自動音声一方通行予約システム…

うーん、と悩むことを常にいくつか抱えてるんですが、『建築工事が揉めやすい』とか『地域の想いって転売不動産には通じない』とか、そんなことより『一方通行自動音声の予約システムをなんとかできんだろうか』は早急に解決策求ム。

 

飲食店自動予約、なんそれ

ここ数ヶ月のことなんですが、『なんかわけわからん自動音声で誰々さんから予約ですみたいな電話がかかってくるんだけど、延々と自動音声で聞かされる上にありもしない個室を要求しますとかとにかく迷惑だ、そもそも失礼だろ』と。それが何度も何度もかかってきて、もう営業妨害じゃねーのコレと言われるわけです。

 

自分も実際に聞いたわけですよね、たまたまいたから。『誰々さんから、何月何日、何名何時のご予約です』みたいな。しかもやっかいなのが、1分も2分も延々ダラダラ聞かされた後、1番最後に『予約を受ける場合は◯番、今忙しいという場合は◯番を押してください』みたいな感じで終わり、予約をお断りするという選択肢が無いのであります。

 

そんなの別にいいじゃん?みたいに思う方もいらっしゃると思うんですけどね、トラブル不可避と考える店もあるということお忘れず。

 

ほら、例えば世の中『小学生以下は入店不可』と掲げてる店舗だって世の中にあるし、『個室なし』だって山ほどあるし、『バリアフリー対応できてなくてごめんね』とか『アレルギー対応ちょっと…』みたいなパターンなんて山ほどですよ。こういうのってケースバイケースですけども、やりとりは必要だと思うんですよね。双方納得したうえでないと、気持ちよく予約もできなければ予約もお受けできないとするのが当然だと思うんですけども。客側の要求が通らないからとダメ店舗認定を一方的にされてもねえ…逆にダメ客認定されちゃうかもじゃないですか。

 

よく聞こえなくて『ああハイハイ予約ね』とバイトとかが勝手に受けるとこがあったとして、いざご来店の際に別の人が対応して、個室頼んだんですけど!個室なんてないですよ!でも個室って予約の時に言いました!個室なんてない店に個室って言うなよそもそも!と、多分ご来店の時に揉めるの不可避。

 

どこどこのサイトから予約したんです!ウチはそもそもサイトから予約なんて受けつけてないんだよ!でも予約できるからしたんです!ウチそんなのも契約も許可もしてないよ!と、多分ご来店の時に揉めるの不可避。

 

いやね、こういうのって『お客さんの利便性』っつーのがあるのはよくわかるよ?でも同時に裏には『店舗側の大義』っつーもんもあるということもお忘れなくね?

 

 

削除もできないらしい、なんそれ

何はともあれ、この自動音声予約システムから電話がひっきりなしに困るということで、ネットで調べてみたところ、『迷惑』という予測ワードがバンバンでてくるのをみて、なんだろう…こんなこと言うのはアレだけど、ちょっとホッとしてる自分がいる。ああ世の中に同じこと思ってる店舗があるんだという、お仲間発見ということにホッ。解決策今のところないけどな。

 

で、わたくしこの自動音声予約サービス会社というのを探しましてね、そこのHPみたんですよね。そしたら電話番号非公開。…まぁ最近の会社的なやつってこういうの多いよね困るよね…。その上、よくあるQ&A的なとこみてみたら、要約すると「ネットに転がってるような口コミサイトとかそういうのから自動で拾ってリスト掲載しているだけなので、ウチに責任はありません。削除もできません」的な。

 

えー、ですよ。ええー、ですよ。

 

お問合せはメールフォーム的なもの。でもこれで正直に記入して送るとしたところで、こういう対応するとこなんだという先入観が出ちゃったもんだから「絶対入力情報何かに使われちゃうよね」と不信感しかない。もうどうしたら。

 

更に、このシステムとやらの運営会社というところを探して、本社的なところの電話番号を発見したんです。もちろんかけてみました。でない。

 

えー、ですよ。ええー、ですよ。

 

『予約を受ける場合は◯番、今忙しいという場合は◯番を押してください』っていうので「もうご遠慮いただきたい」ができるならそれすべきなのかもしれないけど、なんか反応しちゃったらここぞとばかりに別の何かがありそうで怖い、という。なんだろうか、この手も足も出すのをビビるみたいな。

 

050からのIP番号を着信拒否をするとしても、そういうサービスにまず加入するところからという、何をするにもめんどくさい手間暇をかけないといけないシステムというのは、誰も幸せにならないのではなかろうかなんて思っちゃう。

 

でも利用される方もいるだろうから、ビジネスとして成り立つんだろうなとも思う。でもご遠慮いただきたいという店舗もあるだろうから、うまくバランスが取れないものかとも思う。

 

でもね、色々検索していると「テイクアウト専門店なのに、席の予約の自動電話が…」みたいな記載をみると、利用者も色々よくお調べになってね?と感じることも多々あったり。なので、なんらかの事情で自動音声一方通行のシステムしか利用できない方は受けてもらえるところの選択肢は限られるのかもしれないですけれども、そうじゃない方で自ら予約電話をすることが厭わない方であれば、いつまで経っても予約確認の連絡(がくるのかどうか知らないけど)を待つより、直接お電話した方がいいと思いますよ?って。

 

ただ、「◯◯使ってずっと予約しようとしてたんですけど!」のワードを出してしまうと、「あんな迷惑なシステムで連絡してきた人か!」的な別のトラブルに発展する可能性があるんじゃないかと勝手に心配しますので、そこはグッと堪えて知らんぷりしてお電話することオススメいたします。店舗によっては相当なストレス抱えておりますので…。

 

それにしても、こういうのって何案件になるの?消費者センターとか相談しようにも、店舗側も消費者という立場でいいのかしらとか微妙に悩む。

 


 

3回目接種のアップデートがあるのでお知らせしますね

えー、①前回と同様、介護認定受けられてるシニアの方と障害者手帳などお持ちの方に接種会場までのタクシー券お渡ししますということと、②集団接種会場オープンの日程スケジュールでましたというお知らせです。

 

タクシー券

該当する方には、明後日発送される多分3回目接種券に同封されていると思う。違ったらごめん。注意事項がいくつかありますので、同封のお知らせをご覧ください。

 

まぁこの支援はとても評判がよかったので、今回も採用してくれてよかったです。

 

 

3回目スケジュール

モデルナとファイザー、会場別です。国際医療福祉大さんは週替わり。交差接種OKですので、「前回ファイザーx2、今回モデルナ」でもいいし、「前回モデルナx2、今回ファイザー」でもいいのよ。

 

ご近所のクリニックや医療機関でも接種できますけども、集団接種と同じ日にスターティン!というわけではなく、配送とか予約とか接種日とかは医療機関さんでそれぞれ別です。すぐかもしれないし、ちょっと間あくかもしれないし。「別に集団会場でもいいわ」という方がいらっしゃいましたら、さくっと変更を。

 

基本、医療機関はファイザーが多めだと思ってください。モデルナ取り扱うところは少ないと思います。ですので、交差接種で3回目はモデルナ打ちたいわ!というシニアの方は、集団接種会場をおすすめいたします。ええ、それはもう強く。

 

なお、集団接種ネット予約が難しいという方、今回はコールセンターで100回線(5月当初は30回線←なめとんのか)で、前回と比較して繋がりやすさ3倍ちょい。でもおすすめはネットです。

 

 

おぐら27号。

ついでの27号も掲載。3ヶ月に1度、ちまちまちまちま誠意作成。


 

 

しつこいくらいにワクチン接種情報を提供したい

もっと議員は他にやることあるだろ的なことも言われるようなそうでもないような、ひたすらワクチン関連に努力してきた半年以上。お役所的には「アイツ、うるせぇ」とやかましがられる勢いで今年もいく所存です。おみくじは吉でした。一度、凶とか大凶を引いてみたいもんですが今年も夢叶わず。

 

港区の3回目接種に向けた状況のまとめをば

ワクチンに関しては、正直毎日毎日状況がコロコロコロコロ変わる感じなので、このお知らせも明日には古いものになるかもしれません。けれども、けれどもいいんです。「ほほぅ、なるほど」と思ってくれる人がひとりでもいれば御の字。自分の頭の整理にもなる。

