日々徒然

海に行ったり山に行ったり、オリンピック観戦で忙しかったり、ポケモンGOで忙しかったり、何度もシン・ゴジラを堪能したり、はたまた夏休みの宿題は終わったけど自由研究に頭を悩ませたりの方もいらっしゃると思いますが、皆さんそれぞれの夏をいかがお過ごしでしょうか。私は普通です、普通。何がどう普通かは恥ずかしいから秘密です。

 

さて、先日白金にある自然教育園にふらっと立ち寄ってみたんです。お散歩がてらになんとなく。入場料310円。あまりにも暑かったもので(この夏一番のあの日)木陰を求めて。

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池にザリガニいましたよ、ザリガニ。小学生の頃は割り箸と糸とさきイカ持って有栖川公園にザリガニ釣りによく行ったもんです。キャッチ&リリース。

 

自然教育園、入ってみて気が付いたのが、ポケモンGOのソロプレーヤーが年齢層そこそこ高めであったなあということではなくて、外国人が多かったということ。この季節です、赴任・留学中の家族の元にファミリーで遊びに来てみたというパターンもあれば、日本に旅行に来てみたというパターンもあれば、ガイドブック片手に一眼レフを片手に自然教育園を散策する外国人ファミリー御一行様、もしくはお友達グループが目立ったようなそんな気が。自然教育園についてどんなことがガイドブックに書いてあるんだろうかと、今更ではありますけど先日海外から一時帰国した友人にジャパンのガイドブックを買ってきてもらえばよかったと。

 

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ここに限ることではないんですけど、日本がこれからグローバルで頑張っていかなきゃいけないことのひとつとして、多言語対応というものが求められています。文字の通り多くの言語で対応しましょうなんですけど、地図とか観光ガイドとか以外にも色々たくさんあるということを改めて。美術館とかもね。説明はしょり過ぎてよくわからなくなった英訳とかもね。

 

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その他にも江東区にある木場公園にふらっと立ち寄ってみたりしまして、なんでしょうね、港区ではやっぱりお目にかかれない規模の公園ってすごいなあと感心してみたりですね、多分常設であろう防災コーナーを見学してみたりですね。港区の公園とかにも配備というか設置はされているんですけど、なんというかこう、完全体といいますかレディーGO状態といいますか、『こういう風になってこう使われるんだよ』というビジュアルから理解・認識するっていうのも大切なんでしょうね。だって私がまず知識としてただの頭でっかちだったんですもん。

 

…港区にも常設してるところがあったら勉強不足ですごめんなさい。公園内に建物がないとこういう展示は無理ですね(ただしかまどベンチは除く)。

 

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国立がん研究センター中央病院にアピアランス支援センターという場所がありまして、一般の人が見学できる時間があります。先日も少し書きましたけど、がん患者のためのアピアランス支援というものが色々な方面で話題となっています。ウィッグとかお化粧とか補正下着とか。

 

がんの罹患が増加してますし、これからも患者数は増えていくでしょう。食生活だったり環境だったり、はたまた遺伝だったり、外的・内的要因関係なく。大腸癌とか乳癌が増加するのは食生活の欧米化とか言われることもありましたし、アジアに多めの胃癌が減少していくのはピロリ除菌の効果だとか言われることもありましたし、何が本当で何が微妙だかはこの際どうでもよくて、色々なことが色々と変わっていくんです。もちろんがん患者になってからの生活だって変わっていくんです。ポジティブな社会の中での生活に、そういう社会になるように今国とか自治体とかが率先して取り組みのための検討をしています。多分。

 

アピアランス支援とは『今まで通りに自分らしく』を忘れてはいけないと。治療もしてるし今まで通りは難しいかもしれないし、治療の副作用で自分らしさが見た目から変わってしまったからと、そういうお悩みや不安を解消して前向きに治療と向き合ったり前向きに生活を送ったりするための支援。支援の仕方には色んな方法があると思うので、あんなこといいなこんなこといいなが形になるように色々とリサーチ&チャレンジの夏。

南山小に国際学級、六本木中に英語科国際ネイティブコースができることになりました。

国際学級拡大を心待ちにしていた議員さんとか保護者のみなさんとかたくさんいらっしゃると思いますが、私が港区の頑張りを一番評価するポイント(偉そうで申し訳ない)と、地域の声を代弁した結果に対応してもらえて本当に良かった(偉そうで申し訳ない)という点は、六本木中学校に区内最初の英語力を考慮した取り組みを開始するということです。サンキュー港区さん(偉そうで申し訳ない)。東町の国際教育が始まった年に入学しが子たちが卒業するのもあと少し、間に合ってよかったよかったというのが本音で。ありがとうね港区さん(偉そうで申し訳ない)。

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六本木中学校における外国籍生徒等への英語教育の充実について

H29年4月から英語科国際の授業にネイティブ・コースを設置し、外国籍生徒と日本人生徒の両方にとって効果的で質の高い英語教育に取り組みます。

対象者:東町小学校の国際学級を卒業した生徒をはじめ、二重国籍や海外生活経験があるなど英語能力が高い生徒

実施内容:各学年の英語科国際の授業(週1時間)を生徒の習熟度別にネイティブコース、スタンダードコースの2つに分けで実施。外国人講師と区費講師を1名ずつ増やし、計4人体制(2+2)で。

