ゴミについて港区役所の取り組みをいくつか紹介してみる

さて、前回ゴミの事とかまったく知らないに等しかったわというようなお話をしたわけですけれども。知らない時・知りたい時は勉強してみることはなんでも大切で、勉強するキッカケというものはその辺にいくらでも転がっているわけでして。もっと知りたいわと言う知的好奇心を満たしたいとも思いますし、またそこから派生するあっちもこっちも気になるわという色んな好奇心も出てくるし、はたまた好奇心は猫を殺すと言う表現もありますし。同時に行政がどういう取り組みをしているんだろうかということについても、当然勉強不足だったわけであります。まずは、頭の整理をするためにも情報を整理してみようかなと思います。

 

公開されている情報からお勉強

港区の計画とか施策についてわからないことを調べる時、計画書的なものを探します。お役所には色んな計画とかありまして、部署だったり細かい項目に対して色んな計画があるわけですけれども、冊子がたくさんありすぎるんですよね。そりゃペーパーレスだ電子化だと言う人もいますけど、紙媒体は紙媒体であると便利だし区長は『印刷業は港区の地場産業です』と事あるごとに言ってますし。

 

港区HPからでも計画だったり取り組みだったりは参照できますし。みなさんへのお知らせとかそういうのも含めたら、ウェブの方がみやすいかなって思います。

 

 

グーグル先生に聞きますと該当するページをすばっとおすすめしてくれるわけですけど、港区の全体ウェブから『さて、何かを探そう』とするとやっぱりちょっと使いにくいのかなあって思ったり思わなかったり。難しいですよねえ、ユーザビリティって。Aさんが探している情報とBさんが探したい情報は違いますし、しかも行政の情報って山ほどありますからね。カテゴリー分けしかできないですもんね。

 

ごみの戸別訪問収集

なんでもそうですけれども、周囲の該当する方がいないと知りにくい&知り得ないようなことがちょこちょことあります。

 

 

リユース食器の貸し出し

リユース的なものは木製家具のリサイクル販売は知ってたけど、イベントに食器貸し出しますというのは知らなんだ。年間利用計画書を出してくださいねという文言で『あぁ、単発利用はダメなんだ』という印象を受けますが、実際はどうなんだろう。今度聞いてみよう。

 

 

家庭用生ごみ処理機(コンポスト)の助成と貸し出し

生ゴミを減らしましょうって言うわけですし、減らすための策として当然何かあるわけですよね。おうちで生ゴミ処理をするご家庭向けに、上限2万円で購入助成があることをどのくらいの方がご存知なのかと。

 

 

購入助成だけじゃなくて、貸し出しも行ってるようですよ。少なくとも2012年から3ヶ月限定のレンタルをしているようです。

 

 

こういうの、へぇーって思うんだけど、いつも気になることがありまして、それが『処理された堆肥というか肥料というかの使い道はみなさんどうされてるのかしら?』です。グーグル先生に聞いたりしますと『家庭菜園に使えますよ!』とか、『有機処理しないと販売とかダメですよ』とか出てくるわけですけれども、そんな一般ご家庭で肥料を使う家庭菜園って多くやってるものかしらと。

 

ベランダでミニトマトとか、台所でかいわれとか、水栽培でどうにかなるようなものは誰もが一度は経験あるような気もするかと思いますけど、肥料を使うほどのベランダ(もしくは庭)で本気の家庭菜園をやってるご家庭をあまり聞いたことがなくて。

 

そしたらですよ、ご家庭じゃなくて港区役所本庁舎で出る生ゴミから作る肥料を配布していると。これもまた知らなかったことで。へえーって。

 

どのくらい本気でこの生ゴミ処理機の導入を広めたいのかにもよるんでしょうけれど、私のような『肥料の使い道がね…』というような方も少なからずいるとは思うので、港区とか民間企業が回収するとか(安くとも買い取る方がモチベーション上がるような)すれば、ご家庭の生ゴミを減らすというベクトルに合うのかなあって考えちゃったり。

 

と、一部ではありますが港区の取り組みをご紹介してみました。

 

あ、あとは古い情報は引っ込めた方がいいと思います。3年前のイベントを今も絶賛募集してますよ。


 

キッカケはいつもご近所から

議員というお役目をさせていただいて4年目です。『ちゃんとお役目果たせてるのかしら』と『これでいいんだろうか』の自問自答を繰り返す日々。そして『ああ、自分こんなことすら知らなかった』と、日々勉強。自分で気付くことも少なからずありますけど、ほとんどの場合はご近所の方と何気ない世間話からだったり、または深刻な相談だったり。調べますもんねわからないことは。でも調べても考えてもわからんこともあるわけで。この1年くらいずっと考えてること、それがゴミ

 

ごみなのかゴミなのか...そういうことはどうでもよくて

昨年になりますかね、ご近所の方から『ゴミの回収が…』というご相談をいただきました。ご近所一帯の可燃ゴミは水曜と土曜で、遅い時には午後2時過ぎくらいまで来ない時もあったりとか、対面のお宅は午前中なのにウチの並び一区画だけ遅いんだよとか、夏場だと色々厳しいんだよねとか、ウチは敷地内に出してるけど通学路の歩道にはみ出してるの多いよとか、むしろ歩道のど真ん中に置くってどうなのとか、そういうお話を聞くことがありまして。

 

もちろんすぐに所管課に伝えたわけです。お困りの方いらっしゃいますよと。そしたらどうでしょう、お話を聞いたりしているうちにもっと色んな不思議が判明するわけじゃないですか。

 

知らなかったことだらけ

その時に初めて知ったのが、ゴミ収集車の通るルートがシフト制で1日最高7台(決められたエリア内7ルート)であること、狭くとも一方通行じゃない双方向の道は右からヒョイ・左からヒョイってゴミ回収できないこと(清掃員さんの安全ですね)、そしてゴミいっぱいになったら回収途中でも処理場へ戻ること。

 

