港区ワールドフェスティバル(宣伝と注意事項)

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新しい年を迎えまして、港区が港区である所以を全面に押し出す全力イベント『港区ワールドフェスティバル』がまもなく始まります。日本にある外国の大使館の半分以上がぎゅっと集まるこの港区、港区ならではの、港区しかできないフェスでございます。フェス。2020オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラムに位置づけます!と区長からお答えいただけたこのフェス、今年も中身をご紹介(注:宣伝と注意事項)。

 

1. 港区大使館周遊スタンプラリー(1/13〜3/20)

昨年は32の大使館、今年は36の大使館やそれに準ずる国際機関が参加予定。スタンプラリー用の冊子の配布は本日1/6から区役所や図書館やホテルや港区観光インフォメーションセンター(モノレール浜松町駅の改札そば)などで。

 

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そんな36の大使館などがこのイベントのため特別に訪問できるように取り計らってくれました。スタンプラリー用の冊子にスペシャルバージョンの訪問スタンプを押してくれます。本物のパスポート持っていってもダメですからね。スタンプラリー用だけですよ。その他、大使館の様子や各国の文化や資料など、展示品がみれたりするところもあります。『ウチの国、もっと知りたいでしょ!』と大使館にPRしてもらうことも目的のひとつ。それを『なんですと!受けて立とうじゃないですか!』と参加するみなさんに色んな国のことを学んでもらうことも目的のひとつです。

 

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冊子の中はこんな感じになってます。日本語と英語表記。国の名前、国旗、スタンプを押してもらうスペース、マップ、それ以上に大切な情報が訪問可能日時事前予約定員。これは大使館によってすべて異なります。中には予約が不要な大使館もあります。日時が合わなかったり、予約がいっぱいで中に入れないところがあったとしてもガッカリせず、大使館を外から眺める町歩きという観点で是非楽しんでみてください。

 

*スタンプラリーに関してのご注意(転載)

大使館等の敷地は特別な許可がないと入れない場所です。今回のイベントは、大使館等のご理解とご協力をいただいて実施しています。そのため、訪問時においては、大使館等の業務の妨げになる次の行為は厳に慎んでください。*館内でも写真撮影については必ず大使館等の許可を得てください。また、近隣の住宅や事業所へのご配慮もお願いいたします。著しくマナーが悪い方は、入館拒否や強制退館を求められる場合がありますのでご注意ください。

 

-指定日以外に訪問したり、インターホン等を押すこと

-予約が必要な大使館等へ、予約をしないで訪問すること

-訪問の際に指定エリア以外へ立ち入ること

-許可なく展示品等に触れること

-館内において大声で話すこと

-大使館等の業務を阻害する行為

 

これ、絶対に守ってください。以前にあった問題として、勝手に休憩されたり、指定日以外にピンポンされて業務の邪魔されたり、大使館に直接連絡したりなど、何件かあったようです。参加していただく大使館にも、パスポートを手にしたみなさんに気分良く楽しんでもらうためにも、モラルやマナーに従った振る舞いも大切ですからね。ご協力よろしくお願いしますね。本当に本当によろしく。みなさんの振る舞いひとつで、次回左右されますから。というか実際に左右されてます。お願いします。ぺこり。

 

 

2. 港区商店街ワールドカードラリー(1/13〜3/20)

対象の商店街店舗(区内117店舗)でお買い物やお食事などをすると、港区80カ国の大使館カードをゲット。特定枚数を集めると3/26(日)に東京タワーで開催される『港区ワールドカーニバル』で抽選会に参加できます。コレクションとしてもいいのでは。実家の店舗でも配布します。まだどこの国のカードかは届いてないのでわかりません。

 

3. 港区ワールドクイズラリー(1/17〜3/21)

ウェブサイト上で毎週火曜日にクイズ出題。後日答え合わせ。

 

4. 港区内国際交流イベント

いろんなイベントありますので是非パスポートか公式サイトを確認してみてくださいね。例えば直近ですと、1/15(日)13:30〜16:00まで東町小学校校庭で『麻布ゆるスポーツユナイテッド』という誰でも楽しめるスポーツイベントが。ふらりとお立ち寄りください。

 

5. 港区ワールドカーニバル プレイベント(3/23)

ステージイベントだったり、各国紹介だったり、16:00〜19:00に新橋SL広場で。

 

 

6. 港区ワールドカーニバル(3/26)

3ヶ月の集大成となるイベントで、各国の音楽・芸能・お料理などの紹介やステージイベント。大使館めぐりで集めたスタンプ数や、商店街ご利用で集めたカード数で抽選会に参加できます。東京タワーでお待ちしております。

 

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あっ、区政レポートの1月号もできましたのでよろしければご覧ください。こちらから。

自分で自分を採点してみるテスト その2

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区議会議員という4年間のお役目を担うようなってから指折り数えてちょうど20ヶ月、なんとなくちょうどいい機会であるので選挙広報引っ張り出し自己分析の中間評価を急に思い立ってみたものの、減点減点で((((;゚Д゚)))))))なわたしです。どうも、小倉りえこです。むしろ『自己分析、満点評価です!』なんて言い切れる人がいたらすごい話。1年8ヶ月の中間評価がどこまで重要かはサッパリわかっていませんが、目標と行動と反省は別にあってもいいんじゃない、だって人間だもの。

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医療・福祉環境については前回やりました。まだまだ不十分という結論。さてお次は『国際化のための環境改善』。

 

世界に発信できる国際人育成に向けた教育環境の整備

 

国際人国際人って掲げておいて、ぐるぐる考えすぎて結局『11年外国におったけど未だに誰を国際人っつーのかわからんわ!あんたらが望む国際人ってなんやねん!』的なことを叫んでしまったのは今年3月の予算委員会という記憶に新しいんであります。減点。でも区立中学の英語クラス分けしておくれというお願いは今までその手の質問なかったことをチャレンジしてみたし、その結果今度の4月から六本木中でオールイングリッシュの週1英語科国際が始まることになったし、これは加点でいいかなーと。

