも敢えて『英語での営業とはこうである!』『プレゼンとはこうである!』『交渉とはこうである!』など、アプローチの方法のひとつとして実践、今後の参考にでもしてもらえればと思って。もちろん区役所だったり共催のメンバーだったり、たくさんの方々が頑張ってくれたからこそ、参加してもらえる大使館が目標の30を超え、週末もこのためだけに開いてくれる大使館もいくつかあり、前回より大きく進んだイベント開催の事前準備ができたと思います。あとは成功を目指してもうちょっと頑張ってもらえれば。まだ始まってませんしね。

 

そんな港区ワールドフェスティバルのウェブサイトはこちら。見にくいところにリンク貼られてますが港区内国際交流イベントのカレンダー表示も便利。色んなことやってますので是非チェックを。

 

キッズからシニアまで楽しんでもらえますように。そんで、アウトソースするならグリップしっかりコントロールするのがどれだけ重要かを理解してもらえますように。あと、協力を求めるのであればアプローチの方法を改善してもらえますように。

保健所、行ってみたの巻

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先日保健所に行ってきました。視察というとカッコよすぎ、大人の社会科見学くらいのものです。港区って独自で色々検査できるいい機械揃ってるんですよ!なんだってー!のようなやり取りから計画した保健所見学。マウスは持てるけどラットは無理な生物学科卒、公衆衛生にはとても興味がありますし。折角の機会なので保健所を上から下まで、検査室までじっくり見学した議員は私が初めてだそうですよ。そのついでに採血。なんの採血かって、ほら、HIV検査。

 

みなと保健所では毎月第1と第3木曜日の午前中に無料でHIVと性感染症の検査やってます。WHOが定めた世界エイズデー12/1を中心に、ついこないだの15日まで東京都エイズ予防月間ということでしたし、『行こうぜ検査!』と啓蒙するならまず自分がやってからって話。それはまたあとで。

 

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みなと保健所。東京都が『ここすごいですよ!』と都内のモデル保健所として名が挙がるくらいの保健所だそうで。新しく立て直してからもうすぐ4年くらい。済生会中央病院と国際福祉大三田病院に挟まれた立地、地上8階で子ども家庭支援センター併設。休日歯科応急診療所まで。

 

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8階は屋上緑地と大会議室。両親教室や保健衛生に関わる講習会などに使われたり、参加者でもお子さん連れの場合は事前に申し込んでおけばキッズルームまであるわけです。さすがに保健所ですので、保健衛生に関係ない団体の会議室使用はNG。工事説明会とかはダメです。

 

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7階が各種検査室。使い捨て白衣(保健所のみなさんが立ち寄り検査したりする時に着るやつ)貸してもらいました。

 

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みなと保健所は食品化学や水質を重点的に検査しているようで、ほら食中毒であるとか添加物であるとか、港区内の加工場からサンプルをちょいちょいともらってきて検査。今の季節はクリスマスケーキ、春になるとかしわ餅とか。輸入品も着色剤とか添加物とか保存料など、パッケージ表記以外のものが入ってないかも検査。液体の調味料だったりワインだったり、検査するものはたくさん。

 

食品だけではなくアレルギーに関わるヒスタミンも調べるし(最近はブリ加工品でこヒスタミン中毒とか)、水質は16項目を検査するし、O-157やサルモネラが代表な細菌検査とか、プールやお風呂屋さんが欠かせないレジオネラ菌検査だってするし、これからの季節はノロウィルス、夏場になればここ最近のデングウィルスとかもあるし。港区の環境や健康に一番気を使ってるのが保健所ではないでしょうかね。去年デング熱が発生した際、港区が測定機器を一番最初に導入したそうです。

 

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食品添加物やヒスタミンの測定に用いられるのが高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、通称『液クロ』。水質のイオン測定はイオンクロマト、金属類混入の測定は原子吸光度計などなど。ふーむふむふむ。検査も5名で回しているっていうし、回りきってるのか心配。検査数はかなり多いですよ。

 