 

ま、なんせ港区のHPは見にくいしな。SNSだって結構流れていっちゃうし、頻繁に更新してても目に止まらないかもしれない。「小倉のブログ、なんか多分書いてあるだろうから」くらいに覚えておいていただければそれで十分。気になる時に覗きにきて。今年も不平不満とお口の悪さで、お好きな方にはたまらない仕様にしたいと思います(ただし長文がすぎる)。

 

以前にもお伝えしたかと思いますが、2回目接種時期によって接種券が送られてくる時期が違います。1/13を先頭に、2週間おきくらいにすばんと発送でしょうかね。

 

 

3回目を待つ人も、3回目にまだ辿り着かない人も、全体としてはこんな感じ。お引越ししてきた人は申請必要になるパターンもあるので注意ね。基本、3回目に関しては港区以外のどこの自治体でもこんなもんだと思う。

 

ただ、港区が他の自治体以上に素晴らしく秀でているところは、今でも1回目2回目打てますよと区が並行して頑張ってるとこであります(注:他自治体でやってるところもなくはない)。どの自治体発行の接種券を持ってようがOKです、なんてやってる区はほんと貴重ですよ。今から打ちたい方、リミット迫ってるので港区でも東京都のでもご利用してどうぞお早めに。

 

あ、区内医療機関で3回目を打ちたいわという方は、医療機関に直接お問合せをね。予約も詳細も医療機関に直接ね、直接ですよ。かかりつけがあるなら今から聞いといていいと思う。だって最短1/14からだもの。ただ、接種券発送は1/13なので、券ないと打てないのでそれだけは注意。あと予約が取りづらいとかあれば、サックリと集団接種に変更のご検討を。1日あたり受け付ける人数が大幅に違いすぎるのでね。

 

 

3回目、どっちにする?

これまで、ある程度特例はありましたが(若者男子のモデルナ→ファイザー変更など副反応)、基本は1回目と2回目は同じワクチン打ってくださいねということでした。海外の研究とかも進みまして、「交差接種」も国内で許可されましてね。3回目は同じmRNAタイプのワクチンであればどちらでもお好きな方で。

 

自分は交差接種を選択する予定です(まだ先だけど)。ほら、コーラ飲んだら次はペプシ飲む的な。それにしても、結構色々なところで「ねぇ次どっち打つ!?」なんて会話を楽しんでいるんですが、今のとこ「やっぱ交差接種でしょ!」ときゃっきゃ盛り上がれる相手がワクチン担当課長しかいないというのはいかがなものか…。

 

ま、お好きな方で。個人的におすすめは「ご希望の日時にご希望の場所で、その時取り扱ってるワクチン」でいいんじゃないですかね。

 

 

陽性者が増えてますよね。

数がすべてというわけではありませんけども、数は増えてますよね数は。数だけは。だからどうだというアレではないんですけど、一応おさらいをね。

 

港区の接種率は約80%くらいです。接種率85%を目指していますけれども、目標を高く持つのはいいことで、別に「届かないじゃないか!」みたいなことで文句垂れるとかそういうのは最初から頭にありません。秋の決算委員会でもあーだこーだ30分ほどワクチンについて申し上げましたけども、その時お願いした「あの手この手で頑張っていただきたい」ということを実行していただいていることにとても感謝しております。

 

本日更新の港区保健所への陽性届の数はこんな感じ。1週間で1,500件近くあった時と比較すると数の上では少なく見えます。けれども、けれどもですよ、この数字の各1の背景に色んな手間隙をかける必要があって、連絡取ったり、ひたすら連絡とれねーやついたり、そういうのに限って港区民じゃない人とかだったり、それでも港区の保健所のみなさんは港区で発生届が出された以上真摯に対応すべく頑張ってるわけですよ。

 

 

医療従事者をメインに「みんなありがとう」的なコメントよく見たり聞いたりしますけれども、保健所職員にも同じように思っていただきたいもんです。簡単に「人増やせ」という考えもあるかもしれませんが、人が増えたからといって全てがクリアになるわけでもなく、みんなが思うことは「頼むから今まだ感染症2類のうちは感染リスク減らしてくれ」と表に出せない心の叫びがあることは忘れずに。

 

 

で、そこでワクチンがひとつの手でもあるんですけれども、「接種したからって感染するんじゃ意味なくね?」的なこともよく言われますよね。まぁその考えはわからないでもない。毎日「陽性者は◯◯人です。このうち未接種者は◯◯名で、◯◯名はワクチン2回接種済みでした」みたいなこと報道とかであったりしますし。

港区はこんなもんです。東京都も接種率78%とかそんなだし、日本全国もまぁ似たようなもんです。細かなことは気にしない。

 

とは言っても、内訳をざっくりするとこんな感じですよね。当然罹患したことある人も混ざってるわけ。

 

「陽性者◯◯名です」っていう時は、まぁこんな感じになるのかな。全体パイの割合とかはスルーしてください。概念だから。接種者と未接種者の人数だけ聞くと「打ってもかかるんじゃん」と頭に残ってしまいますが、絵にするとこんな感じかな。全体パイの割合とか視覚的なアレはスルーしてください。

 

で、だからどうだって?いや別に。接種者と未接種者の中で陽性者数がたとえ同じだったとしても、それぞれの群の中では割合って全然違うんだよ?数字のマジックだよ?と頭の整理をしたかっただけ。

 

 

どうも異なる価値観が

こればかりは一人一人色んな価値観があるのでなんとも言えませんけども、自分的な今のご時世のポリシーとして、「大人数の宴会的なやつには呼ばれても断る(たとえ議員同士の身内的なやつ含む)」があります。議員が率先して宴会呼びかけるケースだって当然欠席します。ええ。ええ、心の中では「マジで晒されろ!」と思うこともしばしばあります。しばしば、Often、おふとぅん。

 

「そんなのこのご時世当たり前だろう、議員だったら尚更だ」って大勢の人は理解してくれると思うんですけど、これが伝わりきらないケースも多々あるんですよね。

 

なんで来なかったの?◯◯さんは来たのに、とか言われたとしましょう。

 

「いや一応議員なんで、しかもワクチン接種会場にもちょこちょこ見学行ってるしリスクは減らしたいんですよねえ」と言ったとしましょう。大半が「そーだよな、お前そういえば議員だもんな」「議員はこのご時世叩かれて晒されるもんな!」で終わるんですが、時々言われるのが「それが何か関係あるの?」と。

 

あー、うーん、えーっと、人との付き合いって難しいね。

 

 


 

 

3回目接種に関する大切なお知らせ

3回目接種、いつ頃かしら?』とご質問いただきます。港区の爆速スケジュールをズバリお答えしょう。でも、本当にみなさんに知っていただきたいことは、『12回目打った後に自治体またいで引っ越した場合』です。これはどこの自治体もそうかもだけど、3回目打ちたい場合は申請ベースや。勝手に送られてはこん。

 

絶対に3回打つわという方、3回目をご検討されてる方、周りにまもなく3回目打つ順番が回って来るであろう65歳以上シニアがいて知っておきたいわという方向けの情報提供です。そういう方がいたら、教えて差し上げてくださいませ。

 

港区のワクチンに関することは全部ここをポチ。

 

おらさいします。港区の場合。

まず、3回目接種券がいつ送られてくるかということ。結論からいうと、勝手に送られてくる方と、申請しなければ送られてこない方がおりますのでご注意ください。特に後者。

 

昨日になりますが、年内最後のお役所稼働日に港区はプレスリリースを打ちました。

これまでシニアは最短で2/1よ〜とお知らせしていたんですが、ホラ国の発表というかそれによって「医療従事者とか施設入所者以外も早めてもいいですよ」的なことがありましたのでね。港区、「そのうち絶対なんだかんだで早め前倒しになるよ、絶対」と予想してましたし、いつでもゴーサインが出たらババーンとできるような準備をしていたわけであります。素晴らしい。

 

↑これが今のとこ最新の発送スケジュールね。接種が前倒しとなっても、最初のほうのシニア向け接種券発送の時期だけは変えられないということなので(1/13発送)、接種開始日だけが2/1から1/14に前倒し。年末年始も挟みますし、3回目接種券に同封するインフォメーションの準備だったり、封入作業含めて発送も役所じゃない外注先にお世話になるので、縮められない日程もあることはご理解ください。

 

ま、多分だけども、予測だけれども、どうせしばらくしたら「高齢者接種が落ち着いたら一般も前倒ししていいですよ」的なことになるんじゃないかなって。なので、その時はその時でお知らせされるはずですのでお待ちください。

 

とまぁ、皆さんよくお分かりのように、自治体は自治体で色々準備をしているわけですけれども、国の言う事で右往左往することがほとんどです。国の判断を無視してやるとかって言うのはできないことで、国>都道府県>区市町村、という順番はしゃーない。

 

で、話は戻りますが、区から接種券が自動的に送られてくる人は、「1・2回目接種を同じ自治体で受けた場合のみ」です。大半の方は「あら、それなら大丈夫ね」です。

 

 

港区へ引っ越してきた方、いらっしゃいますかー?

