港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。いきいきプラザ改修とか原油価格高騰による緊急支援とか4回目ワクチンとか。

 

 

1. 白金台いきいきプラザ等複合施設大規模改修工事基本計画について

えー、出来てからとっくに30年は過ぎ、大改修します。シニア施設だけじゃなくて児童館も入ってることから、「いながら改修」で頑張ります。あ、あとはZEB化。ZEB化ZEB化。工事自体の着手はR6年でもうちょっと先ですが。

 

注:ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略。建物で消費する、年間の一次エネルギーの消費ゼロを目指した建物のこと

 

Q: 土足って衛生的に問題ないの?、区民意見で和室利用ってどーなってるんだっけ?、ベビーカーの置き場所は如何に?、前の赤坂の施設の時にもうちの会派から質問でてるけど「費用いくらかかるかはまだわからないけどとりあえずZEB化しますね」っていうのは行政トレンドなの?、この件とは関係ないけど例えばソーラーパネル付けまくって将来処分に莫大な費用がかかるって後から知るみたいなことになるのかしら、など。

 

(´-`).。oO(…省エネ・環境配慮を進めるのはとってもコストがかかるのはわかっていることだけども、今の段階で「いくらかかります」ってのがわからない段階で「後で設計したら費用分かりますんで、その時また補正予算ででも」みたいな気楽な感じでZEB化ZEB化唱えるのはいかがなもんかと思います…

 

 

2. ウクライナ情勢や原油価格高騰などの影響に伴う公衆浴場への緊急支援について

えー、ウクライナ情勢でいろんなところにいろんな影響がありまして、その中でも特にお風呂屋さんがもう原油価格高騰による電気・ガスがもう大変。港区では公衆浴場経費補助がありまして、廃業とかになっちゃう前に緊急に素早く支援していきます。

 

 

Q: お風呂屋さん以外に影響受けてるとこもあるんじゃないかしら、など。

 

 

3. 新型コロナウイルスワクチン接種について

えー、4回目です4回目。この委員会報告ののち、プレスリリースも出します。

国から新規の報告ゼロなので基本それ待ちなんですけれども、対象者は「60歳以上で3回目接種から5ヶ月経過した人」と「18〜59歳で基礎疾患持ち、または重症化リスクが高いと医師が認める方」です。

 

<60歳以上向けの接種券送付>
第1陣は5/20:60歳以上で医療従事者枠として3回目打ってる方(早い方は3回目12月とかですからね)

第2陣は5月末くらいから順番で:60歳以上の一般区民で一番早い方は3回目は1月中旬ですから、4回目接種は早くて6/14〜15とかそのくらい。慌てずお待ちください。

 

<18〜59歳の方の接種券送付>
・障害者手帳等があって、基礎疾患を区が把握してる場合は「該当する方」として区が接種券をお送りします。

それ以外の「自己申告ベースの基礎疾患持ち」は、接種券発行は申請ベースとなります。近いうちにどうやって申請するのかなどお知らせします。どのみちもうちょっと先の話なので少しお待ちください。

 

Q: コールセンターは大丈夫ね?、介護認定受けてる人は前と同じでタクシーチケット送るわよね?、富山会館なんて誰もわからないから場所の周知もしてね、など。

 

とりあえず、これからなんかで使おうと思って自作したやつ出しておきますわ。あっ大切なお知らせなんですが、1回目〜3回目もここで予約不要で接種できますからね。港区民であれば接種券も不要ですからね。フラっと行ってOKなの。

 

 

前に担当課に「是清公園の柵にずばーんとお知らせ掲げないと誰も辿り着けないよ」とお伝えしたんですが、どうやらなんかちゃんとそういうの作ってくれるみたい。よかったよかった。絶対不安になる、あの小道。ほんとにここ進んでいっていいのかなと。

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。HPVとか就学時前児童アンケートとか待機児童とか。

 

1. HPVワクチンの接種を自費で受けた方に対する費用助成(償還払い)について

えー、これまで色々ありましたHPVワクチン接種、現在は積極的接種勧奨の再開をしておりまして。これまで約10年近く接種勧奨を差し控えていた間に接種機会を逃した方(平成9年〜平成17年生まれの女子)に対しては、①対象年齢を超えていますが「キャッチアップ接種」、②数は少ないながらも既に自費で受けておられた方へ償還払いをいたします。期間は3年間(令和6年度まで)。

 

5/21発行予定の広報みなと、区のHPで周知します。キャッチアップ接種のための予診票と併せて、償還払い案内を個別送付するのは5/27予定です。

 

Q: 今後のHPVワクチン自体の接種の動きはどうなっていくのかしら、副反応対応は如何様にされるの?、「償還払いは60人くらい」とおっしゃったけどそれ把握されてる数なの?えっされてないの?されてるの?どっちなの?仰ってること全然わかんない、HPに掲載されてる定期の予防接種の一般的な副反応報告とかはHPVと同じ枠なの別枠なの、外国人にもわかるようにしてくださいね、など。

 

(´-`).。oO(…ちょっと私の理解不足すぎて何おっしゃってんのかわかんなかったわ…)

 

 

2. 「港区の就学前児童に対する子育て支援検討にあたってのアンケート調査」結果について

えー、区内の13,000世帯を超えるご家庭にアンケートを送りまして、郵送とネットで45.4%のご回答がありました。色々と今後の参考にするアンケートです。ご協力ありがとうございます。

 

これから色々とクロス集計など、細かく結果をみていきますが、まずはこんな感じでまとめました、というご報告です。コロナ前後、約2年の間で就学前人口は減少しておりまして、率でいえば約1割減です。

 

「港区子ども子育て会議」や「港区児童福祉審議会」などの会議隊で今後報告をしていき、色々考えていきたいと思います。

 

Q: まず出生率が増えていないというのは全庁で共有していただきたい、障害に対する不安が大きいというのはコロナ禍も関係あるかもだけど孤独も感じてるはず、このアンケート結果は重く受け止めていただきたい、「両親不在の就学前児童が1.4%」というのは驚きね……、など。

 

 

3. 令和4年4月の待機児童数について

えー、国の基準ではゼロですゼロ。いけいけどんどんで増やせ増やせで保育政策を頑張ってきましたが、ここ何年かで空きが目立つようになってきました…私立園の方が多いです…。

 

Q: HPの空き情報のところを改善されたらどうかしら、待機状態が必要であるとかなんとか理由は色々あるかもだけど単独園希望が260人を超えるのね…、空き率ってどんな塩梅なのかしら、など。

