地域と議員と政治の話。

色んな方々とお話している中で、地方議員と国会議員ってもっと連携してもらいたいんだよねというお話を時々いただきます。街場の課題とかそういうのを必要あればどんどん上に流していく、そういう普通の方法の他にどうにかなることってないのかなと思いまして。そこで思ったわけです、『そうだ、同じ場所で同じ時間を共有すれば話は早いや』と。しかもざっくばらんに腹を割って話そうと、そういう本音で色々お話できるのがわかりやすいやと。国会議員にも地域の課題を直に知ってもらいたく、そうだみんなで腹を割って話そうと。

 

こういうのを世間一般(というか政治の世界)ではひょっとしたらミニ集会というやつなのかもしれないんですが、なんかそれもニュアンスがちょっと違うような。どちらかというと直で街場から要望伺います的な面もあるし、お勉強会的な面もあるし。なんといっても国会議員にちゃんと色々理解してもらいますよという意味合いも。

 

そんなことから、港区と地元に関係あるトピックを『民泊』『商店街振興』と設定しまして、まず最初はクローズドな会をお試しに開いてみようと思いました。膝を付き合わせて話できるようにと少数にしかお声がけしなかったんですけれど、当日は倍くらいの方々にお集まりいただきまして。

 

民泊について

メディアやなんだで民泊民泊言いますよね、2020年のオリパラがどうのこうのとか外国人観光客が増えてるのに宿泊施設が少ないから民泊施策がどうのこうのとか。民泊に関しては賛成の人もいれば反対の人もいる。理由は様々です。でも今週の6/15から正式に民泊施策というものがスタートするわけで、港区の今の状況を説明したり、街場で不安に思ってるようなことはどのようなことかを聞かせてもらったり、結果として非常に有益でした。

 

正直な感想を言いますと、『民泊とは何か』という周知がまったく浸透していないような気がします。それが議員の役目だったら怠慢だったかもしれないですごめんなさい。

 

民泊に関する港区の考えは

先日、新聞でこんな記事をみました。許認可のない所の掲載はしなくなったのでガクンと数が減ったと。確かに以前麻布十番というキーワードでサイト検索したら100以上は軽くあったのに、先日みてみたら40件ちょっとに激減してました。

 

港区の民泊を中心的にまとめる担当は保健所です。そして港区は許可制ではなく届け出制を取ることにしています。要は、必要な書類を耳を揃えて出したらOKということです。自治体である港区は『民泊をするならきちんと届出を行なってほしい』というスタンスでありまして、その理由は『違法民泊と区別をつけたい』と。もぐられるよりマシであるし、行政として指導できる体制を確保しなければならないという責任もあると。あ、届出をしたところには港区は立ち入り調査ができると

 

ちなみに5月末の時点で届出が受理されたのは5件だそうです、5件。ちなみにそれ以外の書類不備とかペンディング的な扱いになっているのが26~27件とかそんな感じだと聞きました。数が多いか少ないかは置いといて、正しい手続きで民泊をしようとしてくれるところがあるということですよね。保健所としてはこういう心意気がとてもありがたいと。

 

問題は届出を行わない、6/15以降はいわゆる違法と正式に判断されることになるであろう民泊。届出がなく、大手サイトに掲載もないところは目が届かず、指導もできず、実態も掴めない。

 

情報共有をしようねという目的で、保健所が中心となって色んな体制をとるべく今ものすごく頑張っていると聞いてます。区の中だけじゃなくて、警察署、消防署、そして税務署も絡むような感じと聞いてます。頑張ってと応援するくらいしかできないけど。

 

心配な声というのは

ウィークリーマンションやマンスリーマンションと何が違うのか、個人でやらなくとも不動産企業に短期間の空室管理をお願いするのと何が違うのか、制度といより運用面におけるグレーな取り扱いがとても気になるという話とか。もちろん騒音やゴミという問題が出た時に誰がどの責任で何をするんだろうかという話とか。

 

実際始まってみないことに、理想と現実、予測と現実の検証はできないもの。地域の目で色々と観察していくことで更なる問題・課題をしっかりと把握していこうという流れになりました。そういう声を行政に届けていければいいのかなって。もちろん、必要であれば国へ制度改正を訴えていただきます、国会議員を通じて。

 

続く。


 