ワクチンについて何でも詳しくは、港区のHPをご覧いただくか、コールセンターまで。でもコールセンターも12/29〜1/2までお休みなので、おかけになる場合は1/3以降ね。

 

さて、

こういう方、申請が必要になります。だって仕方ないじゃない、転入届には「ワクチン何回打ってから引っ越してきました?」なんて聞くとこないんですから。ということは、未接種の方で最近港区に引っ越されてきた方も、同じことなわけです。打ちたい方、申請ベース。よろしくね。

 

申請方法は、ネット申請もしくは郵送。

 

他の自治体からお引越しされて来た方、年末の大掃除で接種証明書行方不明とか、引越しのドサクサで行方不明とか、多分これからよくある話になると思います。海外渡航とかで必要になる場合とか、インセンティブとかデジタル証明とか必要な方にとっては、接種証明書とか必要になりますもんね。

 

とにかく、ワクチンについて何でも詳しくは、港区のHPをご覧いただくか、コールセンターまで。でもコールセンターも12/29〜1/2までお休みなので、おかけになる場合は1/3以降ね。

 

 

なお、発行申請書はこんな感じです。港区は場所柄かどうかアレですけれども、「海外でワクチン打って来た」という人も少なくなく、しかも海外だと接種証明書的なものもテンプレ異なりますし、ない場合あったりするかもですし。とにかくよくわからない場合はお問合せください。

 

繰り返しになりますが、コールセンターは本日からお休みですので、次にオープンする日は1/3です。

 

 

よその自治体はどうかな。同じだね。

さすがに23区すべて調べに行くのはちょっとしんどく、こういう時にいつも「あ、東京1区で見てみるか」と、港区の他、千代田区と新宿区を覗きにいく自分であります。

 

うん、千代田区も同じだよね。別途申請ベース。

 

うん、新宿区も同じだね。別途申請ベース。

 

というか、新宿区の内容とっても丁寧だな。海外で接種したケースとか治験参加の場合とか、引越し以外のケースバイケースもあるわけだし、港区でも海外で接種後帰国という人も多いんだからこういう情報も載っけてもらうべきだわ。

 

と思った次第です。


 

例の市の例の件で思うこと

思想云々はさておいて、ルールというかやり方というか、議会のプロセスはどこも同じようなわけで、改めて頭の整理をしようと思う。委員会採択本会議否決とか。

 

会派判断がモノを言う

正直なところ、個人的な意見なんですけれども、「会派ってなんだろうね?」と思うところも少なくなく、その一方で「会派によって助けられてる」というところも少なからずあったりするのも事実で、トータル的にもやもやするのは変わりない6年間であります。

 

なお、6年前のことになりますかね、なんか訳のわからんことに巻き込まれて思ったことを綴ったこともありました。今も成長してないですけれど、ただの駄文。

毎日何をしているのかと(2015.5.13)
会派の続き(2015.5.14)

 

ほら、だからといって同じ政党の人だからといって思想が全て同じわけでもないし(注:多分全部の政党がそうとは限らない)、自民党さんなんか特にホラ、色んな人いるじゃないですか。国会とか見てても正直「あ〜仲悪そうだな」みたいなのチラホラあるだろうし、まぁそんなのどこも同じような感じだろうし。そう、色んな意味で複雑。

 

なお、↑の綴ってる内容は2015年選挙のいわゆる「前の期」というやつで、2019年選挙の後では港区議会の構成はこうでした。

 

ちなみに、その後2年で今はこんな感じです。

どこの自治体も同じだと思うんだけど、HPとか見ても会派でまとめられてるもんだから意外に知りようがないパターン多し。会派名に政党名入ってないとなおさらに。

 

 

会派と委員会構成と

で、例の市の例の条例案の内容はともかくとして、所管の委員会で審議をして結果が出たけれども、それを最終日に本会議場で諮ったら委員会とは逆の結論になりましたというやつです。

 

港区議会での例で頭を整理します。議会のお作法的なもの、未だに謎なところも多くて。

 

 

まぁ大体は一番多い会派から議長出して、次に多いところから副議長出します。それぞれの出し方も年高序列の場合もあれば期数のところもあるだろうし、そういうの全く関係なく選ぶ場合もあります。ただ、何をおいても一つ言えることは「ほえ〜みんなそういうの好きなんだ〜」と、役職大好き、クワバラクワバラ。名誉と他より多い歳費頂戴、でしょうかね。たくさん頂くことになるなら、それ相当の責任があるわけですので、しっかりやっていただきたいと思います。

 

で、区議会議員の任期は4年ですが、基本暗黙の了解で2年ごと色々変わる。委員会の構成も、会派の中の役割的なものも。ま、会派の中は色々なのでそれに限らず。

 

こないだの夏頃から、任期後半の人事的なモノは↑な感じ。自分、前半と何一つ変わらず。4年通して保健福祉常任委員会と新コロ特別委員会や。コソコソ言われとんの知ってんで、「アイツどこまで保健所好きなんだよ」と。

 

まぁそんな話はどうでも良し。

 

難しいドント方式とやらで、人数の多い会派から委員長・副委員長的な人数を決めたり、委員会の人数とか会派ごとのポジション選択権とか委員会の序列的な順番(上とか下じゃなくて、順番呼ばれるナンバリング的な意味)とかがあります。ま、それは任期の最初に決めるわけで、後半はそれに倣って「会派の中で人員交代」みたいな感じです。

 

名前と会派だけ羅列されてもイマイチなので、所属政党ごとに分けてみたらこんな感じになります。

 

結構バラバラなのよね、政党別になると。そりゃ思想も違うしモメることもあるだろうわ。たとえ会派が同じであろうとも。もちろん同じ会派でもモメます。

 

 

で、委員会の中の判断の話なんですけど

賛成反対と手を挙げたり立ったり座ったり議決をするのは、年4回ある定例会の中だけです。手を挙げるのは委員会の中、立ったり座ったりするのは本会議場。議案と請願に対して手をあげたり立ったり座ったりします。

 

委員会、例として今の保健福祉委員会での図はこんな感じ。アルファベットはそれぞれ別の会派のことね。委員長だけダッシュつけてますけども、採決に基本委員長は加わりません。議事進行という役目があるので。ただ、そのお隣の宙ぶらりんな副委員長は採決に加わります。議事進行役の代打だからな、ベンチに入っているからプレーヤーであります(例えが悪い)。

 

なお、本会議場における議長・副議長の扱いも同じ。議長は採決に基本加わらず、副議長は加わる。委員会の話に戻りますね。

 

で、例えば左側と右側で判断が分かれたとするじゃないですか。そうしたら頭数の多数決ということで、この場合は「不採択」という結果になります。

 

で、例えば更に判断が分かれて、頭数で同数になるじゃないですか。こういう時に初めて委員長が「沙汰を下す!」と出番がやってくるわけです。これが委員長裁決。サイの字が「裁」だか「採」だか違いがわからんけど、お沙汰であります。委員長が属する会派の判断になりますね。

 

