港区でワクチン打てるの、そろそろ最終よ

全然関係ない話なんですけども、ふと、ネットニュースに目が止まったんですよね。ほら、猫ちゃんの腎臓病のお薬についてというやつ。そしたら奥様、動物の治験とか新薬承認って農林水産省管轄なんですってよ。し、知らなかった…。

 

まあ、よく考えたら鳥インフルエンザとか口蹄疫とか「そういや農林水産省だな」なんだけども、なんか勝手に自分の頭の中では「食用が否か」で振り分けてたような気がしないでもない。というか、犬猫に関してはまったく考えたことなかった件。

 

ほらなんせ前職は新薬の研究開発畑にいたもんだから、ちょびっと興味が出てきて色々調べたり論文とか読んでふぅ~ん、ほぉ~んとしてたわけですが、1番ほわぁ~と思ったのが「動物用医薬品の臨床試験は『野外臨床試験』っていう」ということですかね。や、野外かあ…。

 

港区でワクチン打てるの、そろそろ最終よ

区民だけに拘らないでせめて在勤に解放を……とそういうお願いを続けてたら在勤・在学に解放され、そしてさらに「誰でもどうぞ」という憧れの最終段階まで展開された港区のコロナワクチン接種です。誰でも接種(ご新規さん1回目)の最終は11/26(金)です。火曜に打ちたいわという人は今週来週しか(ご新規さん1回目)。

 

接種券あれば日本全国どこの方でもいらっしゃい、という気概を見せる自治体は非常に貴重であって、港区がそれをやってくれてるのはとてもありがたく、ずっとお願いしてた身からしても嬉しいことであります。関係各所のみなさん、ありがとうございます。

 

えええ、今更まだワクチンワクチン言ってるの?」とか「他にすることないの?暇なの?」と時々言われますけども、いやいや私だってみなさんと同じように「1日でも早く元通りの生活になあれ」と思ってるわけでして、そのための方法のひとつとしての術を推してるわけですよね。

 

人によって推しは様々だと思います。ワクチン推しもいれば、ワクチンなんかもうこの際どうでもいいので治療薬開発推しとか、全ての基本は手洗いマスク推しとか、むやみやたらに無差別検査推しとか、ほら色々あるじゃないですか。もうこういうの疲れたから人の健康なんかなるようになっちゃえ2類→5類変更推しだってあるわけで。

 

で、9月の週末ミッドナイト接種を始めてもらってから、10月に火曜ナイトエリア接種も始めてもらってから、ほとんど週2回東京グランドホテルにみにいくわけですけれども(基本最終まで)、いるんですよ今から1回目打ちますってご新規さんが!毎回!たくさん!

 

自分、前々から言ってますけど、日本全国たくさんの会場が「もうワクチン終わりですぅ〜」って会場を閉めたりしている中でですね、迷子になる人がいるので可能な限り拾い上げてもらいたくですね。「2回目モデルナ難民だったんですぅ〜」って方だってたくさんいて拾い上げてる。素晴らしいよ港区。

 

で、バラエティ豊かな日本全国各自治体の接種券とか予診票とかが集まってくるわけでして、会場担当の職員のみなさんもなんかちょっと「おお!」みたいになるようで。あれだね、車のナンバープレートみたいだよね。都内で沖縄ナンバーみかけるとかそういう類の。

 

まだ打ててない方いらっしゃったら、是非港区の誰でも接種を教えてあげてください。「実はお仕事忙しくて…」とか「今年こそ年末年始は実家に帰りたいけど打てるところなくなっちゃって…」が少なからずいる。そういう方、助けます港区。

 

なお、東京都も在住在勤在学なら予約なしで毎日助けてます。いつまでやるのかはわからないけど。


 

うはwww ワクチンとうとう在勤にも広がりんぐwww

長かったけれども、ようやく港区も在学・在勤に解放で我の野望一歩前進。おっと「今更まだワクチン?」とか聞かないでくれ。接種希望の人が打てるようにするには、あの手この手で接種機会を増やさねばならんのだ。もう打てるところ少なくなってるからね。一旦、終わるもの。

 

言ったじゃん、職域ワクチン余裕だと(5・7・5)

あれはもう2ヶ月半も前になるんか、職域用に回ってるモデルナが場所によってはかなりダブついてるので配送されたらそこから移動できないという取り扱いを変えてもらいたい、と国にお願いをしている旨のご報告をしたのは(『どーにかならんもんかと思ってること。(2021.7.29)』

 

でまぁ、その後どうなったかというと、まぁ結果的には条件を満たしたら動かせるようにはなったんだけど、でも全然まったくもって「そうじゃない」感がすごすぎたのはもう仕方ないこととして、すごく残念だったのは国会議員とか国とか省庁とか上の方は「ハッ、職域ワクチンが余るなんて今までもこれからもそんな事ないからバカ言うんでねえよ」とまともに話聞いてくれなかったことかな。

 

ま、それは港区の接種スピードがとても優秀だったのと、区内で結構な数の職域接種をやってくれてた企業・団体が多かったから起きたことなわけだけど、職域でも「もう自分のとこの関係者打ちきったんで、近所に打ちたい人いませんかー」という状態だったわけ。

 

で、8月中旬くらいかな、なんか国の方で詳細ゼロな枠だけできたのはまぁいいとして、「で、国の言う指定の接種会場って結局どこよ」と何の進展もないままだったわけで。そしたら今になって「厚労省から職域ワクチンの残余の受け入れ要請が」ということになり、まぁ結果オーライとしてもせめてあと1ヶ月は早く欲しかった。

 

ただ廃棄した企業の公表がしたかっただけなのか、厚労省のサイトみると「……いや、温度管理とか決まってるハンドリングは仕方ないにしろ、ドタキャンでどうしても1名分探しきれませんでしたという事案まで晒されるのはいかがなものか」と思う。

 

そんななんなら、自治体でやってるやつなんか、5月くらいから始まって2ヶ月くらいは「……余剰対応できなかったら吊し上げられる!」くらいの重罪にされがちな時期も当然あったけれども、もうある時期過ぎたら廃棄だらけやぞ。余剰打つ腕なんかもう無いんだから(関係各所打ち切った)。港区のミッドナイト接種とかだって、1回目2回目とそれぞれ208、192人でしょ、末尾がゼロじゃなければ(モデルナだから)残余は廃棄一直線やぞ。医療機関のファイザーだって、予約6人集まって接種日迎えても、1人ドタキャンでたらもう廃棄よ。

 

そんな職域用のワクチン、国が一旦回収したんだかしてないんだか、「余ってるから使って!」と港区に要請が来たんだか来てないんだか。とまぁ、色んな話は今更もういいとして。

 

 

お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません。

うはwww 接種機会広がりんぐwww こういう感じになるわけですよね。とにかく在勤解放というのが、アタイの野望だったわけだから(本当の野望は「六本木の交差点でビカビカ光るデコトラでもロ◯ットレストラン系のああいう賑やかしなやつ置いて、予約なしでも誰でもいいので打ちにおいで」という誰でも接種です)。

 

曜日限定とか、日時限定での解放となりますので、スケジュール調整はお早めにぱぱっと。なお、東京ドームとスポセンはファイザー、東京グランドホテルの夜接種はモデルナです。なお、東京ドームでもモデルナ打てますがその予約は東京都を通じての予約が必要です。

 

2回目難民も救済できるので、「該当するかな?自分2回目港区で打てるかな?」とちょっとでも不安に感じたらコールセンターまでお問い合わせを。

 

港区新型コロナワクチン接種コールセンター
電話番号:0120-252-237(英語、中国語、韓国語での対応可能)
<受付時間>

平日 午前8時30分~午後8時
土・日曜、祝日 午前8時30分~午後5時30分

 

 

そういえば先日の決算委員会の衛生費でもね、とにかくうざいほどに喋り続けた次第。在勤に解放してちょーだいと

あぁ、よかったよかった。聞いてもらえた。

 

 

もうね、港区なんか8割近く(またそれ以上)の人が少なくとも1回打ってるわけで、そうすると打ってない人探す方が以外に難しい。いや何人も知ってるけど、打ってない人。それでも、今から打とうかなという人がいればそれはそれで良し。打ってない人(打てないor打ちたくない)にとっても、周りがたくさん打ってくれれば守られるわけですからね、リスクは以前よりがくんと低下ですよ。

 

ワクチン2回打ってないと入国ダメですよ、という国もあるくらいですから、海外旅行に行きたいとか留学したいからやっぱり打ちますという考えになっても良しです。それは差別だひどい国だ!なんて感じる人も少なからずいると思いますけど、あのね、海外ってそういうとこ多いですよ?はしかとか予防接種しないと学校に通えないとか、よくありますからね。日本くらいじゃないですか?色々な事の意味を都合良く履き違えてるの。

 

とにかく、もしまだ未接種の方がいましたら、「どうしよっかなー」「ワクチン・検査パッケージで特典欲しいなー」とか理由はなんでもよし、打ちたい方(区民、港区在学・港区在勤)がいらっしゃいましたら、是非接種においでませ港区へ。歓迎いたします。私が心の中で熱烈にアナタを大歓迎。