港区議会 区民文教常任委員会

さて、本日は区民文教常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

1. 新入学用品・通学用品費の支給金額の改定について

えー、都区財政調整の算定単価が見直されてですね、港区の小中学校新入学時の就学援助もそれに基づいてたので引き上げられました。

 

Q: 入学の学用品って平均的にどのくらい必要だったりするの、今後の人口増による費用負担ってどう考えてるの、周知の仕方とか情報提供の体制はどうなのかしら、要保護と準保護の差額って気になるよね、というか港区にも知らせずに財調単価の見直しって東京都も感じ悪いよね、など。

 

2. 赤坂中学校仮設校舎等設置に伴う土壌汚染対策について

えー、赤坂中学校の建て替えに伴って仮校舎を建てるわけですけれども、場所を借りる予定のところの敷地で鉛含有の土壌汚染があることがわかりましてね…。あっ表層50cmの土を入れ替えて対応することになりまして、スケジュールは変わらないけれども、撤去とか土入れ替えとかの費用が5,683万円ほどかかります…。

 

Q: 特になし。

 

3. 平成30年第2回港区議会定例会提出予定案件について

えー、区長報告3件と議案18件が予定されてますけど、議案審議にあたらない程度で何かあります?

 

Q: これこれこういう資料をくださいな。

 

4. (仮称)高輪三丁目高齢者福祉施設等の整備について

えー、旧防衛省高輪宿舎を前々に買いまして、民設民営の認知症高齢者グループホームと小規模多機能型居宅介護施設を整備することになってるのはみなさんご存知のこと。そこにですね、地域からそれはとてもとても強いご要望もありまして、区民協働スペースを併設することになりました。

 

Q: 昔々協働スペースはできないって言ってたのに出来るようになった経緯は何?、区が区分所有する時の金額設定はどんなもん?、近隣の方々とかにはちゃんと説明したの?、協働スペースの倉庫はどういう使い道?、など。

 

以上。


 

オリパラ対策特別委員会報告

さて、本日はオリパラ対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。12月開催ハーフマラソンの申し込み要項もご紹介。本日は視察付き。

 

1. 東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業の実施について

えー、オリパラを盛り上げようぜぇ〜イェ〜ヒュ〜的に区と企業とか共催できるイベントとか開催するためにですね、上限300万円で2事業の公募をしますね。有識者を含む『東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業審査委員会』なるものでビシっと審査を。あっ対象はオリパラの公式スポンサーです。

 

Q: 公募対象事業者が区内で活動していることが必須というけれど例えばどういう活動のこと?、この上限300万円って元々予算に計上してたものなの?、など。

 

2. MINATOシティハーフマラソン2018の大会要項について

えー、区長がやる気満々で12月に開催することになった、名称も『MINATOシティハーフマラソン2018』と公募でわかりやすくそのまんまのハーフマラソン大会です。ハーフマラソンは18歳以上(車いすNG)、ファンラン(年齢制限なし、競技用車いすNG)。

 

あっ、『2018がニーゼロイチハチかニセンジュウハチなのか、読み方がまだ最終決定しておりませんがとりあえず今はニセンジュウハチでいきます!』というご連絡はぶっちゃけ別にどうでもよろしい。

 

↑オリパラ委員会の鈴木たかや委員長と今のとこのコース案。*港区中は走れません *赤坂とか青山とか行きません *レインボーブリッジ封鎖できません!

 

<大会概要>

参加料金:ハーフマラソン(5,000円)、1.5kmファンラン(500円)

申し込みは原則インターネット(RUNNET)。区民による先行申し込みは窓口でも可。告知開始日は明日の6/6だそうですよ。多分ここのサイト(https://minato-half.jp)なのかな?知らんけど。

 

<申し込み方法とか期間とか>

だそうですよ。委員会で正式に報告があったわけだから告知開始前でもお知らせしても別にいいと思うの。どなたか委員会に傍聴に来てたら資料拡散するのと同じことだし。

 

Q: 救護所6ヶ所というけど何がどう配置されるの?、チラシ9万枚ポスティングするのは交通規制とかそういう関係で?、招待選手はいるの?、ゴミとかどうするの?、など。

 

オリンピックスタジアム周辺視察

えー、本日委員会の報告が終了後、新国立競技場周辺をぐるりと視察でした。目的は国際化バリアフリー、将来を見据えたまちづくり主要競技への観客ルート、『今後の大会開催に向けた検討の参考にしていただきたい』ということでしたが、それは議員にというより本来職員さん東京都とかIOCとかがしっかり見るべきものなのかと思いますよ。