個人の判断じゃねーのかよ、と時々聞かれたりするんですけどね。うん、個人じゃない。時々個人で責任もたせてくれよと思う時もある。でもダメぽいの。会派でまとめることが大事と。まぁ、委員長とかそういうポジションも「会派人数」が大きく関わっているわけですから、「そういうポジション与えられたのも意見をまとめることが前提」となるわけで、個別で全ていいとなれば会派制度もなくてしまって、ポジションなんかアミダかジャンケンで決めてしまえとなります(そうしてしまえと思うこともあるけれど、ならない)。

 

未だにモメてやらかしてる会派もあります。悩みは尽きない。外側からは見えない、ドロドロしたやつたくさんある。

 

で、これで委員会内でのお沙汰が下されたわけなんですが、ちょ待てよ。これって全体の見解が反映されているんでしょうかねという疑問が出ます。疑問というか、問題が2点あるわけですよ。

 

まず1点目:バックにいる人数が反映されてない

 

さっきの図ですけれども、ドント方式的なアレで、各会派で割り当てられる人数が決まるわけですよ。でもね、名目上、会派を代表して割り当てられているわけなんですよね。

 

そう、我々委員のバックには、これだけの人数がいるんです。

 

なので、たまたま人数の少ない会派で賛否が分かれたとして、委員会の中では同数となって委員長裁決となったとしても、バックに背負ってる人数が違う結果となることもある。多数決だけど、多数決じゃない的な。

 

次に2点目:全部の会派が一つの委員会に集合してるわけじゃない

 

委員会の中だけでお沙汰が下っても、全員いる場で「委員会の中ではこういう沙汰が下ったんですが、皆さんいかがですかー?」と問う場が最終日の本会議場なんです。立ったり座ったり。いいでーすサンセーイ!という方々はかなりの回数の立ったり座ったり、スクワット運動を強いられます。

 

時々思います、逆にしてくれよと。ただ、港区議会規定で賛成は起立と決められておるので、逆にするには色んなもんを改正していかなきゃいけないので、面倒だから多分このまま。…ちぇ。

 

議事録にもあるけれども、議会の最終日はこういう感じで委員長が報告をして、それに関して「委員会内でのお沙汰に賛成」「委員会内でのお沙汰に反対」と、全議員に確認するわけです。

 

なお、同数の場合は本会議場でお沙汰を下す場合もあり、その役目は議長です。欠席なら「ー」、気に喰わないとかまとまらないとかこぞって退席の場合は「退席」って書かれます。

 

港区議会のHP(審議結果)でもみれるけど、年4回発行されてる区議会だよりにも書かれてます。

 

ま、色々あります。色々ね。

 

 

訂正してお詫び申し上げます。

タイトルに「例の市の例の件で思うこと」とありましたが、実際の内容が異なり正しくは「例の市の例の件で地方自治体の議決プロセスに関しほんの少しでも興味がある方に向け、港区議会での例えを挙げてわかりやすいつもりで説明した件」でした。訂正してお詫び申し上げます。

 

ま、色々あります。色々ね。ムズカシイネ。


 

 

 

先週、年内最後の議会が終わりました。

最近は、『3回目はファイザーとモデルナどっち打とうかなー!』って考えてます。6ヶ月でも8ヶ月でも何でもいいけど、まずは医療従事者の方々終わるまで慌てないで待とうね。インフルは打ったお。

 

先週、年内最後の定例会が終わりました。

議会の中の御作法的なもの、正直なところ、何が正しくて何がおかしいのか未だにわからないままの(正しくは『理解ができない』)自分なわけでありますが、決して『慣れてしまった』と口が裂けても言いたくないのであります。なので『わっかりましたー!』と100%肯定することはなく、いつも何かしらにイチャモンつけて文句垂れる性悪な感じになってるのはそのせいなのかもしんないなあと、しみじみ感じる12月であります。

 

フォーエバー素人。だから常に反抗期。自分でも常に思います、ヤッカイだと。でも議員を『センセイ』って呼ぶナラワシは滅びた方がいい思うことだけは変わらず。議員同士でセンセイセンセイ呼び合ってる姿って超絶に滑稽。でも呼ばれたい人がいるのと呼びたい人がいるので、ある意味需要と供給がしっかりとマッチ。我、そこに入ラズ。

 

『んなもん、気分良くさせるためにそのくらいやったらどうだ』なんて言われる事もあるけれど、嫌なものは嫌ざんす。絶対呼ばないポリシー。

 

 

個人と会派

議会の中で、特に議会運営に関する不思議に『全会一致』というルールがあります。字の如く、全ての会派が同意見という意味で、『議員として選ばれしもの1人足りとも違う方向向いていたら、まかりならぬ』というルールです。1人というか、1会派。

 

その割には議決は多数決なんですけれどもね。

 

議会の中をこういうルールにしようよ、と誰かが提案したとしても、1つの会派が嫌ですぅと言ったらナシ。

 

何でしょうかね、議員定数を区民人口の少数サンプルとして、その議員全員がイエス又はノーである、いわゆる『少数サンプル100%の同意=区民の総意』みたいな感覚なのかしら。それがどれだけ重要なのか正直知らんけど。

 

その割には議決は多数決なんですけれどもね。

 

なので、なんか妥協案とかかけ引き取り引き(文字にすると非常に悪いことをしている印象)がない限り、全会一致にはなりにくいというのは個人的にとてもマイナスポイントなのではないかなっていつも思うんです。

 

『そんな規則、変えちゃえよ』

 

ここ数年、色んな不祥事とか不祥事とか不祥事とかありまして、色んな方から『なんでそんなルールなの?』とか、逆に『なんでルール無いんだよ』とか言われます。新しく作るにしても、おんなじ。1人でも異なる意見の会派があったら、まかりならぬ。そして会派の中でも結構モメる。10人10色。

 

その割には議決は多数決なんですけどね。あ、役所が出してくる議案を賛成反対するのと、議会の中で議員達がああするこうするは別扱いです。

 

 

全会一致じゃないと、申し合わされない

『議会運営委員会に関する申し合わせ事項』っつー1718年くらい変更なしのものがあって、ここによると『委員会の議事は第一号の規定の趣旨に沿って、全会一致で決するよう努めるものとする』と書いてあるんです。自分はこれを読んで思いました、国語が苦手な自分は思ったわけです。

 

なんだ、努力したけど決裂の場合は全会一致である必要ないんだ』と。文字をそのまま読んだ自分です。どうもどうも。でも聞くところによると自分の理解は間違っているようで、『全会一致じゃないと』という見解しかなくて、うーんムズカシイネニホンゴって感じ。『決しなければならない』ならわかるんだけど。

 

なお、第1号とやらはこういうの。連絡調整をはかって円滑チャレンジ。

 

ま、『みんなで決めました』というのが必要なのかしらね。『オレらは反対なのにアイツらが勝手に強行しやがって!』みたいに喧嘩材料ばっか増やしても仕方ないし、なんか変な実績アピール合戦でみっともないエンドになりかねない危うさがあります。

 

自分で言うのもなんだけど、結構しょーもない小競り合いが見えないところで結構あったりします。なぜなら、みんな仲良くやろうよ、なんで1ミリも思ってない個の集まりだから。都合良い時はいい顔して、自分のために相手を蹴落とす。それが議員という生き物らしいですよ。あーやだやだ。

 

あ、ちなみに昨年のことにはなりますけれども、全会一致で『ある一定期間連続で欠席の人は議員報酬削減しようね』というのは決めました。時々はまとまることもある、うん。揉めたけど。

 

 

例えば意見書ひとつとっても。

『議会でまとめる意見をお前はどんだけ軽視するんだ』ということを言われてしまいそうなんですけれども、正直なところ『政党の思惑が絡みまくってる意見書は本当に区議会でまとめるべき意見なんだろうか』とか、毎回の定例会で感じるんですよ。

 

『ウチの政党のポリシーだから、これ意見書として出したい』

『いや、おたくの政党の考えはウチの政党と真逆だから』

 

まとまらず終了。

 

『頼むよ、出したいんだよ意見書』

『ここの表現をこうこうこう直してくれたら前向きに考えるけども』

『一言一句修正はまかりならぬ』

 

まとまらず終了。

 

『たまにはウチの会派からこういうの出したいんだけど。おたく出した意見書も何回か賛成してあげたでしょ?』

『それとこれとは別、考え方に賛成できない』

 