いや、自分ゴミのことって全然詳しくなかったんですよね。詳しくなかったどころか何も知らなかったに等しいくらい。よく考えたら当たり前のことなんですけど、収集車にいれたゴミはギューって小さくされてもブラックホールに吸い込まれて消滅するわけじゃないですもんね。そりゃパンパンの限界がきますよ。でもお恥ずかしながらそういうことあんまり考えたことなかったんです。

 

だから改めて考えさせられることってたくさんあるんですよ。ご近所の方からのキッカケはものすごく大きい。住宅事情(一軒屋多めとかマンションとか)にもよるし集積所の場所とかで収集ルートを変える必要があると思うし、リソース事情もあればこうやって地域の方からの困りごともあるし、なんといっても途中で議員とか挟まると港区も色々と大変だ。

 

ゴミ問題

港区に限らず、ゴミに関しては色んなところが頭を悩ませてることで、どこの自治体も『ゴミを減らしましょう』と呼びかけるくらいしかできないということは色々調べてく中で理解はしました。ゴミの不法投棄も大きな問題になってます。

 

捨てちゃいけない場所に捨てる(特に粗大ゴミ)というのが多分世間一般でいう不法投棄のイメージでしょうけど、捨ててもいい場所だけど決められた日時以外にゴミ出しするというのも、不法投棄に入るんだろうなあって改めて感じるようにもなりました。

 

無知な事は承知で。人間、学べる生き物。だから道を歩いてても気になり始めるんです。あ、もちろんゴミを出さない生活っていうのもわかりますけど今現実的には無理ですよね。各ご家庭にどらえもん的な何かがあって、すべてのゴミをゴミじゃないものに一瞬で変えてくれる装置ができるまでお預けかと。

 

考えども考えども、ゴミのこと

ゴミについては生活してる我々と役所が考えていることは多分別々でバラバラで、両極端の中で妥協点を見つける作業が延々と続いているんだろうなあと思います。調べれば調べるほどわからないことが多くありすぎて。

 

リサイクルコストが高くつく国だけど還元型社会を目指すからってリサイクル率だけで話をしていいのかなあとか、家庭ゴミと事業者ゴミを分けたとしても全体的にどうなのかなあとか、生ゴミ処理機(コンポスト)の導入を促したとしても作られた堆肥の使い道って家庭菜園以外にないのかしらとか。わからないこと知らないこといっぱい。

 

紆余曲折を経てですね、半年くらいうんうん考えた結果、昨年の秋になりますかね、一般質問と決算で初めてゴミについて質問をいくつかしてみたんですね。全体の解決策はまだよくわからないけども、ゴミを減らしましょう以外にも何か改善できるようなところはあるんじゃないかと思ったわけです。

 

港区の収集車が回収するゴミのうち、事業者から出るゴミが1/3。ここを少なくすることで家庭ゴミの回収が遅れないんじゃないかなって、当時の私はそう思ったわけですよね。港区のルールでは事業者がシール貼って出していいゴミの量、1日50kg。これどのくらいかというと、単純にサイズで言えば45Lのゴミ袋9つとかそのくらい。1事業者で何家庭分かのスペースを取るわけですよね。

 

まぁそんなお話を質問としてしたために(小倉のおかげ?小倉のせい?)、所管課では今までやってこなかったこと(ひょっとしたら反対とかされてできなかったことなのかもしれないけど)を変えましょう的な、やる気満々な職員さんが増えているということを遠い遠い風の噂で聞いたようなそうでもないような。

 

議員って『ああしてください』『こうしてください』『どうにかしてください』というクレームばかりじゃなくて、穴を見つけることで役に立つこともあるのかなあって。いや、まだなんにも解決もしてないんだけど。

 

なんで今更そんなことを書き出すのかと言いますと、頭の整理をしようと思いまして。だって最近新しい悩み事が増えたんですもの…ねずみです…ゴミとねずみ……さぁどうしましょう。ネズミの穴でも見つけにいくか…(巣の話じゃなくて)。


 

 

 

議員が貢献できそうな区役所職員さんの働き方改革ってちょびっとのスケジュール前倒しじゃね?

引き続きの区役所職員さん(特に課長さん)の働き方改革について思うこと。職員さんの時間拘束をしてしまう理由の3つ目と個人的に考える、議会質問編。

 

世間一般でいう『議会』というやつ、年に4回開かれるやつ。期間はそれぞれ10日から1ヶ月、代表質問(会派を代表しておひとり)・一般質問(個人)をやるわけですよ。

 

その他、決算やら予算やらの委員会では30人弱の議員があーだこーだ質問をするわけで、該当する課の課長さんとか議会対応(というか議員対応)にてんてこ舞い。質問集めたり質問の意図を確認したり、もちろん答弁の準備も。これもお仕事の1つとされるわけですけども、ほんの少しの変更とか努力でいろんなことが変わるんじゃないかなあと感じることが多々あります。

 

質問通告のスケジュール

 

えーと、まず初めにですね、こちら見ていただきましょう。2月3月でやってた議会のざっくりスケジュールです。本会議場でやる質問も、委員会室でやる決算とか予算とかも、いつも気になるのが質問通告の〆切なんですよ。質問する日の大体2日前なんですね。

 

この2日の間に何をするか、前にちょっと書いたことあるのでおヒマな方はそちらも参照していただいて(通告からの道)、基本は『質問の意図を議員と役所ですり合わせる』ということをやります。出来レースじゃないかと感じる方もいるかもだけど案外そうではなくてですね。『そういう意味の質問じゃなかった!』と議員が暴れないようにするためですかね、知らんけど。

 

この2日間をどう過ごすか、多分3パターン

1.  〆切関係なく前々から色んなこと話してるので質問とか流れはとっくに出来てて最終質問原稿だして終了

2. なんとなくの質問は出来てるけど原稿はこれから

3. とりあえず何々についてって項目出したけど質問はこれから考える(何らかのカタチで誰かが)

 