 

東町小学校国際学級の運営方法の見直しについて

日本人児童の増加により学級数が急増し、教室の不足が見込まれています。H29年4月入学の1年生からESC児童はひとつのクラスに在籍し講師が学年に1名体制となります。

 

南山小学校での国際学級の拡大について

H29年4月入学の1年生から国際学級を開始します。ESC児童への指導方法は↑の東町の見直し後と同じ方法で(ただし、南山小では最初の国際学級のため初年度はESC講師2名配置)。

対象者:港区在住の外国人児童(外国籍のみ)で英語能力を有する児童

スケジュール:9/1から区の広報媒体に掲載、9〜10月に保護者会&説明会

 

国際学級については昨年の一般質問登壇デビューから、決算委員会やら予算委員会やら、発言できる機会すべてで取り上げてきたわけでして、私が議員になる前からもたくさんの議員さんが訴えてきたからこそ国際学級というものが作られて、東町で成功したからと拡大を求める声がありました。私は東町の卒業生ですし色んな声を聞く機会は多かったんですが、その中でも切実なリアルなお母さんお父さん方の声は『東町を卒業した子たちが行く区立中学校の環境』でした。

 

国際色豊かな港区の義務教育の中で、何をどうしたら日本の素晴らしい教育というものを提供しつつ国際化に向けた環境が整うのか、港区も元からとても悩んで大変だったと思います。しかも議員(自分含む)が議会で取り上げたりするわけでしょう、更に大変だったと思います。昨年9月の一般質問で『東町を卒業した子たちの受け皿の中学校の環境はどうするの?』と教育長に聞きました。そしたら動向を含めて調査をすると。結果もでたようです。

 

これまで東町の国際学級を卒業した子たち、7人中6人が区立中学に進学して日本語指導受けてるんですって。しかも、日本の高校に行くことを考えてね。そうよね、高校受験しなきゃいけないものね。問題用紙にフリガナさえ振られてないわけだし、特別枠っていうものないわけでしょう(あるのかもしれないけど)。日本語の教育環境でがんばれ。というか、やっぱり日本語学習指導ももっとどうにかしたほうがいいと思う。

 

それはさておき。中学校のさらなる習熟度別英語授業は港区の時代にあった良いニュースでした。授業内容等の確定や保護者への説明等はこれからだとは思いますが、どうかこれからもたくさんの地域のみなさんの声を理解していただき、良い区の施策となるよう反映してもらえればと思います。港区さんありがとうございます。ただ、ネイティブ・コースという名前は(仮)ですよね?ね?

委員会報告

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8月ですね。みなさんご存知ですか、今月含めたら今年が終わるまであと5ヶ月しかないということに…!さて、本日は常任委員会がありました。さよなら保健福祉委員会、今日からこんにちは総務委員会と議会運営委員会。いつものように簡単な報告と、委員のみなさんからのQを添えて。委員会ごとに扱うトピックスも異なりますし、雰囲気も違いますし、なんか色々お作法も違うようで。本日の総務委員会は欠席3名(みなと政策会議2名、東京維新の会1名)でした。

 

1. 港区公の施設の付帯設備使用料等の見直しについて

区民センターやいきいきプラザなどの施設の使用料は色々と改定を行ってきていましたけれど、そのお部屋についてる設備(例えば音響セットとか舞台照明とかコンセントとか)の使用料はずーっとずーっと長い間そのままでした。今回、改めて設備使用料の算出方法を設定しまして、減価償却的な観点から料金改定しました。お安くなった備品もありますし、施設使用の基本料金に含まれる備品もあります。新しいお値段での開始はH29年4月を目標に。

Q: 過去3年の決算額平均で算出するのはなんで?施設使用料算出委員会のメンバーは?お値段見直しで施設使用料という歳入の額とかは動く?など。

 

2. 平成29年度包括外部法人監査人の募集について

1名募集します。応募資格や応募方法や申し込み期間や選定基準及び方法は、これこれこのような感じです。

Q. 応募要項は?選定メンバーは?など。

 

3. 自治体間連携推進の基本的な考え方ついて

港区はこれまで色々と色々な自治体と交流したり連携を深めてきました。これからももっともっと連携を進めていって、港区だったり他の自治体の課題解決に結びついたり、地域の活性化に繋がるような連携を進めていきますね。

Q. 今までの交流の例は?姉妹都市とは違うの?目的を明らかにした連携を考えてもらいたいな、港区と連携したい自治体から模索するのと同時に、港区が連携したい自治体という視点も必要よ?など。

 

4. 土地の購入について

旧協働会館を地域コミュニティや区民協働事業で活用しようと思うので、芝浦一丁目の都有地を50%減額で買いますね。642.93m2でお値段は4億9,400万円です。

Q. どういう使い方するの?スケジュールは?など。

 

5. 土地の購入について ワンモア

旧防衛省高輪官舎でそのままになっているところを、認知症高齢者グループホームと小規模多機能型居宅介護施設の整備用地として、高輪三丁目の土地を買いますね。854.07m2でお値段は8億4,600万円です。

