コレやったら無効票というお知らせを

開票の立会人をね、何回かやったことあるわけです。その時、【開票おつかれさまです】って候補者名の横に書いてあった投票用紙みたことあってね。「コレ、開票作業してる区役所の職員さんはホッコリするかもしれないけど、心を鬼にして一発無効ってことお知らせしてあげたい…」と思いました。えぇ心から思いました。

 

 

他事記載は無効。

「選挙行こうぜ!」も大事なんですけれども、「こんなことやっちゃったらアナタの貴重な1票は問答無用で一発無効なんだぜ!」というのも、今選挙権が有る無しに関わらずもっと広めていただきたいと思うんだ。

 

これもまた以前に綴ったことがある話(有効票と無効票のお話ね(2017.11.19))なんですけれども、無効となる票が思った以上に多くて驚くとともにもったいないと思ったことがありました。

 

 

結構前になるんですが、2020年9月の決算の委員会で無効票について質問してみたことがありました。その時の質問は①他事記載で無効になった票って何票ある?②無効票の例を掲げて啓発してもらえんだろうか、です。

 

動画でも全部出てるんですけども、その時の答弁では

①他事記載で無効になった票って何票ある?
平成31年の区議会議員選挙   他事記載無効 7票
令和2年の港区長選挙    他事記載無効 5票
令和2年の東京都知事選挙  他事記載無効 22票

ちなみに他事記載の内容は記録取ってないのでご紹介無理っすわ。

 

②無効票の例を掲げて啓発してもらえんだろうか
例を出すと誘導に繋がるので無理っすわ。

 

 

誘導に繋がるのかね、これが

例えばですよ、例えばの話。例としてよくありがちなこの名前、郵便太郎とかよくあんじゃん。酢だこさん太郎とかかばやきさん太郎とか、キャベツ太郎でもなんでもいいけどもさ。

 

こういう例を投票所とかに掲げるのは「誘導」になるんだとさ。というか、「誘導になる」という考えの人がいるということだ。色んな考えの人はいても全然いいんだけど、【誘導の恐れ>正しい知識】はちょっとどうかなと今でも思う。

 

なお、港区HPの選挙に関するページはコチラ

リンク先の【開票】のところをポチすると、無効票の例は出てきます。でもね、イメージ掴みにくいんだよね。文字だけだとね、なんかね。

 

なお、立会人やった時の自分が覚えている限り、立候補者以外の名前とか書いてあるやつ(↑の2と3に該当するのかな?2と3の違いは何だかわからん)はこんな感じだったと思います。あっその時は衆院選でした。

〜〜〜〜〜 ボールペン試し書きのようなアレ(8,11)

『(候補者の名前)がんばれ』『(候補者の名前)開票おつかれさまです』的な余計なコメント・文字込み(6)

政党党首の名前(2,3)

タレントの名前(2,3)

東京2区の候補の名前(2,3)

別の県の候補の名前(2,3)

『投票したい人なし』というコメント(10)

現職港区議会議員の名前(2,3)

 

一番多いのは白票だけどね。

 

 

期日前派?日曜派?

自分は、きまぐれに。でも大抵日曜かなぁ。期日前も便利なんだけどもね。どっちでもいいと思うんですよ。期日前ならどこの支所に行っても投票できるのが利点。ほら日曜だと家のご近所の指定された場所じゃないとダメと。いやそれがむしろ一番近くてわざわざ支所まで行かなくとも良いんでない?という意見もあり、もうご自由にしていただければいい。選挙は行こうね。

 

選挙始まったからいつ期日前にいこうかしらーという方、是非封筒の裏面もご覧くださいね。他の自治体はどうだか知らないけど、場所によって期日前投票開始の日が違うんです。ご注意くださいませ。

 

 

参院選はややこしい

参院選の比例の場合、衆院選のような「政党が勝手に作る順位名簿」が無いわけ。なので、たくさん名前を書いてもらった人から割り振られた議席を獲得していくという椅子取りゲーム。なんかどうなのこのシステム、と思う時がある。だって掲示板にポスター貼られるわけでもなく、確認する術が選挙広報とか政党のHPとか、そういうとこしかない。

 

なので要は、

 

別にその政党の人なら誰でもいいわ → 議席数に貢献

特定の人がいいわ → 当選に貢献

 

なので、『特にこの人に頑張ってもらいたいわ』という候補の人がいるんでしたら、個人名を書いてあげるとよろしいでしょう。推しを作ろう、推しを。3桁を超える立候補者がいるぽいので、とりあえず満遍なく「参院選 比例 候補者」で検索。

 

そんな比例の推し探しをするにも、街中にある掲示板にはいません。掲示板にいるのは選挙区から立候補してる人。こちらも推しを作ろう、推しを。ついでにワイも推してくれ。

 

あ、そういえば本日ポスターを貼るお手伝いをしてたわけですよ。自民党さん2人いますから、合わせて何枚貼ったろ、50枚近くか。自転車で汗だくでやりましたよ。蚊に刺されながら。まったくもう。