ちなみに自分の場合、ほんとに稀に2の時があるけど、基本は1。でも中々質問出さない議員もいるようだし、質問が書けない議員もいるみたい。なので課長さん達、それがでてくるまでずーっとずーっと役所で待機してる姿を見たことある。夜10時過ぎとかまでただ原稿待ってる姿とか。とっても気の毒。時間拘束の面でね。

 

で、こないだの今年第1回の定例会前だったかな、多分初めてだと思うんだけど議長を通じて行政側からのお願い通達があったわけ。『質問通告の〆切は本来月曜日の朝10時なんですが、三連休ですので可能であれば質問の要旨まで記入して金曜中に出してくれるとありがたいって』と。

 

これを聞いて改めて思ったわけですよ、『ああ私いつも早いからこんなお願いまったく関係ないけど、根本的に〆切をもっと前倒しすりゃいいんじゃねーの?』と。原稿出せない(書けないのか知らんけど)議員がいて、その原稿待ちで行政側のスケジュールもカツカツで、そんなら2日前じゃなくて3日前でも4日前にでもすればいいじゃないと。

 

少なくともちょっとだけ前倒しになると職員さんは楽になるよね、ちょっとだけ。

 

スケジュール前倒しはお互い様

そんなことを考えていたらまた別のことを思ったわけです。『ああそうだ、第1回の定例会って区長の所信表明が初日にあるし、その所信表明を受けて翌日に質問する人もいるわけで、行政側から所信表明が出てくるのも遅すぎね?』と。

 

基本は議会開催の1週間前にオフィシャルな『開きますよー通知』と一緒に資料とかも配布されるんだけど、水曜にそういうの配られて、今回はお願いの〆切が金曜。しかも所信表明が出てくるの遅かった気がする。覚えてないけど、所信表明まだ出てこないのと誰かと話したのは覚えてる。

 

そう、遅いのは議員だけじゃなくて行政もなのかもね。まあそれだけ業務とかお役所なりのプロセスがたくさんだからとは思うけど、チャチャっとピピっとできるならそれに越したことはないわけで。

 

と、お互い協力しないとダメなことはあるんじゃないのかなって話。

 

というわけで、議会の中もチラホラ見えてくるようになった4年目。やっぱ1日2日じゃわからないことだらけ。文化も違えばお作法も違うし、区によっても全然違うみたい。こういうことって中々オモテに出ない話なのでちょっとだけお知らせまで。同じようなこと考えてる議員さんも多くないと思う。ひとりふたりはいることはコッソリ確認したけど。

 

あ、そういえば

そんな〆切とか時間とかのことを考えていたわけですけども、先日『大使館職員日本語スピーチコンテスト』に行きました。昨年も行きました、趣味で。実はとっても面白いんですよ、異国の文化を知るというより、異国のお方が日本をどうみているかを日常視点で。

 

カバン持ち』にはちゃんと役割があることが面白いけどそんなボクは今ではすっかり妻のカバン持ちです、というオチで爆笑をかっさらうスピーチだとか。永遠に終わりが見えないお礼の言い合いっこにすっかり慣れてしまったとか、とにかく興味深いの。

 

その中でですね、大使館の職員さんじゃなくて大使が直接スピーチした国がありまして(↑の画像は違います)、それがジブチ。アフリカの北東部に位置するジブチという国の大使自らがスピーチされましてね。

 

日本人は時間を守るというけれど、遅刻ならともかく、来るのが早すぎて全然時間を守ってないじゃないですか

 

と、〆切より早く議会質問が出来上がっちゃう自分も、ある意味時間厳守という調和を乱しているのかもしれないわ、と思っちゃった次第であります。おしまい。


 

議員が貢献できそうな区役所職員さんの働き方改革ってなんだろう

働き方改革、というワードが席巻している今日この頃です。この世の中にはいろんな業種があり、いろんな役割があり、いろんな働き方があるわけで、そうすると当然『働きたいでござる!』もあるし、『働きたくないでござる!』も同じくらいあるんではないかと思っちゃったり思っちゃわなかったり。その中でも『無駄に無駄な事をするような働き方はやめた方がいいでござる』とか、『ひょっとして皆さん案外これが無駄って気付いてるようで気付いてないでござるか?』というようやことも多分あると思うし。

 

働き方改革。この1年くらいの間でよく耳にする言葉です。もちろん議会の質問とかでも増えてきて、2月3月にやってた予算とかでも働き方に関する質問も多かったと。その中でも多いのが『学校の先生』に対することで、『区役所職員さん』に対することもあるけど絶対数が少なかったような。

 

行政が直接的に働き方改革をというのであれば、効率的に確実にトップダウンで実施できるのって公務員に対してなわけです。学校の先生、または区役所職員。その中でたくさんの議員が学校の先生に向けたお仕事軽減策を訴えておりました。それはわかる。わかるのよ。大切だと思うわ。でもね、区役所職員さんの働き方改革ってのも大切だと思うわけ

 

なんといってもお仕事の絶対量が減らない

限られた人数で行政サービスをしなきゃいけない大切な機関ですもの、しかも人数削減とかなんか求められてる風潮で増えてる人口の対応までしなきゃいけないこの世の中。そりゃ職員さんたちも疲弊しちゃう。あっこの論理だともちろんどんな職業もめっちゃ当てはまるんですけども。

 

個人的には区役所の職員さんはもちっと増やしてもらってもいいんじゃないかとは思います。もちろん業務内容によりますけども。人が足りないよ!と言う職員さんも少なくはありませんし。中の人が足りないと言うなら足りないんだろうなと、そこは信じたいと思います。

 

機械でできるものは機械に任せましょう、そんな世の中にもなってきて最近よく言われてるのがAI。港区でも色んな議員さんが『導入できるものはした方がいいんじゃないのー』と提案してきたこともありますし、またそれがキッカケとは思えないけど役所は役所で色々昔から試行錯誤してきただろうし、そういう区役所が『やろうと思います!』という計画に賛成・応援するのも議員が貢献できることだとは思います。

 

あ、どこの議会も同じことだとは思いますし最近のニュースで言えば都議会なんか顕著ですけど、予算案に賛成か反対かは基本一括なんですよね。個々の案件でどうにかなればいいのになと感じることも多々ありまして、それはまた近いうちに思うところを。