 

議会棟からみんなでマイクロバスに揺られて建設中のスタジアムの方まで。

 

随分と高いところまでできましたよ、スタジアム。

 

オリンピックスタジアム、最寄駅が4つくらいあって、一番利用者が多い(近い)であろう順に、千駄ヶ谷駅、信濃町駅、外苑前駅と青山一丁目駅。道路が封鎖とかされるから公共交通機関で競技場までいらしてくださいね的なことになるんだろうけれども、駅からの動線で歩道橋しかないところがあったり、いわゆる車椅子で通れないバリアありまくりのところがあったり、そういうのこれからどうなるんでしょうねということを見てきました。

 

不思議なでこぼこがある横断歩道とか。

 

アクセシブルルート(いわゆる車椅子で通れますよルート)となるはずのところに、全然アクセシブルじゃないじゃないのという階段付きの公衆トイレがあったりだとか。ああ、アジサイの季節ですね。

 

スタジアムの周辺は渋谷区、新宿区、港区との境目になっているわけで、各区で対応がバラバラになったら何の意味もないと思うし。というか観客移動ルートだ動線だ何だというのは区の管轄なのかしら。ほんと、全体的に誰がみるべきものなんでしょうねこういうの。

 

以上。


 

区民文教常任委員会

さて、先日は区民文教常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 中小企業の景況について

えー、年に4回アンケートをお配りしたり聞き取りしたりしてですね、区内の中小企業に景気動向の調査をしてます(委託)。この結果によると4〜6月期は飲食・宿泊業は好転、建設・不動産業は悪化だそうですよ。

 

Q: こういうデータ取ってどう活用しているの?、何回も見てるけど重点経営施策に変動はないんだよね、年4で調査してるけど意味ある?、予測に関する基準って何なの?、他の区とかの状況みながら色々検討しないといけないんじゃないの、など。

 

2. 新教育センター等整備事業に関する受託契約の変更について

えー、旧鞆絵(ともえ)小学校の跡地にもなっている虎ノ門三丁目に新しい教育センターを建てようっていう事業なんですけれども、国と合同でやってるんですよね。気象庁虎ノ門庁舎と複合施設としてPFI事業というカタチで実施してるんです。が、事業開始当初は想定していなかった地中障害物が出土して撤去が必要になりまして、このため全体の事業費が高くなることになりました…。スケジュールをこれ以上遅らせるわけにはいかないので色々考えたんですが、「地中障害物の撤去」「PC化工事」「展示室等内装工事」「人件費」の4項目が契約に追加されます…。

 

Q: 事業費の変更はどのくらい?、4点追加で10億円ってそれぞれの割合はどうなの、港区が更地にするって契約がちゃんとあった上で費用は港区持ちということなんですね?、長い時間かかってますけど今までの経緯というものを今後お願いしますね、鞆絵小学校のPTAとか関係者にもちゃんと説明をしてくださいね、など。

 

3. その他

えー、共産党議員団さんから3月に提出されている学校給食費の助成という条例案ですが、なんか必要な情報とか資料とかお願いすることありませんか。

 

Q: 1食分の単価、小中別の未納学とか児童数、給食費の徴収業務、必要な財源の確保とか初期経費、実施してる自治体数とか児童数、実施する場合のメリットデメリット、ここら辺を明確にした資料をくださいね。

 

以上。


 

エレベータ等対策特別委員会報告

さて、本日はエレベーター等対策特別委員会(通称:エレ特)がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 港区安全の日について

昨年11月、12年前に起きたシティハイツ竹芝のエレベーター事故について民事訴訟の和解が成立しました。和解の際、ご遺族と区が取り交わした覚書がありまして「被害者の命日である6/3を安全の日とすること」、「この安全の日が区民全体が安全を考える日になるように取り組むこと」としています。港区としまして、エレベーター事故が発生した6/3を港区安全の日とすることを決定いたしました、ということを委員会のみなさんに初めてご報告いたします。

 

Q: 定期的な啓発を行うって何をどういう風に進めていくの?、港区は事故の後に区の施設のエレベーターの安全確保を頑張っていて残り13台と聞いてますけど?、など。

 

以上。


 

