自転車、サイクリング?ポタリング?

「世間ではGWだっけ?」と、連休にご縁がないおうちで育った自分なわけですが、せめてお散歩以外の手段でぐるりと一回りくらいしてみようと、思い立って自転車巡り。変わりゆく今の港区の風景を映像に残したいだけかもね。

 

ロードバイク初心者

我が家、小倉くんが自転車スキーであります。4年前から我が家の自転車所持台数は2台になりました(両方、小倉くんの)。それまでは1台だったのに、4年前に

 

「…仕事を1週間休んでまで選挙のお手伝いしたので、2台目を置いてよろしいでしょうか…」

「うむ、よかろう」

 

と、結局二人で自転車に乗ってみるイベントが増えた小倉家です。ちなみに4年で4回くらいです。一人じゃ乗れません、道交法が諸々危うい。

 

あ、道交法といえば、自転車はとにかく色々と諸々と難しくて、昔こんなの綴ってたので自戒を込めて貼り直しとく。あの時は一方通行の狭い道の自転車ナビマークと戦ってた。正直、未だに自転車の正しい乗り方がわからない。

 

自転車ちりんちりん(2016.12.11)

自転車ちりんちりんちりん(2018.1.8)

自転車ライドオン(2021.1.11)

 

あっ、ちなみに自分、「ギア」というものの概念も理解しづらくて困ってます。生物のDNAとかはわかるけど、物理の「働く力」的なやつがいっこも理解できたことありません。なので、一人でロードバイクなんて怖すぎて乗れることはなく、今回も必死に安全運転を心がけた次第であります。後をくっついていくのが精一杯。方向音痴だし。

 

 

エンジョイ、街並み風景

世間のGW最終日、朝8時に人と車の少ない時間に出発。十番→六本木→西麻布→青山→赤坂→虎ノ門→新橋→芝公園→三田→品川→高輪→白金台。バッテリー切れちゃってそこで終わってるけど、もっと実は走ってて、天現寺→広尾→有栖川→もう一度西麻布→青山→赤坂→ミッドタウン→東京タワー→赤羽橋→十番戻り。25kmくらいだったみたい。無理ないように安全運転で、3時間くらいかなあ(初心者だから)。

 

8倍速で10分くらい。飛ばし飛ばしでいいのでなんとなくご覧あれ。昔港区に住んでた方は「あぁ、懐かしいなぁ」と思うだろうし、来年見返したら「あの時はこんなだったんだなぁ」と思うだろうし、映像って記録よね。

 

追加の素敵な風景、次回にリベンジ。

 

なお、港区は区民交通傷害保険加入がありまして、これまで加入は2月〜3月と限定されていてちょっと不便だったんですが、6月からは随時オンラインで加入が可能となります。ご参考まで。というか自転車乗る人は何らかの保険はちゃんと入ろうね。うちも入ってます(※港区のやつじゃないやつだけど)。

 

お子様のヘルメットも忘れずに。

 

 

どの道にも名前が欲しい。

8年前くらいでしたかね、地域の方々の「名前が欲しい」という想いが形になりました。大きい道にもかかわらず、名無しの都道だったわけです。名前つけるのって本当に大変で一苦労で、当時のお話を聞いていると、やれ名前をつけるだけの協議会だか委員会だかを設けろ、やれここは区道じゃなくて都道だから東京都と警察署にあーだのこーだの、そんな一筋縄じゃいかないような感じ。

 

そんな私も先日経験したわけですが、信号機に交差点の標識をつけてもらうのだって2年かかったわけですよ。近隣の町会長とかがOKしなきゃダメだし、警察署が「その名称ならよし」と判断しなきゃダメ出し、あとは警察と東京都の予算とかあるし、予算を要望するところから始めてもらうだけで1年かかるし。結構なお手続きが必要。

 

私、よく忘れるんですけど、そういや高校の時から10年ちょっとアメリカ暮らししてたんですよね。帰国してからも仕事でバンバン海外飛び回ってたような気もするんですけど、すっかり今じゃ行動範囲が狭くなっちゃって(視野が狭いのよくない)。

 

マンハッタンに2年だけいたころは、ここのアパート住んでたわ。古かったなぁ。階段傾いてたし、クーラーはないから毎年3ヶ月だけレンタルして木の窓枠にバコーンとはめて涼んでたし。マンハッタンは個人で洗濯機もっちゃダメだから週1でランドリー通ったり、あぁ懐かしいなあ、と昔の写真掘り起こして懐かしんでみたり。いや、そんなことはさておいて。

 

欧米と言いますか、別にそっちが何でもかんでもいいとかいう話じゃないんですが、日本よりずっと便利なところもありましてね。それが全ての道に名前がついてるというやつです。まぁ全世界すべてこうじゃないけれども。

 

「◯◯通り」と正式ぽい名前がついているところ、「麻布通り」のようなあくまでも愛称としての名前がついているところ、名前が欲しい。全部の道に。広い通りも狭い通りも、標識ひとつあるだけで方向音痴にはありがたいランドマーク。

 

昔、誰かに言われました。「欧米と日本のそういう違いは、すべてにおいてまちづくり。よく考えろ、どでかい城がどーんとあって馬車でカッポカッポするのが当たり前の文化と、籠でエッサホイサが当たり前の文化と、何百年の歴史の違いだ」と。

 

ま、色々ありますよ。でも名前があると便利だよなぁっていつも思います。通ってた大学の地図とか見て、あぁ懐かしいなぁって。昔に思いを馳せるのはおばちゃんになってきた証拠よね。

 

あと、集団か個かというのも大事な要素というのも言われたことがあります。集団も個も大切なわけですが、例えば住所の観点から。欧米では例えばそうですね、昔住んでたNYのアパートを例に出しますと、今でも住所覚えてるんですが(今は色々と変わっちゃったみたい…)

 

xxx(番地) Bleecker St, New York

と、最小単位の番地から始まって、通りの名前、街の名前と徐々に組織的に大きくなる並び順。

 

東京都港区◯◯ xーxーx

その逆として、日本は組織的な集団から徐々に個に向かってく感じ。住所だけじゃなくとも、例えばビジネスの名刺とかでも日本語表記と英語表記って逆なんですよね。日本だと「◯◯課」とかそういうところがフィーチャーされがちですが、英語表記だと必ず「役職」が先です。そう、誰にでも役がある。なんとかアシスタントでも、なんとかマネージャーでも。まぁシニアマネージャーとかシニアバイスプレジデントが山盛り溢れてる問題は別として。

 

とまぁ、難しくてめんどくさい話になりがちですが、道に名前があったら色々説明するにも便利なんだよなぁっていう話でした。動画編集してて、特に自分なんか車運転しないから道の名前なんかいっこもわからんので、グーグル先生とかに聞きながらの作業だったわけであります。