 

 

 

 

4. 令和4年度新型コロナウイルス感染症に係る国民健康保険料及び介護保険料の減免措置について

えー、昨年に引き続き、今年度も保険料減免措置を実施します。5/11発行の広報みなと及びHPに掲載して、6/14発送予定の保険料納入通知書にお知らせ同封しますね。

 

Q: えーと昨年度の申請実績は、など。

 

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。指定管理公募スケジュールとか子ども家庭総合支援センター愛称とか。

 

1. 港区立神応保育園指定管理者の公募について
2. 港区立港南子ども中高生プラザ指定管理者の公募について
3. 港区立がん在宅緩和ケア支援センター指定管理者の公募について

えー、来年4月から5年または10年の期間で指定管理者を公募しますね。4/11〜5/31が公募の期間です。以前は施設(というか管轄する課)によって公募期間がバラバラだったところを統一しました。えへん。神応保育園は10年、港南中高生プラザは5年、がん在宅緩和ケア支援センターは5年です。

 

Q: 指定管理者制度というもの自体には常に反対なんだけど「こういう施設の指定管理を公募するわよ」っていうのは前もってお知らせするべきなんじゃないの?、指定管理者制度という制度自体は絶対反対なんだけど資料差し替えてまでスケジュール統一するのってなんなのよ、あのねぇ指定管理をより良いものにすべきと考えている立場の意見はねぇ区の制度なんだから公募期間は統一されるべきなの、指定管理を進めてもらいたいとする立場としてはねぇ他の委員会案件の指定管理だってこういう細かいとこまで統一するべきなのよ、こういう意見があったって全庁でシェアしてくださいな、など。

 

(´-`).。oO(…すごい細かいことだけど、ずっと言ってた「指定管理者公募期間の統一」がほんの少し改善されてよかったわ…)

(´-`).。oO(…同じ日から管理が始まるのに、「この施設ではx/xx〜x/xx、あの施設では◯/◯◯〜◯/◯◯が公募期間です」ってのはやっぱりおかしいもの…)

(´-`).。oO(…指定管理に反対なら、公募スケジュールのお知らせをもっと前からHPに掲載しなさいよという意見が出ること自体間違ってるのよ…「公募なんかするな!」と言うならともかくよ…)

 

イライラして言ってしまった。後悔はしていない。ただし、テンパり過ぎて何言ってんのか自分でもわからなくなったことは反省している。

 

 

4. 国民健康保険及び後期高齢者医療制度における傷病手当金の支給適応期間の延長について

えー、3ヶ月おきに報告がありますが、国保と後期高齢者の方のコロナ傷病金の延長のお知らせです。今回も3ヶ月の延長で、6月30日まで。詳しくはコチラで。

 

 

5. 港区立子ども家庭総合支援センターの愛称について

えー、1月〜2月で公募してまして、全国から164件の応募がありました。厳正なる審査を経て、『ミナトイク』に決定しましたです。

 

Q: なんでカタカナなの?など。

 

 

 

6. 令和4年度学童クラブ申込状況について

えー、こんな感じであります。

 

 

7. 令和4年度4月保育園入園申込状況について

えー、こんな感じであります。

 

以上。


 

いいんちょのお仕事。その2

司会進行がメインでもあるいいんちょのお仕事。いいんちょ、時折口うるさい。でもそんな我々を支えてくれるのが区議会事務局のみなさん方。ヤングからベテランまで勢揃いに最大限のサポートをいただき、滞りなく委員会を進行。

 

カメラワークもマイクスイッチも事務局が

前にもお伝えしましたが、今回の予算特別委員会は議場で行ってます。議場には元々「事務局定位置」なお席があり(右側ひな壇後方)、ここでライブ中継の際のカメラワーク、マイクスイッチなどなど、全部職員さんが代わる代わるやってるんです。

 

知らなかったけど、区役所のたくさんの職員さんの中には「え、中継って事務局がやってんの?」と知らない方もたくさんいるみたい。区役所の人がそう言ってたしホントなんだと思う。ええ、そうなんです。事務局が大切なお仕事担ってんですよ。まもなく4月ですね、もし区議会事務局に異動になったらこれやることあると思いますよ。

 

 

議会の中では撮影は申請・許可制度

我々議員という生き物、「◯◯に参加しました!」ばかりな写真だけでちゃんと活動してますよアピールをしがちと思われがちですが、議会の中においても「こういうこと発言してます!」とお知らせしたいもんであります。たぶん。少なくとも自分はそう。

 

ただ、議会は平日真っ昼間。なかなかたくさんの方にご覧いただくこともできませんし、区議会なんてどこにあるのかも知らない人がほとんどだし、議員だって「おまえ誰?」なレベルです。せっかくなので、すんごい短いムービーですが、傍聴席から見た本会議場での予算委員会をほんの少しお裾分け。

 

で、もちろんなんですが、撮影・録音的なやつ、スマホでお写真一枚パチリですら、決まりごとで「申請書をご提出ください」となっております。

 

 

一般の傍聴者が来場されますと、ご記入の「傍聴申込書」がいいんちょのお手元にきます。撮影・録音希望の場合でしたらセットで別の申出書がくるわけです。とにかく誰かしら外から傍聴にこられたら必ず言うことがあります。通常の委員会でもそう。

 

撮影・録音なしの場合

この際、傍聴者の方にお伝えいたします。委員会の撮影・録音を希望される方は、あらかじめ申出書に御記入の上、ご提出ください。なお、撮影・録音は申出が許可された後にしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

撮影・録音ありの場合

傍聴者から撮影録音の申し出がありました。これを許可したいと思いますがよろしいでしょうか? (はーい的な返事。無言の黙認は基本なし)→ それではそのようにさせていただきます。

 

まぁ、こんな感じで傍聴者が来場される度、毎日毎回諮るというのもお仕事のひとつ。

 

それ以外にも、前回の正副委員長会で「こういうこと、もう一回言おうか」みたいなことあったらそれを言ったりもします。答弁する行政に向かって「答えは簡潔にね」的なこととか。あとは「内職バチバチうるせえぞ、PC持ち込みの理由もっかい考えろ、上手くやれ」をオブラートに包んでみたり、あとまだ言ったことないけど、通告時間を過ぎた議員さんに向けて「時間過ぎてるのでまとめてください」とか「もうおしまいです」とか。言ったことないけど。

 

 

自分でこうやって記録映像撮る時ですら申請書出します。いや、他の議員さんは他の人に「ちょっとお願い」とするんでしょうけど、自分はね…いや決して友達がいないとかそういうアレじゃなくて…なんか申し訳ないじゃないですか…いや決して友達がいないわけじゃないんですけど。

