先月のことになりますが、大きな選挙がありましたよね。あれですよね、規模でいったら国内で最大の選挙ってやつですよね、衆院選。そこでね、初めて『開票立会人』とやらを経験したんです。開票作業とか得票とか確定するまでの作業とか、第三者的にみてちゃんとやってますよねと確認する立場と言ったらいいんでしょうか。とても興味深く、結論から言えば『世間一般で言う不正開票的なものがあるとすれば、開票作業とかやってる何百人レベルの区の職員さん達が全員グルじゃないと無理ゲー』です。少なくとも港区においては多分超絶無理ゲー。
えーと、どこから話しましょうかね。じゃあ、立会人説明会から(そこからかよ)。
開票立会人打ち合わせ会
2日くらい前に説明会あります。選挙管理委員会からありがたいお話聞けます。今回の選挙から区割りというものが変更になりましたよね。港区の中で投票できる人がバラバラになっちゃったんですよね。今までは東京1区というひとつのくくりだったわけなんですけど、今回から東京2区というのも混ざっちゃって、要は開票立会い人とやらも増やさなきゃいけなくなっちゃったんですよね。1区の立会人も2区の立会人もまるっとまとめて説明会。
開票ってこういうことをこういう順番でやるんですよ、とかね。
開票の前に
で、当日の本チャン。開票は港区の場合、芝浦のスポーツセンターです。アリーナと呼ばれる体育館で開票します。あっそうだ、地下に駐車場ありましてですね。そこでまず驚きの光景を目にしました。
あっ、今みなさん『お前なんで1階から入らずに地下の駐車場なんだよ』って思ったでしょう?覚えてますか10月22日の日曜日、季節外れの台風だったわけですよ。2区の開票立会人の鈴木たかや議員が家まで迎えに来てくれて連れてってくれたんですよ、優しいパイセンですよ。いつも色々ありがとうございますパイセン。
あっちなみにわたくし、1区の候補者の立会人だったわけなんですけど、衆院選とか比例制度のある選挙だと『候補者用の開票立会人』のほか、『比例政党用の開票立会人』もいる必要がありましたので、うちの小倉くんをそっち用に道連れ配置にしてもらいまして。小倉家、夫婦共同で大人の社会研修。
や、そんなことはどうでもいいし。
何十台ものタクシーが続々と入ってくるんです。kmさんのタクシーが。後部座席に3人、助手席には…あれどうだったかな人乗ってたかしら忘れちゃった…乗ってても乗ってなくても別にいいや…。とにかくタクシーの数に圧倒されたんですけど、そのタクシーが止まって人達が降りて、そこで待機してる人達がタクシーと一緒に持ってきた荷物を大切に抱えてスポーツセンターに入っていくわけ。何事かと思うわけ。
そう、各投票所から区の職員さんが投票箱運んでくるんですよ、後生大事に。タクシーで。そういえば選挙の時ってどうやって一堂に投票用紙集めるんだろうなんて考えたことなかったわ。みなさん知ってました??
投票所の数だけタクシーなのか、投票箱の数だけタクシーなのか、とにかく投票箱がタクシーで運ばれてくるということがショッキングすぎてそこら辺見るのを忘れました。でも続々とタクシーが駐車場に入ってきたので、箱の数なのかなあ。そしたら1投票所は3箱だなあ(小選挙区、比例、裁判官)。抱えてるのかトランクなのか、そこら辺もわからんけど、悪いことしようにもどうにもいじれないよねとは思います。
続く。