がん対策とうきょう・みなと2016

「がん対策とうきょう・みなと2016」。港区と都の共催で、がんの予防、早期発見、健康づくりの大切さについて区民の皆さんと一緒に考えていくイベントがありました。港区はがん対策や健康づくりをとても頑張っておりまして、地方自治体の中でも、特に都市部の中でも非常に頑張ってるところなんじゃないかと思います。そんな港区、企業や団体とこれからのことで連携協定を結んでくれましてね。もっと研究所とか企業と一緒に頑張ってくださいよと提言している立場としては素直に素晴らしいと思ってます。行政ができることは限られてますし、そこを他のところが補えるような体制が整うのであれば、色んな人にとってプラスですから。

 

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あのファイザーさん、なんと都内では初めての官民連携協定です。KEA工房さんは婦人科系がんの術後下着とか扱ってるところ。東京都美容生活衛生同業組合さんは『みなとアピアランスサポートセンター』を立ち上げて外見支援相談含めたサポートをしていただけると。それぞれの分野のプロフェッショナルと組むというアドバンテージはプライスレス。ふーん、へえー、そんな感じかもしれませんが、地方自治体がこういうのやるって結構勇気がいるしすごいことなんですよ(個人の感想)。製薬企業で抗がん剤の開発やったことある身としては非常に嬉しい。

 

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女優さんも闘病体験を語ってくれたり、身体の外側という部分を失う葛藤だったり、再建術という選択だったり、検診の大切さだったり、体験した方から聞くことで初めて気づく点や考えさせられる点がたくさんあります。おにゃんこクラブとか夕焼けにゃんにゃんとか一瞬だけ思い出しました。

 

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ファイザーさんは『世界で一番大きな肺模型』を展示してくれたりですね。 行政が初めて実施するこのような会としては企業・団体ブースがそこそこあるのはとてもよかったと。

 

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提携を結んだKEA工房さんは補正下着やらパッドやらの実物を持ってきてくれていましたし、何がどう違うのか、何がどうなれば快適になるのか、見る・触る・相談するができますしね。 例えばパッド、ジェルのようなシリコンのような柔らかい素材であるんですが、ある程度の重さが必要です。ほら、片側だけがふわふわの軽い素材だったらバランス悪くなっちゃうじゃないですか。そういうことも含めて案外知られていないことも多いわけ。

 

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東京都美容生活衛生同業組合さんは『みなとアピアランスサポート』 のご紹介もあり、ウィッグもこういうおしゃれで可愛くて普通なものがたくさんあるんですよと実物の展示をされていました。ネイルケアやスキンケア、メイクアップひとつで色々と前向きに変わることもありますよと。

 

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手術の操作体験ということで、ジョンソンアンドジョンソンさんが機器を展示してくれたりですね。モニターを見ながらビーズをお皿に移し替えるのが結構難しく。

 

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大腸トンネルとかね。受けましょうねがん検診。

 

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病院さんのほかに製薬企業さんからのご協力もあり、区民向けの医療費とか制度とか、家族ががんになったらを含めてそういうパンフレット・冊子だけでも提供してくれたのはとてもありがたいこと。場合によっては行政が作るものよりわかりやすいものもありますし。今はインターネットでの情報入手という方法もありますけれど、製薬企業さんも一般向けにとてもわかりやすいものたくさん作ってるんですよ。

 

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『新しい薬が患者さんの手に届くまで』と治験の流れの説明パネルまで。 これは一般質問等での『治験は治療の選択肢です!』私の投げかけに区が配慮してくれたんでしょうね。ありがとうございます。中外製薬さんもノバルティスさんも大塚製薬さんもアラガンさんも情報提供のご協力ありがとうございます。

 

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パネルディスカッションの時間もありました。医師や乳がん経験者の方たちを交えてのパネルトーク。乳がん検診を受ける時期はいつがいいかなど、なかなかためになるお話満載。

 

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医師の先生方による講演会もありました。

 

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治療のお話もタイムリーな薬剤含めてなかなか楽しく。

 

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多少、区民向けとしては難しいお話もありましたけれども。私は大好物なんですけれどもね。でも区民向けとしては難しすぎたかなあという感は否めず。私は大好きなんですけれどもね。

 

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そして最後は港区の担当課長さんから色々と説明を。検診の状況だったり、これから港区がやっていきたいことだったり、当座の目標だったり。わかりやすく説明してくれてとてもよかったと思います。

 

こういう会が定期的に開かれるといいなと願いつつ今回はおしまい。

港区の坂の次は橋めぐり その1

港区中の坂めぐりは終了、88だか86だかの坂を見て坂ポールを激写して回りました。さて次はどうしようと考えていたところ、『橋!橋を是非!』と区役所の中の人に言われまして。ほほう、その手があったか。おぐら探検隊、次の激写ターゲットは橋にロックオン。

