港区議会議員選挙 2日目

どうも。自民党公認候補、小倉りえこです。医療と国際化と地元愛。2期目への挑戦です、にっこにっこにーーーーー!

 

自分で『小倉りえこ、2期目への挑戦です!皆様にお支えいただきたい!』とか、選挙カーでマイク握って自分で喋ってるわけなんですけども、冷静になってよくよく考えてみたら『…いや、4年の任期で何をやったか、何に貢献できたかが次の期への挑戦じゃね?』と矛盾を見つけてしまい、自分のこの簡単なことを難しく考えてしまう性格が憎たらしい。

 

声かけられるとめっちゃ喜びます。リアルな知り合いから声をかけられると当たり前ですけど嬉しいし、初めましての方でも『頑張ってね』、『身体にくれぐれも気をつけてね』、『自民党頑張れよ』、『いつも見てるよ』、本当に嬉しいですよね。ありがとうございます。

 

で、本日の街頭。YouTube用のまとめ動画は小倉くんが誠意編集中。

 

みなさんご存知!東京1区選出の山田みき衆議院議員。みんなのミキティ。ミキティーーー!ティーッティティーー!!

 

港区選出の菅野弘一都議会議員。わーーいいぞーーーー!

 

麻布十番商店街振興組合会長 & 小倉りえこ後援会長の須永さん。ほぼ親子。

 

麻布十番商店街振興組合理事長、庄司さん。郵便マークがよく似合う(元局長)。

 

麻布十番生まれ、麻布十番育ち、商店街の子、小倉りえこ。商店街一丸となって応援いただいてます。ありがたいことです。

 

みなさんのお声が小倉りえこの政策です。また明日もよろしくどうぞ。

 

あ、今回は初めての試みとしまして、うちにあった余ってるモニターを持ってきて、簡易デジタルサイネージ作ってみました。えへ。

 

そうだ、選挙に行こう!!

 

選挙管理委員会にお礼を言われるかもしれないね。啓発にご協力ありがとうって。


 

港区議会議員選挙 1日目

さて、本日より港区議会議員選挙が始まりました。地元の期待を背負って、2期目に挑戦いたします。受付順(ポスターを貼る番号)を決めるためのくじを2回引き、9番でした。

 

前回の選挙も上段。背伸びするかしないかで届きますけどもね。

 

投開票は4/21。期日前投票もご利用いただけます。たくさんの方々立候補している今回の選挙、今回きら初めて証紙を貼ったチラシが配れるようになりました。事務所、街頭でお配りしておりますが、街で見かけた際は是非お声がけください。

 

港区医師会の藤田会長も事務所に激励にお越しいただきました。お忙しい中、ありがとうございます。

 

小倉りえこ後援会長兼、麻布十番商店街振興組合会長からもがんばれよ!と激励を。商店街の支援は自民党しかできないことを肝に命じます!

 

4年前に32年間務められた区議会議員をご勇退され、鈴木たけし前区議会議員から十番商店街の自民党の議席をしっかりと受け継いでいます。

 

りえこちゃーーーーん!と自転車で追いかけてきてくれた子もいて、なんだろうめっちゃ和む。

 

医療と国際化と地元愛。責任をもって役目を果たさせていただきたい。みなさん、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

みなさんに支えられて今日を迎え、選挙初日を終えました。本当にありがとうございます。


 

第4回 小倉りえこ区政報告会 第2弾

毎年春に報告会を開いています。平日の夜と週末の昼、ご興味がありましたらご都合良い時においでくださいませと。4年続けている『こんな感じの報告会やってるんですよ』とご報告をご報告したのが前回。第2弾を開きましたのでご報告。

 

今回も動画でこんな感じですよーとまとめてみました。7分弱になっちゃった。ごめんなさい。でも今回字幕をつけてみました。

 

麻布十番商店街会長兼後援会長からそれはもうものすごいゲキ飛ばされ、

 

武見敬三参議議員からは素敵なお話をいただき、

 

山田みき衆議議員議員は爆笑をかっさらい、

 

かんの弘一都議会議員から真面目な話を。みなさま、本当にありがとうございます。

 

第1弾と内容は変わりないんですが、やはり1回目より2回目の方が話も少しだけこなれるようで。ご挨拶は一向に上手にならないんですが、プレゼンテーションというものは昔から好きです。あっパフォーマンスはできません。