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区民のみなさんからのご意見や相談からも調査をするのが保健所です。例えば『プールがしょっぱいような気がする』と相談があった時には、検査をし、原因を突き止め、どこかの会合での誌上発表も行ったようで。基本的に研究発表はどんどん内外にアピールしたほうがいいと思うのが理系の脳ミソなんですが、なんせ場所が場所なもんで、『たくさんありすぎると問題ありすぎるってことでしょ』や『保健所からの発表にいいものなんかあるもんか』ということも言われる可能性もあるので困ったものです。

 

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ちょっと飛ばして3階は成人・乳幼児健診フロア。例えば3歳児健診。月に2度行われているようですが毎回100名前後、100名越してしまうとそれはもうてんやわんやだそうで。3歳児健診を行っているのはみなと保健所だけ、港区はまだこれからも子供の数が増えていくということで、3年後にはもっと多い数が来所することに。今でも既に対応とか場所がいっぱいいっぱいということで、ここはどうにかしなければならない課題かなあ。多目的室は床暖房設備だそうで。すごい。

 

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そしてまた戻って6階の健診フロア。ここで月に2回のHIVと性感染症の検査。HIV、梅毒、クラミジア、淋病の検査ができます。HIVだけじゃなくとも、今若い人で梅毒が増えているといいますしね。写真はNG。受付は1日20名(要事前予約)。私は一番最後に回してもらってたので、受付番号14番。完全匿名ですからね、予約を取る時からジョンでもミケでもポチでも17号とかでもいいわけです。女性も男性も若い人も私より上であろう人もいましたよ。別に恥ずかしいからと顔をマスクで隠してるわけではなく、みんな堂々と普通。普通にそこらへん歩いてるようなお姉さんだったりお兄さんだったり。

 

調査票を記入し、受付番号呼ばれたら看護師さんから色んなお話を。HIVとAIDSの違いだとか、感染のルートとか、もし陽性だった場合のフォローアップとか、症状進行を遅らせる薬の話とか、治療にかかる費用であるとか、費用を抑えられるかもしれない救済措置とか、色々と。結果はまた2週間後の第1第3木曜に直接聞きに行かなければならなく、検査をした際に申込書の控えをもらうので、それ無くさないで持っていくこと。匿名検査ですからね、その紙がなければ個人特定が難しい。

 

そんな大人の社会科見学ついでの啓蒙活動の一環。

 

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あ、2階は子ども家庭センター。港区らしく日英バイリンガル対応の職員が配置されています。子育てコーディネーター事業の子育て相談室はふらりと立ち寄って気軽に相談してください、とのことでした。お母さんでもお父さんでも、おじいちゃんでもおばあちゃんでも。

文化プログラムの続き 

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<前回までのあらすじ>

文化プログラムって結局するんだろう⇨そうだ聞けばいいんだ⇨今ブラジルで文化プログラム真っ最中のはず⇨そうだブラジル大使館に聞こう⇨問い合わせ⇨電話かかってきた

 

『日本のブラジル大使館はですね、ブラジルを日本にPRするための窓口であって、お求めになっているブラジル現地の情報等は日本の外務省が現地にある日本大使館で調査・情報収集を行っております。なので外務省にお問い合わせいただくのがいいのでは』

 

ハイ、それはもう良く存じ上げております、大使館の役割。

 

これまでの文化プログラムのリサーチ・勉強に関しては、区議会の特別委員会、東京都主催のシンポジウム、区主催の国際化強化推進フォーラム、全部日本語で日本人から聞いていっこもわからなかったわけです。概念は理解できるんだけど、具体的な姿が全然浮かばない。区は結局なにするの?とか。

 

港区はトライアスロン競技のホストもするし、国際交流を含めて国際化に力を入れていく区であるわけだし、私はどうしてもブラジルのお方から直接お話伺いたいんです!ブラジル大使館は港区にありますし、そんなご縁でどうにかならないかと思ってご連絡いたしまして!どうにかなりませんか!お取り次ぎいただけませんか!と交渉という名のお願いをしてみまして。

 

そしたら数日後に再びお電話あり。文化部・スポーツ協力部の書記官にアポイント取っていただけました。やだ……どうしよう、すごい嬉しい。ありがとうブラジル大使館。

 

『ただし、書記官は日本語話せませんので英語でお願いします』

 