 

港区、地図をみても海っぺりに位置してますし『港』という字があるくらいなので水に縁があるわけです。今はお台場や芝浦を含めて素敵な水辺が整備されていて『まぁ、さすが港区』のような取り組みなんですが、実は私、あんまり海にご縁がありません。幼少の頃は麻布十番から徒歩圏内でしか生活していなかったため、海は遠いというイメージがこびりついております。世界が狭くてすいません。

 

その代わり自分に一番身近な水?は川です。渋谷の方から『渋谷川』がありまして、それが広尾のところの天現寺交差点で港区の『古川』に大変身。同じ川なのにややこしい。東京都の川に関するサイトを見ると二つ合わせて7.0kmの二級河川、港区分の古川は東京湾に流れるまで4.4kmということです。

 

ちなみにこの古川、すごい大雨が流れ込んでくると麻布十番近辺が時々冠水します。これが結構アレな問題でして、今しばらく貯水池工事ってのをやってるんですね。古川の洪水対策といえばきたしろ勝彦都議会議員。前に工事中の地下貯水池の見学に連れていっていただきまして。直径7mより少し大きいくらいだったと思うけど、そんな大きなトンネルにいざという時水を流し込んで溢れなくするという、地域の安全対策。8月の大雨の際にはもう使われたそうで、地上も含めて完全に工事終了するにはもう少し。

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あ、あと古川は時々ボラが大発生とかしてたような気もする。今は時々鳥がただずんでたり、亀がのんびり泳いでたりする姿を見れるのでホッコリする時も。

 

そんな古川を中心に橋がたくさんかかっているのを幼少の頃より目にして育ってきてるわけでして、天現寺から東京湾に向かって順番に橋めぐりのリバーウォーク←こう書くとカッコいい。川だし、アヒル隊長をお供に橋激写。

 

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天現寺橋。天現寺はし…?天現寺『ばし』じゃないのか!?マジかよ!?

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狸橋。

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狸橋のたもとに由来が書いてある石碑発見。…読めない。

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亀屋橋。

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養老橋。

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五の橋。

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全部の橋の名前は漢字とひらがなと両方でありました。右とか左とか、どっちがどっちとかルールがあるのかしら?それにしても昔から『之』じゃなくて『の』な感覚ですけどね、ほらバスの停車駅とかひらがな表記だし(うろ覚え)。

 

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白金公園橋。『しろがね』じゃなく『しろかね』であって、『ばし』じゃなくて『きょう』。『しろかねこうえんばし』は間違いな模様。公園にくっついてる橋。

 

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四の橋。

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新古川橋。ここも新古川『ばし』じゃないのか!?マジかよ!?

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古川橋。

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三の橋。

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二の橋。

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やっぱり『の』はひらがなの方が好き。多分見慣れてるだけ。

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小山橋。ここも『はし』か!

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一の橋。ここまでが麻布地区といわれるエリアの橋。

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新堀橋。新堀って町会はあるけれど、南麻布の方なのよね。なんかこっちの方にあると不思議な響き。

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中の橋。

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赤羽橋。…はし?赤羽『ばし』じゃないの!?マジかよ!?

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芝園橋。

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将監橋。…これで『しょうげん』って読むんだ。これも『はし』。

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金杉橋。ここも『はし』。ショック。

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新浜橋。これも『はし』。へえー。

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浜松町のところの天井低いトンネル抜ける手前にある不思議な橋。

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浜崎橋。ここまでが芝地区というエリアの橋。4.4kmのお散歩終了…あ、ひとつ忘れた。新浜崎橋は次回に回します。

 

やっぱり港区って川がぐぐーっと通ってるから橋がたくさんあるのねえーなんて気にしながら区役所のサイト、その名も『区が管理する道路橋の紹介』を見てみたところ、あら不思議。↑の通り過ぎてきた橋は全部区が管理しているような橋ではないことがわかりました。区道とか都道とか国道とかの、すごくややこしい理由からなんでしょうかね?よくわからない。

 

区:狸橋、五の橋、四の橋、新古川橋、三の橋、二の橋、小山橋、一の橋、新堀橋、中の橋、将監橋、新浜橋

都:天現寺橋、古川橋、芝園橋、浜崎橋、新浜崎橋

国:赤羽橋、金杉橋

 

 

そうするとですね、この区のサイトに記載も地図上になーんもない橋が3つ残るんです。これ、なんだろう?