 

で、いつもので締めくくり。

 

こういう場でしかお話できないものもありまして、別に秘密にしているわけではないんですが、なんか自分の思う事というのをその場にいる人に急に伝えたくなっちゃうわけですね。ものすごく正直に感じていることとか、上っ面のパフォーマンスとかじゃなくて。

 

ありがたくも、ご参加いただいた方からは面白かったと言っていただけました。あんな話やこんな話、裏話とか。

 

公式ウェブサイトの区政報告のページ一番下、今回の報告会のまとめ号を抜粋資料と共に掲載しましたので、それもお知らせしておきますね。まとめを掲載するまでが報告会です。これでようやく一連の作業、おしまい。


 

てくてくてくてく、歩きやすく

歩きやすい道を作りたいと、そんな思いは昔々からあるわけでありまして、そんなことを思い始めたキッカケは身内が転んで骨折ったことです。何年前だろ、区議会議員になる前だからもう6年くらいになるのかなあ。

 

歩きやすい道』っていうのはとったもざっくりとした概念で、色んな人が色んなベクトルで想像するわけでしょうから、『広い道』『つるぺた平坦』『障害物無し』『街路樹すら無し』など十人十色。

 

その上、どこの場所の道を頭に思い描くかによってこれまたどんどん違ってくるわけですよね。港南方面の新しいエリアのまっすぐな広い広い道を想像するのと、坂に囲まれたエリアの少し曲がった細い道を想像するのと、それぞれ道は道なりに様々な需要があって、『こういう道がいいなあ』ってそれぞれ違うことを思い浮かべるわけですよね。様々な事情があるもの。

 

よく麻布地区総合支所にお直しの相談をします

道路とかで困った時はお住まいの地区の総合支所まちづくり課。地域がら、麻布支所にいっつもお世話になっています。職員さんたち、すごく親身になって相談に乗ってくれます。議員というややこしい上にめんどくさい立場ではありますが、いつもとってもどうもありがとう。

 

昨年秋くらいにご相談がありましてね、『雨が降るとさあ、大きな水たまりができちゃって足が悪いから渡りにくいんだよ』と。麻布十番商店街の中ね。んで、麻布支所のまちづくり課にみてもらったわけです。ここ、ここなんだけどね、と。

 

で、調べてもらった結果、雨水が排水溝に流れていないことがわかりました。地面の凸凹といいますか、沈んじゃってるのか浮き上がっているのか、カーブの両側に排水溝があるんだけれどもどっちにもいかない仕様に角度がついちゃってたと。

 

んで、年度末に3日ほどかけてガガガッと工事をしてもらいました。

 

ツツツーっと画を引くとこんな感じで排水溝がありまして。

 

雨と水の通り道がこれで完成したんでは、と。まだ雨降ってないからわかんないんだけども。これで大きな水たまりはできないはず。はず。

 

私にとっての『歩きやすい道』とは

経年劣化なのか経年沈下なのかわからないけれど、浮きやすくつまづきやすくなるインターロッキングブロック(レンガみたいなやつね)は場所によっては不向きなんだなあって思うようになってきたし、とりあえず車道と歩道は角度つけてでも繋げなきゃというバリアフリーっていう概念のなかった時代があったことを知ったし、それでも地形の問題があって道路の右と左で高さの違う道なんて山ほどあること知ったし、そんでもって水はけもよくなきゃ困るなあと思うし。

 

技術的なことだけじゃなくとも、安心してどんな年齢の人もひとりで歩ける安全な空間がよい良いということもわかったし、それには防犯とか地域の見守りというところも加わってくるし、暗くない明るい道がいいし。

 

そんな最近のお直しで思っちゃったこと、以上。


 

港区議会 建設常任委員会報告

さて、本日は建設常任委員会がありました。余程のことがない限り、任期最後の常任委員会。最後だなんだ関係なく、いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 芝地区 港区立公園・児童遊園指定管理者の公募について
2. 高輪地区 港区立公園・児童遊園指定管理者の公募について

えー、平成27年度から始まっている区立公園(芝地区・高輪地区)の指定管理。指定期間の5年が来年末に終了するので、新しく管理者の公募をしようと思います。期間は2020年4月1日〜2025年3月31日の5年間、公募開始は来月4月15日からで、選定は7月下旬、議案上程は秋の定例会を予定。芝地区は公園7と児童遊園11、高輪地区は公園6と児童遊園19を一括でグループでまるっと管理者を募集。