 

中学校に国際学級がないからそういう子達のためのネイティブコースを!という意味合いじゃないんですよ。港区の地道で素晴らしい国際理解教育がようやく花開き始めて、英語できるわかる日本人の子達が増えてるからこそ、中1で『ディスイズ アン アポーペン』でモチベーションがダダ下がりしないような取り組みですよ。しかも、『英語のお勉強もっと頑張ってあのコースに行きたい!』なんて感じてくれる子達も増えたら嬉しい。ま、要は母校東町小学校の子達のための受け皿ひとつ作ってもらえました。地域の声バンザイ。でもまだまだ課題はあるので喜びすぎ。減点。

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国語・社会科教育の充実、日本文化の更なる理解を

 

先日、港区の70周年式典で名誉区民として表彰された兼高かおる氏も仰ってたことですが、『もっと日本を知るべし』ということです。これ、少し長めに海外出てた人は必ずいつかのタイミングで感じること。海外に出た、又は多国籍の中で協働というシチュエーションの際、あなたは他の国の人から見れば立派な日本代表です。Aチームなんですよ。雑談の中で日本のことを聞かれたり、意見を求められることがあるでしょう。その時に『アイドントノー』はカッコ悪い。日本語で理解できてない、わからなければ何語でもわからないよ。本質的なとこまでまだ手を伸ばせてないし、理解してもらうにも説明が上手じゃないんだろうから減点。

 

国語という意味で合ってるかどうかは置いといて、外国人への日本語習得というのを頑張ってくれませんかということは結構理論的に意見を言ってきたつもりでいます。質問も工夫して、例えば学校別の日本語学級の生徒数のばらつきとか答えを引き出したり、国際学級卒業後の進学先とか調査してもらうようにしたり。結果として多分初めて日本語学級ニーズを調査しますって答えを引き出せたんじゃないかと。なんか他の議員も会派も日本語学級って言い始めた感じあるし。これは加点でしょう。でも調子に乗るなよ小倉りえこ、まだまだなんもカタチになってない。日本語学級も日本語指導も改善されてない。減点。国語どころか社会科もなんもできてない。減点。

 

他にも色々思う事はあるけれどまだ表立って行動に移せてないし、ひとりじゃできないことばかり。よーく考えてよいきますこれからも。

 

その他の国際化のための環境整備として、やっぱり『日本語を話してもらう外国人を増やす』ということはこれから必要なんではと思います。小中学校だけではなくて。折角日本にいるんですもの、カタコトでも学んでもらいたい。もし自分が外国に数年でも滞在すると仮定しましょう。多分カタコトでも話せるようになりたいと思いますよね。お買い物するにも便利、ご近所とこんにちはする機会もあるでしょうし。一言も話せないご近所さんより、カタコトのご近所さんの方がありがたいと思うでしょうね、色々な意味で立場が違えど。ほら、いざという時とか。

 

港区国際交流協会では、そんな方々のために日本語講座がある上、区が授業料半額出してるんです。半額で日本語学べるんですよ。港区、地味かもしれませんが、実は日本語学びたい方々をこういうやり方で応援してると。大人気講座ゆえ、先生不足。そう、先生が足りないんです。基本、日本語教師の慢性不足。ま、そういう課題のいい解決法もどうにか探したい。

 

あとはビジネスとか、観光とか、生活とか色々あるわけですけど、やっぱり視野は広げないといけないので色んなところに行って色んなことを考えていかなければならないなと改めて。ここ2年くらい狭い範囲でしか過ごしてきてないので減点。

 

続きはまた次回、またはその次。

自分で自分を採点してみるテスト その1

区議会議員という4年間のお役目を担うようなってから指折り数えてちょうど20ヶ月、両手両足の指をちょうど折った感じで1年8ヶ月。早い。お勤めしてた会社退職して1年8ヶ月。おかげさまでなんとかやってます。毎日が結構面白いです。未だに『何か少しでも誰かの役に立ってるんだろうかね?』という疑問は抱えたままですけど。

 

ちまちまと3ヶ月に1回ほど自分の区政レポートを自作し、ウェブサイトも自作し、細かいことするの嫌いじゃないから楽しいんですけど、郵送代以外にそんな負担もかからなくて以外と安上がりでいいなあ(政務活動費も活用しておりますありがとうございます)と思いつつ、来月発行予定のレポートを作成しながらふと感じました。『議員の評価点って何だろうかね?』と。

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先日ね、報告書お送りしてる方から『いつもありがとうね。頑張ってるね』って改めて言われました。や、嬉しいです。素直に。素直ですから。ほんとほんと。でもそこで悪い癖というのか良い癖というのか、色々考えてしまうわけです。『頑張ってるんだろうか』と。多分ですけど、その方は『報告書というものを作る』ことに対して頑張ってると言ってくれたわけではないと思ってます。

 

議員の活動ってわかりにくいですよね。自分でもよくわからないことが未だに多々あります。しかも議員というか政治にちょろっとでも絡んだややこしい世界はとっても狭い。ポジションだのパワーだの、世間一般からみっともなくどーでもいいところが大好きな人々の多いこと多いこと。願わくばそういうところに関わらずに何かしらの方向で区のためのいい何かを作ってもらえたらいいなあと、日々感じている次第です。

 

そんなことでの議員の評価。お願いしたことをやってくれたからあの人はいい議員なのか、雨にも負けず風邪にも負けず朝駅で見かけるから頑張ってる議員なのか、ウケのいい事言って人気者なのがいい議員なのか、テレビのコメンテーターになってる国会議員とか見ててもよくわかんない。人からどう思われるかは置いといて、まず自分を自分で客観的に見てみることにチャレンジ。

 

