簡単に言うとね、性風俗とかの出店抑制を目指してんすよ。その1

先月の1週間ほどばかり、十番界隈でとにかくよく話をしていたのが『この麻布十番商店街というエリアの中で、風俗店の出店の抑制をしたいんです』ということ。先月に思い立ったわけではなくて、2〜3年前から考えて考えているわけですが、なかなかどうして高い壁がそびえ立っておりましてね。

 

『お前は正攻法でしかやれないのかよ』、そんなこともよく言われるわけですが、別にいいじゃないですか真正面からドスコイしたって。

 

なんで抑制したいのかという理由

商店街に商店街らしさを残したいから。そんだけ。麻布十番の商店街、今頑張らないと一瞬のうちに繁華街へまっしぐら。『すでに観光名所で繁華街じゃん』と感じる方もいるかもしれませんが、ほら十番って新宿とも六本木とも違うでしょう。今ちょうどハザマな感じなんですよね、下町商店街とシャレオツ感満載の住宅地と繁華街と(注:自分調べ)。

 

住む人に暮らしやすさを感じてもらえるのは、決して駅があるからでもなく、24時間のスーパーがあるからでもなく、24時間タクシーが捕まるからでもなく、人情味溢れる商店街という下町がベースになってるからだと思ってます。で、しかも今の麻布十番、目に見えるわかりやすい繁華街的なところと決定的に異なるのが、風俗店の数だと思うんです。

 

麻布十番商店街の広報誌、ちょっと前になるけれど2017年の12月号に同じことを書きました。麻布十番住所のほとんどのエリア、いわゆる商業地と呼ばれるところでありまして、お店だけじゃなくてマンションも多く人もたくさん住んでるわけです。でも商業地だから、基本どんなお店でも出店OKなのね。なので五反田化(別にdisってるわけじゃなく)してもススキノ化(別にdisってるわけじゃなく)しても法律上住民は文句が言えないわけ。

 

でもそういうお店増やしたく無いし、増えて欲しく無いし、商店街を中心に人が住みやすい街として未来永劫残していきたいのさ。自分が死んだ後もずっとね。それを今から整備したい。そんだけ。

 

解決方法はシンプルに3つ

1. 区議会議員として区役所に『条例作ってくれ!』とひとつも聞いてもらえないであろう訴えばっかり繰り返す

2. 区長になって『ここら辺一帯はそういうお店を作ったらダメです』とトップダウンでそういう条例とか作っちゃう

3. 港区まちづくり条例を活用して『地区計画』をボトムアップでじわりじわりと作る

 

正攻法でいくとこの3つしかなく、1はもう2年くらいやってナシの礫で、2はちょっとアレなので必然的に3になるわけです。でも時々勘ぐっちゃう。本当に残された3しかないんだろうか、方法は。

 

というわけで、小倉りえこは3を選んだわけさ(『港区まちづくり条例を活用したまちづくり(2017.10.27)港区のまちづくり組織(2017.10.31)』。いいかどうかはやってみないとわからない。むしろやっていく中で『この条例、不備があるのではなくて?』と改めて指摘するのもオツである、そんなニヤリもウィットも忘れずに。

 

ここが変なんですけれども、この条例

『こういうまちにしたい』という概念のまちづくりビジョンとやらを登録するところから始まるわけです。登録するには条件がありまして『登録した範囲の中で過半数の住民の同意を得る』という、母数がまったくわからない中で手探りで過半数の同意を取ってねという、わかりやすい机上の空論からできたであろう港区のまちづくり条例を活用した最初の壁です。

 

別に住民の同意を取ることは変じゃないですし、むしろそういうのは大切にしていかなきゃいけないことですよね。問題はそういうことじゃないんです。今の条例と運用上、明らかにどうしたら良いかわからない問題が2つありまして。

 

1. 住民票がある人だけ住民枠

2. 土地の所有者が賛同してくれても、そこにお住まいの例えば賃貸の住民の賛同も過半数に含まないとダメ

 

この運用、絶対おかしいって!変だって!と散々訴えているわけですけれども、過去何度だろ3回くらいは議会質問にも取り上げてみたりですね(『H30年度予算特別委員会 土木費(2018.3.8)』『一般質問の答弁をまとめたの巻。つづき。(2019.2.25)』『H31年度 予算特別委員会 土木費(2019.3.13)』。行政側からの答えも答えになってないし。

 

そこで、色々と机上の調べ物をするだけではなく、どれだけどのような事情で同意を取るプロセスがこのご時世&このご近所付き合いの希薄なトーキョーシティーで大変なのかをデータとして出し、行政とのディスカッションに備えようと考えてるわけです。選挙があったから断ち切れになっちゃってたけど。

 

あ、別に行政にケンカ売ってるわけじゃないんですよ。ほら、ここがこうでしょ、これがああでしょと、ただネチネチネチネチしてるだけです。こっちも真剣な上、必死ですからね。

 

そんな感じで、何をどうやって何をしようとしているか、次に続く。


 

てくてくてくてく、歩きやすく

歩きやすい道を作りたいと、そんな思いは昔々からあるわけでありまして、そんなことを思い始めたキッカケは身内が転んで骨折ったことです。何年前だろ、区議会議員になる前だからもう6年くらいになるのかなあ。