Q. 空き地のようになってる隣接地も買えたら使い勝手がよくなるのでは?など。

 

6. 土地の購入について ワンスアゲイン

二の橋から仙台坂上まで補助7号線という道路があるんですが、いわゆる都市計画道路事業というやつで整備します。三田の方から二の橋と愛育病院から仙台坂まではもう大半終了しているので、最後に残っている間の区域です。10年くらいの予定で整備する予定で土地買収をしていきます。まずは南麻布一丁目の宅地を最初に買いますね。39.81m2でお値段は9,639万8,004円です。

Q. 10年でできるの?都の補助金は?積極的に且つ丁寧に丁寧に土地購入プロセスをお願いね、など。

 

7. 港区財政運営方針(H29〜H34)素案について

区の財政の現状と課題、これからの財政運営の方向性、そして実現に向けた取り組みと、将来課題の先取りする積極的で戦略的な財政運営を目指して運営方針を策定しようと思ってます。パブリックコメントも近いうちに募集しますね。

Q. 自然災害対策の基金と財政調整基金の用途を考えたほうがいいのでは?どのように税金が使われているのかを区民のみなさんにお知らせするのはもちろんいいことで、でも少し用語が難しいかもしれないね、など。

 

8. (仮称)港区客引き行為等の防止に関する条例案の基本的な考え方について

最近港区の繁華街でも客引きとかスカウトとかが目に余るようになり、区民のみなさまにご迷惑をおかけしたり、トラブルも起きています。自粛要請ではもうどうにもならなくなってきてるので、新しい条例として策定できるようがんばります。

Q. 過料を取ることだけが目的にならないようにね、違反者に対して勧告や処分をするのはどこの人?など。

 

9. 港区ながら見守り連携事業について

民間にも協力してもらいながら、子供や高齢者等を見守ってももらう事業です。これ、H27年に東京都がセブンイレブン・ジャパン、東京都信用金庫協会、日本郵便と包括協定を締結してるんですね。港区でも展開していきますのでよろしく。まずは9月にセブンイレブンと協定締結、その他2社とは来年3月までに。

Q. どういう役割で何をしてもらいたいかはどうやって伝えていくの?など。

 

さすが総務委員会。案件がたくさん。

 

さて、議会運営委員会では、先日の第2回定例会で選任された副区長のご挨拶のほか以下2点の報告がありました。

1. 港区議会のHPを見やすくするためリニューアルします。プロポーザル方式を受け、10月に1次/2次審査、11月には委託業者を決定するスケジュールです。

2. そんな港区議会HPにも掲載されていますが、区民のみなさんから受ける請願書のフォーマット(記入見本)をわかりやすく改善します。

 

 

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学校が夏休みに入ると色々な地域で夏のラジオ体操が。期間も色々。有栖川公園では365日やってますよ。ちょっと前になりますが(だいぶ前かもしれない)、有栖川公園のラジオ体操流してるスピーカーの調子が悪かったようで健康シニアが少し悲しい思いをされてたんですが、麻布支所に対応していただきましてもうその心配ないようです。

 

あ、区民文教委員会の先輩議員より来年度の国際学級と中学校の英語教育について新しいお知らせがあったこと教えていただきました。H29年4月から南山小学校に国際学級が開設、そして六本木中学校にネイティブコースを設置と。また後日詳しくご報告します。

先週、第2回定例会が終わったのでご報告を。

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7/15から7/22まで港区議会第2回定例会が開催されてました。昨年は当選後初めての定例会ということでドキドキしていたわけですが、それは昨年6月のこと。今年は6月に港区長選挙、7月に参院選挙に都知事選挙と、なんか色々よくわからないですけれど大人の都合にて、議会が延期となっておりました。それが約1ヶ月遅れで開会、そして無事に終了。

 

年に4回ある定例会、その中で第2回と第4回が大体10日前後と短めの定例会です。特に今回は港区長選挙があって武井区長が4期目の当選を果たされまして、議会初日は区長の施政方針演説がありました。お!とその中で思ったものは、がん患者に向けてのアピアランス支援を頑張りたい的なことを言われまして、それって定例会始まる前に都議会のきたしろ勝彦都議会議員にお願いしまして、東京都の保健福祉局に要望というか陳情に行ってたことなんですよ。ほら、がん治療とかしていると治療の副作用などで脱毛だったり皮膚だったり、外見面でちょっとシュンとなってしまうことがあるではないですか。そういうところをもっと東京都として指針なり助成なり考えてくれるとその下の自治体でもやりやすいのでお願いします、的な。

 

そういうことはさておいて。

 

定例会での議案はウェブサイトで全部みれたりしますが、委員会では定例会中に議案に関連あるところに視察に行ったりします。行って、区の職員さんから説明を聞いて、帰って、質疑応答的な議案審議したり。今回保健福祉委員会では高輪3丁目、高輪病院(ちょっと前までせんぽ病院って言いましたね)のお隣の国有地を見に行きました。元防衛省官舎があってそのままにされている土地を港区が買って、高齢者認知症グループホームと小規模多機能居宅施設という福祉施設にしますと。平成28年度一般会計予算の補正で、この土地を公共施設等整備基金繰入金とやらで8億4,600万円で買いますよと。