やだ……どうしよう、全然問題ない。自称バイリンガル議員の本領発揮の場。活躍の機会を与えていただきまして、ありがとうございますブラジル大使館。

 

国も東京都も港区もロンドンを参考に、と言ってるところを何故私がブラジルにこだわるのかという理由はふたつ。ひとつは前述した『今やってるから』、もうひとつは『2014 FIFAワールドカップからの2016オリンピック』です。日本も似たような状況ですよ、『2019ラグビーワールドカップからの2020オリンピック』。スポーツ集客力世界3大大会のうちの2つが1〜2年で行われる国同士ですよ、参考にならないわけがない。

 

委員会とかで『港区は一体どうなってるんですか!』とか『港区の方向性がちっとも見えないじゃないですか!』なんてチクチクつつくだけの議員になるのは恥ずかしい。そういう人に限って『行政をチェックし、提案・実現しました!』なんて言いがちなこのヘンテコな世界。それはいかん、みっともない。自分でちゃんと勉強してから対案・代案・修正案を提案しないと……あれ、ひょっとしてこの訪問、港区のためだからこそ行政側にしても重要な案件なのではないかしら。然るべきところに聞いてみた。

 

『ブラジルの文化プログラムについて調べたりしてます?』

『いいえ、お手本はロンドンですし、リオに関しては情報がないので』

 

ユー、一応情報は取りにいかなきゃダメよ。どこかの先生も言ってたわよ、諦めたら試合終了だって。

 

『私、ブラジル大使館のアポイント取ったんですけど、折角の機会ですし、区にとっても重要なはずなのでご一緒しませんこと?』と区役所の然るべき部署にお誘いをかけました。結果、私含めて3人で伺うことに。ひゃっはー。

 

ブラジル大使館文化担当のブランカンチさん、個人的にすごく参考となる点がたくさんあり、非常に有意義でした。区にも都にも国にも文字を大にして言いたい、リオの取り組みも参考にされてはいかがですか。

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話を聞く上でわかったロンドンとリオの大きな違い。それは『ロンドンはトップダウン型』であり、『リオはボトムアップ型』であること。どういうことかといいますと、ロンドンの大規模展開はお上が決める(国とかIOCとか)。それに比べてリオはお上も決めるけれども、市民レベルで個人や法人も企画を持ち込む。あとお国柄もあるんでしょうか、リオは開催半年前(つまり今度の4月)からが文化プログラムの本番。今持ち込み企画を絶賛審査中。その数、それはもうすごいことらしいですよ。ワォ!って言ってたし。

 

文学、パフォーマンス、音楽、ビジュアルアーツ、その他いくつか、文化プログラムはカテゴリーが決められています。しかも『誰もがアクセスできるオープンスペースで無料でも行うこと』も条件となっており、一般の参加というものがとても重要視されていると。色んなルール等はそのうち文化プログラムマニュアルみたいなのが日本語でもできるんじゃないでしょうかね。というか、エンブレムやスタジアムデザインばかりじゃなくて、文化プログラムももう少し焦点当ててみませんかメディアの方。

 

あと、とても興味深かったのは『リオは2014年にFIFAワールドカップがあったので、4年間ぶっ通しでオリンピック文化プログラムを実施するのも難しかった』と。なんというか、FIFAとIOCの仲もあったようですよ、別組織だし。ここ、日本は仲良しでいてもらいたいですよね、ラグビーとIOC。

 

あと、オリンピックまで4年とかくらいの時期から色んなところでイベントを頑張るというよりは、地域の小学校やコミュニティで『オリンピック教育』から始めたそうです。オリンピックに関すること、スポーツに関すること、スポーツに親しむこと、スポーツを通じた健康への関心、外国人観光客への対応(おもてなしとボランティアは別物ですよ)、プロスポーツ選手との交流、などなど。

 

他にもいろいろお話したり、意見交換したり。すごくためになりました。一緒に来てくれた区の職員さんにも同じように感じてもらえると嬉しい。もちろん忘れないうちにと報告書を作成して然るべきところに配布済み。ぜひ参考にしてもらいたい。

 