ゴミ出しが難しい。

一度気になり始めると、結構しばらく、むしろずーっと気になってしょうがないゴミの話。自分はちゃんとできているのか、そこが心配になってきたりするわけです。他人のフリ見て我がフリ直せ、これがどれだけ難しいことか。ゴミに関して、色んなシチュエーションの『ゴミ出しがね…』というご相談というかクレームというか、そういう事を教えていただく度に色んな事が気になって気になって。今更ではありますが、不法投棄レベルのやつ。

 

お外のゴミ

 

区役所も街のみなさんも必死。家庭ゴミの問題もあれば有料の事業者向けのゴミの問題もあるし、結構気にしながらその辺を歩いてても、ゴミ問題って課題山盛り。さて、ここで不法投棄について港区役所がどのように考えているのかみてみましょう。

 

えーと、基本はご連絡くださいねというスタンス。このページ見た時ふと思いました。善良で普通に暮らしてる人の中のどのくらいの割合がどこが区道で、都道で、国道で、支所の管轄とか知ってる人いるんかね、と。しかも東京都の管轄だったとして、一般区民が直で連絡するのと港区から連絡が行くのと、どちらが効果があるのかなって。

 

これまでも何人かの議員さんが『不法投棄を連絡しやすくするためにGPS付きで写真とかも送れるようやシステム作ったらどうですか』的な提案をされてきてます。窓口を一本化して、不法投棄でお困りの場所を連絡するにはとても便利になるとは思います。そういえば、どのくらいこういう連絡がされるんでしょう?

 

 

とまぁ、色々と理由がありまして、直接注意ではなくて行政にご連絡をという世の中の流れ。理由の基本はトラブル回避だそうで。それにしても区なのか都なのか警察なのか、これから民泊によるゴミ問題もあるし、色んなところに連絡が行きまくるような気がします。

 

ゴミがゴミを呼ぶ、という流れ

複数方面から『どうにかならないものなのかしら…』と言われているゴミ出しの場所がありまして。清掃事務所にもゴミ回収時に確認していただくとともに、管理職にも現場まで来てもらって見てもらったり。ゴミがゴミを呼ぶという形になっている場所なんですね。

 

ゴミがある場所は『あ、捨ててもいいんだ』って思う人も少なくありません。そうするとゴミはどんどん捨てられますよね。こうやってゴミがゴミを呼んで、そりゃもう大変なことになっていくわけです。

 

それが元々ゴミを捨てていい場所(いわゆる集積所)であればなおさらで、区が収集する家庭ゴミの集積所、そして飲食店とか事務所とかの事業者が有料で区ではない業者にお願いして回収してもらう事業系ゴミ、この2種類が混ざっているところになるとそれはそれはもう。

 

例えば、この場所の状況で言いますと。

 

1. 家庭ゴミの集積所に事業者と思われるゴミがほぼ24時間置かれている(→『事業者はここに捨てちゃダメですよ』という張り紙あり)

2. 事業ゴミはこっちですよと言わんばかりに、事業者のポリバケツが外に置きっ放し(事業者さん、外に置きっ放しはダメなんですよ…)

3. このような24時間ゴミだらけの状況から『あぁここら辺にゴミ置いておいてもゴミ捨て場だから別にいいんだ』と、心無い人たちがゴミを置いていく

4.  明らかな事業ゴミは区は回収しないので置き去りのまま。汚らしさに見るに見かねて善良な一般区民から連絡があると、区は回収せざるを得ない

 

観察する限り、こんな感じでしょうか。

 

ゴミがゴミを呼ぶ流れをどうやって解消するか

行政ができること、できないこと、ここを分けて考えなければならないんでしょう。でも、でも、議員になって初めてわかったことだけど、普通に暮らしていると行政のできる・できないの区別がつかない。むしろ気にしたことがないし、興味がない。多分、お店屋さんのゴミも全部港区が持っていってくれてると思ってる人も少なくないのではと思います。違いますぞ。

 

流れのルートをひとつ断ち切ることでどうにかなるんだろうかと、まずは清掃事務所と何ができそうなのか話をしてみました。そしたら第1段階として置かれるゴミを減らすということが大切かと。まずは外に置きっ放しのポリバケツをどうにかするアプローチから必要になるんじゃないかと。

 

そうするとですね、また別の問題が出てくるんですよ。港区は一体誰に対して指導ができるのか、果たしてそれが効果あるのかと。港区から直接事業者というルート?港区から事業者が契約してるゴミ業者というルート?それともテナントを貸してるビルのオーナー?土地の所有者?