 

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全体では条例の改定を含めて、『賛成の方はご起立ください』な議案一覧は港区議会ウェブサイトの会議録でご確認ください。

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どこの会派が立ったのか座ったままか、はたまた棄権したのかは同じく港区議会ウェブサイトの議案等の審議結果で見ることができます。

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あ、そういえば所属の委員会が変わりました。自民党議員団の中、私と同期当選の黒崎ゆういち議員で委員会を交代し、願わくば任期中の4年間で4つすべての常任委員会を回って区のことをもっとよく知ろう作戦です。ひとつのことだけに特化するより、まんべんなく知識を付ける方が視点も視界も広がるだろうし、ますますお勉強の日々になります。8月からは保健福祉常任委員会から総務常任委員会に変更となり、また議会運営委員会にも所属することになりましたのでご報告。

 

区政報告書も作成したので近日中に発送いたします。ウェブ閲覧はこちらから。

地域包括ケアについて真面目に考えてみた。

地域包括ケアとは国が定めるところのいわゆる、『2025年(H37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制』であって、そのシステムをH30年の4月から全国区市町村で始めなさいよという厚労省からのお達しがあって、どこもかしこも右を向いても左を向いても地域包括ケア地域包括ケアなわけであります。港区も例外ではなく、H30年4月の正式な運用に向けてH29年4月からモデル事業を開始しましょうと行政は一所懸命なわけであります。

 

2025年(H37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制

 

これ、あまりにも漠然とし過ぎててみんなが頭を抱えているのが現状です。しかも厚労省は『地域の特色』を最大限考慮しなさいとも言う。

 

『医療と介護を結びつければいい』
『地域包括支援センターが頑張ればいい』
『システム化しちゃって医療コストが安くなればいい』

 

色んな人が色んな事考えます。私も他人事ではなく、議会で取り上げてみたり質問もしてみたりはしてきましたが、ある時ふと疑問に思いました。色んな方々と意見交換をしたり教えていただいたりしても、本質が全然わかってないかもしれないという漠然とした不安にも駆られたわけです。自分がですよ。

 

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こないだの3月、港区はこういう『港区まち・ひと・しごと創生総合戦略』という政策を策定しました。区のウェブサイトにもPDFが掲載されてます。その中の港区人口ビジョンというものがありまして、港区はこの20年で9万人くらい人口が増えている上、これからも増えていく試算が出されています。

 

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1990年に港区では老年人口が幼少人口を上回りました。高齢者が多くなってきてますよということですよね。医療とか介護とか様々は社会保障で、若者が高齢者を支えるとかどうとかという問題は昔から言われてきましたよね。それが今後2035年くらいからしばらくの間ぽーんと数が多くなってくるんですよ。ぽーんというよりはドカーンと。

 

これ、巷で『2035年問題』と言われておりまして、つまり何かというと『団塊世代と言われる層が死亡平均年齢に達しはじめ、死亡数が過去最多くらいに跳ね上がりはじめ、世帯主が75歳以上での単身世帯が4割近くとかになっちゃう時期』なんですよ。

 

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↑の図では最多の年が2033年ってでてますが、全国的に言われてるのが2035年。あ、あと港区では人口30万人時代が云々とも言われてますけれど、これは外国人居住者抜いてある日本人だけの図です。外国人含める総人口だと30万人を超えるのが2030年あたり。ちなみに今25万人弱ね。

 

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↑の図からも高齢者が増えてくよーって当たり前の未来がホラすぐそこに。

 

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しかもですよ、2013年に国立社会保障・人口問題研究所という機関が『単身世帯ってどんどん増えて2035年には37.2%とか予測できちゃうよ』という恐ろしい報告を出してましてね。つまり、高齢者が増えるだけではなく、その中の一人暮らし割合も増えていくんですよ』という予測。高齢者が増えると医療も介護もニーズが増えていくわけで、そういうところも含めてできれば各自治体・各市区町村でうまく対応していってくださいねというわけ。

 

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そんな状況で港区も四苦八苦、医師の先生方も業界も行政も四苦八苦。行政は業界や地域の方々に求めるものが大きく、また業界や地域の方々は通常のルーティンのほかに抱えなければならない問題が大きく、それぞれの地域の状況を考慮しなければならないので、模範解答も正解もない世界。在宅医療関連の学会は医師だけじゃなく、看護師、介護士、薬剤師、企業などなど、関係者の現場の声ってどうなんだろうとお勉強するにはいい機会。今までは特定疾患の学会しか参加したことなかったので、ちょっと新しい領域に足を踏み入れる楽しみがあったわけで。

 

そしたらですよおくさん、『楽しかった』どころじゃなくて『なんてこった』ですよ。想像していた以上に状況は厳しい上に複雑で、地域包括ケアの根幹が考えていたことと全然違ったわけですよ。勉強が足りなかったわけですよ。

 