すべてを踏まえて、港区で何ができるんだろうと考えています。リオのようなボトムアップ型でたくさんの区民の自主的参加を募るのもすごくいいと感じるし、文化のひとつとしてお料理に関する何かも楽しそうだし、毎年やっているような区のイベントを文化プログラムと位置付けて盛ればいいのかもしれないし。国や都やIOCとの兼ね合いもあるんでしょうけど、是非港区も複雑なルールの中で『何ができるか』からお願いします。盛り込みすぎるとよろしくないので、合言葉は『隙間産業』でよろしくどうぞ。

 

<予告> なんてこったジョー!毎月第1第3木曜、だと……!
小倉先生の次回作、『そうだ、保健所行こう』にご期待ください。

オリンピックの文化プログラム、一体なんなの

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自分でアポイント取ってブラジル大使館に行ってきました。目的は『国と東京と港区も力を入れてる、2020年東京オリンピックに向けた文化プログラムというやつがイマイチよくわからないので、今絶賛開催中であるはずのブラジルから知識を得よう』です。オリンピック・パラリンピック特別委員会に所属するわたくしでもありますし、港区の国際化に向けた大使館連携をどのように進めるかを常に思案するわたくし、行動せずに取り組んでますなんて、そんなみっとないこと言えませんし書けませんし。

 

文化プログラムってご存知ですか?オリンピックはスポーツだけではなく、文化の祭典でもあります。2016年のブラジル・リオ大会終了後の秋から2020年の東京大会まで、開催国各地で様々な文化・芸術展示等の開催がオリンピック憲章で義務付けられています。これが『文化プログラム』。Cultural Oluympiad(カルチュラル・オリンピアード)=文化オリンピックとしてなんと4年間実施するのがアテネ大会からくらいの展開になってるみたい。

 

東京大会は前々回のロンドン大会を参考にするそうです。基本的な理由は『史上最高だったから』。ロンドン大会の17万件のイベントを超える、20万件のイベントを企画しているそうな。史上最高を超える最高の東京大会にしたいと。国も東京も港区もやる気満々。開始の予定は来年2016年の10月と聞いてます。

 

ここで港区の文化プログラムの取り組みについて、先日の国際力強化推進フォーラムで発表された資料を共に振り返ってみましょう。

 

1. あらゆる地域で、すべての区民が多彩な文化芸術に触れられること。

2. 区民と芸術家が主役となり、地域の有形・無形の資源を活用し、地域に根ざし、国際性を意識とした多彩な文化芸術に取り組むこと。

3. 青少年、高齢者、障害者、外国人等にきめ細かく配慮して取り組むこと。

4. 区内の文化芸術及び国際交流関係の団体をはじめ、幅広く区民のご意見を反映して取り組むこと。

5. 区民の文化芸術への関心を高めるとともに、地域コミュニティの活性化など、地域が抱える課題への解決を目指して取り組むこと。

 

以上5点。HAHAHA、さっぱりわからん。いっこもわからん。

 

つまりですね、肝心の文化プログラムの中身については、何ひとつ決まってもいないし、方向性すら右往左往ということではないかと。ちなみにこれは港区だけじゃなく、東京都にしても国にしても同じ。なんの情報もでてこない。国民を都民を区民を巻きこんでの展開にしなければいけないというくらいなのに、『文化プログラム』という名称が浸透していないのもよろしくない。開始まであと10ヶ月ちょいしかないけど大丈夫なの?とか、取り組む取り組む、何に取り組んでんねん!とか、いち地方議員が心配になるくらいです。

 

ネットで情報探しても、議事録のような文献のようなものを探して読んでも、目指せロンドン追い越せロンドンばかりで具体的なものがひとつもでてこない。文化文化いっても、日本には伝統文化からポップカルチャーからサブカルチャーまで、こんなごった混ぜの愉快な文化を持ってる国なんてそうそう無い……いや、イギリスもシェークスピアからビートルズまで幅広いか。そう考えると参考にするのも間違いではないかも。

 

ロンドンロンドン言うけれど、よくよく考えてみました。カルチュラル・オリンピアードが4年間開催されるのがここ最近の常なのであれば、今まさしくやってる国あるじゃんと。それがブラジルさん。2016年の8月にオリンピック、今真っ盛りのはず。どういう試みをしているんだろうと気になりますよね。