まとまらず終了。

 

この手のやりとりを眺めてるとですね、『意見書ってなんだろう』とどうしても感じてしまうんですよ。意見書を通したい理由というのが、極めてうんざりする類の政治的という印象が強かったり、はたまた『オレ、やったったぜ!これで一票!』な個人的な超絶アピールだったり、誰のためなのかなあって。思っちゃうんですよねえ。

 

『何もやってないと思われるのが嫌だから、なんかやってる感を出すのが意見書』ということも耳にしたことがあるわけで、ますますなんのこっちゃわからないもんであります。なお、出した意見書を受け取った側がどう対処しているのかな。地方議会、どちらかというと出したら満足しちゃうフシあるんじゃないか。

 

ま、そもそも、会派同士で意見が合わないどころか、会派の中ですら合わないことがほとんどですものね。同じ政党所属でもみんな別人格、思いを馳せることも考える未来も別。それでも会派によっては政党から当たり前のように指示のようなものがくるんだろうか、そのあたりはよくわからないんだけども。

 

 

なんだかんだ結構モメる

定期的に提出される請願というものもあります。慣例でみんなやるもの的なやつ以外、自分、基本的に請願に署名しての紹介議員にはならないポリシーです。そうなりました、前期でうんざりする目にあったので。

 

あっアイツひでえ冷てえ奴だな、って思われるかもしんないけれども、人には色んなポリシーがあるものです。例えば『会派とは違う考えだけど個人的に署名』とか、『出されるもの全てに問答無用で署名』とか、『知り合いだからルールを捻じ曲げてでも署名』とか、『票になるかもしれないから署名』とか、『何とも思わないけど言われるがままに署名』とか。なので別にアリだと思いますよ、全ての請願に署名しないポリシーの人がいても。

 

港区の自民党会派さん、前期初当選した時から自分が教わってきたのが『請願審議をする委員会に所属する議員は署名するべからず』です。ハッキリ覚えています。だって『審議前に署名したら賛成ってことだから、会派の意見云々は関係なくその委員会のいる議員個人の思いのままになって、会派の意味をなさないだろ?』と言われ、すごく納得したことを覚えてます。

 

時々あるんですよね、というかこないだの定例会でもありましたよ。会派の意見がまとまらなくて色々とすったもんだ的な。署名と審議の結論が異なる矛盾とか、議会の中にいる人は気になるもんです。

 

ま、会派の存在意義は未だに納得はしてないんですけどもね。素人だの議員経験が浅いだの、よくバカにされますけども。そりゃ、票に繋がる行動のみを追求するのが議員だみたいな常識なら、自分完全に素人っすわ。それで結構結構。頭オカシイ(お互いに)。

 

あ、平等に請願署名しなくなった一番の大きな理由は別にありましてね、『子供に関することだからウチは女子が全員が署名しとけ』とか言われたことがありましてね。なんなんだよその言い方!すげえなさすが自民党!ダッサ!と超絶にムカついて拒否したことがあったのであります。

 

ま、そんな会派内のルールも『票のため』とか『イメージアップのため』みたいな個人の都合で捻じ曲げられることも時々見受けられ、また会派によってはそんなの関係ねえというところも素敵な多様性、そういうのに違和感ありまくりなので、辛いこともあるのも事実。政治好きじゃないとか団体行動が苦手なその辺のおばちゃんにとって、組織な議員のお役目ってしんどいこともあるなって改めて思う。

 

……いや違うな。ダブルスタンダードにならざるを得ない時があるから辛いんだな。立場によって色々。

 

ま、とにかく、ルールを『全会一致から多数決で決めてもいいんじゃね?』に変えようとするだけでも、細かく言えば『全会一致』にしないと変えられないんですよねえ。…いや、多数決で良いというもんでもないな、この類は確かに……特定の目的をもった組織的な行動が多くなってしまうのは目に見えてる。それはよろしくない。

 

と、本日はオチも何もないただの戯言の日だってあるよ。人間だもの。


 

ワクチン会場にはひとりひとりのドラマがあるんだ

アルファから始まって、早オミクロン。ギリシャ文字なんですよね。なんか聞くところによると、2つばかり順番すっ飛ばしてオミクロンとか。なんかもう数字でよくね?的な感じもしますけども、なんか超合金的なイメージな件(独断と偏見)。

 

なぁ、港区いつまでワクチン打ってんの?

なんて時々聞かれます。もちろん「もういいんじゃねーの?」的なニュアンス込みで。いやいやいや、うんざりするまで打ってもらいたい。もうすでに疲弊してるけども、それでも打ちたい人がいる限り接種機会の提供はすべきであります。と、自分は思ってます。

 

港区のリソースと税金使って、住民税収めてもないヨソの人に打つの?」なんてことも時々言われます。それ言われるとちょっとグゥとなる時もあるけども、それでも期待される効果というリターンの方が大きいと信じてるから、「ベストじゃなくてもベターは心掛けたっていいじゃないの」と、できるとこが担ってあげてもいいじゃないかと、真剣に思ってるわけですよ。

 

今、8月9月の時ほどワクチンってどこでも打てるわけではないんですよね。自治体によっては「もう行政の分はとっくに終わっちゃったんで、あとは自力で打ってくれる病院探してくださいね」と言われることもあったりしますし、東京都はまだ都庁とかでやってくれてるのは助かるけど、国のやつは先日終了しましたし。

 

今から打とうかなと、大半の人は「え、今なの?」と言うかもしんないけど、今からやっぱり打とうかなと思う人もいるんですよ。そういう人達への接種機会を残す、しかも継続運営している自治体をもっと褒めてもらいたいと思うんですよね。要は港区って数少ない素晴らしい自治体なので、みんなもっと褒めて。頑張ってくれてる職員さん達を。

 

病院とかでももうやってませんというとこも多いんです。これからの時期はインフルエンザ予防接種に注力したいから余力ないという理由とか、予約調整するのが想像以上にしんどかったからとか、病院さんは病院さんで色んなご苦労があるようです。

 

3回目に向けてそっちに注力というのもわかりますけども、2回終わらないと3回目はやってこない。2回打つには1回目打たないと。その1回目の機会がお住まいの自治体でないところが多いわけ。あんだけ最初の方メディアで持ち上げられてドヤ顔して「ウチの区は早いです」連発してたようなとこですら、集団接種会場閉めるのも早かった。

 

おかげでそういう自治体にお住まいの若い人達、今から打ちたいけど打てないと難儀してますよ。そして港区に打ちにきてます。都庁行くより近いもんね(距離の問題じゃないかもだけど)。

 

御成門駅、大門駅、芝公園駅、六本木駅、あと品川駅とか、改札そばの目立つところにポスター貼らしてもらってます。最寄りの都営に関しては、かんの弘一都議会議員のご協力もあり。あざす。

 

 

なぁ、どういう人が打ちに来てんの?

なんて時々聞かれます。港区の住民も、港区じゃない住民も、今から1回目の人も2回目の人もいますいます。近隣区の人もいますし、ちょっと遠いとこの人もいますし、東京都民じゃない人だって。12歳になりたてホヤホヤの子も保護者と一緒にきてくれますし、パートナーと一緒に来る人もいますし、接種済みの人が付き添いで励ましながら打ちにくるパターンだって。要は色んなとこから来てくれます。

 

住民票動かしてなくて、住んでるのは都内だけど券だけ今になって地方から取り寄せたと考えられるパターンだってあるわけです。都心部あるあるですよ。単身赴任も含めたそういう『住民票未移動案件』は住所地外接種届というやつを出せば打てるんだけども、それが機能するのは自治体集団接種に限るみたいなとこがあって、それがもう多くのとこで閉めちゃってる。いちいち病院に問い合わせるのめんどくさいし、ネットで検索したら港区誰でも打てるよって知られることにもなります。選択肢ないから。

 

それもそのはず、港区は我の念願の『誰でも接種』で接種券持ってれば誰でもいらっしゃいと、懐と器の大きさを日本全国に見せつけているんです。まぁ事情もあるわけですけどもね。昼間人口の多い港区ですもの、住んでる人の何倍もの人数が区内にいるわけじゃないですか。人口26万で、昼間人口100万人くらいはいくんじゃねーの?とにかく区としてそういう判断にカジを切ってもらえたのには感謝してしてます。ほんとよ?

