おニューな中学校日本語学級を見学しに行った話。

別日に今度は中学校の方へ。六本木中学校では港区立の中学で初めての日本語学級が設置されました。中学になると、先生の使う言葉も急に難しくなります。そこに各教科も難しくなって、教科書の表現ですら大人びるわけ。漢字だって増えるし、読めなかったら授業についていけない。

 

六本木中学校 日本語学級

こちらも始まって1ヶ月ちょっと、22人が通っていて、そのうち1/3が別の区立中学から通っていると。小学校と違って中学校の通級(日本語学級のための通い)は保護者同伴無しでオッケー。

 

日本語学級は通いたいという子の希望もあれば、学校の先生の判断で入った方がいいという子もいるわけで、六本木中学校では全校生徒のうち15人が通ってるいるわけだから、えーと、生徒数170人ちょっとのうち15人でしょ、割合とすれば8%ちょいくらい?

 

8%ってね、『国際色豊かな港区』における外国人人口と同じ割合なんですよね。参考までにね。あ、住民登録してお住いの方ね。

 

個人の日本語のレベルに合わせて指導があるわけですけども、中学生はバランスが重要とのこと。なんのバランスかというと、補習的要素語学習得要素。多分。だって日本語学級は日本語学校ではないですし。

 

<補習的なこと>

どういうことをやってるのかなーとチラっと見たら、社会の授業で世界の地理をやってるのか位置と地域区分とかそんなことを日本語でお勉強してました。そんな授業で習う内容を少し簡単にわかりやすく、日本語学級で補習的なことも。教科書にふりがな振ったりとか、問題集があれば質問の意味を説明したりとか。

 

『ここはベトナム』、『このあたりは中東、こっちはオセアニア』、例えば中間・期末テストでそんな答えを求められる問題が出されたとしましょう。質問がちゃんと読めて、理解できて、字の間違いがなく正しい答えが書けないと点がもらえないわけですよ。中学校は小学生への指導と内容とレベルとは違ってくるわけです。

 

クラスの子となんとなく日本語でコミュニケーションを取れてればそれでいい、そういう感じに思う人もいるかもしれません。でもでも自分の経験上、母語以外で行う雑談と勉学って違うんですよ、頭の中で使うところが(多分)。

 

それにしても元素周期表(日本語、英語、中国語)がとても興味深い。気体の中国語がなんというか、味わい深い。

 

<語学習得要素>

これは文法だとか組み立て方とか、そういう指導ですね。私達が外国語を学ぶように、日本語を学ぶと。見学した時、『文節』のお勉強をしてました。文節わかります?日本語における、てにをは付きの最低限の単語の塊

 

昨日は雨が長い間降りました。

ウサギが狭い壁の間を通ろうとしてはさまってしまった。

 

日本語は英語のように単語の間にスペースがないので、点(、)とか丸(。)で区切らない限り、ひとつの長〜いひらがなとカタカナと漢字の羅列。日本語をお勉強している外国人にとってみたら、どこからどこまで何の言葉かわからない。

 

 

とにかく、補習に100%偏るのもダメだし、文法だけに100%費やすのもアレだし、この2つの要素のバランスというのがとても重要と。このあたりは自分でも経験していることなのでとてもよく理解できます。ただ、バランスのサジ加減は先生にお任せしないとこればかりは。

 

通級は調整が難しい

小学校もそうですけど、中学校もどの時間に日本語学級の取り出しを行うかということを調整するのがものすごく悩ましいと。だって放課後に通ってるわけではないので、要はひとり移動教室。国語とか社会とか道徳とか、そういう時間に日本語学級に行ってらっしゃいと調整されることが多いと。ただ、先生の判断で『この授業は見てるだけでも参加できるからみんなと一緒にクラスにいた方が教育上良い』とされる時は、当然日本語学級のリスケとかもあるようで。

 

その学校に元々在籍している子だったら(例えば麻布小学校とか笄小学校に元々いる子)、ある程度はフレキシブルに校内で対応できるわけ。1コマを週3回とか4回とか、今日を明日にとか。でも通ってくる子の場合は移動時間も考慮しなきゃいけないわけで、中学校の場合は1~2時間目、5~6時間目というような取り出しが多いと。

 