 

これが調べても全然情報出てこないんだ。リオ大会の公式ページから検索かけてもほとんど出て来ない。ちょこっと見つかるくらい。だから調査もしようがないのかしら。というか調査しようとか考えているのかしら。そんな事でどういうことをやっているかという事が知りたく、そうだ直接大使館に問い合わせてみよう!となったわけです。

 

ブラジル大使館は港区にありますし。駐日ブラジル大使館に文化部・スポーツ協力部・広報文化部というセクションがあるではありませんか。先日の様々な大使館回りで『駐日大使館と言えども日本語が通じるとは限らない、でも英語は通じる』と学んでおります。日本語と英語で『こういうこういう意図で是非お話をお聞かせ願えないでしょうか』とメールしました。そしたらすぐにお電話が。

 

『日本のブラジル大使館はですね、ブラジルを日本にPRするための窓口であって、お求めになっているブラジル現地の情報等は日本の外務省が現地にある日本大使館で調査・情報収集を行っております。なので外務省にお問い合わせいただくのがいいのでは』

 

つづく。

港区と大使館

港区にはたくさんの大使館があります。大きい国から小さい国まで、大使館は大使館。国面積が大きい順だとロシア、カナダ、中国、アメリカ、オーストラリア。小さい順だとサンマリノ、モルディブ、ミクロネシア連邦、シンガポール、ドミニカ。

 

とにかく今港区には80の大使館があります。港区に大使館が多い理由というのは諸説ありまして、その中でもああナルホドという説は『諸藩の下屋敷利用』『ご近所一括管理』の2つ、明治時代になってから空いた武家屋敷の再利用や、警備上の理由から公館とかまとまった地域にある方が色々便利よね、みたいな。

 

今となっては80の大使館がででーんとあり、人口の10%弱が外国籍であり、街を歩けば色んな言語を耳にします。欧米人居住者が多いのも港区の特徴ですね。そんな中で暮らしてて一番恩恵を受けたことは『日本人でない方を見慣れている』と『声をかけられてもビビらない』の2つかも。

 

さて、大使館に話を戻しまして。

 

普通に生活してたら大使館と関わり合いがあるかどうか、恐らく無いでしょう。ほぼ皆無。ビザが必要な国に旅行に行くとして、それでも自ら足を運ぶより郵送とか代理店だとかもありますし、やたら滅多なことで大使館に近寄る理由がありません。最近ちょっとした件で区内の大使館を回っております。もちろんちゃんとした用事でないと回れません。ででーんとご立派な門構えのところもあれば、これって大使館デパートではというような大使館が多く入ってるビルとか。普通のオフィスビルの一室が大使館みたいな。

 

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つまり大使館ビルってこんな感じ。

 

治外法権ということもありますし、ウロウロしても不審者ですし、やたらめったら近寄っていいような場所でもありません。あちらとしてもこちらとしても中々ややこしい場所であるのも確かです。外交の窓口ですもの、港区との、というより、国と国の。でも港区ともご縁がありますよ。そんな大使館、この1ヶ月で行ってみたところを外観とともにさらりと復習。中もすごく素敵なところもありました。でも流石に写真撮らせてくださいとは言えなかったな…。

 

image ハンガリー@三田

image アルゼンチン@元麻布
image スロベニア@西麻布
image イラン@南麻布
image フィジー@麻布台
image マダガスカル@元麻布
image ボスニア・ヘルツェゴビナ@南麻布
image ベネズエラ@西麻布
image ホンジュラス@西麻布
image カンボジア@赤坂
image ルーマニア@西麻布

image アフガニスガン@麻布台

 

大使館とのお付き合いというのはどのようにするのがいいんでしょうね。両者とも利点のある、いわゆるwin-winの関係を築くという点で。港区としては『80も大使館がある地方自治体なんて世界中探してもここくらいしかないよ!』が売りだし、大使館としては『ウチの国のPRしたいよ!』が一番ですし。

 