医療従事者の考える地域包括ケアシステムとは、『これからの高齢者人口増加と医療資源の限界を考慮し、どれだけ病院外で看取りを実施できるかの体制を整えることである』と受け止めました(注:受け止め方に個人差があります)。要はね、病院を含めて資源・施設が足りない中での年間死亡者数のピークをどうやって迎えるかを考えなければならないということなんですよ(注:受け止め方に個人差があります)。改めて考えさせられるわけです。

 

港区を含む都市部が抱える問題は独居高齢者が多いこと。一人暮らしのお年寄りが多いこと。将来はタワーマンションに住む一人暮らしのお年寄りが多くなるんでしょうかね。こういう状態の中で今後はやれ認知症だ、やれガンだという様々な要因が絡まってくる。……もっと状況把握して勉強することにします。

港区、実は意外に坂が多いの巻 その4

本日7/13より港区議会第2回定例会が始まりました。区長の施策方針発表に続き、バングラデッシュテロの非難決議がありました。明日明後日は代表・一般質問です。さて、先日も時間を見つけてはの坂ポールハンティング。道端にある街区案内板とか、港区の子供用のHP見ながら坂探ししてるんですけどね。ポールが見当たらない坂もあるんですよね。あとは、『いやー、この坂すごいいい坂なんだけどなんで名前がついてないんだろー』的な坂が結構ある。そろそろ小学校も夏休み、どうですかお母さんがた、お子さんの自由研究に坂ポールハンティング。

image狸坂。化かす狸が出たとか。

image牛坂。牛車が往来してたとか。

imageこうがい坂。こうがい川から。

image堀田坂。堀田さんのお屋敷。

image霞坂。霞山稲荷(桜田神社)とか霞町とか。

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染物屋さんがあったからと言われる紺屋坂。ポールがなかったんですよね。HPの画像にもないんだけど、ここで間違ってないと思うし。あとこの昔何か書いてあったのかもしれない石もアヤシイ。ひょっとしてこの石に昔書いてあったのかしら紺屋坂。

 

それはおいといて。

 

image三光坂。仏具の三鈷からだか、日・月・星の三光からだか。

image桑原坂。お、『今里村の地名のひとつである。その起源について特別の説は残っていない』。今里村からよくわからないわ。

image日吉坂。ご近所に日吉さん。

image天神坂。菅原道真さんの祠にちなんで。

imageしょっこう坂。紅葉が美しい中国の蜀江にちなんで。

image明治坂。昔からあったけど呼ばれ始めたのは大正になってから。

image日東坂。日東紡か日本製糖か。

imageお散歩がてらとウロウロしたわけですけれど、気が付いたら15kmほど歩いてまして。効率良いルートではなかったのが反省点。思いつき散歩ですけれどね。坂ポールがあるはずなのにみつからない、撤去されていたりする場所もあったり、不思議なので今度誰かに聞いてみよう。

 

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来週から港区議会定例会が始まります。

6月に港区長選があり、7月をまたいで18歳から始まる参院選があり、そんな7月が終わる前に都知事選があるという、港区のナウなヤングもシニアも2回ないし3回も選挙で投票できちゃうという、なんとなくの選挙月間。そんな中、港区議会は2つの選挙の兼ね合いもありまして、いつもなら6月にある第2回定例会が延期されていたんですが、ようやく7/13から7/22まで開催されます。予定外の都知事選のための費用の港区分、1億なんびゃくまんえんが補正予算で組まれるようです。もちろん案件は他にもありますけど。

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定例会においても定例会期間外の委員会においても、『こんなこと審議してもらいますよ』『こんなこと報告しますからね』と資料をぽんと渡されるだけではありません。ご丁寧に事前に一通りの説明をしてくれます。開催関係なくとも情報提供というかたちもとってくれますし、お忙しい中ありがとうございます。で、定例会の案件は副区長を筆頭に、総務とか財政の方々から各会派へ事前説明。

 

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『なになにの一部を改定する条例』『どこどこの委託契約の承認』など、賛成・反対の決議をする議案の定例会。それぞれの案件は所管の委員会にて所属委員が審議をします。書類読み込んでお勉強します。そんな港区議会は7/13から7/22。大人の事情なんでしょうね、議会終わったあとの7月中に委員会が2つほど予定されてたんですが幹事長会で両方延期が決定された模様です。へー。ふーん。

 

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そんな中、ちょっとお隣の区に出かけてきました。

 

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新宿区にある東京都庁。トチョー。港区選出のきたしろ勝彦東京都議会議員にお願いをしまして、東京都に陳情を申し述べるべく時間を調整していただきました。5月に資料を作成しましたが、みなさんもご存知の色んなことがあったので少し時間がかかってしまいましたが、ようやく実現。

 

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港区のための6項目、港区が取り組んでる・取り組んでもらいたいことに対し、東京都の理解と願わくば全力のサポートをお願いするべくの陳情。『今までの視点とは異なる、国家戦略特区ならではの医療全般に関するイノベーション展開』と称した東京都への要望6項目。1. 治験に関する共通情報の一元発信、2. 治験ネットワークの構築支援、3. 病床不足に伴う環境整備、4. 在宅診療が可能な環境整備、5. 地域包括ケアのためのICT推進、6. がん患者へのアピアランス支援推進。