 

ゴミを置きにくいような環境を作ることも大事なようで、例えば植え込みに切れ目なくみっちりと綺麗なお花を植えていくとかも効果があるとか。そうするとここは都道なので、よし今度都議会議員に相談してみよう。

 

事業ゴミにしてもそのままになってたら『どうにかしてくださいな』と連絡が入って、本来使わなくて良い人件費とコストと労力を割くことになるだろうし、それはそれで『港区内だから港区がやって然るべきもの』と考える人がいるだろうし、『本来やらなくていいものに税金投入すんなよ』と考える人もいるだろうし、『そろそろ指導とか啓発だけじゃ無理があるんじゃないのか』と考える人もいるだろうし。

 

なんか良い方法ってないもんですかね。ゴミって街の景観もそうですけど、ゴキブリとかネズミとかに繋がっていくわけですし、そっちの問題も今大きくなってるんですよね、実は。

 

とまぁ、所管に連絡してもすぐにどうにかならないお話もあるわけで、行政にも正解がわからない物事は多々あるようで。なんか良い方法ってないもんですかね。

 

中のゴミ

中のゴミといえば、新しく建てられるようなマンションにはほぼ常設になってきている一時ゴミ置場。可燃や不燃、ペットボトルやビン・缶、プラスチックや新聞・紙類など、それぞれ『ここに置いてね』とスペースといいますか場所があるところがほとんどです。その種類を眺めているだけで、『あぁこれだけ分別をしなければいけないんだなあ』って思うわけですよ。たとえ何にも知らなくともこれはここ、あれはそっち、そういう仕分けゲームのやり方をなんとなく学ぶわけですよね。

 

↑こういう報告書のような計画というのがありましてね、前に色々とじっくり読んでみましたらご家庭から出る可燃ゴミのうち、約1/3が紙類なんですって。ここを可能な限り資源として分けたいんだと、そしたらゴミの量ってちょっとは減るんだと、そういうお話を清掃局の方からお話を聞いて、恥ずかしながら『がんばって紙を分けようっと』という気持ちになったわけ。何も知らなかったし、ごめんなさい。

 

まぁ、例えばですけどこうやって新聞紙・雑誌とあると、それ以外は別にいいんだって文字通り受け取っちゃってたわけですけれども。ほんとすみません。

 

あ、ゴミ置場で学んだことばっかり書いてますが、『これはひょっとしたらゴミ置場があるから学ばないのでは?』と思ったことがありまして。それが何かというとゴミ収集日。だってマンションのこういうゴミ置場、24時間ゴミが出せるわけですもの。あんま気にすることなくなっちゃいますね、曜日とか時間とか。

 

あっ、だからお外に何の気無しにポイって置くことに躊躇がなくなっちゃうのかしら。

 

それにしても管理人さん、いつもどうもありがとうございます。あっもちろん清掃事業に関連するみなさんも。いつもどうもありがとうございます。自分もがんばります、ゴミの分別。


 

ゴミについて港区役所の取り組みをいくつか紹介してみる

さて、前回ゴミの事とかまったく知らないに等しかったわというようなお話をしたわけですけれども。知らない時・知りたい時は勉強してみることはなんでも大切で、勉強するキッカケというものはその辺にいくらでも転がっているわけでして。もっと知りたいわと言う知的好奇心を満たしたいとも思いますし、またそこから派生するあっちもこっちも気になるわという色んな好奇心も出てくるし、はたまた好奇心は猫を殺すと言う表現もありますし。同時に行政がどういう取り組みをしているんだろうかということについても、当然勉強不足だったわけであります。まずは、頭の整理をするためにも情報を整理してみようかなと思います。

 

公開されている情報からお勉強

港区の計画とか施策についてわからないことを調べる時、計画書的なものを探します。お役所には色んな計画とかありまして、部署だったり細かい項目に対して色んな計画があるわけですけれども、冊子がたくさんありすぎるんですよね。そりゃペーパーレスだ電子化だと言う人もいますけど、紙媒体は紙媒体であると便利だし区長は『印刷業は港区の地場産業です』と事あるごとに言ってますし。

 

港区HPからでも計画だったり取り組みだったりは参照できますし。みなさんへのお知らせとかそういうのも含めたら、ウェブの方がみやすいかなって思います。

 

 