 

自分で申請して、自分からみなさんに諮って、許可するというワケわからん状態ですが、一応決まり事ですのでキチンとやっとります。

 

が、人によっては「自分の写真くらい許可なしで撮ってもらって構わないじんじゃ?」という方もおるようで、そういう時は多くの方が「あれ、撮影のアレ諮ってないのに写真撮ってるやついるぞ」とすぐ気付きます。気付かれますよ。ルールあんだろ何年議員やっとんじゃいと、ため息つきながら「傍聴者の方にお知らせします」と、事後になってしまいますが「許可を取れ」と言ったりします。ルールですから、一応。

 

人によっては「くだらねーことでイキってんじゃねーよ」と思うこともあるんじゃないかと思いますが、司会進行役を担ってるわけですので、ルールブレイカーはあかん的なポジションです。小倉りえこ、自分でもびっくりな予想以上に厳し目であります。お小言多し。いいんちょという大役を任されたからこそ気付く点。ふむふむ。勉強になります。

 

 

一番気になるの、マイクの向きと音量なんだ

前にもお知らせしましたが、こういう感じなんですね。今回の予算委員会の議場レイアウト。本当は質問者席も答弁者席も設けず、全員マスクしてるし話す人は限定されてるし全部自席のマイクでいいと思ったんだけど、どうしてもアクリルパネルを置かないとダメだということになりまして。

 

答弁者席にも質問者席にもアクリルパネルが立ってます。結構デカめのやつが。なので、聞き取れるようにマイクのボリュームが常に気になる自分であります。なので、しつこいくらいにめんどくさいくらいに、「(マイク大丈夫)」とか「(音もっと上げて)」とか、目の前にいる事務局の職員さんたちにサイン送ります。ジェスチャーの時もあれば、メッセージ飛ばします。

 

なお、行政側の答弁者が立つ場所はこんな感じで、課長さんたちが答弁する時に見える景色はこう。正面の席の多くに議員が座っており、何十の目がビタっとこちらに向けられてる恐ろしい席であります(たぶん)。

 

しかも上の傍聴席にも人はいるので(一般傍聴者または関連部署の職員)、結構な視線がずきゅーぅぅぅうんと刺さってくると思います。そりゃぁ震えるよね、手が。

 

なお、委員会始まる前のことですが、行政側で動線のリハーサル的な内覧会を行った際、みんな興味津々でワイワイしてたのを眺めてのが楽しかったです。

 

 

予算委員会は明日が教育費残りと3特別会計。11日金曜日が総括質問で採決。第1回定例会は来週15日閉会予定です。明日も午後1時からライブで中継ありますし、録画配信もあります。文字の議事録だけでは伝わらない、あなたの知ってる議員さんがどういうテンションで質問してるのかとか、一度ぜひお時間ある時にご覧になってくださいませ。

 

港区議会 動画配信

※映らない場合は、リンクをコピペでブラウザからどうぞ。https://gikai2.city.minato.tokyo.jp/g07_broadcasting.asp


 

いいんちょのお仕事。その1

予算特別委員会の委員長を拝命しておりますが、意外に細かいことばっかり色々気にする立場になるわけで、そこんとこいっちょお知らせしてみます。委員会の冒頭では、毎日欠席者を読み上げてます。

 

1日の最初にやること、正副委員長会

委員長1名、副委員長2名の特別委員会です、港区では。よその区議会だと、予算特別委員会では選抜メンバーで予算の質疑をしたりするところもあるようですが、港区では「全議員34人で構成する特別委員会」というのが常です。

 

まず予算委員会始まる前に、正副委員長総勢3名プラス、区議会事務局の議事係担当書記さんで1日のブリーフィングですね。お、なんかかっこいい感じ。

 

その1:次第の読みあわせ

次第というのは、「これより本日の委員会を開会いたします。本日は◯◯費の審議です」みたいな原稿ですかね。書いてあるのを基本読み上げるわけですが、別にこれに沿ってやらないといけないわけでは多分なくて、『後々に議事録と文字になる時に文字起こしするわけだろうから、定型文が書かれてる原稿があると後々チェックが楽』ということが挙げられるんでは、と勝手に想像してます。

 

その2:休憩・終了の確認

午後1時から午後5時まで、ということになってます。途中で休憩を挟むわけですけれども、だいたい2時間くらいで休憩挟みたいので、「事前に通告しているお一人何分」という質問通告書と順番に従って「だいたい3時くらいだな」というところで休憩にします。なので、◯◯さんが終わったら休憩です、再開はいついつくらいでどうでしょう?みたいな確認を事前にしておくわけです。

 

その3:資料の確認

補足資料というテイで、パネル的なやつを作って写真映えを目指したり、データ資料として誰でも見れる資料としたり、お好きにそれぞれ。ただし、そういう資料を使う時には委員長に事前にお知らせをすることになっております。事務局を通じて「本日質問する議員さんたちが使う資料はこれこれコレです、いいですか?」と中身を確認します。適切ではないヘンテコなやつ出してきたら『ダメです』ってハネていいのかしら?

 

その4:その他

通常で「その他」があるかどうかわかんないですけど、自分は何か気になった点があったら情報共有の場として必ず聞きます。ほら、特に今回予算委員会を議場で初めてやることにしたので、色々心配な部分があるわけです。初めてですからね。動きの動線がモタモタしてないかとか、答弁は聞かれたこと答えるようにもう一度連絡してとか、映像の写り方とかちゃんとなってるかとか、支給iPad以外に2台目持ち込みOKにしたけどキーボードばちばちばちばちうるせーから注意してとか。そんな内職したいんだったら議場にいなきゃいけない人数は半分なんだから、会派の中で調整してちょーだいとか。

 

 

あ、あとは、委員長が最初から最後までずーっと出ずっぱりなわけでもなく、時折副委員長に職務代理をお願いして役割を回すというのもあります。自分も以前、決算かなんかの副委員長だった時にリリーフ登板が回ってきましたので、そういう配慮も忘れずに。何事も経験であります。

 

 

区議会の事務局がとっても頑張る定例会です。その中でもとりわけ議事係がすごく頑張るわけで、どういう頑張りかはまた後日に。みんな優秀。とっても優秀。すばらしく優秀。事務局がいないと回らない部分たくさんあります。いつもありがとうね。

 

 

