港区議会 令和3年度 予算の教育費

さて、教育費についてどういう質問したのか簡単に説明していきますね。テーマはずばり「文化財保存の考え方」です。ほら、あるじゃないですか文化財的なやつが大なり小なり。ずばり、まちづくり部門と連携してくださいよという話。ずばり。

 

ずばり、文化財保存で教育委員会って何してんの?

港区文化財保護条例の中で、「区は、文化財が我が国の歴史、文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、かつ、将来の文化の向上発展の基礎をなすものであることを認識し、その保存と活用が適切に行われるよう努めなければならない」とあるんです。

 

また、「港区教育委員会はこの条例の執行に当たっては、関係者の所有権その他の財産権を尊重するとともに、文化財の保護と他の公益との調整に留意しなければならない」とも書いてあるわけですね。

 

文化財の対応について、港区独自で何かできるということは多くないと思うんですよね。数えるほど少ないくらいではないでしょうかね…。むしろ、国や東京都などと協議が必要なものがほとんどであろう一方、土地の所有者である民間事業者に判断が委ねられてるものもあるわけですよ。というかそれがほとんどじゃないですかねと思っちゃう。

 

Q: その中で港区教育委員会はどのようなことをされているのか、文化財対応における教育委員会の具体的な実務って何なの?

 

A: 港区教育委員会はですね、文化財保護法や港区埋蔵文化財取扱要綱等に基づき、埋蔵文化財発掘届・通知の受理、調査の実施、調査の立会いとかやっておりましてね、計画変更等の協議とか区史跡指定等の実務はですね、東京都教育委員会、文化庁と連携しながら行っておりますですよ。さらに、文化財に関する実務から得られた成果は、港区立郷土歴史館の展示や各種の事業に生かしておりますです

 

(´-`).。oO(…なる。というか、教育委員会って学校だの幼稚園だのというところがフィーチャーされがちなんですけれども、一度ちゃんとした機会に聞いてみたかったんすよね…。サンキューです、3月9日だけに…うふふ…)

 

 

区の積極的だったり学術的な取り組みって例えばどんなの?

先ほど、お答えの中で「埋蔵文化財」って言いましたね?

 

遺跡がどの辺に見つかりやすそうか、どこが遺跡・史跡かがわかる、港区埋蔵文化財包蔵地分布図が港区のホームページからもみれるんですよ。眺めてるだけでなんか面白いんですよね。これによると、「範囲未確認遺構」という数がとても多いことに改めて驚いたわけです。へーーって。

 

港区は江戸城下町の上に築かれていると聞いていますので、掘れば何かが出る可能性が非常に高い場所だと。これまでに地下掘削が行われていない場所は特にその可能性が高いと言われているようなんですが、実際には埋蔵分布図でマークされていない場所で何か見つかることもあります。

 

例えば、江戸時代は海だったというところとかね
みんなわかっとるよね…何を言わんとしているのか。

 

で、建築計画等の対象地が周知の埋蔵文化財包蔵地(つまり遺跡)に該当しているか否かは、その分布図を各自で確認をして、該当しない場合は問い合わせ等は不要なんだって。で、工事などをしている最中でも埋蔵文化財を発見した際は速やかに工事を中止をして港区に連絡をすることとなっていると。ふむ。

 

要は自己申告制で文化財の発見連絡を区民や事業者に求めているということじゃぁないですか。

 

Q: 区が積極的に文化財を発見しよう、学術的なアップデートをしていこうという動きはあまり目立たないような感じがしますけども、そのあたり何か努力されていることがあれば教えて?

 

A:

昨年末の令和2年12月ですけども、区の学術研究を目的として、芝丸山古墳の遺構確認調査を実施したんです!そしたらですね、古墳築造当初の様相をつかむことはできなかったんですけども、6世紀中頃の円筒埴輪片須恵器の甕片増上寺の焼失した五重塔のものと考えられる瓦が出土するなど、新たな成果が得られたんですよ!

 

その他にはですね、令和元年度には幕末の1861年に発生した東禅寺事件に関わる史料である「東禅寺事件銀製メダル及び江幡家文書」の発見がありましてね!この現存するメダルは造幣局が所蔵する1点が確認されているのみで、今回発見のメダルには、事件で亡くなった江幡吉平に関わる文書群が一括して受け継がれていて、歴史的価値が高い史料であると判断したんです!令和2年度に港区文化財保護審議会の審議を経て、港区指定文化財に指定しました!

 

 

現在、郷土歴史館で、この史料を含めた、令和2年度新指定文化財展を開催し、区民に広く公開するとともに、新たな文化財の発見に向け、取り組んでいるところです!

 

(´-`).。oO(…ほぅ。前職はこれでも研究職の端くれだったもんだから、こういうアカデミックな発見とか進捗ってやっぱりいいわぁ…ナイスですねぇ…ナイスですよぉ…

 

 

区役所内でですね、文化財保護っつー意識を高めてもらいたいんですよ、ずばり区長部局ともっと連携してですね

港区には古いものを大切にする区になって頂きたいという思いが昔からあるわけですよ。便利な世の中に慣れてしまった今、我々は時折「価値」っつーもんがわからなくなってる時がありますよね。地形を残す、緑を残す、昔ながらの港区を残すことだって立派な価値ですよ、価値。文化や文化財は心の豊かさに直結しますし、そういうことを大切にする港区であって欲しいと願っている人は多いです。ユー、ノウ?