グーグル先生に聞きますと該当するページをすばっとおすすめしてくれるわけですけど、港区の全体ウェブから『さて、何かを探そう』とするとやっぱりちょっと使いにくいのかなあって思ったり思わなかったり。難しいですよねえ、ユーザビリティって。Aさんが探している情報とBさんが探したい情報は違いますし、しかも行政の情報って山ほどありますからね。カテゴリー分けしかできないですもんね。

 

ごみの戸別訪問収集

なんでもそうですけれども、周囲の該当する方がいないと知りにくい&知り得ないようなことがちょこちょことあります。

 

 

リユース食器の貸し出し

リユース的なものは木製家具のリサイクル販売は知ってたけど、イベントに食器貸し出しますというのは知らなんだ。年間利用計画書を出してくださいねという文言で『あぁ、単発利用はダメなんだ』という印象を受けますが、実際はどうなんだろう。今度聞いてみよう。

 

 

家庭用生ごみ処理機(コンポスト)の助成と貸し出し

生ゴミを減らしましょうって言うわけですし、減らすための策として当然何かあるわけですよね。おうちで生ゴミ処理をするご家庭向けに、上限2万円で購入助成があることをどのくらいの方がご存知なのかと。

 

 

購入助成だけじゃなくて、貸し出しも行ってるようですよ。少なくとも2012年から3ヶ月限定のレンタルをしているようです。

 

 

こういうの、へぇーって思うんだけど、いつも気になることがありまして、それが『処理された堆肥というか肥料というかの使い道はみなさんどうされてるのかしら?』です。グーグル先生に聞いたりしますと『家庭菜園に使えますよ!』とか、『有機処理しないと販売とかダメですよ』とか出てくるわけですけれども、そんな一般ご家庭で肥料を使う家庭菜園って多くやってるものかしらと。

 

ベランダでミニトマトとか、台所でかいわれとか、水栽培でどうにかなるようなものは誰もが一度は経験あるような気もするかと思いますけど、肥料を使うほどのベランダ(もしくは庭)で本気の家庭菜園をやってるご家庭をあまり聞いたことがなくて。

 

そしたらですよ、ご家庭じゃなくて港区役所本庁舎で出る生ゴミから作る肥料を配布していると。これもまた知らなかったことで。へえーって。

 

どのくらい本気でこの生ゴミ処理機の導入を広めたいのかにもよるんでしょうけれど、私のような『肥料の使い道がね…』というような方も少なからずいるとは思うので、港区とか民間企業が回収するとか(安くとも買い取る方がモチベーション上がるような)すれば、ご家庭の生ゴミを減らすというベクトルに合うのかなあって考えちゃったり。

 

と、一部ではありますが港区の取り組みをご紹介してみました。

 

あ、あとは古い情報は引っ込めた方がいいと思います。3年前のイベントを今も絶賛募集してますよ。


 

区民文教常任委員会報告

さて、本日は区民文教常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

まず最初に...

えー、4月の人事異動で課長とか部署名とか変わりましたので、変わったところだけご報告しますね。あ、あと区立の幼稚園から中学校までの園長先生とか校長先生も変わったところありますので、一覧でご報告いたしますー。

 

はーい。よろしくお願いしますー。

 

1. 平成30・31年度港区青少年委員の委嘱について

えー、4月1日付で青少年委員の委嘱を行いました。資料にある通りの方々です。新規の方から7期の方まで。任期は2年です。

 

Q: 委嘱された人は希望される限りずっとその任につけるの?、長くされてる方がいらっしゃるともちろん人間関係とか色々諸々固定されますよね、年齢とか報酬とかの規定はどうなってるのか教えて、中学校の地域割りになってますけど配置とかどうなの?、活動内容とかそういうのどうなってるんですか?、など。

 

2. 平成30・31年度港区スポーツ推進委員の委嘱について

えー、先ほどと同様にスポーツ推進委員も資料にある通りの方々に委嘱されましたので。新規の方から11期の方まで。

 

Q: 委嘱の基準はどんなんですか?、港区はどういう方向でこういう活動の支援をしたり色々諸々向上させてくの?、先ほどと同様に地区によって活動内容とかやる気とか差がでると思うんですよ、地区委員会から推薦があればもう決まりなんですよね?、など。

 

3. 平成30年度学級編成等について

えー、区立の幼稚園、小学校、中学校のクラス編成(1学年2クラスとか、学年生徒数とか)はご覧の資料の通りです。昨年度と比較して、全体的に増えてます(546名)。

 