他にも色々してました。

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折角関西にきたのだからと、大阪と京都にも足を伸ばして医薬関連数社の方々と意見交換をと。最近どうです?と世間話から始まりの、日本の研究開発や業界の動向について色々と勉強させていただきまして。ほら、治療の選択肢として治験の推進に取り組んでもらえるようになった港区です。大学やアカデミアの研究所などでの研究だけじゃいつまで経っても国から承認降りませんからね。研究開発は国が支えて企業も頑張るというカタチがいつになったら安定することやら。

 

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あ、観光対策というのにもとても興味があるので、観光インフォメーションセンターというものを見かける度にどういう言語でどういうものが置いてあったりするのかをチェックしちゃってます。↑はJR大阪駅構内の案内所、東京と同じような感じの日・英・韓・中・中の言語対応の冊子とか。日本における大都市における多言語化というところはやっぱりこうなんでしょうかね、優先順位の割合が。

 

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ちなみに、以前に旅行で北海道の小樽に行った時、なんか珍しいなーと思って記念に撮ってた写真↑があるんですが、小樽は商店街も駅の観光案内も、日・英・韓・中・中・タイと6ヶ国語対応で。ひょっとしたら土地柄ロシア語あたりもあるのかもしれませんが、タイ語パンフって日本では珍しいわーと感じたことがありました。日本における特定地方都市における多言語化というところはやっぱりこうなんでしょうかね、優先順位の割合が。タイからの方が多いんでしょうね。

 

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↑これはまた数年前にニューヨークに行った際に改めて撮って残ってた写真。住んでた当時は当たり前過ぎて気にしてなかったんですけれど、改めてこういうの眺めると色々と考えさせられるところはあります。何の内容かというと、ニューヨークって工事や他のことやらで日曜に地下鉄のルートとか止まる止まらないとか、変更が色々とあるんですよ。そのお知らせで8ヶ国語対応。英・西・中・韓・露・仏・独・伊・日。やっぱりこうなんでしょうかね、その国の言葉を話す国民プラス訪問者の優先順位の割合が。感じてください、日本はギリギリ入れてもらってるようなもんだと。

 

コストがかかるだの需要だの大変だの色々とあるんでしょうけれど、国際都市国際都市というのを掲げていくのであれば、まず言語表記は英語を含めてアジアから多く来るところからからスタートという考えは取っ払っちゃってですね、お手本をニューヨークにして倍の8ヶ国語対応とかでもいいんじゃないかととも感じる時はあります。そしたら何が便利かって、この8ヶ国語で大抵全世界事足りる感じなので。ポルトガル語が母国語の方はスペイン語とイタリア語のところ読んだらなんとなくわかる(と、前にブラジルの方がおっしゃってました)。ま、色々な背景もあるので単にニューヨークと比較するのもよろしくないこともあるとは思いますが。港区でもフランス語圏の方の人口の多さは4番目なので日・英・韓・中の次に考えてくださってもよろしいんじゃなくて?と議会で質問したことはあります。

 

観光パンフ揃えるだけが観光施策じゃないんですけれどね。さて、そんなことはさておき。

 

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観光インフォ見るだけではなく、京都市成長産業創造センターに入ってるとあるラボへ。ここは産学公連携による科学分野の研究開発拠点で、H22年度の経済産業省「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」の15億円と、京都市からの補助金10億円を基に設立されたところ。アカデミアでは京都大、京都工芸大、京都府立医科大等のラボが入居し、その他は中小企業研究室やベンチャー企業が入ってます。

 

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こういう場所って企業にとってもありがたいんですよね。最近は研究を含めて全部アウトソーシングの世の中になってきて、見出して、育てて、モノにするというプロセスがだいぶスキップされているような感じがあります。探す努力とお金がもったいないのでヨソからなんとかなりそうなやつ買ってきてそれ育ててヨソに売っちゃえ的な。頑張ってもらいたいんです、日本の広い研究開発。

 

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↑HTSプレートリーダーなんですが、このモデルは日本で一番最初に設置されたのココなんだよ!と鼻息荒く説明していただいたので記念に写真載せておきます。実験サンプルとかの色んな性質を同時にたくさん測定できるプレートリーダー。ええやつです。もちろんお高い。頑張れ日本の研究開発。理解が深まりますように。

 

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外国人観光客の多い京都ならではの面白いタクシーを見かけました。外国人フレンドリー、外国人優先のタクシー。運転手さんも研修をちゃんと受けての英語対応可だと聞きました。訪日外国人向けの実証実験中だとか。やはり観光に力を入れているところはこういう受け皿対応もしっかりと考え始めるんですね。個人タクシーでも運転手さんによってはiPadでナビや翻訳や個人的に対応してたり、ビジネスとして需要があるから開始しているのか、それとも当たり前のように外国人旅行客が多すぎて自分が困らないように対応しているのか。なんでもかんでもインバウンド!とビジネスチャンスに目が眩んでいるわけではなさそうな印象を受けます。自然な流れで自然体。

 

なんだかんだで色々としておりました、個人視察。

 