 

文化財保護って、観光資源にもビジネス資源にも関係あるし、社会活動や周辺地域のまちづくりへの意識向上とかも、教育以外にも様々な方面へ展開することができるコアな部分じゃあないですか。マジで。

 

歴史や文化が存在する日常空間に我々は暮らしてますよね。だからこそ景観条例やまちづくりルールなどもこういう観点から生まれてるし、自然を残したり古い文化と共存したりすることが増えれば増えるほど、港区はとても良いところだと認識もされていくんですよ。

 

Q: たとえ、たとえですよ、文化財所有者が外部だとしても、港区は文化も文化財も歴史も大切にする区だと、内外にもっとアピールしていただきたいわけです。そのためには教育委員会にはもっと文化や文化財について積極的に周知啓発をしてですね、区役所の中でも文化財保護の共有意識を高める存在であるべきなのよ。むしろずばり、イニシャチブお取りあそばせ?

 

A: 郷土歴史館の展示とか、積極的な情報発信も頑張ってます!庁内各部署と連携して文化財の保護と教育に取り組んでいます!今後も文化財を所管する組織として、文化財保護の意識を高める役割を積極的に果たしていきますがんばります!

 

かんそうぶん

(´-`).。oO(……一度失ったものは二度と戻らないんですよ……いいですかもう一度言いますよ……モノはですね、一度失ったら二度と戻らないんですぅ……

 

(´-`).。oO(……何年か前に委員会の視察で小樽に行ったんですよ。歴史と文化遺産が街並みの基礎となってる小樽です……。歴史や文化の保存とか保全とかの願いが込められてるんですよ……つまり市民の「価値」と行政の「価値」がマッチしたからこそ、文化財の保全を軸としたまちづくりができたんですよね……

 

(´-`).。oO(……じゃあ港区でそれできるかと考えました。多分今のままじゃ無理ですよ……だって「それはどこどこの管轄だ」という行政のやっかいなところしか出てこないんですもの……

 

(´-`).。oO(……今日の教育費だって、わざと「文化財保存」ってシンプルなタイトルにしましたよ……正直なところ教育委員会ではない区長部局にいる職員さんがどれだけこの中継をみてるか……ほとんどいないと思うんですよね……マジで……だってみんな「文化財は自分の管轄じゃないから」って思ってるから……

 

(´-`).。oO(……要はね、各時代に生きている人の価値観で、かけがえのないものを残すか残さないかの判断が委ねられてるわけですよ……

 

(´-`).。oO(……平成31年に改正された文化財保護法はですね、ぶっちゃけ条例改正さえすれば教育委員会じゃなくて首長部局への移管もできるんですよ……長の意向で文化財の保存と活用がダイレクトに反映できる仕組みになってるんですよ……ご存知だと思いますけれども……

 

(´-`).。oO(……つーか、起きなさいよ。アンタたちに話してるんだ。起きろやコラ

 

(´-`).。oO(……要はね、緑でも自然でも坂道でも、ネイチャーもカルチャーも港区にはしっかりとしたビジョンを持って、価値の判断をしてくださいよと言いたい……

 

(´-`).。oO(……起きろや、コラ

 

(´-`).。oO(……文化財保存はですね、ひとりひとりが歴史を大切にする気持ちが大切ですし、知識も学校教育も大切ですよ……

 

(´-`).。oO(……保存に関わる人員だって大事、学芸員の育成も大事、専門家へのリスペクトも大事、保存技術も施設もみんな大事……教育委員会だけでは難しいなら港区総がかりでそういう体制を取っていただきたい……

 

(´-`).。oO(……要は、教育委員会から積極的に区長部局と連携を取ってもらいたいわけです。特にまちづくり部門に対してイニシャチブをお取りくださいませ?

 

(´-`).。oO(……ということをですね、教育委員会と教育長に改めて求めたいことを最後に述べて質問を終わりますけど……お、起きました?

 

 

以上。


 

 

 

港区議会は絶賛定例会中

ご報告がアレでございますが、港区議会では2/17から第1回定例会が約1ヶ月間という期間で絶賛開催中でございます。来年度の予算特別委員会もセットで開催されているわけでございましてね。

 

で、実は私、わたくしごとですが、どうしてもな家庭の事情で予算委員会の大半を欠席しております。大変申し訳ございません。公人であるからどんな事情であれそんなの許されぬと言われることも覚悟の上、欠席であります。重ね重ね申し訳ございません。ジャンルで言うと介護です。

 

が、どうしても指摘したいことがありまして、予算委員会では総務費と教育費のみ時間をいただいて質問をする次第であります。そんな中、昨日総務費がありましたのでそのまとめをご報告。

 

債務負担行為の考え方について

えー、港区が事業を計画して実施していく際に、予算を取るわけです。年度単位で予算を取るもの、「債務負担行為」と呼ばれる複数年度で予算を取るものの2タイプあります。

 

Q: その単年度と複数年度の予算計上の考え方とですね、例えば港区基本計画に載るような計画事業の場合はどっちの予算に該当するもんなんですかね?で、それはどこの部門が決めることなの?