Q: お台場学園の新中1が10名って…、小中一貫校でこういう進学率って…、特別支援利用とか学年があがるにつれ増えていくように見えるのはなんで?、特別支援学級が一番近くの学校にないから他の学校に通う子はどのくらいいるの?、など。

 

ちなみに、幼稚園↓

 

小学校↓

 

中学校↓

 

子供増えるのはいいことだし区立の学校に通う子増えるのもいいことだけど、学校とか教室とか先生とか足りない問題』はまた改めて。

以上。


 

小倉りえこ、区政報告会まとめたってよ

年イチ(でも2回)で報告会という催し物を設けているわけですが、今年も無事に終了したのでご報告がてらまとめてみますね。半年に1回でも毎月でもやろうと思ったらいくらでもできるんですけれど、お越しいただく方にとって「またかよ」とか「しつこいよ」とか思われるのもどうかと思いますし、年4で作成してる報告書ですら「頻繁じゃん」とか時々言われるくらいですもの、ちまちました何かはこうやってブログなりで発信していくこととして報告会は年イチ(でも2回)。あ、資料抜粋したまとめチラシも作ってサイトに掲載してますのでよろしかったらそちらもどうぞ。

 

区政報告会でお話したこと

基本、1年間の活動報告です。昨年の報告会ではこういう抱負がありましてそこがこうなりましたとか、ちょっと進んだのはこのあたりですとか。議会で質問する前の段階からいろんなこと話したり提案してたり、むしろ議会で質問・指摘することなく確実に進めてることとかあるわけで、そういうのを織り交ぜながら。

 

議会で1回くらいそれについて触れるような質問をしたくらいで『取り組みました!』はホンマ恥ずかしいんやでー、議員がなんか取り上げる必要もなく既に都とか区が進めてることなんやでー、この1年は実績づくりに必死な人がなりふり構わずアピールしてくる時期って聞いてるから皆さん気ぃつけやー、そういうのアレオレ詐欺って言うらしいでー、というようなこともコッソリお話したり、議員という生き物を多少なりdisる話をすることで、自分も気をつけないとという戒めの意味もある。と、自分では思ってるわけです。

 

こういうの、議会の中に入って初めて知ることばっかりで。あっ決して悪口とかじゃなくて。世間一般の話ですよ、議員あるある的なやつって。

 

本当にお話したかったこと

基本、何かを決定して実施してくれるのは行政のみなさんなわけで。そう考えると議員って何ができるんだろうってずっと考えます。計画だったり改善だったり、役所の中では気づきにくい点を大きな視点で見れる人になれたらいいなあとか理想はあるんですよ。でもぶっちゃけた話、議員なんてその辺のおっちゃんおばちゃんですもの。おにいさんおねえさんでもいいですけど。

 

地域の要望とか、ご近所ではないけど区民の方々の要望とか、そういうのをいただく中で自分なりに調べたり精査したり考えたり、それがひとつでも多く行政側の計画に反映してもらえればいいなあって単純に思うわけですよね。みんなそうだとは思いますけど。でもそうそう簡単にはいかないですけれどね。だってやっぱり行政側と区民側って立場も違うし、なんといってもモノの考え方が違うもの。

 

つまり、もっと区役所の職員さんと一緒になってモノゴト考えたいんですよね、と。それには職員さんにある程度認められることも必要なのかなと。議員、みんな平等に扱われてるわけではないわけ。要は議員は区民なんかよりもっと厳しい目で役所から見られてるわけ。で、職員さんも各議員の取り扱い説明書持ってるわけ。おだてとけばいいとか、ハイハイ言っとけばいいとか。そういう風に扱われると悲しいじゃん。

 

コイツはそこそこまともなこと言ってるとか、コイツの考えてることアホじゃないとか、コイツの言うこと一理あるとか、そういう点も含めて区役所の職員さんは議員を見てるんですよ、だから小倉りえこは必死で勉強してるんです、というようなお話も報告会で少ししてみたんです。まだまだ未熟ですけれども。あっそこの職員さん鼻で笑わないで(一般の人より区役所職員が読んでる方が多そうなここのブログです)。

 

