さて、秋の交通安全週間が始まり、港区議会では決算特別委員会が始まりました。昨年度、平成28年の4月から今年の3月までのまるっと12ヶ月で色んな事業やなんやらで、港区のお金がどう使われたかという決算審議です。入るお金、出るお金、お金の使われ方や執行率とか、事業に対しての行政評価という点もあるわけです。
決算というわけですから『この事業においくら万円は一体どういうことですか!?』とか、『税金の無駄ですよ!』とか、劇場型で激情型のエキサイティングな一問一答方式で決算委員会が行われることを期待される方も多いんでしょうが、実際はそういうことあんまりないです。や、時折ありますよエキサイティングやなつ。きょうさんとうさん多めで。
決算は3回目なんですが、お金に関しては多分どころではなく正直とても勉強不足だと思います。何に対して勉強不足なのかといいますと、『決算を迎え討つ議員の望ましいor正しい振る舞い方が定まらない』ということです。予算執行のチェック機能としての役に立ち方の正解がよくわからず、事業と使ったお金と執行率だらけのリストだけでは、最近結構な老眼具合が判明した41才にはちょっとキビシイ。近視に乱視に老眼ってツライ。焦点合わないもん。
世間一般でワイドショー的な盛り上がりをみせる、まるで『埋蔵金をみつけた』的な、『池の水抜いたらこんなんでた』的な、重箱の隅をつんつーんつんつんつーんして、血眼になって間違い探しをしてるわけではないし、もし血眼で間違い探しをさなければならないとしたら、ほんとごめんなさいできてません。
あ、お金の方の話ですよ。しつこいようですがお金の話。家計簿をみて1円もムダがないか、なんでこれを買わずにこんなの買ったんだとか、余程の頭と目と経験がない限りできないかもしれません。それにお役所の方がプロであって、そこらへんのおばちゃんである小倉りえこが一夜漬けくらいの付け焼き刃で切りかかっても、一刀両断されてハイ終了。もう少し時間をください。
なのでどっちかというと、家計簿のお金チェック機能より、家族の絵日記をみて『ここをこういう風にしたらもっと幸せになるんと違う?』という視点でのチェック機能としての役割を果たしたく、そういう質問で経験不足ながらも色々確認しながら決算に挑む、もうすぐ42才の秋。秋ってねぇ、ご飯が更に美味しくなってくる季節だよ。
と、ここはお役所の中の人も『アイツまた突拍子のないわけわからん暴言吐いてないか』と結構チェックされるページであるらしいんですが、『アイツ金のことサッパリ詳しくないってよフフフ』なんて余裕ぶっかましてると、急にスーパーサイヤ人並に変身してフルボッコにする気満々になるかもしれないのでご注意を。小倉りえこの取り扱い説明書、頻繁に改訂される上、日替わりです。そう、これは多分更年期の始まり。
さて、そんな決算なわけですが、相変わらず長すぎるどうでも良いプロローグはおいときましてですね、2年前の初めての決算の時はこんなことあんなこと考えてました。文章に関してはサッパリ成長していません申し訳ない。
昨日の金曜から始まった決算特別委員会、意見書、歳入、議会費と続きまして総務費に入っております。総務費ってつまり『一般・その他』的な広い枠でありまして、質問する人数も時間も多めです。わたくしの質問は週明けの月曜日、13時からのトップバッター。1番打者イヤ。7番レフトがいい。
そんな月曜日に迎える総務費の質問は2点です。概要だけ先にご披露しておきますね。
1. 用地活用について
お気付きの方もそうでもない方も改めましてジャジャジャジャーン。港区みなと保健所 生活衛生課 東麻布詰所です。中の橋と赤羽橋の中間にある、消防署の並びの高速道路高架下の開かずのシャッター2軒。料金ゼロで借りている場所のようなんですけれど、ここ4年くらいまったく使ってないようなので、もったいないのでなんかに使ってもらえませんかね?
2. 備品リースについて
学校の単発イベントの代表例、運動会。子供達の席の上にテントを張るようになって早幾年。先生方が色んなところから足りないテントを調達しなきゃいけないんですね。お役所からは『買えば』と言われることもあるらしいんですけど、『置き場所ないし買えんわ』というのが本音ぽい。調達とか撤収とか返却とかに労力を割くのもセンセイ達かなり厳しいし、備品によってはリース対応できるようにした方がよくない?前に校長会でも要望出したって聞いてたけど、予算配分でリースを却下したとも聞いてるよ。理由はなんで?
こんな感じ。