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そのために取り出しますは、1年9ヶ月前の選挙広報。今は各自治体のウェブサイトに掲載しっぱなしなんでしたっけ?忘れちゃった。港区のページにもありますあります。ここクリック。よく聞くのが4年に1度の改選で審判を受けるだの、4年に1度の改選がみなさんからの唯一の評価だのありますが、とにかく任期4年の間の中間評価を自らしてみようじゃないのと。ここで1年9ヶ月前の選挙広報を引っ張り出してくるの自体どうかとも感じますが、比較対象がないので仕方がない。嫌いな言葉はマニフェストです。ちなみに体重は+1kgです。言ったこともやったことを中間採点してみます。ここで気をつけなければならないことは『区がやったことをさも自分の何かのように都合良く捉えないこと』。

 

まず『医療・福祉環境の充実』について。
区民・区民ひとりひとりが健やかに暮らすための環境づくり
都市型の福祉モデルの新しい体制づくりに挑戦

 

えーと…区民区民ひとりひとりってなんだ。『区民ひとりひとりが』の間違いだなこれ。1年9ヶ月目にして誤字発見。減点。

 

予防接種副反応の救済についてお知らせページをウェブサイトに作ってもらえたし、がん対策ではたくさん応援意見も言って予算確保してもらえたし、がん検診も算出方法見直ししてもらえそうだし、治験についても意外なポジティブ回答あったし。小児初期救急の診察日拡大が実現したのは、実際に担当してくれている愛育病院の素晴らしい意欲の結果なので、保健所をはじめとしたみなさんの交渉努力もあるかもだけど、実績と誇張する議員がいたらマユツバではないかしら。今まで無かったような視点に心がけていたので意見採用率はまあまあだと思うんだけど、まだカタチになって区民のみなさんにベネフィットがもたらされてるわけではないしなあ。まだ区に素敵な環境を作ってもらえてない。必要性についての上手な説明ができてないんでしょうね。減点。

 

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都市型の福祉モデルっていうのはいわゆる『地域包括ケアシステム』のなわけで、これはまだどうにもなってない件。大抵は計画どおりのスケジュールでちゃんと始められるように応援するだけの議員が多いのかもだけど、私は『目的と進め方に異議あり!』って反対してるようにも見えるスタンス。『今のやり方は誰もハッピーにならないし、協力してもらわなきゃいけない医療機関にも地域にも愛想つかれるぞ!そこになぜ気がつかない!』と厳しい意見を言ってますよ。その言い方はなんだ!と身内から怒られることもありますけど、間違いは間違いと言わせてくれよ。多分また怒られるけど空気読めないから気にならない。がんばれ俺。ドクターからヒアリングしたり、医学系学会でお勉強したり、業界から実情教えてもらったり勉強しながらも、まだどうにもなっていないし、色々な意味で減点。でもまだまだ挑戦中。目的がよくわからない参加者がげんなりするような会議をひとつキャンセル(延期?)させたことは微妙な加算があってもいいのかしら。

 

減点だらけでどうしよう。厳しい自己中間採点はまた次回に続く。

自転車ちりんちりん

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自転車は車扱いです、とそんな感じで自転車は車道を走れこんにゃろめキャンペーン的な自転車ナビマークをいけいけどんどんで導入したいように感じられる最近です。『自転車事故を減らしたいから』なのか『2020年にかこつけて』なのか、よくわからないけど。警視庁が進めたいみたいで、各地自体でも色々と検討されたり進められているようで。自転車はここを走りなさいよとわかりやすいマークでもあるんですが、これほど賛否両論な交通安全対策ってあるのかね?っていうような印象の方が大きいです。正直申し上げまして。悪いことではないのは十分理解してます。

 

やっぱその理由として、『新しい広い道路はいいけれど、昔からの狭い道は逆に危なくね?』というのが多数の感想かと。警視庁のサイトにもありますが、『この表示は法令に定めのない、いわゆる法定外表示であり、この表示自体には新たな交通方法を指定する意味はありません』なんて書いてあると、設置の意義すらよくわからなくなってきました。おまわりさんが『コラ!自転車はナビの上を走りなさい!』と怒られることもないってこと?おまわりさんが注意するのはイヤホンしながら走ってる人だけ?あ、そういえば品川港南口はどうやら警視庁指定の自転車走行モデル区域らしいです。

 

先日、気が付いたら仙台坂下あたりから麻布十番商店街に向かう雑色通りにこの青い自転車ナビマークとやらができてました。青羽矢印のナビマーク。急なもんでビックリしちゃって。車は一方通行の道は一方通行で、自転車は両方向に走れるのが変わらない交通ルールということで、こっちの端はあっち向き進行、あっちの端はこっち向き進行でお願いねと。例え道路が狭くとも。つまり、自転車に対して『ここは一方通行だぞ!逆走じゃないか!』は一切通用しないわけです。『自転車も一方通行ですよ』という標識がなければそもそも通用しない話なんですけれども。だからそういう標識がなければ逆走じゃないんですって、ルール上は。

 

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交通ルールとして、『自転車乗るなら車両扱いで車道(ただし例外あり)』『自転車降りて押すなら歩行者扱いで歩道』というのが一般的にあるようです。日本だから左側通行というのも。私達、どこまでこういうルールを熟知しているのか悩むところではあるんですが、交通ルールとして存在します。神奈川県警の自転車ルールのページがなんかわかりやすかったのでその辺を参考に。その『例外』という状況ですが、以下の状況であれば自転車は歩道を走っていいということらしいです。

 

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1. 歩道走ってOKですよっていう標識がある時。

2. 13歳未満、70歳以上、身体の不自由な方。

3. やむを得ないと認められる時。

 

極端に言えば小学生やオーバー70の高齢者が歩道を暴走してもお咎めナシなんですかね、このルールだと。危ないぞ!とまわりから注意されたり怒られたりはするでしょうけど。ま、そんなことはさておいて、3番目のやむを得ない場合が問題です。

 

3-1. 道路工事や連続した駐車で、車道左側を通行することが難しい場合

3-2. 著しく車が多い上、車道の幅員が狭く、追い越しをしようとする車との接触事故の危険がある場合

 