 

歩きやすい道』っていうのはとったもざっくりとした概念で、色んな人が色んなベクトルで想像するわけでしょうから、『広い道』『つるぺた平坦』『障害物無し』『街路樹すら無し』など十人十色。

 

その上、どこの場所の道を頭に思い描くかによってこれまたどんどん違ってくるわけですよね。港南方面の新しいエリアのまっすぐな広い広い道を想像するのと、坂に囲まれたエリアの少し曲がった細い道を想像するのと、それぞれ道は道なりに様々な需要があって、『こういう道がいいなあ』ってそれぞれ違うことを思い浮かべるわけですよね。様々な事情があるもの。

 

よく麻布地区総合支所にお直しの相談をします

道路とかで困った時はお住まいの地区の総合支所まちづくり課。地域がら、麻布支所にいっつもお世話になっています。職員さんたち、すごく親身になって相談に乗ってくれます。議員というややこしい上にめんどくさい立場ではありますが、いつもとってもどうもありがとう。

 

昨年秋くらいにご相談がありましてね、『雨が降るとさあ、大きな水たまりができちゃって足が悪いから渡りにくいんだよ』と。麻布十番商店街の中ね。んで、麻布支所のまちづくり課にみてもらったわけです。ここ、ここなんだけどね、と。

 

で、調べてもらった結果、雨水が排水溝に流れていないことがわかりました。地面の凸凹といいますか、沈んじゃってるのか浮き上がっているのか、カーブの両側に排水溝があるんだけれどもどっちにもいかない仕様に角度がついちゃってたと。

 

んで、年度末に3日ほどかけてガガガッと工事をしてもらいました。

 

ツツツーっと画を引くとこんな感じで排水溝がありまして。

 

雨と水の通り道がこれで完成したんでは、と。まだ雨降ってないからわかんないんだけども。これで大きな水たまりはできないはず。はず。

 

私にとっての『歩きやすい道』とは

経年劣化なのか経年沈下なのかわからないけれど、浮きやすくつまづきやすくなるインターロッキングブロック(レンガみたいなやつね)は場所によっては不向きなんだなあって思うようになってきたし、とりあえず車道と歩道は角度つけてでも繋げなきゃというバリアフリーっていう概念のなかった時代があったことを知ったし、それでも地形の問題があって道路の右と左で高さの違う道なんて山ほどあること知ったし、そんでもって水はけもよくなきゃ困るなあと思うし。

 

技術的なことだけじゃなくとも、安心してどんな年齢の人もひとりで歩ける安全な空間がよい良いということもわかったし、それには防犯とか地域の見守りというところも加わってくるし、暗くない明るい道がいいし。

 

そんな最近のお直しで思っちゃったこと、以上。


 

プロレスと商店街

先日、麻布十番商店街の歳末イベントの一環でプロレスリングZERO1さんのチャリティプロレスが行われました。天候が悪かったんですけれども、これがまたもう大盛り上がりで。こんな盛り上がったのは久しぶりだね、とお買い物のお客さんからも興奮っぷりを伝えられるくらい。

 

このプロレス企画、芝商店会とのコラボといいますか、心温まるご理解とご協力により成り立ってます。といいますのも、ZERO1さんは芝商店会に加盟されてるんですよ。

 

ほら。ほらね。本当なんですってば。激辛ストリートでおなじみの芝商店会、7月の芝プロレスまつりでおなじみの芝商店会、そして繋いでくれた芝の鈴木たかや区議会議員、そして快く引き受けてくれたZERO1さん、どうもありがとうございます。

 

自分が勝手に個人的にコラボと認識しているわけなんですよね。だって、商店街同士での何かってあまりないもんですから…。だからリングアナにもお願いして『芝商店会、連呼してください!』と。そこで芝商店会に興味持っていただける方が増えたら万々歳じゃないですか。win-winですよ、うぃんうぃん。

 

今回、麻布十番商店街としても初めての試みで、あのパティオ広場の交差点を通行止めにして特設リングを設置するという、こちらも麻布警察署さんどうもありがとうございます。6.5m四方のリングを設置するほか、安全なお客さんの動線の確保もできそうな場所がここしかなかったんですよね。

 

急にリングが出来上がって、何事かと驚かれた方もいらっしゃるかと思います。

 

小雨が降る中、女子プロレス団体アイスリボンさん提供のタッグマッチから始まり、見てる方より実際に試合をする選手のみなさんがもう寒そうで寒そうで。しかも小雨がパラパラし始めた時間帯。

 

『てるてる坊主たくさん作ったんですけれど…こんな天気でも試合できますか?』

『初めてのプロレスイベントなんですよね!やりますよ!

