先月〜今月の予算特別委員会で『体験型観光ってどうなんすかね?』と聞いたら、『コト消費だろわかってるようるさいな、現在誠意製作中だからしばし待て』とお答えをいただいたのは記憶に新しいことでして、それが立派な冊子となって先週登場しました。港区観光&マナーブックと訪日外国人旅行者の心をつかむおもてなしのヒント。これがまあ良く出来てます。特に観光&マナーブック。
バスの乗り方から地下鉄の切符の買い方とか、左側通行だよとか電車やバスに乗るときは静かにおとなしく並べよとか、日本人が大切にしてきた文化とか私たちが知ってるようなそうでもないような神社参拝の正しいやり方とか、お風呂屋さんの入り方とかね。
ごはん食べるにしてもおしぼりだの食券の買い方だの、時々モメたりするお通しだの、居酒屋のお話だの、サラリーマン定番の乾杯は生ビールだの、私たち日本人が読んでても結構興味深い内容が盛りだくさん。
どうせなら『とりあえず生!: toriaezu nama (start with a beer!)』なコレ言ってみよう日本語も添えて欲しかった感もあったりしますが、まあ良く出来てます。ほんとほんと。日本語と英語と中国語と韓国語で対応。
麻布十番商店街も登場。観光案内所とかに置いてあるということですが、10,000部作成なんだって。でも小分けにPDFでも公開されているので是非お時間ありましたらちょこっと読んでもらいたいです。あ、語学のお勉強している方にもオススメ。なんとなく。
港区公式ホームページ>産業・文化・観光>観光>WELCOME港区の推進
港区暮らしのガイドと組み合わせて、こういうの新しく日本で生活する外国人向けに販売してもいいかもしんないね。例えばニューヨークに暮らす日本人が必ず持ってるに等しい『ニューヨーク便利帳』のように。民間がやるか行政がやるか色々あるとは思うけど。