毎日の委員会で確認すること。欠席者と署名委員のお知らせ。

本日の署名委員をご指名いたします。→毎日順番に2名をご指名。

◯◯委員より欠席届が提出されておりますのでご報告いたします。→欠席者がいる日に毎日ご報告。私もそういえば身内の介護で1年前の予算委員会、何日か欠席させていただいたことあります。港区議会では結構欠席あるある。だって人間だもの。よそはどうなのかしら。

 

ま、これって本会議がある時は議長がやってることでもあります。署名委員と欠席読み上げ。司会進行のお役目です。お約束の。

 

続く。


 

補聴器購入費助成制度ができます、予算案に賛成であれば

今からどのくらい前になるんでしょうか。「現物支給でも助成でもなんでもいいから制度を作れと言う人いるけれど、それじゃ全然ダメだからきちんとしたやつお願い」とご相談を受けたのは。

 

それまでも確かに難聴支援という点で、補聴器の助成を作って欲しい・作るべきというご意見ご提案は議会でも聞いてはおりました。いずれも「難聴は認知症のリスクがある」とか、「補聴器は高いから」とか、さまざまな理由で助成制度の検討をという要望でした。

 

わかる、わかるんだけど、なんか違うなと思っていたんですが、何がどう違うかを明確に感じるまでにはいかなかったんですよね。お困りの方がいるのは事実であって、ただそれを救いあげる理由に「難聴は認知症のリスクがうんぬんは(確かにランセットの論文でもそうありますけれども)、なんか表現は悪いのかもしれないけれども脅迫みたいな脅しみたいな、そういう使われ方をするのはいかがかな」と感じることも多々あったし、「高いからという解決策に助成金バラまくのもちょっと違うな」と思ったし。

 

そう、「ただ与える」ということに違和感があったんですよね。それでいいのかと。もちろん与えた先にはコミュニケーションとかQOLとかに繋がるのわかってるんですけど、なんか変な違和感があったんです。不思議な感覚。

 

 

継続的に議会で取り上げたり、それ以外に色々

これまでずっと、自分的な補聴器に関する一貫した考えは「正しく使ってもらうこと」でありました。ただ与えることに違和感があった理由は、「補助金もらえるからなんでもいいから買うか!」、「デパートでオススメされたやつ買ったらいいんでしょ!」とかをよく聞いたことあったからかなぁって。そういう方が多かったから、ちゃんとした制度を作ってくれというご相談だったんだと思う。

 

なので、一番最初に自民党から議会で取り上げた時に、区長から「実用的な事業のあり方を検討していく」と非常に前向きな答弁がありまして。じゃぁ実用的な検討をしてもらいましょうよと、それからもちろん役所ともたくさん話をしたし、お医者さんともたくさん話をしたし、補聴器の業界の人たちともたくさん話をしたし、さらに厚生労働省とも話をしましたよ。もちろん国会議員ともね。自見はなこさんどうもありがとうね。

 

そんな感じで色々ありましたし、色々やりましたし、もちろん厚生労働省の研究事業にも加わることができましたし、「よし、素敵な制度にしよう」と検討スタートしてから2年計画で実現に漕ぎつければいいなと。で、2年でカタチになりました。

 

適正使用に特化して、正しく長く使い続けてもらえる補聴器助成制度。これが私の目指してたもの。

 

 

その名も、「港区モデル」(注:名付けてない)

「専門家に常に関わってもらうこと」が、継続使用の一番の重要な点だと思います。ただ「お金あげます」だったら、1回買い切りで終了しちゃうじゃないですか。補聴器ってとにかくメンテナンスが必要だと聞いたし、チューニングなり色々プロのお手入れが必要とも聞くわけですよ。

 

とまぁ、思い描いた制度設計がほぼそのままカタチになったわけで、やっぱり最初から関わっていた身としてはすごい嬉しいですね。「できた!」というのもあるんですけど、「わかってくれた!」と一緒に頑張ってくれた役所の理解が嬉しいもんであります。

 

金額も大幅にアップで、非課税世帯で上限13万7,000円、課税世帯で上限6万8,500円。これってすごい。もう発表された瞬間から、補聴器業界ザワザワしたもの。

 

最初、所管課が上に上げた「予算つけてください!」の予算要求では、確か非課税世帯7万5,000円とかくらいだったんですよ。それが上へ上へ(区長査定)に進んでいって、さぁ完成しましたという時にばこーんとたくさんの予算を付けてもらえました。区長ありがとう。いい制度だと思います。ほんと、マジで。

 

ご相談を受けてから2年とちょっと。キチンとしたやつ、作れたでしょうか。

 

予算賛成多数で可決されましたら、4月からご利用になれるのかな。来年度は200名を超える人数を想定しての予算取りではありますが、補聴器相談医を受診して、「補聴器必要ね」となったら、認定補聴器技能者がいる販売店舗でよろしくお願いします。プロに関わってもらってくださいませ。大切なお耳ですから。

 

 

あっそのほかにもちょこちょこまとめてます。

 


 

令和4年度予算特別委員会

『広いし、密にならんし、ライブ中継設備揃ってるし、レイアウト変更しなくていいし、席にマイクあるし、コロナ対策の委員会入室制限で役所職員が人材育成で経験不足って悩み聞くし、予算委員会は議場でできないかな?』『アリっすね』、から始まった予算委員会。1年越しの野望。

 

いつもだったら、こう。

4階の委員会室を2部屋ぶち抜いて、特別委員会使用となるわけなんですけれどもね。でも今回は議場でやってみるという初めての試み。なんでも「今まで通りでいいじゃん」より、臨機応援で使えるもん使えるならそれに越したことない、みたいな。

 

基本、なんでもかんでもコロナの影響がまだ大きい中で、議会も感染拡大防止対策をとりながらの 開催が続けられています。パンデミックから約 2 年、港区議会では感染対策をしながら議決機関として機能するべく、試行錯誤を重ねてきたわけです。パンデミック直後の令和 2 年度の予算特別委員会では、感染拡大防止のため参集する人数を減らす目的から、自民党議員団発案で ①行政側は必要最低限の出席者、②書面質問、の 2 点を軸に開催したんです。

 

もう2年前もかあ。当然ワクチンもないし、そんなことより「コロナって何?」くらい、まだ何にもわからなくって、諸外国で感染者が毎日びっくりするほど多く出て、バタバタ倒れていくような感じで。手探りの中でも「予算委員会はやらないと」というのはあったわけです。だって、議決しないとその次の月から始まる新しい年度の予算執行ができなくなりますんで。

 