 

おばちゃん感激。ありがとうアイスリボンさん。

 

そして次のZERO1さんの2試合が始まる前、大谷晋二郎選手によるちびっ子プロレス教室を行ってもらいました。いじめ撲滅チャリティプロレスのZERO1さんですもの、初めてのプロレスリングに上がって大喜びのちびっ子達、それを写真に収めて大喜びのご両親達。挨拶の大切さ、両親への感謝の気持ち、選手と一緒にリングの上でちびっ子たちは何を思ったか。

 

 

で、ZERO1さんの2試合です。迫力満点のシングルマッチとタッグマッチ。

プロレス好きな方も、プロレス初めての方も、日本の方も外国の方も、ちびっ子からシニアまで、麻布十番商店街に突如出現した特設リングにはたくさんの方にお集まりいただきました。

 

今回のこのイベント、告知で知って麻布十番商店街に初めて来られたプロレスファンの方もいらっしゃると思いますし、たまたま通りかかったらプロレスやってて何故かやたら芝商店会の名前を聞いた的な麻布の方もいらっしゃるでしょうし、プロレスに興味持った方もいらっしゃるだろうし、アイスリボンさんやZERO1さんに興味を持った方もいらっしゃるかと思います。

 

なんでしょう、商店街とプロレスってとっても相性がいいんだなと、他人事みたいな感じになっちゃいますけどそういう感想です。色々なものが様々なベクトルでプラスの相互作用を生み出せるようになったら、おばちゃんとっても嬉しい。

 

区役所の方にも足を運んでいただけたようで、それもとっても嬉しい。商店街も頑張ってるんです。


 

12/23(日)ZERO1チャリティプロレスin麻布十番

12/23(日)麻布十番にZERO1が来てくれます!各方面で色々とご協力いただきました!ありがとうございます!

 

「麻布十番商店街 歳末イベント」
日時:12月23日(日)13時00分~
会場:パティオ十番特設ステージ
内容:チャリティープロレス 3試合
13時00分~アイスリボン提供試合
14時45分~ZERO1 2試合
【対戦カード】
1.アイスリボン提供試合 タッグマッチ20分1本勝負
星ハム子&宮城もち vs ジュリア&つくし
2.シングルマッチ30分1本勝負
菅原拓也 vs 岩﨑永遠
3.タッグマッチ30分1本勝負
大谷晋二郎&佐藤耕平 vs クリス・ヴァイス&横山佳和

 

(´-`).。oO(すぺさるサンクス、芝商店会&鈴木たかや区議会議員)

https://www.z-1.co.jp/

都心の水害対策

西日本では雨による大変な被害があり、都内の一部でも先日ゲリラ豪雨的な雨が降りました。あちらとこちらで課題や対策は状況により異なれど、古今東西『災害対策』というキーワードで色んな方々が色んな事を考えています。都心部は場所柄、地震とかテロとかそういうことに対してピリピリくることが多々ありますけども、水害もお忘れなく。というわけで水害対策、治水について少し。

 

自分の生活範囲で一番身近な水というのがですね、ここ麻布十番付近でいいますと、川。古川という川が渋谷の方からずずーっと流れてます。渋谷の方では渋谷川、それが天現寺交差点で港区側になると古川と名前を変え、東京都の川に関するサイトを見ると二つ合わせて6.8kmの二級河川、港区分の古川は東京湾に流れるまで4.4kmもあるんですって。

 

そんな古川(とその前の渋谷川)、東京都の河川整備の計画でご意見募集。ちょっとタイミングが遅くなってしまったんですけれど、『ご意見!ご意見を頂戴いたす!』と東京都さんが6/28に発表いたしまして、7月いっぱいまでご意見募集中。

 

渋谷川・古川河川整備計画(東京都サイト)

東京都建設局。ここのページの奥深く。むしろ外部リンクにすら飛ばされる仕様。

 

ご意見募集ページがあります。ちぇきだう(http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/river/jigyo/kasenseibikeikaku/index.html)

 

大きな変更とは何かといいますと、『今まで都心部って降雨量1時間50ミリでやってきたけど、最近色々ゲリラ豪雨とかそういうので50ミリどころじゃない量が降るので、都内とか順々に75ミリ雨降っても大丈夫なようにやってきたんですけれど、やっと渋谷川と古川の番が回ってきました』です。多分。

 

古川

えーと、ここ最近の数年のお話でいいますと、古川にとってとっても大きな出来事と言いますか、変化がありました。そうですよね、何年かずっと工事してますよね。今も地上の公園整備とかまだ時間かかりそうですけど。そう、地下にでっかい貯留池を作る工事をしてました。

 

その理由はですね、昔からお住まいの方はよくご存知ですけれども、古川って本当に時々ですけど溢れます。洪水対策で地下に水貯めるところ作ってたわけ。で、誰が誰よりもこの件で一所懸命だったかというと、今年の春にご逝去されちゃったんですが、きたしろ勝彦前都議会議員。本当に真剣に古川の洪水対策を訴えておられたんですよ。

 

まだ工事中のころ、2年くらい前に連れていってもらったことあったんです。直径7mくらいのトンネルを地下深く掘ってね、30mとか40mとか地下だったかなあ。川が溢れる前にいっぱいの水を地下に流せるようにって。東京都に予算を取ってもらえて工事がやっと始まったんだよって、本当に嬉しそうだったよなあきたさん。

 

ここら辺の水害の歴史

氾濫というのが正しい表現なのか、洪水というのが正しい表現なのか、そのあたりはよくわからないのでとりあえず水浸しになったことあります。

 

年月が経つごとに、溢れた範囲がどんどん狭まり、白金〜南麻布〜麻布十番的な場所は残っていたわけ。あれ、もう少しだけ最近にすごい水浸しになったことがあったと思うけどなあ。