 

週末ミッドナイト、芝2丁目ナイト

「世の中に困っている人がいるから、そのために新薬を開発して一日でも早く患者さんにお届けしたい」という分野で15年(前職)、この数ヶ月は寝ても覚めてもワクチンワクチンであります。アタイ。ウザがられるほどに。ワクチン打ててねぇやついねえかーって徘徊。

 

週末ミッドナイト接種

メディアで目にした方も多いかと思いますが、「副反応が出て土日に休めるように金曜夜やるぜ」というのと「時間が合わなくて来れなかった方を救済すべく、夜間だ夜間」という目的で始まったこの企画。まぁ港区議会ではよくある話ですけれども、事前にこういうのやりますよっていう事前連絡とかないし、ましてこういうのやろうと思ってるんですけどご意見ありますか的なやつとかないし、なんだかなぁってよく思います。

 

自分、一応ワクチン管轄の委員会の副いいんちょさんやってるわけですが、せめて所管の委員会には連絡欲しいなって思いますし、我々(全員じゃないかもだけど)色々考えてる人多いと思うんですよ。役所ももったいないことすんなと思いますし、何一つ意見を聞く耳無しくらいな感じにしか思えないわけで、でも逆に考えたら「知られたらあーだこーだ言われてめんどくせ」と思われてるだろうこと100%。よその自治体なら「議会軽視だぞー!」なんて大暴れしてるんちゃいますかね(他人事のよう)。

 

ま、そんなこんなありましたが、芝の東京グランドホテルで週末ミッドナイト接種です。3階です。ほぼ毎週金曜日です。ご予約はこちらからどうぞ。集団接種とは予約サイトが別でごわす。

 

 

芝2丁目ミッドナイト。芝と言えば、やっぱプロレスナイトだろ。

もうアレですよ、芝といえば芝まつり、プロレスナイト。激辛ストリートでおなじみの芝商店会、芝新堀児童遊園にどかんとプロレスリング立てて、ご近所さんからお近くにお勤めの方から遠くのプロレスファンから山盛りに人が集まって、これはもう賑やかな夏の風物詩。プロレスリングZERO1さんの惜しみない夏のハダカ祭り(仮)。

 

コロナが過ぎ去ったらまたわいわいやりたいですよね。で、ご縁があってZERO1さんには別の商店街にも来ていただいて、それが物珍しさと「こんな場所にリング!?すっげー!」とご好評いただいた、麻布十番商店街冬のハダカ祭り(仮)。

 

また開催してもらいたいなー。

 

話を戻して、ミッドナイト接種

通い慣れた東京グランドホテル、といいますのも、7/5から港区は保育園だったり学校だったり職員さんだったり向けの職域接種を始めてましてね、視察という名の見学でかなり足を運びました。ええ、それはもう初日から。よくある議員活動みたいに「行きました!」って記念写真撮りにいくつもりナッシング、ひたすら動線やらなんやらをじーっと。それはもう毎日のように。

 

なので、応援でワクチン部隊に派遣されてる職員さんからしてみたら「あの人、暇なんだな…」とか「げっ、今日も来やがった」くらいに思われてるのかもしれないけど、いいではないか、いいではないか。自民党のセンパイ議員さんからも「コロナ終わったら燃え尽きるんじゃねーのか」と心配されるほど。大丈夫です。多分知恵熱だして数日寝込む程度です。

 

ほら、商店街連合会の職域の話もあったので、色々となんでも見学させてもらってましてね。看護師さんたちが分注するのも見さしてもらったりとかね。色々シミュレーションしてたんですよね。もちろん予約サイトだって打ち合わせしていつでもGOだったし。色々と勉強させてもらいました。もう調査よ調査。

 

ミッドナイト接種は同じフロアだけど別の向かいのお部屋。ずーっと予約サイトに張り付いて予約状況とか見ててさぁ(暇人って言ってくれてもかまわないYO)、まだ打ってない人がいたら何時がオススメだよって言うために張り付いててさぁ(おせっかいおばさんと言ってくれてもかまわないYO)、でも結局のところ当日枠開放してもガラ空きの時間帯があるから、その時間から見に行こうって決めてたわけ。

 

あっ、嫌がらせじゃないよ。「お疲れさまです」って言いたかったんだよ、遅くまで頑張る職員さんに。ほんとだよ。信じてもらえないかもしれないけどもさ。だって24時までやって経過観察でしょ、その後片付けして何やらで午前様ですよ。ありがとうおつかれって言いたいじゃないですか。

 

9/17(金)、週末ミッドナイト接種の空きが出始めてたのが午後10時半前後。なのでそのくらいにフラーっと。ホテルの入り口で「ワクチン接種ですか!?」ばりに職員さんに待ち構えられ(あっアイツは違うと気付かれる)、エレベーターで3階のドアが開いた瞬間に、「あっアイツまた来た」ばりに職員さんに構えられ(でもいつも優しい)。色んな意味で非常に申し訳ない。が、毎週行くから。調査だから。ぼっち調査だぜ、全然寂しくないぜ。

 

そしたらさぁ、なんかテレビのライブ中継が入るっていうことで、メディアの方達と報道の記者さんたちが結構待ち構えててさぁ。お仕事お疲れ様ですね。ワクチンまだ打ってない区民の方いたらいかがですかって聞いてあげたい。

 

みんなでモニターで中継してるの見てた、午後11時40分過ぎ。いやほんと、お疲れ様。23時台は8人くらいいらしてたような。

 

 

何人来てくれたんだろ、結局

事前予約400、当日枠100追加して、全部で一日500人っつー想定で頑張ろうとしていたはずのミッドナイト接種。当日午前中(10時ごろ)にちらっと予約サイトみた時点で空き枠のとこだけスクショして(いや、変な意味ではなくTwitterで宣伝しようと思ってですよ)、大体15分15人で予約取ってた感じだったから足し算掛け算して初日は230人前後かーなんて思ってたわけですよ。事前予約は9/9から予約開始だったから、正直毎日「あんまり予約伸びねーなー」って思いながら見てたわけ。

 

おっと、粘着質って言うな。研究熱心と言ってくれ。

 

 

で、午後1時に予告通りに当日枠開放して、しばらくしてからどんなもんかなーって見たんだけど、当日枠100人分をどんな配分でやったかはよくわからんけど、満員だった19〜22時くらいに空きができたということは、そのあたり集中して広げたということはわかる。

 

ただ、唯一言えることは、事前400人 + 当日100人は埋まり切らなかったということです。おっと、別にこれは失敗とかそういう風に言いたいわけじゃないですよ。お間違えなく。何人救済できたか、ですから。1人でも救済できたら成功です、成功。お間違えなく。

 

で、後々聞いたら、予約231、接種206。でも報道が記事にしてたの読んだら接種208ってあったし、まぁどっちでもいいや。そのくらいの数字ということで。なお、当日に予約した人の数は40弱って聞いた。これも合ってんのか間違ってんのか、そのうち正確な数字出してもらおう。

 

 

区民接種率85%を目指したい港区だそうです。

まぁ色々と言いたいことはあるけれども、目標は高く高くで全然問題なし。ただ、必要な時に軌道修正なりは素早くしてもらわなきゃいけないのは変わらない。

 

自分、前々から「区外枠も開放すべし(せめて在勤)」という考えは変わってないです。都内である以上、しかも企業がたくさんある以上、昼間人口とやらの数がハンパない港区です。不思議に思うのは、なぜ今この時期になっても区民にこだわるんだろうかという理由なんです。

 

「あくまでも区民のためのワクチンだから」

 

そうどこか偉い人が言ったか言わないか、聞いたことがあります。だから他人には一切渡さないんだと。ただ、そう考えている人がほんの一部の一部だけだっていうことも聞いたことがあります。一般接種最初の方じゃなくて、今はもう正直終わりの時期に差し掛かってる。色々なこと変えないと。

 

前にも長々と書いてるれども、VRS入力のスピードによるけれども、港区民のワクチン接種1回目終了の人数は非常に緩やかなペースでしか伸びていません。集団接種を頑張ってたころは8月上旬〜中旬くらいまでは驚異的なスピードだったかな、あとは正直緩やかな下り坂。

 

だって、集団接種はもうスポーツセンターで週2回しかやってないもの。今月いっぱいは東京ドームはお休み中だから、1週間で数百人さ。あとは職域だけど、正直今どのくらいのペースでどういうところがやってるのかまったく不明で(管轄外だし)、個別接種に至ってはワクチン供給のバランスとペースもあるから進捗具合もよくわからない。

 

ただ、これもまた趣味の範囲になるんだろうけれども、「ねぇ、先生のところ、どのくらい打ってる?区外の人」と聞ける範囲で色んな先生に聞きます。すると、「区民でもなければ、都民でもない人がほとんどだよね。◯◯県とXX県の多さったらもう」というお答えがほとんど。一人二人のドクターの話じゃないわけよ。知ってたけど。

 

そう、今現在の港区が持ってるワクチンの使い先というのは

1. 集団接種 → 区民限定(または住所地外接種届での区民外)

2. 職域接種 → 在勤(区に関連する施設や事業の方々、特定団体の関係者)

