港区立中学校英語発表会

中学校の英語発表会に行ってきました。みんな堂々とスピーチする姿をみておばちゃんただひたすら感心してます毎回。海外生活のバックグラウンドとかルーツ的なものとか、そういうのがあるとか無いとか関係なく、『最近の中学生はまあ堂々としてて、まあまあまあ』と感心しっぱなし。

 

観客席は見渡す限り中学校の教員と各校のネイティブティーチャーが大集合(たぶん)。それぞれが『自分とこの生徒、超がんばれ』的な熱い視線も注ぐ中、厳かに淡々とスピーチコンテスト。

 

今年はどういうトピックスがあったかというと、自分の生まれ育った国の格差的な話だったり、部活から学んだ話だったり、オーストラリア派遣の体験だったり、リーダーの素質とはという話だったり、要するに選挙に行こうぜという話だったり。個人的にはタトゥーの話とステレオタイプの話が興味深かったかな。そうそう、わかるわかる的な。

 

あ、2年前にも同じ発表会について綴ってました(「港区立中学校英語発表会(2017.11.10)」)。2年前の文章を読み返してみても、感じることはさほど変わらず。

 

小さな不思議から興味を持ったりそこから何かに気がついたり、人生は常に探究心と共に人類総研究者。人それぞれの研究結果を出すために顕微鏡を使うか計算機を使うか、そういうツールのひとつが『英語』という言語でいいんじゃね?と思う時はよくあります。

 

4技能、それは『読む』『書く』『聞く』『話す』

読む』『書く』『聞く』『話す』、これが今のご時世で英語という教科に求められるクオリティ。クオリティっつーか、なんだろ、世界で活躍する国際人の基礎の基礎?我々国語ですら難儀してるというのに、そこを他の言語でやれと言われてすんなりできるわけがない。

 

両親のおかげさまで、留学含めて海外経験はそこそこ長く、11年近く海外暮らし。ついこないだまで『人生の1/3』くらいだったはずなのに、エッセンスはどんどん薄まり今となっては『人生の1/4』。小倉りえこ、しじゅうよんです。

 

そんな小倉、議員というお役目いただいてからびっくりするくらいに行動範囲は狭くなり(仕方ない)、まして英語も使う機会もほとんどなくなり、今となっては『はて、17歳から29歳まではどこで何してたのかのう?』であります。

 

そんな自分、前も何度も書いてるかもだけども、英語は苦手であります。ただしくは、『テスト的なものでハイスコア叩き出せと言われたら超無理ゲー』な苦手であります。

 

4技能(読む・書く・聞く・話す)別でいったら、多分全部50点くらいじゃない?もちろん100点満点中。何をもって100点とするかはわかんないけど。でも、総合的にまとめると80点くらいはなるんじゃないかな。と思ってる。んで、別にそのくらいでいいんじゃない?と、英語使って海外で仕事してた自分は思うんです。(40, 30, 5, 0)でも50点くらいはなんとかなってる人だってたくさんいるもの。必要に駆られれば、元気があればなんでもできる。

 

なんかさ、陸上のリレーあるじゃないですか。英語4技能とか話を聞くたびにリレーの選手を思い浮かべちゃうんだよね。ほら、個人レベルではメダリストになれないかもだけども、リレーだといけそうな気がするみたいな。

 

あ、ちなみに私はどっちかというと『教科から英語なんて外したらいい派』ですし、『なんなら入試から英語なんか外してしまえ派』です。あんなもんは点数でジャッジできん。スペルひとつ、発音イントネーションひとつ間違えただけで減点するシステムなんぞ、なんの役に立つものかと。

 

で、最後に英語発表会に話を戻しますけども。

 

某中学校の校長先生のご挨拶で、ハッキリと『英語は得意じゃない』と言い切り、『でも今はこういうのがある』と最近よく見かけることが多い翻訳グッズを出し、コミュニケーションとはという永遠のテーマへの延髄斬りにシビれたというアレでした。アレってなんだ。最高でしたよ校長先生。

 

と、分子生物学の教科書は英語ですんなり読めるけど、文学は1行目から意味が理解できないことも多々ある小倉でございました。偏ってていいんじゃねーの。


 