 

不明:白金公園橋、亀屋橋、養老橋

 

あっ、これひょっとしたら、区が管理する『道路橋』ってなってるから、車が通れない道路ではない橋はカウントされないのかしら?でもそうするとトンネルの中にある階段新浜橋は一体どういう扱いなのか、昔に橋があったのかしらと不思議に思いつつ、合ってるか合ってないかのヒラメキを残しつつ、『はし』と『ばし』のショックを受けつつ、赤坂と芝浦港南エリアの橋は次回へ続く。

10月10日は麻布十番の日

3連休はみなさんいかがお過ごしでした?雨が降ったり上ったり、また雨が降ったり上ったり、ようやく涼しくなったりとそんなお天気でしたが、10/8と10/9は増上寺・芝公園一帯でみなと区民まつりでした。

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区議会ブースでは昨年に引き続き、子供議員バッジと風船を配ったり、大人には議会報告会のお知らせを配布したりと、区議会事務局も大忙しの2日間。港区の好きなところをポストイットに書いてもらうとあら不思議、子供議員の誕生です。

 

『風船もあるけど、港区のイケてるところ教えてくれると港区の子供議員になれるからキミもどう?折角だから子供議員にならないかい?』

 

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そんな呼び込みで港区マークの入った子供議員バッジ(缶バッジ)を大量配布。公園、図書館、東京タワーが多かったようなそんな港区のイケてるところ(注:わたしのスキな港区)。みなさんありがとうございました。そして区議会事務局のみなさまお疲れ様でした。

 

そして3連休最後の10/10。10が2つも付く日は年に一度の麻布十番の日。商店街たくさんのお店が年に一度の大サービスを展開、そしてイベントも盛りだくさん。午前中からイベントアナウンスと交通整理のお手伝いを。

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和太鼓あり、ベリーダンスあり、麻布十番の日のお買い物の合間によってらっしゃいみてらっしゃい。麻布十番商店街のJSS加盟店でお買い物すると貰えるシールを台紙1冊分ためると、年に3回ほど港区共通商品券がお得に当たる福引がありまして、賞品交換のいつものお手伝いも。お得なんです、パワーアップ版の十の市福引。

 

次の福引は1月になりますが、来月11/11と11/23の酉の市では福引の代わりに更にお得に品物と交換できますので、そちらもご利用くださいくださいね。

 

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当たった商品券でまた商店街でお買い物してくださいね。微笑みのまち麻布十番商店街、日々のお買い物にも麻布十番商店街、たくさんのいいものがある麻布十番商店街、10月10日麻布十番の日のお買い物をお楽しみくださいましてありがとうございました。買い物するならお近くの地元の商店街でね。

港区、実は意外に坂が多いの巻 その6

『港区 坂 図鑑』とグーグル先生に聞いてみると、一番最初にヒットする港区公式ホームページ/坂図鑑(注:キッズ向け)を元に86坂を巡る旅、なんとなく思い立って今年5月からスタートして、夫婦仲良く港区散策。下調べは一切せず、散歩がてらをテーマに街区案内板をあちこち見ながら坂を巡って坂ポールを探す旅、とうとう最終回。

image綱坂。羅生門の鬼退治、渡辺の綱さんが近所で生まれたとか。

imageぎょらん坂。魚藍観音を安置したお寺。

image幽霊坂。物寂しいのか坂がある有礼坂なのか、幽霊坂だと都内に7ヶ所あるんですって。

imageいさらご坂。中国人の伊皿子さん。いさらごさんじゃなくて、いんべいすさん。

image桂坂。蔦葛(つたかずら)がいっぱいあったからかと思いきや、かつらを被ったお坊さんが急死したとかかもしれない。

imageほら坂。昔の字は洞村。

imageざくろ坂。ざくろの木があったのかな。

 

86坂が記載されているので86坂ポールを見つけたかったんですが、実際のポール画像の枚数は76。全部は行ってるんですよね86坂。

 

坂ポール画像あり:76

坂ポール画像なし:10(永坂、紺屋坂、土器坂、大横丁坂、奴坂、榎坂x2、鮫ヶ橋坂、乃木坂、名光坂)

 

前はあったけど今は無くなっちゃったのか、元々無いのか、私の目がフシアナ過ぎて見落としてるだけなのか、長い坂の端から端まで探さなかったから怠慢ゆえの結果なのか、その辺はよくわからないですけれども。とにかく10ポール分は見つけられなかったわけです。そのうち改めて再チャレンジしてみるか誰かに聞くか、誰かに教えてもらうことにしよう。

 

86坂を一応全部ぐるりと巡ってみたわけですが、麻布台にリストに含まれてない坂を発見しましてね。

image落合坂。我善坊谷へ下る坂で、赤坂方面から往来する人が行き合う位置にあるので落合坂と呼んだ。位置に別の説もある。

 

調べてみたらキッズ向けではない麻布の坂のページには記載がある。ついでに三年坂のことも載ってるし。↓この坂ね。

 