 

A: 基本は「支出経費の財源はその年度の収入を持って充てるべき」ですので、複数年度の債務負担行為は例外的な感じで。そんな債務負担行為は所管からの予算要求に基づいて財政課も入って検討していますよ。

 

(´-`).。oO(…ほほう、所管からの予算要求に基づいて、ね。…そんな話はこれまで聞いたことないわぁ…むしろ所管が予算要求できるとは聞いたことないわぁ…一度たりともな)

 

 

苦節7年、地元の麻布十番の商店街の大通りの道路整備を港区基本計画に載せていただいてどうもありがとうございます。3年間の事業として載せていただいてほんとにありがとう。来年度予算もつけていただいてほんとにありがとうございます。でもね、今のままだと年度単位の予算(4月から次の年の3月)ごとにですね、4月〜6月を入札&契約を3回繰り返し、少なくとも3年の工事の中でこういう事務手続きに費やされる期間が9ヶ月でてくるんですよね。少なくとも3年の工事期間の中で9ヶ月工事しないというロスですよ。時間のロス。

 

しかもですね、これまで色んな方々と色んなことでお話してきましたけれども、みんな口揃えて言われることが「年度単位でしか予算は要求できない」の一択なんですよね。所管が複数年度での予算を要求すれば話し合いのテーブルについてもらえるんですかぁ。そうですかぁ。でもそんなことできるって聞いたことないんですよぉ、おかしいですねぇ。

 

Q: せめてですね、港区基本計画に載るような事業は最初から複数年度での予算要求ができるということを全庁で周知していただいてですね、担当課から色々考えた予算を要求してもらいたいんですよ?そういう方が効率もいいと思いますよ?いかがです?

 

A: 予算事務に関する内部向けの実務担当者研修を毎年実施してましてね、債務負担行為制度についても研修の内容に含めてますです。今後はこれまで実施してきた債務負担行為の事例についても研修内容とすることで、正確な理解を促すと共に適切な活用についても周知してきますです。

 

(´-`).。oO(…ほほぅ、研修の内容に含めているとですか。おかしいですねぇ、それならば私がこれまで何年も聞いてきたことはなんだったんだろうかと疑問が残りますですよ…でもこれを機会にこの事例を是非に研修内容に含めていただきたいですねぇ…)

 

と、色々とフレキシブルな考え方、所管からの予算要求のあり方、その後の予算編成での協議のあり方、色々とよろしくお願いしたい旨を伝えた次第です。多方面の方々には大変ご迷惑をおかけしております。よろしくお願いします。

 

 

ご機嫌ナナメな上、欠席続きで大変申し訳ございません。

 

かしこ。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、昨日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. (仮称)南青山二丁目公共施設整備計画の整備スケジュール変更について

えー、何年も何年も前から整備をしようと頑張っておりましたグループホームとか小規模多機能とかなんですが、地域との調整で計画が延びに延びましてという話を事あるごとにご報告しておりますが、開設が令和5年10月としておったところが令和6年4月とまた延期となりました。が、がんばります…。

 

Q: 地域の要望とかお話を本当に丁寧に丁寧に聞いてくれて本当にどうもありがとう、丁寧に丁寧にしすぎて何年も遅れてしまうほどの原因になってる地域の要望ってつまり何なの、など。

 

 

2. 令和2年度の新型コロナウイルスワクチン接種について

えー、皆さん気になるところの港区のワクチン接種ですが、現在誠意色んなことを決めている最中です。来週からの区議会定例会に補正予算の案件を提出しまして、3月になったら周知が開始される予定、そして3月中旬以降に65歳以上の高齢者への接種券などの送付をする予定です。あくまで現時点での予定です。

 

なお、港区ではワクチンに関するページを作りました。リンク先ブックマークやで。ええか、即ブクマするんやで。要チェックや。

 

Q: 副反応とか気になるわ、接種券についてもっと詳しく、接種券無くしましたって人絶対でるわよ、ぶっちゃけワクチン接種って一人あたまおいくらするの、アナフィラキシー用にちゃんとエピネフリンとか大丈夫なのよね、など。

 

 

3. 保育園の園長保育料の上限額の設定について

えー、保育園の延長料というものをですね、保護者の経済的負担軽減をしようと、上限額を定めることにしようと思います。これまでは時間延長をご利用いただく度にそれだけ毎度利用料をいただいていたわけですけれども、ほら今色々とアレじゃないですか、保育料とかも色々アレですし、ですので利用者のデータ等もみたり色々検討した結果「月10回」という回数でくぎりをつけて、上限をそのマックス金額とすることにしました。

 

延長保育が常(月10回以上)というご家庭向けであります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

Q: 金額上限を設けることで保護者にとっても助かるロジックがわからないんですけど、表の意味がわかんないんですけど、こういう変更は良いと思うんですけど「保育の質の向上」って理由は全然関係ないと思います、保育士って働き方がシフト制だから延長保育の利用が逆に増えたりしたら大変になりそうだわ、私立園は当然収入減になるからそのあたりちゃんとなんかあるのよね、というか来週から始まる定例会案件の審議事項なわけですけどこのタイミングで報告してくるっていうのがもう意味不明、など。

 

 

4. 令和3年第1回港区議会定例会提出予定案件について

えー、来週からの定例会でこれこれこういう議案が出る予定です。議案審議にならない程度に資料要求などお願いしますです。

 

 

5. 令和3年度組織改正について

えー、今度の4月からですね、区役所の組織が色々いじくられて変わります。保健福祉常任委員会に関係するところではですね、ほら児童相談所的なところが開設しますからそういうところが一部変わったりしますので。

 

Q: 児童相談所の「相談援助担当課長」って何か特別な資格的なもの必要だったりするの、児童相談所の所長って医師じゃないといけないわけではないんでしたよね、など。

 

 

6. 余裕活用型一時保育事業を実施する小規模保育事業所への支援について

在宅の子育て家庭での一時保育ニーズというのが増加する見込みを立てておりまして、ほら今の港区ってものすごく頑張ってきたから待機児童的な数字が改善しておりましてね、改善というかむしろ空き定員が目立つようになってきておりましてね。ですので無理のない空き範囲のある届出をしっかりした事業者さんが、「余裕活用型」という一時保育の実施を前向きに検討していただいてます。ありがたいことです。

3月から周知を始めて、4月から開始のスケジュールでがんばります。

 