小中学校、共通の悩みがありました

可能であれば語学力ゼロではなく、ちょびっとで良いのでお勉強した子を受け入れたいと。要は、『日本語学級に通うからと日本語適応指導員の対象外とすることなく、最初だけ集中的に日本語適応指導を受けてから日本語学級に通えるようにしてもらいたい』と。

 

プロの先生でも、その子の語学力なり学校適応力なりを見てレベルを判断するのに多少なり時間がかかるわけで、切実な問題だそうです。

 

ほほぅ。じゃあ私は議会で質問をする機会に

1.  日本語学級に通う子の日本語適応指導を切らないでほしい。

2.  今の規定の日本語適応指導上限の年間48時間を、日本語学級入級前の子にも費やすことができるようにしてほしい。

3.   日本語学級に通えない子に対しては、年間48時間というそれほど根拠のない上限時間を適切に増やしてほしい。

 

という3点を教育委員会にお願いすればいいわけですね。過去にも何回か言ったことありましたけどね。がんばりますね、先生。

 

英語科国際ネイティブコース再び

こちらは昨年度から六本木中学校に作ってもらった、自分的には週一回の留学気分が味わえる上級者向けのクラスを再び見学(英語科国際ネイティブ・コースその1 2018.1.25)。英語ネイティブな子、英語できる子、英語得意な子、英語頑張りたい子が1つのクラスに集合。

 

前回見学に来た時はエクストリームスポーツに関してああだこうだしてましたが、今回はPC使って自分でまとめた記事を書きましょうという授業。

 

日本語学級に通ってる子もいれば、そうじゃない子もいるし。色んな子が色んな選択肢で教育が受けられる環境があればいいなって感じるわけですけども、そんなことを考えていたら『港区がいっつも言う教育の港区って何がどういう意味だろう』と、ますます感じるようになりました。おしまい。

 

あっ、ペッパー君起動してないと怖い。

 


 

おニューな小学校日本語学級を見学しに行った話。

今年度から30年近くぶりに日本語学級を持つ区立の学校が増えました。麻布小学校と六本木中学校。六本木中学校は港区で初めての区内公立中学における日本語学級設置なわけ。すっげえ地味なことなんですけど、本当によかったな〜日本語学級できて〜と、心の底から思ってるわけなんです。うっきうきで見学に行かせていただきました。視察とか恥ずかしい。見学です。

 

日本語学級とは

日本語能力がちょっと足りないかもな〜という外国人の子達を対象に、日本語や生活習慣的な特別支援を行う学級です。公立の小中学校にあるところないところ、区によって様々。

 

港区では笄小学校に初めての日本語学級ができたのが確か平成3年、外国人子女の多い港区でこの日本語学級って地味だけど存在の意義はとても大きかったと思います。

 

人口が増え、もちろん国際色豊かな港区ですから外国人人口も増えているわけですが、その中でも一番外国人人口が多いとされる麻布地区は港区全体約8%に対し、麻布地区12.5%。国際学級は基本的に『数年で帰国するであろう子向け』であり、日本語学級は『国内で中学・高校進学も視野』に入れた子向け

 

日本語学級については前にも長々と綴ってありますが、お時間のある方はお時間のあるときにどうぞ。『国際学級とセットで日本語学級はいかがですか?(2015.12.5)』『日本語を学ぶ?日本語で学ぶ?(2016.1.26)

 

麻布小学校 日本語学級

飯倉交差点のところにある麻布小学校。18人の子が通っているようです、日本語学級。もともと麻布に通っている子がほとんどですが、別の区立小学校から通いでくる子ももちろんいると(保護者同伴必須)。

 

ひとつの教室をパーテーションでしきったり、とにかく今の人口増で教室自体が足りないよという時代に、日本語学級を適正に運営していただくことが何よりも嬉しく。基本ひらがな多め。

 

しっぽ、らっこ、ねっこ。

ねこのしっぽ、ねこがいっぴき、はらっぱはしる。

 

先生と一緒に読んだり、ひらがなの書き順が書いてあるカードを指でなぞって、ノートに書いたり。その子のレベルに合わせた日本語学習を支援していくわけですけれども、こういうのを見ているとやっぱり先生は経験ある先生じゃないと大変だろうなあって。教材だけじゃちょっとね。

 

日本でも外国でもそうだと思いますけど、年齢が低い時に学校に入る子って結構スッと馴染むことは多いと思うんです。言葉もスッと入って聞いたり話したりはスッとできるようになるというイメージが多いので、結構ペラペラに話している子をみると『言葉、問題ないじゃん』と思われがち。でも、読み書きって別なんですよね。