 

あ、これこれ。14年前かあ。2004年。一の橋の交差点が冠水したの覚えてる。車が半分くらい水に浸かってたような記憶があるなあ。で、地下鉄の入り口のところにシャッターとか土嚢とか置いて、駅員さんとかすごく頑張ってたような記憶もある。もちろん十番商店街も一の橋に近い方は水が入って来たお店もあったし。

 

そうそう、川の増水もすごくてね。こういうことから古川の下に水を流し込めるようなところを作って、水害の可能性というものを低くしましょうね、という工事が行われてきたわけです。

 

実はまだ足りなかったの

これで古川はもう溢れないから安心ね、なんて思う人も少なくなかったんだけど、貯留池ともうひとつセットで行われるべきものがあったわけ。それが『都心部の1時間降雨量』というやつ。

 

わかりやすく言うと、川に流された水が溢れないようにするのは貯水池で水位を落とせばいいけれど、川にたどり着くまでの水の流れ道の容量アップして溢れないようにします、ということが今回の大きな変更点。多分。でも今後30年計画なんだけども。

 

ほら、坂が多いんですよ麻布って。だから坂の上で雨が降ったら坂の下の方まで流れていくわけでしょう。坂の上だけものすごく降ったらものすごい量が坂の下まで流れていくわけでしょうし、坂の下でも同じくらい降ってたら『坂の下の雨を川に流すだけが精一杯ですぅー』って、なっちゃうじゃないですか。

 

マンホールの蓋がパカパカするような、ああいうやつが少なくなるってことなのかなって。なので、早く東京都には75ミリ対応(で足りるかどうかは今後の気候とかよくわからないけども)で頑張っていただきたいと思います。よろしくどうぞ。

 

その他のご意見募集をみなさんもぜひ

そういう工事とか変更に合わせて、これからの古川をどういう風にしていくか的なプランを東京都は併せて出してるわけです。個人的にはゾーン分けなんかせんでいいし、正直商業地区とか連携ゾーンとかやめてもらいたいし、新しいまちと共生ゾーンなんて余計なお世話だと思ってるし、全体をBとCの中間くらいですべてカバーして『緑が多くて、開放感があって、やすらぎがあって、うるおいがある、溢れない古川』でお願いしたく。そんだけで十分です。

 

変更原案はコチラ

概要はコチラ


 

地域と議員と政治の話。続き

と、国会議員にも街場の懸念とか色んな意見とか聞いてもらおうと、少人数で勉強会的な催し物をしたわけですが。民泊と商店街振興というトピックで様々なご意見を伺ったわけですけれど、ひょっとしたらこの字ヅラからだと『民泊システムからどう商店街振興に繋げるか』ということを感じた人もいるかもしれませんね。違います、逆、逆なんですどちらかというと

 

 

民泊は民泊、商店街振興は商店街振興。あわよくばこの2つを繋げられればよかったんですけども、繋がらないものは仕方ない。繋がるとこはあるかもだけど、商店街すべてには当てはまらない。

 

商店街支援でよく言われるのが『集客のお手伝いはしてあげるけども、あとは独自で何とかしてね』ということ。だから行政はお客さんがいっときでも多少足を運んでもらえるようなイベント開催をやたら勧めるわけ。

 

商店街振興は集客がすべて。

 

お客さんがきてナンボ。商売はこれが基本であることは間違いなく。でもワガママなのかもしれませんが、『良いお客さんがきてナンボ』という本音もあったりするのも、これまた商売。そして、観光客がお客さんになり得るかなり得ないか、業種によって異なると。そういう考え方も無くはない。

 

商店街は色々です

麻布十番商店街。商業地の中にたくさんの店もたくさんの住宅もあり、大昔には『地下鉄なんか通ったら銀座に客取られるだろ!』という時代を経たとかそこまでではなかったのか、独自に商店街を発展させある意味ガラパゴス化した、由緒正しい元・陸の孤島。それが麻布十番商店街。あ、言い過ぎたかしら。

 

ある程度広いエリアを抱えており、港区の中でも東京の中でも、ひょっとしたら全国区でも屈指の有名商店街。メディアでもよく取り上げていただくわけですが、ミーハーな人が少ないので撮影がやりやすいんじゃないかなと感じることも度々。

 

観光は物販店を支えられるのか

商店街の華と命は物販店だと思ってます。なので、物販店の数をどれだけ維持できるかが商店街を守ってくことに繋がると、個人的にはずっと思っているわけです。正直、物販店が少なくなっていくと『商店街でいられるか』『駅前繁華街になるか』の瀬戸際がジワリジワリと近寄ってくるような。だからどうしてもどうやったら物販店が淘汰されずに済む方法がないか、という観点でモノを見がちになっちゃってます。

 

だからお店屋さんは感じるわけですよ。宿泊施設が足りないから民泊だの、商店街が観光スポットだの、そういう方向から攻められるこの世の中、飲食店は住む人訪れる人はいいかもしれないけど、靴屋さんだ文房具屋さんだ本屋さんだクリーニング屋さんだお花屋さんとか、観光客に商売を支えてもらえるんだろうかと。物販店はね、お土産に最適なモノ売ってるだけじゃないから。

 