 

Q: グループ化しての指定管理って効果はどんな感じだったの?、グループ間で効果の共有ってどうやってされてるのかしら?、前回の指定管理者の応募って何社くらいあったのかしら?、など。

 

3. 港区特定公共賃貸住宅シティハイツ神明の使用料の見直しについて

えー、シティハイツ神明なんですが、市場家賃調査の結果を踏まえてですね、周囲の家賃相場とちょっと驚くくらいの差がありますので是正しなきゃいけないことになりました。入居者さんの負担を考えて4年かけて緩やかに家賃を上昇させる激変緩和措置を適用しますです。

 

区役所としても大変心苦しいところではありますが、なんせ特優賃法では特定公共賃貸住宅の家賃は「市場家賃との均衡を失してはならない」と定められておりまして。むむむ、乖離幅め。

 

ただ、港区としてもこれまでと同じ家賃の減額措置は引き続き当てはまるところは当てはまるようにしようと思っております。例えば高齢者世帯とか、未就学児がいる家庭とか。ちゃんと引き続きやっていきます。ということです。

 

Q: 建設費ベースvs周囲の家賃とかの算出方法ってどんなの?、激変緩和4年だけど4年にする理由ってなんなの?、特定公共賃貸住宅ってつまりどういう方がどういう目的で入居されているのか改めて詳しく、ぼくは選挙前にこんなこと区民のみなさんに説明なんてできないですよ、3年くらい前に上げておくべきだったんじゃないの?、など。

 

4. 市街地再開発事業に係る事後評価について(虎ノ門・六本木地区)

えー、再開発が終わって5年以内くらいで、事業効果というものをレビューしましょうとしております。今回は虎ノ門・六本木の再開発組合が解散して5年経ちますので、そこらへんを評価してみました。一次評価は再開発担当ですけれども、二次評価は区民とか学識経験者が入った事後評価委員会というところがやってますので。

 

Q: 事後評価をもとにして次はどういうふうに何を作っていこうとしてるの>、広場をもっと広々と過ごしやすいまちを作ってくださいね、非常時の生活用水とかの意味をもっと詳しく、など。

 

5. 赤坂九丁目北地区市街地再開発組合の解散について

えー、この再開発組合が解散したことを正式に東京都から認可というか許可きましたんで、お知らせします。

 

Q: 結局ここの地権者何名いて何名残ったの?、など。

 

6.  鉄道駅総合改善事業について

えー、品川駅周辺もまちづくりというかなんか色々新しいものがアレですけれども、京急の品川駅も改良するみたいでですね。便利で素敵な感じになるように港区も応援していきますので。ちなみに事業費は国と地方自治体と鉄道会社側が1/3ずつ出し合います。

 

Q: 出来上がるの10年先とかみたいだけど東西自由通路の改善ってこれに入るの?、駅空間高度化機能施設とかいうのって何を想定しているものなのかな?、など。

 

以上。


 

『選挙に関する区民意識調査』を読んでみたの巻

選挙管理委員会発行で今年の1月にまとめられた冊子がですね、こないだ議会の議員向けのポストに入ってたんですよね。基本、報告書と呼ばれる類の読み物が好きです。どうも小倉りえこです。結論として、とても興味深い。

 

大抵の場合、こういう冊子が配布されると区役所のHPのどっかにも公開されているもんなんですが(だって1月発行でもう2月だし)、PDFで読もうかなーと思って検索。

 

検索結果3件。みつからない。オー、ノー。なので興味深いところだけ写真にしてみます。

 

調査方法

基本アンケートをまとめるということですので、方法は郵送ネット。外国人を除く18歳以上の区民。郵送の場合は無作為2,000名で回収率35.8%。ネットはどうやら港区にはインターネットモニターというのがいらっしゃるらしく、そのモニター550名で回収率94.7%。おお、すげえ。

 

でもこの二つをがっちゃんこすると、対象数2,550名、回収数1,236名、回収率48.5%となります。一気に普通のアンケート感。

 

政治への関心

わかりやすく直球で『政治に関心がありますか?』と。そんでわかりやすく『国→東京都→港区』とパイが小さくなるにつれ、あんまり関心がないという答えが増えていくのです。でしょうね。わからないでもない。