おひさしブリー(略

気がついたら8月も終わりに近づき、もうすぐ9月じゃないですか。9月と言えば12日ごろから港区議会でも第3回定例会が始まる予定で、決算委員会も含めて約1ヶ月の座りっぱなしで腰痛との戦い。最近老眼的な大人の階段も一歩ずつ登っており、みなさん、私は今日も元気です。たぶん。

 

区議会がいつ開かれますよというお知らせというものは、この↑の港区議会のHPに掲載されたり、

↑道端にある区の掲示板に貼られていたり(ちなみに1年以上前の画像なので中身は古いものですよ)、ひっそりこっそりお知らせというものは公開されているものでして、でもひっそりこっそり議会やってるものではなくですね、議会をやってることすら気付かれないくらいに影が薄いのが残念でたまらない時もあります。

 

あ、ちなみに『議会開きまっせ』というオフィシャルな開会宣言はですね、だいたい開かれる1週間くらい前に情報載り出すわけでですね、地方自治法で7日以内とかそんなのがあったかと思います。なので…9月の第1週の後半くらいでしょうかね、目にすることになるのは。

 

質問書いてます、質問。

一般質問をする当番で登板するわけでしてね、お尻に火がついて焦るの嫌なので質問とかは結構前もって書き上げてしまう方です。そう、小学校とか中学校とか高校とかも夏休みの宿題は早く終わらせてしまうタイプだったわけで、今から考えると『武勇伝的な何かがひとつくらいあった方がヒトとしての何かが成長のプラスになったのでは…』なんて妄想することもありますが、結局のところ腰回りと顔あたりの肉の厚みで体重がプラスになった程度で、つまりはそう、小倉りえこ既に冬の寒さに向けてアップを開始しました(夏バテ知らず)。

 

そんなことはどうでもよくてですね。

 

リサーチをするのが好きです。元研究職、でも研究は苦手。リサーチと言っても、なんか色々なことをただ調べる時もあれば、気になった数字を意味もなく眺めたり、エクセルでポチってグラフを作って視覚的に楽しんでみたり、なんというかこう、地味な調べ物というのが好きな訳でしてね。知ってます。ノット プロダクティブ。

 

例えばこんな感じね。グラフってね、どうも色使いが苦手でね。綺麗に見えるためには何をどうすりゃいいんでしょうねと、センスなし人間には結構キビシイ。で、こういうグラフを作って、ぼーっと眺めて、いろんなこと考えたりいろんなことに思いを馳せてるわけですよ。

 

ああこれ増えてんな』とか、『減ってるの見えにくいな』とか考えながら、『念を送ったらグラフの棒が猫になって画面から飛び出てこないかな』とか、ちょっとアレな感じの時もあります。どうでもいい話なんですけれどもね。

 

ガバメントクラウドファンディング

前々から気になってることでふるさと納税というものがあるわけですけども、返礼品があるなしに関わらず、行政が特定事業でクラウドファンディングで資金調達しようぜ的なものがあるわけですよ。ふるさと納税もクラウドファンディングも色んな意味で一長一短はあると思うんですが、なぜか急に『はっそういえば』と思い立ってですね、そういうサイトを見たんですよね。実は初めて。

 

ほら、議員って『寄付行為NG』な種族だから、そういうの関係ないんだもんというばかりにふるさと納税的なポータルサイトを覗いてみたことすらなかったんです。なんだろうか、心の奥底では悔しかったんだろうかな、よくわかんないけど。

 

探し当てて悲しい思いをするって、貴重な経験をした2019年の夏。でもありがとうこの1人の方。でも区役所の中の人のような気がしないでもない。

 

知っておったけどもね。

 

で、そんなガバメントクラウドファンディングはたくさんある中で、自治体が目指す目標金額を達成するモノはものすごく多いということでもなく、むしろ資金調達というよりプロモーションのために掲載しているところも少なからずあるんじゃないかしらとか勝手に思ったりですね。

 

こういうの、掲載するのもカード決済の手数料とか、それ以外の手数料とか、1%とか10%とかそんな手数料もあるというし、難しいもんであるなあと改めて思う。

 

そんな中、色々と面白い数字を発見。とある自治体の2億円の目標で、11%の達成率だけども約2,300万円を集めるってすごいなあって。しかも、人数115人で割ってみると、一人頭の平均が約20万円近く。うわお。