3. 個別接種 → 居住地関係なく接種するとこ多し

 

な状態なわけです。そんで、個別接種は港区からファイザー提供しているわけで、港区のこだわりで言うと「区民のために確保したワクチン」がそうじゃない人に接種されてるわけで(別に全然悪いことじゃない)、もう崩れてるんですよ前提が。なので港区ももういいかげん意地張らないで開放した方がいいと思ってるわけです。スルーされてるけど、ずーっと。

 

在勤の方は個別で…なんて割り切ってるならともかく、それなら港区はそうアナウンスしてもらいたいし、けれども提供されるバイアル数と予約状況(原則6時間以内に6人集まらないと廃棄コース)もあるから全部そっちにお任せできる状況でもないし。そして予約集められるほど探しきれない場合だってあるし。

 

と、区民が今からでも打てるところはあるんだから、とにかく区外枠(せめて在勤)にも接種していきます、それが昼間人口多い港区の使命です、打ててない区外の人も救済していきます、経済も回していきます、健康も守ります、にカジ切ってもらいたい。早急に。

 

でも多分近いうちにシレーっと「在勤にも開放します」とかなるんだろうなって思ってる。だって他の自治体も続々と区外枠開放し始めたし。もったいないよなぁ港区、一番最初にやらなくて。結果オーライならいいんだけどさ、これまで言ってきたことガン無視して「どこどこの誰々(偉い人)が言ってたので」とか理由をつけ、そういうところからもお願いされてたこちらの要望はスルーして、いかにも「そんなこと言われなくてもちゃんと考えてました」ってドヤ顔で発表するんだろうな、に100万ペリカ。

 

それが港区です(100万ペリカ)。

 

 

85%目指すにはあと3万人だってよ

で、全然脱線しまくってるミッドナイト接種だけれども、今区民の接種率70%くらい(1回目終了)として、あと15%あげるにはあと3万人っつー数字を聞きました。この根拠は「アンケート取ったら絶対打たないとかいう人除いたら80%くらいなのでちょっと目標持ってみました」くらいな程度であります。

 

いや、全然いいよ。目標は高く、は変わらず。

 

ただ、ミッドナイト接種は全部で2,500人という数字。残りの27,500人はどのような算段でどのように計画を立てて、何をもってどうしたらいいんですかというポリシーは聞かせていただきたいですよね。

 

ミッドナイト見学をした際に聞きました。多分誰もが一番気になっているであろうこと。

 

「なんで今日、このミッドナイト接種を選択しましたか」とアンケートなりもちろん取ってるよねと。そしたら「取ってません」と。な、なんだってーーーー!

 

正直、これまで港区は予約取り放題だった時期ありますよ。ファイザーだってモデルナだって選び放題だった時期ありますよ。その時に打たず、何故今ここでこの時間に打ちたいと思ったのか、これ初日にこそ聞いて回らないとあかんでしょう。報道が記事にするような、インタビュー受けてくれたわずか数名だけが全てじゃないですよ。何やってんだよ港区。やる気あんのかよ。

 

曜日がよかったのか、時間帯がよかったのか、打とうかなと最近ようやく思ったんだけど集団接種はだいぶ予約絞られちゃったから合わなくてとか、実は2回目難民でしたとか、今になって始めて港区でワクチン打てるんだって知ったとか、色々理由あるじゃないですか。

 

むしろ金曜にやりますって決定した経緯だって「学生とか土日休みの人をメインターゲットにするということは、金曜じゃないと打てないって人が相当多かったということですよね?」と根拠を示してもらいたいくらい。いや、あの手この手で接種機会を増やすのはとてもいいことなんだけれども、人件費云々を抜いたとしてそれ相当の理由があって然るべきで、自分はそれを知りたい。判断するまでの経緯をな。なんせお知らせされないもんだから、急に「やります」って知らされるだけだから、こちらのご意見・ご要望全力スルーだからな。知る権利あるでしょうよ、一応議員だし。

 

で、実際は10代〜70代までの方がご利用されたと聞いてます。全員分ではないけれども、途中経過聞いたところでは40代>30代>20代>50代>その他と。そのうちちゃんとした数聞きますけれども、なんか色々キチンとした方がいいと思います。

 

っていう、アベノミクスでもサナエノミクスでもなく、リエコノモンク。

 


 

接種率と職域接種の話

港区のワクチン接種はとても順調だと思ってる。その理由は考えうる限り3点あって、「集団接種に特化したこと」「ファイザー以外のワクチン製剤にも真っ先に手を挙げたこと」、そして「接種券を一斉送付したこと」だと信じてる。割とガチで。

 

予想通り、20代〜50代はそこそこ職域接種が多い

5月中旬から高齢者接種が始まったことから「とにかく情報を公開してじゃんじゃんPRしていって!」という要望に応えてもらい、Twitterや港区HPで状況のお知らせを頑張ってもらってます。港区頑張ったよ(現在進行形)。

 

で、こういう8/30付の集団接種予約状況があるんだけど、こういうグラフをパッと見て、たくさんの人はこう感じるんじゃなかろうか。「20代〜40代、想像以上に少な!」と。そう、これはあくまでも港区がやってる集団接種状況。港区の接種券を持った人が港区の予約システムを経て、港区が開けてた集団接種会場にワクチン打ちに行った人(これから行く人もか)の割合。

 

小倉家も入ってるぜ、48.8%の中にな。フヒヒ。

 

で、日付は一日ズレてるけども、先日区長記者発表とやらでドヤ顔で発表した割合がこちら。集団接種以外の機会も含めて「住民登録してる港区民でとにかくワクチン打った人々の割合(ただしVRS入力されたものに限る)」です。

 

 

多少のパーセンテージのズレの理由は後に予想を述べますけれども(おそらくVRS入力)、単純に比較して言えることがあるとすれば、「やっぱり20代〜50代は職域とか他の機会を利用してる人が多かったんだな」じゃないでしょうか。濃い青色との差が、港区集団接種以外でのワクチン接種という意味ですから。

 

なお、とある筋からの情報ですと、港区民で自衛隊大規模接種のご利用は少なめだったようです。それはそのはず、港区の集団接種がサクサクでとても優秀だったからね。ファイザーもモデルナも、はたまた日にちも選び放題でしたから(8月上旬くらいまでは確実に)。自衛隊接種のご利用は高齢者が一番多かったようですが、限定した接種会場の選択による先の予約(数週間〜1ヶ月後とか)の敬遠や、しばらく様子見後に予約取ろうかなと思ったらだいぶ先しか空いてなかった等による選択だったかと想像します。想像ね。でも一番ありえるパターン。

 

 

VRSとはなんぞ

内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室の資料抜粋ですが、要は「ワクチン打った人記録システム」です。今のところ、これが唯一の国内一元化データバンク的な扱いで、ここに入力されたデータを元に各自治体が「うちのとこ住民の◯◯%接種しました!」とアピるためのソースになります。

 

ワクチン接種を推進していきたい自治体にとっては、このVRSがキモであります。なぜなら「職域接種、すんげーたくさんやってるはずなんだけどデータがないからあとどれだけワクチン確保すりゃいいのかわからんちん」とか、「結局区民がどれだけ打ってるのかわからないから方針も立てにくい」とか、色々あるわけですよ。自分が気になってるくらいですからね、行政が気にならないわけがない。

 

で、なかなかこういうのが出なかったのには理由がありまして、それがぶっちゃけ医療機関とか職域接種とかはたまた自治体とかでVRS入力をすぐにやってくれないということでした。もう言い切っちゃう。アナタのとこの入力待ち(注:しっかりやってくれてるとこもちゃんとある)。いや、人手がいるのもよくわかるけれども。

 

お願いです。可能な限り早めの入力を……。いくら「接種した人が住んでる各自治体へのお一人2,070円請求は基本翌月10日まで」とあっても、VRS入力はお早めに……。

 

 

職域接種の話

職域接種といえば、港区がやってる職域接種に港区商店街連合会の関係者も混ぜていただいたのが先月のこと(注:受付期間はすでに終了しました)。これ、本当は麻布十番商店街の中(接種会場の意味)でやる予定だったんですよね。あああ本当に残念だったなぁ……準備すんげぇ頑張ったんだよなあ……。

 

あれはいつのことだったかのぅ、6月くらいだったかのぅ。「やろうよ」「やろうか」、そんで区からも支援もいただくことになってね。我々、産業振興課とやる気マックスでオラオラ準備してたわけよ。

そしたら「ワクチン足りないかもなので職域接種の新規申し込み中止しますね」なんてことになってね……。でも申請したのその前なんですよね……。

 

医療機関にも全面的にご協力いただくことになってて、会場レイアウトとか予約サイトとか接種の回し方とか全部ある程度打ち合わせ済みで、あとはワクチン待ちだったの。でも色々と事情もあるもんで、ワクチンくるまでずーっと会場空けて待ってるわけにもいかないので、色々な事情を抱えつつ麻布十番商店街内でやるの断念したわけさ。1ヶ月半、ワクチンくるのかこないのか厚生労働省からまったく音沙汰なし。

 