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ま、そんなルールを頭の片隅に置きながらでの流し読みで結構です。東京都も区も自転車走行空間とやらを整備していきたい方針があるとのことで、私全然知りませんで。ほんとモノ知らなくてすみません。港区自転車利用環境整備方針というものが数年前に策定されていることを教えてもらいました。めっちゃ書いてありますわ、『路面表示等で自転車走行空間を明示することで、公共施設や商業施設等へのアクセス性を向上させる自転車ネットワークを形成し、自転車の関与する事故の減少を図ります』って。

 

自転車ネットワークを形成することで事故が減るらしいですよ。マジかよ。ママチャリも電動もロードタイプも関係なくかよ。マジかよ。

 

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で、そんな前提を学んだ上に、もう一度自転車ナビマークのあるうちのご近所道路を見てみましょう。麻布十番商店街エリアです。たくさん人も住んでるし、たくさんお店があるし、たくさんお客さんもくるし、たくさん働く車(重機じゃないやつ)もある場所です。

 

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路上の駐停車はけしからん!とお怒りになる方もいらっしゃるのかもしれませんが、現実をみますと普通の車も働く車もたくさん通りますし、少しの時間もちょっとの時間もそりゃ停まります。商業地はこりゃもう仕方のないことでしょう。タクシーだってお客さん乗せたり降ろしたり、業者さんだって荷物を乗せたり降ろしたり。で、ナビマークはびっしりと車の下に収まりました。で、当然左側に車が一時停止したとして、後続の車は右に避けますよね。で、当然向こうから走ってきていいはずの自転車ナビ上を通らざるを得ません。すると自転車通る隙間って本当になくなっちゃう。残念ながらこれ現実なのよね。

 

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働く車もそりゃ停まりますよね。配達できませんもん。でも、こういう働く車を狙って駐車違反のキップ切りにくる監視員も多いらしいですね。色んなお話聞きますと。路駐を全部取り締まって車を一秒たりとも一台たりとも停めさせないようにすればいいと考える方もいらっしゃるかと思いますが、商業地、特に商店街はそういうわけにもいきません。不便になったからもう行かない、と客すら失っていることだってありますから。現実はこんなもんです。

 

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で、例え車が左側に停まっていたとしても、後ろから車来なければ広い車道をすいすい自転車通りますよね、ナビマークに沿っては走れないけど。だって車いるし。でも、もし、後ろから車が来てたらどうしましょう。私がよくママチャリ乗ってて怖いなあと感じるのが、車より、後ろから音も立てずに結構なスピードで追い抜かしていく自転車の方。だって車みたいに車間とってくれないじゃん。

 

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問題は対向自転車ですよね。必然的に『1. 車が停まっている』『2. 追い越しの車は右に避ける』『3. 自転車走行のスペース無いし危ないので安全な歩道を走る』というループが出来上がります。ですよねー。歩道を歩く歩行者視点だと『自転車はとにかく車道走りなさいよ!』であって、車のドライバー視点だと『チンタラ走ってる上に車道狭いから危ないだろ!』であって、自転車乗ってる人だと『車道危ないから歩道で何が悪い!』となっちゃいがちですよねー。でもこれ全部『やむを得ない』状況です。三つ巴の戦い。

 

で、ここで重要なのが、誰が一番ルールを乱して悪いのか犯人探しをすることができるのか?ということです。路駐の車が悪そうな印象もありますが、『5分程度以内』という一時停止は法律上オッケーらしいですし、しかも人が乗ってたらそれもある意味セーフですよね。追い抜く車だって空きスペース通りますよ、危ないもん。自転車だって正面から車来たら怖いですもん。誰も悪くないと思うんですよね、この状況。

 

広い通りはいいですよ。広い通りは。多少狭くとも交通量が少ないところもいいですよ、多少は。でも問題は狭くて交通量が多くて、人も店もたくさんあるとこなんですよ。広い素敵などこかのヨーロッパの写真を参考にしたい気持ちはわかりますが、ここはジャパンですジャパン。中世から馬車でカッポカッポしている国じゃなくて、ここは人混み雑踏の中を籠でえいさほいさしていた国だったことを是非お忘れなく。

 

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紅葉もキレイでイチョウの葉が地面に敷き詰められて黄色い絨毯が美しい季節でありますが、例えば広尾駅近辺、有栖川公園近辺の道路をみてみましょう。このあたりも区が進めたい自転車ネットワークとやらの計画道だそうです。公共施設や商業地へのアクセス良くしたいんですよね。

 

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でもこの辺も狭いよ?路駐はないかもだけど。

 

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最終ゴールはこうしたいんだよね、自転車は車道、歩行者は歩道。そうすれば事故はなくなると。でも、自転車ぐるっと一回りして信号渡って降りて押して目的の場所まで戻ってこいってことになる?それとも駐輪場を探して停めて、そこから歩いて目的の場所まで戻ってこいってことになる?や、自転車のメリットって目的地まで直で行けることだから。どうしてもそういう視点で考えちゃう。

 

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港区のいろんな道を自転車で行けるように繋げてネットワーク化したいという気持ちは理解できます。だって、港区はこれからもたくさんの観光客呼びたいし、利便性の向上にも力入れたいんですよね?麻布十番を観光スポットにしたいんですよね?まちづくりマスタープラン案にもそういう一文をみたような。自転車ネットワーク作って人呼び込んでやるよ!が果たしてその方法のひとつなのかどうかわかりません。通り過ぎるだけは簡単になるかもだけど。

 

ま、全部が全部自転車ナビマークが無駄ということではないと思います。現に、東町小学校前のところの通りは車の量も少ないですしお店屋さんほとんどないから路駐ないし、先日自転車がどういう風に通るかなーと眺めていたら、対向車が来なかったからかもしれませんがナビマーク付近をなんとなく通ってましたしね。でもこれが道にびっしり連続性をもったネットワークがあればみんなハッピーになるのかどうか、よくわからなくなってきました。

 

麻布十番商店街のような地域での自転車取り扱いに最適な方法、誰か教えてその道の人。あとは、地域地域で事情が異なるので是非見たり聞いたり現実を知ってくださいエラい人。向き不向きは絶対あると思うの。