 

そんなふるさと納税、港区はこんな感じですということを改めてお知らせして本日はおしまい。オチなし。


 

乗り切ろう、今年のなつ。へいっ

梅雨も明けまして、暑い暑い夏がなつなつなつなつ。夏っぽいことを考えていたわけですけれども、気がついたら区役所を超応援するようなものが出来上がっていました。今年もやりますお台場プラージュ。

 

チラシのPDFはこちら。

 

 

届け、お台場係長へ。

 

ちなみに去年のお台場プラージュの様子はコチラ


 

プロレスといえば、そりゃ芝100%。

梅雨も明け、台風来てるけども、蒸し蒸しで暑い夏のはじまりはじまり。あっちもこっちもお祭りシーズンの開幕。そんな中、芝商店会の芝まつりプロレスNight。

 

芝商店会と言えば激辛ストリートとプロレス。プロレスと言えばZERO 1。一言でいうとなんだろ、『最高かよ』的な。

 

こちらの芝まつりを参考にというか大変羨ましくもあり、芝商店会さんにご協力いただきまして、商店会会員さんでもあるZERO 1さんにちょっとご近所までの遠征をと、それが昨年末に実現した麻布十番商店街歳末プロレスだったわけであります。

 

いやあ、すごかったなあ。商店街同士の横の繋がりってステキよね。

 

で、そんな芝まつりプロレスNight。

 

ちびっ子Nightは日曜に延期ということのようでお知らせまで。

 

お買い物は商店街でどうぞ。商店街、だー!


 

開票立会人、やってきましたの巻

さて、参院選も終わりましたね。開票所に20時くらいに集まり、お家に帰ったのが140分過ぎ。私は選挙区の立会人だったからそのくらいで終わったけども、全国比例の担当立会人の方々は3時半とか4時とかまでだったんじゃないかしら。それ以上に最後の最後まで大切なお仕事をしっかりやり遂げた、選挙管理委員会と区の職員さんたちが大変お疲れさまです。

 

人生2回目の立会人のお役目だったんですけども、今回もなかなか興味深く、興味津々であっちみたりこっちみたり。その中でも特に目をキラッキラして眺めてたのが『票の自動読み取り機』と『疑義票からの無効・有効票』です。

 

2年前にやった立会人、その時は自動読み取り機の精度にえらく感動したんですよね。かしこーい、と。でも今回はそうでもないとこを結構みちゃって、『これ、確実に普通に読めるのにリジェクト分類?』とか『全然違う人の名前の票の混ざっとる!』と、そういうの見ちゃいました。

 

あ、でもですね、ちゃんと読み取り機で100票ずつに束にしたやつも職員さんが丁寧に11枚確認しますし、むしろ裏までちゃんと見ますし(裏に試し書きのようなうにょうにょの線とか書いてあると無効票へGO)、そういうとこで『ん!?』とちゃんと発見はされるわけであります。

 

有効票になったやつ

今回、とっても注目したいのが『名前の書き間違いが多い』ということでした。でも取り決めとして『可能な限り投票した人の意を汲んであげたい』という大義がありますので、職員さんたちであーだこーだ議論しながら11枚分けていくわけです。

 

それに対して異議はないです。ええ。法律とマニュアルと前例と、にらめっこしながら頑張っておられるんだもの。

 

で、肝心の名前間違い。一番多かったのが

 

丸山珠代(正解:丸川珠代)

 

次に多かったのが

 

山口なつを、山口なつみ、山口なつ(正解:山口なつお)

たけみ(正解:たけみ敬三)

 

東京選挙区において、苗字と名前とかぶる候補はいませんでしたし、単なる書き間違いという意を汲んで有効票行きに。12枚とかだったら『うーん』ってなるかもらしいんだけど、これが数十枚ずつくらいの勢いであるもんだから、正解の書き間違いとして有効という判断。

 

あとは少数だけど有効になったのは『もとこともこ』、『おときたおとたき』、そんな感じですかね。

 

ちなみに今回個人的にツボったのが『たけみ敬一』『たけみ敬二』と、たけみワンツースリーが揃ったことですかね。そんな職員さんたちの作業を後ろからずーーっと眺めてるのが面白かったです。