ほんと残念だった……。予診を担当してくれる予定だったドクターからも「商店街がっていうのがとても良い試みだったのにね……」と慰めの言葉もたくさんいただいて……。ぐすん。でも、そこで宙ぶらりんになった商店街連合会を港区が救ってくれて、区の職域枠を広げてそこにお世話になることができました。ありがとう。みんな喜んでた。うちも何名かお世話になったし。

 

 

とある店舗側の立場で

「ワクチン打った?」を聞くのが差別だなんだというご意見もありますが、人と接する商売を営む多くの業種にとって気になってる人がたくさんいると思われるのが「従業員が打てたかどうか」と「お客さんが打てたかどうか」じゃないでしょうか。そういうのまったく気にならないとこもあると思うんですけどもね。

 

経営者が港区民で早めにワクチンが打てたとしても、従業員は区民とは限らない。まして、65歳以上かそれ以下か、はたまた居住する自治体によって接種券が送られてきた時期も接種できる時期もバラバラ。バラバラすぎてハラハラしますよね。

 

経営側となりますと、やっぱりどこでも「ワクチン打ってもらってコロナ罹患のリスクは減らしてもらいたい」はあると思うんですよ。みんなの健康もそりゃ大事ですよ、かかりにくくなるもんなら誰だってその方がいい。しかも、従業員が罹患したらギリギリの人数で回してるところは営業できなくなるかもしれないじゃないですか。下手すりゃ休業です。ただでさえダメージの多いコロナ禍で、これ以上打撃を受けたくない。こう考えてもおかしくないんじゃないでしょうかね。

 

で、今回とてもお世話になってありがたかったのが、とある職域接種なんです(商店街連合会の以外で)。打ちたくても予約が取れない、年代で分けられちゃったから予約が始まってないという従業員が利用できたのが、酒屋さんから紹介された飲食店向けの職域接種でね。多分これ、結構な数の飲食店の人が利用したんではないでしょうか(確か都内で1万人規模)。周りに聞いても「ウチにもそこで打てた人いる!」と、我々飲食店業界ではとてもありがたい機会だったことをお伝えしておきますね。

 

◯◯(医療機関)に相談したら全員まとめてまるっとやってくれたよ、ということも聞いたりするし。色んな機会をそれぞれ探してたと思います。

 

経済回復にワクチン接種とワクチンパスポート(特典という名の緩和)と色々な話題が挙がってますが、私はとてもいいと思ってます。区分けされるのが嫌だなと感じる人がいるのかもしれませんが、利用される側(経営者にしろ従業員にしろ)だとそういうのって少なくとも安心に繋がる場合が多いんです。健康上のね。自分のまわりだけなのかもしれないけど。「従業員も少なくとも1回打てた」はみんなが安心する合言葉のようになってるのは事実だと思うんですよねぇ……。あくまでも任意なので100%とはいかなくとも、従業員の安全にも気を使ってあの手この手で打てる機会を探す店舗は褒められていいと思う。

 

とにかく、職域接種というチャレンジはワクチン調達に色々あったけども、自治体以外の人に打てる機会を与えてくれたものとして、結果すごく素敵だっということです。もし職域接種やってる企業さんや学校さんとか団体さんとか、できれば枠を広げて可能な限りたくさんの方へ解放してもらえると嬉しい。

 

自治体も職域接種やってるけども、もうこの時期になったら業種絞りをやめて誰でも受付可能にするとかが好ましいんだけど、正直なところなんだかんだ理由をつけて渋る自治体より、「地域解放!」と企業さんがCSRの観点でやってくれる方が決断早いと思う。むしろ自治体はそういう企業さんに何らかの支援(インセンティブでも)をするとか、呼びかけるだけでもして欲しい。従業員、在勤以外にも余裕あったら解放して救済してくださいと。居住地とかにやたら縛られる自治体じゃこれ以上無理ですと。

 

なんだかんだ、罹患している人は未接種の方がほとんどです。理由はどうであれ。

 

 

港区の接種率は7割近く、いや超えてるか?

職域接種もばんばん進んでいると思います。自衛隊のだって東京都のだって職域接種。自治体縛りがなく、色んなとこにお住まいの方が利用できるもんですから、各自治体の住民さんもたくさんお世話になってるはず。なので、しつこいようですけれども、VRSの入力だけは早くやっってね。そうでもしないと自治体はいつまで経っても「ウチのとこ、他所でどれだけ打ってるのかわかんない」が続きますので。

 

先日、港区はアンケートとやらを実施しましてね。もちろん私も見かけたのでポチっと参加をしましたけれども。これまで区民の70%接種を目指します!と言ってたのを85%に引き上げます!と。全然いいよ。頑張れ。ただ、こういう結果をちゃんとまとめる前に良いとこだけ取ってばーんと発表されると、区長記者会見で発表したいだけのネタかな?って思ってるのでそこは気をつけて。

 

ただ、こういう質問やまとめをみると、以前に港区が行った「選挙に関する区民意識調査(平成31年)」というのを思い出す。

 

7割以上が「選挙行く〜!」というアレだったのが、蓋を開けたら3割程度だった件。


 

道路をどうにか、ふんすふんす!

と、街場の方々がふんす!ふんす!と改めて鼻息荒く活動を再び始められたのが平成14年(2002)。というか、麻布十番は昭和の時代から常に何かと戦ってきた街であります。この頃自分は何してた。働いてたなニューヨークで。

 

この度、めでたく何年もの活動が実って商店街の道路改修が始まってます。これまでの道のりは長く険しく(聞いた話)、その後蛇行したり、来た道を戻ったり、しれっと微調整したりして、今に至ります。

 

 

陸の孤島、麻布十番

誰が言い始めたのかわからないけども、言い得て妙。大都会の中の陸の孤島、珍妙なり。なんだろ、移動手段の中心は車か自転車かバス。そんな感じ。大昔は都電が通ってて、「都電通ってた時代知ってる?」がなんか世代の一区切り、その次は「地下鉄通る前の時代知ってる?」もしくは「ウェンディーズあったの知ってる?」となり、今に至る(注:別に至ってない)。

 

もう40年近くなるんでしょうか、東京都モデル商店街指定とやらを皮切りに、色んなことが色んな風に変わってきた十番商店街。色んな方々にお話を聞くにも「昔のことだから忘れちゃったよ」とか「あの時はああでね、こうでね」とか、「いやいや、◯◯さん言ってるのは全然違うよ、こうだったよ」とか、なんか色々事実がわからなくて困ったこともありました。

 

これまでの戦い道路整備を役所に確認を取ろうにも、あまりにも昔のことすぎて資料が残ってない。なので、保管してある商店街広報誌を何十年分も読み返し、文明の利器である画像を撮りまくり、簡単ではありますが記録としてまとめようと個人的に頑張ってみたのが昨年になります。しんどかった。

 

 

こんな感じに延々と事実(と思われる部分だけ)を。十数ページにわたる大作なんだけども、今回は割愛。これはもう趣味の範囲だ。

 

で、問題なのがそのふんすふんすと鼻息荒く道路をどうにかしようという活動が再稼働してから。なんせ、記録がまったく残ってない。商店街の組合事務所にもない。役所に調べてもらっても、ギリかろうじて概要がわかる程度。唯一明確だったのは「地元は役所への要望をたくさん投げたけど、そこから先いっこも進まなくて中断」ということくらい。

 

昔の例えばの要望

平成14年:歩道拡幅して

平成19年:歩道拡幅して

平成20年:歩道拡幅のために車道狭くして→それは許さぬ(警察)

平成21年:いっそのこと通行止めに→却下

平成22年:歩道と車道の段差なくして→合意形成できない

平成27年:道をフラット化した上で交通量減らして

 

自分が区議会議員のお役目いただく前までの経緯として、役所のまとめた資料見た上で自分が調べてまとめる限りこんな感じ。そりゃあ色々と難しい。で、その後も色々調べて自分がかかわり始めてならわかるかたそのあたりもまとめる作業を地味に続けて。

 

一昨年くらいまではこんな感じ。昨年のもまとめておかなきゃ。忘れちゃう。昨日の晩ごはんも何食べたか忘れちゃう。

 

 

更地にならないとフラット化は無理です......

一番の問題が、歩車道のフラット化(ただし排水対策は手を抜くな)という希望にどれだけ対応できるかということだったわけです。フラット化は結局物理的な問題で無理すぎて断念となったわけなんですけれども。

 

だって、元々道路を挟んで右と左で地面の高さが違うんですもの……。エリア内全ての建物をぶっこわして全部更地にしてまっ平にしないと、一部の方が願う「歩道も車道も境目なくしてフラット化」にはどうやってもならないんですもの……。

 

フラット化! → できねぇって → できる! → できねぇってば!

そういえばフラット化はどうなった! → また!?

そんなことよりやっぱり車道を狭くしよう! → そこから!?