だからこそ、訪れる人が多ければそれで問題は解消しますよ的な考えにちょっと待ったと思っちゃう人も少なく無いわけ。麻布十番商店街とか近辺の方々、そういう意味で危機感持つ人も少なく無いわけ。十番は大丈夫でしょ、というのに中の人はいない。

 

 

今、世間一般の商店街は大きく3つの問題を抱えていると思います。1. 集客力2. 事業承継3. 店舗撤退。多分。もっとたくさん複雑に絡んでるんだけど、とりあえず3点置いておきますね。

 

色んな理由でお店が続けられなくなって撤退してしまうことはよくあること。そんな中、用途地域(商業地とか工業地とかそういう)の事情で古くなった建物を建て替えたら新しい基準が適応され、今までの商売が継続できなくなる業種があるということを知りました。これには国会議員もビックリやで。みんな知らなかった。

 

さぁこれからどうしようかが問題

色んなお話を伺ったわけです。もちろん制度的なお勉強も意見交換も。元より、『麻布十番商店街を大切に』と前任区議から引き継いで今区議会議員やってるわけなんですけれども。住みやすい商店街と訪れやすい商店街を目指し、この3年間試行錯誤です。

 

昨年、風俗店の出店とかで街のブランドやイメージで損なわないように守っていくことから始めようと、既存のまちづくり協議会を修正したり色々と計画を立てました。ただ、制度や運用面で色々とハードルが高く、挫折はしちゃいないけど今ビバーク状態で停滞。

 

月並みのことしか言えないんですけれど、がんばります。

 

あっ、昨日から区議会定例会やってます。来週金曜日まで。


 

地域と議員と政治の話。

色んな方々とお話している中で、地方議員と国会議員ってもっと連携してもらいたいんだよねというお話を時々いただきます。街場の課題とかそういうのを必要あればどんどん上に流していく、そういう普通の方法の他にどうにかなることってないのかなと思いまして。そこで思ったわけです、『そうだ、同じ場所で同じ時間を共有すれば話は早いや』と。しかもざっくばらんに腹を割って話そうと、そういう本音で色々お話できるのがわかりやすいやと。国会議員にも地域の課題を直に知ってもらいたく、そうだみんなで腹を割って話そうと。

 

こういうのを世間一般(というか政治の世界)ではひょっとしたらミニ集会というやつなのかもしれないんですが、なんかそれもニュアンスがちょっと違うような。どちらかというと直で街場から要望伺います的な面もあるし、お勉強会的な面もあるし。なんといっても国会議員にちゃんと色々理解してもらいますよという意味合いも。

 

そんなことから、港区と地元に関係あるトピックを『民泊』『商店街振興』と設定しまして、まず最初はクローズドな会をお試しに開いてみようと思いました。膝を付き合わせて話できるようにと少数にしかお声がけしなかったんですけれど、当日は倍くらいの方々にお集まりいただきまして。

 

民泊について

メディアやなんだで民泊民泊言いますよね、2020年のオリパラがどうのこうのとか外国人観光客が増えてるのに宿泊施設が少ないから民泊施策がどうのこうのとか。民泊に関しては賛成の人もいれば反対の人もいる。理由は様々です。でも今週の6/15から正式に民泊施策というものがスタートするわけで、港区の今の状況を説明したり、街場で不安に思ってるようなことはどのようなことかを聞かせてもらったり、結果として非常に有益でした。

 

正直な感想を言いますと、『民泊とは何か』という周知がまったく浸透していないような気がします。それが議員の役目だったら怠慢だったかもしれないですごめんなさい。

 

民泊に関する港区の考えは

先日、新聞でこんな記事をみました。許認可のない所の掲載はしなくなったのでガクンと数が減ったと。確かに以前麻布十番というキーワードでサイト検索したら100以上は軽くあったのに、先日みてみたら40件ちょっとに激減してました。

 

港区の民泊を中心的にまとめる担当は保健所です。そして港区は許可制ではなく届け出制を取ることにしています。要は、必要な書類を耳を揃えて出したらOKということです。自治体である港区は『民泊をするならきちんと届出を行なってほしい』というスタンスでありまして、その理由は『違法民泊と区別をつけたい』と。もぐられるよりマシであるし、行政として指導できる体制を確保しなければならないという責任もあると。あ、届出をしたところには港区は立ち入り調査ができると

 

ちなみに5月末の時点で届出が受理されたのは5件だそうです、5件。ちなみにそれ以外の書類不備とかペンディング的な扱いになっているのが26~27件とかそんな感じだと聞きました。数が多いか少ないかは置いといて、正しい手続きで民泊をしようとしてくれるところがあるということですよね。保健所としてはこういう心意気がとてもありがたいと。

 

問題は届出を行わない、6/15以降はいわゆる違法と正式に判断されることになるであろう民泊。届出がなく、大手サイトに掲載もないところは目が届かず、指導もできず、実態も掴めない。

 

情報共有をしようねという目的で、保健所が中心となって色んな体制をとるべく今ものすごく頑張っていると聞いてます。区の中だけじゃなくて、警察署、消防署、そして税務署も絡むような感じと聞いてます。頑張ってと応援するくらいしかできないけど。

 