 

これがまたちょっと興味深いのがですね、ネットで回答された人の方が政治に関心がない傾向があるんですよね。面白いですよね。

 

ちなみに年齢別だとこんな感じ。あ、でもこれ郵送とネットとがっちゃんこしてあるスコアなので詳細はわからんのですけれども、世間一般で言われているように『年齢が高くになるにつれ関心が高い』傾向もありますね。

 

政治に期待する役割

みなさん何に期待されておられるか、やっぱり『世の中の課題について、話し合いをし、決定していくこと』が一番大きなパーセンテージを叩き出しました。そりゃそうです、そういうところです議会って。というか、そういうところのハズなんですよね。

 

みなさん何を期待されているのかということについては、正直自分も同じこと考えております。議員のお前が言うなという声がモニターの向こうから聞こえてきているようですが、そういうところも実は不思議なところでありまして。あれはいつのことでしょう、2年近く前になるんでしょうか、委員会内のやりとりの不思議について綴ったことがありました。『シンギについて考える(2017.4.25)

 

私はまだ4年しか経験がありませんけども、どのくらいの人が『話し合いをして決定している』と自信持って言えるだけの人がいるのだろうか、そっちの方が気になるところ。今なんの疑問も感じていない人が少数派にならない限り無理だろうなあとは思います。だから4年に一度の選挙ってある意味とてもチャンスなんですよね。あ、いや、そういう話は別にどうでもいいとして。

 

外から見た議会、中から見た議会、とってもギャップがありますね。ギャップを埋めるためにはどうしたらいいか、そういうのを考えたいですね、みんなで。みんなでね。できるかなあ、いろんな人がいすぎるもの。

 

投票しない理由

みなさんの予想多分的中、『政策や人物がよくわからないから』という理由で投票に行かないのが1位です。

 

アンケート回答者の年齢によるとは思うんですけれども、調べる術があるのかないのかでこれって大きく変わると思うんです。ほら、今の時代、気軽に調べられる方法がいくらでもあるじゃないですか。よっこらしょ、と調べようと思ったら。議員もたいていウェブサイト持ってますしね。

 

でもふと思いまして。そうか、調べようと検索した先でも政策なり人物なりがわからないという可能性もあるのかと。そりゃそうか。たとえ頻繁にブログ的なやつを更新したとしても、お出かけ先の記念写真だけだったら何のこっちゃもわからないですし。とかいってここのエッセイみたいなのばっかりだったら、何文句だけ言ってるんだ調べ物ばっかりしてるんだと感じる方もいらっしゃるでしょうし。中身がないのも理由なのであれば、こちら側も大変ごめんなさいです。

 

だからとりあえず『名前か顔を覚えていればなんとなく知ってる気になるのが人間だから、なんでもかんでも目立つことだけ考えなよ』というアドバイスが多いのもわからないでもない。有名人に票が投じられやすい理由やね。

 

港区の投票率は低いです

2015年4月の区議会選挙の投票率、36%。約6割近くの方が華麗にスルーした選挙ですね。ちなみに2016年だかの区長選挙もあってですね、その時は24.25%。有権者の3/4が華麗にスルーってどうよこれ。まぁ候補者数も違うし選択肢がないとか色々あるんでしょうけれども。

 

まぁ良いことに、次の選挙には行くかもぽい人が事前調査では多めなことがわかりました。よかったですね、関心が少しでも増えて。

 

今回ね、この報告書で本当にとっても興味深かったのがね、郵送回答かネット回答かで選挙行くか行かないかの比率の差が興味深かったのね。本当にね。

 

あ、そうそう、『あなたは平成31年(2019年)春の港区議会議員選挙、平成33年(2020年)夏の港区長選挙の投票に行きますか』という質問にですね、そういう風にポジティブに前向きに回答してくれるパーセンテージが多いことよりもですね、本来聞くべきであった質問はおそらくこうだと思います。

 

あなたは平成31年(2019年)4月に港区議会議員選挙があることを知っていますか

 

大抵のひと、何十台もの選挙カーがぶんぶん走り出してから気付くくらいの勢いじゃないのかと。4月14日公示日の4月21日投開票日です。統一地方選挙と世間では呼ばれてるもんですかね。でもね、統一地方選挙が区議会議員選挙と結びついてない人も少なからずいるのも事実なんですよね。

 