去年の選挙から1年と3ヶ月。議会以外はやれ会合にお呼ばれだ、式典にお呼ばれだ、講習会だ勉強会だ、区団体のイベントだ、地元のお手伝いだ、区役所議会棟の控え室で事務作業だ、行政から情報提供だ、打ち合わせだ、家族サービスだと、仕事にプライベートにおかげさまで充実した毎日を過ごさせていただいています。その中で初めて数日連続で空ける時間を作り、港区内ではお目にかかれないようなものを見たり経験でき、行政とも情報共有や打ち合わせをしながら港区に反映できるようなものを提案していけたらと思います。

 

参考までに港区議会政務活動費のページはコチラ。月15万円ですが所属会派は全員で共有するもの(会派報告書、機器維持管理、人件費等)を毎月プールしていくので、支給は月10万円です。他の会派はそういうシステムなのかどうかは知りません。昨年は個人の分だけでも年間120万をオーバーしその半分が広報費(郵送費が高くついちゃうのをどうにかしたい)でしたので、今年はバランスよく使用させてもらい区に提案を反映してもらえるような活動を目指しています。もちろんモノによっては報告書を作成して提出します(注:しました)。

 

また、港区議会では先月6月から『政務活動費審査会』という第三者機関を設置し、使途用途のチェックが入ってますことお知らせします。会派によって色々と色々なこともあって前々からずーっと検討されてたものと聞いてまして、決して都知事の件で慌ててどうのこうのではないということもお知らせしておきますね。タイミング。

和歌山市役所さん、こんにちは

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ちょっと和歌山市役所さん、建物のなんとなくの中野サンプラザ感がハンパないっす。和歌山市の商店街は20年くらい前から中心市街地の衰退が始まり、地方の課題といえるいわゆる『シャッター商店街』化が止まらないところ。ある意味麻布十番商店街と対極にあるようなところに商店街振興策のお勉強にくるのはどうかというご意見もあるでしょうが、対極すぎて異なる課題の中から共通点の可能性を見出すことも可能なのではないかと考えまして。…有名なシャッター商店街というのは現地で初めて知ったんですけれども。

 

まずこの視察に関しての道のりを簡単に。

1. 港区役所の中の人から『和歌山に面白い商店街振興があるらしいよ』と情報提供。
2. 和歌山市の東京事務所にもしもし  ⇨ 本庁の担当課が詳しいです。視察結構ありますよ。
3. 私、港区の商店街振興を頑張ってもらいたいスタンスの区議会議員なんですが、お話聞かせていただいてお勉強させてください。
3. 港区の区議会事務局を通じて、和歌山市議会事務局を通して担当課とアポイント取ってください。
4. えっ、そういうアポイントの取り方なの?自分じゃできないの?議員ってややこしい!
5. 区議会事務局の調査係に間に入っていただきまして、無事アポ取得。

 

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市街地が空洞化していく地域において、行政も色々と活性化計画を立てたりしてがんばってきたらしいというのは市役所のHPとかで調べられるけれども、商店街振興、商品券、空き家対策、リノベーション等については検索の仕方がヘタなのか全然ヒットせず。直接聞いた方が早いやということです。

 

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市役所訪問したら、まさかの市議会定例会初日。…そうか、本来はどこも定例会シーズンだものね。港区は区長選挙と参院選挙が立て続けだからという理由で延期されたらしいんですけれど。

 

『商店街という概念を捨てました』という言葉にまずびっくりした和歌山市役所訪問。がんばってもがんばっても商業振興が難しい地域、それなら行政が商店街を維持するような取り組みをごっそりと無くしてしまい、民間からのやる気のある集団にテコ入れしてもらった方が早いのではないかという認識への切り替え。…商店街を残して行きたい立場としては恐ろしい考え、背筋が冷たくなりました。恐ろしくて震える。正しい使い方かどうかは不明。

 

商業の集客・販促支援、つまり商店街等の団体が企画するイベントとかへの助成金は今年度で打ち切られ、商店街魅力up事業という企画においても補助率が1/2以内、限度額は10〜50万円。港区からすれば『それで何ができるんだろうか』というレベル。5年間くらい活性化支援に注力してみたけど結果が出なかったからそういう判断が下ったと。どうやら商店街の出身や商店街に深い関わりがある市議会議員さんが不在というのも、支援打ち切りの方向に関係あるのかしらとふと思ってしまいました。だからやる気のある市民にテコ入れしてもらわないとどうにもならないと。

 

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組織への支援に限界があるのであれば、組織じゃないもっと個人のレベルから支えてもらおうよということですよね。これって、港区で展開し始めてくれた『買い物するなら地元の商店街で』キャッチコピー大作戦も似てるんじゃないかなと。商店街・商業が衰退してから始めるよりは、維持と存続のために個人のレベルで今のうちから支えていこうよ的な。

 

商品券事業においても、昨年に20%プレミアム付き商品券を国の交付金で初めて実施したんですって。港区ってプレミアム付き商品券の発祥地、毎年毎年当たり前のように区が発行支援をしてますど、改めて自分の知識と常識が井の中の蛙どころか、胃の中の米粒くらいしかないことを反省。和歌山市と港区のプレミアム付き商品券事業において異なるところ、10%と20%のプレミアム率の違いだけではなく、商業支援か福祉目的かの違いもあるようです。

 