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ユー、もう88坂にしちゃいなよ。三年坂と落合坂を加えて、キッズ向けをオフィシャルで88坂でいいじゃんもう、直しちゃいなよ。でもどうせ直すなら『狸坂』のところだけふりがな抜けてるからそれ足してあげて、ポールも無いところどうするか色々あるとは思うけど、どうせなら日東坂はなんか古くてちっちゃいから他のところのポールみたいに揃えてみるとか、稲荷坂は坂の名前と由来が接する面に書かれてないから他のところのポールみたいに揃えてみるとか、紀伊国坂は由来がまったく擦れて読めなくなってるから読めるようにしてあげるからとかさ。

 

それにしても坂の名前の由来、『〜とも言われる』という二つ名多すぎ。そんなこんなで坂ポールハンティングは終了。港区の子供サイトを参考にした、大人のお散歩研究。次は何を巡ろうかな。

港区、実は意外に坂が多いの巻 その5

まもなく平成27年度の決算予算委員会が始まります。なになに費、というジャンル分けで議員おひとり60分を質問時間として、10月の11日とかそのあたりまで続きます。私は総務費、民生費、衛生費、産業経済費、土木費、教育費と、10分ずつ6項目。原稿も質問もある程度できてますが、何度読み返しても『てにをは』が変なようなそうでもないような。坂ポール巡りも地道に地味に。

image安全寺坂。江戸時代にそういうお寺が。

image神明坂。天祖神社を元神明といったことから。

imageひゅうが坂。徳山藩の毛利日向守のお屋敷。

imageまみあな坂。メス狸かムササビかアナグマの類。

imageネズミ坂。江戸時代、細長い坂はぜんぶネズミ坂。

image植木坂。植木屋さん。

image行合坂。双方から行き合う道。

image丹波谷坂。岡部丹波守のお屋敷。

image紀伊国坂。日に当たり過ぎかただ古いのか、由来が読めないので坂HP抜粋によると『坂の西側に江戸時代を通じて、紀州徳川家の広大な屋敷があったことから呼ばれた。赤坂の起源とする説がある』だそう。

imageくろぐ坂。秋元八郎座衛門のご先祖の九郎九が住んでた。8のご先祖なら数字が小さくなるのかと思いきや増えた。

image弾正坂。ここにあったお屋敷が代々弾正さんに任せられてたから。

image牛鳴坂。坂が辛くて牛がモー。

image丹後坂。西尾丹後守のお屋敷。

image円通寺坂。そんなお寺があったって。

imageやげん坂。薬を砕く薬研(やげん)に似てた。

imageあんちん坂。ご近所に案鎮大権現の小社。

imageさんぷん坂。坂だから通行料の銀の三分増し増し。

image三分坂の下には港区文化財も。

86ある坂のうち、残りはあと8。ポールが見つからない坂は除く。

ポケモンゲットだぜ!

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全力で仕事もするし、全力で遊ぶし、全力で食べるし寝るし、全力で猫と遊ぶし、休日はそこそこのパワーでデータ整理とか書き物してます。やる気スイッチの代わりに全力と微力の切り替えスイッチだけあるのが港区議会議員の小倉りえこ、どうもどうも。微力じゃなくて全力でやってます、ポケモンGO。今のところ日本国内で捕まえられるポケモンは残り1匹です。

 

『えーもうやってなーい』とか『流行りは終わってない?』とか『周りでやってる人ほとんどいないよねー』とかよく言われますが、いるいるまだまだいっぱいいる。マイペースでやってる人いっぱいいる。ほら、不忍池とかお台場のネガティブな内容でニュースになるくらいにいっぱいいる。いるよー。まだまだいるよー。ほんとにたくさんいるってばよ。

 

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先日の一般質問の折、自民党会派の先輩議員が『ポケモンGOによる地域活性化について』という、非常にタイムリーな話題を提供してくれました。今月初めにニュースになってましたが、東北3県と熊本県が被災地復興支援として開発企業とコラボをすることになり、宮城県ではそのための3000万円を補正予算案に計上するとか。そんなことで人なんか呼べるツールになるのかしらと疑問に感じる方ももちろんいらっしゃると思います。ゲームとマンガとアニメの力を侮るなかれ、目的のためにはハンパ無い未知の経済力を発揮することも少なく無い。

 

もちろん私も同じこと考えます。地域振興もそうだけど、商店街振興とかもね。行政側にもそういう気概のある方いらっしゃると思うんですよ。もちろん『ブームに乗っとけ!』とかいう目先のことしか考えるんじゃなくて、『そういう手があったか!』というベクトルでですよ。

 

で、もちろんポケモン探しに朝のお散歩、夜のお散歩、区役所まで歩いて往復したり、ルール違反や危ないことはないようにしながら夫婦で1日15キロは歩いちゃったり、友人とお出かけしたりしてたわけですが、今まで感じたことないような観点でモノゴトが見れるいい機会でもありました。

 

