秋に開催される第3回定例会というやつは、直前の年度に関する事業だったりお金だったりの決算についてあーだこーだ質問する機会の『決算特別委員会』がセットです。各議員がおひとり60分の手持ちの時間を総務費、土木費、教育費…などの項目ごとに『なになに費、xx分(行政からの予測答弁時間含む)』と申告し、その中でQ&Aを繰り広げる個人戦のようなもの。H27年度のことについてあーだこーだ言ったり、最近とかこれからの事にも触れておかないと来年度以降の予算に反映されなかったりすることもあるという、なかなかトリッキーな質問の場。
代表・一般質問の内容よりもっと細かなこと、小さなことについて情報を引き出したり、折角の素晴らしいことをここぞとばかりアピールしてもらったり、盛大にダメ出ししたり。正論振りかざして心を痛めるか、それともなあなあにして言いたいこと言えずにモヤモヤするか。
【総務費】
1. 支所改革について(予算の組み方と執行権限、予算執行権限の拡充計画に至る検討経緯)
2. 港区国際化推進プランについて(周知と取り組み、外国人に理解できるようなわかりやすい日本語表現の情報発信)
→ここで素晴らしいなと感じたのが、港区はどうやらこれから『やさしい日本語』というジャンルを駆使するということ。要は、小学校低学年くらいのレベルの日本語表現で外国人に情報を伝えると理解度がとても上がるということ。要はあれですよ、我々日本人もCNNとかBBSとかのニュース聞いてポカンとするより、中学校で習う英語レベルでモノ話された方がまだなんとなく理解できてるっぽく感じるやつ。むずかしい にほんご わかりません。かんたんな にほんご わかります。
【民生費】
1. 地域包括ケアシステム基礎調査結果について(港区の新たな特性の発見、多職種連携手段の解決法検討経緯)
2. モデル事業について(システム機能、相談窓口担当、対象決定までの検討経緯)
→色々と厳しすぎて大変申し訳ありませんでした。以上。