で、書面会議的な書面質問スタイルを取ろうとしたんですが、「コロナだかなんだか知らないけどそんなの嫌だ。生中継のカメラの前で喋りたい」という方もおりましたゆえ、ほとんどが「今回はこういう事情だから仕方ない」と書面質問を選択しても、何名かはそうじゃない選択をして、結果統一感がなくなっちゃったのはまぁ思い出でいいです(よくない)。

 

で、その後、決算があって予算があって、また決算があって。流石に書面質問は最初の1回コッキリでした。やらないとわからないもんですが、「書面質問は想像以上に役所に負担が大きかった」というのがわかったわけです。すんごく大変だったんですって、逆に。なので、役所側は「必要最低限の人数の出席」、議員側は「会派の半分は出席で(それ以外は控え室とかロビーで中継みててね)」となりました次第。

 

で、今回のオミクロンですよ。これまで以上に感染力が高いといわれるオミクロンさんが登場したせいで、「さてどうしましょう」みたいな雰囲気がぞわぞわと漂ってたんですよね。

 

1年前くらいからやりたかった件。

本会議場、各席にマイクがついてんですよ、マイク。

 

ぶっちゃけ、「議場の席のマイク使ってみたかった」というのが1番の理由といっても過言ではないかもしれない。

 

もちろんきちんとした理由はたくさんあります。ちゃんとしたやつ。

 

1. 密にならない広い場所
2. 生放送設備が整ってる場所
3. 大きなレイアウト変更しないで済む場所(議会事務局が大変)
4. 区役所の職員さんが委員会の光景をナマで見ることが可能な場所

 

で、今回自分は委員長という順番回ってくるのわかってましたし、なんかやるんなら違うことやりたいなとか、いやそんなアナタ、いくら私でもそんな常に24時間アウトローな暴れん坊ではないですよ。ちゃんとしてる時だってありますから。

 

「コロナ対策で委員会室の入室に人数制限があるので、管理職の課長は答弁するから普通の常任委員会でもほぼ全員出席ですけれども、係長とかその下の職員さんとか、担当している案件について報告とか審議とかの様子すら見に来ることが叶わず、委員会ってこういう風なんだ〜的な、要は経験がないまま月日が経っちゃう前代未聞」

 

と、嘆く管理職が多くおりました。何名もの管理職からこういう話聞いてます。つまり、経験値が上げられないわけですよ職員さんの。レベルアップしたいのに、経験が積めないと。議会対応とか含めて経験値。

 

今現在、そういう若手の方々はどうしているのかというと、普通の委員会であれば(ネット中継なし)委員会室のドアの外に立って聞き耳立ててるとか、決算・予算委員会でも同じ様にしているか、委員会室の近くの部屋でネット中継みてるとか、なんかちょっとアレですよ。おのれ、コロナめ。

 

で、そういうこととかいろんなこととか、この1年くらい結構漠然と思ってたわけですけど、いよいよ自分が委員長の番がやってくるから「あ、そろそろ温めてた企画を世に出してみるか」と事務局に相談してみた次第。「こうこうこういう理由で、ここに誰々が座って、ここでこうこうこうして…」って。

 

もちろん議場使用は議長の許可が必要です。ダメって言われてたら、幻の企画として終了してたわけですが。でもちゃんと形になるわけだから、運用面でプロフェッショナルな事務局すげえな。みんな素晴らしく優秀。ありがとう。

 

あっ、もちろん議員のみなさんのご協力あってのものです。ありがとう。

 

 

一番ザワザワしたのは、行政側

「今回、予算特別委員会は議場でやります」と正式にお伝えされたのが2/16の定例会初日の幹事長会。その後、運営委員会、予算委員会理事会を経て、こまかなレイアウトとか運用的なものを皆さんにお伝えしていきました。

 

議場に入ったこと、一回もないです

 

と、一番ザワザワしたのが、実際答弁する管理職の課長さんたちね。いろんな課長さんたちにちょいちょい感触を聞いて回ってみた自分は暇人か何かか、そしたらビックリしたわけですよ。一回も入ったことない。そうですかそうですか。

 

通常の本会議場、入っているのは議員、特別職(区長、副区長、教育長)、部長級職員、そして区議会事務局。それ以外は入る理由がない。そりゃそうだ。よくよく話を聞いてみると、新入社員または中途採用的な、ピカピカの港区職員になりたての際に、施設見学で1回見に来たことがあるかないかというレベルだそう。

 

よし、開いてみようじゃないか。開かれた議会(物理的にドアオープンしてハードルを下げたの意)。議長の許可前提ね。

 

委員会室に係長以下が入れなくて経験値云々」と課長が心配するのであれば、私がじゃぁ課長さんたちにお伝えしようじゃないですか、「議場に入ったら経験値が貯まりますよ」と。おめでとうございます。緊張でガタガタ震えてください。それはレベルアップボーナスです。

 

職員さんたちも、傍聴席をたくさん使ってください。経験値入りますんで。

 

中継だと、こんな感じに映ります。

 

自分は別にアレですけれども、全体のカメラワークもですね、質問する議員さんが結構アップでフォーカスされるように考え抜きまして、座席の位置変えたり色々工夫をしております。議員、ピンでアップめに映れるよう、配慮をしたつもりでございます。

 

 

港区議会のHPで、委員会開催数日以内に録画配信もご覧になれます。開催中は毎日午後1時よりライブ中継されます。もしお時間ありましたら、ポチしてみてください。アナタの知ってる議員さんが質問に立ってる日かもしれません。どういう話をするのかなーとか、動いて喋ってるとか見たことないやーとか、なんだよ質問しないのかよとか、色々。

https://gikai2.city.minato.tokyo.jp/g07_broadcasting.asp

 


 

通告してた質問を1問読み飛ばしてた件

自分史上、なかなかの珍事。これもすべて老眼(乱視&近視込み)のくせにカッコつけてiPadでシュッシュして原稿を読んだり、まぁ自分が悪いんですが。だけれども事前通告してたので答弁があって、なお珍事。ごめんなさい。

 

 

読んだかな、読んでないかな、どっちかな

皆さんどうかわかんないんですけど、私いっつも登壇して原稿読んでる時って、別のこといくつか頭に浮かんで同時進行で頭の中ぐちゃぐちゃなんですよ。いやね、大したこと考えてるんじゃないんですよ全然。

 