 

よくある話、『大岡山』という単語をそれっぽく喋れても『お』がいくつあるのかとかわからないとか書けないとか、『おーおかやま』なのか『おーーかやま』なのか、そういう違いに苦労する場合もおーかったりおおかったり。

 

先生ともお話させてもらい、子供達の日本語能力を判断する基準(DLAという評価方法)とか聞いたり、とにかく経験のある先生が配置されるということはとても重要なんだなって。日本語学級が本格稼働して1ヶ月ちょっと、今のところは問題もなくスムーズだということを聞いてとても安心しました。

 

日本語学級も特別支援

学校生活とか日常生活に置いてディサビリティのある人に対する支援、『特別養護』とか『特別支援』とかそういうまるっとした言葉で表現されるようになってます。身体的とか知的ところに発達的なところも加わり、まるっとカバーされる範囲が広がってきたこのご時世。

 

語学も実は、ある意味特別支援という枠に入るわけです。ここ数年、こういうお話を学校の先生とする機会がちょこちょこあるわけじゃないですか。その中で『外国人児童・生徒への語学習得支援=スペシャルエデュケーション=特別支援』と表現する先生がとても増えていることに気付きました。

 

いや、私なんかがどうのこうの言うより、教育の現場にいらっしゃる先生達の方が何においてもよくご存知なんですけどもね。だって先生だもの、ホンモノの。

 

と、小学校はそういう感じで、お次は中学校編に続く。


 

日本語と英語の話。

本音を言うと、小学生への英語教育には疑問がある。我々とかそれ以上の年齢において、中学生からの英語教育が花開いてないよう思えるので前倒しすれば花開くんじゃね?という、非常にシンプルでわかりやすい理想がカタチになるのかどうか。数学のxとyを小学校の算数に前倒しするようなもんだと思っている。いいかどうかはさておいて。

 

近所の子のテスト前に英語を教え始めて約2年くらい。教えるというか問題を解かせる監視役というか。あれはその子が小学生6年生の時だったと思う。私立に通ってたので多少というか結構先取りをしていて、中学生で習うと思われる英作文に少しだけ四苦八苦していたわけさ。それが何かと言うと、比較級と最上級

 

あれですよ、more ~erとか、the most ~estとか。英語の文法を説明でするでしょう、そしたら小学生曰く『比較級と最上級という言葉の意味がわからない』と。これとこれの2つを比べる時が比較級、3つ以上のものから一番の何かを見つけるのが最上級。ははは、そりゃ理解ができないよねえ。

 

いや、笑い事でも微笑ましいことでも無いし。まったく笑えない。

 

ネイティブ、文法気付かない問題。

『やっべぇ、日本語超難しいんですけど。というか日本語の文法っていっこもわからないんですけど』と、初めて感じたのが実は大学生の時。当時、日本語をお勉強しているアメリカ人のお友達がいましてね、教科書とか見せてもらったんです。英語で書かれている日本語の教科書。

 

んで、言われました。形容詞がわからないから教えてと。

 

まず日本人、形容詞という言葉を意識し始めるのは正直英語の文法を習い始めた時ではなかろうかと思うんです。そして日本人、その時に日本語の形容詞には少なくとも2種類あるということは知る術はなく、普通に暮らしてて気付くこともあるのかないのかという頻度。おそらく。

 

んで、言われました。i-adjective  <い>形容詞』『na-adjective <な>形容詞』の違いを教えて、と。

 

折角だから説明しておきましょう、わたしがぴちぴちの大学生だったころにショックを受け、当時の年齢の倍を過ぎても未だに脳裏に焼き付いてる形容詞事変を。

 

形容詞とは

なんでもとりあえずグーグル先生に聞いてみますと、形容詞とはまあそうですね、モノの一般的な形態とか様子を表す言葉です。赤いとか暗いとか、きれいとか静かとか。

 

ここでポイントなのが、形容詞には最後に『い』がつくもの、つかないものがあるということです。

 

主語+形容詞+動詞

りんご は 赤い です。

公園 は きれい です。

教室 は しずか です。

 

い 形容詞

モノの形状を表す時、説明する修飾語でもある形容詞。『赤いりんご』のように、名詞の前にそのままの形容詞をつけて意味が通じるもの。

 