 

そういうところとは別の視点で、議員が貢献できる区役所職員さんの働き方改革もあるんじゃないのと。今回はこっちについて考えてみます。個人的な考えですけれども。

 

拘束

なんか文字にするとえらい物騒なカンジになりますが、議員は職員さんをどうしても拘束してしまうことが多々あります。あ、いや、物騒な意味ではなくて。正しくは時間の拘束です。高速で拘束であればアレかもしれませんが、とにかく、議員が職員さんを時間的に拘束してしまうことが大きく分けて3パターンあります。それは雑談相談、そして議会質問(自分調べ)。

 

1. 雑談

わたし、真面目なことお話するのも嫌いじゃないんですけど、雑談も嫌いじゃないんですよね。むしろ好き。第一に、違う世界にいるお役所の方々(公務員という個人的異業種)について未だに興味津々。事あるごとに色んなことお話したいわけなんですが、あちらにしてみれば『忙しいのに邪魔すんな』と思われてることも少なからずあるでしょうし。貴重なお時間をくだらない話で潰してごめんなさい。でも雑談からいいアイディアって出てくるんですよね、どうしましょう。

 

2. 相談

これはいろんなパターンありますね。お役所から該当する議員に報告という場合ありますし、また議員が街場の人から受けた相談事とかお願い事を職員さんに伝える場合もありますし。後者の場合、連絡するとしたら課長さんですかね。電話で済むこともあれば、ちょっとお忙しいとこ申し訳ないですけどって議会棟の控え室(議員の詰所的なとこ)に来ていただくこともあります。

 

その控え室の中であーだこーだお話することもあれば、秘密のお話だったり恥ずかしくて他の議員に聞かせられないお話だったりも人によってはあるでしょうし、応接室的なとこでゴニョゴニョする場合もありますし。

 

ポジティブな話もあればネガティブな話もあれば、怒鳴り散らす類の人だっているわけですし。あれは流石に職員さん気の毒に思う。関係ないこっちも嫌な気分になるもの…って自分もやらかしてないかどうか不安になってきた。うん大丈夫、イヤミは言うけど怒鳴ることはない。多分。

 

3. 議会質問

で、最大の問題はコレだと思います。時間拘束の件で。結論としては『いろんなもののスケジュールをちょこっとずつ前倒しすりゃいいんじゃね?』と感じているわけで。

 

と、長くなりそうなので次回に続く。


 

小倉りえこ、区政報告会まとめたってよ

年イチ(でも2回)で報告会という催し物を設けているわけですが、今年も無事に終了したのでご報告がてらまとめてみますね。半年に1回でも毎月でもやろうと思ったらいくらでもできるんですけれど、お越しいただく方にとって「またかよ」とか「しつこいよ」とか思われるのもどうかと思いますし、年4で作成してる報告書ですら「頻繁じゃん」とか時々言われるくらいですもの、ちまちました何かはこうやってブログなりで発信していくこととして報告会は年イチ(でも2回)。あ、資料抜粋したまとめチラシも作ってサイトに掲載してますのでよろしかったらそちらもどうぞ。

 

区政報告会でお話したこと

基本、1年間の活動報告です。昨年の報告会ではこういう抱負がありましてそこがこうなりましたとか、ちょっと進んだのはこのあたりですとか。議会で質問する前の段階からいろんなこと話したり提案してたり、むしろ議会で質問・指摘することなく確実に進めてることとかあるわけで、そういうのを織り交ぜながら。

 

議会で1回くらいそれについて触れるような質問をしたくらいで『取り組みました!』はホンマ恥ずかしいんやでー、議員がなんか取り上げる必要もなく既に都とか区が進めてることなんやでー、この1年は実績づくりに必死な人がなりふり構わずアピールしてくる時期って聞いてるから皆さん気ぃつけやー、そういうのアレオレ詐欺って言うらしいでー、というようなこともコッソリお話したり、議員という生き物を多少なりdisる話をすることで、自分も気をつけないとという戒めの意味もある。と、自分では思ってるわけです。

 

こういうの、議会の中に入って初めて知ることばっかりで。あっ決して悪口とかじゃなくて。世間一般の話ですよ、議員あるある的なやつって。

 

本当にお話したかったこと

基本、何かを決定して実施してくれるのは行政のみなさんなわけで。そう考えると議員って何ができるんだろうってずっと考えます。計画だったり改善だったり、役所の中では気づきにくい点を大きな視点で見れる人になれたらいいなあとか理想はあるんですよ。でもぶっちゃけた話、議員なんてその辺のおっちゃんおばちゃんですもの。おにいさんおねえさんでもいいですけど。

 

地域の要望とか、ご近所ではないけど区民の方々の要望とか、そういうのをいただく中で自分なりに調べたり精査したり考えたり、それがひとつでも多く行政側の計画に反映してもらえればいいなあって単純に思うわけですよね。みんなそうだとは思いますけど。でもそうそう簡単にはいかないですけれどね。だってやっぱり行政側と区民側って立場も違うし、なんといってもモノの考え方が違うもの。

 

つまり、もっと区役所の職員さんと一緒になってモノゴト考えたいんですよね、と。それには職員さんにある程度認められることも必要なのかなと。議員、みんな平等に扱われてるわけではないわけ。要は議員は区民なんかよりもっと厳しい目で役所から見られてるわけ。で、職員さんも各議員の取り扱い説明書持ってるわけ。おだてとけばいいとか、ハイハイ言っとけばいいとか。そういう風に扱われると悲しいじゃん。

 

コイツはそこそこまともなこと言ってるとか、コイツの考えてることアホじゃないとか、コイツの言うこと一理あるとか、そういう点も含めて区役所の職員さんは議員を見てるんですよ、だから小倉りえこは必死で勉強してるんです、というようなお話も報告会で少ししてみたんです。まだまだ未熟ですけれども。あっそこの職員さん鼻で笑わないで(一般の人より区役所職員が読んでる方が多そうなここのブログです)。

