H28年度 決算特別委員会 産業経済費

さて、産業経済費というのは字のごとく『産業』とか『経済』とか、あとは『観光』とか。担当課はふたつしかないもんだから、つまり課長さん2人しかいないということだから、質問に対するお答えのための出番が多くて大変ですね。もうそのまま答弁席にイスふたつ置いててもいいんじゃね、と毎回思う産業経済費。

 

1. 商店街の支援について

Q.  『港区政策創造研究所』調べでは、高齢者やファミリーなどご近所の人が多いという商店街で、『お客さんはご近所のはず』というお店側と『必ずしも商店街で買い物してない』消費者側で認識のギャップが生じていると。要は白金とか高輪のエリアですね。よく考えたらそういうエリアって結構人の入れ替わり激しいし、お店と商店街を知らないということは考えられますよね?そういえば商店街情報を発信してもらってますけど、どういう方法で何を発信してるんでしたっけ?

 

A.  港区商店グランプリ、中小企業応援情報誌、商店街まちあるきマップ、商店街イベントまるっとわかるチラシ、ちぃばすチャンネル、色々頑張ってますけど!

 

 

 

Q.  商店街、若い人にはイベントやるだけの場所と思われてるところもあるようでしてね。お客さんが来てもらえるような組織とか店舗の努力をしてることはみなさんご存知の通り。でもね、その他にも商店街って街を綺麗にしたり、組合費で防犯カメラつけますし、交通安全の旗振りだってやってまして。商店街のこういう役割と努力をたくさんの方がご存知ない。そのあたりも一緒にお知らせしてくれませんかね?

 

A.  そうですよね、商店街っていろんなことされてますよね、多いに貢献されてますよね。そういうこともお知らせしたらもっと認知度も高くなると思いますし、愛着が生まれますもんね。これからは地域の活動や取り組みも併せて情報発信していきますー。

 

⇨ (´-`).。oO(よろしくどうぞー)

 

 

 

Q.  商店街、魅力あるお店を増やしていくことも大切ということはよくわかります。みんなもそう感じてますよ。そういうの、どういう支援してくれました?

 

A.  昨年度はプロレス団体とタイアップした芝商店街、景観で東京タワーとタイアップした三田商店街、Wi-Fi整備した麻布十番商店街、街路灯マップを多言語化した六本木商店街。これからも商店街の意見を聞きながらがんばりますー。

 

 

 

Q.  商店街といっても、各店舗でも現状を維持するのが大変なところもありますね。規模を縮小したり廃業するお店も出てくるだろうし、なんせテナント率7割だから家賃がペイできるような職種とかしかお店できなくなったらどうしましょう。地域でがんばってきたお店、これからどういう後押しをします?

 

A.  区商連や中小企業診断士とかの意見も聞きながら、これからも積極的に取り組んでいきます…。

 

⇨ 商店街の調査、結局のところ『地域地域で事情が違う』というのがすべてですよ。商店街支援の一番大きいところは補助金です。わかってますわかってます、補助金は税金なので『商店街なんかに税金投入すんなよ』と言う人がいるのはわかってますよ。でも商店街って『もう少し補助金の使い勝手がよければ』と願うところも少なくないんですよ。地域で、商店街で事情が違うんですから。そこらへんご検討よろしく

 

⇨ (´-`).。oO(あっ、プレミアム商品券ももっと地域貢献している店舗に落とされるようなことも必要になるかと思いますので、そのあたりも区商連とも是非お話を)

 

 

2. 港区観光&マナーブックについて

Q.  これ、昨年観光課が作った観光&マナーブック。まー、よくできてますよ。行政の作るもので今まで一番のモノじゃないですかね。残念ながらそんなに話題になってないようでとても残念だしもったいない。10,000部発行と区のHPには書いてあったけど、反応どうだったん?

 

A.  や、実は関係者から『外国人に向けた情報発信として非常に優れた内容で好評』とお褒めいただいてます。こないだビックサイトであったイベントでも褒められまして、他の自治体関係者も持って帰ってました。えへ。

 

 

 

Q.  増刷したり、むしろ販売したりしても良いくらいの出来なんですけど?

 

A.  えっと、すでに増刷してます。たくさんの方に見てもらいたいのでこれからも無料配布で。今のところ、区内小学校の国際教育とか、大学の留学生とかにも使われていまして、これからはビジネス観光とかにも幅広く行きたいもんです。

 

⇨ (´-`).。oO(無料なら無料で全然いいんですけど、区のHPに掲載されているのはpdf分割で結構見にくいんですよね。そこらへんなんとかしてくれてもいいかもです)

 

 

 

Q.  観光客向けだけではなくて、住んでる人にもためになる内容ですよ。新しく住民登録した外国人向けにウェルカムパッケージっていう港区の情報とか暮らしのルールとか配布しているじゃないですか、そこに加えるのもいいかもよ。あとは支所に置くとか。

 

A.  支所とかの窓口や図書館でも配布してますけど、ウェルカムパッケージの件はこれから検討しますね。

 

 

以上。