経済産業費といえば商店街、商店街と言えば小倉りえこ、そんな感じの連想ゲームができるようになるのはいつの日か。区長答弁の一般質問で盛大な前振りを、そして予算委員会で本番をと、2段階の質問構成で挑んだ商店街振興連続コンボ。視点を変えての商店街振興作戦、地元の商店街で買い物しよう作戦がなんだかイケそうな感じです。産業経済費の質問は6点。
Q. 28年度のプレミアム付き商品券発行支援は?
A. 港区政70記念事業として増額もあるよ。全部合わせて3億3000万円。
Q. 前にも聞いたけど、プレミアム付き以外にも一般の商品券あるよね。もっと流通するように付加価値付けてみればどうかなって前に聞いたけど、調査研究に進展あった?
A. 一定の購入額でさらに商品券もらえたり、何かが当たる抽選会があったり、贈答用で写真やメッセージ付きのオリジナルをつくったり、そういうのが付加価値の事例でわかったよ。でも付加価値を付けての販売効果というところまではわからなかったよ。こういうことするとコストもかかるので、商店街連合会と協議しながら引き続き考えてみるね。
Q. 地元の人が地元の商店街で買い物しようっていうキャンペーン的なアイディアのやつ、自分的にはすごくイケてると思うんだけど、行政側では何ができそう?(詳しくは以前のブログエントリー「そうだ、地元で買い物しようよ」を参照ください)
A. 区の広報誌とか、ちぃばすの中で流してるチャンネルとか、ホームページとかで地元のお店でお買い物することを宣伝するとかは可能であると。
Q. 商店街の実態に関する調査をしてるっていうけど、もちろんその結果で商店街の購買促進策を進めるよね?
A. もちろん、より多くの区民のみなさんに、地元のみなさんに商店街をより一層利用してもらえるような策を展開していくつもりだよ。
Q. 観光・街区案内標識の予算って、H27年度は820万、H28年度は5160万円とあがったし、観光を重視するようだけど、どういう計画で整備していくの?
A. 今、港区が管理する案内標識は150。H28年度は外国人観光客が多く訪れる表参道やお台場を中心に20、協議しながら整備するね。整備の財源は東京都の補助金を活用するね。
Q. 増やしていくならさ、道路に愛称名がついてるところは案内標識に掲載して欲しいな(麻布通りとか)。その方が観光客にもわかりやすいし、地元の人も喜ぶよ?
A. 手続きを経て付けた道路の愛称名は案内標識に入れるね。東京タワー通り、スタジアム通り、明治通り、日比谷通り、青山通り、新虎通り、麻布通りとか。
商店街支援って、商品券支援とか補助金とかの金銭的な支援だけじゃなくって、地元のみなさんにもっと支えてもらえるような呼びかけを行政からもお願いしますよ!と。今までこういうアプローチでの提案はなかったようで、しかも、区も肯定的に受け止めてくれているというところがすごく嬉しい。こういう可能性があります、とか具体例を出してもらえたということは、区もやってくれる気満々であろうと、そう捉えています。そうでもなければ『検討します(=NO)』ですしね。
一過性ではなく、継続的にやらないと意味がないものだし、商連街連合会と相談しながら是非とも進めてもらいたいものです。商店街連合会としても反対する理由があるものではないと信じておりますが。
これからの課題は、できるだけ早く始めてくれるようにプッシュプッシュを忘れないこと。広報みなと(区の広報誌ね)だったり各地区の地域情報誌のトップページにですよ、例え欄外でも大きく素敵なキャッチコピーで「そうだ、商店街に行こう」的なフレーズが毎回当たり前のように掲載されたりしないかなあとか、ちぃばすのモニターに映るのも素敵だし、ケーブルテレビの港区番組に表示してもらえるのもいい感じだし、あの手この手で展開される日を楽しみに待ってます。