猫背な気がする、やはり猫好きゆえにwww」とか
手話の人大変だからゆっくり読まないと」とか
腰が痛くなってきた、あ、顔もちょっと上げないと」とか
ワクチンのことばっかりで、やばいワクチンおばさんwww」とか
あぁ早く◯◯の件、アレしないと」とか
スカートの裾、パンツに挟まってて丸見えだったらどうしようwww」とか

 

なんかすごい頭の中がお遊戯会してるんですよね。え?みんなそうじゃないんですか?緊張とかじゃないお遊戯会されないんですか?え?やだ羨ましい。なんだろうか、常に何かの強迫観念というか心配事というか、そういう何かなのかしら。でもその割には「晩ごはん何にしよう」とかも急に出てくることもあるので、精神的な何かというわけではないとは思います。多分。

 

で、そんな感じでよくわかんなくなっちゃた上、どこまで読んでたかもわかんなくなっちゃって、勢いあまってページを余計にシュッってしちゃったんでしょうね。読み進めてる間に「あれ?私さっき質問したっけ?」とかまた新たなこと考えながら終わったわけなんですけども、確認する術がない。

 

答弁を聞いててもですね、質問通告の通りの順番でお答え返ってきてましたし、「あれ?あれ?気のせいかな?」と思っていたんです。読み飛ばしとか、質問通告と全然関係ない質問したりとかになると、行政の皆様が座ってるひな壇がザワつくんですが、その様子もなかったと自民党の身内からも言われましたし。

 

 

でもやっぱり何か気になって、自分の質問終わって本会議が一旦休憩に入った後、登壇した後は区長と教育長に「ありがとうございました」ってお礼を言いにいくんですけれども、その時に「あの、わたしひょっとしたら1ページ読み飛ばしてるかもしれません」とは伝えたんですよね。えええでも大丈夫だったと思いますよとお返事いただいたですけれど。区長の優しさかな。

 

その後、何人かに「わたし、1問読み飛ばしてるかもしんない」と役所の方にもお伝えしてみたけど、「いや〜質問と答弁のチェックちゃんとやってるんで大丈夫でしたよ」と言われたので、気のせいか〜と思ってたわけ。気のせいだったらいいな〜って。

 

 

やっぱり飛ばしてたわHAHAHA

基本、登壇する人の読み原稿というやつは議員全員にシェアされていません。運営上、役職ついてるひとには「完成原稿提出後」に回ってるのかもしんないけど、そういうポジションにいたことないからよくわかんない。でも議長副議長あたりには行ってるということは聞いたことあるし、まぁ別にどうでもいいんだけど。

 

「眠くならないように」と他の議員さんの原稿を個人的にもらって、「あ、噛んだw」とかチェック入れて通信簿のように趣味の採点することは過去にあれど、そういや自分の原稿を人に渡したことないわ。あかん、フェアじゃなかった。すみません。渡した・渡してないで別にどうということでもないんですが、今のところ港区議会の運営上、いち議員の読み原稿を全員にシェアということはしていません。した方がいいとは正直あんまり思ってないので、別にいいんだけど。

 

じゃぁ、どうやって自分が読み飛ばしてたかを確認したかというと、登壇から2営業日後くらいに港区議会のHPの「録画配信」にアップされる動画ですね。これをみたわけです。

 

「自分で自分の動画配信みるのかよ!」と驚く方もいるのかもしれませんけども、ほら、自分、動画の字幕付けが趣味なんで。カメラセッティングとかそういうのめんどくさくて申請するのなんか恥ずかしいし、画像荒くなるけど録画配信の画面キャプチャーで字幕でいいかなって。だから結果見直しちゃうわけですけど。

 

いや、本当は前みたいに「ごめん、ちょっと機材置いて録画お願いできるかな」と人に頼めばいんでしょうけど、なんか恥ずかしいから…。平日の昼間に時間ある人なんて、私の周りにはおらんのですよ…。でもこういう画角よくね?

 

それはさておき。

 

見返してみたら、ガッツリ↓の読み原稿まるまる1ページを飛ばしておりました。やっぱりね…やっぱりね…読んだ記憶なかったもんなあ(いつもない)。

 

しかも、1発目の質問を入れてるページを飛ばすという、前代未聞。いや、そんな大層なことじゃないな。印刷し忘れて登壇する時点で持って行かなかったという人いますから。自民党のあるあるかもしれん。いや、その時は答弁はこなかったな。質問されてないことになってた。覚えてるぞ、しっかりと。だってそれ私が書いた質問だったんだもの。

 

自慢じゃないですが、自分のポリシーとして、質問通告をする際にはもうすべて出来上がってる上、通告要旨にもバッチリ内容を書くというポリシーです。「なになにについて」とだけ通告して、その後に役所を困らせながら中身を考え始めるというのはさすがにやりません。忙しいのにそんなとこまで付き合わされたら、役所がかわいそうじゃん。

 

なので、やっぱり何度も見直してみても、聞き直してみても、自分は1問目の質問をがっつり飛ばしており、「誰でも接種」の「だ」の字すら、「予約不要」の「よ」すら議場では発言していない。でも区長からの答弁は「3回目の誰でも接種についてのお尋ねです」とあり、尋ねたかったけど尋ね損ねたけど、私の思念波が届いてたんですね、キャッチしてくれた区長神かよ。的な。

 

んなぁこたない。

 

 

前々からあるけれども、「質問通告の要旨以外、興味ない疑惑」

我々議員、区市町村議員から都道府県議員から国会議員まで、「質問とやらをする時は質問通告なるものを出す」というのがあります。

 

港区議会の場合はこういうフォーマット。自分の場合、少し使いにくかったのでワードお得意の格子の表を外して質問内容はベタ打ちにしました(今回から)。で、自分の場合は先にもお伝えしましたけれども、通告する時点で95%くらいは出来上がってるわけで、残りの5%は「もう一回確認させてください」的なリマインドとか。

 

昔に書いた小話、「あぁあの時はこう考えてたんだな」と時折読み直すと楽しいんですが、通告後のやりとりのあれやこれやを細かく書いたのがありますので、お時間に余裕ある方はこちらで。『通告からの道(2017.9.12)

 

まぁそんなものはどうでもよくて。

 

「原稿を出してください」と必ず言われます。言われない人いたら教えて欲しいというくらい、区役所は原稿を欲しがりさんです。カンペなしですべてをソラで発言できる人がいたら素晴らしいんですが(いる)、自分はそんな芸当できないので作文を読み上げる感じになっちゃいます。まぁ別にいいんだけどさ。

 

で、自分今回も漏れなく原稿を渡してますよ。質問通告の〆切後、取材担当の課長さんが連絡してくるので渡してます。むしろ、関係各所に先に「こんな質問する予定だから」と、世間一般ではフライングと怒られるのかどうか知らないけど、早めに出しますよ。その方が区役所ラクなんでしょ?