 

報告会といえばご来賓

小倉りえこ報告会、盛大にやるわけでもなく、入場無料ご自由にどうぞというスタンスでありますので、そして何と言っても『自分がたくさん喋りたい(報告することたくさんある)』のでご来賓少なめです。でも、もちろんご来賓に一言ずついただいております。

 

小倉りえこ後援会長、色んな肩書きがございまして。港区商店街連合会会長ということもありますしあっちゃこっちゃの議員さんの会にもひっぱりだこ。ザ・麻布十番商店街のこの方からご挨拶いただきますが、毎年『小倉りえこは色合いが地味』と言われ続けていたんですが、今年は『小倉りえこはねぇ、媚びないんですよねぇ』と。良い意味で取らせていただきますよ。

 

麻布十番商店街の理事長からもご挨拶いただきますよ。まだ3年目だけど十番のまちづくりはもっともっと長い期間で必要だからなと、これからもしっかりやりなさい応援いただきました。それにしても、半分、赤い。

 

衆議院議員の山田美樹さんね。2回とも来ていただきましたよ。今度教育とかのお話とかゆっくりしましょうね。

 

かんの弘一都議もね。お忙しいとこどうもありがとうございます。

 

あ、資料抜粋したまとめチラシも作ってサイトに掲載してますので、繰り返しになりますがよろしかったらそちらもどうぞ。


 

ポッポッポー、鷹参上!

東京タワーにヒラヒラとたくさんの鯉のぼりが舞い出す季節、そんな風景を目にするとああメザシかシシャモが食べたいなあなんて思っちゃう季節が到来。そんな中、麻布十番でヒラヒラするのは脚にテープを付けた鳩とかっちょいい鷹。そう、鳩対策で鷹匠参上

 

鳩ぽっぽ

麻布十番では鳩に長いこと悩まされておりまして。いや、鳩だけじゃなくてアレとかアレとか他にも最近あるんですが(世間一般の害がある生き物系)それは今頑張って考えてるところで。鳩です鳩、鳩ポッポー。

 

あ、そういえば鳩の鳴き声は『ポッポー』か『クルックー』か『デデポッポー』の3つに分かれると聞いたことあります。聞いたことあります?なんでしょう、地域差ですかね、年代差ですかね、いやホントにどうでもいい話なんですけども。

 

で、そんな鳩ポッポ。一番よくある苦情的なもの、それはフン被害。フンフンフーン、鳩のフン。汚れたらお掃除すればいいじゃないと思う方もいらっしゃると思いますが、調べたとこになると鳩フン影響って美観・景観だけじゃなく、金属腐食させたり害虫(いわゆるG)の発生とか影響は大とのこと。いやーん。

 

鳩は鳩のサバイバルで必死なんでしょうけども、都市に住まうヒトも必死。共生が難しい時代の変化。小さい頃は小鳥屋さんで50円で鳩の餌を買って公園で撒いてたものですけど、今は鳩の餌やり基本NGな時代。鳩対策の基本は餌付けをしない、これが今のトレンド。

 

いろんな方が『鳩困るわあ』と思っていても『鳩に餌まきしたいわあ』という人もいまして、この攻防戦が色々あるようでして、大抵こういうお話持ち込まれてどうにかしなきゃというのは区役所とか行政のお仕事。でも鳩への餌やりはやめてくださいねとお願いすることくらいしかできないわけです。看板立てたりとか。

 

けれどもツバメにはちょっと優しいよね、我々。なんとなくだけど。

 

そういうわけで助けて鷹匠さん

ま、前段はさておいて、『鳩を追っ払えるものならそれに越した事はない』とのことで、商店街と役所がタッグを組んで鳩追っ払い作戦に打って出たのがこの4月。前々からそんな話は聞いていたけども、『その手があったか!』とちょっと思いつかなかったのが悔しいような、でも超興奮。

 

役所も興奮やで。

 

プロの鷹匠さんが鷹を安全に飛ばして鳩を追っ払います。決して鷹が鳩を捕まえるわけではなく、鳩に『いやーんここ鷹がいる~鷹こわーい鷹いやーん』と思わせるために鷹をバッサバッサ飛ばすわけです(注:プロがやってますので素人は決して真似をしないように)。

 

鷹。ハリスホークっていう種類の鷹なんですって。鷹匠さん曰く、『飼い主に懐いてめっちゃかわいい』と。

 

パティオ広場で飛ばしたり、網代公園で飛ばしたり、みんな不思議そう&興味津々で鷹匠さん達のお仕事を見学する方々もたくさん。公園で遊ぶ子供達も超興奮。親御さんとか大人も超興奮。鼻膨らませながらふんがふんが。

 

鷹だけじゃないってよ

あ、鷹の他に鳩を追い払う方法があるようでして、鳩の習性を利用して鳩が鳩を追い払うんですって。

 

鳩の脚にテープ(鷹匠さん曰く、水とかで溶ける専用的な特殊なやつ)を巻きつけてヒラヒラさせとくんですって。そうすると鳩が飛ぶ時にヒラヒラピタピタ音がすると。鳩は群れに混ざりたがる習性があるので、ヒラヒラ鳩は他の鳩のとこに飛んでくけど、『いやーんその音いやーんこわーい』と鳩の群れは逃げていく。そういう仕組みだそうで。

 

なので脚にテープが巻かれた鳩を見かけることもあるかもしれません。自然になくなる特殊なテープなので心配無用です(と、鷹匠さんが言ってた)。

 

と、こんな鳩対策なわけですが、今後もしばらく続きます。鷹を飛ばすことと平行で餌やり禁止にしないと効果はでないかもしれないとのことなので、鳩の餌やりは御遠慮ください。よろしくどうぞ。


 

報告会をご報告

時々思うことがあります、自分考えすぎてるだけの人なんじゃないかと。いや、昔々からよく言われてきてるらことではあるんですけど、『アンタ、どうでもいいことをなんでそんなに難しく考えるのさ』なんて友達にも言われ続けて何十年。三つ子のタマシイ・レボリューション。どうも小倉りえこです。レボリューションと聞いたら地球儀を持ってる人の方が先にパッと浮かぶ方の小倉の類です。そんな小倉、4月は報告会の季節