港区としても80も大使館を抱える地方自治体だからこそ、ウチのとこではこんなことやってますよ!という何かを作らないと。大使館実務者連携会議なんていう区との定期ミーティングはいいと思うけど、そっから何かをわかる形で生み出さないとね、とか思います。『国際環境豊かな港区!是非お国の地方自治体の海外視察に港区はいかがですか!アレンジさせていただきます!』と言えるくらい、視察先のカリスマとなれるような施策や体制がもっともっと整備されないと、とも思います。

 

というか港区も海外視察を積極的にするべきかと。海外じゃなくて国内でもいいんだけど。特にこれからラグビーもオリンピック・パラリンピックもあるし、これって集客力世界3大大会のうちの2つがこれから5年のうちに開催されるって、よく考えたら凄いことですよ。そんな中、未だ日本も、港区も迷走してるわけです。ねえねえ大丈夫?5年しかないよ?日本人って基本10分前精神を叩き込まれるのに、あと少ししかないのに心配にならない?大丈夫?私すっごい不安。

 

5月から議員としての任期が始まって、6月くらいに特別委員会の所属が決まったりとかして、オリンピック・パラリンピック特別委員会なんてまだ1回しか開催されてないわけですよ。しかもキャンプ地誘致について説明があったくらいで、港区は立候補したいのかしたくないのかすら心が決まっていない様子。大丈夫?私すっごい不安。

 

観光政策にしろ、オリンピック文化プログラムにしろ、教育問題にしろ、福祉政策にしろ、文献漁ったり情報収集したりコンサルタントから話を聞くくらいなら、自分の目で現地に確かめに行った方がいい。参考になる何かを自分で探してきた方がいい。議員じゃなくて区役所の職員がですよ。だって色々考えたりするのは職員の方々なんですし、プロですから。でも何が違って何が違わないのか、それはどうしてか、経験しないことには違いにすら気がつかない。インターンを受け入れるよりは、インターンとしてどっかに行った方がいい。そのくらいのアレです。アレって何だ。

 

海外視察なんてとんでもない!そんな時間とお金があったら!なんてぎゃんぎゃん言われることもあろうかと思いますが、私は行ったほうがいいと思う派。でも、できるならベテランじゃなくて若手を連れてってもらいたい派。どんな業種でもそう、申し訳ないけどモチベーションが違う。子供は宝ですくらいのアレで、若手は区の宝ですくらいのアレで。アレって何だ。

 

でも、旅行会社に丸投げするようであればぎゃんぎゃん吠えます。そうじゃない。

 

そこで大使館を通じて、各国の地方自治体の色んな特色ある制度とかを学んだりする機会が設けられないのかなと思ってしまいます。80も大使館がある港区ですから、うまくいけば80の事例が学べるわけです。区民に向けての楽しいイベントやセミナーもあれば、区役所向けのセミナーもあったり。そして逆に港区についても学んでもらいましょうよ。そういうところじゃないですかね、利点って。

委員会報告

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先日、所属している保健福祉常任委員会がありました。例によって、簡単なご報告を。

 

1. 港区立公衆浴場ふれあいの湯のタイル目地打替え工事に係る臨時休業について

工事するので、11/17(火)と11/18(水)はお休みしますね。区の掲示板などでお知らせもしますね。

 

2. 新しい介護予防・日常生活支援総合事業の実施について

国の介護保険法の改正で、訪問介護と通所介護が「新しい〜事業」に移行することになりました。費用削減すると質も下がっちゃうと困るので、港区はサービス内容も費用も従前通りとしますね。

 

3. 小児初期救急診療事業の実施について

11/2から月・水・金の午後7〜10時(受付は9時半まで)に田町駅のところの愛育病院で小児初期救急診療しますね。これからの季節、感染症などの小児患者増えたりしますし、『みなと子ども救急診療室』って名前にします。あ、インフルエンザのワクチン注射はやってませんよ。

 

4. 都営北青山三丁目団地建替に伴う区施設の整備について

その名の通り団地の建替を都がしますが、その敷地内に青山保育園と青山児童館と児童遊園がありまして、合築に合わせて施設の整備も行いますね。児童遊園は面積の確保だとか施設の整備を東京都に要望しますね。

 

