港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。複合施設とか、組織改正とか、公共施設整備の進捗とかとか。

 

 

1. 東麻布二丁目複合施設整備計画(素案)について

えー、旧飯倉小学校、これまでも閉校後に施設をそのまま転用したりしておりますが、もっと整備して複合施設化をすることになりました。プールがあった跡地を解体して新しい木造の施設を建てたり、小規模多機能型居宅介護施設を作ったり、です。全体の完成はまだまだ先ですが、令和10年。

 

Q: 長い間地域と話し合いを続けてきてくれてありがとう、現時点で課題って何かある?、木造によるメリットデメリットを今一度プリーズ、木造って強度とかそういうのがとても心配とみんな思うだろうから地域に説明する時そういう安心とか安全とか真っ先に伝えなね、など。

 

 

 

2. 令和4年度組織改正について(追加)

えー、コロナだけじゃないけすけどとにかく地域の医療機関が連携することが大切でして、「地域医療連携担当課長」というポジションを設けまして、健康推進課長が兼任しますです。

 

Q: とくになーし。

 

 

3. くらしと健康の調査(コロナ禍における保健福祉に関する調査)の実施について

えー、地域保健福祉計画とかの中間年度の令和5年度の計画改定ですね。区民ニーズを把握するために臨時調査実施しますね。

 

Q: そういうアンケートって自由記載欄ってあったりする?など。

 

 

 

4. (仮称)南青山二丁目公共施設整備の進捗状況について

えー、よく報告している施設の進捗ですけれどもね、来月から地域と運用協議を月イチでやってくこととして、9月に紛争予防条例に基づく説明会やって、願わくば来年度に建設工事始めたいなって思ってます。よろしくお願いします。

 

Q: とくになーし。

 

 

 

5. 特別養護老人ホームベル増床に伴う区内特別養護老人ホーム定員数の増について

えー、西麻布4丁目の特別養護老人ホームベ増床して、定員数を増員しますね。20名増やして、それに伴って事業者から職員も4名増員する予定と聞いてます。

 

Q: 同じ敷地で20人増えるということは運用を考えないといけないよね、食事スペースとか要は単純に一気に20人増えるってことでしょ、サービスの質が担保された上での増床ということだから港区はちゃんと見ていってね、など。

 

以上。


 

港区議会議員の議員報酬等の特例に関する条例

要は、「長く欠席が続いたら減額しますよ」という条例が始まったのが令和3年の1月。今、欠席が続いて該当させるかさせないかの議員が存在するので、先日この件について話し合われた会派幹事長会を見学に。

 

私もお休みしたことあります。

自分、議員のお役目いただいて8年目。この8年で一回も休まなかったかと聞かれたら「否」であります。実は7日…いや8日くらいかな、家族のオペの付き添いとか介護的なやつのみの理由で欠席したことあります。今のとこ自分の体調不良でのお休みはなく、とかいっていつも元気なのかといえばそうでもない。

 

で、そのお休みしたことある何日かというのは、確か…そうそうそういえば全部予算委員会だ。

例えばですが、秋の決算と春の予算の委員会はだいたいこんな感じのスケジュール。質問者数と時間によって振り分け左右されますが、基本「◯◯費」という項目分けで。

 

で、昨年の予算委員会はこんな感じでお休みをしました。こないだのじゃないよ、その前。介護。めっちゃ介護。

なんというんでしょうかね、「これだけは質問したい!」という◯◯費の日だけ質問しに行き、あとはお休みするというスケジュール。逆に考えると質問をしなければ欠席が可能ということでもあるんだけど、というか別に欠席に理由なんぞいらないかもしんない。結構いますし、いない人。「何名以上の出席がないと会が成り立たない」とか、「成り立った場合でも会派の半数はその場に存在しててね」というような申し合わせもあることから、出席者については色々ありますけども。色々ね。

 

ま、お休みしててもライブ配信でちゃんと見てたりはしてたんですけどもね。

 

 

60日以上連続してお休みすると、議員報酬減額条例

この何年間かで、いろんな議会でこういう条例を設けるところが増えてきました。港区は令和3年の1月から開始ということで、もちろん背景にはいろんなことがありました。ほら、辞職勧告された後に長くこなかった人いるし。お休みがちな人もいるのも事実。理由は詮索しないけれども。妊娠出産とおめでたいことだってあるわけ。めでたい。

 

他の議会とかでは、「1年以上お休みした人」とか「ひとつの定例会を全部欠席した人」とか、適応や内容はバラバラ。これはもう仕方ないと思う。みてる物も目指す物も各議会バラバラだから。

 

除外される条件もあるし、合意されたもっと細かい申し合わせ事項というものあります。あるんだけれども、「これどーなのかしら」というケースが浮上してきたわけです。いや、いつの日かはこうなるとは思ってたけれども。

 

とある議員さん、Aさんとでもしましょうか。当選されてしばらくの間は議会でお目にかかることもありましたが、ここ1年とか2年くらいの間は正直ほとんどお見かけすることなく(委員会も違うから仕方ないけど)、定例会もあぁ今日はいるんだなと思ってたら翌日からずっといなかったりとか、なんかもう大丈夫ですか?(色々な意味で)という方いらっしゃる。要は来たり来なかったりが長く続いて、お元気がないなら今こそスマイルセラビーでは?と思います。

 

どのくらい来ていないかとかそういうのよくわかりませんが、少なくとも自分はこないだ3月の予算委員会で委員長してまして、やってる間は毎日欠席者を読み上げるというお仕事からスタートするので、少なくとも毎日欠席者として読み上げておりましたね。

 

ま、そんなことはおいといて。見学しにいった幹事長会では2つのことが議論されてました。①欠席日数のカウント、②診断書の扱い、です。まぁ内容は割愛するとしまして(ややこしい)。

 

 

そりゃまぁ抜け道的なものはでちゃうかもね

条例の制定時、もちろんいろんなケースも想定してあーだこーだで作ったわけですけれども、まぁアレですよ、性善説といいますか、抜け落ちるケースまで想定したものはなかなか作ることはできないと思います。抜け落ちるというか、「えっまさかそういうの出てくるとは!?」という方が正しいのかな。なんかあるとメディアで取り上げられたりとかそういう類で、大勢の皆さんに「そんなことがあるのねぇ〜」と認知される程度のもんです、議会の悪目立ちするところ。

 

わかりやすいケースとすれば、東京都の例の結局辞職した都議とかね。港区議会にも辞職勧告受けた議員もいますけれども、一時はずっと欠席されてたことありましたが、今は普通にいますし(時々いない)。要は外からの目が入るか入らないかで忘れ去られる場合はよくあります。

 

いろんな自治体で議会基本条例というのがあるところもありまして、「議員たるものこうあるべし」みたいな「みんなちゃんとしようね」の旨を記した条例を作ろうと一時期ブームになったことあります。港区議会でもそういうブームというか流れに乗って他の会派からそういう話も出たことありましたけど、「中身がなんもない見てくれだけの議員がパフォーマンスしやすいためだけの条例なんぞなんの意味がある」と自民党会派は一蹴した記憶があります。まぁ私もそう思います。