4年前を思い出します。『立候補』とか『出ます』はNGで、『挑戦します』はギリセーフ。政治活動と選挙活動の違い。そういうややこしい公職選挙法とかある中で、政治の関心だとか投票率だとかという意識調査って厳しいもんがあるかもしれない。お知らせする術が限られてるもんね。

 

と、色々な複雑な思いはありますけれども、1票を誰に投じようか考えていたイチ有権者だったあの時の自分、そして今20万人ちょいの有権者が面接官として見ている立場の自分。そうですねえ、今の立場で唯一言えることというか知っていただきたいことがあるとしたらですねえ、今頃から急にがんばり始める現職って4年間何やってたんだろということくらいですかねえ。

 

でもほんと、投票率は上がればいいなと思います。あと、政策や人物がわからないという課題も自分なりに何ができるのか考えてみようっと。決して駅前に立つことが唯一の解決策にならないように。


 

4年の任期最後の定例会が始まります。

年も明けてひと月も過ぎ、来週から港区議会定例会が約1ヶ月で開かれます。まぁなんでしょうか、世間で言うところでは何でもかんでも『平成最後の』をつければアレみたいですので、つまり平成最後の港区議会定例会です。合ってるよな。

 

平成最後の質問は

さて、4年間の任期が終了するにあたり、どんな質問をしようかなあと12月くらいから考えるのが小倉りえこスタイル(準備早い)なわけですが、ブレインストーミングがてらに自分のブログなり書き物をレビューするのが一番早いんですよね。だって常に何か疑問だし、常に何か文句たれてるし。

 

自分の主軸というものが基本『医療』『国際化』『地元愛』という3本でありまして、お薬企業さんで15年くらい研究職やってきたし、11年くらい海外いたし、アイラブ地元だし、いつも質問する時もだいたいこれに絡むことでやってきたんです。まぁ思うところがたくさんありますしね。

 

で、4年間を色々と思い出しました。で、色々と考えました。で、決めました。よし、今までどこに言ったらいいかわからなくて我慢してた素朴な疑問をシンプルにぶつけてみようっと、と。ただし豪速球で。

 

港区のまちづくり港区の教育、という2本でお送りいたします。主軸はどうしたという突っ込まれそうなラインナップです。

 

平成最後の区議会定例会のお知らせ

グーグル先生に『港区』と聞くと教えてくれるのがこちらの港区HP

 

で、トップページをちょちょっとスクロールすると↑のリンクが右側に出てきますね。もしくはもうダイレクトにグーグル先生に聞く。そんな港区議会HPがこちらになります。

 

 

お知らせなるところに色々これからカミングスーン的なものがつらつらとありまして、質問項目とかそういうのPDFで見れます。

 

平成最後の一般質問通告

こんな感じ。↑の自分ですけども、PDFクリックすると質問するみなさん全員の今回のやつが読めます。質問通告によるものなので、ちょいちょいお直しがあるので当日まで何がどう変わるかは人それぞれ。

 

平成最後の港区議会は2/13から。小倉りえこの質問登板は2/15(金)。あ、ライブ中継も動画配信もあるよ


 

 

あの日、ボクは区道も都道も区別がつかなかった。

まるでなんだろう、某グループとかラノベチックなタイトルっぽいけども、4年前くらい前まで普通にのほほんと暮らしてた自分は、あの時区道も都道も区別がついてなかったなあと。もちろん国道も。

 

だって『道』ですもん。道は道ですもん。しいて言えば、『広い道』と『狭い道』くらいしか区別がつかなかったわけで。仕方ないです。国産車も外車も所詮『クルマ』ですしね。

 

まあそれはさておいて。

 

はぐれインターロッキング が あらわれた!