 

で、自分は週2回、9月から変わらず接種会場覗きにいきます。未だに行きます。行けなかったのは体調良くなかった日とお誕生日だけ(←言い訳にはならない)。で、色んな人をみますし、色んな話を人づてに聞きます。

 

『◯◯県の接種券みました!』

『◯◯の予診票、色付きでした!』

『◯◯区の予診票、接種時間の記入欄あって驚きました!』

 

中の人が盛り上がるような話だって、自分は聞いてて楽しいわけですよ。

 

聞けそうな時に『どうやってここの接種知りました?』と職員さんに聞いてもらったりもしてます。だってこちらとしては『今まで散々機会があっただろうけど、何故今なの!?』が知りたい。

 

『やっと仕事が落ち着いて』

『勤め先最寄駅でポスターみたんです』

『いやぁ、旅行行きたくて』

『年末年始、実家に帰りたいんですよね』

『飲みに出かけたくて』

『本当は打ちたくないけど、接種証明ないとそろそろ厳しいんでしょ?』

『職域のモデルナ難民でした』

『1回目の後にコロナかかっちゃって。治ったら接種終わってまして』

『夜遅いこの時間しか自由がなかったんです』

『◯◯区役所に問い合わせたらもう接種終わってて。港区を紹介してくれました』

『今からでも打てるとこ、病院の先生が調べてくれました』

 

特に、時間帯とかが理由だった場合とかは、『もし◯◯時に閉めてたらこの人は接種機会をずっと逃しっぱなしだったんだ』となるわけで、開けててよかったミッドナイト接種(毎週19〜24時@東京グランドホテル)とシビれる感動をもらうわけです。

 

こういう時、みんなで『いやぁよかったよかった、これも24時まで開けてたからこの人は打てたんだ』と、よーっし!よーっし!と小さいガッツポーズと共に我々もモチベーションを高めているわけですよ。というか、こうでも思ってないとやってらんない仕事量ではあります、職員のみなさんは。ありがとね。

 

港区のじゃないとこにお住まいの接種券忘れてきてしまっても『もし今から取りに戻ったとして、24時まで戻れるなら打てますから!我々待ってますから!』と伝えたケースもあり、本当に戻ってきてくれた時は感動したし、『あの!トラブルで予約時間に行けないんですけどすごい遅くなら間に合いそうなんですが大丈夫ですか!?』というケースもあり、本当にギリで来てくれた時も感動したし。

 

そう、今のワクチン会場にはひとりひとりのドラマがあります。

 

んで、少なくとも自分は『来てくれてありがとう』と思ってる。職員さんもみんな同じだと思うんだけどさ。だから、お帰りになる際に「お疲れ様でした」じゃなくて「ありがとうございました」って言うんだ。

 

 

なお、「あきらめないで」の真の意味

港区のTwitterでもマメに投稿を続けてもらい、数週間前から突然出現したキーワード「あきらめないで」。我々の世代、どうしても某女優さんがふぁっさーと髪を靡かせながら「あきらめないでェ!」と微笑む姿が脳裏に浮かぶお年頃です。

 

これ、そのまんまの意味で「予約してその時間に間に合わなくともドタキャンしないで大丈夫だから!火曜なら22時まで、金曜なら0時までギリギリまで待ってるから!来れるならおいで!」というやつです。

 

いやぁ、結構多いんですよドタキャンが。ドタキャンというか、どちらかというとNO SHOW。予約だけ入れて来ない。や、別に急に予定が入ることは珍しくないから全然いいんです。予約キャンセルしてくれればよかったりするんだけども、そういうのすらない場合もすごく多かったんですよね。ほんとに。

 

で、我々雑談の中で色々話をするわけですよ。「やっぱりキャンセルするということ自体めんどくさいのかなあ?」とか、「忘れちゃったのかなあ?」とか。で、ふとひとつの可能性を思いついたわけですよ。

 

【予約時間に間に合わないからそのままスルーしただけかもしれない件】

 

なので、ギリギリまで待つから諦めないでいいからね!という意味を込めて、そういうキーワード入れようぜとなった次第です。

 

 

港区の「誰でも接種」は延長します。

1回目は1月末まで。2回目は2月末まで。どんと来い。今のうちにおいで。ただ、1月になると開けてる時間が変わるので要注意。火曜日は午後10時→午後9時まで、金曜日は午前0時→午後10時に変更になります。年内は今のまま。

お知り合いにオススメください。まだ打てるよ。港区は、港区のために接種券持つ人誰にでも打って港区全体の感染拡大防止努力を継続するよ。

 

誰でも接種の情報はコチラからどうぞ。

 

 

あ、そういえば本日より3回目接種

まずは医療従事者向けの3回目接種が今日から始まりました。多くの関係者の方々はお勤めとかの医療機関で接種したりする場合が多いのかもしれないですけど、ほらそういうのじゃないパターンもあるじゃないですか。港区はスポセンで本日より開始です。

 

なお、一般の我々はもう少し先。医療従事者の皆さんの次は5月〜6月に接種した65歳以上のシニアの方、そしてその後7月以降に接種した一般の番。メディアで8ヶ月だ6ヶ月だと色々また混乱するようなアレがありますけれども、「お医者さんたちが打ち終わるまで、まずは待ちましょうよ」ということでよろしくどうぞ。

 

順番に来ますから慌てない慌てない。

 


 

アフターコロナへ残して欲しい文化とは

小倉くん『残念なお知らせがあります』
小倉さん『はい、なんでしょうか』
小倉くん『僕のリモートワークが無くなりました』
小倉さん『それは…残念ですね』

 

近い将来、コロナ禍脱出して元通りの生活に戻りたいと願うのはとてもいいことだけれども、折角定着したような「これはいいよねシステム」は残して欲しいなと思ってる人も多かったりするんではないかと思うんですよ。

 

 

あったよね、【新しい生活様式】というやつが

何だろう、【新しい生活様式】というやつがどんなんだったかすら、もうみんな正直忘れてる頃なんだと思う。ニューなライフタイル。

 

ぶっちゃけた話、これが出たの今年だったか昨年だったかすら思い出せないであろ。厚労省のサイトですら日にち入ってないから思い出しようもない。今年は高齢者ワクチンでハッスルしてた時期から昨年かなあ。喉元過ぎたら忘却の彼方。人類の残念なアレであります。

 

このコロナ禍のすったもんだは決して一過性のものではなくて、『何がキッカケで何がどうなるかわからん』という厄介なモノのひとつがたまたま表で大暴れしてしまってたわけで、暮らしだけじゃなくて生死にも関わることであったわけであります。これまではその多くが国内では多分災害というジャンルが多くを占めてたんじゃなかろうかと思ったりしますけれども、国によっては紛争とか戦争とかも加わって、しかも今回の感染性疾患であっという間に地球規模で困ったことになり、もうなんか『次に地球規模で大変なことになる何ががあるとしたら、地球生物に敵意を持つ宇宙人襲来だ』くらいな感じなんですかね。

 

んなアホな。

 

と、言い切ってはならないくらい、これまでフィクションではあっても映画とか物語とかそういう類いで人類の滅亡してきたネタでありますからね。災害然り、感染症然り、戦争然り、宇宙人然り。人類滅亡四天王ネタみたいな感じ。

 

 

それはさておき

『元通りの生活』というのは決して、『今回のことは無かったことにして、時間が巻き戻ったように当時の続きを何事もない感じて再び開始する』ということでは無いわけです。ほら、タイムリープですら身構えますからね、記憶があるから。

 

……SFマインド、どっかいけ(ただし異世界転生は除く)。

 

「元通り&これを機に採用した新しい何か』、これが正しくはこれからの生活で求める人が多いのかなあって思うわけですよ。よかったなぁと思うものは継続したいよね。

 

その2大巨頭が多分おそらく、リモートワーク電子化対応じゃねーのかなって。ゲンミツに言えばリモートワークだって広い意味での電子化対応になるんだろうけど、今回の意味ではどちらかというとキャッシュレス的な電子決済の方。通販然り。