5. 区立認可保育園及び緊急暫定保育施設の定員変更について

4月時点の待機児童は30名、でも10月になったらなんと151名に。港区は江戸川区と同率一位の都内出生率、増加状況から来年度1歳児の保育需要が高いことが予想されます。なので、来春4月の入園に向けて全体的に定員を増やし、人数調整しながら1歳児クラスを増やしますね。

 

6. 港区保育所入所基準(保育実施基準)の一部改正について

来月12月から居宅訪問型保育事業も始まりますし、入所基準を一部改正しますね。例えば、障害児がいる世帯への配慮とか、こどもみながら働いたり介護・看護している世帯とか、優先順位とか。

以上、ご報告まで。

みなとこども〜、救急〜診療〜しつっ♪

こども電話相談室が終了し、オープニングのメロディーが『多分こんなだったような気がしないでもない』と思い出せなくなって久しいこの頃です。みなさん11月ですよ、もうそろそろ年末気分が始まりますよ。

 

先日、保健福祉常任委員会があり、その中で小児初期救急診療事業の実施について報告がありました。簡単にいうと、『11/2から芝浦の愛育病院で「みなと子ども緊急診療室」という小児初期救急診療をはじめますね』というお知らせです。

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まず、愛育病院という場所自体、『芝浦なの?』『え、有栖川公園のところじゃないの?』とタクシーの運転手さんにすら驚かれるくらいです。そうなんですよ、愛育病院って今芝浦(田町駅そばのみなとパーク芝浦のお隣)にあるんですよ。で、有栖川のところの昔の愛育病院は愛育クリニックと名称が変わっています。

 

今更、と言わないで。まあまあ。ご存知ない方も結構いらっしゃいますので。

 

一般的な『病院』と『クリニック』の違い、それはベッド数。ベッド数が20以上の医療機関が病院、19以下(ベッド0を含む)をクリニック。入院ができるクリニックもあれば、できないクリニックもあるわけです。

 

入院ができる病院が病院、入院しない病院がクリニック、そんな覚え方もある意味間違いではない。入院できるクリニックの数もすごい多いわけではないですからね。

 

そんな愛育病院と愛育クリニックも『入院』『外来』という機能で分離し(もちろんそれだけではないでしょうけれども)、敷地も分離。名称や機能が一般に定着するまで、もうしばらくの間かかるような感じ。

 

そんな愛育病院の方で始まる、みなと子ども救急診療室。こどもの急病患者を対象に、平日の月・水・金の夜間に初期救急診療を行います。対象者は中学生まで(おおむね15歳未満の小児)の外来軽症患者。ここポイント。

 

診療時間は午後7時から午後10時。受付時間は午後7時から午後9時半。急な発熱だったり、軽症の救急患者にはとてもありがたいサービスです。でも実施日以外や実施時間外はこれまでと同じように、夜間診療・休日小児救急医療機関にまずお問い合わせを。

 

日本の医療は基本素晴らしいと思ってます。その全ての発端というか理由というか、国民皆保険制度があるからです。私たち、すごく当たり前のようにお医者さんに診てもらえます。他の国にはないようなしっかりとした保険制度があるからですよね。

 

でも最近問題となっているのは医療費が膨大に膨れ上がっていることで、年間40兆円とかそのあたり。ではこの医療費をどのように削減するかとう方法が議論に上がる中、やれ病院に行きすぎだ、やれ薬価制度が問題だ、やれ何とかだ。

 

結論を出すのに難しいことは今はちょっと横に置いといて、必要ならば病院にかかれるというシステムとそういう施設があるということが素晴らしい。その中でのこの港区の取り組み、需要があるからこその設置。こどもの数が増えてきている港区です。

 

サービスが始まったからそれでいいやではなく、そこから試行錯誤しながら時代に沿ったより良いシステムを作っていってもらう方が大切。当たり前のように週3から週5、週7毎日へという声もでてくるとは思います。

 

小児科医の確保が大変だし、色んな医療機関で診察している医師もいるし、そもそも小児科医自体が少なめということもあるし、開業医の先生の輪番制をお願いするも負担は大きいだろうし。

 

これからも区だけじゃなく、医師会、いろんな方面の方々のご協力が必要になってきますので、どうぞよろしくお願いします。そんな明日から始まる新しい『みなと子ども救急診療室』を含めた区の情報ページはこちらからどうぞ。