心配な声というのは

ウィークリーマンションやマンスリーマンションと何が違うのか、個人でやらなくとも不動産企業に短期間の空室管理をお願いするのと何が違うのか、制度といより運用面におけるグレーな取り扱いがとても気になるという話とか。もちろん騒音やゴミという問題が出た時に誰がどの責任で何をするんだろうかという話とか。

 

実際始まってみないことに、理想と現実、予測と現実の検証はできないもの。地域の目で色々と観察していくことで更なる問題・課題をしっかりと把握していこうという流れになりました。そういう声を行政に届けていければいいのかなって。もちろん、必要であれば国へ制度改正を訴えていただきます、国会議員を通じて。

 

続く。


 

ヒトの世界と、ヒトじゃない何かの世界。

例えば平日の夕方の4時台、ああ自分が住んでいた世界ってこうだっけ、ひょっとして知らない間に別世界に紛れ込んでしまったのかしら、外に出るとそんな気にさせられる。平日の夕方、そこは主に女性の世界

 

小さい子供連れのお母さん、お母さんじゃないかもだけどお母さん、いい感じのおばちゃん、ステキなおばあちゃん、世界の8割のソト見かナカ身はオナゴ枠ではなかろうかという比率で、家路につく途中か晩ご飯の支度のお買い物かしら。全ての女性の活躍をとか世間では言うけれど、この夕方の世界で一番経済を回してくれるのは女性であって、全員超クイーン。晩ご飯のメニューの全実権が握られ、ひょっとすると気分ひとつでオカズが増えたり減ったりもするかもしれないし、そういうの全然関係ないかもしれない。あ、いや、商店街に繰り出すメンズだって超ファビュラス。

 

様々な家庭やライフスタイルがそこそこ許容されてるこのご時世、商店街が好きで商店街でお買い物してくれる方々はみなさんスーパーファビュラスです。いつも商店街のご利用ありがとうございます(商店街の子)。

 

そんなスーパーファビュラスな方々から最近ちょこちょこ言われることがあります。『ねえ、ネズミがすごく多くなったような気がするんだけど…』と。つまりこの数ヶ月、ネズミについてもお勉強してるわけであります。

 

ネズミの世界

夜とか朝早くとか、どうやらネズミの世界が想像以上に広がっている模様。もちろん自分も見てますネズミ。生きてるのもそうじゃないのも。街中にいるネズミ、基本は2種類。ドブネズミ(でっかい)とクマネズミ(まだ小さめ)。

 

グーグル先生に聞くと色んな画像を見せてくれますが、ウエーって感じのものばかり。そしてグーグル先生に聞くと、世間一般で言われてるネズミ対策も2種類、エサの無い環境入り込ませないこと。

 

世間一般で行政のネズミ担当は保健所ですって

よくネズミ対策で殺鼠剤が効かないスーパーラットだなんだと聞きます。行政においてネズミ担当、港区の場合は保健所の生活衛生課

 

あっ生活衛生課と言えばですね、昨年秋の決算で『保健所管轄で使ってない高架下の倉庫をどっかに活用してもらってくださいな』と言ったとこ、赤羽橋と中の橋の中間あたりにある高架下倉庫、消防署飯倉出張所の並びのつまりここ2棟↓。

役所内で争奪戦があったかどうかは定かではないですが、ひとつは麻布支所の共同推進課、もうひとつは防災課へ渡されることが決まったのが冬のこと。そして防災課から荷物とか備品管理に困ってる地元の消防団へ。

 

あ、わたくし年に4回報告書作ってウェブに載せたりお送りしてるわけですけども、それを読んでくれた方が『ここ、xxに使えないのかな。困ってるんだよね』ということもありまして。ああ報告書作っててよかったなあなんて思っちゃった次第であります。そうですよ、これがソンタク(古い)言うんであれば地元の声を届ける議員の存在なんて悪の塊ですよ。

 

ま、どのみち港区も別のところから用途限定(倉庫的な)間借りしてる場所であったので。もっと違う何かに使えればよかったのかもですけど、今はどうやらこれが精一杯の模様。

 

港区の保健所が作ってるチラシがあると

と、そんな脱線した生活衛生課の話を元に戻すわけですけれども。聞いたところ、ネズミ対策に関してチラシがあると。(PDFのネズミ対策チラシはこちら

 

あ、さっきネズミ対策は2つとか言っちゃいましたけど、これによると3つですね。すんません。NOエサNO侵入NO隠れ場所

 

それにしてもネズミ対策、やっぱりゴミ関係と深い関わりが。そりゃそうだよ、超美味しい餌場だもの。ただでさえ民泊云々ですでにややこしいことがあるわけで、これからお店屋さんが密集する地域だけじゃなくとも、ひょっとすると住宅地とかの方まで影響出ちゃったりするかもよ。というところが今の段階からものすごく心配をしているわけ。

 

ネズミが関係ありそうな課

主な担当である保健所の生活衛生課でしょ、あとゴミ関係だと清掃リサイクル事務所でしょ、地域のことは地域で解決を目指したい港区なら総合支所の協働推進課とかまちづくり課(自分の中の認識では『すぐやる課』的な)、あとはひょっとすると世間一般で建物解体の際にネズミの巣を発見する事が多々あるという事業者とカラミのある建築課、関係ある課かもしれないし、関係無い課かもしれないし。