 

報告会と言ってもパーティのようなものでもなく、ガチなプレゼンの会。しかもスライドは50枚くらい、スライド使用の基礎の基礎を忠実に守って1スライド1分でも50分。ガチなトークセミナーです(内容は大真面目)。

 

区政報告会じゃなくて活動報告会か

小倉りえこ報告会、ご興味ある方にもお越しいただけるように平日の夜と週末の昼と、同じ内容で2回開催してます。昨年は外に貼ってある紙を見てふらりと立ち寄ってくれた方もいらっしゃいましたねそういえば。

 

麻布十番商店街の会長兼、小倉りえこの後援会会長からまずご挨拶いただくことから会はスタート。過去2年間は『小倉はマジメなのはいいけれど、なんと言っても色合いが地味であって(理由:黒とか紺のスーツ多め)』という定番トークからスタートだったわけですが、今年は『この子、媚びないしなんといってもマジメ』と新たなキャッチフレーズ爆誕。小倉りえこ、媚びぬ。多分良い意味の方で。変わらぬマジメ評価はありがたいもの。

 

そしてお次に山田美樹衆議院議員、ミキティ。あ、うん、勝手に呼んでるミキティって。そんなミキティからもご丁寧なご挨拶いただいて。あ、菅野弘一都議会議員の代理で奥様にも来ていただきまして。都議は総務委員長のお仕事でちょっと視察に行っててね、日曜の第2回目にはお出でいただく予定ですけども。

 

報告会のスタイル

お手元用の抜粋資料をお渡ししますけど、基本プレゼンテーション。昨年の抱負はこうでした、その後1年でここがこういう風に進みました、なりました、港区はこういうことを進めたいようです、政務活動費はこのようなことに使わせていただいてます、議員ってこういう人たちもいるんです、的な一般的なことをできるだけわかりやすく。

 

興味ある人には面白いかもしれないし、内容がマジメだから面白味がないと言えばそうかもしれないし。報告書読んでるから聞くまでもないよという人もいますし、毎年ちゃんとやってねと言ってくれる人もいるし。

 

近い人を集めてパーティ的な報告会もあるし、大々的に来賓ずらりの報告会もあるし、私のような誰でもどうぞなプレゼンセミナータイプもあるし、報告会しない人もいるし。報告書も報告会も色々です。アナタの知ってる議員はどういうタイプです?

 

さて、4月の報告会。もう1回残っております。4/15(日)は午後1時半から2時まで講師を招いてちょっとしたストレッチ教室を開講。イスに座ったままできる、おうちでできるストレッチ、これだけしに来る方もいます。小倉りえこのプレゼントークは午後2時から。お知らせまで。

春はお別れの季節

桜もなんか散り始めてるようなそうでもないような、あれ3月末ってこんなだったっけと1年前のことも記憶が薄れてるようなそうでもないような、それはまるでソメイヨシノのように年々淡い色に色褪せていくようで。最近のわたくしと言いますと、全宇宙に対して体積が増すことで存在感が高まりつつある悩み(要は太った)を抱えつつ、来月の報告会用の資料をちまちまちまちま作ってる日々です。どうもみなさんごきげんよう、小倉りえこです。

 

桜は濃い色の方が好きなんですけども、淡い色の桜が咲くときはポップコーンが弾けてるようにも見えて、それはそれで好きです。

 

幼稚園とか小学校とか中学校の卒業式に出席しては、これから羽ばたくみんなの意気込みに感動して涙がこぼれたり、昔の甘いスウィートメモリーズを思い出して涙がこぼれたり、校長先生の言葉が心にズビシって刺さって涙がこぼれたり、先生そんなに泣かさないでください。

 

とまあ、そんなシーズンです。3月。そしてあっという間に4月になって、ああそういえば任期4年の最後の1年になります。3年って早いなあ。

 

と、そんなわけで春は桜のシーズンであり、花粉のシーズンであり、新しい門出に向けた告知のシーズンであり、そうですつまり人事の季節。人事異動。

 

ねえねえ、異動ですか?

やれ誰がどこに異動だ、やれ誰が定年だ、やれ誰が再任用だ、そんな情報が飛び交う3月末。区役所の中の職員さん達の方が戦々恐々とする季節。多分。いや、中には楽しみにしてる人もいるだろうけども。

 

世の中には色んな働き方とか働く場所がありまして、会社とかによっても異動のやり方って様々です。異動する人にコッソリ早めに内示があってオープン当日までナイショにしといてねというとこもありますし、発表当日に知ってひょえーーーってなるとこもありますし。お役所はどうやら後者のようです。ちなみに順番としては、課長以下の職員さんの発表が先で、その数日後に課長・部長級の発表と。

 

わたくし、どちらかというとあまりモノを知らない人間の類であります。なので今まで知らなかったことを知る機会があると『かしこさが1あがった!』的な感じで嬉しいわけですよ。この3年間は議員というお役目を通してお役所の中を覗き見するという事がとても面白くて、まるで気分はミステリーハンター。ふしぎ発見、それではここでクエスチョンです!そんな感じ。

 

例えばですね、東京都の職員さんが管理職として港区の課長さんになりにきたりですね、他の区の課長さんが港区の課長さんになりにきたりですね、とかいって港区は課長さんが足りない(管理職になりたがらない人が多いらしい)から港区から他の区に課長さんとして行ってもらうことがないとかですね、課長さんなりたてホヤホヤだとすぐにとある勧誘の連絡がいくとかですね(おおっぴらに言えないけどダメだと思う)、お役所では常識なことが外では意外に知られてないとかそういう類。

 

あ、お役所の人は議員のブログも結構しっかりチェックしてるとも聞いてます。ここは長文ばっかりですからね、暇つぶし程度とかで結構ですからね。

 

あっ、それともただの猫好きですか?それはそれでOKです。

 