 

無効票になったやつ

選挙区の投票で無効になった一番多いのが、言わずもがな『白票』。次に多かったのが『政党名のみ』『全国比例候補の名前』です。つまり、投票制度がややこしいということなわけであります。

 

ちなみに、自分がザッと眺めてた中で一番多かった比例の個人名は『山田太郎』と『山本太郎』。それを書くべきだったのは2枚目の投票用紙いやワザとなのかしら?意を汲み取ってあげたいけども、こればかりは法律とルールで無効行きは仕方ない。

 

2枚目の投票用紙に東京選挙区候補の名前書いちゃうパターンもあるわけですよね。

 

あとは『なし』っていうのも多かった。相応しい人ナシ的な。あ、『ジョン・F・ケネディ』っていうのも見たわ。『税金を上手に使う人』とか。うん、自分こういう立場であるけども、みなさんの気持ちわからないでもない。

 

それともうひとつ、速攻で無効票になる残念な理由が『余計なモノ付け加えちゃうパターン』。こんなのがありました。

 

判定は無効。理由は記号&雑事記載。悩んで悩んで、その場でも悩んで書いた後も悩んだんでしょうね。その光景が浮かびます。でも無効票なの。残念だけど。こういう残念な無効票がとても多く、こういうのだけで数百票はあるよ。

 

無効票が多くなっちゃう理由ってなんだろう

多分これ簡単な理由。有権者にルールがまったく浸透してないからと思います。自分だって正直な話、票を入れてもらう当事者になるまで知らなかったことも多いし、2回立会人やってまだわからんことだって多いわけ。

 

えらい人達、色んなことにご一考を。

 

自分が投票行った時、1枚目の紙を渡された時『候補者の名前を書いてください』と言われました。うちの身内が期日前に行った時、そういうことはなんも言われなかったと。そこで『あ、人の名前の方書かなきゃ』と焦る人はいるのかもしんないし、『とりあえず書いときゃ正しい方に振り分けられるでしょ(たぶん)』と思う人がいるのかもしんないし。

 

というか実際におりましたし。『1枚目も2枚目も◯◯(選挙区同一人物)って書いたよ』と言う人がいましてね、2枚目は無効になっちゃうよーと言ったら『あわよくば選挙区の人の票が増えればいいなって思って』と『だって◯◯党の人だし、比例で出てなくたって◯◯党に自動的に入るわけでしょ?』と、ウン十年選挙に行き続けてる人ですらこうだ。

 

えらい人達、色んなことにご一考を。

 

リマインドでどうにかなるもんなのか

リマインドって必要なのかもしれないね。『1枚目は東京選挙区の20人の中から選んで名前を書いてくださいね』ってわざわざ言うとか投票記入台にデカデカと書いておくとか。

 

投票する方の感覚からする、比例制度の必要性云々とかよく聞きますし、選挙区比例区の選挙カーごちゃまぜでその辺走ってるし、区別がつかない人、付きにくい人、そもそもの制度が理解できない人も多分多いと思います。

 

若い人で投票の仕方がわからないからというのもよく聞くわけでして、成人式とか模擬投票とかでホンモノの記入台とか投票箱を使ってというアレもありますけども、多分ですよ、本質的な『わからない』ってのは違うと思うんです。

 

ほら、前回『自分初めて選挙行ったのアメリカから帰ってきてからなので29歳以降なんすよね』的な話書いたじゃないですか。そん時もドッキドキしたわけですよね。唯一知ってるのは『紙に名前を書く』だけ。

 

でも本当に1番知りたいのは『投票所でまず最初にどこに座ってるなんの人に何をしたら投票用紙をもらえるのか』から知りたいんですよね。ほら、街中でポケットティッシュをもらうように、チラシをもらうように投票用紙を渡されるのか違うのかと。

 

動画かマンガでそういうのもっと広がればいいんですよね、なんて思ってたんだけども、グーグル先生に聞いたら結構でてきた。なんだ、知らなかったのはオレだけか。それはダメだな。

 

それにしても、参院選の投票率は48.80%ということ。港区の投票率は48.14%。わあ、ひっくーい。

 

あ、あと『不明票1』ってあったんですけども、どうやら投票用紙をもらって白票もなんも入れないで持ち帰ったであろう票だそうです。


 