 

恐らくほとんどの課が口を揃えて『いやぁ、ネズミは保健所でしょ』と言うであろうわけで、むしろすでにほとんどが『いやぁ、ウチでできることほとんど無いっすよ』的なこと言われてたりもするわけで、それでも諦めたくはないのがオレの性分。何を諦めたくないのかは実は定かではないところもオレらしい。

 

だから街中で色んなものをみたり、考え事しながら歩いてたり、建物と建物の隙間を見たり写真撮ってたり、多分ハタから見たらものすごく変わった人なのかもしれない。通報しなくても大丈夫なレベルです。

 

ヨソはどうしてるのかしら

とりあえず調べ物の第1弾として、グーグル先生に聞いてみるわけじゃないですか。ハト対策に鷹を放つように、ネズミ対策に猫を放ってみたり犬チームで狩るところも外国ではある模様。ナショナルジオグラフィックの記事なのも面白い。でもやっぱり決め手はゴミへのアクセスをどうやって減らすかなんですって。ですよね。

 

そしたら大田区かしら、やっぱり保健所からのチラシ的なやつを発見。

 

商店街に限らなくともこういうゴミが散乱してるところはありますけれども、やっぱり共通するところの基本はゴミは密閉せよ、と。

 

密閉容器でどうにかなるか

そこでふと思ったわけですけど、飲食とかの事業者から出るゴミはポリバケツで出されているところも多々あります。ビニールだけのところもあるかもしれないけど。

 

先日、夜歩いていたらポリバケツの上にさらに袋、というがっちり対策をされているお店屋さんを発見しました。

 

すごい。美しい。

 

こういうの眺めてると思うんですよ。確かにお店屋さんが出すゴミは量が多いけれども、世帯的な絶対数は家庭の方が多いわけで、そういうところは別にポリバケツ的な密閉はマストじゃない。カラスよけのネットとかあるかもしれないけど、敵は空からだけじゃなく地上を這う。そう、ネズミちゃんはネットもビニールもかじかじしちゃうもの。エサ場へのアクセス100%成功しちゃうもの。

 

例えばお店屋さんにポリバケツ的なものの使用をマストにさせるとか、むしろポリバケツ無償でいくらでもあげるのでしっかりやってくださいお願いしますとか、そういうこともアリなのかなあと思うし、お外のゴミ集積所を完璧な密閉型にすると効果があるのあるのか試して欲しい気もするし。役所内でやれどこの部署がどうだこうだというのと同じくらい、事業者と家庭ゴミで異なる対策取っても意味ないのかもね、なんて考えたりして。

 

まずは啓発からなのかなあ、わからないけど

あ、そうだ。先日麻布十番商店街では来たる8月の納涼まつりに向けて、出店者の申請作業がありました。出店できるのはもちろん組合店舗で、店舗の方々が申請にいらっしゃるわけですけれど、もちろん保健所からも職員さんが来るわけですけど、保健所にお願いしてネズミ対策チラシを配布してもらいました。これでどうにかなるわけではないことはわかってるけど、まずはここから。

 

事業者も家庭も民泊云々も、すべてスパーンと解決できそうなネズミ対策スキームを毎日考えては無し、考えては無し。ネズミはエサがなければ2〜3日で餓死するといいます。72時間かぁ。災害におけるヒトの人命救助も、ネズミ昇天もキーが72時間。72、不思議な数字。72時間くらいどこかにカンヅメになって考え事するか。


 

修正と植樹

街を歩いていて『ねえちょっと』と色んな人に常に言われていた自転車ナビマークとか街路樹とか、少し進捗といいますかお直しといいますか、お直しですかね、お直しお直し。はい、お直ししてもらっているのでいくつかご報告しておきますね。関係各所のみなさま、どうもありがとうございます。

 

自転車ナビマーク

ええ、悩ましいですよね自転車ナビマーク。何が悩ましいって、『あって別に悪くない』のはわからなくもないんだけど、『自転車を車扱いするなら一方通行の道に両方通行OKの意味がわからん』と、車を乗る人の視点だったり自転車に乗る人の視点だったり、はたまた歩行者の視点だったりの三つ巴で色んな矛盾を抱えてしまうかわいそうにも思える自転車の取り扱い。

 

年末に区役所と警察の方々に、『このマークについてこう思ってるよ』というお話をさせてもらったのは記憶に新しいこと。本当は全部消去して欲しかったんですが、そればっかりを言うと何にも進まないお話なので、つけられた中で消去して欲しいナビマーク路線に優先順位をつけてもらい(地域にね)、それを元に優先順位で消すことできないだろうかという交渉というかお願いというかをしたわけです。

 

そしてお願いした5つの道のうち、2つを消してもらったのが2月の末。警察さんがつけたナビマーク、警察さんに消してもらえました。それがどこかといいますと、麻布十番のパティオから十番稲荷神社に向けての雑式通り。四つ角を挟んであっち側とこっち側。

 

こう比較すると見やすいかも。いや、もともとは何もなかったところにマークができて、それを消してもらったわけだからBefore-Afterじゃなくて元サヤが正解。優先順位1位と2位は元に戻ったので、3位〜5位はいつくらいだろうな、前におまわりさんが夏くらいになっちゃうかもですって言ってたけど。