 

だからこそ、中身のないものより、こういう減額条例みたいな中身のある具体的なものが必要で、しかもあわよくば「適応させることにしちゃうとなんか注目されるかもしれないからやだなあ」とか「冷たい人とか思われるの心外」とか、葛藤があるのかもしれないですけど、変な前例作られるより一発目は厳し目に対応する方が残されるみんなのためになると思いますよ。

 

ただ、ただですよ。例えばの話、極端な例になるかもですけど、もし当選直後に「議会の独特な文化にやられちゃて、適応障害のため次の選挙まで4年の休養を要する」って診断書提出する人がいたらどうなるんだろうって思うんですよ。

 

「れっきとした診断書あるから適応除外じゃないか」
「4年間基本お休みで、時々出れるならそれはそれで」
「60日に1度委員会に出てもらえば該当しないわけだから」

 

極端なことかもしれないけど、こういうことがまかり通る可能性が大なんじゃないかと思うんです。議会の中では。

 

「次休んだら、減額条例に適応されますよ」
「え、なら次だけはいきます」

 

極端なことかもしれないけど、こういうことが結構まかり通るのが議会。もちろんそんなのダメだという会派がほとんどだったとしても、1つの会派が「大目に見てあげなよ」と言ったら全会派一致にならず、まかり通る。ような気がする。

 

ま、でもこういう極端なケースになった場合、投票してくれた方はそれも込みで票を投じてくれたと判断することもあるだろうし、お辞めになったらいかがですかと辞職勧告的なものをオファーすることになるのかもしれない。そういう時にならないとわからん。

 

こういうの、区民の皆さんが聞いたらどう思います?

 

 

残念だけど、外からの目がほとんどない

議会ってとてもクローズドな空間で、自分8年目だけどおかしな話とか山ほどあって不満に思うことも多々ある。多々どころじゃない、常に不満。長くやってる人からすれば「これが議会、お前はシロウトだ」であって、でもそれは議会じゃなくて会派の中の話という混線したモヤモヤの中でそれぞれ議員活動をしています。

 

うん、不健康。とっても不健康。

 

で、議会のこんな不思議やあんな不思議を外に向かってお知らせしようとすると、中の人にしてみれば「裏切りの暴露」になるんだろうなあなんて思ったりもするけども、知らんぷりでいい顔してるよりは皆さんに知っていただくことが必要なんだろうなあって、色々思います。あ、もちろん自分の振る舞いだってね、「あいつ、ほんとダメ」みたいなことだってあるだろうからね、自分を棚に上げるわけでもない。

 

我々議員には成績表というのがないんですよね。そりゃみんな自分で作ったらオールAでしょうし。選挙は…なんというか模試みたいな感じ?学校に一度も来なくとも模試の成績がよかったらそれはそれ、みたいな。ちょっと人気投票みたいなところもありますしね。

 

成績表もそうですけど、出欠表も一般にはまったくわからないんですよ。定例会とか委員会に誰が来てて誰がいなくてとか、積極的にお知らせもしていなければ、ライブ配信ある委員会以外は傍聴に来てる人しか知る術なし。というか、傍聴もほとんどいないんだけども。私ね、公開していいんじゃないかとも思うんですよね。自分が欠席の時だって晒していただきたい。だって休んでるんだもん。しゃーない。

 

議会にこういう登庁版あるけどもさ。

 

決算とか予算委員会は中継がある時、冒頭に委員長が「本日は◯◯委員から欠席届が提出されております」と一言ある。でも中継のない常任委員会とかだと、これを一般の方が知る術は何ヶ月か後の議事録しかない(港区議会HPでわざわざ検索)。

 

ちなみに本会議場では「ただいまの出席議員は◯◯名であります」って冒頭に議長が言うだけで、誰か欠席してても名前読み上げられるわけではなく、なんか不思議なのよね。

 

こんな感じの座席配置で、あんま後ろ側とか反対側の端の方とか、ぐるりと振り返らないと見渡せない席に座り続けて8年目。港区議会議員34名。なので議長が「ただいまの出席議員は33名であります」と、例えば34名という数字じゃない数を読み上げた瞬間、「え、誰かいない人いるん?」とそこで初めて気が付くパターン結構多し。自席から見えねぇもんよ。

 

とまぁ、半分愚痴のような感じであるかもしれないけど、自分としては議員としてのお役目もらってる以上、出欠表は公開していいんじゃねーのと思うことしばしば。ただ、出席してるから偉い、欠席してたらダメというものではないことは十分わかってるし、ほら、いるだけの人もいるし、自分らの都合というよりは有権者の区民の人向けにお知らせはしてあげるほうが丁寧だとは思います。

 

少数意見なんだろうなあ、こういうの。

 


 

登下校送迎は就労支援

『障害児を持つ保護者の就労支援』という、それはもう誰もがなんとかしてあげたいと願うであろう請願がありました。港区が出来ることは限定的、根本的な問題も一緒にどうにかできんもんかと、『そもそも都立学校、コレ東京都』と都議へ繋ぐことも忘れずに。

 

何にお困りなのか、第一弾はよーくわかった

障害を抱える子達、もちろん学校に通います。保育園だって通います。港区では何年か前に満を辞しての障害児保育ができる保育園が出来ました。『そういう園を!』という願いがあっても、当時の港区というか全国的に待機児童がすごーくたくさんいて、どこもかしこも保育場所を増やすのに自治体必死。

 

港区含めて都心というのは、何かやるにしろ作るにしろ『場所の確保』から考えなければならんわけです。ぶっちゃけドッグラン作る場所すらない。民間の土地は日に日に価格が上がり、むしろ『いくら値を付けたって買い手あるっしょ!』と不動産の値はありえないほど釣り上げられ、でも公共自治体はルールがあるから民間レベルと同様な価格で買えるわけでもなく、残念ながら競争の土俵にも上がれず指咥えてみてるだけ。

 

なので余程のことがない限り『いわゆる適正』な価格で土地が買えず、購入ももちろん税金だもんさ、『なんで買ってまで増やそうとしねえんだ!』と『なんでそんな大金出してまで買うんだ!』の真っ二つ論争は止まず。結局55億円で土地を購入をして。

 

当時のこと書いてた昔の雑記(『港区、保育園のための土地を買う。(2016.4.9)』)。その時の自分は「55億円で土地を買うところから始めなきゃいけないことによくわからない」的に〆てましたが、今の自分だったら「迷いなく買うべし」一択です。その後、南青山の児相のこともありましたし、やっぱ土地がない港区で購入できるチャンスがあるなら逃しちゃいけないという思いです、今は。

 

は、脱線した。

 

障害を持つ子供達は例えば保育園や幼稚園を経たりして、小学校とか中学校に進むわけです。もちろん状況とかに応じて特別支援な学級とかはたまた学校とか、その子達が育っていくにつれて必要と思う教育なり技術なりを身につけていくための術が必要に。

 