選挙のお話

2004年は平成17年か。当時小倉りえこ29歳。『あっこのまま行くと自分日本でなんもできん人になっちゃうかもしれん』と、急に思い立って、1993年高校編入してから過ごしてきたアメリカ生活引き払って日本に帰ってきたのが15年前。仕事も辞めて。

 

15年経過したわけですが、『ついこないだ』と未だに感じてしまうのはオトナの証拠。気分は常になんとなく20代とか30代、ここに中身と外身のズレに気付かない、ちょっと痛めなオトナのジェネレーションギャップが垣間見れる感じ。自分の年齢を確実に見誤って、自分を見失う。

 

まさしくロストジェネレーション(意味違う)。

 

そんな自分のことはどうでもいいとして、選挙の話なんです。要は、私が初めて選挙に行ったのは、29歳以降という話。

 

実は、よく聞かれるのが『え!アメリカでも選挙行ってなかったの!?』でありまして、これには2つの意味が実は込められています。

 

ひとつは『アメリカに住んでたらアメリカの選挙に行けると思ってらっしゃる方が少なからずいる』という意味、そしてもうひとつは『海外在住の身の上で国政選挙に参加できる在外選挙のまさかの権利不履行かよ、この非国民めが』という意味です。

 

アメリカに住んでる外国人に選挙権はありません

と、自分の経験上アメリカのお話しかできないわけですけども、実はこれ、結構な数の人が知らないわけで、しかもほらここ数年で外国人に投票権が云々という話が出てくるたびに、『外国ではそういうの可能なところもある』だの、『日本が遅れてる』だの、あまり聞いたことのないグローバルな常識というハテナな話を時々聞くわけです。

 

とかいって、自分もアメリカしかいたことないので、そこの常識が世界の常識かと問われたら違うと答えるわけだし、むしろそれぞれの家庭の常識が日本の常識かと言われたらそうでもないし。

 

というわけで、約11年くらいアメリカにおりましたけども、『自分が外国人』という立場だったわけですよね。あ、アメリカで選挙に行くには、もちろん就労ビザがあってもダメですし、永住権あってもダメですし、国籍持ってる人しか行けないわけでして。当然かなと思います。その国の人以外の意見で色んな大切なものは左右されちゃいかん。

 

よく、税金払ってるから権利が発生するんだとかなんとか言われることありますけども、いやいやそんなのって外国人(自分)にしてみればインフラ使用税的なものとしか思ってませんでしたし。自分にも選挙権があったらよかったのにとかいう考えは持ったことがなく、それは今も昔も変わらず

 

海外在留人、在外選挙制度

総務省のサイトに色々と書いてありますけれどもね。ご存知ないかたいらっしゃったら話のネタにね。

そんなまだアメリカで暮らしてた2000年、『なんか海外組でも日本の選挙できるようになったらしいよ』というのは聞いたことありました。が、特に一度も関心を持ったことがなかったわけです。なぜかというと、『将来日本に帰るかどうか決めてない人にとってみれば、無責任に適当に投票って超無責任じゃね?』と。

 

でも、日本に住んでるアメリカ人のお友達、ちゃんと日本でアメリカ大使館に行ってちゃんと登録して、何年か前の大統領選挙に投票したよと、そう聞いた時には…なんだろう自分がちょびっとだけなんとなく恥ずかしく思ったのはナイショだ。

 

参院選、まもなく投票〆切

そんな選挙なわけですけども、記憶のある限り帰国後は毎回行くように(ごめんなさい一回だけとある事情で行けてない)。行ってるはずなんだけども、誰に投票したかとかは覚えてない選挙もあります。みんなそんなもんですかね?それとも私だけですかね?