Q: 4時間未満は1500円ってあるけどこれって1時間でも1500円って意味なの、えーやだー書き方よくないからわかんなーい、事業者さんにきっちりとサポートをよろしくね、こういうタイプの一時保育ができるようになる条件ってなんなのかしら、など。

 

 

7. ゆらりん港南緑水保育園における委託費等返還金加算金について

えー、1/15に開催された委員会でも報告があった件の続報ですが、不適正受給というやつです。色々区役所でも弁護士を交えながら相談しまして、ペナルティの加算金とかを定めましたのでご報告しますね。

 

 

Q: この違約加算金の基準って安くないですか、事業者からちゃんと報告書的なものはもらえたの、これって詳しい内容公表されるのかしら、ただお金をちょろまかした話じゃなくってもっと酷くって要は子供の命すらおびやかしている類の話であることをお忘れなくね、など。

 

 

8. 港区国民健康保険第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)改訂版(素案)及び港区国民健康保険第3期特定健康診査等実施計画改訂版(素案)に寄せられた区民意見について

公表して募集をしておりましたがパブコメは0件、区民説明会では参加者1名で質問件数6件でした。考え方を後日公表していきますです。

 

以上。


 

令和3年度予算の話

さて、先日2/1に港区の来年度予算の内容が発表されまして、毎回区長が記者会見をしてその同じくらいのタイミングで区のHPにも概要案なりそういうのが掲載されますけれども、我々議員も内容を知るのは基本その時です。

 

2月の中旬から予算審議を含む第1回定例会が始まるので、長い間こういう世界にいる人であれば「ああ、そんな季節か」で終わってしまうんでしょうけど、それだとあんまり味気もない上、まるで港区の予算付け含めて港区がどうなろうとしているのかなんてなんの興味もないんだろうなって思っちゃう。

 

なお、区のHPで毎年の予算案の発表記者会見がいつなのかをツラツラーっと調べてみると、今年は2/1(月)、去年は1/31(金)、一昨年は1/31(木)、その前は2/1(木)ということで、基本1/31か2/1な様子。曜日は関係なく。

 

気になるポイント

どのくらいの割合くらいでこの予算案発表を待ち構えている議員がいるのかまったく想像つかないけれども、少なくとも自分はとっても気になる方であります。理由は2つあって、①予算審議の質問を考えて書く時間は一日でも早く欲しい、②これまで取り上げてきたことが反映されているのかどうかを確認したい、からです。

 

ほら、議会質問の答弁って大抵が「検討していきます」「見直していきます」ということがほとんどで、「すぐやります!」みたいなお答えってほぼゼロに等しいんですよね。1度言ったからといって反映されるわけでもなし、とかいって毎回繰り返し言っても反映されるかということでもなく、色んな事情が色んな感じで複雑に交差して結果として反映してもらえたらありがたい。ほら、予算編成権とか地方自治法上色々あるもんだから、こちら側も限界があるのよ。

 

で、もしちゃんと反映されていたことがあるとするじゃないですか。人によると思うんだけど、基本的にこれまで質問で取り上げたりお願いしていた議員個人にも「例のアレ、こうなりましたんで」というお知らせも特段なく、むしろ「いや、アナタ方に言われなくともそんなの考えてましたから」くらいの勢いでシレーっと予算に反映されていたり新しい事業が発表されたりします。

 

なので正直、こちらがお願いしていたことがどうなったかのフォローアップや確認は自力で行わなければなりません。いっぱいありすぎて正直しんどいと感じる時もある。しかもこの公開される予算案には書かれていないことだってあるわけで、確認しようがないことも多々あります。せめてですよ、せめて代表質問や一般質問、決算や予算で取り上げたトピックがピンポイントに発展するものがあるのであれば教えていただきたいところであります。いや、ほんとに。

 

……あっ、アイツとは話したくないと思われている可能性を忘れてた。その時は仕方ないや。因果応報というやつか。

 

港区の予算案の概要

色んな資料がありますので、ご興味がある方はこちらからどうぞ

 

公表されている案の中から個人的にいくつかピックアップしていきますね。個人的なことばかりかもしれないのはご勘弁。

 

麻布十番商店街大通り整備

区議会議員のお役目いただく前から関わっていた地元の歩道整備。2014年からだから苦節7年、お役目いただいてから苦節6年、色んなことを決めていってようやく予算に計上されまして。予定通り。港区さんありがとう。麻布のまちづくり課さんありがとう。この間に異動しちゃったけど関わってくれたみなさんありがとう。

 

なお、今度策定されるであろう港区基本計画案にもばっちり。あぁ最高。これでもう思い残すことは…なんて事はなく、まだ残していることたくさんあるから思い残してることしかないから。まだまだこれからも続く。

 

中小企業・商店街支援

特にプレミアム付き商品券の発行支援、少なくとも来年度また10億円分あるということで一安心。もっとあってもいいんですよ?

 

創業再チャレンジというのもすごくいい。区が応援しますっていう姿勢がみえることがいいんですよ。あとはテイクアウト・デリバリー等支援をもう少し運用を変えていただきたいくらいかな。もしそういう予定なら確認をさせてもらわなければ。あっこれは予算の委員会で質問をしようっと。

 

手続き手数料の無料化

例えば普通に暮らしていたら1年でどれだけ区役所で証明書とか必要になるのかしらという素朴な疑問はさておいて、個人以外にも中小企業・個人事業は色んなものの手数料が高くなりますが、これを無料に。

 

はっ、これが12月の代表質問における「コロナの件は新しい視点で支援をしていきます」というやつか!