というか、このあたりは障害あるなしで関係ないんだけども。学校は学びにいくところ。行くだけで学ぶこともある。と、学校が嫌いでたまらなかった自分が言うのもとてもおこがましい感じなんだけども。

 

そう、障害児は登校がとてもネックであるということを改めて気付かされた次第。切実や。

 

 

現状の登校手段。

特別支援学校へは学校手配の送迎(いわゆるスクールカーとかスクールバスとか)、そして港区独自の移動支援というのがあります。小中学校に通う子たちは全員バスとかに乗れるようなんだけれども、これが高校になると違うというのを初めて聞いてビックリしたわけです。

 

や、それはもちろん色んな事情とか方向性とかあるらしいですけれども、一人で通ってみることが訓練になる子もいるし、まだお手伝いが必要な子もいるし。それはさておいて、高校の特別支援学校は都立。都のスタンスというか手を差し伸べる温度というか、それが区とは違って対応が非常に塩でしょっぺーという話らしいというのも初めて聞いてビックリしたわけですよ。

 

学校にお願いするもおうちの希望と色々合わなかったり融通がきかなかったりすることが多々あるようで、学校がやってくれない場合、おうちの方がご自分でとか手配なりしなきゃいけない。また学童のような放課後等デイサービスも人数が多くて受け入れられないとか、むしろ頼みたくても送迎支援の手も足りないとか。

 

ご家族の支援もとっても大変。でもご家族も色々とお忙しい。特にシングル家庭であってもそうでなくても、たとえ送り迎えとか付き添いでもお仕事休まないといけない時だってある。

 

認識の違いというものなのか感覚の違いというものなのか、東京都、区、保護者で願ってることも希望することもおそらくバラバラ。いや、保護者は一貫してるな。

東京都「港区が移動支援を広げてやれば」

港区「港区のだけの話じゃないですよ」

保護者「たすけて」

 

港区も可能な限りは助けていきたいという意志もずっとあるわけですけど、請願があって改めて港区の思いは確認できたので、全会派一致で請願は採択。本会議でも賛成多数で可決しました。スマイル党が欠席だったので「全会一致」ではなく「賛成多数」。そういやスマイル党さん、ずーっとお休みだけど大丈夫ですか。この数年、議会でほとんどお見かけしたことないです。

 

 

都立の学校だから東京都がまずもってしっかりやってよ

というのが本心です。東京都は東京都で「スクールカー的なやつの空きはありますよ?」みたいな認識なんですが、実際のところは「利用しにくい」「乗り降りできるところが自宅から離れている」と、色々と不都合不具合があるようで、融通が利かないから学校に頼ることを諦めてしまうというご家庭も多いみたい。

 

乗れるかどうか決定の連絡が中学卒業ギリギリまでわからない」など、ご家族が不安になることばかりで改善がまったくされない模様。それは困る。だって乗れなかったら手配とかしなきゃいけないじゃないですか。時間の余裕も気持ちの余裕もないですよ。特別支援学校に通う子達、通常の高校合否タイミングと同じで2月末とかに高校が決まるらしいですよ。むしろもう進学する子達はある程度わかってるじゃないですか。それが1ヶ月以上も時間かかってお知らせってどういうことよ。

 

と、我々自民党さんはすぐ都議に連絡をして情報共有を図り、こうこうこういうことが問題で、むしろ都立でしょ都立と、東京都のお尻を叩いてもらう必要があるという、繋ぐアクションをすぐに。今はこれしかできないのがもどかしい。

 

進捗というか確認は今後もしていきたいと思ってます。だってこれ困ってるの港区の方だけじゃないだろうし。せめて東京都が問題把握してくれないと。

 

子供の移動支援は保護者の就労支援。自分も色々とお勉強が足りない。


 

コレやったら無効票というお知らせを

開票の立会人をね、何回かやったことあるわけです。その時、【開票おつかれさまです】って候補者名の横に書いてあった投票用紙みたことあってね。「コレ、開票作業してる区役所の職員さんはホッコリするかもしれないけど、心を鬼にして一発無効ってことお知らせしてあげたい…」と思いました。えぇ心から思いました。

 

 

他事記載は無効。

「選挙行こうぜ!」も大事なんですけれども、「こんなことやっちゃったらアナタの貴重な1票は問答無用で一発無効なんだぜ!」というのも、今選挙権が有る無しに関わらずもっと広めていただきたいと思うんだ。

 

これもまた以前に綴ったことがある話(有効票と無効票のお話ね(2017.11.19))なんですけれども、無効となる票が思った以上に多くて驚くとともにもったいないと思ったことがありました。

 

 

結構前になるんですが、2020年9月の決算の委員会で無効票について質問してみたことがありました。その時の質問は①他事記載で無効になった票って何票ある?②無効票の例を掲げて啓発してもらえんだろうか、です。

 

動画でも全部出てるんですけども、その時の答弁では

①他事記載で無効になった票って何票ある?
平成31年の区議会議員選挙   他事記載無効 7票
令和2年の港区長選挙    他事記載無効 5票
令和2年の東京都知事選挙  他事記載無効 22票

ちなみに他事記載の内容は記録取ってないのでご紹介無理っすわ。

 

②無効票の例を掲げて啓発してもらえんだろうか
例を出すと誘導に繋がるので無理っすわ。

 

 

誘導に繋がるのかね、これが

例えばですよ、例えばの話。例としてよくありがちなこの名前、郵便太郎とかよくあんじゃん。酢だこさん太郎とかかばやきさん太郎とか、キャベツ太郎でもなんでもいいけどもさ。

 

こういう例を投票所とかに掲げるのは「誘導」になるんだとさ。というか、「誘導になる」という考えの人がいるということだ。色んな考えの人はいても全然いいんだけど、【誘導の恐れ>正しい知識】はちょっとどうかなと今でも思う。

 

なお、港区HPの選挙に関するページはコチラ

リンク先の【開票】のところをポチすると、無効票の例は出てきます。でもね、イメージ掴みにくいんだよね。文字だけだとね、なんかね。

 

なお、立会人やった時の自分が覚えている限り、立候補者以外の名前とか書いてあるやつ(↑の2と3に該当するのかな?2と3の違いは何だかわからん)はこんな感じだったと思います。あっその時は衆院選でした。

〜〜〜〜〜 ボールペン試し書きのようなアレ(8,11)

『(候補者の名前)がんばれ』『(候補者の名前)開票おつかれさまです』的な余計なコメント・文字込み(6)

政党党首の名前(2,3)

タレントの名前(2,3)

東京2区の候補の名前(2,3)

別の県の候補の名前(2,3)

『投票したい人なし』というコメント(10)

現職港区議会議員の名前(2,3)

 

一番多いのは白票だけどね。

 

 

期日前派?日曜派?