中学生以下のお子さんがいる家庭と、介護保険を使っていない元気な90歳以上は優先的に予約できるようにしたんですって。それが福祉。でも商業振興にもなんらかの形で繋げないといけないということもあり、使えるお店をスーパーやドラッグストアや大型店舗にも広げたんですって。色々お話を伺うと興味深い考察が。

 

1. 福祉優先枠では現金を追加しての利用形跡は低い(全体の消費額が少ない)
2. スーパー・ドラッグストアの利用が全体の76.7%
3. 初めてプレミアム付き商品券事業を実施した自治体の感想は『こ、これは消費喚起額が高くなる傾向がある…!』

 

なので、以前の議会で『港区はどうしてプレミアム率10%なの?』と聞いたことありましたけど、『たくさんの人に使ってもらう方が経済が回る』というのはその通りなんだなと。単純計算で20%を1回するよりは10%を2回の方がプラスαが確実についてくる。そうするとやっぱり販売方法をもっと便利にしなきゃいけないし、未だ解決していない課題があると感じます。あ、そういえば本日は7/1。港区のプレミアム付き商品券の販売が開始ですが、多分おそらくあっという間に完売したんだろうなあ…。

 

あとはリノベーションスクールという、空き家対策&新規事業計画&やる気ある人がんばろうぜ!といった民間によるプログラムを全力で推していると。北九州で2011年に開始されたセミナーや講習会のような取り組みなんですが、街の人対象の生涯学習的なそういうものではなく、ガチの、リアルガチで期間中に新しい事業計画を立てて空き不動産オーナーに向けて全力でプレゼンし、店舗リノベーションして新しいビジネス作ってこうぜ!という。まったく聞いたことなかったんですが、東京都でも豊島区内でも最近展開している模様。参加料をとって全国から人を募集するということが、やる気のある民間によるテコ入れということなのかなあと。大企業による再開発という無機質なものではない、今ある街に融合するようななんかほっこりするような人肌の温かさのような感じ?企画が採用されてそのまま和歌山でビジネス始めれたのが4件ほどあるとか。いいね、そういうの。

 

それはさておき。和歌山市役所でいっぱい観光資料もいただきまして、その中でもお!!と光るものを発見いたしました。

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まち歩きならぬ、まちあそびマップ。ご飯マップの延長戦のようなものなんですが、女性用、男性用とありまして、女性用は女性人気のある店、男性用は男性人気のある店が掲載されています。

 

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それだけなら大したことないその辺にフツーにあるまち遊びマップなんですが、実は裏と表で『昼用』『夜用』と異なる内容で盛りだくさんになってます。いやーこれちょっと面白い。外国人用の英語版もあり、これは観光を含めて和歌山城を中心においたマップ。何かの折に参考にしてくださいと港区の観光担当課に資料上納しました。もちろん商店街関係のお話も港区の担当課に。つづく。

参院選が始まっちゃいまして

和歌山の続きは小休止、色々と色々な感じでお騒がせしております。参院選が始まりました。18歳に選挙権が引き下げられ、色々と色々な感じでああでもないこうでもないとお騒がせしております。うるさい!とお感じの方もいらっしゃるでしょうが、こちらも仕事でございます大変申し訳ございませんご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

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自民党港区総支部もこぞって出動なわけでして、あっちでもこっちでも東京選挙区では中川まさはる候補の応援です。中川まさはる、中川まさはる、一枚目の投票用紙には中川まさはるでございます。地元麻布十番でも中川まさはる、中川まさはる、大きな音でお騒がせいたしております。わたくし、麻布十番商店街出身の地元区議会議員、小倉りえこでございます。いつも大変お世話になっております。本日は商店街の一角をお借りいたしまして、中川まさはる候補の街頭(略

 

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港区選出の東京都議会議員もこぞって、中川まさはる、中川まさはるでございます。自民党公認候補、東京選挙区では中川まさはる、なかが(略

 

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あ、そうそう、東京選挙区だけなのか他の選挙区もそうなのかわかりませんけど、掲示板には↑のような『支持政党なし』というまるで選挙管理委員会が投票アップを狙って貼ってあるようやポスターありますが、この支持政党なしは『支持政党なし』というれっきとした政党らしいので、比例投票ではご注意を。自民党、公明党、民進党、共産党、…、…、支持政党なし、なんて並んでたら、『特に支持してる政党はない場合はそう書くのか』と勘違いしないでくださいね。投票用紙はアンケートじゃないですから。ポスター4枚あるということは、候補者が4人いるということですね。こういうややこしいのはいかがかと。

 

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比例の候補は掲示板にポスターはありません。なんか変なシステム。個人名を書いてもらえないとその人の票にはならないという変なシステム。比例名簿とか、難しいことも含めて変なシステムですよね。選挙区で落選しても比例で復活とか、衆院選でよく聞くことの多い変なシステム。

 

色々と色々な感じでああでもないこうでもないという国政選挙でありますが、よくよくお考えの上、お誘い合わせの上ぜひとも投票に。参院選も日本の方向性を決める大切な選択です。投票日は7/10、期日前投票もございます。あ、中川まさはる選挙事務所の方から写真いただきましたので記念にアップ。ありがとうございます。

 

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