これ、どーにかならんの?』とご連絡いただいたのがちょっと前。インターロッキングブロックという、ほらアレですよ、レンガだかタイルだか的な歩道でよく使われとるアレ。時折ぽこっと外れてたりずれてたりしてつまづいて危ないやつ。

 

まあ、よくあるやつです。もちろん誰かから教えてもらったらお直し依頼をするんですが、小倉りえこは4年で学びましたよ。気がついちゃったんですよね、『しまった、ここは都道だ』と。

 

更に気がついちゃったんですよ、『はっ、都道のお直しは港区じゃなくて東京都だ』と。

 

そう、人間は学ぶイキモノ。行動生物学的には学ばないことも多々ありますが、知識というものは忘れない限り蓄積されるもんです(ただししばしば忘却の彼方)。

 

区道と都道の区別の仕方

ま、大体の場合は『狭めの道=区道』『広めの道=都道』で間違いないです。

 

↑細かくて申し訳ないんですが、道路に関することはここに連絡してねって港区のHPに書いてあります。

 

↑ずずっとスクロールすると、都道の場合や国道の場合もね。連絡先とか出てるわけ。

 

ぶっちゃけた話、どこが区道でどこが何地区だか知らない人の方が多いわけですよ。しかも『あっここの道路がぼこってなっててつまづきやすいわ』なんて、ご丁寧に親切に連絡してくれる方がどれだけいるのか、わざわざグーグル先生に『港区 道路 直す 窓口』とか聞いてサイトを開いて電話番号見てかけてくれる人がこのご時世どのくらいいるのか。

 

たまたま議員を知っているとか、役所に連絡し慣れてるとか、そういう人でない限りこういうのってスルーされがち。さあどうすれば。

 

これって何かに似てる

何がどこでどこが管轄だか、めんどくさい人にとってはどーでもいい類の話であります。前にも似たようなことがありました。

 

ゴミでした、ゴミ(『ゴミ出しが難しい。』2018.5.7)。

 

ゴミも道路も何かあればお役所がすぐになんとかしてくれる(なんとかできないかも)ものですが、その連絡先窓口がとっても縦割りというか管轄割り過ぎてねえ。ゴミも道路も一緒の問題を抱えたりしてるように思います。

 

やっぱりこういうのって一本化してもらいたいんですよね。

 

で、都道の話に戻ります

で、『麻布通りは都道だ!』と気付いちゃったので、連絡するべきは都道なんですよね。でもね、なんかめんどくさくなっちゃったんですよね。そうだ、自分ついこないだまで区道も都道も区別がつかなかったわけだし、普通に暮らす善良な人と同じ感覚を今一度持ってもいいんではと。

 

だから連絡し慣れた支所に電話してみました、都道のはぐれインターロッキングをもぐら叩きしてもらうように東京都の担当のところにお願いしていただけませんかね、と。

 

『りょ。』

 

と、そんな軽いアレではないですけれども、麻布支所まちづくり課は快く引き受けてくれまして、すぐに連絡してくれたんですね。そしたらアレですよ奥さん、すぐに直してくれたの、ほんとすぐに。

 

 

さて、どっちだ

今回改めて思うのは、『私は東京都のなんとか事務所に直接連絡をすべきだったのか』というところでありまして、『区議会議員だから本来東京都に直で連絡してねっていうところがちょろっとサービスされたのか』というところでありまして。心の中と頭の中で引っかかっております。

 

もし前者だったらごめんなさいですし、後者だったとしても申し訳ありませんですし。

 

どなたか心優しい人が道の不具合に気がついて、良かれと思って連絡されるまでこういう問題ってスルーされがちなのかなあって。確かに自分も昔は『誰かがそのうちなんとかするんだろう』くらいにしか思ってなかったのは事実で、むしろ今、何年か経って自分が『その誰か』になっているのかもしれないと思うと複雑な気分。

 

ま、実際なんとかしてくれているのは区の職員さんであったり都の職員さんであったりするわけですけれどもね。いつも本当にありがとうございます。ほんとですよ、ホント。感謝しております。


 

あ、麻布警察署が移転します。

六本木の交差点から六本木ヒルズの方にてくてく歩きますと、みなさんご存知麻布警察署がありますね。今更なんですが、この麻布警察署が2/10から新しいところに移転するということで、内覧会にご招待いただきまして先日行ってきました。

 

新しい場所は警視庁のHPにもお知らせが載っていますけれども、旧三河台中学校があったところ。六本木駅から徒歩1分が今度は徒歩3分に、一本通りに入りますけれども徒歩3分。六本木交差点に交番がありますけれど、その裏手くらいな感じですかね。

 

シャレオツな建物の新庁舎、面積的には前の(今の)庁舎の4倍あるということで、これまでもお世話になってた通常業務の窓口に加えておまわりさんの独身寮から射撃場から留置場からまるっと1棟に。

 

建物内部の写真はご遠慮くださいということですので、そういうことです。ここまで。

 