自分は、きまぐれに。でも大抵日曜かなぁ。期日前も便利なんだけどもね。どっちでもいいと思うんですよ。期日前ならどこの支所に行っても投票できるのが利点。ほら日曜だと家のご近所の指定された場所じゃないとダメと。いやそれがむしろ一番近くてわざわざ支所まで行かなくとも良いんでない?という意見もあり、もうご自由にしていただければいい。選挙は行こうね。

 

選挙始まったからいつ期日前にいこうかしらーという方、是非封筒の裏面もご覧くださいね。他の自治体はどうだか知らないけど、場所によって期日前投票開始の日が違うんです。ご注意くださいませ。

 

 

参院選はややこしい

参院選の比例の場合、衆院選のような「政党が勝手に作る順位名簿」が無いわけ。なので、たくさん名前を書いてもらった人から割り振られた議席を獲得していくという椅子取りゲーム。なんかどうなのこのシステム、と思う時がある。だって掲示板にポスター貼られるわけでもなく、確認する術が選挙広報とか政党のHPとか、そういうとこしかない。

 

なので要は、

 

別にその政党の人なら誰でもいいわ → 議席数に貢献

特定の人がいいわ → 当選に貢献

 

なので、『特にこの人に頑張ってもらいたいわ』という候補の人がいるんでしたら、個人名を書いてあげるとよろしいでしょう。推しを作ろう、推しを。3桁を超える立候補者がいるぽいので、とりあえず満遍なく「参院選 比例 候補者」で検索。

 

そんな比例の推し探しをするにも、街中にある掲示板にはいません。掲示板にいるのは選挙区から立候補してる人。こちらも推しを作ろう、推しを。ついでにワイも推してくれ。

 

あ、そういえば本日ポスターを貼るお手伝いをしてたわけですよ。自民党さん2人いますから、合わせて何枚貼ったろ、50枚近くか。自転車で汗だくでやりましたよ。蚊に刺されながら。まったくもう。

 

んで、とある公園内の掲示板にえいやと貼ってた時に、近くのベンチにこしかけてたジェントルマンがですね、「選挙管理委員会の方ですか?」と話しかけてきましてね。

 

どうやら、掲示板にポスター貼るのは選挙管理委員会の人と思ってる方だったようで、それはそれはもう丁寧に『同じ政党の地方議員がですね、こういうの結構な割合で当たり前のように駆り出されましてね、あとはボランティアの方とかお手伝いお願いした方とか、選挙管理委員会はこういうお仕事はしないんですよぉ〜』と。蚊に刺されながら和やかな会話も楽しんでみたりですね。

 

と、参院選は18日間と長く、7/10までやんややんやしてると思いますが、大切な1票の行使をお願いします。

 


 

 

国政選挙が不思議でたまらん

なんかもう一大イベント、いや国の法律だの何だの根幹的なとこを進めていくための選挙であるから、わからんでもない。けども、国政選挙だけ公職選挙法って免除されてんの?と疑うフシありだ。

 

我々議員という生き物、常に『公職選挙法』と隣り合わせ。いや違うな、表裏一体。あれしちゃダメこれしちゃダメなざっくりした部分はあれど、中身をよく見ると非常にザルである。いや違うな、解釈次第のすべてがグレーゾーン。そして誰も公職選挙法で何が良くて何がダメでという線引きを理解してるであろう人が皆無です。

 

なんといっても、ここまで『候補予定者』って大っぴらに出してオッケーな扱いが不思議でたまらんのであります。何故ならこちとら『出ます』『出る予定です』『立候補予定』うんぬんカンヌン、すべてNGと教わってきた身であるわけで。『挑戦』はセーフ。なんそれ。違いがわからん。

 

まあもちろん国の根幹のうんたらかんたらですからね、メディアの扱いも違うわけですよ。面白おかしく取り扱われたり、イロモノ扱いされたりは共通でしょうけども、もうね『事前活動はダメですよ』なんて単なる正義の概念でしか無くなってる上、タテマエ以外の何ものでもないんでしょうね。

 

なーんて、こういうのって、自分が当事者じゃないとわからないもんだし考えてもみないことだと思う。自分が議員のお役目いただく前なんかなーんも知らなかったし。むしろ興味もなかった。世界の大多数がそんなもんだと思う。細かなルールがあったところで、「そんなのやっちゃったモン勝ちでしょ?」と思う人が大多数。

 

あーん、やるせない気持ちの行き所が行方不明。あっ違う違う、別に羨ましいわけでもなんでもない。逆にアレが当たり前だと思われて強要ぽくされるのが嫌なだけ。選挙が近くなったら誰々みたいにやれよとか、誰々はやってるけどアナタやらないのとか。やらぬ。せぬ。

 

 

例えばよく『いっけないんだー』と言われるやつ

よく言われるの、タスキでしょうかね。立候補届を出して選挙今日からですよーっていう公示日(告示日?)前は、名前入ったタスキしてお外とかで不特定多数とかにアピったりはダメだけど、やっちゃってる人多いよね特に某政党。なーんてよく聞きますよね。

 

あとはここ何年かだと、顔写真入った車ね。選挙カーみたいなやつ。一応アレですよ、政党の宣伝活動としてだから政党名とか入ってるのはセーフだとしても、選挙ポスター的なやつ2人くらいバーンなやつ。

 

とかいって、ウチウチのクローズドの会ならダメじゃないとかなんとか。あと、『本人』タスキな。これもセーフ。名前じゃないからってそんなアホなという理由。のぼり旗もダメとは言う。でも政党のならセーフ。

 

目立つグッズのひとつとしてのタスキ、真っ当に暮らしてたらタスキなんて見かけるのって量販店のパーティコーナーくらいですよ。『あんたが主役』とか『本日お誕生日』とか。ああ、日本の伝統的文化、タスキ。

 

そもそもタスキ、嫌なんですけど。なんか恥ずかしいんですよ。Tシャツに名前じゃダメなの?とかほんとよく思うんですよ。いやそれも恥ずかしいけどもさ。タスキじゃなきゃダメなのが未だに理解不能で。むしろタスキ以外NGな理由は何?

 

タスキといえば選挙とリレーのアンカー、ここから脱却できる日はやってくるんだろうかという公職選挙法。『そんなどうでもいい&つまんねールールを変えるための時間がもったいないからそのままで』となっているのであろうな、と想像しちゃう。

 

あとね、『ちょうちん』って言う摩訶不思議なグッズもあってね。使ってる人見たことないけどもさ。

これ、前の選挙の時の手引き。

 

看板カテゴリーでちょうちんがふくまれてるという。人様の選挙事務所とかほとんど見たことないけども、『選挙じゃー!ちょうちんの準備をせーい!』ってやってるとこあんのかなって。地方はデフォルトですみたいな感じならほんとすいません。令和ですよ今は。

 

 

参議院選挙は、比例でも名前を書く件。

国政選挙でよく言われるのが『比例って必要?』みたいな。それって多分衆院選のイメージの方が多分強くって、「比例は政党名』っていうやつ。名前貸しくらいな末端名簿の人まで当選しちゃって、『アンタ誰よ』という人まで国会議員になってやんややんやということも過去にありましたね。そういえば。

 