 

フツーに『あ、選挙行かなきゃ』って思うのは、多分ですけども、急に何かに目覚めたとかそういうアレではなく、頼まれたからどうのとかそういうアレでもなく、親が毎回ちゃんと行ってる姿を子供の時から見てたからなんだろうなって今になって思います。

 

さて、投票箱が閉まるまであと1時間半。私はお昼に投票を済ませましたが、まだ間に合うのでまだの方は是非行ってみてください。ちなみに私、これから夜は開票立会人ということで、開票所に多分夜中までおります。

 

あ、開票立会人は2回目で、どういうことをやるのか前回の衆院選のメモ書き、長いけどもお時間ありましたらどうぞ(「そういえば立会人の話をしてなかったですよね(2017.11.14)」)

 

それにしても、開票所でしっかり頑張ってくれる区役所職員さんにみんなも心からエールを送ったげてください。今日夜中までやるじゃろ、しかも明日通常運転でお仕事だぜ。ちなみに今日も朝から投票所で頑張ってるんです。がんばれ職員さん、当日開票が気の毒になるぜ。


 

選挙と当日投票と期日前投票

『参院選、まったく盛り上がってないねえ』、そんな事を時々言われます。ほら自分だって3ヶ月前に選挙あって、じゃあそん時にも『区議選、まったく盛り上がってないねえ』と言われたかどうか記憶にはないけれども、例え言われてたと仮定したら『何をもって盛り上がってる盛り上がってないの判断あるん?』と、また自分の中のややこしい考えすぎマンが参上。

 

何がどうだったら盛り上がると言うのかなあってポジティブに考えてみると、これと言った要因はまったく思いつかず。と言ってネガティブ要因を探ろうとしたところでさっぱりわからんちん。

 

強いて言うとすれば、『有名人の有無』『選挙カーが回ってくるの頻度』なんであろうかなとか考えちゃうし、選挙カーなんて騒音以外の何物でもないという人にとっては、盛り上がりもへったくれもない。テレビしかみない人はネット情報戦なんてひとつも知りうる術がないし、その逆だと自分の好ましい情報にだけ囲まれてると世の中わからんくなる。

 

願う結果に沿わなければ陰謀論が吹き出して、こういうのなんて言うんだっけ?ああ、そうそう、『ゴルゴムの仕業だ!』。

 

そんなことはさておいて、投票について思うところを少しばかり綴ってみようかと。文字ばっかでダラダラ綴るよ。

 

期日前投票

漢字そのままに『期日の前に投票』ということなわけです。本日参院選最終日、明日投開票というタイミングで綴るのも遅すぎるわけなんですけども、この期日前投票というのが不思議でね。

 

まず、『きじつまえ』だと思ってたんですよね、結構な長い期間。でも『きじつぜん』が正解というわけで。そんなことはどうでもいいんだけど。

 

7/4からの参院選。5日くらいにはお手元にバーコードでピッとする入場整理券でしたかの、届いたじゃないですか。んで期日前投票もご利用いただけます的な、5つの支所でできます的なPRもバッチリですよね。でも5つの支所のうち、芝公園の港区役所本庁以外での期日前投票って、確か13日から1週間だけだったんですよね。

 

文句言われたことありましたよ。『折角早く行こうと思ったのに、なんで芝の本庁だけでしか受け付けてないのよ』と。『遠くて嫌なのよ』も。

 

投開票日の日曜日なら、おうちから一番近い投票所(多分)。

 

期日前投票のメリット

期日前なら5つの支所でどこでも投票可能

手ぶらで投票可能

 

期日前投票のデメリット

すべての支所で参院選開始すぐ投票できるわけではない

日曜日の投票所より遠いとこにわざわざ行くのめんどい

 

まあ、これはこんなもんです。

 

手ぶらで投票

我々『投票率をあげたい面々』『投票に行って欲しい』『どうか清き一票をわたくしに!』と言う我々の立場にしてみれば、期日前投票は確実に投票率があがる行動なわけで(ただし票を入れてもらえるかどうかは別ね)、おすすめするわけです。その時に『あのピッとする入場券的なやつなくとも行けますから!』とPRしますが、自分は実は手ぶらで行ったことありませぬ。

 

だって、ほら、なんかカバンに入ってたりお財布に入れてたり、日曜に投票いってお昼ご飯食べに出かけたりさあ。なのでなんか手元にあるんですよ、常に。

 

でも手ぶらで投票できるというのはホントで、実はこれも最近まで知らなかったんですよね。最低限の身分証明書は必要だと思ってたの。そしたらそれも不要で、ホント手ぶらでいいんだと。

 

