実は先週、委員会がありまして

保健福祉常任委員です。保健から年金から福祉まで、キッズからマタニティからシニアまで、保育園から特養施設まで、幅広い案件を扱う保健福祉常任委員会です。先週、初めての委員会が開催されました。資料をじっくり読みこんで、担当課長からご丁寧な説明を受け、そこからまたじっくり資料を読み込むと『あれ、これってどうなのかな』という素朴な疑問が結構浮かんでくるもんです。

委員会室というのがありまして、各委員会用に1部屋ずつ。なんでしょう、なんとなく会社の広い役員室みたいなイメージがあります。茶色い感じ。机がコの字に並べられ、委員長&副委員長を真ん中の辺に挟んで委員がこう、両サイドに並ぶわけです。今期の保健福祉委員は全員で8名、コの字の上の辺からいうと、4-2-2。ブラジルサッカーの定石のようなフォーメーション……と思いきや数足りない。そりゃ8名ですし。

何故こんな中途半端な布陣かというと、なんとなく党というか会派というか、そういうものみたいです。なので、コの字の上の辺からいうと、公公自自-正副委員長-民民、そんな感じです。そして入り口近くの机に暖かいお茶や冷たいお茶まで用意していただきまして、なんか申し訳ないやらそんな気持ち。

そして向こう側には区役所のみなさんのためのお席がずらーっとあります。何十人分でしょうか。一番最初に部屋に入った時、おおぅ……って感じします。ギャラリーでもオーディエンスでもなく、質問の際に回答できるように各担当課長さんが委員会に臨んでいらっしゃるわけですね。多分、何度経験しても慣れないと思います、あの光景。

本会議でもそうなんですけれど、委員会でも普段の今までの生活の中で聞きなれないやりとりというものがあります。発言をする時でしょうか。

私『委員長!』
委『小倉議員!』

そんなやりとりからスタートします。これが本会議場でとなると

どなたか『議長!xx番!(議席番号)』
議長『xx番!』

そして話はまた委員会に戻りますが、質問に対する区役所の回答の時もそうなるわけです。ここでは例えとして『子ども家庭支援部の子ども家庭課』の課長さんが回答するとしましょう。

区『委員長!子ども家庭課長!』
委『子ども家庭課長!』

聞くたびに脳裏にこども店長がフラッシュバックしてしまったのは秘密です。みなさんもどうか秘密にしておいてくださいね。

そんな保健福祉常任委員会でしたが、以下の通りの報告がありました。細かな内容についてはまた改めて。

【報告事項】
(1) 行商制度の変更について
(2) 平成27年第2回港区議会定例会提出予定案件について
(3) 港区保護司会との協働による更生保護青少年事業の取組について
(4) 臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の支給について
(5) 港区版宿泊デイサービス事業の実施について
(6) 港区歯並び・咬み合わせ相談事業の実施について
(7) 南青山四丁目用地の暫定活用整備の変更について
(8) 「平成26年度4歳児全員の居住実態把握」の調査結果について