衆院選挙の比例って、政党が勝手に考えた順位に従って、上から順に人数で当選してくと言うシステム。確かこんな感じ。なので、『おこぼれ当選』的な扱いがどうも納得いかんと、しかも『直接票がその人に入ってないじゃん』とか『名簿順番自体が納得いかん』とか、『選挙区と比例と重複立候補とか失礼じゃん』とか、よく言われます。いや、私に言われてもね…というとこもありますけども。

 

それが参議院選挙になると、比例候補者にも名前を書いてねと、がっつりシステムが変わるんです。正直、議員になって手伝いに狩り出されるまで知らんかったです。ええ、私その辺のおばさんですもの。政治とか詳しくないですよ。

 

議員さんってそういうののプロだと思ってたーとかガッカリされそうなもんですが、いやいや全然。もしそういう知識と「選挙とはなんたるか」の知識と行動をお求めなのであれば、立候補の条件に『議員の元秘書』とか『政治マニア』を是非どうぞ。周りを巻き込んでタスキにハチマキでえいえいおーが当然とかなっちゃうぜ。

 

そんなことはどうでもいいんだけど。

 

参院選の比例の場合、衆院選のような「政党が勝手に作る順位名簿」が無いわけ。なので、たくさん名前を書いてもらった人から割り振られた議席を獲得していくという椅子取りゲーム。なんかどうなのこのシステム、と思う時がある。だって掲示板にポスター貼られるわけでもなく、確認する術が選挙広報とか政党のHPとか、そういうとこしかない。

 

なので要は、

 

別にその政党の人なら誰でもいいわ → 議席数に貢献

特定の人がいいわ → 当選に貢献

 

なので、『特にこの人に頑張ってもらいたいわ』という候補の人がいるんでしたら、個人名を書いてあげるとよろしいでしょう。

 

と、自分も含めてこういうの知らない人もものすごく多いので。頭の整理がてらに徒然。


 

麻布十番商店街大通り整備の話は尽きない

おっすオラ小倉、アイアム道路整備進捗&スケジュールお知らせマン。広くお知らせするには限界があるんだけど、可能な限りはコンスタントにお知らせしていきたいの巻。

 

前倒しで進んでいきます。

先日、区役所と業者さんと一緒に、大通りに面する建物すべての可能な限りのお知らせをしてきました。アナログでお知らせするというのは本当に限界があって、工事の影響を一番受けるのは通りに面する1階店舗さん。丁寧に丁寧に説明をしたつもり。多くは「わかりましたー」「早めにキレイになるの嬉しい〜」とご理解いただけるものですが、「えー」とか「営業妨害じゃないのー」とか言われることも時々あったりなかったり。

 

ご、ご理解を、ど、どうぞよろしくお願いしたく…。

 

前回、建設工事ラッシュの区間があることからすっ飛ばし区間が出ることで、「あと1年くらい先かなー」と心待ちにされていた皆さん、お待たせしすぎたかもしれません。すっ飛ばし区間の皆さん、お待たせしますすいません…。

 

こんな感じのスケジュールとなります(今の所は)。あ、①の交差点は今絶賛工事中です。今月末にはインターロッキング外した歩道仮工事も終わるはず。

 

 

例の、あの傾斜、こうなりました。

道路整備をしていく中で、麻布十番の多くの方が一番気にしていたところがあります。上の地図で言うと①の交差点のとこなんですけど、ご存知方たくさんと思いますが、パン屋さんのとこの歩道がすっげぇナナメだったんですよ。

 

こう、手押し車とかベビーカーとか、「直線だけどバンクかよ!」と思われるくらいに傾斜がすごくてですね、もうぶっちゃけここ直したいがための歩車道整備くらいと思っていただいて結構(それだけじゃないけど)。そのくらい、十番のたくさんの方々は「どうにかならないのかねぇ?」とずっと気にしてた箇所でした。

 

なんでそんな状態になっちゃったの?なんて時々聞かれるんですけど、すんごい極端な絵にすると、十番大通りって元々こんな感じなんですよ。しかも区間によって高い低いが逆転するうねり道。通りを挟んで、左右で高さが違うんです。元々なんですよ、元々。

 

なので、「歩道も車道も段差を無くしてフラットに!」というのは長年検討してみたけど絶対無理で、絶対どこかに段差ができてしまう仕組み。なお、30年前に全面工事をした時は、時代ですもん、バリアフリーなんて概念はなかったわけで。横断歩道に繋がる道はとりあえずバンバン埋めようぜという時代ですから、そりゃあナナメにもなります。

 

なので、「今の技術とアイディアで可能な限りの勾配緩和を!」をモットーに

 

大分緩和することができました。区役所と業者さんありがとう。みんな喜んでる。これが今のところの精一杯。横断歩道にかかるところが多少傾斜になるけども、それはもう仕方ない。これだけ左右で高さが違うんだと感じていただければ。区役所と業者さんありがとう。大変な工事だったと思います。

 

お近く通ったら是非見てみてください。まだ終わらないけど。

 

 

これからが本番。

ざっくりと、麻布十番ってこんな感じ。メインの大通りがずーっとあって、縦の道がいくつか。で、ほとんどが一方通行。これから工事が進んでいく範囲の大通りに合流する道って結構交通量が多くって、それと同じくらい逃げてく車両というか、曲がって離れていくというか、とにかく交通量が多い側で工事が始まります。

 

だから分割工事をしていきたい。ほら、片面全部コーン立てて工事するより、細切れにして影響ある範囲をできるだけ少なく。お店屋さんがたくさんありますのでね、仕入れとかあるじゃないですか。

 

時々「そんなの朝誰もいない時に搬入すりゃいいだろ、迷惑かけんな!」とか言われたりしますけど、あのね、コンビニとかスーパーの仕入れだけじゃないんですよ。1日にいくつもの業者さんが来て、たくさんの別々の品物を搬入する店舗の方がほとんどだと思います。

 

ご、ご理解を、ど、どうぞよろしくお願いしたく…。お客さん含め、お店の出入りは常時可能となるよう最大限の配慮はされますので…。あとお店屋さんには搬入の時間とかそういうの業者さんに伝えてもらえたらその配慮も最大限やってもらいますので…。とお伝えしてます。

 

まだ①の交差点の方は工事しますけれども、②の交差点の方をこれから手がけてくための下準備として、昨日ですかね、側溝直すための切り込みが入りました。今月〜7月末くらいまで、順々に工事進んでいきますので何卒どうか…ご理解のほど…よろしくお願いします…。

 

 

十番の民、行動範囲がとても狭い場合も少なくない。

あんまり信じてもらえないかもしれないけど、「いや、アッチ側行っても四つ角までだね」という、こっち側からもあっち側からも行動範囲が非常に狭くて、もう大都会の村人な十番民も少なくないのも十番あるある。

 

「去年ずっと工事しててすごい綺麗になったんですよ〜」

「アッチ側行かないからしらなーい」

 

…是非アッチ側の綺麗になった歩道と車道、ついでに街路灯も見てきてくださいませ。ああなりますんで。

 

 

時々言われる、「俺らが金出し合って作ったのをぶっ壊すのか!?」

30年前の工事で、関係者以外は知らない話なんですけれども、大通りと横の道いくつか(歩道と街路灯をお揃いにしたところ)では面している土地所有者とかお店とかから寄付金を募ったんです。自分もそれ、昔に聞いたことがあって。