で、一番気になることがですね『移転した後は前の(今までの)警察署、何になるん?』なんですけれども、聞いたんですけれども『いやぁ、まだわからないです』ということでした。

 

そんなことはないと思うんですけれどもね、でもいろんな大人の事情があるんでしょうね、まぁこればっかりはねぇ。6月とか7月とかには決まるような事は言ってましたけれども。とっても良い場所なので、とっても良い何かになればいいと思うんですけれどもね。

 

時期も時期ですしオリンピック・パラリンピックのためのなんとか!というちょっと安易な何かじゃないといいんですけれども。個人的な感想です。

 

あ、前の(今の)庁舎にいるピーポ君ファミリーがどこかに欲しい(ひょっとしてどこかにひょっこりはんしてたかもしれなけど、わからんかった)。


 

駐車場、いる?いらない?

東京都の条例で、駐車場附置義務というのがあります。要は、ある一定の大きさの建物を建てる時は駐車場を付けることを義務付けますね、という条例です。具体的にいうと、建物の延べ床面積がだいたい1500㎡を超えたら広さに応じた数で駐車場を作りなさいよと。

 

都心における駐車場、立場によりけりでデッドスペースとなりうるもの。前々から気になっていることでして、どうにか緩和されんもんかと思っていたんですが、とうとう港区も独自のルールで色々と検討を始めるとかどうとか。これは素直に素晴らしい。ただ山ほど言いたいことがある。

 

駐車場、欲しいヒトと欲しくないヒト

人によって『駐車場余りすぎ』という風に感じる人もいれば、『駐車場全然足りない』と感じる人もいますよね。車を持って乗ってる人は『住んでるマンションに車を停めたい』と思うだろうし、『買い物行くとこに駐車場あると便利』と当然思うでしょう。

 

その中でも『タクシー以外とにかく迷惑』という人もいれば『配達の車なんか特に邪魔でしょうがない』という人だっているだろうし、とかいって『店の前の仕入れのトラックだけ狙って駐禁切る仕打ちって下衆の極み』と思う人もいれば、『車なんて無くていいよ』という人だっているわけです、世の中には。

 

世の中の流れとして、『駐車場をどこかにひとまとめにしたら、車が少なくて歩行者が安全ですね』なんて感じです。むしろ歩行者天国くらいの勢いで車を排除するのが正義だ、そんな雰囲気すら感じることがあります。

 

商売をする立場にとっても『駐車場欲しい』『駐車場いらない』の2択です。

 

そう、世の中にはざっくり4種類のヒトという生き物がいて、『駐車場が欲しいヒト』と『駐車場が欲しくないヒト』、その中に『自分の土地に駐車場欲しいヒト』と『自分の土地に駐車場欲しくないヒト』がいるわけです。

 

そもそもの始まり

老朽化した建物を建て替えしなきゃいけないけど、今の規則だと駐車場付けないといけないっていうのが厳しいんだよね。店やれる(貸せる)スペースないじゃん

 

駐車場附置義務というのに関心を持ったのが2年近く前。こんな声を聞きました。

 

同じくらいに『駐禁が厳しくて営業妨害に近いくらいになってきた』、その後に『規制があるから建て直したら商売辞めなきゃいけない』、そんなことも耳にするように。

 

駐禁に関しては、地域で取りまとめて『ここは商店街だからよく考えていただきたい』と、警察署に駐車取締監視員の活動をちょっとどうにかしていただきたい旨の要望書を持っていったことはありました(2017.5.26 『違法と放置と必要不可欠と』参照)。

 

その後、少し駐車監視員の動きが少し変わったと思うんですよね。ただ、人事とかそういうのが変わったらすぐに元どおり。どれだけの頻度で同じことを繰り返さなきゃならんのかと、頭が痛い。

 

こういう時、行政としての考え方は『駐禁とられないように一人多く随行して誰か車の中に残せるような体制作ればなんの問題ないじゃないですか』となります。というか言われたことあります。公務員だって人件費カットでみんなヒーヒー疲弊しているはずなのに、コストかけて人件費を倍にしてもらうように予算編成をトップにお願いしてみたらどうですか、できないでしょう。そんな嫌味ひとつ言いたいくらい感覚が異なります。

 

色んな立場で色々と事情があるわけです。ま、それはおいといて。

 