道路と歩道がのっぴきならない

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今年春のH28年度第1回定例会にもれなくセットで付いてくる予算特別委員会でしたかね、土木費で『麻布十番の道路修繕、ぼっこぼこのガッタガタのところをちょこちょこお願いしてますけど資材とか大丈夫?足りてる?いつもごめんね?』って質問しました。そしたら『H28年度はパティオ通りを直しますので!』と麻布支所からお答えいただきまして、11月下旬より駅側から40m50m程度の工事を始めてもらってます。

 

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他の地方自治体からも『素晴らしいですね!』と知られている支所改革制度(区役所本店以外に地域地域で支店を作って、ある程度の裁量権を与えて区民ニーズに迅速に対応しましょう的な取り組み)、そのおかげでこの手の道路工事が本店の土木課だか支店の土木課だかよくわからなくなってるんだけど、そんなことはどうでもいいくらいにありがとうございます港区さん。

 

綺麗な歩道とか道路って素敵ですよね。シャレオツな感じ醸し出しますし。レンガっぽいブロックっぽいような舗装をみることがあります。麻布十番もそうなんですけど。あれ、『インターロッキング』っていう名前のついた舗装方法なんですって。結構最近まで知らなかったです。シャレオツなレンガ調。

 

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いつまでも未来永劫同じモデル?とかカラーバリエーション?とかがあるとは限らないらしく、必要な修繕後はなんかロックな仕上がりになったりならなかったり。

 

そんなインターロッキング舗装、調べてみるとメリットは『水ハケがいい(ブロックの隙間から水吸収)』『ブロックの下をコンクリ補強しなくていい』『シャレオツな色彩景観』『柔軟性がある』らしい。『土台となる下地(地盤とか?)がしっかりしないとデコボコになっちゃうよ』、というのがデメリットらしい。すごいざっくりとグーグル先生が教えてくれました。

 

参考となる画像も出てくるけど、なるほど、インターロッキングとはならして固めた砂場の上にレゴを並べるようなものか。なるほど、だから隙間から水が染み込んで水ハケがいいのか。なるほど、だから年月が経つとアスファルトに比べてガタガタでこぼこになりやすいのか。なるほど、水ハケがいいから水の浸透で地盤が動くのか。なるほど、インターロッキングはブロックの隙間に粒子の細かい砂を流し込んで固定するから、だから雨だとザラザラ粒子が溢れてくるから滑りやすくなるのか…ってそれむしろデメリットではないんですかという疑念が湧いてしまった。中途半端に調べてごめんなさい。

 

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麻布十番商店街の歩道や車道が綺麗になったのは20年くらい前なのかしら。実はその頃の記憶がまったくないんです。多分その頃既にアメリカに行ってたのかも、多分そんな時期。ある時帰国してみて気がついたら六本木ヒルズができてましたしね。私にとっての空白の10何年間の真っ只中だったと思います。今となって色んな話を聞く機会があり、大変なご苦労があったとも。地元側も行政側も。

 

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地元の地盤の問題もあるのかないのかわからないですけど、20年くらい経てばそりゃガタもきます。昨年あたりから『道がねえ…』『凸凹だよねえ…』という声を色々な場面でよく聞くようになりました。もちろんその前から気付いてましたし。なんせ身内が凸凹というかブロックが浮き上がってしまった段差に引っかかって盛大に転倒して両手骨折、私も2ヶ月近くお勤め先を介護休業でお休みしたくらいですから。

 

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気になりますよね道のでこぼこ。車道は車道で時間経過の他にもたくさんの交通量から轍に沿ったへこみができますし。雨が降ったらそのに水たまりができる上、車が通るとバチャン!と跳ねた水が店舗やお客さんにかかるとか。そういうのを含めたお直しも昨年あたりから支所にちょこちょことお願いしたりしてたんですが、未来永劫同じ型番があるのかないのか、地盤自体ががへっこんじゃったら何がどう修繕できるのかできないのか、結果はこんな感じです。

 

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…もう少しでたい焼き柄になれたのに。惜しい。地盤云々が絡んでくると同じようなブロックをどうにかはめ込めばいいだけという話ではなくなるということがわかりました。デビュー戦でキレイになるのと同じくらい、後々のお直しのための控えの選出も大事。多分。

 

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そんなわけでもありまして、今色々な事を色々とアレしてる最中でどうなるのかアレなんですけれども、とりあえずは一番がったがたでボコボコな道路をまずはつるぺた真っ平らに素敵に仕上げてもらえるのを楽しみに、雨降って土日工事に支障がないようにてるてる坊主を作り続けたいと思います。まる。

港区政70周年記念

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港区ができてから70年ということで、盛大な式典が行われました。『来年の3月15日にならないと70周年にならないじゃん』とか、『年明けてからやればいいじゃん』とか、『50周年も60周年もやってないのになんで70周年だけ?』とか、『70ってキリ番だっけ?』的なハテナはさておき、盛大に式典が行われました。

 

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名誉区民が選ばれまして、港区国際交流協会会長でもあるジャーナリストの兼高かおる氏と、琵琶制作修理の人間国宝でもある四世 石田不識氏。おめでとうございます。

 

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港区が提携しているたくさんの地方自治体からも区長さんだったり町長さんだったりたくさんのご参加があり、とっても力になってる地域のみなさんだったり、港区と同じ今年度70歳の同級生のみなさんだったり、1400人とか1500人参加だそうですよ。区役所のみなさんもお仕事お疲れ様です。課長さんをはじめ、いろんな方総動員。これで終わりでもないのでまだまだ頑張ってください。風邪ひかないようにね。

 

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兼高かおるさんと区長のトークショーがあったんですね。その中で、国際経験も多く、色んな国を訪れたことのある兼高さんの仰っていたことが印象に残ります。

 

『国際化というけど、日本をもっと知ってほしい』

 