ポケモンGOに関してネガティブなこと言ったらキリがないです。やれ歩きスマホだ、やれ車が危ないだ、やれ自転車が危険だ、入っちゃいけないとこに侵入しただ、ゴミ箱溢れかえって汚いだ。これは大部分がモラルの問題で、ポケモン関係なくあるんでしょう。でもポケモンで改めて浮き彫りになったということは否めず。

 

じゃあポジティブなことはどんなことかと考えてみました。『外に出るようになった』『よく歩く』『世代を超えたトークネタができた』、これくらいはよく聞くこと。まあ、悪くはない。これだけじゃあまり面白くないので、これからなんかどうにかならないかなと気がついたことをいくつかメモとして。

 

1. マイペースで続けそうなのは年齢高めの層。

2. 意外に知らなかった街のスポット。

3. スマホやタブレットに興味を持ったシニア層の増加。

4. 街には行くけど、飲食以外の購買に繋げるにはまだ何かいい方法があるはず。

5. ウェルカムなお店と、長居されると困るお店があるのは仕方ない。

6. 充電にコンセント使っていいですよという店舗が少なめ。

7. Wi-Fiが干渉しすぎてちょっと面倒な時も。

8. 自転車シェアリングの認知度&利用者上昇。

 

『ポケモンGOの何が楽しいの?』と聞かれるたびに『昆虫採集みたいなもんです。トンボからヘラクレスオオカブトまで、昆虫図鑑を埋める自由研究です』という回答がどうかはおいといて、色んな意味でインパクトと可能性と課題のあるモノゴトってやっぱり面白い。だって多分誰もポケモンGOで4区連携シェアサイクルの認知度高くなるって想像もしなかったと思うのよね(自転車乗る時は移動ついでで立ち上げておくくらいにしておきましょう)。

 

よくわからないお話

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さて、先週金曜から港区議会定例会が始まって休憩中、再開は14日、そのあとは10月12日まで続きます。一般質問も準備はほぼ終わり、質問したい項目に対して色々なんだろうなあというやりとりを重ね、行政のお仕事ってほんとに大変なんですねすみませんと心に傷を負いつつも、ポケモンGOのおかげで元気です。図鑑139匹が埋まりました。地道にコツコツな性分でしてね、目的を失わないタイプとしては達成まで飽きませんよ…ふふふ。

 

さて、巷では国籍云々のニュースが飛び交ってます。知ってるようで知らない結構難しいお話。考える機会ってそんなにないですもんね。自分のアイデンティティーがどうとか、出自がどうとか、この国ではそういう話題ってタブーになってることが大きかったりするし、それがいいか悪いかは置いておいて自らわざわざ高らかに宣言する風土がないことが身についちゃってる文化。それがジャパンクオリティ。触れないことが大人に階段を登ること、大人の嗜み、なーんてね。自虐ですよ。

 

自分の無知を露呈するようなお話なのかもしれませんが、知るべき常識なのか、法学部に行った人が得る高等知識であるのか、マメ知識なのか、『あー、うんうん、そうね、国籍とかの話ね、あるよねそういうの』みたいに知ってるテイでやり過ごしていい知識なのか、その辺がよくわからなくなってきました。例えば、二重国籍は22才までに選ぶっていうのはなんとなく知ってたことだけど、1985年の法律のなんたらが出来るまで子供はお父さんの国籍にしかなれなかったとかは知らなかったし、1985年と言えばつくば万博で21世紀の自分に向けて手紙を書こうタイムカプセル的なやつを小学校のクラスでやって、何を書いたんだか覚えていないけど恐らく人に見られたら小っ恥ずかしくてウワアアアアってなるようなお手紙をわざわざ自分で受け取るため、当時住んでたアメリカからわざわざ一時帰国したなんて小話はどうでもいいですねすみません。

 

ハーフとかダブルとか言い方は色々あるようで色々変わってきてるようですけど、お父さんお母さんどちらかが外国籍の方の場合で国籍がひとつ以上というのがスッと思いつくパターン。親が国籍持っていれば申請することできますよ的な許可制とか。でも国によっては両親がどこの人でも当事者がそこの国で生まれれば国籍もらえちゃうとこもあるし、色々過ぎて色々複雑。難しい。2冊のパスポートを使い分けてあっちの国に入ったりこっちの国に入ったり出たり、話を聞いてるだけで混乱。

 

アメリカだと一般的に永住権を得て5年経つと、その程度じゃなくてほんと色々ありますけど、市民権(つまり国籍)を得るチャンスがあります。色々な理由で永住権申請してたことあります。ま、色々な理由で帰国を決めたので申請は取り下げたことありますけど。いやいや、そんなことはどうでもよくて。どこの国でも永住権と国籍って全然違うものでして、なかなか日本ではそこがわかってるんだかわかってないんだかの情報の伝え方をしていることに時々首を傾げます。先日、オリンピックで活躍した某アスリートが結婚をしたというニュースがありました。