 

まぁ、そんなこともどうでもよくて。

 

で、自分漏れなく「読み飛ばした1ページ分」がしっかりと入った原稿を渡してます。そして自分はアクシデントでiPad1ページ分読み飛ばしました。それなのに議会の役所席で慌てふためることなく質問したことになってて答弁が返ってきました。そこでクエスチョンです。

 

1. ラッキーである

2. 質問通告書の要旨が書かれている上、提出読み原稿とも照らし合わせた上齟齬がなく、それならば「質問自体が通告通りだから、長々とどうでもいいこと書かれてる原稿なんかいらねぇわ」とポイされて行方不明

 

スーパーひとし君を賭けてもよい(持ってないけど)。

 

教えてください。私の原稿、役所の中では誰がどこまで読んでるの?というか、質問以外の部分はいくらどんなに喋っても誰にも聞いてもらえてないということ?そういうことなの?そこでクエスチョンです。

 

昔、とある問題について、一般質問などの際に質問の前段として色々説明をしたことあったけれども(何回か)、その後おえらい人に「そんなこと知りませんでした、初耳です」ってシレーっと言われたことがすごいショックで、「え、一般質問の時に議場でわたし延々と話して、貴方もその場にいて役所席に座ってらっしゃいましたよね?最前列で?あの場で発言することって我々無駄な労力なんですかね?」と言ったことがあるでしょうかないでしょうか?

 

クリスタルひとし君を賭けてもよい(持ってないけど)。

 

「答弁チェックしましたけど、問題なかったですよ?」と言われましたけど、どのあたりが問題なかったんだろうか。わたし、ほんとアクシデントで質問してないわけで。というか、私の質問どうなるんだろ、そのうち文字になる議事録上、質問しなかったことになるのかしら。まあそしたらそれで別にいいや。

 

積極的にやっていただけるようだから。ワクチンの供給状況と区民の接種状況をみながら。あざす。

 

 

 


 

港区も議会でまっさいちゅうー

と、そういえば先週水曜からいわゆる「議会」というやつでしてね。寒い時期の議会は来年度予算含めて約1ヶ月という会です。質問で登壇しました(半年ぶり)。

 

区議会のウェブサイトでも録画配信してましてね、「あーあいつあんな質問してんだ」くらいのお気持ちでご興味ある方は一度ご覧ください。また、アナタ気になる議員がどんな質問してんのかくらいのチェックもぜひ有権者のみなさんにはしていただきたいと思いますが、自分がイチ善良な区民だったころはそんなことやったことなかったので、今の自分がそんなこと言っちゃうのは正直微妙な気分であることも併せてお伝えしておきます。正直に。オネスティ。

 

 

新型コロナウイルスワクチンについて

Q: 在勤向けとか予約不要とか、区民以外も接種権あれば誰でも接種できる「誰でも接種」を1・2回目同様、3回目もやっていただきたいの。

A: ワクチン供給と接種状況見ながら、積極的に取り組んでいきますね。比較的多く配分されてるモデルナも、取扱医療機関の拡大とか、ワクチン種類に関わらず早め早めを促していきたいと思いますので。

 

(´-`).。oO(…お、どうしたどうした前向きじゃないか、今まで「早く!早く!」って言うたびに渋ってたけど、いざやってみたらものすごく評判よくって関心高まって「港区すごい!」って言われたから変わった!?いや、いいことなんだけど。結果オーライ、わい嬉しい。

 

(´-`).。oO(…それとも「なんとかしないと、あいつ毎日のようにまたネチネチくるぞ!」という方でしょうかな…それでも結果オーライならわい嬉しい。)

 

 

Q: 5歳〜11歳の接種も始まるけど、保護者以外に学校とか学童とかそういうところもフォローアップ必要じゃなくて?

A: 副反応とか発生時の事例とか、保護者にも周知しますし職員間でもちゃんと把握しますね。体調変化見逃さないように丁寧に経過観察もちゃんとします。

 

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ。)

 

 

プレミアム付き港区区内共通商品券について

Q: 今回初めて電子券も出たけども、みんな大好きプレミアム付き商品券。申込から完売するまでの課題と今後の改善策って何だと思う?

A: 登録が難しいとか、使えるお店が少ないとか、紙と電子の発行割合とか、上限額変えてでも当選者増やせとか、そういうご意見あります。電子取扱店舗増やしたり、わかりやすいシステムにしたり、色々協議してがんばりたいと思います、港区商店街連合会と。

 

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ。)

 

 

Q: 何はともあれ、愛される商店街に継続した支援をお願いします?

A: 商品券事業をはじめ、港区商店街連合会の取り組みを引き続き応援していきますね。

 

(´-`).。oO(よろしくどうぞ!)

 

聞こえの総合支援について

Q: 補聴器購入費助成はほんとどうもありがとう。一緒に取り組んでくれてありがとう。たくさんの人に使ってもらいたいのでどうやって丁寧な周知してく?

A: 高齢者施設を利用する方にご自分で難聴チェックができるリーフレットお配りしたり、とにかく「聞こえにくい」を気付いてもらわないと。区内医療機関でも制度のご案内をしていただいたり、がんばっていきます。

 

(´-`).。oO(よろしくどうぞ!)

 

 

Q: あとは、制度利用するなら「認定補聴器技能者のいる店舗」になりますから、認定補聴器技能者を増やすのが安心して利用できる制度に繋がりますよね?

A: です。がんばります。

 

(´-`).。oO(よろしくどうぞ!)

 

 

防犯カメラについて

Q: 一時的に必要な個人がいると思うの。購入費助成制度あるけども、買うまでにもみたなくてちょっとの期間だけ借りたいという。そういう防犯カメラ貸し出し事業(ただし高性能に限る)を作ってもらえないかしら?

A: えーっと、えーっと…、他の自治体とか区民ニーズを踏まえて「調査研究」からでお願いします…。

 

(´-`).。oO(…出たよ「調査研究」…でも待ってるから…)

 

 

 

自転車駐車場について

Q: なんかね、やっぱり足りないんじゃないのかしら。特に定期利用とか。住んでるマンションとか停められないとか結構あるぽい。助成制度あってもよしだしなんかどうなの?