課長さんがんばってください

とにかく課長さんってものすごく大切なポジションだと思ってます。いや、その上の部長も副区長も区長もそうなんだけど、誰がなるかでカラーがガラッと変わるし、今までの路線から脱線することもあるというのはすごく大きい。良くなる時もあるし悪くなる時もある。そういう意味では我々議員も人事異動には敏感です。

 

なーんて、たかだか3年目のぺーぺーの分際で偉そうなこと言ってしまいましたごめんなさい。そんでいつものように脱線しました。

 

お役所の中の人事異動、やっぱり長くとも同じポストに5年が最長とかそんな感じ。1年で異動になる人もいれば5年いる人もいる。こういうのを見ていると『その分野に詳しい人とかデキる人はもっともっと長くいていいのに』と思うこともありますし、『やっぱあの人はここで光る人じゃないから他のとこに行く方がいい』とか、『なんであの人昇進していくのかしら』とか、色々思うところありそうじゃないですか。

 

あ、やべ。私が職員さんをそういう目で見るということは、職員さんも我々を同じようにみてるということでした。『任期4年とか言わずに1年でリコールされろ』とか、『アイツ、ロクでもねえ議員だな』とか、『邪魔だから何にもすんな』とか『アイツ、まだマシな方』とか。ハッハッハッ、お互い様でしたねマジすいません。

 

行政と議会は両輪ですとかよく聞くけれど、そりゃ必要あればパーツも取り替えますし油も指しますし、人事異動とか選挙ってそういうことなんでしょうね。いやいやよく出来てるシステムだ。見せかけのパフォーマンスはお互い『税金泥棒!』って言われる立場です。実を伴ったイイモノのためにお互い頑張ろうじゃないですか。

 

なにこの上から目線な感じ。すいませんそういうつもりじゃなくてですね。お互い色んな意味で責任ある立場ですよねってことで。

 

とにかく3月末。異動される職員さんたちが明々後日から新しい環境で新しい意気込みで新しいお仕事を楽しみながらできるようお祈りしています。そして元の職場に戻られる職員さんたちにとっても、この港区での経験を多くの事に活かしていただいて、色んなことを良くしてもらえればイチ港区民、イチ都民としてこれ幸い。ホントですよ。


 

修正と植樹

街を歩いていて『ねえちょっと』と色んな人に常に言われていた自転車ナビマークとか街路樹とか、少し進捗といいますかお直しといいますか、お直しですかね、お直しお直し。はい、お直ししてもらっているのでいくつかご報告しておきますね。関係各所のみなさま、どうもありがとうございます。

 

自転車ナビマーク

ええ、悩ましいですよね自転車ナビマーク。何が悩ましいって、『あって別に悪くない』のはわからなくもないんだけど、『自転車を車扱いするなら一方通行の道に両方通行OKの意味がわからん』と、車を乗る人の視点だったり自転車に乗る人の視点だったり、はたまた歩行者の視点だったりの三つ巴で色んな矛盾を抱えてしまうかわいそうにも思える自転車の取り扱い。

 

年末に区役所と警察の方々に、『このマークについてこう思ってるよ』というお話をさせてもらったのは記憶に新しいこと。本当は全部消去して欲しかったんですが、そればっかりを言うと何にも進まないお話なので、つけられた中で消去して欲しいナビマーク路線に優先順位をつけてもらい(地域にね)、それを元に優先順位で消すことできないだろうかという交渉というかお願いというかをしたわけです。

 

そしてお願いした5つの道のうち、2つを消してもらったのが2月の末。警察さんがつけたナビマーク、警察さんに消してもらえました。それがどこかといいますと、麻布十番のパティオから十番稲荷神社に向けての雑式通り。四つ角を挟んであっち側とこっち側。

 

こう比較すると見やすいかも。いや、もともとは何もなかったところにマークができて、それを消してもらったわけだからBefore-Afterじゃなくて元サヤが正解。優先順位1位と2位は元に戻ったので、3位〜5位はいつくらいだろうな、前におまわりさんが夏くらいになっちゃうかもですって言ってたけど。

 

街路灯

なんかね、あんまり誰も気づいてなかったんですけど、いやいや気づいてた方いらっしゃったかもなんですけど、街路灯がね、へんてこな方向を向いてたんですよ。『あれ、目の錯覚かしら、電信柱がむしろ傾いて見えるね?』というアナタ。電柱をわざと傾けたり傾斜つけて立てたりすることよくあるんですってよ。

 

傾きは置いといて、今回は街路灯のライトの部分なんですけれども。なんか別に何も変じゃないようにも見えますけど、なんか少し曲がっちゃってたわけですね。クレーンか何かに引っ掛けられてライトの部分の向きが変わっちゃった的な。

 

それを戻してもらったりとかですね。いや、街場のみなさんはよく気がつきますねえって。素直に感心。道路をどうやって直してもらおうかということばかりこの2年くらい考えているもんで、足元しか見てないフシがありまして。頭より上はおろそかになってしまってまして。すいません。

 

いや、別に電気ついてれば向きなんてどうでもいいじゃんって思っちゃってるかもしれないアナタ。いつもと違う風景って違和感あるわけですよね。元に戻せるもんなら直してもらいたい、そういうことも区役所は親身になって聞いてくれるわけですよ。なんかありましたらお住まいの地域の管轄の総合支所に連絡してみてください。

 

街路樹

気になる木がいっぱいあるんです的なことは以前にお伝えしたことあるかと思います。麻布十番商店街でも何本かの木がすぱーんって切られてたわけですけれども(注:倒木の危険ありという診断で)、やっと植樹がされてます。若い木です、みんな大切に見守っていきましょうよ。

 

靴屋さんの前、前と同じクスノキが最近植えられました。クスノキの植樹に適した季節が3月下旬とのことで楽しみにしてたわけですけれども、若いピチピチの木がやってきました。

 

焼き鳥屋さんのところは1月にハナミズキが。

 

パティオの化粧品屋さんのところはトチノキが。これもまた1月に。

 