 

『なお、国籍は変更しない』。いや、そんな簡単にできるかっつーの。そんなツッコミを誰かしてちょうだいと。いや、ひょっとしたらすごい簡単に国籍選択権のある国があるのかもしれない。某マンガで某国の国籍100ドルで買ってくるわ的なやつあったし。

 

何が言いたいかといいますと、アメリカの場合だと市民権(国籍)取るのに試験があるんですよね。確か議会の仕組み的なやつとか政治なやつ。確か筆記か口述が選べて、つまりその国の言葉がわかって社会の仕組みがわからないとダメよ的な。歴史・政治の基礎知識が必須みたいな。ふと思ったんです、日本の国籍取得の条件ってそういえば何だか知らないやと。該当しない問題だから完全スルーだったわけです。犯罪歴くらいは常識的にあるとしても、その他なんだろと。試験あんのかとか。

 

グーグル先生に聞いてみても法務省のサイト見てみても、日本語の読み書きが小学校2,3年生レベルでいいとか、色々複雑な条件とか書類揃えてとかは出てくるけど、日本の社会のあり方とか歴史とか政治の理解が必要なとか、その手の試験ありますよって記述がまったくひっかからない。漢字テストだけ?なんじゃそれ。むしろ国籍取るのにそういうの皆無ってダメじゃね?と感じてしまったわけです。

 

ここ最近の日本では色々複雑な問題が出てるわけです、やれ移民がどうのとか、やれ国籍がどうのとか、やれ何とかがどうのとか。二重国籍は法律に違反してるからやーいやーいみたいな発見と新たな知識の積み重ねも必要なのかもしれないですけれど、それよりもっと別のレベルで日本は既にある意味移民フレンドリーな国なのだなと、良いか悪いかはアナタ次第。

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日々徒然

海に行ったり山に行ったり、オリンピック観戦で忙しかったり、ポケモンGOで忙しかったり、何度もシン・ゴジラを堪能したり、はたまた夏休みの宿題は終わったけど自由研究に頭を悩ませたりの方もいらっしゃると思いますが、皆さんそれぞれの夏をいかがお過ごしでしょうか。私は普通です、普通。何がどう普通かは恥ずかしいから秘密です。

 

さて、先日白金にある自然教育園にふらっと立ち寄ってみたんです。お散歩がてらになんとなく。入場料310円。あまりにも暑かったもので(この夏一番のあの日)木陰を求めて。

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池にザリガニいましたよ、ザリガニ。小学生の頃は割り箸と糸とさきイカ持って有栖川公園にザリガニ釣りによく行ったもんです。キャッチ&リリース。

 

自然教育園、入ってみて気が付いたのが、ポケモンGOのソロプレーヤーが年齢層そこそこ高めであったなあということではなくて、外国人が多かったということ。この季節です、赴任・留学中の家族の元にファミリーで遊びに来てみたというパターンもあれば、日本に旅行に来てみたというパターンもあれば、ガイドブック片手に一眼レフを片手に自然教育園を散策する外国人ファミリー御一行様、もしくはお友達グループが目立ったようなそんな気が。自然教育園についてどんなことがガイドブックに書いてあるんだろうかと、今更ではありますけど先日海外から一時帰国した友人にジャパンのガイドブックを買ってきてもらえばよかったと。

 

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ここに限ることではないんですけど、日本がこれからグローバルで頑張っていかなきゃいけないことのひとつとして、多言語対応というものが求められています。文字の通り多くの言語で対応しましょうなんですけど、地図とか観光ガイドとか以外にも色々たくさんあるということを改めて。美術館とかもね。説明はしょり過ぎてよくわからなくなった英訳とかもね。

 

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その他にも江東区にある木場公園にふらっと立ち寄ってみたりしまして、なんでしょうね、港区ではやっぱりお目にかかれない規模の公園ってすごいなあと感心してみたりですね、多分常設であろう防災コーナーを見学してみたりですね。港区の公園とかにも配備というか設置はされているんですけど、なんというかこう、完全体といいますかレディーGO状態といいますか、『こういう風になってこう使われるんだよ』というビジュアルから理解・認識するっていうのも大切なんでしょうね。だって私がまず知識としてただの頭でっかちだったんですもん。

 

…港区にも常設してるところがあったら勉強不足ですごめんなさい。公園内に建物がないとこういう展示は無理ですね(ただしかまどベンチは除く)。

 

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国立がん研究センター中央病院にアピアランス支援センターという場所がありまして、一般の人が見学できる時間があります。先日も少し書きましたけど、がん患者のためのアピアランス支援というものが色々な方面で話題となっています。ウィッグとかお化粧とか補正下着とか。

 