ということは、『赤い』は<い形容詞>です。ということは、最後に『い』がついたら全部<い形容詞>と思いきや、どっこいどっこい。

 

きれい公園、ほらなんか変でしょう。

 

な 形容詞

先程の『きれい』という形容詞。『きれいな』、って『な』を付けるとしっくりくるでしょう。きれいな公園。このように+なを付けるといい感じになるのを<な 形容詞>と言います。

 

きれい公園。しずか教室。

 

基本、最後に『い』の付かない形容詞はこっちにあたると思うんですが、『い』の付く他の例外的なやつには『有名』とか『嫌い』とかありますね。

 

英語で言ったら不規則動詞とか、理解できなくとも覚えなければあかんもの。これが日本語にもあるということを初めて知った形容詞事変。外国人向けの日本語教科書で初めて知り、無意識の日本語の難しさを知る形容詞事変でございました。

 

文法とかそういうのは無意識。仕方がない。

そんな文法ってネイティブはやはり気付かないわけで、頭の中がどういう風に言語を理解しているのか本当に不思議なこともあれば、言語ってちゃんとルールが上手にできてて、言語学者が『全世界の人がわかるように作ってみた』とされているエスペラント語はどんななってるんだろうか、なーんてことまで考えてみたり。

 

米:なんで日本語こんなめんどくさいのよ!

日:英語だって似たようなもんでしょ!

米:英語簡単じゃないの!考えたことないわよ!

日:それいうならこっちだって考えたことないわ!

米:音もややこしいのよ!だかだかわからないのよ!

日:英語だってそういうのあるじゃないのよ!THE問題

米:なによそれ!そんなの知らないわよ!

日:母音から始まる単語にTHEがつく時、じゃなくてなのよ!言ってごらんなさいよアップルとトマトって!

米:ジ・アポー? ザ・トメィトゥ? ザ・アポー? ジ・アポー?……ほんとだーーーーー!!!!

 

そんなお友達は今となっては日本の大学で英語の先生をしている。さぞやいい先生になっているであろうと期待をしたい。

 

で、なんで急にこんな日本語とか英語の話をしたかと言いますとね、小学校と中学校の日本語学級を見学に行ってきたんです。そのお話は次に続く。


 

地域と議員と政治の話。続き

と、国会議員にも街場の懸念とか色んな意見とか聞いてもらおうと、少人数で勉強会的な催し物をしたわけですが。民泊と商店街振興というトピックで様々なご意見を伺ったわけですけれど、ひょっとしたらこの字ヅラからだと『民泊システムからどう商店街振興に繋げるか』ということを感じた人もいるかもしれませんね。違います、逆、逆なんですどちらかというと

 

 

民泊は民泊、商店街振興は商店街振興。あわよくばこの2つを繋げられればよかったんですけども、繋がらないものは仕方ない。繋がるとこはあるかもだけど、商店街すべてには当てはまらない。

 

商店街支援でよく言われるのが『集客のお手伝いはしてあげるけども、あとは独自で何とかしてね』ということ。だから行政はお客さんがいっときでも多少足を運んでもらえるようなイベント開催をやたら勧めるわけ。

 

商店街振興は集客がすべて。

 

お客さんがきてナンボ。商売はこれが基本であることは間違いなく。でもワガママなのかもしれませんが、『良いお客さんがきてナンボ』という本音もあったりするのも、これまた商売。そして、観光客がお客さんになり得るかなり得ないか、業種によって異なると。そういう考え方も無くはない。

 

商店街は色々です

麻布十番商店街。商業地の中にたくさんの店もたくさんの住宅もあり、大昔には『地下鉄なんか通ったら銀座に客取られるだろ!』という時代を経たとかそこまでではなかったのか、独自に商店街を発展させある意味ガラパゴス化した、由緒正しい元・陸の孤島。それが麻布十番商店街。あ、言い過ぎたかしら。

 

ある程度広いエリアを抱えており、港区の中でも東京の中でも、ひょっとしたら全国区でも屈指の有名商店街。メディアでもよく取り上げていただくわけですが、ミーハーな人が少ないので撮影がやりやすいんじゃないかなと感じることも度々。

 