手ぶらの不思議

先日、ちょうどいいタイミングで『ねえ、期日前の人?当日の人?』なんて話をとある人としてたんですね。それがまた区役所だったんですよ。そしたら手ぶらで期日前投票してくわって話になったんです。

 

しかも、その場にたまたまいた見ず知らずのお方まで『そうだよ、なんもなくてもそのまま行けばいいんだよ、行っておきなよ』とありがたいアドバイスも受けてですね。その人投票してきたんですよ。

 

んで、ほら、自分未経験者なもんでどーだった?と感想聞くわけじゃないですか。そしたら『名前と住所と生年月日だけで、一応身分証明書出そうと思ったんですけど、係の人から不要と言われて。簡単でした』と。

 

それはよかったよかった。日曜日は24時間寝ててもこれでOKね、なんて話してたらとある疑問が勃発。悪い癖。

 

自己申告の名前と住所と生年月日で、どうやって本人って担保するの?なんでもかんでも身分証明書とかハンコを出してくださいってうんざりするほど聞いてくるお役所が、それすら無しってやっぱり違和感ありあり。

 

いや、手ぶらで投票できると聞いてから頭の隅っこにずっと残ってる素朴な疑問なんだけど。比較的知り得ることができそうな情報だけなわけだし、悪い人だったらなんか一人で何人分もなりすませていけちゃいそうだよね、とかそういうことを考えてると、まるで自分がものすごく悪い人のような気がしてきたというお話でした。

 

ま、ピッとするバーコードの入場券的なやつ一枚もってたとして、『それホントにあなたのですか?よそのうちのポストから取ってきたもんじゃないでしょうね?』といちいち聞かれることもないけれど、色んなことがなんか不思議だなあって思っちゃったお話でした。

 

いこうぜ、参院選。名前以外を書くと一瞬で無効票だから気をつけようぜ。『がんばれ〇〇』とか『〇〇さん』とか、みんな無効票だからな。


 

大抵の議会には『議会だより』的なものがありましてね

どうも、港区議会定例会絶賛開催中です。最近モノ書きが少ないとお叱りを多方から頂いておりまして、いや本当にまったくもってさーせん。本日のネタは『区議会だよりの表紙の写真超募集』です。素敵なお写真、通年で絶賛募集中

 

えー、私気がついたら区議会だよりの編集委員というお役目を担ってぶっちゃけ何年でしょうか、多分4年くらいはやってんじゃないかと思うんです。自民党さんを代表して区議会だよりの自民党担当をね、やっとるわけですよ。コツコツと。いいんですよコツコツは、地味なもの大好きですよ。

 

何をどうコツコツかと言いますとですね、大きく分けて2つのコツコツでして、↓のこの一行にぎゅっと凝縮されてるコツコツです。文書と画像。自民党さん全員分おまとめ係。それがオレ。

 

区議会だよりの紙面には限りがありますので、その中で色んなご報告だったりをしなければなりません。年4回発行されるわけですから、それはつまり議会が開かれるタイミングなわけでして、『こういう質問しましたよ』という各会派のまとめが載ります。それを割り当てられた行数と文字数にまとめなさいよと、そういう担当です。あっ、画像も何点準備するかも決められてます。

 

そこで登場するのが『区長答弁』。区議会だよりと区長答弁の関係は以前にもちょこっと綴ってあるのでそっちを参照(「だより、だよれば、だよられろ(2018.12.5)」、「区長答弁とは(2018.12.7)」)。

 

本題:区議会だよりの表紙をあなたの写真で飾りませんか?

表紙の写真、つまり↑こういうやつやで。

 

風景画じゃなくて、それっぽいのもあるんやで。

 

でも風景が素敵やろ?でも応募があったりなかったりもするんやで。ちょっと寂しいやろ?特に明記はないので、誰でも応募できるんやで。素敵やろ?