 

街路灯

なんかね、あんまり誰も気づいてなかったんですけど、いやいや気づいてた方いらっしゃったかもなんですけど、街路灯がね、へんてこな方向を向いてたんですよ。『あれ、目の錯覚かしら、電信柱がむしろ傾いて見えるね?』というアナタ。電柱をわざと傾けたり傾斜つけて立てたりすることよくあるんですってよ。

 

傾きは置いといて、今回は街路灯のライトの部分なんですけれども。なんか別に何も変じゃないようにも見えますけど、なんか少し曲がっちゃってたわけですね。クレーンか何かに引っ掛けられてライトの部分の向きが変わっちゃった的な。

 

それを戻してもらったりとかですね。いや、街場のみなさんはよく気がつきますねえって。素直に感心。道路をどうやって直してもらおうかということばかりこの2年くらい考えているもんで、足元しか見てないフシがありまして。頭より上はおろそかになってしまってまして。すいません。

 

いや、別に電気ついてれば向きなんてどうでもいいじゃんって思っちゃってるかもしれないアナタ。いつもと違う風景って違和感あるわけですよね。元に戻せるもんなら直してもらいたい、そういうことも区役所は親身になって聞いてくれるわけですよ。なんかありましたらお住まいの地域の管轄の総合支所に連絡してみてください。

 

街路樹

気になる木がいっぱいあるんです的なことは以前にお伝えしたことあるかと思います。麻布十番商店街でも何本かの木がすぱーんって切られてたわけですけれども(注:倒木の危険ありという診断で)、やっと植樹がされてます。若い木です、みんな大切に見守っていきましょうよ。

 

靴屋さんの前、前と同じクスノキが最近植えられました。クスノキの植樹に適した季節が3月下旬とのことで楽しみにしてたわけですけれども、若いピチピチの木がやってきました。

 

焼き鳥屋さんのところは1月にハナミズキが。

 

パティオの化粧品屋さんのところはトチノキが。これもまた1月に。

 

いいよね、木。ちゃんと根付くといいな。


 

名無し連載、オレやで。

えっと、麻布十番商店街には十番だよりという広報誌がありまして、毎月毎月商店街の素敵な情報や色々なお知らせなどを広くみなさんにお届けしています。新聞折り込みだけでなくお店にも置いてありますし、麻布十番の駅とかにも置いてあります。ご覧になったことある方も多いのでは。お手に取ったことある方も多くいらっしゃるのでは。組合の広報部の方々が毎月毎月大変なご苦労で製作されてます。おつかれさまです。

 

 

そんな十番だより、ひょんなことから6月号より連載(的な空きスペース活用)をさせてもらってます。そのちょっと前の3月に港区が商店街・商店等実態調査という報告書を発行したわけなんですが、その麻布十番商店街の結果だけを抽出して色々と解説していきなさいよと依頼がありましてね。ここでも全体の調査報告に関する色んなことを4回に分けて綴ってみたわけですが、まぁそれとはまた別の麻布十番商店街バージョン。調査をまとめた区役所の政策創造研究所にお願いをしてデータをもらいまして、広報誌掲載の了解をちゃんといただきまして、そんな感じの名無し連載を楽しくやっているわけなんです。

 

こういうやつね。名無しの連載のこと、今日初めて言いました。というか知ってる人は知ってるし、読んで『こんなの書くのアイツしかいないだろ』ということでバレてるとは思いますけれど、商店街や商店街の努力について別の角度でみなさんにお知らせしたく、知って欲しく、商店街のこと大切に思っていただきたい気持ちが1000%。

 

『あのコーナー、面白くないから邪魔なんだよね』とか思われてたら本当にごめんなさい。

 

ちなみに、なぜ色付きの棒グラフ(数字なし)にこだわったかといいますと、数字とかを大きくメインに出してもあんまり色んなことに実感が湧かない方の方が、世の中多いと思うんですよ。でも視覚的に『コレはこれだけ大きい』とか『コッチよりアッチの方が少ない』とかの方が、比較しやすいんじゃないかと思いましてね。

 

ま、そんなことはさておいて。

 

今月の10月号で調査の報告に一区切りをつけまして、来月からは麻布十番商店街がどのようなことに頑張っているか、どういうことに頑張っていきたいかをたくさんのみなさんにお知らせいたしたく、内容を少しずつ変えてみなさんにお知らせしていきたく思っております。『飽きたからもういいよ』って言われるまで続けます。ひとまず来月号、たくさんの方がご存知のようなご存知でないような『麻布十番商店街の十番ルール』というやつを改めて。

 

えー、それは別に、本日衆院選候補者の演説会があったんですけれども、わたくし欠席いたしました。普通だったら『ありえないだろ、自民党国会議員候補の会に自民党区議会議員が欠席なんて』といわれるくらいなものなのかもしれませんが、わたくしそれより優先しなければいけない大切なお役目がありました。そう、まちづくり協議会。こっちの日時設定の方が早かったんです。選挙だからって自分の都合で日程変更するわけにはいきません。おりゃ、地元が一番大事だもの。ここら辺のお話もそのうち十番だよりで連載をしながらたくさんの方にご報告をしていく運びとなりそうです。その時はどうぞよろしく。