 

人が2人以上集まれば色んなご意見がありますし、合意形成というものはとってもとっても難しいことですよね。と、こんな話がありましたわぁ(遠い目)。

 

 

で、ようやく工事が始まることに

十番商店街の大通りを3分割して、1年ごとに工事をしていきましょうと。準備も含めて7月から色々と始まって、早くキレイキレイにならないかなと楽しみです。面しているお店や建物には大変ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

コンクリートの轍のようなべっこりしているのとか、歪んでどうにもならないのを全面的に直したいんです。歩道も然り。浮き上がったブロックにつまづいて転んで骨折する人を減らしたい。みんな、明日は我が身だ。紙1枚でつまづくお年頃にまっしぐら。

 

いくら古川の貯水が素敵になったとしても、排水溝に入ってから川まで流れる水がちゃんとシュッとなるように、道に溢れないようにしっかりビシッとなるように。

 

なので、何十年後だかまたこういう大規模な道路工事があるかもしれないことに備えて、色々と画像に残して次の世代に伝えていきたいなって記録を取ることにしてます。けれどもね、その時にはもう使ってる媒体が想像もつかないものに変わってるかもしれないけどね。jpegとpdfドキュメント?なにその旧石器みたいなメディア!だっさ!みたいな時代ではあると思う。結局のところ、印刷した紙媒体が最強かもしれない。

 

そういえば3月の議会で一所懸命伝えた件

基本計画に載った十番商店街の道路工事、1年ごとの入札・契約を3年続けるってちょっと変じゃね?と一所懸命訴えた件、改善されます。

 

来週から始まる定例会議案で補正予算に計上される予定です。ご理解いただけてなにより。


 

 

状況は日々変わる

そりゃあ需要と供給とその他諸々、ワクチンの接種状況も予約状況も、はたまた世間の方々の関心も一挙一動あっちゃこっちゃ。「できなかった→できるようになった」と同時に、「できたのに→できなくなっちゃった」も出てくるわけ。

 

できなかった→できるようになった

これはアレですよ。東京都の若者接種ですよね。ネーミングはとてもアレですけれども、16〜39歳以下で予約なしで打てますよというコンセプトで、とても素晴らしいものだとみんな思ってるはずなんですよね。おっと、40歳以上は若者ではない線引きにガックリこないように。40代の我々は確実に中年である。そんな我々中年から見て、「30代後半は確実にこっち側」と手ぐすね引く人も少なくない。

 

東京都福祉保健局HP

Twitter

昨日の開始から色々とすったもんだがあり、色んな人が色んな試行錯誤の上、抽選でTwitterで当選番号発表ということになったとか。

 

番号をざざっと見る限り、2300名前後が整理券をもらっている模様。色んなご意見・感想があるようですが、大まかに分けて2つだと思う。

 

1. ほら、やっぱり打ちたくても打てない若者がこんなにいるんだ!

2. ワクチン予約自体がめんどくさいんじゃね?

 

 

打ちたくても打てない人々はいるのは事実

数百人から何百万人(適当)の自治体で平等にワクチンを分けるのであれば、もう人口比か戦略的に感染拡大防止をするためにならざるを得ないわけで、そうすると自然と人のたくさんいる都市部に集中的に卸されることになるのは仕方ないことかもしれない。有限には順位をつけざるを得ないのは悲しいことかもしれないけども。

 

ほら、変異株ってのは人から人へ感染する度に可能性が高まっていくもので、例えばですよ?東京1,400万人都市が「アンタら一番後回しね」となってたら、今ごろ「東京株」とか言われるニューなやつが登場しちゃって世界でブイブイ言わしてたかもしんない。おっと、別に東京がマウントとってるとかそういうアレじゃないわけで、そこはご理解ください。例えばの話。

 

「◯◯区(市)は全然予約取れなくて」とか、「◯◯歳代はまだ予約始まってなくて」とか聞くのも事実ですし、そういう相談あった時は何がなんでもどうにかしてあげたいという気持ちでひたすら調べまくって、「こういう職域接種で予約取れそうだよ!」とか「こうやったらイケるかもよ!」とか可能性のある選択肢を提示してみたりやってました。

 

そうした場合ですけどね、「ありがとう!すぐにやってみる!」という返事がある場合と、「うーん、もうちょっと考えてみる」という返事と分かれるんですよね。ワクチンに対する温度差かなってずっと思ってたんですけども、後者の場合に「……代わりにやってあげよっか?」とオファーすると、「えー!本当!やってくれる!?」と180度変わったこともあったのは事実。

 

まったくもって難しいところは、「ごめん、どうにもできそうもないのでもうしばらく頑張ってみて」と励ますことしかできなくて、とても心苦しかったけど。

 

東京都福祉保健局 都の大規模接種

都内在学・在勤の方、こういうのも参考にしてね。

 

 

めんどくさがらないで、お願いだから

そんなわけでこの4ヶ月近く、ほぼ毎日のようにワクチン代行予約屋さんのようなことをしていたので、色んな人と色んな話をしました。反ワクチンな考えの人とも話しましたし、体質的にワクチン打てない人とも話しました。打ちたいけど悩んでるという人とも話しましたし、理由をつけて打ちたくない人とも話しました。

 

港区の場合、前々から色々とお知らせをしておりましたし、「予約取れるよ!すごい取れるよ!今のうちだよ!」とPRしてきたつもりだけども、それでも色んなことでモジモジする人も多かったのね。ぶっちゃけその理由が2つに分けられます(※個人の感想です)。

 

1. 接種券の封筒すら開けてなくて予約の取り方とかまったく知らない(調べようともしていない)

2. 高齢者で比較的多かった「ワクチン最優先」ではないので、予定を空けてまで接種スケジュールが組みにくい(予定を変えたくない)

 

「取り方知らない → テレビとかネットとかで若い人は予約取れないってみんな言ってる → 港区も取れないに違いない → えっ明日でも打てるの? → どうしよっかなー →えっ代わりに取ってくれるの? → なんか色々やるのがめんどくさかったんだー」

 

が、一番多かったのは事実。

 

「打ちたいと思ってるんだけど仕事が休めないから… → だって熱でるんでしょ? → 寝込める余裕が見込めなくて…」

 

というのもある。こればかりはお勤め先が絡むことなんだけども、ワクチン休み/シフト変更をどうにか理解してもらえないだろうか。会社タイプではない事業の場合、ステレオタイプになっちゃうかもしれないけど高齢者が事業主の場合、「自分は副反応でなかったから」と軽んじてる可能性大。国なり都道府県なり、市区町村なり後押しをしてもらいたい。

 

自分、こういうケースの相談があった場合、どちらかというと2回目接種で「定休日の前日に打てる日程」、または「休みの日にしか打てないなら一番早い時間帯」となるようオススメしてる。あと、休みのシフト出すタイプなら「シフト提出に間に合う日程で先に休みを申請しておくように」とオススメしてる。

 

なお、休んだら収入が減っちゃうから…という方に向けては「感染したら症状出てから少なくとも10日は苦しんだ上でその分の収入が減るよ」とハッキリ言う。1ヶ月で10日収入減より、ワクチン副反応で1日(もしくは2日、その間仕事もできなくはない)のロスとどっちがいいか選んでもらう。このあたりも国なり都道府県なり、市区町村なり後押しをしてもらいたい。

 

 

できたのに→できなくなっちゃった

これ、何を指すかと言うと、ぶっちゃけ港区の集団接種です。いや、今も予約できなくはないよ。けども一時期に比べたら空き枠がどかんと減りました。

 

これ、集団接種でワクチン打った人の推移ね。来週の委員会で報告される予定の資料には全体数も少しいい感じ(むしろ素晴らしい類)の数字があるんだけど、同じく定例の区長記者会見でも港区がドヤ顔していい報告できそうなのであと数日ちょっとお待ちください。さすがに勝手に情報出したりはできません。ほら、待望の職域接種とか大規模接種とかで打ちに行った区民の数とかさ(予告)。

 

で、自分は7月の中旬くらいから「港区、予約取れっぞ!」「取るなら今のうちだぞ!」と機会あることにPRしておりましたが、その理由は予約代行屋さん毎日予約サイト覗いてるもんだから、空き枠の埋まりが悪いのに気づいていたからであります。

 

足し算引き算しますよね。案の定、1週間ごとの予約人数が下火になってきたのがそのくらい、今となっては(先週)1週間で1回目接種した人は約4,500人。1日あたりの平均640人。いや、これは決して悪い数字ではないんだけど、これまでと比べるとものすごい勢いで失速しています。

 

つまり、これは、予約の頭打ち。集団接種の予約頭打ち以外に考えられない。他の自治体からしてみれば羨ましがられるに違いない。区民全体で頭打ちなのかと聞かれれば、多分違うとは思います。以前よりワクチン接種機会はたくさんあるわけで、区の集団接種以外にも企業の職域、国や東京都の大規模接種的なやつ、それと医療機関での個別接種。

 

ワクチンだって、一括でどかんと納品されてずっと取っておくわけではなく、何週間かに一度の申請ベース。接種した数と予約の数と申請の数とか関係するわけで、予約の数が減ってきたなーとなったらそりゃ申請数もこれまでと同じにはなりませんよ。同じになるかもしれないけど、今の状況に合わせて接種ペースも方法も変化させなきゃいけないし。いつまでも同じ方法は残しておけない。

 

なので、本日お昼過ぎ現在、集団接種で予約取れるのは2ヶ所。予約はこちらから。

 

国際医療福祉大赤坂キャンパスでは8/31と9/3。

 