ほんとこれ兼高さんの仰るとおり。私たち日本人に向けた言葉ですよ。日本人が日本を知らないのはもったいない。『日本はいいところですよー』と海外に伝えるのに、伝える手段(言葉の壁)を得るより先に伝えたいモノ(知識)が大事ですと、つまりはそういうこと。

 

同じような事を議会で言ってきたけど、小倉りえこ程度の発言より、兼高さんの発言の重みをしっかりと港区がご理解くださると小倉カンゲキ。

 

わかる。わかるわ兼高名誉区民。そうなの。その通りよ兼高名誉区民。ああいう場で言い切ってくれてありがとう兼高名誉区民。

2回目の議会報告会

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先日、議会報告会というのがありました。34人の区議会議員が全員集まり、企画から運営から実施、報告書作成まで、港区議会について区民のみなさんにわかりやすく説明をしたり、定例会の内容をお知らせしたり、そんな目的の会です。

 

(´-`).。oO(個人のじゃないです、みんなの

 

去年から始まった年1回の報告会、昨年は雨の降る日に芝の本庁舎(区役所本店)で行い、今年は雨の降らない日に六本木にある麻布総合支所(区役所麻布支店)で。や、昨年の報告書当日に『年1回とか年2回とか、色んな方に来ていただけるように場所は支店持ち回りでやっていきます』的なお知らせもあり、はーそうなんですかーと。

 

(´-`).。oO(そういう細かいところは当日まで知らなかったよ

 

そんなこんなで第2回の議会報告会があり、なんとなく自民党会派の持ち回りのようなそんなアレから実行委員のメンバーになっていたわけですが、昨年から色々思うところも出てきています。個人的に。多分すごくこれまた極論なんだろうけれど。

 

(´-`).。oO(去年はテープ起こし、今年はスライド作りのお手伝い。ぺーぺーだしな

 

私、おかげさまで議員の視点をすこーしだけ持てるようになりましたけど、基本は普通の人と同じ感覚で物事考えているような感じです。そもそもさ〜とか、普通はさ〜、そもそも普通ってなんだという問題に解答はひとつと限らないわけですけれども。

 

(´-`).。oO(ひとつじゃないなら何故0か100かのふたつしかおまえの頭に無いんだ!というお叱りは、そりゃもうこればっかりは個性か性格のどちらかです。なんてね。

 

あっち側の見解もこっち側の見解もよくわかるんだけど、こういうことをこうしたらもっといいんじゃないかなと2年越しに感じた点がありました。そのうち反省会とかやるのかどうかは知らないけど、その時のための備忘録。

 

そもそも『皆さんが聞きたいであろう事と議会が報告する事がかけ離れてるよね、絶対』という一文に尽きるのかなと。

 

や、議会報告会というものが本来どういうものなのかわからないのでなんとも言えないんですが、こうあるべきものって決められてるわけでもなさそうなのでそれは別にいいとして。話す方も聞く方も難しそうですよね、トピックスが。議員が34人もいて、わかりやすい政党色も出さず個人を全面に出さずに議会の報告をするのは難しいと思います。十人十色どころか34人34色です。色の系統はあるにしろ。ま、そんなことはさて置いて。

 

それにしてもしっくりこないんですよね。言える事言えない事、色んな政治色や考え方もあるから好き勝手に報告するわけにもいかないし。なんでこんなにしっくりこないんだろうとぼーっと考えてたら、ひとつの答えにたどり着きました。『港区の仕事っぷりを紹介してるだけで、議員がその中で何をどうしたかというのがスッポリ抜けてるからしっくりこないんだ』と。

 

お話する内容も第3回定例会の中身に限る報告会にする必要はないし、報告内容以外の質問は原則禁止にする必要もないし、請願の書き方の説明はあっても実際の請願がどう出されてどういう質問が飛び交ってどう議決されて、それがどう区に反映されてるんだかされてないんだかのフォローアップまで説明は無いし。あえてしない(できない)ように結果的になっちゃっているのは、正しくわかりやすい回答ができないからというのが関係するんでしょうかね。わかんないけど。誰が回答するかでカラーも違っちゃうしニュアンスも違っちゃうし、私個人は本来反対なんですけど何々がどういう理由でこうせざるをえませんでしたというお話したら、みなさんへの報告どころじゃなく色々紛糾しますよ。こっちの会派ならこういう考え、あっちの会派ならこういう考えがあるわけで、議会として統一された唯一の答えというのが『結果的に可決か否決か』という2択なんでしょう。

 

報告会のようなものがあるのはいいとは思います。こういうのいいですねっていう意見もありますし。でも参加者が少ない、参加してもらうようPRが足りない、もっと会場が溢れんばかりの賑わいを、みたいなことを今後求めていくのであれば、報告内容はもっとブラッシュアップしていかないといけない感じがします。今のままではただの情報の一方通行ですからね。しかもちょっと待てば広報とかにも載る内容。

 

区が推し進めることに議会の全会派一致で否決したとかいうものがあるのであれば、『これこれこういう理由で反対したんです』という報告もできますが、この1年半でそういう出来事はないし。むしろ全員に反対されて否決するようなものを区が良しとして上程しそうにもないし。開催するだけのヘンテコなパフォーマンスになってもダメですしね。

 

議会報告ってどういう事を聞きたいか、どういう事に興味を持っているのかをサーチするところから考えていかなきゃいけないんじゃないかとも思います。質疑のところで『少数意見はどうやって反映されるんですか?』という素朴な疑問が出てくるくらいですもの。私も知りたい。会派ってグループの存在が大きい議会の中でそれってどうやるの?ねえねえ?