がんの罹患が増加してますし、これからも患者数は増えていくでしょう。食生活だったり環境だったり、はたまた遺伝だったり、外的・内的要因関係なく。大腸癌とか乳癌が増加するのは食生活の欧米化とか言われることもありましたし、アジアに多めの胃癌が減少していくのはピロリ除菌の効果だとか言われることもありましたし、何が本当で何が微妙だかはこの際どうでもよくて、色々なことが色々と変わっていくんです。もちろんがん患者になってからの生活だって変わっていくんです。ポジティブな社会の中での生活に、そういう社会になるように今国とか自治体とかが率先して取り組みのための検討をしています。多分。

 

アピアランス支援とは『今まで通りに自分らしく』を忘れてはいけないと。治療もしてるし今まで通りは難しいかもしれないし、治療の副作用で自分らしさが見た目から変わってしまったからと、そういうお悩みや不安を解消して前向きに治療と向き合ったり前向きに生活を送ったりするための支援。支援の仕方には色んな方法があると思うので、あんなこといいなこんなこといいなが形になるように色々とリサーチ&チャレンジの夏。

南山小に国際学級、六本木中に英語科国際ネイティブコースができることになりました。

国際学級拡大を心待ちにしていた議員さんとか保護者のみなさんとかたくさんいらっしゃると思いますが、私が港区の頑張りを一番評価するポイント(偉そうで申し訳ない)と、地域の声を代弁した結果に対応してもらえて本当に良かった(偉そうで申し訳ない)という点は、六本木中学校に区内最初の英語力を考慮した取り組みを開始するということです。サンキュー港区さん(偉そうで申し訳ない)。東町の国際教育が始まった年に入学しが子たちが卒業するのもあと少し、間に合ってよかったよかったというのが本音で。ありがとうね港区さん(偉そうで申し訳ない)。

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六本木中学校における外国籍生徒等への英語教育の充実について

H29年4月から英語科国際の授業にネイティブ・コースを設置し、外国籍生徒と日本人生徒の両方にとって効果的で質の高い英語教育に取り組みます。

対象者:東町小学校の国際学級を卒業した生徒をはじめ、二重国籍や海外生活経験があるなど英語能力が高い生徒

実施内容:各学年の英語科国際の授業(週1時間)を生徒の習熟度別にネイティブコース、スタンダードコースの2つに分けで実施。外国人講師と区費講師を1名ずつ増やし、計4人体制(2+2)で。

 

東町小学校国際学級の運営方法の見直しについて

日本人児童の増加により学級数が急増し、教室の不足が見込まれています。H29年4月入学の1年生からESC児童はひとつのクラスに在籍し講師が学年に1名体制となります。

 

南山小学校での国際学級の拡大について

H29年4月入学の1年生から国際学級を開始します。ESC児童への指導方法は↑の東町の見直し後と同じ方法で(ただし、南山小では最初の国際学級のため初年度はESC講師2名配置)。

対象者:港区在住の外国人児童(外国籍のみ)で英語能力を有する児童

スケジュール:9/1から区の広報媒体に掲載、9〜10月に保護者会&説明会

 

国際学級については昨年の一般質問登壇デビューから、決算委員会やら予算委員会やら、発言できる機会すべてで取り上げてきたわけでして、私が議員になる前からもたくさんの議員さんが訴えてきたからこそ国際学級というものが作られて、東町で成功したからと拡大を求める声がありました。私は東町の卒業生ですし色んな声を聞く機会は多かったんですが、その中でも切実なリアルなお母さんお父さん方の声は『東町を卒業した子たちが行く区立中学校の環境』でした。

 

国際色豊かな港区の義務教育の中で、何をどうしたら日本の素晴らしい教育というものを提供しつつ国際化に向けた環境が整うのか、港区も元からとても悩んで大変だったと思います。しかも議員(自分含む)が議会で取り上げたりするわけでしょう、更に大変だったと思います。昨年9月の一般質問で『東町を卒業した子たちの受け皿の中学校の環境はどうするの?』と教育長に聞きました。そしたら動向を含めて調査をすると。結果もでたようです。

 

これまで東町の国際学級を卒業した子たち、7人中6人が区立中学に進学して日本語指導受けてるんですって。しかも、日本の高校に行くことを考えてね。そうよね、高校受験しなきゃいけないものね。問題用紙にフリガナさえ振られてないわけだし、特別枠っていうものないわけでしょう(あるのかもしれないけど)。日本語の教育環境でがんばれ。というか、やっぱり日本語学習指導ももっとどうにかしたほうがいいと思う。

 

それはさておき。中学校のさらなる習熟度別英語授業は港区の時代にあった良いニュースでした。授業内容等の確定や保護者への説明等はこれからだとは思いますが、どうかこれからもたくさんの地域のみなさんの声を理解していただき、良い区の施策となるよう反映してもらえればと思います。港区さんありがとうございます。ただ、ネイティブ・コースという名前は(仮)ですよね?ね?