A: 頑張っていきたいんですけどもね。大規模開発とかで整備された施設利用者向けの自転車置き場とかも使えるようになったらいいですよねぇ。指導指導。

 

(´-`).。oO(…まずはねぇ、都道の麻布通りの暫定の駐輪場は継続してもらいたいから、東京都と再協議はしてちょうだいませ。ガチで。)

 

 

質問内容をざっくりとするとこんな簡単になっちゃって「え、こんな程度のことの質問しかしないの?」とよく言われたりするんですけど、山盛りの言いたいことはザックリ省いてあるので、また後日動画なり全文なりでご紹介いたします。

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、先日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。施設整備とか臨時給付特別金とか保育園の保育料とか。

 

1. 港区特定公共賃貸住宅シティハイツ高浜等新築工事の竣工時期の変更について

えー、品川駅周辺の土地区画整理とか仮換地とか、色んなことがある中でのシティハイツ高浜の建て替えなんですけども、JRと協議したり工事設計とかやってるうちに夜間工事が17.5ヶ月必要ということがわかりました。それはちょっとどうなの…とJRと色々協議してたんですが、工事方法を変えたら夜間工事期間を10ヶ月も短縮することができるとわかって、そうしようかなと思ってます。ただ、費用は莫大です。

 

Q: 夜間工事なのね…、障害者福祉サービス事業所とかどうなるのかしら、など。

 

 

2. 令和4,5年度の後期高齢者医療制度保険料について

えー、東京都後期高齢者医療広域連合で、関連する条例の一部を改正する条例が可決しました、保険料が決まりました。保険料の上昇を抑制するのは常に頑張っておりますけれども、令和4・5年度は賦課限度額が令和2・3年度と比較して2万円あがることに。今年10月から一定以上の所得ある方の医療費が1割から2割に見直されますけど、これを加味してもこれが精一杯。

 

Q: 後期高齢者の被保険者って何人?、22,516人ねぇ…、保険料ねぇ…、現役世代の負担はおくらほどになるのかしら…、など。

 

 

 

3. 令和4年港区議会第1回定例会提出予定案件について

えー、定例会前の委員会のいつものさらりとしたご報告です。審議にあたらない程度でなにかございましたら。

 

Q: 特になーし。

 

 

 

4. 令和4年度組織改正について

えー、年度も変わることですしね、あれですよ、いつもの組織改正のお知らせです。新しい課長ポジションができたり、係をがっちゃんこしたり。

 

 

Q: 係をコロコロ変えるとなんというかなんでしょう…、区民側としては慣れてるものが変わりすぎるのもあんまりよろしくないこともあるのでは…、組織名称の考え方ってなんか基準とかあるのかしら、など。

 

 

5. 港区高齢者地域活動情報サイトの開設について

えー、そのまんまですね。高齢者向けに交流イベントとかボランティアとか、仕事とか生活支援とか相談支援とかを一元的に。色々ダウンロードとかそういうややこしいアプリとかじゃなくて、ウェブサイトにしてスマホやPCから見られることと、そういうデジタルデバイスへの誘導も目的の一つとしてがんばりたいです。

 

 

Q: すごくいいと思うわ、1回みて終わるんじゃなくて継続的に使ってもらうための工夫もよろしくね、AIとかでよくある「オススメ機能」つけられるといいよね、こういうサービスから例えばワクチンとか商品券とかのお知らせに繋げてもらえると今後いいよね、など。

 

 

 

6. 損害賠償請求事件について

えー、平成29年に港区の特養で起きた負傷事故で損害賠償を求められてる件なんですが、昨年10月に東京地方裁判所裁判官から和解勧告があり、区としては事件の早期解決のため和解勧告を受け入れることにしました。です。

 

 

Q: 区は「区に瑕疵はない」と言い切れる中で「早期解決のために和解を受け入れる」という姿勢はいかがなものか、だって瑕疵はないんでしょ?、ヒヤリハット体制の共有とか検証って常に行われているものなのよね、「ゴネたもの勝ち」の前例にならないといいんだけど、「早期解決のため」っていうのが腑に落ちないのよ、「早期解決のため」っていうのが区が書類で使う定型表現ならそれ間違ってるわよ、など。

 

 

7. 港区住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の給付状況等について

えー、国の10万円のやつです。

 

Q: 手続きとかほんと極力簡単にした方がいいわ、自営業とかで毎日毎月差があるような場合での「家計急変」の考え方をもっと丁寧に、など。

 

 

8. 損害賠償等請求事件について

えー、昨年6月にワクチン接種支援員を募集していたところ、色々すったもんがあり採用できなかったから慰謝料と損害賠償を求められてた件で、先月に東京地方裁判所裁判官から和解勧告があり、区としては事件の早期解決のため和解勧告を受け入れることにしました。です。

 

 

Q: 採用予定連絡後も連絡取れないんでしたか…、採用予定期間初日から欠席連絡というのはそれはまた…、先ほどと同様に「早期解決のため」はよくない、そもそもこういうのあったことすら初耳なんだけど「今係争中です」とか「訴えられました」とか報告すらないものなの?、先ほどど同様に区に瑕疵はないというのであればそのように、この委員会で出た意見は全庁に共有して、など。

 

 

9. 港区立御田小学校等施設整備計画について

えー、パブコメとかでご意見募集したら10人からご意見あって、天然芝をというご意見もあったので、できるところそうしようかなと判断しました。

 

 

Q: ちょ待てよ、これまで別の学校とかには安全な人工芝を推奨しておいてみんながその説明を理解して頑張ってきたのに、1件2件の意見があったからこれまでのことひっくり返すみたいなんだけどどういうこと?、そもそも港区は企業に緑を入れろとさんざん言っておいて身内にはそうじゃないってスタンスはいかがなものか、区として考えてくれ、など。

 

 

 

10. 放課GO→の再開について

えー、コロナの影響で1年ほど休止していて、その代わり緊急児童居場所づくりという事業をしていたんですが、感染症対策を徹底するのをがんばることから、4月からの放課GO→再開に向けて準備進めてます。

 

 

Q: 利用者の調整ってどうやるのかな、このタイミングで再開発表するのはどうして?、港区はこういう時に現場のヒアリングが常に足りないからちゃんと意見とか聞いてね、など。

 

 

11. 高額介護サービス料の算定誤りによる過小支給について

区が導入している介護保険システムのプログラムに誤りがあって、該当者へすぐに案内をして手続きを進めていきますというご報告です。全国の多くのシステム会社で使われてる標準使用で、特別区でもほぼすべてで同様のことが…、こんな感じです。

 

 

 

12. 保育園保育料等の取扱いの見直しについて

こんな感じです。

 

 

以上。