 

個人の報告会なら『こういう視点で物事を考えているので、こうこうこういう点にこういう意図で提案をしてみたら区が理解してくれて意見を採用してくれました』とか、いくらでも言えるんでしょうけどね。誰の手柄にもしちゃいけないような、議員の公平で平等な取り扱いって難しい。わけわかんない。

 

報告会やるなら区議会事務局にも迷惑かけずに議員だけできっちりやる、中途半端ならいっそのことやらないほうがマシとも感じてしまったりすることもあるけれど。やっぱり最終的には究極の2択、0か100で〆るオチ。何はともあれ、みなさんお疲れ様でした。ありがとうございました。

港区ものづくり・商業観光フェア

その名の通り、みなとパーク芝浦(スポーツセンターあるとこ)で2年に1度のものづくり・商業観光フェアという区のイベントがありました。お天気にも恵まれてたくさんの人出があったようで何より。前回は六本木ヒルズだったんですけど、今回は芝浦。

 

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港区の「匠」に焦点を当て、ものづくりの技術や確かな技術に裏付けられた製品、商品、サービスなどの魅力を紹介するとともに、港区のブランドや品質を国内外に広く発信します。同時開催の「港区地域げんきフェア」とあわせ、約60の企業・団体が出展し、ものづくりの伝統的な技法や先端的な技術、確かな技術に裏付けられた製品、商品、サービスなど、港区のブランドや品質をアピールします。

 

って書いてあった。港区のサイトに。

 

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子供も大人も楽しめるなかなかのイベントでございました。ものづくり体験からバーチャルリアリティやらロボットやら、眺めてるだけでも楽しめる感じ。

 

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子供たちが楽しそうに色々作ってましたよ。

 

土曜日は地域げんきフェアというのも同時開催で、色々面白い体験モノとか展示モノとかありました。

 

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マンガ描けるようなデジモノとか。

 

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ロボット付きで非常にインタラクティブなモノとかね。

 

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あ、強風で設置してたパネルがなぎ倒されるハプニングもあったり。ガラスは無事でしたかね?ざっと見、怪我とかされた方はいなかったようですけれど。

 

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そんな中、東京ゲームショーとかで確か大人気だったスケルトニクス、みなとパーク芝浦に降臨。『整理券配布』って書いてあったので諦めようとしたんですが、聞いてみたら並べば大丈夫ということだったのでウキウキとスケルトニクス装着オン!

 

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ロボットはロマン。個人的には2020オリンピックでロボット満載のショーがみれたらとっても素敵。そんな思いを馳せながらのスケルトニクス。

 

港区ものづくり・商業観光フェア。普通にエンジョイ。港区の職員さん、関係者のみなさん、2日間お疲れ様でした。

がん対策とうきょう・みなと2016

「がん対策とうきょう・みなと2016」。港区と都の共催で、がんの予防、早期発見、健康づくりの大切さについて区民の皆さんと一緒に考えていくイベントがありました。港区はがん対策や健康づくりをとても頑張っておりまして、地方自治体の中でも、特に都市部の中でも非常に頑張ってるところなんじゃないかと思います。そんな港区、企業や団体とこれからのことで連携協定を結んでくれましてね。もっと研究所とか企業と一緒に頑張ってくださいよと提言している立場としては素直に素晴らしいと思ってます。行政ができることは限られてますし、そこを他のところが補えるような体制が整うのであれば、色んな人にとってプラスですから。

 

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あのファイザーさん、なんと都内では初めての官民連携協定です。KEA工房さんは婦人科系がんの術後下着とか扱ってるところ。東京都美容生活衛生同業組合さんは『みなとアピアランスサポートセンター』を立ち上げて外見支援相談含めたサポートをしていただけると。それぞれの分野のプロフェッショナルと組むというアドバンテージはプライスレス。ふーん、へえー、そんな感じかもしれませんが、地方自治体がこういうのやるって結構勇気がいるしすごいことなんですよ(個人の感想)。製薬企業で抗がん剤の開発やったことある身としては非常に嬉しい。

 

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女優さんも闘病体験を語ってくれたり、身体の外側という部分を失う葛藤だったり、再建術という選択だったり、検診の大切さだったり、体験した方から聞くことで初めて気づく点や考えさせられる点がたくさんあります。おにゃんこクラブとか夕焼けにゃんにゃんとか一瞬だけ思い出しました。

 

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ファイザーさんは『世界で一番大きな肺模型』を展示してくれたりですね。 行政が初めて実施するこのような会としては企業・団体ブースがそこそこあるのはとてもよかったと。

 

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提携を結んだKEA工房さんは補正下着やらパッドやらの実物を持ってきてくれていましたし、何がどう違うのか、何がどうなれば快適になるのか、見る・触る・相談するができますしね。 例えばパッド、ジェルのようなシリコンのような柔らかい素材であるんですが、ある程度の重さが必要です。ほら、片側だけがふわふわの軽い素材だったらバランス悪くなっちゃうじゃないですか。そういうことも含めて案外知られていないことも多いわけ。

 

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東京都美容生活衛生同業組合さんは『みなとアピアランスサポート』 のご紹介もあり、ウィッグもこういうおしゃれで可愛くて普通なものがたくさんあるんですよと実物の展示をされていました。ネイルケアやスキンケア、メイクアップひとつで色々と前向きに変わることもありますよと。

 

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手術の操作体験ということで、ジョンソンアンドジョンソンさんが機器を展示してくれたりですね。モニターを見ながらビーズをお皿に移し替えるのが結構難しく。

 

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大腸トンネルとかね。受けましょうねがん検診。

 

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病院さんのほかに製薬企業さんからのご協力もあり、区民向けの医療費とか制度とか、家族ががんになったらを含めてそういうパンフレット・冊子だけでも提供してくれたのはとてもありがたいこと。場合によっては行政が作るものよりわかりやすいものもありますし。今はインターネットでの情報入手という方法もありますけれど、製薬企業さんも一般向けにとてもわかりやすいものたくさん作ってるんですよ。

 

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『新しい薬が患者さんの手に届くまで』と治験の流れの説明パネルまで。 これは一般質問等での『治験は治療の選択肢です!』私の投げかけに区が配慮してくれたんでしょうね。ありがとうございます。中外製薬さんもノバルティスさんも大塚製薬さんもアラガンさんも情報提供のご協力ありがとうございます。

 