規制と緩和。このバランスというものがなんか崩れているような気がしてならないこの世の中。今片方に寄りすぎてるような、戻そうとする努力があるような、ただなんだかそれすらバランスがずれてるような気がしないでもない。特に商店街。

 

駐車場を集約化する

港区低炭素まちづくり計画というものがありまして、色々細かく説明すると時間も文字もびっくりするほど多くなってしまうので割愛しますけれども、要は『今まで東京都のルールと細かな計算式があって、広さによって何台駐車場を設けなきゃいけませんよという計算式を見直しますね。だって車の数と駐車場の需要数とか昔とは違いますもんね』ということです。つまりは緩和をしていく傾向に。

 

とっても良いことです。何度でもいいます、これはとっても良い。

 

駐車場を探し求めて排気ガスを出しながら街中をぐるぐるするのを防ぐため、駐車場はここですよとそれ相応の整備をしてあげてですね、無駄なウロウロを無くしてあげればそれが『低炭素社会』であると、お役所はそう考えております。だから駐車場をバラバラに作るよりはなるべく複数箇所にまとめちゃおうと、まとめられるようにするルール作りを始めますと。ただし今のところは再開発のある4地域だけが予定されていると

 

もう意味わかんない。わかるんだけども、わかんない。再開発するとこだけですか、そうですか、誰のためですか?

 

荷捌き車は対象外

さて、最初の方に戻りますけれども、緩和する方向というのはとってもいいことなんですが、いかんせん『大規模再開発』をするところだけを優先的に、そして全力でというところがずっとひっかかっているわけ。ひっかかるどころか、文句を言いたいことがたくさんあるわけです。

 

まずは、急に緩和することになった経緯。これまでは『東京都の条例がありますんで』と頑なに区ではどうにもできません感を出してましたが、それが急に『地域ルールを作るということが決まってなかったのでできませんでした』と。自分がそこで『ああそうですか』と引き下がってたわけではないけれども、自分がものすごく非力で情けなく感じたわけです。

 

商店街がある商業地とか近隣商業地をまず何よりも優先して附置義務の緩和をしてもらいたいんですよ。1年くらい前からちょこちょこと話をしているんですけれどもね。

 

どこかにまとめて停められる駐車場があれば、そこで受け皿として附置義務緩和はなんとななるかもしれない

 

この辺の考えはありがたいし、まぁそういう答えになるだろうなと。でも、

 

業者とか仕入れとかそういう荷捌き用の車は対象外。設置義務は原則残ります

 

これ、問題がこれなんですよ。

 

荷捌き用の駐車場は商店街が整備すればいいんじゃないですか』なんてものすごく無責任なことすら言われたことあります。頭の中で戦いのゴングが響きましたよ、そりゃもう。ならそれ用の土地を区が用意しておくれ。それとも個人商店主に店を閉めさせてみんなが共同で使える荷捌き駐車場用地を提供させろと言うんですか。それともそういうの上手くやってくれそうなデベロッパーにたくさん土地売却して商店街の店舗減らしていけっていうんですか。んなアホな。

 

駐車場を集約して附置義務の緩和(ただし荷捌き車は除く)することで活発な経済活動が期待され、環境負荷の少ない交通環境が実現すると。へえ。ふーん。そろそろ普通に生活する普通の区民のためにまちづくりしてもらえませんか。商店街活性化問題だって、学校教室足りない問題だって、保育園足りない問題だって、ベースとなる全体のまちづくりがキモなんじゃないかなって。

 

やる気

『原則』という意味をどこまでどう認識するかで色んなことが違うようになると思うんですよ。もうね、来月からの任期最後の定例会はですね、一般質問から予算まで全部これ関係の質問になりますよ、たぶん。どうやってまとめようか、先月からずっと頭を悩ましているわけ。でもやる気満々、多分何人かの課長さんがその上の部長を連れて『その質問取り下げてもらえませんか』ってくるだろうけれども、絶対イヤと突っぱねようというくらいの気持ち。

 

そうそう。こないだの夏にね、こういうこと色々と本当かどうか確認するためにですね、港区選出の山田みき代議士を頼ってですね、国土交通省の人に色々教えてもらいにいったんですよ。

 

『区にできないを連発されるんですが、本当にできないもんなんでしょうか』

区のやる気の問題です

 

おけ、了解した。みんなの元気とやる気をオラにちょっとずつ分けてくれ。