観光は物販店を支えられるのか

商店街の華と命は物販店だと思ってます。なので、物販店の数をどれだけ維持できるかが商店街を守ってくことに繋がると、個人的にはずっと思っているわけです。正直、物販店が少なくなっていくと『商店街でいられるか』『駅前繁華街になるか』の瀬戸際がジワリジワリと近寄ってくるような。だからどうしてもどうやったら物販店が淘汰されずに済む方法がないか、という観点でモノを見がちになっちゃってます。

 

だからお店屋さんは感じるわけですよ。宿泊施設が足りないから民泊だの、商店街が観光スポットだの、そういう方向から攻められるこの世の中、飲食店は住む人訪れる人はいいかもしれないけど、靴屋さんだ文房具屋さんだ本屋さんだクリーニング屋さんだお花屋さんとか、観光客に商売を支えてもらえるんだろうかと。物販店はね、お土産に最適なモノ売ってるだけじゃないから。

 

だからこそ、訪れる人が多ければそれで問題は解消しますよ的な考えにちょっと待ったと思っちゃう人も少なく無いわけ。麻布十番商店街とか近辺の方々、そういう意味で危機感持つ人も少なく無いわけ。十番は大丈夫でしょ、というのに中の人はいない。

 

 

今、世間一般の商店街は大きく3つの問題を抱えていると思います。1. 集客力2. 事業承継3. 店舗撤退。多分。もっとたくさん複雑に絡んでるんだけど、とりあえず3点置いておきますね。

 

色んな理由でお店が続けられなくなって撤退してしまうことはよくあること。そんな中、用途地域(商業地とか工業地とかそういう)の事情で古くなった建物を建て替えたら新しい基準が適応され、今までの商売が継続できなくなる業種があるということを知りました。これには国会議員もビックリやで。みんな知らなかった。

 

さぁこれからどうしようかが問題

色んなお話を伺ったわけです。もちろん制度的なお勉強も意見交換も。元より、『麻布十番商店街を大切に』と前任区議から引き継いで今区議会議員やってるわけなんですけれども。住みやすい商店街と訪れやすい商店街を目指し、この3年間試行錯誤です。

 

昨年、風俗店の出店とかで街のブランドやイメージで損なわないように守っていくことから始めようと、既存のまちづくり協議会を修正したり色々と計画を立てました。ただ、制度や運用面で色々とハードルが高く、挫折はしちゃいないけど今ビバーク状態で停滞。

 

月並みのことしか言えないんですけれど、がんばります。

 

あっ、昨日から区議会定例会やってます。来週金曜日まで。


 

地域と議員と政治の話。

色んな方々とお話している中で、地方議員と国会議員ってもっと連携してもらいたいんだよねというお話を時々いただきます。街場の課題とかそういうのを必要あればどんどん上に流していく、そういう普通の方法の他にどうにかなることってないのかなと思いまして。そこで思ったわけです、『そうだ、同じ場所で同じ時間を共有すれば話は早いや』と。しかもざっくばらんに腹を割って話そうと、そういう本音で色々お話できるのがわかりやすいやと。国会議員にも地域の課題を直に知ってもらいたく、そうだみんなで腹を割って話そうと。

 

こういうのを世間一般(というか政治の世界)ではひょっとしたらミニ集会というやつなのかもしれないんですが、なんかそれもニュアンスがちょっと違うような。どちらかというと直で街場から要望伺います的な面もあるし、お勉強会的な面もあるし。なんといっても国会議員にちゃんと色々理解してもらいますよという意味合いも。

 

そんなことから、港区と地元に関係あるトピックを『民泊』『商店街振興』と設定しまして、まず最初はクローズドな会をお試しに開いてみようと思いました。膝を付き合わせて話できるようにと少数にしかお声がけしなかったんですけれど、当日は倍くらいの方々にお集まりいただきまして。

 

民泊について

メディアやなんだで民泊民泊言いますよね、2020年のオリパラがどうのこうのとか外国人観光客が増えてるのに宿泊施設が少ないから民泊施策がどうのこうのとか。民泊に関しては賛成の人もいれば反対の人もいる。理由は様々です。でも今週の6/15から正式に民泊施策というものがスタートするわけで、港区の今の状況を説明したり、街場で不安に思ってるようなことはどのようなことかを聞かせてもらったり、結果として非常に有益でした。

 

正直な感想を言いますと、『民泊とは何か』という周知がまったく浸透していないような気がします。それが議員の役目だったら怠慢だったかもしれないですごめんなさい。

 