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パネルディスカッションの時間もありました。医師や乳がん経験者の方たちを交えてのパネルトーク。乳がん検診を受ける時期はいつがいいかなど、なかなかためになるお話満載。

 

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医師の先生方による講演会もありました。

 

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治療のお話もタイムリーな薬剤含めてなかなか楽しく。

 

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多少、区民向けとしては難しいお話もありましたけれども。私は大好物なんですけれどもね。でも区民向けとしては難しすぎたかなあという感は否めず。私は大好きなんですけれどもね。

 

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そして最後は港区の担当課長さんから色々と説明を。検診の状況だったり、これから港区がやっていきたいことだったり、当座の目標だったり。わかりやすく説明してくれてとてもよかったと思います。

 

こういう会が定期的に開かれるといいなと願いつつ今回はおしまい。

港区の坂の次は橋めぐり その1

港区中の坂めぐりは終了、88だか86だかの坂を見て坂ポールを激写して回りました。さて次はどうしようと考えていたところ、『橋!橋を是非!』と区役所の中の人に言われまして。ほほう、その手があったか。おぐら探検隊、次の激写ターゲットは橋にロックオン。

 

港区、地図をみても海っぺりに位置してますし『港』という字があるくらいなので水に縁があるわけです。今はお台場や芝浦を含めて素敵な水辺が整備されていて『まぁ、さすが港区』のような取り組みなんですが、実は私、あんまり海にご縁がありません。幼少の頃は麻布十番から徒歩圏内でしか生活していなかったため、海は遠いというイメージがこびりついております。世界が狭くてすいません。

 

その代わり自分に一番身近な水?は川です。渋谷の方から『渋谷川』がありまして、それが広尾のところの天現寺交差点で港区の『古川』に大変身。同じ川なのにややこしい。東京都の川に関するサイトを見ると二つ合わせて7.0kmの二級河川、港区分の古川は東京湾に流れるまで4.4kmということです。

 

ちなみにこの古川、すごい大雨が流れ込んでくると麻布十番近辺が時々冠水します。これが結構アレな問題でして、今しばらく貯水池工事ってのをやってるんですね。古川の洪水対策といえばきたしろ勝彦都議会議員。前に工事中の地下貯水池の見学に連れていっていただきまして。直径7mより少し大きいくらいだったと思うけど、そんな大きなトンネルにいざという時水を流し込んで溢れなくするという、地域の安全対策。8月の大雨の際にはもう使われたそうで、地上も含めて完全に工事終了するにはもう少し。

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あ、あと古川は時々ボラが大発生とかしてたような気もする。今は時々鳥がただずんでたり、亀がのんびり泳いでたりする姿を見れるのでホッコリする時も。

 

そんな古川を中心に橋がたくさんかかっているのを幼少の頃より目にして育ってきてるわけでして、天現寺から東京湾に向かって順番に橋めぐりのリバーウォーク←こう書くとカッコいい。川だし、アヒル隊長をお供に橋激写。

 

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天現寺橋。天現寺はし…?天現寺『ばし』じゃないのか!?マジかよ!?

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狸橋。

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狸橋のたもとに由来が書いてある石碑発見。…読めない。

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亀屋橋。

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養老橋。

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五の橋。

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全部の橋の名前は漢字とひらがなと両方でありました。右とか左とか、どっちがどっちとかルールがあるのかしら?それにしても昔から『之』じゃなくて『の』な感覚ですけどね、ほらバスの停車駅とかひらがな表記だし(うろ覚え)。

 

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白金公園橋。『しろがね』じゃなく『しろかね』であって、『ばし』じゃなくて『きょう』。『しろかねこうえんばし』は間違いな模様。公園にくっついてる橋。

 

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四の橋。

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新古川橋。ここも新古川『ばし』じゃないのか!?マジかよ!?

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古川橋。

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三の橋。

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二の橋。

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やっぱり『の』はひらがなの方が好き。多分見慣れてるだけ。

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小山橋。ここも『はし』か!

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一の橋。ここまでが麻布地区といわれるエリアの橋。

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新堀橋。新堀って町会はあるけれど、南麻布の方なのよね。なんかこっちの方にあると不思議な響き。

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中の橋。

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赤羽橋。…はし?赤羽『ばし』じゃないの!?マジかよ!?

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芝園橋。

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将監橋。…これで『しょうげん』って読むんだ。これも『はし』。

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金杉橋。ここも『はし』。ショック。

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新浜橋。これも『はし』。へえー。

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浜松町のところの天井低いトンネル抜ける手前にある不思議な橋。

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浜崎橋。ここまでが芝地区というエリアの橋。4.4kmのお散歩終了…あ、ひとつ忘れた。新浜崎橋は次回に回します。

 

やっぱり港区って川がぐぐーっと通ってるから橋がたくさんあるのねえーなんて気にしながら区役所のサイト、その名も『区が管理する道路橋の紹介』を見てみたところ、あら不思議。↑の通り過ぎてきた橋は全部区が管理しているような橋ではないことがわかりました。区道とか都道とか国道とかの、すごくややこしい理由からなんでしょうかね?よくわからない。

 

区:狸橋、五の橋、四の橋、新古川橋、三の橋、二の橋、小山橋、一の橋、新堀橋、中の橋、将監橋、新浜橋

都:天現寺橋、古川橋、芝園橋、浜崎橋、新浜崎橋

国:赤羽橋、金杉橋

 

 

そうするとですね、この区のサイトに記載も地図上になーんもない橋が3つ残るんです。これ、なんだろう?

 

不明:白金公園橋、亀屋橋、養老橋

 

あっ、これひょっとしたら、区が管理する『道路橋』ってなってるから、車が通れない道路ではない橋はカウントされないのかしら?でもそうするとトンネルの中にある階段新浜橋は一体どういう扱いなのか、昔に橋があったのかしらと不思議に思いつつ、合ってるか合ってないかのヒラメキを残しつつ、『はし』と『ばし』のショックを受けつつ、赤坂と芝浦港南エリアの橋は次回へ続く。