 

 

議会ICT化推進計画

前回少しITなお話を書きましたけれども、来年度予算でタブレットがようやく導入できるかもです。まぁ正直ペーパーレスとか言ったってペーパーは置かれるだろうし、完全ペーパーレスな議会運営は難しいとは思うんだけれども、我々(特に自民党さん)がみんなに訴えかけていた一番のポイントは「やるなら行政側も一緒にやってくれないとただデジモノの持ち腐れ」ということでありました。他の方々は導入!導入!だけで何をどうしていくかなど希望も意見も皆無だったもんで。

 

で、↓これなんだと思います?

これね、議会棟の議員控え室のあるフロアにででーんと置いてあるものなんですけれども。下駄箱にも見えるこれ、ポストです。各議員へお知らせのお手紙を入れる下駄箱…もといポスト。区が行う事業とかイベントとかチラシとか、こうこうこういうことがこうなりました的な情報提供を含め、基本紙で色んなものが渡されるわけです。

 

で、毎回委員会終了後のご報告を書いてる時にも載せたりする画像ですけれども、資料だとかも紙で各議員の机の上に置かれていたりしますし、

 

今月からの定例会の予算書とか分厚い資料も机の上にどさっと置かれていたりしますし、基本紙なわけですよ色んなものが。別にいいんですけれども紙は。スクロールするよりペラペラめくる方が便利で早い時だってありますしね。

 

ただね、要はね、区役所に来ないとなんの資料も見れないわけ。例えばメールで送ってもらえますかということも対応されない場合もあったりするわけ。別に機密情報でもなんでもないものすら対応できかねるとかもあるわけですよ。それには色々あって、「議員全員にそうやって対応しているわけではないから」とか、「外部にメール送れる職員が限られているから」とか、役所の都合も色々あるらしいんです。なるほど。民間企業にいた身としてはまったく想像つかない理由が行政にはあったりもする。わからん。

 

「議員は何する事なくともとにかく役所にいること」が美徳とされているようなフシも見え隠れしますし、「(何の役に立つのかわからないけど)5分でも10分でも誰よりも早く情報を入手することがすべて」みたいなことも見え隠れしますし、これだけ聞いてると非常に昭和というかなんというか、うへぇっていうか。

 

まぁそんなことはどうでもよくてですね。要は、「区役所に行かないと何が置かれているのかわからない問題が解決する」であろうということは非常に大きなものだろうと思われます。え?毎日朝から晩まで何することもなく区役所いろって?他にやることも行くところもあるからそれは無理です。

 

例えば共有クラウドサーバーに資料を放り込んで「お時間ある時にご覧ください」でいいわけです。これすら出来なかったわけです。無いですからねそういうサーバー的なもの。というかデータで情報共有ってのが無いですからね。コロナ禍で最初の緊急事態宣言とかその辺りに初めて事務局からのみお知らせメール一斉送信を始めたくらいですから。

 

資料共有以外にも、次の委員会の日程を決める時だって、「候補はいつといつですけどご都合いかがですか」って所属議員全員に電話とかで予定を確認することからですもの。メールでいいじゃんと思われがちですが、全員が全員その方法で行けるわけでもないだろうし。

 

行政側と共に変わっていかなければ、タブレットなんてただドヤ顔でシュッシュピュッピュしたいだけの人がいるだけになっちゃう。で、もちろん議場とか委員会でネットショッピングとかしてフォーカス(古)されちゃうところまでがセットですかね。使い方は個人の良識です、こればかりは。もちろん議会側だってわからない人は学ぶ姿勢がないとダメなんですけどね。

 

とまぁ、自治体によってやり方も目的も色々だと思いますし、議員だって色んな人が選挙で選ばれているわけですからバリエーション豊かなわけですよ。色んなサンプル代表みたいな感じの集合体ですから。毎日朝から晩まで役所にいる人もいれば、一日一回は何時になっても来る人もいれば、週に1度くらいは覗きにくる人もいれば、委員会や議会がある時以外は一切来ない人だっているので。

 

そういうわけで、もちろん費用が絡むことでありますので議会費というところに計上されているわけですけれども、我々の業務向上だけでなく行政側の様々なブラッシュアップにも繋がる議会ICT化ですので、みなさまにもご理解をいただきたく思います。よろしくお願いします。

 

 

令和3年第1回港区議会定例会

ということで、来年度の予算審議も含めた定例会が2/17から始まります。今回の自民党さん会派の代表質問は鈴木たかやさん、一般質問は土屋準さんです。


 

DXへの道

DX。デジタルトランスフォーメーション。聞き慣れなかった言葉も聞きなれるようになった人も多いかと思います。なんのこっちゃと細かな意味はわからんでも、デジなデジデジで新しい価値と組織の変革でいいです。どうも、DXとあるとどうしても「デラックス」って読みたくなる世代です。しじゅうごです。

 

事細かく言うとDXは単なるIT化とは異なるわけで、IT化は方法のひとつでDXはその結果がもたらす新たな社会という感じになるのかなあ。概念とか、ビジネスモデルとか、考え方全般ががらりと変わるようなそういう感じ?じわりじわりと少しずつの変化は目に見えなくとも、気がついたら「あれ、そういえば」というような事がまわりにたくさんあるはずで、それが感染症の影響でスピードが爆進した感じのイメージの方が強いトランスフォーメーションなのではと思います。しらんけど。

 

例えばスマホが登場してからガラケーよりできることはもっとたくさんになったし、もっともっと昔で言うとパソコン通信なんて呼ばれてた時代から考えると、今なんかなんというかテレホーダイどころかテレワークホーダイな世の中になり、IT化が進んだ結果、我々に自由も利便性も色んなものがくっついてきたと。