地域包括ケアについて真面目に考えてみた。

地域包括ケアとは国が定めるところのいわゆる、『2025年(H37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制』であって、そのシステムをH30年の4月から全国区市町村で始めなさいよという厚労省からのお達しがあって、どこもかしこも右を向いても左を向いても地域包括ケア地域包括ケアなわけであります。港区も例外ではなく、H30年4月の正式な運用に向けてH29年4月からモデル事業を開始しましょうと行政は一所懸命なわけであります。

 

2025年(H37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制

 

これ、あまりにも漠然とし過ぎててみんなが頭を抱えているのが現状です。しかも厚労省は『地域の特色』を最大限考慮しなさいとも言う。

 

『医療と介護を結びつければいい』
『地域包括支援センターが頑張ればいい』
『システム化しちゃって医療コストが安くなればいい』

 

色んな人が色んな事考えます。私も他人事ではなく、議会で取り上げてみたり質問もしてみたりはしてきましたが、ある時ふと疑問に思いました。色んな方々と意見交換をしたり教えていただいたりしても、本質が全然わかってないかもしれないという漠然とした不安にも駆られたわけです。自分がですよ。

 

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こないだの3月、港区はこういう『港区まち・ひと・しごと創生総合戦略』という政策を策定しました。区のウェブサイトにもPDFが掲載されてます。その中の港区人口ビジョンというものがありまして、港区はこの20年で9万人くらい人口が増えている上、これからも増えていく試算が出されています。

 

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1990年に港区では老年人口が幼少人口を上回りました。高齢者が多くなってきてますよということですよね。医療とか介護とか様々は社会保障で、若者が高齢者を支えるとかどうとかという問題は昔から言われてきましたよね。それが今後2035年くらいからしばらくの間ぽーんと数が多くなってくるんですよ。ぽーんというよりはドカーンと。

 

これ、巷で『2035年問題』と言われておりまして、つまり何かというと『団塊世代と言われる層が死亡平均年齢に達しはじめ、死亡数が過去最多くらいに跳ね上がりはじめ、世帯主が75歳以上での単身世帯が4割近くとかになっちゃう時期』なんですよ。

 

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↑の図では最多の年が2033年ってでてますが、全国的に言われてるのが2035年。あ、あと港区では人口30万人時代が云々とも言われてますけれど、これは外国人居住者抜いてある日本人だけの図です。外国人含める総人口だと30万人を超えるのが2030年あたり。ちなみに今25万人弱ね。

 

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↑の図からも高齢者が増えてくよーって当たり前の未来がホラすぐそこに。

 

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しかもですよ、2013年に国立社会保障・人口問題研究所という機関が『単身世帯ってどんどん増えて2035年には37.2%とか予測できちゃうよ』という恐ろしい報告を出してましてね。つまり、高齢者が増えるだけではなく、その中の一人暮らし割合も増えていくんですよ』という予測。高齢者が増えると医療も介護もニーズが増えていくわけで、そういうところも含めてできれば各自治体・各市区町村でうまく対応していってくださいねというわけ。

 

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そんな状況で港区も四苦八苦、医師の先生方も業界も行政も四苦八苦。行政は業界や地域の方々に求めるものが大きく、また業界や地域の方々は通常のルーティンのほかに抱えなければならない問題が大きく、それぞれの地域の状況を考慮しなければならないので、模範解答も正解もない世界。在宅医療関連の学会は医師だけじゃなく、看護師、介護士、薬剤師、企業などなど、関係者の現場の声ってどうなんだろうとお勉強するにはいい機会。今までは特定疾患の学会しか参加したことなかったので、ちょっと新しい領域に足を踏み入れる楽しみがあったわけで。

 

そしたらですよおくさん、『楽しかった』どころじゃなくて『なんてこった』ですよ。想像していた以上に状況は厳しい上に複雑で、地域包括ケアの根幹が考えていたことと全然違ったわけですよ。勉強が足りなかったわけですよ。

 

医療従事者の考える地域包括ケアシステムとは、『これからの高齢者人口増加と医療資源の限界を考慮し、どれだけ病院外で看取りを実施できるかの体制を整えることである』と受け止めました(注:受け止め方に個人差があります)。要はね、病院を含めて資源・施設が足りない中での年間死亡者数のピークをどうやって迎えるかを考えなければならないということなんですよ(注:受け止め方に個人差があります)。改めて考えさせられるわけです。

 

港区を含む都市部が抱える問題は独居高齢者が多いこと。一人暮らしのお年寄りが多いこと。将来はタワーマンションに住む一人暮らしのお年寄りが多くなるんでしょうかね。こういう状態の中で今後はやれ認知症だ、やれガンだという様々な要因が絡まってくる。……もっと状況把握して勉強することにします。