 

しかもな、採用率とっても高いで。

 

応募要項

↑ちょっと募集要項的なやつが今年の初めのやつからひっぱってきたので古くてごめんなさいなんだけども、基本はコレ。

 

テーマ: 港区のどっか素敵な風景

写真規定: 横向き写真(とっても重要)

応募規定: 5MB以上のJPEGをCDとかそういうのに焼くなりして郵送

必要な情報: 最低限、お名前と写真のタイトルは欲しいところ(個人の主観)

NGなやつ: 人の顔とかばっちり写り込んじゃってるやつ

 

え!?メールとかそういうので送れないの?』という疑問がでてくるでしょう、そうでしょう。前に聞いたことあるんですよ、メールで募集すりゃいいじゃんと。わざわざ郵送とかってめんどくさいから応募少なくね?と。

 

そしたらですね、メールはですね…区役所で受けられる容量的な問題で…(おそらく5MB未満)と、いかにもお役所な規定があるというのでこれはいたしかたなく、『撮影場所とかそういうのも必要なの?』なんて聞いたらですね、あまりにも素敵な写真とかだと読者から場所はどこなのと問い合わせがあることもあり…と、色々あるみたい。

 

で、次にいつ発行するかというと、多分8月あたり。遅くても9月1日。バックナンバーみてるとそんな感じ。急募:夏っぽい写真。別に夏っぽいやつじゃなくてもいいけど、夏っぽい方が夏らしいよね。

 

区議会だよりはみなさん頼り

区議会のウェブサイトやで。右下あたりに区議会だよりってあるからそこを全力でクリックや。

 

もし、素敵なお写真お持ちの方、素敵なお写真を撮るのが好きな方、素敵なお写真これからとってみようかしらという方、是非応募してみてくださいね。もし区議会議員の知り合いとか、区役所にお勤めの知り合いとか、その人にデータ渡して『区議会だよりに応募しといてくんない!?』という技も無きにしも非ずということもほのめかしておきます。

 

応募お待ちしております。お問い合わせはお気軽に区議会事務局まで(03-3578-2920)。7/15くらいまでに到着する感じで送ってくれると、すっごい喜ぶ。はず。


 

2019夏スマイル、それはつまり港区内共通商品券発売のこと

年に2回、港区では商店街支援の一環として、プレミアム付き商品券の発行支援をしています。商店街の子、小倉りえこ。商店街支援にスマイルスマイル(注:港区では昔々から商品券の名称は『スマイル商品券』です)。

スマイル商品券

グーグル先生に『港区商店街連合会』と聞くと、↑のサイトをお知らせしてくれます。んで、バーの上の方にある『スマイル商品券』をポチってすると、↓のページに飛びます。

ちょうど1年前ですかね、これまで10%だけだったプレミアムが20%バージョンも新しくできて、商店街連合会の長年の要望が形になって登場しましたのです。それがちょうど1年前。その時も注意書き書いてますね、自分。

7/1(月)午前9時発売です

お一人5万円までお買い求め可能で、代理分1名様もお買い求めできまして、でもご自分と代理の方分の身分証明書はもちろん必要でして。そのあたり、しっかりとサイト等でご確認くださいませ。

事前申し込み、できます。

ネット申し込みも商店街連合会サイトから。6/12(水)午後12時〜6/15(土)午後5時まで申し込み可能。いつもの通り、申し込み人数多かったら抽選になっちゃうと思いますがご了承ください。また、当選しても7/1に販売所で買っちゃった方は無効になりますからね。身分証明的なものでちゃんとチェックされますからね(これは仕方ないものと思ってください)。

あっ、今回もちゃんと土曜日販売もあります。7/6(土)午前9時〜午後2時(完売時点で終了)、芝公園の港区役所本庁です。今回は9階だそうです。

商品券事業は

前にも商品券について色々と綴ったことあるんですが、ご家庭から経済をちょこっとでも回すことのできる経済ツールだと思ってます。本音は商品券に頼らなくとも商店街でお買い物してほしいし(特に物販店ね)、商品券を手にする機会があるのであればこれを良い機会に商店街を知って欲しい。

商品券施策というのは、そもそもは小規模小売店への応援であるところに『プレミアム感って無いよりはある方がいいよね、商品券プラスアルファでお店でいつもよりお買い物してくれたらいいよね』と消費者心理を加えたものだと思ってます。

そんな港区のスマイル商品券、ご購入いただいて、お使いになって、商店街という場所を是非感じてください。商店街、素敵よ?

あっ商品券はプレミアムのつかない一般の普通の商品券もございます。イベントの景品に、贈答用に、そちらもよろしくお願いします(詳しくは港区役所3階の商店街連合会事務局まで)。←宣伝も忘れない。