 

もう何年も前になるかな、5〜6年かなもっと前かな、整備を本格的に進めていくための下地の話し合いをしてた時、当時に寄付金集めした担当の数人から苦労話を聞いたりして。間口の広さで1メートルあたり3万円のご寄付を募ってね。

 

だから広いお店とか角地とかにお店あったり建物持ったりしてたとこ、すごく大金ですよ。出す方も大変だけど、集める方も大変。説明と説得と。という苦労話をすごく聞いてたわけ。

 

今回、それはやってません。だって昔と違って所有者が個人じゃなくて企業だったり、店舗だって地元じゃないとこ多いし、どう頑張ったってご理解はいただけないのはもうわかってたことだし。「我らの商店街!」という意識がない方々も、こう表現するのは良くないし残念なこととはわかってるけど、温度差がすごいある。

 

なので、昔のあの時を思い出して「お金出し合って作ったのに壊すのか!?」と残念がられる声も少しあったようですが、新しい時代のつまづかない一歩としてご理解ください。

 

ご理解くださいのお願いばっかりだけど、ご理解くださいしか言えないこともご理解くださいませね。かしこ。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。インターネットとかオンラインゲームの実態調査とか、敬老事業の見直しとか、来週からの定例会の案件とか。

 

 

1. 港区立神応保育園厨房機器の購入について

えー、来年4月にオープンする保育園の厨房機器を買いますね。来週から始まる定例会で議案を出しますので。

 

Q: こういうのって大体どこも買う物って同じよね、など。

 

 

 

2. 台場コミュニティーぷらざ等大規模改修工事に係るスケジュール等の変更について

えー、本来なら来週からの定例会で承認後に工事開始だったんですけれども、機械設備とかの工事入札が不調ででしてね、延期です延期。なので、R4年6月〜R6年1月末までの工事予定だったところを、R4年10月〜R6年2月末と変更しますね。

 

 

Q: 入札不調の原因って結局なんだったの?、など。

 

 

3. 新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期限の延長について

えー、自立支援金の申請期限が6月末だったのを国が8月末まで延長するというのでそのように。6/1発行の広報みなとにお知らせは載せてます。

 

Q: 申請期間延長されたのはよかったわ、よく周知をしてくださいね、など。

 

 

 

4. 令和4年度港区住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金について

えー6/1現在で港区に在住して、世帯全員の今年度住民税均等割が非課税の世帯を対象としますね。なお、現在実施していえるR3年度非課税世帯とか家計急変世帯に対する給付金を受けた世帯は対象となりませんのでご注意を。対象世帯には区から確認書を送りますね。

 

Q: ちゃんとしてね、ちゃんとね、など。

 

 

 

5. 港区低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金について

えー、国の事業に基づいて迅速な支給に取り組みますね。

 

 

 

6. ヤングケアラーの実態調査の実施について

えー、実態把握するための調査しますね。結構な規模で、区立小学校の全児童、区内在住の中高生、高齢者・障害者・子育て家庭支援事業所で約20,000人越えと約360事業所対象です。

 

Q: 今の段階でわかってることってあるの?、調査をしてしっかり支援に繋げられればいいよね、今必要と思われることは素早く対応してね、など。

 

 

 

7. 令和4年第2回港区議会提出予定案件について

えー、議案審議にならない程度で何かございますれば。

 

 

 

8. 福祉総合窓口の設置について

えー、8/1から予定通りに設置をしますね。総合支所のレイアウトを変更したり、いろいろ環境整備やっておきましたので。

 

Q: これまで外部の経験者とか関連のとこからどういったご意見いただいてるのかしら?、部門の中での研修ってどの程度進んでるの?、「一人の人が多岐にわたる福祉ニーズ」っていうのもあるからお忘れなくね、など。

 

 

 

9. 敬老事業の実施予定と対象の見直しについて

えー、段階で引き上げて、10年くらいプランでこれまで75歳以上をご招待してた長寿の集いを80歳以上に引き上げたいんです。あと70歳以上で贈呈していた寿商品券なんですが、来年から70歳は廃止を…いたしたく…。

 

Q: 事務事業評価で役所の中で決まったことは総務常任委員会だけじゃなくて関連する委員会でその時報告すべきだよ、今後の進め方はよーく考えてよ、など。

 

 

 

10. 国民健康保険及び後期高齢者医療制度における傷病手当金の支給適用期間の延長について

えー、毎度3ヶ月に1度のご連絡になっております。国のアレで6月末までだったところ、9月末まで延長です。。

 

Q: どのくらい被用者っているのかしら、など。

 

 

 

11. 令和3年度の児童相談等の状況について

えー、昨年度に児相で受け付けた相談件数は1,251件。子ども家庭支援センターで受け付けた相談件数は2,048件です。虐待(心理的虐待とか)が多いですね。一時保護は96人、解除されたのは91人。子供の権利に関する取り組みも頑張っておりまして、アドボケイトが直接意見を色々聞いてます。子供を守ります。

 

Q: 子供からの意見ってどういうのが寄せられてるのかしら、何と言っても児相は子供最優先で子供を守ってくださいね、外国籍の子の対応はどのように、など。

 

 

 

12. 「小・中学生のインターネット及びオンラインゲームに関する実態調査」の結果について

えー、以前にお伝えしましたように、調査結果でました。港区は全国平均よりスマートフォン利用率高いですね。あとインターネット使用に関する家庭のルールがあるかどうかの調査で、保護者の多くが「ある」と思ってても子供は意外にそう思ってないようだというのも特徴的でした。

 

Q: オンラインゲームで見知らぬ人と対戦するってもう感覚が全然わかんないんですけど、いやいやもう時代が変わってアナタの時と違うんですよ、自分の時と今の世代とも違いますよ、など。

 

 

以上。


 

麻布十番大通り整備の話。

整備の順序が変更になったので、記録として残しておきます。お知らせも兼ねて。3件建物工事が行われている区間があって、そこに歩車道整備をぶっ混むと安全が保たれないということで、工事スケジュール変更して前倒しでGOです。

 

第1期工事が終わりまして、第2期工事スタート。十番商店街って意外と長いんだぜ、なんせ工事全長約565m。近隣の皆さんのご理解とご協力、時々浴びせられる罵声、ありがとうございますありがとうございます。

 

 

工事スケジュール変更

本来なら、第1期工事が終わったところから順番にズズズーっと大通りを逆行していく方向で工事を進めていきたいとこだったんですが、建物工事が3件ほどありましてね。いやこれからもう何件か増えて行くんですが、麻布十番商店街の大通り。さすがに一方通行の交通量の多い道で、しかもそれほど広くもなく(車道ギリ6mくらい)、工事用の大型車両がバンバン入る中で道路整備歩道整備というのはもう危険。盛大に危険

 

結論としまして、その区間を「建物工事が終わるまでスキップ」することになりました。

 