 

あっ、あと個人的にはテイクアウト・デリバリーがこのままな感じであるといいなとは思う。ご飯は楽チンでいいんだよって定着したのはちょっとありがたいと思うんですよ。出来合い買って食卓に並べて何が悪い。お弁当買ってきたよ〜わーいすぐに食べれる〜も素敵じゃないか。ありがたくも、テイクアウト需要は当たり前の食卓の選択肢として残ってる感じはします。今のとこ。ありがたや。

 

すべてがリモート対応できるわけじゃないけども、AIチャットボットが普及したり、なんでもそこそこオンラインで対応ができるようになったり、もちろん通話だって使用頻度は増えたと思うけど、人に会わないのはなんだか寂しいって言うのもわかる。人に会わないと仕事ができないというのもあるのでそれもわかる。

 

なんかいいバランスが取れればいいなって願うわけですよ。

 

 

議会対応におけるプラス

これはもうハッキリ言って、デジタル化が進んでオンライン対応ができるようになったことに尽きる。

 

こないだの6月からやっとこタブレットが配布されて、資料がすべてオンラインでみれるようになったわけですよ。え、それまでどうしてたかって?紙ですよ紙、全部紙。役所に行って自分の机の上に紙資料がぜんぶ積まれてる的な感じ。

 

ペーパーレスが進む上、どこからでもみることができるのでイチイチ区役所に行く必要がなくなったのは大きいんですよね。委員会前の打ち合わせもある程度のことはオンラインでできるようになったし(オンラインでやるかどうかは人による)、内容によっては対面じゃないとというのもあるけども、コロナ禍をキッカケとして色んなことが進められたのはよかったよかった。

 

ただ、『めんどくせーから、これまでと同じように紙で寄越せよ、印刷して持ってこいよ』と言う人はいるのは仕方ないことで、それなら『んなもん自分で印刷しろよ、そのくらいできるだろ』とは中々言いづらい…のはわかる。ほら、俺様偉い的な勘違いも多いから。

 

なんだろうか、コロナの影響による課題というのは『誰がどれだけひとりでできるもん』が達成できるかを見定められるリスクではなかろうか。裏を返せば、デジタル対応以前に、ひとりで色んなことができない人が多いと思うのよね(注:自分のことは棚に上げた都合良い第三者的な感想であります)。

 

思い返してみれば、タブレット配布前から自前のやつでオンライン対応お試し始めてたのが2月くらい。それでも他の自治体に比べれば全然おそおそなんだろうけど、別にカッコつけるためにやってたわけじゃなくて。

 

ほら、保健福祉委員会なところに所属してるもんですから、たった5分10分の事前説明のために当時コロナ対応で忙しくててんてこまいの保健所から職員さん移動してもらうのも悪いじゃないですか。しかも議員の数だけイチイチ事前説明するっていう、非常に非効率な行動が結構当たり前だったし、選択肢が増えたというのは役所側も便利になったんじゃないかなあと思いますよ。

 

と、勝手に思ってる。でも逆に面倒くさいことになってるなら、コッソリ教えてください。

 

みなさん、どんな【新しい生活様式】的なやつ残して欲しい?一度考えてみると、意外に出てくるようで出てこなくてモヤモヤしますので、記憶力テスト程度くらいで振り返ってみるのオススメ。


 

ワクチン接種3回目に向けたその前に…

とりわけワクチンに関して色んな相談受けるわけですけれども、その中でとうとう来ちゃった「ワクチン2回打ったのに接種シール貼った接種券一式無くしちゃった……」ってやつ。私も今回学んだので港区の再発行の手続きをご紹介しますね。

 

東京都がやりはじめた東京ワクションとやらに登録したいけど接種済証を無くしちゃったとか、病院にお見舞い行こうと思ったら接種済証求められたんだけど無くしちゃってたとか、色々理由はありますよね。無くさないのが一番だけれども、無くしちゃってたら再発行できますからね。

 

 

再発行を申請します(そのまま)

港区のこちらのページをご覧くださいませ。下の方にスクロールしたらそのまんま、「新型コロナワクチン接種済証(再)発行について」というのがありますので。まんまです。

 

 

郵送とネットで再発行申請できます。お好きな方を、お好きな方をというよりはできる方をお選びください。なお、いわゆる「渡航用のワクチンパスポートやら」とは別のものなので、そっちはそっちで別申請ですからね。そこんとこよろしく。

 

 

郵送でやる場合のご説明です。

もしまわりの方で「無くしちゃったけど、ネットとかよくわからないわぁ」みたいなタイプに教えてあげてください。大事なものだからちゃんとしまっておかなきゃ!と宝物のように扱って、厳重管理したおかげてわかんなくなっちゃったパターンよくあるある。

 

申請書はこんな感じ↓。

電子申請の方にも「わかる方はご記載ください」的なこと書いてありましたけども、無くしてたら全部まるっとないわけだから通常はわからんと思うわ。でも大丈夫、記載された情報を元に区役所が必死に調べますから(はず)。どうしてもわからん場合とか、確認が必要な場合は連絡がいくと思うので、繋がる電話番号書いてあげてくださいませ。

 

で、この申請書1枚と、あと必要なものは本人確認書のコピーね(あと返信用封筒)。

 

郵送先は区役所。郵送料は港区が負担します。すばらしい。昨年からコロナ対応というやつで、役所申請関連書類は別の表紙印刷してピッと封筒に貼れば、それで良い感じになっております。素晴らしい。港区役所行きの郵便物のみね。

 

このオモテのやつはこちらからダウンロードしてくださいね。

 

申請書と本人確認書のコピーと返信用封筒(それに入れられて証明書送られてくるからね)を入れた封筒に、程よいサイズでオモテ面に貼って、宛先もちゃんと「新型コロナワクチン接種済証発行担当」と書いて、投函。以上。

 

というお知らせでございました。以上。

 

港区以外の自治体にお住まいの方は、そっちの自治体のHPとかでまずご確認を。以上。


 

港区の大人気商品券、電子化に向けて

みんな大好きプレミアム付き商品券。1998年の港区の大成功を皮切りに、日本全国プレミアム付き商品券というものが広がったなんて話を聞くわけですよ。で、今このご時世ですので紙の他に電子化もされるわけなんですが、要はつまり電子取り扱い店絶賛募集中です。

 

紙から電子へ

利用者側は「利便性が!」とか「使える店が少ない!」とか色々ご意見ありますね。電子化でみんなが便利になるならそれはそれで意義があるんだけども、その裏には「電子商品券取り扱いしてくれる店も増やさないとね」という隠れた努力があることも心の片隅に置いてもらえたらこれ幸い。

 

商店街振興ですからね、商品券は。港区は商店街連合会がやってる事業の商品券発行の支援という形を取ってるわけで、加盟商店街の中の加盟店舗なら使えますよという点は大前提なわけです。商店街振興ですから。

 

議員とかも区民のためにいい事代弁してあげてんのよと言わんばかりのドヤ顔で「電子商品券の推進を後押ししました!」とか言ったりする人少なからずいるけれども、それはあくまでも利用者側目線。反対側の立ち位置にいる人への対応皆無であります。いや、利用者側の側に立っての代弁はそれはそれでいいわけです。全然アリ。

 

ただですね、わたくし、どうしてもこの件だけは『採用側目線』でモノを言わなければならないわけです。そう、どちらかというと利用者とは反対側の立ち位置のひと。なぜなら、わたくし『今時ピッ的なキャッシュレス対応を苦手とするお店屋さんの子』。お前んちダセェと言われても仕方ない。

 

「なんだかよくわからん。わからんもんはいらない」

 

ここを少しでも理解してもらえるように頑張らないと、取り扱いしてもいいよという店舗は増えないわけ。そう、わたくしのこの件における最大の役割はですね、時代について行かなきゃ取り残されるわという危機感を可能な限り自分ちと似たようなところにお知らせに回らにゃあかんのです。

 

だってよく考えて?使えるお店が少なかったらガッカリしちゃうでしょ?港区のプレミアム付き商品券発行支援はあくまでも産業振興&商店街振興であります故、使う側と使ってもらう側がWin-Winでなきゃダメだと思うんですよ……いやWin-Winじゃダメだな。願わくばお店屋さんの方にもっとWin。だってやっぱりメインは産業振興ですもの。利用者あってのものではあるけれども、利用者の経済支援(よりお得感)はサブと位置付けしないといけないと思ってる。

 

これからは紙が少なくなり電子が増える時代であります。期限内に確実に区内に落とされる莫大な商品券総額(紙5億、電子10億)のうち、「どれだけ自分とこに落としてもらえるか」を念頭にお店屋さんも取りにいかないと、電子は10億円分だからこれは非常にもったいないもったいない。あ、あきらめないで……。

 

◯ay◯ay使えるなら簡単ですよ、なんて説明受けたりするけども、そういうの導入してないお店だってたくさんあるんじゃい。折角のプレミアム付き商品券ですもの、大手チェーンとか量販店じゃないところにもっと使っていただきたい。

 

 

そもそも、なぜ電子化するの?