民泊に関する港区の考えは

先日、新聞でこんな記事をみました。許認可のない所の掲載はしなくなったのでガクンと数が減ったと。確かに以前麻布十番というキーワードでサイト検索したら100以上は軽くあったのに、先日みてみたら40件ちょっとに激減してました。

 

港区の民泊を中心的にまとめる担当は保健所です。そして港区は許可制ではなく届け出制を取ることにしています。要は、必要な書類を耳を揃えて出したらOKということです。自治体である港区は『民泊をするならきちんと届出を行なってほしい』というスタンスでありまして、その理由は『違法民泊と区別をつけたい』と。もぐられるよりマシであるし、行政として指導できる体制を確保しなければならないという責任もあると。あ、届出をしたところには港区は立ち入り調査ができると

 

ちなみに5月末の時点で届出が受理されたのは5件だそうです、5件。ちなみにそれ以外の書類不備とかペンディング的な扱いになっているのが26~27件とかそんな感じだと聞きました。数が多いか少ないかは置いといて、正しい手続きで民泊をしようとしてくれるところがあるということですよね。保健所としてはこういう心意気がとてもありがたいと。

 

問題は届出を行わない、6/15以降はいわゆる違法と正式に判断されることになるであろう民泊。届出がなく、大手サイトに掲載もないところは目が届かず、指導もできず、実態も掴めない。

 

情報共有をしようねという目的で、保健所が中心となって色んな体制をとるべく今ものすごく頑張っていると聞いてます。区の中だけじゃなくて、警察署、消防署、そして税務署も絡むような感じと聞いてます。頑張ってと応援するくらいしかできないけど。

 

心配な声というのは

ウィークリーマンションやマンスリーマンションと何が違うのか、個人でやらなくとも不動産企業に短期間の空室管理をお願いするのと何が違うのか、制度といより運用面におけるグレーな取り扱いがとても気になるという話とか。もちろん騒音やゴミという問題が出た時に誰がどの責任で何をするんだろうかという話とか。

 

実際始まってみないことに、理想と現実、予測と現実の検証はできないもの。地域の目で色々と観察していくことで更なる問題・課題をしっかりと把握していこうという流れになりました。そういう声を行政に届けていければいいのかなって。もちろん、必要であれば国へ制度改正を訴えていただきます、国会議員を通じて。

 

続く。


 

港区のスマイル商品券は7/2(月)10am発売です。

商品券。商品券と聞くと、多分ヒトという生き物は2つの分類に分けられるに違いないと勝手に決めつけている。おそらく『好き』と『興味ない』。で、好きか興味ないかはさておいて、『買って使うもの』と『貰って使うもの』の2つにも分類されるに違いないと勝手に決めつけている。何はともあれ、来月7/2は港区のプレミアム付きスマイル商品券の発売日です。今回はいつもの10%プレミアムの他、待望の20%プレミアムがでます。なので、その注意事項を兼ねて宣伝をいっちょしてみよう。

 

港区の商品券はスマイル商品券といいます

やれ港区の広報だ、やれどこどこに挟まってるチラシだ、街場の区の掲示板だ、ところどころで販売のお知らせを目にすることもあるかもしれません。ええいまどろっこしいことはめんどくさい、PCでもスマホでもぽちぽち入力でも音声入力でも、『港区 スマイル商品券』と検索GO。

 

港区商店街連合会の商品券サイトです。

 

 

共通券(10%プレミアム付き)

1万円分買ってくれたら1万1,000円分の商品券が付いて来ます。500円券が22枚です。7月と12月に販売するいつものやつです。いいですね、こちらはいつものやつです。

 

使える店舗はこちらで確認。使える医療機関もこちらで確認。

 

限定券(20%プレミアム付き)

1万円分買ってくれたら1万2,000円分の商品券が付いて来ます。500円券が24枚です。こちら、今回初めて販売する新しい商品券です。港区商店街連合会の努力の賜物です。

使える店舗をお知らせするより、使えない店舗をお知らせする方が早いです。

医療機関ダメです。

タクシーダメです。

↓10の大型店舗ダメです。

 

商品券が買えるところ

芝の港区役所3階にある港区商店街連合会事務局の他、20ヶ所。

*台場だけ11amから発売

 

ネットで申し込みも可(ただし抽選)

ネット申し込みはこちらから。販売所で買っちゃった方は無効になりますからね。身分証明的なものでちゃんとチェックされますから(これは仕方ないものと思ってください)。

 

どのくらい買えるの?