現在は交差点のとこの工事中なんですが、前回の第1期工事もそうだったんですが、まず「1. 街きょ(いわゆる側溝)」、次に「2. 歩道アスファルト舗装」、そして「3. 車道舗装」の順でやっていきます。ただ、すっ飛ばし区間が出ることで連続して工事が難しいことから、今工事中の交差点のところは2の歩道アスファルト舗装までやって、一旦お休みとなります。なぜなら次の区間に行くから。

 

1. 街きょ(いわゆる側溝)」の工事が一番最初。↑こんな感じで側溝のところに切り込み入れて、

 

きちんとお水が流れるように排水溝を増やすところもちょいちょい出てきます。確か全工程(1期工事含め)で7ヶ所くらい増えるんだったかな。しっかりとビッチリやっていただきます。

 

で、側溝のとこ終わったらひとまず埋める。ガッチリ埋める。これが一番最初の工程です。よろしくどうぞ。これが終わったら次は「2. 歩道アスファルト舗装」。でこぼこガタガタのインターロッキングブロック(歩道のタイルね)を全外し。で、アスファルトでがっちり埋めていきます。

 

1期工事の時の画像だけど、取り急ぎのアスファルト舗装はこんな感じ。色と模様をつけていくけども、それはまた別途。車道の方もまた別途。

 

 

頑張って周知をしていく所存...。

すっ飛ばし区間が出ることでまだまだ先の予定だった区間を1年くらい前倒しで整備開始することで、「えっもう順番来ちゃうの!?」と近隣への周知が足りないのはよくないので、とにかく周知を頑張らないといけないわけです。

 

「暗闇坂の下のとこ、昔の十番温泉あったとこからヒルズ方面の向こう側、去年1年間工事してキレイになったの、知ってる?」

「え、なにそれ知らない。道路キレイなの?へぇ〜」

 

そう、十番在住でも、商店街在住でも、「あっち、あんま行かない」と足を運ばない人も実は多いんです。お店屋さんでも知らない人いたりする。…うん、もう慣れた。なので、お知らせは必至なんです。

 

これまでもこれからも面している店舗は可能な限り訪問して、説明していきます。第1期工事の時もそう。役所と業者と私。そうです、役所と業者と私。私もできるとこはお知らせ頑張ってる。

 

麻布十番商店街は毎月1日発行の歴史ある広報誌「十番だより」というのがありましてね。とにかく広報媒体というすべての手段を使って、できる限りの情報提供に努めたいものの、「え、知らない見たことない」という聳え立つ壁にバイーンと年がら年中弾かれています。バイーンと。もう全身打撲ですよ。

 

麻布十番商店街公式HPからも見れますので、広報誌「十番だより」を是非一度。えーと、最近ですと4月号、本日発行の6月号、あと来月再来月にもちょっとお知らせ載せてもらおうとお願いする所存。来月号はもちっと細かなスケジュールが載せられたらいいな…と思うけれども、なんせ記事〆切の関係もあるわけでタイムリーな情報提供が難しい…。

 

というお知らせでした。可能な限り説明とお知らせに回る予定であります。住宅にはポスティングしかないと思うけれども、どうかご理解のほどお願いします…。


 

続きね、続き

議員への情報提供のひとつとして、全国市議会議長会とやらが発行してる『政務活動費に関するQ&A(参考指針)』というのが提供されました。その全国市議会議長会とやらのHPで見れるのならリンクでも貼っとこうと思ったけど見つからない。ということは、そこまで大っぴらにしてないものなのかな。よくわかんない。

 

前提として、政務活動費は各自治体の条例に委任されてるもの。なので厳しいところもあれば緩めのところもある。表現が「厳しい」「緩い」が正しくはないと思うけれども、「何をもって適正とするか」は各議会が主体的になって決めるべきものと。地域で事情も異なるだろうから、一概に「◯◯村議会のやつを全国丸パクリで!」というのは違うと思うし、ひとつの議会の中でも議員同士で見解は異なるし。

 

人によっては自分では思いもつかなかったとこに使ってるケースもあるだろうし、その逆もまた然り。要は何が言いたいかといいますと、『他の議員がどう使ってるか知らない』ということであって、それはつまり『絶対あかんダメなケースを知る術がないので、ダメな例から学ぶ機会がない』ことかな。

 

今のところ、ダメなやつで打線組もうと考えてみるも、「日帰り城崎温泉」1強過ぎて他がまったくでてこない。いや、あのインパクトはすごかった。号泣。わんわんわん。だからみんな政務活動費っていうのあのイメージしかなく、議員のイメージもあれ。困る。

 

いや、だから「1円たりとも使うやつは問答無用でダメ議員である」という考えが最初にきちゃうとなんもできなくなるので、ちょっとそれは横においといて。

 

港区議会では一応合意のもと、申し合わせ事項というのがあって、各々それぞれがそれに基づいて試行錯誤してます。多分。ただ、この申し合わせ事項、なんか古いイメージある。けど、気がついたら知らない間に変わってるところとかあって、「えっそうなの!?」ということが実はいくつかあったような。要は議会の中でも周知が足りないのもネックであります。

 

 

発覚するケースは、住民監査請求とか訴訟とか

我々議員が見られるようになった「全国市議会議長会 政務活動費に関するQ&A」では、全国での訴訟ケースによる司法判断の事例も記載されています。そう、行政が好む「前例があるかどうか」。

 

ま、これもICT化が進んだおかげでもあります。共有サーバー的なやつにちょこんと鎮座。それまでは知る術もなかったし、結構分厚いボリュームだから。そんな手元にあるのが平成31年発行のやつで、これに乗ってる事例が平成25年以降のもの(もっと古い判決のもある)。比較的最近のことであったとしても、去年のことが古い時代になっちゃってるもんだから色々と難しい。しかもOKかNGか読み取れない、日本語の素晴らしきお気持ちと読解力を求める結論も多々あり。

 

それではいくつか「え、そうなの?」と思ったものをご紹介

 

Q: 政務活動費の預金口座で生じる預金利子は返還する義務はありますか?

A: 条例等で定めてるなら別として、管理上生じた利子は市の財産に属しておらず、不当利得として返還請求を行うことはできない。(平成27年岡山地裁 預金利息x,xxx円を控除したxx万x,xxx円の返還請求権を有する)

 

Q: 調査研究活動等において使用する名刺代に対する支出は認められるのですか?

A: 調査研究活動等において相手方に名刺を渡すことにより、円滑に調査研究等を行うことが期待できることから、名刺作成のための経費を支出することを認める判例等がある。しかし名刺は、政務活動費の対象となる活動以外にも用いられるものと推認し、政務活動費のみに使用されたことを反証しない限り、50%で按分しその限度での支出を認めている。(平成25年岡山地裁、平成25年福岡地裁 違法であると認めることはできない)

 

でも港区議会では確か「名刺作成代はNG」としてます。確か按分関係なくNG。というか、これ不思議なんですよね。あぁ…そっか…手当たり次第配ってる人がいるからか…。手裏剣投げるようにシュッシュしてる人見たことあるわ。豆鉄砲作戦的な。そりゃPRにしか見られないよね。

 

 

Q: 大学院等の学費に対する支出は認められるのですか?