いいよね、木。ちゃんと根付くといいな。


 

議員バッジのお話(かなりどうでもいい類の)

むかーしむかし、結構前。当選した後ちょっとくらいの時程度の3年ちかく前。議員バッジについてちょこっと綴ったことがありました。『バッジかバッヂかわかんねえ』とか『ライブとライヴの違いみたいなもんか』とか、『ホンモノとレプリカあるよ』的なお話。その後、色んなことを観察してたらまたまたどうでもいい類の事を思い始めたので、記録に記しておこうと思います。前回と同じ、『バッジ』で表記統一。

 

議員バッジ。大きく分けると2つのカテゴリーに別れます。それが『いつもする人といつもしない人』。そしてその中で更に『ホンモノする人とレプリカする人』に別れ、しかもそこから『ヒモ切ってる人とヒモ切ってない人』に別れ、そこすら『あえてヒモ切る人と使い過ぎてヒモ切れちゃった人』に別れると。その他にも色々分岐あります。

 

ややこしい。あ、自分調べですからね、自分調べ。とりあえず周りをキョロキョロしての中間報告的な。3年をかけての、どうでもいい報告の類です。

 

いつもする人

これはもう、どこに行くにもバッジしてる人です。起きてから寝るまでスーツみたいな。それ以外着るものないくらいの勢いのザ・議員的な。いや、朝から晩までお仕事みっちりパターンもあるな。知らないけど。

 

『いつも』はしない人

つまり、『そういう時だけする人』なわけですが、ここには実は温度差がかなりあるように見えます。ちなみに私はこの『そういう時だけする人』の類。例えば、議員としてどこかにお呼ばれした時とか、議会とか委員会とか議員としてのお役目と時とか。でも議会の時は時々し忘れます。役所にいても事務作業のみという時はしてません。スーツ着てない時だってあるわけだもの。

 

でも、念のための『置きジャケット』と『置きバッジ』は役所の控え室にあります。置きネクタイ的な感じで。いや、むしろスーツから靴まで一式置いておくのもいいかもしれない。

 

要はアレですかね、『オンとオフでプライべートと分ける』もしくは『見栄えがするからお写真撮られる時みたいな機会には付ける』になるかと。両方もアリ。人それぞれ。

 

ほら、それっぽい。いや、それっぽいやつが欲しいからそれっぽい風にしてるわけじゃなくて、たまにはいいでしょそれっぽいやつがあっても。

 

あ、そういえば昔に言われたこと思い出しました。『議員バッジ付けるんだね』って言われたことありましてね、他の議員から。その時確かこう答えたと思います、『色んな事に責任がある立場になるし、中途半端にならないように自分に向けて戒め的な縛りでいいんじゃないかな、別に』と。今振り返るとちょっとイキってる感じが無くはないですけど、すんません。

 

そしたら、それに言われた返しが『区民目線でいるために偉そうに見えるから絶対付けないよバッジ』だったわけですけども、その後に一般の人がたくさんいる場所でもバッジしてるお姿拝見しちゃったところがオチです、多分。

 

とまあ、色んな温度差があるようです。ご飯食べに行った先では外す人もいますし、外してしまった故にバッジ行方不明になった人もいますし、そう考えると『無くさないために付けっ放し!』もいつも付けてる十分な理由になると思う。知らないけど。

 

ホンモノかレプリカか

私、基本レプリカを使っております。ホンモノはしまってあって。アレですよね、へその緒みたいな感じで一応しまってありますくらいな。ホンモノの箱、久々に出してきました。『平27-22』ってシール付き。平成27年の選挙で22位で当選しましたよ、っということ。

 

中をぱかーって開けると、宝石しまうやつみたいなやつに入ってるわけ。純金製って記憶があったんだけど、純金張ってシールがぺたりこ貼ってありました。

 

バッジの裏もちょっと違いますよ、ホンモノとレプリカ。あ、あとはヒモの色もちょい違いますし。あ、なんか自分が当時レプリカを買った時と今は作ってくれてるメーカー?が違うとも聞きまして、ヒモの色がまた違くなったとかも聞きました。見てないから知らないけど。

 

あ、でも時々ホンモノも使います。ご勇退された元議員からいただいたホンモノバッジ。

 

いろんなパターンをご紹介

さて、ここで『そういえばバッジのことでも書こうかな』とふと思った際、そばにいた方々にもご協力をいただきまして写真を撮らせていただいてます。『バッジのつけ方がねー、色々なパターンがあるから個人的にツボでねー、ブログのネタにするので写真撮らしてください』って。

 

そんなわけで何名かご紹介していきましょう(ただし、自民党に限る)。まずは池田こうじ議長。先日チラッとみた時、ヒモが長かったのかうずまきのようにぐるぐる巻いてました。写真撮っておけばよかった、うずまき。

 

 

お次は土屋じゅん運営委員長。

 

 

続いて、二島とよじ幹事長。

 

 

お次に鈴木たかやオリパラ委員長。あ、パラリンピック期間はパラ用のクマバッジに変更。受け継がれた年季の入ったホンモノバッジ、ヒモは気がついたら切れてなくなってたらしい。

 

 

で、黒崎ゆういち議員。港区議会のザ・ラグビー。1年間で体重36キロを落とした人。バランス良い食事制限すげえ。よっおとこまえ!(←サービス)

 

 

などなど、いろんな議員、いろんなバッジ、いろんなバリエーション。区議会議員バッジはえんじ色、都議会議員は紺色。衆議院議員も参議院議員でも違いがあるよ。ヒモある人、ヒモない人、様々。地方議員から国会議員まで。そういうのを眺めるのもちょっと面白い。

 

ちなみにお役所の中の人に対しては『ネームタグだかIDだかのケースとか、首からかけてるホルダーとか輪っかとか』も観察してます。ええ、常に。違いますヒマだからとかじゃないんです。ただの趣味です。

 

あ、小倉りえこはシンプルにバッジひとつです(理由:スーツの襟のところに無駄に穴あけるの嫌)。