東京ドームでは9/3、10/4、10/5。今のとこね。でも↓となる予定。

 

3週間ほど前までは、正直もっとたくさんの施設で予約いつでも取り放題に近かったです。もっと日にちに選択肢もあったり、時間だって余裕あり放題。でもどんどん変わってくる。なお、今はお近くの医療機関でも接種できたりするので、そっちがいいのであればお問い合わせを。

 

「そのうち取ろうかなー」と思ってた方、残念でしたとしか言いようがないです。

 

 

で、若者接種の話に戻る

性根が腐ってるかもしれない上、斜めにしかモノゴト見れない残念な性格はさておいて、マスコミ含めて色んなことがどうだかなあと思いがちな自分としては、色んなことを疑ってしまったりしちゃったりそうでもなかったり。

 

でもですね、確実に言えることは、こういう施設(機会)は絶対にあったほうがいいということでしょうかね。だって、自分の経験上ですけれど、予約すること自体がめんどくさがっていた人が多かったのも事実。そして予約方法を調べることすらめんどくさがってた人も多かったのも事実。でも真実はわからん。

 

予約なしで打てる = 接種券持ってれば何もわずらわしいことしなくて良い

 

ひょっとしてお住まいの自治体で予約取れたのに、という場合だって考えられるじゃないですか。渋谷に行った方で港区の人もいたのかな、いたんだったら情報が届いてなくて残念だったなと思ってしまいます。

 

なので、東京都には是非ともですね、昨日から毎日300名のですね、居住自治体の統計取っていただきたいですね。こんなの予診票300枚みてリスト作るだけでいいんですから、東京都〇〇区、〇〇県〇〇市、色々あると思うんですよ。どこが多いのか是非オープンにしてもらいたい。そしたらワクチン接種の課題が見えてくることたくさんあるじゃないですか。

 

例えばオペレーションが悪すぎて整理券申し込み的なのを登録制にするとして、それだけでガクンと数が減ったら「あーなんかもう色んなことがめんどくさいのかな」とか思うだろうし、近隣県民が大多数を占めたとかあるかもしんない。

 

国でもこういうアポ無しワクチン進めたほうがいいと思います。自治体でも、ワクチン余裕がある企業職域でも、とにかく解放できるところはしてもらいたい。ただ、今はまだワクチンの供給問題もあるのでね、難しいところではありますね…。

 


 

ワクチン接種の有無を知るのは差別にあたるんだろうか

と、非常にコントロバーシャルなトピックをお届けする時期に入ってきたんではなかろうかと思います。個人的には「区別」はしても「差別」には1ミリも繋がらないと思ってるんだ。でも、こればっかりは考え方は人による。「区別」すらダメというなら、もう色んな意味でお手上げだ。

 

ある程度何がどうだと把握できるとこはしておかないと、対策も練れないんじゃななかろうかと真剣に考えてます。いや、あくまでも任意であることを前提としてね……とはいいつつも、海外では2回接種証明ないとどうにもこうにもという国も出てきているわけで、それを追うべきか否かは反発を伴う政治判断。なお、自分はあったほうがいいとは思ってる。2回じゃなくて、1回打ちましたもアリ。

 

 

距離を置くのは区別かな、差別かな

正直なところ、今後は訴訟の話に繋がるかもしんないなあって感じること多々あります。むしろ、海外ではそこを念頭に「打ってちょうだい」というのがある中で、それが悪かと言われたらその限りではないと思います。や、人それぞれなのでね。自分の頭がスタンダードでもないのもよくわかってるけど。

 

例えば、「絶対にかかりたくない!」という人がいるわけじゃないですか。そしたら自然と周りのリスクを考えますよね。携帯用アルコール消毒液を持ち歩いたり、やたらめったらその辺触らないとか、会話する時はマスクするとか。そしたら自然とノーマスク主義の方とは少し距離を置いちゃうとか、ワクチン反対だーと叫ぶ方とは距離置いちゃうとか、そうなるじゃないですか。これってダメなんですかねえ?仕方なくないですか?ってなりません?

 

これが「差別だからよくない!」となるのであれば、「人を不快にさせないように飛沫が飛んできても我慢しなきゃ」って考えなきゃいけないんでしょうかね。自分はそうは思わないけど。極端なこと言ったら「陽性疑いの強い人に対してもノーガードで接しないと失礼に当たる」とかなりますけど、それは区別・差別うんぬんではなくもう傷害未遂ではなかろうかくらいな。あな恐ろしや。おりゃ嫌だぜ、被害者となるのは。なら自然と自衛しますよね。

 

こういう話になると必ず「打てない人だっているんだから!」と言われますけども、その「打てない人」を指すのがのは「医学的な観点で打てない人」ではない場合がほとんどで、なお、鼻息荒く「打てない人がいるんだから!」と言ってくるほとんどの場合は当該者じゃないんですよね。不思議。おっと言い過ぎか。

 

自分の周り、実際に持病の関係でドクターストップかけられたという人が何名かいます。ドクターと相談しての判断ということでその判断は尊重してますし、自分、別にその方達とお話するの全然平気です。ちなみにご本人達は常に申し訳なさそうな感じなのもあって、できることはと言えば「ひたすら励ます」くらいしかできません。そして近い周りの方々には接種オススメしていってねと、お伝えします。

 

 

結局のところ

ちっちぇー世界でアリンコのような脳みそフル回転したところで、ヒトという生き物は多様性の集団。自分の落ち着く場所を探してそこに収まるのが生き物の習性なのかもしんない。ただ、色々な価値観が丸出しになるので、残酷なのかもしれないけれども周囲との付き合い方含め、色々と変わってきてるのがこのコロナ禍です。仕方ないと思う。価値観ですからね。

 

色んなヒトがいる中で、色んなドクターもいます。「問答無用に打っちゃダメだ」とか「打たなくて済むなら打たない方がいいよ」というドクターもいるようで、もし自分がそういうドクターに直面したらこう思うだろうかな。「なんかの病気になった時、一緒に頑張って治療しましょうって言われても全面の信頼は置けないかもな」と。

 

おっと、逆のパターンもありだな。「キミは別のドクターに診てもらった方がいいよ」的な。難しいっすね。

 

 

なんで急にこんなに増えたんだろうね

毎日夕方になると「本日の感染者◯◯人」と、ニュースのトピックにばばーんと出る感じがもう当たり前みたいになって、正直なところそれで一喜一憂する人はもう少なくなってきてるんじゃないんだろうかなと思いつつ、でも時々恐れ慄く感じの人もお見かけするんですけれども、まぁ自分は「そうだろうねー」という感じです。

 

とにかく政府が悪い、ワクチンは陰謀だ、オリンピックが原因だ、いやオリンピックの全然前から増え始めてるから関係ないじゃん、それにしてもノーマスク多すぎな件、えっワクチン打たないの、そりゃあノーマスクノー対策で過ごしてるなら感染もするよねえ、今更入院できないかもなんてビビり始められても……、興味本位で検査したら陽性だったわ、夜に集まってお酒は飲んでないけど昼間に友達とランチは毎日してます、知ってる人しかいないところでしか飲んでないなどなど、色んな方がいますよねえ。多様性。

 

「自分、大丈夫ですから!」と豪語する人に限ってだいじょばないことが多い。非常に残念であります。全然だいじょばない。「自分、検査して陰性でしたから!」と豪語する人もどちらかというと同じことを繰り返しがちで、また近い周りに陽性者が出たと連絡されてドキドキガクガクブルブルするようなことが繰り返されることよく聞きます。頼むから学べ。いい大人だろ。

 

と、自分は胸張って誰からも指を差されない自信があるかと言えば、実はそうでもなかったりしますし。なんだ、その辺の大多数と変わらねえじゃねーかよというモニター越しのため息が聞こえるような気がします。さーせん。これまで以上に気をつけます。

 

 

 

接種勧奨はですね、区民向けだけじゃないですよ

さて、ワクチン。『ワクチン接種の有無を把握するのは差別にあたる』というのがどうやら多くの自治体における考え方ぽい。「区民の接種率/予約率は◯◯%と公表するけど、役所内はいかほど?」と聞くのはどうやらタブーのようで。聞いたことあるんだけど、わかりませんと。なんでと聞いたら、差別に当たるんでと。わからなくもないけど、でもわからん。

 

例えば高齢者施設だったり子供施設だったり、はたまた学校においても、どのくらいワクチン接種してるんだろうかってそりゃ気になったりするんですよ。自分なんかより、利用している人々のほうが気になってるはずです。そりゃ未接種の人(事情はどうあれ)がたくさんいるところがあるとして、そこで感染者が出ましたと言われたら「そうでしょうねー」となるでしょうよ。でもなかなか聞きづらい、なんせタブーらしいから。

 

別に、誰がとか出す必要ないし、区民と同じくらい◯◯%とかで出してもいいんじゃね?とは常に思います。タブーらしいけど。ちなみに、自分も色々聞いたりすることあるんでひょっとしたら盛大に嫌がられてる可能性大ということに改めて気づきました。

 