 

このあたりの社会変化の感覚は、ゲーム機をピコピコと呼んだ世代と、windows95が出た後の変化をリアルでみてきた世代と、物心ついた時から携帯電話がそばにあった世代と、学校でタブレット配布される世代と、全部違うと思う。唯一共通するのは「まさかこんな世の中になるとは思わなかった」と、何十年後かにふと思うであろう事くらい。あのピコピコが今やe-sportsとやらに変革していると、30年前は誰が想像したでしょうね。

 

IT化が進んできたことで通販・e-コマースビジネスがびっくりするほど拡大したこともそうだろうし、「会社のオフィスいらないや」とするところだってあるわけだし、最終形態はなんだ人間の電脳化なのか、データの一元管理化か。攻殻機動隊の世界がリアルになるのか。それはそれで楽しみであったりもする。生きている間に素子さんになれる日もやってくるのかもしれないと考えるだけで胸熱である。

 

そんなことはさておき。

 

行政のデジタル化は常に課題で、要は国で「デジタル庁」とかできちゃうくらいだから、それだけその分野で遅れを取っているから注力したいくらいの気持ちの現れ。民間企業ではいいものたくさん開発しているし、民間企業で色々便利に色んなものを使い倒しているのに、何故か行政は離れ小島でぽっつり世間からの隔たりがあるのは否めない。やれ費用だ、やれセキュリティだと、色んな課題がありますが、ひとつ勇気を出してえいやとなかなか一歩が踏み出せず、石橋を叩いて渡るどころか叩きすぎて壊すくらいなクラッシャーも多いのも否めず。

 

そんなこともさておいて。

 

DXの第一歩はIT化から

以前にも少し綴ったことありましたが(『アイとかCとかTとか』2020.5.20)、港区と区議会はあんまりIT化が進んでおりません。理由は綴ったように様々で、実績PRの導入ありきの不毛な議論が先行しておったもんで、まとめるにもまとまらん状態が何年も続いておったとです。が、ようやく動き始めました。長かった。

 

細かいことは来年度予算も絡むので次の機会に書こうと思いますけれども、いい感じになりそうで。進捗と結果には非常に満足するところでありますが、これからもうしばらくすると「わたしがやりました!」「我々の推進で!」みたいな嘘満載のアピールが色んな議員からばんばん発信されるであろうことを想像すると、それはそれで楽しみでもあります。みんなで、みんなでそうしようって決めたんですよ…うふふ…みんなでね。

 

さて、区役所職員さんが使っているPCには、とあるweb会議システムが入ってます。こんなご時世もあるからばんばん使ってまっせ!という話は特に耳にしたこともなく、非常にもったいないだけでなくもったいなさすぎる上、もっと使った方がいいし使ってもらいたいと常々思っていたわけなんです。特に我々議会側に対しても。

 

何ヶ月か前でしたかね、「区議会だより編集委員会」という附属機関がありましてね。機関というほどご立派なアレではないんですけれどもね、年に4回発行される区議会だよりの編集担当議員が表紙をどれにするだ中身はどうだ的なことを決めるのがあるんですが、そこでお試しで役所が使ってるウェブ会議システムを使ってみようよということになったんです。我々もそれぞれ個人のデバイスにアプリインストールしてね。チャレンジ精神とても良いこと。で、結果としてなんの問題もなく(まぁそうですよね)、2回ほどやりましてね。区議会事務局が手取り足取り議員に指導しながらね。ほんとおつかれさまです。

 

で、折角アカウントあるわけだから、使えるものは使い倒したいじゃないですか。なんせ我々、行政側とのやりとりも少ないわけではなく。区役所だって今やリモートワークが多くなっている上、1対1なら電話でやりとりも可能だけれども、1対複数の場合、みんな時間合わせるところまではいいとして、全員本庁まで集合することが常だったわけ。5分の話をするためだけに。

 

まぁこれもこれまでの色んな経緯とかあるから一概に「めんどくさ」という話ではないようなんですが、どうせ議会のIT化も進んでいくわけだからまずは自分から積極的に「webで!」を進めていこうかなと思いまして。お願いしたわけです。

 

もちろんアッサリいけるわけですよ。自分にとってはとっても簡単で便利なんだけれども、行政側からの感覚はどうなんだろう。今後改めて聞いてみよう。いかがでした?楽チンじゃなかったですか?と。

 

自分のため以上に行政側をおもんばかってるつもりでいるんだけど、多分あちら側の誰にも気付かれていない件

先月くらいにも「webで!」と一回お願いしてたんだけど、ちょっとタイミングも良くなくて延期となり今回の行政側からのwebレクチャレンジとなったわけですが、どうしてもこだわっていた自分には大きな理由があります。それは本庁にいない部門の職員さんをわざわざこのためだけに移動させるってどうなの、と。特に保健所な。ほら、今所属している委員会って保健福祉常任委員会ということで、今コロナ対応まっさかりの保健所が大きく絡むわけです。これからワクチン云々だって色々あるし、保健所めっちゃ忙しい。誰だって知ってる。

 

が、「説明しに本庁にいくなら、気晴らしに外に出るちょうどいい機会」という事も考えられるわけで、一概に「web会議いいでしょ!」とは言えないんだけれども。職員さんだって人であります。なんとも言えん。ねぇねぇ課長、どっちがいい?今度コッソリ教えてくださいませ。

 

DX(デラックス)からDX(デジタルトランスフォーメーション)。亀の歩みでイバラな道。でもこういうのが普通になった先にあるのはどんな議会運営だろうかなって楽しみにしてるの巻。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、先日も保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。色んな計画の策定なので開催頻度高しですよ。と、前回「計画の改定」と書いたら「違います改定じゃありません、策定です『サ・ク・テ・イ』」って言われちゃったぜ、エヘ。