A: 判例等では、議員の調査研究活動の基盤の充実につながる内容と判断される場合、これを認めている。つまり、受講内容が、今後議員として一般質問や議案審議などを行う際の基盤となるようなものであることが必要。判例等は、議員就任前から通学している大学院の学費について、議員就任後の分についての支出を認めている。(平成28年東京地裁、平成29年広島高裁、平成30年岡山地裁)

 

え〜…なんそれ。司法判断はセミナー参加とか勉強会参加とか同じ扱いなんだ…って思っちゃいました。

 

 

Q: 広報費に対する支出について、どのような点に留意するべきですか

A: 内容とケースバイケース。議員個人の写真やプロフィール等を広報誌に掲載するのは必要最低限にとどめ、掲載する際は掲載方法やその内容から、広報誌に掲載することへの必要性について裁判で立証できるのか十分な検討が必要と考えられる。

平成18年千葉地裁 問題となることはない
平成26年横浜地裁 個別具体的に検討が必要
平成27年長崎地裁 氏名写真経歴等が目立つようにレイアウトされてるから1/2は目的外
平成29年広島高裁 全面写真はPRなので50%限度で返還対象
平成30年岡山地裁 大きな写真と挨拶が占めるのはPRで適合しないから全額返還
平成30年仙台高裁 調査研究活動に関連しない部分が相当程度を占めてるから支出の1/2は違法
平成30年大阪高裁、全身写真や政治信条の割合で1/2は認められない、地元高校の甲子園出場に関する記事と参院選結果の記事は関係ないので7/100は違法
平成30年神戸地裁 会派活動報告分で按分しなさい
平成30年東京高裁 適切な比率で按分しなさい

 

 

というのが司法の判断なんですって。

いやごめん、全然意味わかんない。唯一わかるのは、「按分」がトレンドということくらい。というか、港区議会の申し合わせ事項でも「政務活動と政治活動の区別がつきにくいものは最大1/2で」と按分おすすめする表記もある。

 

そのうち「一般の方の読みやすさを最重要事項として、余白を多めにイラスト・グラフ等多めにわかりやすいモノができたとしても、誌面の1/2がゲシュタルト崩壊起こすレベルの文字以外であることから政務活動と認められ得ず1/2按分判決」とか、血も涙も無い司法判断が出ないことを願うばかり。

 

というかですね、なんでもかんでも按分が当たり前となっていくと、「自腹切ってまで報告書作るの馬鹿らしい」となるんじゃないかなって思う人でてくると思う。そうすると政務活動費って何に使うべきなんだろう。使わないのが正解となってしまうんだろうか。というか、他の方達は報告書発行費用で政務活動費を使ってないんだろうか。もう正解がわからない。

 

そう、やっぱり我々再確認しなきゃいけないのは「政務活動」と「政治活動」の区別なのかなって思いました。写真一枚の大きさで「おめーのPRだから政治活動」と判断されてしまう世知辛さ。むしろ「これは政治活動だからNG」という例をたくさん知るのも大切だけども、「政務活動ってこういうの」とOK事例もたくさん知りたい。確実にみんなの頭の中での定義は違う。

 

でも例えばさ、所属政党が例えば国レベルで推してる施策とか信条みたいなもんあるじゃないですか。それがそのまま地方議会にも降りてくる類のところもあるわけで、そういうのを活動報告的にばーんって出したとしたら、「それって完全に政治活動じゃね?」なんて思うようにもなる。なんかもうすべてにおいて疑心のカタマリ。自分が嫌になっちゃう。

 

とまぁ、色々難しい話であるわけですが、個人的には自分作成報告書発行に係る一連費用はこれからも政務活動費を充当させていただきたいと思ってます。もちろん内容とか諸々は色々と考えながら注意をしながら気を遣いながら。なので、一連をフンフンと全部読んでいただいたありがたい皆様には、「そういうこと考えながら報告書作ってる気の毒な議員が存在するんだ」程度に頭の片隅に置いといていただけるとこれ幸い。

 

むしろ広報費経費に含めていいとされる「茶菓子代」がいつも不思議でたまらんのよ…茶菓子代なんそれ。どういう時の何に対する費用なのかちょっとアリンコ脳ミソじゃ想像つかん。茶菓子ってふるまっていいの?そこからわからん。茶菓子代なんそれ。

 


 

港区議会 エレ・コロ特別委員会報告

さて、本日はエレベーター等安全対策・新型コロナウイルス感染症対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 区内感染者数の推移及びみなと保健所による主な取り組み状況について

えー、5/9〜5/15は709人で、前週と比較して増えているのは、その前の週がゴールデンウィークだったので検査数そのものがばちこーんと減ってたからです。資料には書いてませんけども、本日現在入院は22名、宿泊療養34名、自宅療養649名です。搬送が64人ですが、ほとんど高齢者と子供が中心です。

 

Q: 65歳以上は宿泊療養できないから入院おすすめしてるの?、訪問看護と連携した健康観察はずっとゼロだけどもなんか理由とかある?、保健所からのSMS送信たくさんしてるけど回答率どのくらいなの?え、6〜7割なの?、それ以外は完全スルーなの?、など。

 

あ、委員会内容とはまったく関係ないんですが、飲食店の呼び込みかというほど、最近東京都の無料PCR検査場がやたらめったらお外で賑やかじゃないですか。なんでそこまで激しい呼び込みしてるのかしら、そうするに値する何かあるのかしらと疑問に思ってある筋に聞いてみたんですが、

 

PCR検査 ¥7,000円 + 事務手数料 ¥3,000(お一人単価
抗原検査 ¥1,500円 + 事務手数料 ¥3,000(お一人単価

 

がその場所提供しているとこに東京都から支払われるんだって。そりゃあお外で大声出してでも呼び込みするよねぇ…。

 

 

2. 新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況について

えー、昨日時点で約86.6%が1回目接種終了、約85.5%が2回目接種終了、3回目終了が約60.9%です。小児は約18.9%が1回目接種終了、約16.7%が2回目接種終了です。そんな感じです。がんばってます。

 

Q: 個別接種やってるの191医療機関ってこんな多かったっけ?副反応についての相談でどういう質問があってどういう回答しているの?、ノババックスの取り扱いについてもうちょっと詳しく、小児の接種率をあげてくのどうしたらいいのかしら、こないだ公開した小児のアンケートもっとお知らせしたほうがいいんじゃない?、など。

 

 

3. 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止や区民・事業者の生活を支えるための区の主な取り組み状況について

えー、こんな感じです。港区頑張ってます!新型コロナ対策担当課長です!昨年度で終了したもの、継続してるもの、検討中のもの、混ざってます!

 

Q: 高齢者施設PCR状況はいかほど?、私立認可保育園・幼稚園の補助の中身はどんな感じ?、需要が変わってくるから100%元通りの生活にはならないと思うんだけど色んなとこの意見を聞いて実態に即した新しい支援が必要ならよろしこ、など。

 

 

以上。