今度改めて色んな職域接種の話をしたいとは思うんですが、お店屋さんの店主は区民で既に接種し終わったところが多い中、打ちたいけれど居住地の自治体でまったく打てなくて困ってるという「従業員ワクチン難民」を一人でも多く救うため色々やってた次第です。色々なお店回って声かけて、「ウチ、困ってる人いるよ!」とか「ウチ、全員打てたから大丈夫!」とか、「他のところに声かけてみるね!」と、多くの店舗ではやっぱり従業員のことも考えてるところは多く、なんとかしてあげられるならなんとかしたいと考えているとこもたくさん。

 

なので、聞きづらいことなのかもしれないけど、聞くことで助けられる人を見つけることもできるわけで、感謝すらされることだってあるわけよ。こっちこそこんな大変な時に頑張って経営していく&従業員のことも気遣ってもらって、ありがとうだ。ラブ商店街。がんばろう商店街。

 

それにしても「おたくの従業員でワクチン難民はいねがー」とうろつくその姿は、もはや歩くタブー。

 

彷徨う禁忌、小倉りえこ(自民党)

 

嫌な二つ名だ……(でも嫌いじゃない)。

 


 

未接種vs接種

折角なので公開されてる数字を拾ってみた。『ワクチン悩むけど、呼吸困難で苦しくなる(だけじゃ済まない)かもしれない可能性を選ぶのはやっぱやめた』という人がいるかもしれないから。今からでも遅くないよ。

 

罹患者の多くは未接種または2回+2週間未到達

ワクチン打ってもコロナかかるんだってよ!』というリアルもあることから、敬遠されがちなワクチン接種。そして同時に『ワクチン打ったからもうオッケー!』という自称無敵モードで荒ぶっちゃうリアルもあることから、感染拡大は止まらん。というか、もう正直今の状況が超絶にwithコロナ、beforeコロナafterコロナ。わたしCovid-19……あなたの後ろにいるの……くらいな感じ。

 

厚生労働省HPにこういう資料があります(ワクチン接種状況と新規感染者数等の動向について)。あっ、もう「国は国民を騙している」とする方々はもうスルーしてください。ブラウザバックでアナタの求める情報をネットの海でお探しくださいませ。自分はお望みの情報を提供できませんので……。

 

データまとめの期間が7月であるので、最近のがいいなーという思う方もいらっしゃるとは思いますが、まぁ膨大なデータまとめるにはもんのすごい労力かかりますので、今はこれでよしとしましょう。そのうちまたちゃんとまとめたのが出ると思います。今は参考までに……。

 

要は、2回ワクチン接種打った人は、1回の人としてない人と比較して感染者数が少なかったよという資料です。

 

7/5〜7/11の1週間がメインにフィーチャーされてるけども、この1週間でコロナ感染した人はワクチン未接種で86.6%1回済みで5.1%2回済みで1.2%という数字です。この数字をみて『!!!』と人によっては2パターンの驚きがあると思います。

 

① ワクチン2回打っても1%の割合で感染するのか…!

② 未接種と接種済みの感染率の差がエグい…!

 

自分、完全に②ですけどね。エグすぎる。すげえよワクチン。①はまったく気にならない。

さて、先月の末でしたか、みなと保健所は厚労省のしれっとした発表前にこういうお知らせを先立ってリリースしています。ちなみにマスメディアはこぞって①を全面に押し出して記事にするところが多かった気がします。ワクチン打っても131人も感染者がいると。

 

なぜ②の感想がないのだ。6/16〜7/21の1ヶ月ちょいの期間でコロナ感染した人は、ワクチン未接種で91.1%1回済みで7.5%2回済みで1.4%という数字やぞ?未接種者との差、エグすぎだろ。

 

折角だから、厚労省の方もちょっとその前の数字も合わせて足し算と割り算してみようかな。港区の調査の時期と期間が同じに近くなるように。6/7から7/15までのにしてみっか。1ヶ月ちょいの期間。

 

ワクチン…恐ろしい子…!(白眼

それにしても多少誤差はあるものの、基本的にワクチン未接種が感染する割合は高いということですね。

 

もちろんこれだけじゃなんとも言えませんし、ワクチン1回だって打ってからどのくらいで診断されたとかもあるじゃないですか。例えば打って翌日に熱出て副反応かなと思ったら感染してましたという例もありますし、2回目接種直前で感染しましたということだってありますし。あとは年齢だの基礎疾患だの重症度だの、色んなことかかわりますのでなんとも言えないのは確かなんですが、ただ、打ってる人は打たない人と比較して感染する割合がこのくらい違うと。

 

ご参考まで。単なる足し算と割り算。デルタ株の影響とか感染者数自体もとても多くなっているので、集計対象人数が増えるともちろん割合にも変化が生まれます。でも傾向は変わらないと思う。打ってる人のほうが感染しにくいと。

 

 

みなと保健所発生届受理数

港区もこういう表を作ってくれるようになってね。ちょこちょこ更新されるから、気になる方は見てみるといいよ。区民と区民外は分ける方がみんなへぇーって思うよとお願いしたらそうしてくれてね。ありがとう。港区内における新型コロナウイルス感染症の感染者数(みなと保健所発生届受理数)

 

なお、1点だけ修正をお願いするとしたらこう。細かくてごめんね。

 


 

スポーツセンター会場が今のおすすめ

他の自治体にお住まいでワクチン打ちたいけど予約取れないよーという方がいっぱいいる中、恵まれてる港区民のみなさん、予約取れるうちに取っておいたほうがいいと思うんだ。マジで。めんどくさがらないで。マジで。

 

2回目打ってきました

昨日、2回目打ってきました。ばちこーんと。

 

その後、夜中に38.6℃まで上がったけども

朝起きたら平熱戻り。以上。

 

「1回目はなんもなくとも、2回目はおそらく熱が出るよ!」とたくさんの人が親切に教えてくれるので、熱出る前提で冷えピタとカロナール準備してたのでそれ飲んで寝る。起きたら普通。以上。

 

なお、先週に2回目打った小倉くんは頭痛のみで熱なし。一緒に打ちに行った幼馴染はなんもなし。いやぁ本当に人によるなぁ。

 

 

 

できるなら打ちたくない(悩んでる)みなさんへ

これも理由はさまざま。副反応が怖い、ワクチン打ってもかかる時はかかるんでしょ、周りが打てばリスク下がるなら他が頑張ればいいじゃないの、などなど。たくさんありますよ理由は。

 

自分、医療従事者じゃないから人にしてみれば「アイツ、適当なこと言いやがって」と感じる人もいるかもしれません。けれども、そういう医学的にどうのこうの以外の質問でわかる範囲であれば答えますし、心配ならお医者さんに聞いた方がいいよと言う時も当然ありますし。でも、一番多く伝えてることは2つあるかな。

 

1. コロナにかかって苦しむより、ワクチン打って数日寝込むかもしれない方がマシ。熱は下がるよ。

2. 自分から誰かに感染させたとして、自分はなんともなかったとしても、相手がどうにかなっちゃった場合、目覚めが悪い。というか一生心の傷を負うの嫌。

 

ま、自分の価値観を押し付けるわけではなく、自分はこう考えるけど、アナタはいかが?という感じで相談乗ったり話したりが多いかな。

 

で、自分、例に漏れず熱が出たわけですけれども、別に全然ショックでもなんでもないし、むしろ「こんなもんかあ」くらいしか思わなかったんですよね。でもこうも思ったんですよね。「コロナにかかったら、これ以上の熱と肺炎で呼吸困難かよ。それはマジ勘弁」と。

 

患者が多くなったらそりゃぁ入院だってできにくくなりますし、どこかのお偉いさんとか通せばすぐに入院できるとか思っちゃダメですよ?そんなことばっかり頑張ってたら、救える人が救えませんからね?

 

 

で、港区の予約空き状況

一時期、ファイザーが売り切れでモデルナに余裕があったんですが、今はその逆でファイザーに余裕あり。予約ページはここからね。接種券をお手元に。「そのうち予約しよっと」だと、その時にはもう枠ないかもよ?

 

今のおすすめはスポセンかな。ほら、今日だって空きありだよ?

 

国際医療大の赤坂キャンパスもとってもいい感じよ?

 

高輪区民センターも16〜17歳専用枠はまだ大丈夫よ?高校生、受験生のみんな、ワクチン考えようね?

 

12〜15歳もこんな感じよ?夏休みの間に打っときなよって思うよ?