 

 

1. 令和2年度組織改正について(追加)

えー、新型コロナのワクチンですね、国はあーだーこーだ言うだけばっかりで時際に汗かくのは一番下の自治体ですよ、そんなわけで体制を整えるために組織を改正します。新型コロナウイルスワクチン接種担当部を作りまして、担当部長と担当課長と担当係長と担当係員と異動です。

 

Q: 組織も接種対象も何名になるの、など。

 

 

2. 港区地域保健福祉計画等(素案)について
3. 第8期港区介護保険事業計画(素案)について
4. 第6期港区障害福祉計画(第2期港区障害児福祉計画)(素案)について
5. 港区基本計画・港区実施計画(素案)について

えー、引き続き港区基本計画の改定による、枝葉の計画とかのご質問等お受けします。今回の委員会では生活福祉・地域福祉分野に特化しての委員会です。

 

Q: 生活保護の申請数の変化はどうなの、扶養の照会数ってどんなもんなの、家族の引きこもりって別の相談から判明するのが多いのねなるほど、後方支援病院とか大丈夫なの、在宅療養者への支援っていかがなものなの、今度港区が作る予定の福祉相談窓口って大切よね、ボランティア活動の支援も大切にお願いね、など。

 

 

以上。

 

 

あっそうだ。

撮りためている動画を編集するのが最近の趣味で、まぁ所詮は素人作業なんですけれども、ちまちま地味に作業するのがとても楽しく。

 

で、雑談に付き合ってくれる人捕まえたわけですよ。ちょうどいい人がいた。プロにお任せすればカッコいいやつなんて山ほどできるんだろうけども、雑談したいんですよね雑談。対談じゃなくて雑談。違うな、動画というものを編集したいだけ。

 

 

自分が知らない話をたくさんしてくれるので、勉強にもなるし。編集作業で何回も何回も聞くことになるからね。やっぱりアレですよ、毎回の委員会のご報告もそうだけど、復習って大事。

 

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日も保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。色んな計画の改定なので開催頻度高しですよ。

 

1. 港区地域保健福祉計画等(素案)について
2. 第8期港区介護保険事業計画(素案)について
3. 第6期港区障害福祉計画(第2期港区障害児福祉計画)(素案)について
4. 港区基本計画・港区実施計画(素案)について

えー、引き続き港区基本計画の改定による、枝葉の計画とかのご質問等お受けします。今回の委員会では健康づくり分野に特化しての委員会です。

 

Q: 新型コロナの保健所の現状をまず教えていただける?、新型コロナに限らず感染症全般もそうだけれども正確な情報発信をお願いしたいわ、なんかねー気持ち的にまいっちゃってる中で健康づくりって言われてもねぇというのが正直なキモチ、そんな中でも災害時の医療とか考えないといけないのよね、そうそう今度4月に港区子ども家庭総合支援センターができて移転するから今の保健所の2階空くことになるから保健所機能が上がるような使い方をしていただきたいのよ、など。

 

以上。

 

あっそうだ。

1月ですので、新しい報告書ができております。「さて、今回はどんなもんじゃい」とご関心がある方はこちらからどうぞ

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、先日に保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。まずは残念なご報告から。

 

1. 区内私立認可保育園における不適正な職員配置及び委託費等の不適正受給について

えー、昨年末の12/24 に区もプレスリリースとして公表していますけれども、区内の保育園で不適正なことが発覚いたしました。枠としては「不祥事枠」ですね。

 

必要人数がいなければならない保育園で、組織ぐるみで隠蔽を図っていたということで、業務改善と委託費返還。

 

Q: こういうことはまったくもって残念だわ、3人も少ない保育士で定員ぱんぱんの保育園で子供をみなければならなかったことを考えると保育士さんたちが不憫で不憫で…、すべての園で徹底調査しても良いんじゃないの、そもそもこういうのってそもそもの保育士不足からくるもんだと思うんですよ、もっと現場にいる方からの情報提供を受けれる仕組みを作るべきなんじゃないかしら、組織的な隠蔽は本当に残念だけれども区はどういうペナルティを課していくつもり、再発防止策とかの報告書はいつ提出される予定なの、これだから民間に委託するのは我々政党は常に反対してきて云々カンヌン、など。

 

 

2. 港区地域保健福祉計画等(素案)について
3. 第8期港区介護保険事業計画(素案)について
4. 第6期港区障害福祉計画(第2期港区障害児福祉計画)(素案)について
5. 港区基本計画・港区実施計画(素案)について

えー、引き続き港区基本計画の改定による、枝葉の計画とかのご質問等お受けします。今回の委員会では障害者分野に特化しての委員会です。

 

Q: 常に就労の場の確保なんですよねぇ…、就労の成果というか結果というか障害者雇用の目標とゴールの設定課題もあるんですかねぇ…、というかまず「障害者の定義」をうんたらかんたら、成年後見制度って例えば認知症の方向けと親亡き後の障害者では意味合いも求められる質もだいぶ違いますよね、など。

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、昨日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 国民健康保険及び後期高齢者医療制度における傷病手当金の支給適用期間の延長について

えー、9/4の委員会でしたかね、9末から12末まで延長しますよと報告したのは。更に延長で来年3末です。

 

Q: 前も聞いたと思うけど実績はいかほどに、など。

 

 

2. 国民健康保険料の電子マネーによる納付の開始について

えー、なんか世の中キャッシュレスな感じということもありますし、銀行以外で税金をペイする方も多くいらっしゃいますし、来月1月から国民健康保険料をペイな企業でペイできるようになります。LINE PayとPayPayでペイ。