商品券は1冊単位で販売してまして、お一人様max5冊まで。まぁたくさんの方が5万円分買っていかれますけれど、1万円分からご購入可能ですよ。ちなみに、他のおひとりさま分も代理で買えますので、まぁ実際はふたり分のmax10冊(10万円分)が買えます。*本人確認書類(在住・在勤の住所とか名前とかわかるような身分証明書)が必要です。代理の方の分も必要ですよ。

 

今回10%券(共通)と20%券(限定)の2種類あるわけですので、組み合わせは自由です。10%を5万円分、10%を1万円と20%を4万円分、全部20%限定券がいいわ…などなど。

 

商品券の立ち位置とは

前にも商品券について色々と綴ったことあるんですが、ご家庭から経済をちょこっとでも回すことのできる経済ツールだと思ってます。本音は商品券に頼らなくとも商店街でお買い物してほしいし(特に物販店ね)、商品券を手にする機会があるのであればこれを良い機会に商店街を知ってほしいし。

 

商品券施策というのは、そもそもは小規模小売店への応援であるところに『プレミアム感って無いよりはある方がいいよね、商品券プラスアルファでお店でいつもよりお買い物してくれたらいいよね』と消費者心理を加えたものだと思ってます。違ったらごめんなさい。

 

よく商品券関連では『使えるところ増えすぎて本来の小規模店舗に落ちなくなって本末転倒』なるご意見もちょいちょい聞きます。その通りと思いますよ。でもそこまでに至る経過というものの検証がやはり必要で、その結果軌道修正されたものと思っております。

 

あっ商品券の使用店舗が拡大されてきた経緯というものは、おそらく、商品券の認知度高めないとね → 使えるお店を少し展開しないと広まらないよね → あっこれを機に商店街に加盟してくれる店舗も広がったらありがたいわ…などなど、そういうところもあったんじゃないかと思います。多分。

 

こないだの4月に発行した自分レポートでもご報告しましたけれどもね。増やしていきたいですよね、小規模店。なので今回初めての試みの限定券がどこまでどのように広がるか、どのように使われるのか、はたまた人気になるのか余りまくるのか、今回5,000万円分の限定券が出ますが1回こっきりで終わるのか金額が増えるのか同じで継続していくのか、こればかりはご購入&ご利用いただくみなさんの結果次第です。え、わたし?買いませんよ商品券。一人でも多くに商品券を手にしてもらいたいですもの、自分で買っちゃいけませんて。

 

あっ商品券はプレミアムのつかない一般の普通の商品券もございます。イベントの景品に、贈答用に、そちらもよろしくお願いします(詳しくは港区役所3階の商店街連合会事務局まで)。


 

港区議会 区民文教常任委員会

さて、本日は区民文教常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

1. 新入学用品・通学用品費の支給金額の改定について

えー、都区財政調整の算定単価が見直されてですね、港区の小中学校新入学時の就学援助もそれに基づいてたので引き上げられました。

 

Q: 入学の学用品って平均的にどのくらい必要だったりするの、今後の人口増による費用負担ってどう考えてるの、周知の仕方とか情報提供の体制はどうなのかしら、要保護と準保護の差額って気になるよね、というか港区にも知らせずに財調単価の見直しって東京都も感じ悪いよね、など。

 

2. 赤坂中学校仮設校舎等設置に伴う土壌汚染対策について

えー、赤坂中学校の建て替えに伴って仮校舎を建てるわけですけれども、場所を借りる予定のところの敷地で鉛含有の土壌汚染があることがわかりましてね…。あっ表層50cmの土を入れ替えて対応することになりまして、スケジュールは変わらないけれども、撤去とか土入れ替えとかの費用が5,683万円ほどかかります…。

 

Q: 特になし。

 

3. 平成30年第2回港区議会定例会提出予定案件について

えー、区長報告3件と議案18件が予定されてますけど、議案審議にあたらない程度で何かあります?