 

 

あと、やむを得ない事情がある方もここ一読ね。

 

 


 

どーにかならんもんかと思ってること。

急ぎ国に求めたいのは、「温度管理を徹底する条件付きでモデルナワクチンを配置先から再移動を可能としてもらいたいこと」で、「職域接種の内訳を自治体別に出してもらいたいこと」もできれば。

 

 

ワクチンが足りないというのなら、足りるようにすればいいじゃない

ここ最近、アストラゼネカ製剤がうんたらかんたら、職域モデルナ廃棄した企業を公表だのなんだの、なんだかちょっとあれ?と首を傾げざるをえないトピックが飛び交ってます。

 

今に始まったことじゃないんだけども、日本全国でワクチンワクチンなわけじゃないですか。そんで今に始まったことじゃないですけど「足りねーよ」「足りてるはず」「何をもって足りてるというんだよ」「システム入力がうんたらかんたら」など、実際色んなことをやってる自治体vs国のバトルでどこも大変。

 

私はどっちかというと、いやどっちかでもないな、このワクチンの件に関しては完全に自治体の肩を持つ。自治体の職員が毎日何をどう試行錯誤して、大切な区民に向けて一所懸命頑張ってんのかわかってんのか。何やってんじゃい国は。

 

ワクチンが足りないというのであれば、まさに足りるように国は頑張らないといけないわけで、そのやり方がまだまだ不十分なんじゃないかと常に思ってます。まぁしょぼくれたイチ地方議員があーだーこーだ言ったところでスルーされているのが現状なんですが、そんな自分でも「こうしたらいいんじゃない?」って案がなくはないので、間違ってるかもしれなくとも提案はいくらでもしていいはず。

 

それが何かといいますと、先月くらいからですかね、大したツテはないにしても国会議員さんに「ねぇねぇ、モデルナを移動できるようにしてもらいたいんだけど」というようなお願いをしています。しているんだけど、一向にうんともすんともでオラ悲しい。

 

 

モデルナ製剤の壁

ご存知の方もいらっしゃると思いますけど、モデルナ製剤に関しては大きな壁が2つあります。あると思ってます、自分。

 

1. 集団接種用のモデルナ製剤と職域接種用のモデルナ製剤はきっちり管理を分けろ(一緒にしちゃダメ)

2. モデルナ製剤は配送されたあと、移動できない

 

これに尽きる。これ、なんとかならんだろうかというのをずっと思ってるわけ。んで、どうにかならんだろうかというのをお願いしてるわけさ。これがクリアになれば、要するに企業が持ってる職域用モデルナ製剤を分けてもらうことができるわけですよ。

 

職域接種やりたいけどワクチンがこなくてできないというとこがいっぱいあります。先月ニュースでもやってたと思うけども、ワクチン足りないので一旦受付を締め切りますというやつ。ただ、ものすごい最初の方で手を挙げてものすごい大規模に職域やりますよといったところは、ものすごい数のワクチンがおそらく本来の必要数の精査もされず送られていたと思われるわけで、「有効期限がせまっちゃってる」とか「たくさんあるんだけど打ちたい人いない?」的な問題を抱えているところも実際あるわけです。

 

だって、あるんだもの。そういうところから「余ってるので打ちませんか?」って声をかけられてるところがあるの知ってるんだもの。別にいいんですよ、それで助かる人がいるのであれば。ただ、同じくらい他の「少しだけでもワクチン分けてもらえるなら職域始められるよ」というところとか、「モデルナくれるならウチの自治体集団接種の予約が再開できるよ」というところも助からないだろうか、と思ってる。

 

 

日本におけるモデルナの取り扱い

↑こういうのがあるんですよ、厚生労働省のページに。

 

 

 

 

 

 

どこを読んでも「一旦配送されたら動かすなよ」という文言がびっちり。しかもですね、またなんでこんなにアレなんだろうと思うことがですね、

 

これがどういうことかというと、例えば港区での例ね。港区は区民向けの集団接種はファイザーとモデルナ使ってますよね。んで、さらに港区はそれとは別に子供関連施設向けの職域接種を行ってます(区立の保育園・幼稚園だけじゃなく、区内の私立園とかの先生や、区民対応する港区の職員さんとかも)。このモデルナ製剤は別扱いとなって、集団接種用のモデルナ製剤を職域用に分けることができないルールなんですよ。

 

両方とも港区が主体でやってる接種なんだけど。なんでよってずっと思ってるわけ。

 

これ先週の時点での集団接種(モデルナ会場)の予約状況でしたけど、余裕ありのままで終了した日だってあったわけですよ。こういう場合ですら、「1日1バイアル(10回接種分)でも職域用に分けられたら予約取れなかった保育園の先生10人分イケるわ!」となるけど、現状そういうことがまったくできない。

 

例えばアメリカンクラブ、1日1,700人打てるんですよ(単純計算1日あたり170バイアル使用)。しかし未使用の1バイアルすら移動できない。集団接種と職域は混ぜちゃいけないから。そして場所を移動させちゃいけないから。

 

ということで、こういうのが解消されれば、「ワクチン足りない!」というところが楽になると思いません?そしたら職域から職域へ集団から職域へ職域から集団へ、モデルナ製剤の融通が効くと思うんですけどどうですか?

 

動かせなくてダブついて廃棄せざるをえない企業の公表は、こういうことをクリアした後なんじゃね?と真剣に思います。せめて検討はしてその結果を発表してもらいたい。

 

 

CDCの資料にモデルナの移動について書いてあるんだけど、これに倣って国はハンドリング変えてもOKという指示が出せないもんか

職域と集団を別個にしなさいよという理由はぶっちゃけわかんないんだけど、動かさないでくださいよという理由は温度管理と言われてます。温度管理を失敗すると廃棄だし、ハンドリングに失敗しても廃棄だから、そういうリスクを極力少なくするための防波堤なんだと思います。そして責任問題が絡むから渋ってる。

 

うん知ってる、日本ってそういう国。ローリスク・ローリターン。前例がないと動かない国。知ってる。

 

ということで、CDC(米国疾病予防管理センター)のモデルナ製剤の取り扱いについて参考がてらみてみましょう。ここね。もちろん全部英語だけど勘弁な。

 

保管とハンドリングのまとめの一番下に、追記的なページと移動に関してのページがあるのよね。

 

電源が落ちたとかそういうトラブル緊急的な時の移動とかある中に、オフサイトとか別の場所へ移動する場合の手順というかプロトコール的なものが書いてあるわけですよ。きっちり温度管理しなさいよ、ちゃんとしたフリーザーに入れて移動しなさいよとか。

 

ちゃんとするのが条件だけど、1回以上動かしてもいいよって書いてるんだよね。ちゃんとモデルナに関しての輸送だよ。ねぇ、こういうの参考にしてどうにかならないもんなのかな。一回全部読んでよ、偉い人。国がダメなら東京都でもいいよ。

 

いや、厳密に言えば、厚労省じゃなくて、PMDA(医薬品医療機器総合機構:お薬承認するところ)マターじゃねーかとすら思う。

 

そして、職域接種の自治体内訳が知りたいのです。

 

港区のHP、港区も頑張っていろんな情報をたくさんの方にお伝えしようと、これまで委員会の中で要望したことを反映してくれています。その中で以前も委員会報告でちょっとお伝えしていましたけども、予約状況ね。

 

パッと見、誰もが「いやぁ、20代〜50代ってマジで予約状況って低すぎね?」と思うんじゃないかというグラフです。で、当然こういうのを見て「どうにか若い世代の接種率を上げないと!」と思うわけなんですが、ひとつ落とし穴があるわけですよ。

 

前もお伝えしましたけどね、これ職域接種でワクチン打った人は入ってないんです。あくまでも港区民が港区の接種券番号を用いて、港区の集団接種用の予約を取ってる人。

 

(港区の集団接種用の予約を取った人数)/ (それぞれの年代の住民登録数)

 

がん検診と同じなんですよね。自治体が出すがん検診受診率っつーのは、職場の健康診断とか個人が自腹で人間ドック受けてる人数は入れてない。入れない理由?わかんねーからだ。数える術がない

 

ワクチン接種もまったくおんなじ状況で、港区民がワクチンを受けているルートというのは3つ。

 

1. 区の集団接種枠

2. 職域接種枠

3. 医療従事者枠

 

1以外はぶっちゃけ確認する術がないに等しい。だって医療従事者枠だってほら、そうじゃない人だって混ざったりするじゃん?してるじゃん?で、VRSだのV-SYSだのなんだかんだ国は言うけども、リアルタイムで情報が一元化されてるわけじゃないし、VRSとV-SYS連動してないからぐちゃぐちゃだし、港区じゃなくて他の区の医療機関で医療従事者枠で打っても職域で打っても、「オタクの区の人に打った分請求するね?」的な請求書が自治体に届いて初めてそこで知ることが多々あるわけで、自分のとこの区民が何人ワクチン打ったかなんて知りようがない。

 

港区の予約状況だって同じようなことで、20代から50代の予約率が他と比べて明らかに少ない。がん検診も同じなんだけど、自治体が独自に集計する「職域をやってる大学とか企業とかに所属している人が多いと思われる年代」の割合って、不自然に低いんだ。だって性格な数字持ってないんだもん。

 

特に港区の場合、他の区と違って接種券も予約も接種もすべての年代にフルオープン。予約が取れなくて困ってる人は皆無であると言い切っていい。集団接種でファイザーでもモデルナでも予約は取れる。なので「打ちたくても打てないワクチン接種難民」はいない。なので、

 

↑この厚生労働省HPに出てる職域接種の実績

 

↑この首相官営HPに出てる一般接種と医療従事者接種の実績

 

職域接種済み600万人+一般接種枠と医療従事者枠8,260万人のうち、ワクチンを打った港区民は一体何人なんだ。それが知りたい。20代が一番少ないと思われているけど、ひょっとしたら違うかもしれないじゃないか。という感じ。