 

Q: 銀行以外でペイの割合はいかほど、「払い戻し」的な機能はないのよね、なんでこの2社なの、手数料は、など。

 

 

3. 港区ひとり親世帯臨時特別給付金の再支給について

えー、国のアレで再支給が決まりましたので仰せのとおりに…ガースーの御心のままに…。区内該当は約1,000件です。

 

Q: 申請率100%じゃないですよねどういう方達がしていないのかしら、など。

 

 

4. 港区エンジョイ・ディナー事業の事業期間の再延長について

えー、ひとり親家庭とか児童扶養手当受給世帯向けに6月から実施している夕食用のお弁当を提供しているというエンジョイ・ディナー事業、12/25までとしてましたが1/29まで延長します。なお、年末特別対応として12/28から12/31までは区役所本庁のみでお渡ししますので。大晦日なんか課長自ら張り切って待機してる予定ですー。年明けは4日からですー。

 

Q: 延長は素晴らしいわ、本庁一箇所は距離があるわね、他の自治体から同じようなことやりたいとか連絡ありました?、職員さんの負担が大きいと継続することが難しくなるし庁内で連携とか産業振興課とか色々情報持ってそうよ、など。

 

 

5. 港区基本計画(素案)に寄せられた区民意見について
6. 港区地域保健福祉計画等(素案)について
7. 第8期港区介護保険事業計画(素案)について
8. 第6期港区障害福祉計画(第2期港区障害児福祉計画)(素案)について
9. 港区基本計画・港区実施計画(素案)について

えー、改定です改定。

 

Q: とにかくねぇ目標とか指標とか満足度とか色々変なのよ!、とにかくねぇ自分はこうこうこういうところが気に食わないのよぎゃーぎゃーぎゃー!、えっとねぇそもそも基本計画の新しい全体構成が変わったことから色んな質疑が発生してるわけだからそのあたり全庁で情報シェアされてみてはいかがですか、など。

 

 

10. 年末年始に向けた新型コロナウイルス感染症対応について

保健所は職員が輪番出勤をしまして、発生届の受理とか疫学調査とか入院調整とかしっかりがんばります。元旦早々課長は出勤しますよ。発熱相談やらは港区のホームページでも情報周知を本日から始めましたので参照くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

   

 

福祉部門では年末年始も何かありましたら全庁的な緊急連絡網のようなものありますので……。それではみなさん、良いお年を……。

 

以上。


 

港区議会 エレ・コロ特別委員会報告

さて、昨日はエレベーター等安全対策・新型コロナウイルス感染症対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 区内感染者数の推移及びみなと保健所による主な取り組み状況について

えー、感染原因としましては、家族とか同居とかいわゆるお家の中で感染するとか、職場とかが確認されてますね。今年の1月から約11ヶ月で保健所で受けた相談件数をまとめたので初めてご報告いたしますよ。

あっ、あと感染で自宅で療養されてる方のうち、デリバリー頼めないとかお買い物行ってもらえる人がいないとかで長い期間食べる物を調達できない方に対して、ご希望の方に食料品等の自宅療養セットをお届けすることになりました。3月末まで。

 

Q: 相談のQ&Aが相当充実したから問い合わせしなくても良いように区民とか事業者さんとか向けに内容公表していってもいいんじゃないの?、そういえば保育園での集団感染に関する論文的なものありましたよね、悪魔の証明みたいな感じだけども陰性証明書の取り扱いってなんか変わったりするんですかね、感染者数ってあくまでも「港区の医療機関発信」という扱いですもんね…、など。

 

 

2. 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止や区民・事業者の生活を支えるための区の主な取り組み状況について

えー、新型コロナウイルス感染症対策担当課長です!あれやこれや、もう終了した事業もありますが、がんばっております!これからもがんばるであります!新型コロナウイルス感染症対策担当課長です!

 

Q: すでに終わった事業はまた復活してもう一度みたいなことはないの?、どうやら新しい視点で色々考えていくみたいなこと聞きましたし積極的にやってちょうだい積極的によ?国民健康保険の減免制度の利用ってどのくらいあったのかしら、など。

 

 

3. キッズ・ゾーンの設定について

えー、保育所などの園外活動の安全確保のために国が考えたのがキッズ・ゾーン。港区も20箇所くらい作る予定で、今警察とかと色々協議続行中です。

 

Q: 道路になんか描くのはすぐハゲるので定期的なメンテ含めてご検討を、あとは描くなら字じゃなくてピクトグラムみたいな絵がいいと思うわ、規制とか罰則とかそういうのは作ったりするの、とりあえず20箇所というけど増やしていきたい感じ?、など。

 

 

4. 「安全の碑」の設置等について

えー、エレベーター事故の風化防止と区の安全に対する姿勢が今後も不変であることを区の内外に示すために、本庁正面の「港区役所」って看板的なやつが置いてある横に石碑を建てようと…あれ….委員の皆さんどうされました…ざわついてらっしゃいますけれど…なお事故起きたエレベーターの構造とか戸開走行事故の重大性を再現する模型も製作しようと…あれ…みなさんどうされました…ええ模型だけでも250万円とか軽く超えていきますけれど…それ以外にも石碑は御影石で日本語と英語で文章彫ってそれは別料金で…あれ…みなさんざわついてらっしゃいますけどどうされました…?  

 

Q: ざわ…ざわざわ….、いやいやいやいやいや、ちょ待てよ、え本当にそれでいいって思ってるの、いやいやいやいや、ちょ待てよ、など。

 

以上。