 

Q: これこれこういう資料をくださいな。

 

4. (仮称)高輪三丁目高齢者福祉施設等の整備について

えー、旧防衛省高輪宿舎を前々に買いまして、民設民営の認知症高齢者グループホームと小規模多機能型居宅介護施設を整備することになってるのはみなさんご存知のこと。そこにですね、地域からそれはとてもとても強いご要望もありまして、区民協働スペースを併設することになりました。

 

Q: 昔々協働スペースはできないって言ってたのに出来るようになった経緯は何?、区が区分所有する時の金額設定はどんなもん?、近隣の方々とかにはちゃんと説明したの?、協働スペースの倉庫はどういう使い道?、など。

 

以上。


 

オリパラ対策特別委員会報告

さて、本日はオリパラ対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。12月開催ハーフマラソンの申し込み要項もご紹介。本日は視察付き。

 

1. 東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業の実施について

えー、オリパラを盛り上げようぜぇ〜イェ〜ヒュ〜的に区と企業とか共催できるイベントとか開催するためにですね、上限300万円で2事業の公募をしますね。有識者を含む『東京2020大会に向けた企業提案型気運醸成事業審査委員会』なるものでビシっと審査を。あっ対象はオリパラの公式スポンサーです。

 

Q: 公募対象事業者が区内で活動していることが必須というけれど例えばどういう活動のこと?、この上限300万円って元々予算に計上してたものなの?、など。

 

2. MINATOシティハーフマラソン2018の大会要項について

えー、区長がやる気満々で12月に開催することになった、名称も『MINATOシティハーフマラソン2018』と公募でわかりやすくそのまんまのハーフマラソン大会です。ハーフマラソンは18歳以上(車いすNG)、ファンラン(年齢制限なし、競技用車いすNG)。

 

あっ、『2018がニーゼロイチハチかニセンジュウハチなのか、読み方がまだ最終決定しておりませんがとりあえず今はニセンジュウハチでいきます!』というご連絡はぶっちゃけ別にどうでもよろしい。

 

↑オリパラ委員会の鈴木たかや委員長と今のとこのコース案。*港区中は走れません *赤坂とか青山とか行きません *レインボーブリッジ封鎖できません!

 

<大会概要>

参加料金:ハーフマラソン(5,000円)、1.5kmファンラン(500円)

申し込みは原則インターネット(RUNNET)。区民による先行申し込みは窓口でも可。告知開始日は明日の6/6だそうですよ。多分ここのサイト(https://minato-half.jp)なのかな?知らんけど。

 

<申し込み方法とか期間とか>

だそうですよ。委員会で正式に報告があったわけだから告知開始前でもお知らせしても別にいいと思うの。どなたか委員会に傍聴に来てたら資料拡散するのと同じことだし。

 

Q: 救護所6ヶ所というけど何がどう配置されるの?、チラシ9万枚ポスティングするのは交通規制とかそういう関係で?、招待選手はいるの?、ゴミとかどうするの?、など。

 

オリンピックスタジアム周辺視察

えー、本日委員会の報告が終了後、新国立競技場周辺をぐるりと視察でした。目的は国際化バリアフリー、将来を見据えたまちづくり主要競技への観客ルート、『今後の大会開催に向けた検討の参考にしていただきたい』ということでしたが、それは議員にというより本来職員さん東京都とかIOCとかがしっかり見るべきものなのかと思いますよ。

 

議会棟からみんなでマイクロバスに揺られて建設中のスタジアムの方まで。

 

随分と高いところまでできましたよ、スタジアム。

 

オリンピックスタジアム、最寄駅が4つくらいあって、一番利用者が多い(近い)であろう順に、千駄ヶ谷駅、信濃町駅、外苑前駅と青山一丁目駅。道路が封鎖とかされるから公共交通機関で競技場までいらしてくださいね的なことになるんだろうけれども、駅からの動線で歩道橋しかないところがあったり、いわゆる車椅子で通れないバリアありまくりのところがあったり、そういうのこれからどうなるんでしょうねということを見てきました。

 

不思議なでこぼこがある横断歩道とか。

 

アクセシブルルート(いわゆる車椅子で通れますよルート)となるはずのところに、全然アクセシブルじゃないじゃないのという階段付きの公衆トイレがあったりだとか。ああ、アジサイの季節ですね。

 

スタジアムの周辺は渋谷区、新宿区、港区との境目になっているわけで、各区で対応がバラバラになったら何の意味もないと思うし。というか観客移動ルートだ動線だ何だというのは区の管轄なのかしら。ほんと、全体的に誰がみるべきものなんでしょうねこういうの。

 

以上。