まぁピッってするやつは便利ですしね、わかるんですけれどもね。しかもコロナ禍で非接触がなんか広がったわけで、なんか現金の受け渡しはなんかちょっとねぇなんて思われがちになっちゃったけれども。まぁそういうのはさておいても、ぶっちゃけちゃえばもうこれ銀行が白旗振ってるからなんですよね。今に始まったことじゃないけども。

 

店舗側も「紙の商品券めんどくせ」と思ってるところもあるのも事実。使ってもらった店側としては、数えて裏に一枚一枚ハンコおすだけじゃなく切り取り線にそってハサミ入れて、そんで銀行に入金してと。枚数が多い店舗今に始まったことじゃないけれども。

 

そんでまぁ銀行さんのご苦労がですね、昔から話を聞くととんでもなくてですね。偽造がないか、裏表一枚一枚じっくり目視チェックするんですって聞いたことあります。行員総出で。これがえらいしんどい作業なようで。大切なお仕事なんですけれども、ほんとおつかれさまです。おかげで安心して商品券使ってもらえてたわけですよ。ほんとありがとうございます。

 

ま、それだけじゃないですけれども、こういうご時世だからピッてやつも色々な種類が普及して使う人も増えて、時代が変わっていくにつれ色んなこと変えていくのもいいかもね的なことが大きいと思います。あとはそうですね、役所的に言えば「よそがやり始めたから」というのも正直あるんでしょうかね、知らんけど。

 

 

わたくし、店舗増やすためにおいちゃん達に教えたい

先ほども申し上げましたけれども、わたくし昭和な店の子な上、自分もピッってやつ使うとしたら、クレジットカードを除き交通系ICオンリーという人なんです。しかもスマホをかざすやつにしてるわけでもなく、オートチャージすらしないタイプという、駅とかコンビニで一定金額チャージをするけれども気がついたら「残高不足です」でブーって鳴って、少し赤面しちゃう系女子(注:おばさん)。

 

アイラブ現金。なぜなら災害とか停電とかに直面した時、キャッシュ持ってないと怖い系女子(注:おばさん)。

 

しかしこの商品券の電子化は頑張って対応するべく、無事に家族を説得し導入する予定であります。なので正直、「導入めんどうとかよくわかんないと言ってるところ、こんな実はアナログな自分が『大丈夫!できるよ!』『うちのお父ちゃんもできそうだよ!』と力説するのが一番説得力あるんちゃう?」と思うわけです。

 

その理由、電子の10億円は大きい。

 

大切なことなのでもう一度いいますね。

紙商品券5億円のほか、電子商品券10億円分っていうのは、大きい。是非たくさんの方にご利用いただきたい。

 

店側の立場はこれに尽きる。ありがとう港区と港区商店街連合会。そしてわたくし、港区の回し者とすら言われますが、商店街施策に限っては商店街を応援するスタンスのところの味方でありたい自分です。

 

こんなこと言っちゃうとアレなんですけれども、大手企業やチェーン店以外に商品券たくさん使って欲しいから、がんばりたいわけです。みなさんの好きなあのお店このお店に商品券を。特に家族経営の物販店をよろしくお願いいたしたく。そういう店舗の導入が1店でも増えればいいなっていう想いひとつです。

 

こんなところにツラツラ書いたってそんなお店には届かないよ、と思う方が100%だと思うけれども、たくさんの方に店舗側の事情もご理解いただきたいという想いもあったりします。

 

 

で、電子商品券を導入するにあたってお店屋さんへのオススメ3点

商店街加盟店舗向けの特設サイトがありましてね。港区のHPから飛べるようになってるんですけれどもね。資料そこに全部ありますけれども、店舗向けのオススメ点をいくつかピックアップ。あ、ご利用される皆様向けの情報提供はまだありませんごめんなさい。もう少しお待ちください

 

1. 余計な機械をお店に置く必要なし

これ、実は以外にネックなんですよね、キャッシュレス対応の。基本なんでも「慣れれば大丈夫」なんですけれども、新しいものをイチからというのにちょっと抵抗がある場合も少なからずあるわけで。余計な機械いらないいらない。

 

店舗ごとにQRコード作られるので、そこをスマホカメラで読み込んでもらっての決済になります。シールにして貼っとくとか、紙印刷してレジに置いておくとか、そんなんであとはお客さんがやってくれます。ピッ。お店側は店名と金額をスマホ画面見せてもらって確認するだけ。ちゃんとお支払いされましたよと。

 

2. 電子決済手数料なし

これ、これ実はとっても大きいんですよね。クレジットカードだって手数料ありますし(店舗側が払うんですよ、上乗せしてお客さんに請求はできないんですよ)、そのほかキャッシュレスなやつも手数料があるわけですよね。これ、積もり積もるとかなり大きいんです、額が。なので時々「ランチはクレジットカードお断りしてます」とか「xxxx円以下はカードご利用ご遠慮ください」みたいなとこあるわけですけど、そこはご容赦いただきたい。ギリギリなんですよ、色々と。

 

利用者側もメリットがある時とない時と使い分けることあるじゃないですか。ポイント還元しますって時だけにワッと使ったりとか、お店屋さんも手数料が無料なら使ってみるけど有料になったら辞めるわとか、色々ありますよこの手数料事情は。

 

3. 月6回の入金お振り込み

いや、これまでは店舗とどこの銀行かによって入金タイミングって異なるわけなんですけども。毎日銀行に持って行くところもあるかもしれないし、ある程度たまったところで持って行くかもしれないし、外回りの行員さんの都合がいい時に引き取りにきてくれたりとか。んで、入金もバラバラっすよね。

 

が、今回電子化にあたり、基本締め日を5・10日として、月に6回のタイミングで自動入金。これ便利。うむ、良い。

 

更にですね、電子スマイル商品券のお取り扱いだと、これまで信用金庫に限定されてた取引銀行の枠が外され、どの銀行でも入金OKとなります。これも利用店舗拡大に向けて非常に大きい。あっでもこれまで信金だったところはまた継続して信金に是非。「実は振り込み銀行の件がネックだったのよね…」という企業タイプの店舗もご利用いただけることになります。

 

 

登録の〆切は11/25です

もし、この文章お読みなってる商店街加盟店舗の方、または知り合いのお店が興味あるかもしれない〜的な方いらっしゃいましたら、是非電子スマイル商品券のことをご検討くださいませ。登録サイトはこちらです。

 

ただ1点注意。商品券の取り扱いは「港区商店街連合会に加盟している商店街に加盟している店舗」が条件でございます。賛助会員というシステムもありますので、そのあたりは港区商店街連合会にお問合せを是非に。

 

便利にするには使う側も使われる側も便利に。お互い支えあっていきたいもんです。電子導入店舗をがんばれと応援してください。あっでも紙だけ継続するわという店舗もありますのでそこもがんばれと応援してください。

 

というわけで、来年2月発行のスマイル商品券は、3タイプのお店がでてきます。「紙のみ」「紙と電子OK」「電子のみ」と、ちょっと複雑になるかもしれませんが、どこがどう使えるのかはまた発売の時に店舗一覧でご確認くださいませ。取り扱い店舗が増えますように。

 

また、これを機に「商店街に加盟しようかしら」というところが増えると嬉しい。頑張ってます各商店街。一緒に頑張りましょう。