ご利用のチラシはこちら

あ、タクシーに乗る際は必ず『田町駅の裏の芝浦側の方の愛育病院お願いしま……そうなんですよ今愛育病院ってあっちなんですよ、広尾駅のそばの方は愛育クリニックって言いましてね、外来だけみたいですよ』みたいなやりとりは覚えていて損は無し。

 

みなとパーク芝浦も同じ。スポーツセンターって場所が変わ……省略。

みなと区民まつりとは

みなと区民まつり。港区最大の区民フェス、なんて表現するととってもカッコいい。そんな今年の区民まつりは10月10日と11日に芝公園〜増上寺エリアで盛大に行われました。港区にお住いの方だけではなく、港区で働かれている方や遊びに来られた方のため、色んな団体のみなさんが全力でブースを出し、港区役所で働かれている職員さんたちが全力でサポートする、そんな港区最大の区民フェス。

大切な事なので3回目いいます、区民フェス。

区長が紫のハッピを着て、区役所職員さんがお揃いの青い(水色?)のTシャツを着て、なんでTシャツも紫じゃないんだとかいう疑問はさて置いて、区役所のみなさん3連休のところ多分3連勤。お疲れさまです。

10/12はみなとパーク芝浦のスポーツセンターでみなと区民スポーツ・体育祭。それも一応区民まつりの一部だし。

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港区議会でもブースを出し、一期生議員と事務局がアイディアを出し合って『こども議員バッジ』を作って配布。こういう港区がいいなーっていうこども目線の公約?希望?を紙に書いてもらい、壁に貼る。そしたら立派なこども議員!ということでこども議員バッジを胸に(余裕ない時は手渡し)。風船も配ったり。

色んなこども公約?ありましたよ。『お花がたくさんの港区』『公園にもっとブランコを』『楽しい港区』『自転車がたくさん乗れる公園』『家の前にバス停』『差別する学校の先生を変えてください』…ちょっとー!これマジなやつー!教育委員会ー!

区議会議員もブースに立ち寄り、事務局のお手伝いをします。ぺーぺーだけじゃないですよ、ベテランも。なかなか楽しいイベントでした。

18歳選挙権のこともあるし、投票率の低さもあるし、とにかく色んな方に議会とか政治とか選挙に関心を持ってもらおう企画のひとつです。国会だけじゃなく、みなさんのお住いの近所にも必ずいますよ、地方議会議員。

そんな港区、外国人のお子さんも当然たくさん来るわけで、区議会ブースにもバッジ目当てだったり風船目当てだったりするわけですが、ついでに公約?希望?を書いてもらうわけです。日本語の中に混ざる英語だったりフランス語だったり、とってもインターナショナル。

私がブースいる時には区議会事務局の方から『小倉氏ー!』と通訳ヘルプのお呼び出しがあるわけで、自称バイリンガルのわたくし、ほんのちょびっとお役に立つことがあって嬉しかったり。むきゃ。

それにしても区議会事務局のみなさんも総動員、張り切ってブースで呼び込みしたり、風船ふくらましたり配ったり、こども議員バッジ配ったり、そして大人には今度初めての試みで開催する『議会報告会』チラシ配ったり。グッジョブです。お疲れさまです。金曜まで1ヶ月に及ぶ議会もある中での準備、大変でしたでしょうね…。

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ちなみに23区内でこのような議会報告会の開催は3区目だそうです。世間一般で言う『開かれた議会』を目指す港区、まだまだこれからこれから(画像はFBでは見れないのでブログからどうぞ)。11-18(水)18:30-20:00@港区役9階。希望者には議場見学もあるよ。

こども議員バッジがなかなかの人気でした。港区こども議員定数はメーターを振り切り、缶バッジ完売?したので急遽こども議員シールを作ってもらったり。突然のアイテム錬成、区議会事務局は錬金術士。素晴らしい。

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区議会ブースの他に、港区国際交流協会のブースで英語の紙芝居をお手伝いしてみました。ネイティヴの方からいただいたアドバイスは『女優になるのよ!セリフに魂を込めるのよ…!』でしたので、精一杯の紅天女(こぶとりじいさん)を演じてきた次第です。