港区のワクチン接種会場、本日から変更ね

港区は今でも集団接種会場をオープンし続けてる自治体です。え?普通じゃないの?と思うかもですが、さっさと会場を閉じて医療機関だけにシフトしてる自治体もあります。本日から旧港勤労福祉会館に会場移りますが、ワクチン接種センター的に名称変更。

 

…いつもの小倉工務店ポスター、先に作っちゃったな。もう少し早くお知らせしてもらえたらよかったのにな…とは思ったけどまぁいいか。

 

 

旧 港勤労福祉会館が「新型コロナワクチン接種センター」に

ここね、ここ。田町駅のそばの、三田駅そばの、たくさんの人が「ここ、一体なんなのかしら」と一度は思ったことあるところ。土地は東京都が持ってるけど、建物は港区が持ってるという、旧勤労で福祉な会館。ここが3月に事業終了したので(理由:4月に産業振興センターが札の辻にオープンしたため)、空いてるんですねここ。

 

本日のプレスリリースで、「港区新型コロナワクチン接種センター」と看板つけると。いいことだと思います。使える場所はじゃんじゃん使ってください。現時点での1〜3回目接種、そしてこれからの4回目接種、そんでその先もワクチンパスポート的なああいうやつも、ワクチンまとめてまるっとセンターとして機能させるぽい。使える場所はじゃんじゃん使ってください。

 

今晩頑張って、明日の朝には看板ついてるそうです。今はまっしろけ。

 

 

1・2・3回目の予約無し、「あ、ちょっと行ってみよ」で大丈夫。

予約をしてもいいし、しなくてもいいし。港区民なら接種券すら不要。現地で再発行という手続きをとることで不要としているわけですので、一応本人確認書類(免許書とか保険証とか)があればOKです。あ、もちろん接種券あればお持ちいただくことで、時間短縮でシュッとパッとなります。

 

1回目・2回目・3回目、すべてにご対応。これって実は地味にすごい

 

なお、港区民じゃなくとも1回目・2回目・3回目大丈夫です。港区民以外の場合はモデルナワクチンオンリーになります。この場合、接種券は必須です必須。本人確認書類もね。

 

なお、いつもHPでは「住所不問」って書いてるけど、「居住地不問」の方がいいんでねーかと常に思ってます。どこに住民票があるだのないだの、その縛りがあるのって役所的なことだから…。住民票動かしてない人なんて山ほどおるわけで、なんだろうな、住所不問っていうと住所不定のイメージがある(※個人の感想です)。まんま「住民票所在地不問」でもいい。

 

 

集団接種で区民以外はファイザー打てないの、なんで?」と時々聞かれます。まぁ元々はですね、ファイザーって自治体接種用(住民メイン)みたいな感じの扱いで、モデルナは自治体接種と職域接種という感じで使用がキッチリ分かれてたんですよね。しかもモデルナは自治体接種⇄職域接種も混ぜちゃいかんと、厳しくて。この枠が昨年夏に取っ払われてたら、もっと日本全国のワクチン接種爆速だったと思います。働きかけても働きかけても枠が取っ払われなかったのが今でも悔しい(注:判断は国)。

 

で、職域接種はモデルナオンリーだったので、その展開として港区でも子ども関連施設職域接種から一部関係団体在勤へ、週末ミッドナイト接種→誰でも接種と広げていったわけですけれども、その当時から「区民以外(ただし居住地外接種届を出した、港区に住所がある人を除く)はモデルナなら打てなくはない」という理由付けでここまで来てると。

 

ま、今はそのあたり前ほどキッチリしていないような気もするけれども、「区民以外は職域接種扱い」の名残だと思っていただければ。あ、区外の方で「どうしても港区でファイザー打ちたい!」という方は医療機関へお問い合わせくださいませ…。むしろ、お住まいの自治体の医療機関でもいいんだけど。

 

5月中は予約なし、こちらです。5月末から60歳以上の4回目だなんだが始まってしまうと、またワサワサ混雑して制限かかる可能性も無きにしも非ず。早いうちにピュッとシュッとおすすめします。

 

 

そのうち、富山県赤坂会館も使う予定

赤坂の、カナダ大使館お隣の高橋是清翁記念公園(『どこよそれ』という方も多い)の角の道をちょちょっと入っていったとこ、ドイツ文化会館(『ゲーテ・インスティテュート』の方がピンとくる人も)のお隣に、富山県赤坂会館っつー建物をお借りすることができまして。今のところは6月から集団接種会場として稼働予定だそう。

 

4回目のための確保ね。まだ4回目がいつからとかそういうのないけど、そのうち国から「はい、いついつからどうぞ」とお達しがくる日に備えて自治体は準備しておかなきゃならんのです。

 

国はねぇ、都心部の事情をよくよく考えてくださいなとよく思います。「自治体は自分のとこの施設、とりあえず使えばいいだろ」的な感じで丸投げされること多々ありますが、地方のなんとか公民館レベルなものと混同されてるような感じしますけれども、都心部は自持ちの土地も施設もぎりぎりのところで色んなこと回しているので、「空いてるとこ使えばいーじゃん」はあまり通用しないこともあるんです。空いてるとこがねぇんだよ。空けてもらってるんだよ。あと探しまくってんだよ、使わせてくれそうなとこ。

 

とりあえず、富山県赤坂会館は元から場所を知らない人は絶対に辿り着けないような気がしたので、「公園は区の管理なんだから、大通りに面したところに『←ワクチン会場』みたいなお知らせでっかいのを柵にでも貼っつけといた方がいいよ」、「看板見にくいから『富山県赤坂会館看板』にかかってる枝を落としておいたほうがいいんでないかい?緑色だし」とは伝えてあります。先日、下見を兼ねてお散歩に行ったイチ区民のご意見として。

 

なお、ここは第2センターと称する模様。

 

…富山県からお借りできたんなら、三田小山町の再開発までまだしばらくありそうな讃岐会館を使わしてもらえないんだろうか…と思ったりもしてるんですけど、どうなんでしょうね。