報告会といえばご来賓

小倉りえこ報告会、盛大にやるわけでもなく、入場無料ご自由にどうぞというスタンスでありますので、そして何と言っても『自分がたくさん喋りたい(報告することたくさんある)』のでご来賓少なめです。でも、もちろんご来賓に一言ずついただいております。

 

小倉りえこ後援会長、色んな肩書きがございまして。港区商店街連合会会長ということもありますしあっちゃこっちゃの議員さんの会にもひっぱりだこ。ザ・麻布十番商店街のこの方からご挨拶いただきますが、毎年『小倉りえこは色合いが地味』と言われ続けていたんですが、今年は『小倉りえこはねぇ、媚びないんですよねぇ』と。良い意味で取らせていただきますよ。

 

麻布十番商店街の理事長からもご挨拶いただきますよ。まだ3年目だけど十番のまちづくりはもっともっと長い期間で必要だからなと、これからもしっかりやりなさい応援いただきました。それにしても、半分、赤い。

 

衆議院議員の山田美樹さんね。2回とも来ていただきましたよ。今度教育とかのお話とかゆっくりしましょうね。

 

かんの弘一都議もね。お忙しいとこどうもありがとうございます。

 

あ、資料抜粋したまとめチラシも作ってサイトに掲載してますので、繰り返しになりますがよろしかったらそちらもどうぞ。


 

報告会をご報告

時々思うことがあります、自分考えすぎてるだけの人なんじゃないかと。いや、昔々からよく言われてきてるらことではあるんですけど、『アンタ、どうでもいいことをなんでそんなに難しく考えるのさ』なんて友達にも言われ続けて何十年。三つ子のタマシイ・レボリューション。どうも小倉りえこです。レボリューションと聞いたら地球儀を持ってる人の方が先にパッと浮かぶ方の小倉の類です。そんな小倉、4月は報告会の季節

 

報告会と言ってもパーティのようなものでもなく、ガチなプレゼンの会。しかもスライドは50枚くらい、スライド使用の基礎の基礎を忠実に守って1スライド1分でも50分。ガチなトークセミナーです(内容は大真面目)。

 

区政報告会じゃなくて活動報告会か

小倉りえこ報告会、ご興味ある方にもお越しいただけるように平日の夜と週末の昼と、同じ内容で2回開催してます。昨年は外に貼ってある紙を見てふらりと立ち寄ってくれた方もいらっしゃいましたねそういえば。

 

麻布十番商店街の会長兼、小倉りえこの後援会会長からまずご挨拶いただくことから会はスタート。過去2年間は『小倉はマジメなのはいいけれど、なんと言っても色合いが地味であって(理由:黒とか紺のスーツ多め)』という定番トークからスタートだったわけですが、今年は『この子、媚びないしなんといってもマジメ』と新たなキャッチフレーズ爆誕。小倉りえこ、媚びぬ。多分良い意味の方で。変わらぬマジメ評価はありがたいもの。

 

そしてお次に山田美樹衆議院議員、ミキティ。あ、うん、勝手に呼んでるミキティって。そんなミキティからもご丁寧なご挨拶いただいて。あ、菅野弘一都議会議員の代理で奥様にも来ていただきまして。都議は総務委員長のお仕事でちょっと視察に行っててね、日曜の第2回目にはお出でいただく予定ですけども。

 

報告会のスタイル

お手元用の抜粋資料をお渡ししますけど、基本プレゼンテーション。昨年の抱負はこうでした、その後1年でここがこういう風に進みました、なりました、港区はこういうことを進めたいようです、政務活動費はこのようなことに使わせていただいてます、議員ってこういう人たちもいるんです、的な一般的なことをできるだけわかりやすく。

 

興味ある人には面白いかもしれないし、内容がマジメだから面白味がないと言えばそうかもしれないし。報告書読んでるから聞くまでもないよという人もいますし、毎年ちゃんとやってねと言ってくれる人もいるし。

 

近い人を集めてパーティ的な報告会もあるし、大々的に来賓ずらりの報告会もあるし、私のような誰でもどうぞなプレゼンセミナータイプもあるし、報告会しない人もいるし。報告書も報告会も色々です。アナタの知ってる議員はどういうタイプです?

 

さて、4月の報告会。もう1回残っております。4/15(日)は午後1時半から2時まで講師を招いてちょっとしたストレッチ教室を開講。イスに座ったままできる、おうちでできるストレッチ、これだけしに来る方もいます。小倉りえこのプレゼントークは午後2時から。お知らせまで。