 

んで、とある公園内の掲示板にえいやと貼ってた時に、近くのベンチにこしかけてたジェントルマンがですね、「選挙管理委員会の方ですか?」と話しかけてきましてね。

 

どうやら、掲示板にポスター貼るのは選挙管理委員会の人と思ってる方だったようで、それはそれはもう丁寧に『同じ政党の地方議員がですね、こういうの結構な割合で当たり前のように駆り出されましてね、あとはボランティアの方とかお手伝いお願いした方とか、選挙管理委員会はこういうお仕事はしないんですよぉ〜』と。蚊に刺されながら和やかな会話も楽しんでみたりですね。

 

と、参院選は18日間と長く、7/10までやんややんやしてると思いますが、大切な1票の行使をお願いします。

 


 

 

国政選挙が不思議でたまらん

なんかもう一大イベント、いや国の法律だの何だの根幹的なとこを進めていくための選挙であるから、わからんでもない。けども、国政選挙だけ公職選挙法って免除されてんの?と疑うフシありだ。

 

我々議員という生き物、常に『公職選挙法』と隣り合わせ。いや違うな、表裏一体。あれしちゃダメこれしちゃダメなざっくりした部分はあれど、中身をよく見ると非常にザルである。いや違うな、解釈次第のすべてがグレーゾーン。そして誰も公職選挙法で何が良くて何がダメでという線引きを理解してるであろう人が皆無です。

 

なんといっても、ここまで『候補予定者』って大っぴらに出してオッケーな扱いが不思議でたまらんのであります。何故ならこちとら『出ます』『出る予定です』『立候補予定』うんぬんカンヌン、すべてNGと教わってきた身であるわけで。『挑戦』はセーフ。なんそれ。違いがわからん。

 

まあもちろん国の根幹のうんたらかんたらですからね、メディアの扱いも違うわけですよ。面白おかしく取り扱われたり、イロモノ扱いされたりは共通でしょうけども、もうね『事前活動はダメですよ』なんて単なる正義の概念でしか無くなってる上、タテマエ以外の何ものでもないんでしょうね。

 

なーんて、こういうのって、自分が当事者じゃないとわからないもんだし考えてもみないことだと思う。自分が議員のお役目いただく前なんかなーんも知らなかったし。むしろ興味もなかった。世界の大多数がそんなもんだと思う。細かなルールがあったところで、「そんなのやっちゃったモン勝ちでしょ?」と思う人が大多数。

 

あーん、やるせない気持ちの行き所が行方不明。あっ違う違う、別に羨ましいわけでもなんでもない。逆にアレが当たり前だと思われて強要ぽくされるのが嫌なだけ。選挙が近くなったら誰々みたいにやれよとか、誰々はやってるけどアナタやらないのとか。やらぬ。せぬ。

 

 

例えばよく『いっけないんだー』と言われるやつ

よく言われるの、タスキでしょうかね。立候補届を出して選挙今日からですよーっていう公示日(告示日?)前は、名前入ったタスキしてお外とかで不特定多数とかにアピったりはダメだけど、やっちゃってる人多いよね特に某政党。なーんてよく聞きますよね。

 

あとはここ何年かだと、顔写真入った車ね。選挙カーみたいなやつ。一応アレですよ、政党の宣伝活動としてだから政党名とか入ってるのはセーフだとしても、選挙ポスター的なやつ2人くらいバーンなやつ。

 

とかいって、ウチウチのクローズドの会ならダメじゃないとかなんとか。あと、『本人』タスキな。これもセーフ。名前じゃないからってそんなアホなという理由。のぼり旗もダメとは言う。でも政党のならセーフ。

 

目立つグッズのひとつとしてのタスキ、真っ当に暮らしてたらタスキなんて見かけるのって量販店のパーティコーナーくらいですよ。『あんたが主役』とか『本日お誕生日』とか。ああ、日本の伝統的文化、タスキ。

 

そもそもタスキ、嫌なんですけど。なんか恥ずかしいんですよ。Tシャツに名前じゃダメなの?とかほんとよく思うんですよ。いやそれも恥ずかしいけどもさ。タスキじゃなきゃダメなのが未だに理解不能で。むしろタスキ以外NGな理由は何?

 

タスキといえば選挙とリレーのアンカー、ここから脱却できる日はやってくるんだろうかという公職選挙法。『そんなどうでもいい&つまんねールールを変えるための時間がもったいないからそのままで』となっているのであろうな、と想像しちゃう。

 

あとね、『ちょうちん』って言う摩訶不思議なグッズもあってね。使ってる人見たことないけどもさ。

これ、前の選挙の時の手引き。

 

看板カテゴリーでちょうちんがふくまれてるという。人様の選挙事務所とかほとんど見たことないけども、『選挙じゃー!ちょうちんの準備をせーい!』ってやってるとこあんのかなって。地方はデフォルトですみたいな感じならほんとすいません。令和ですよ今は。

 

 

参議院選挙は、比例でも名前を書く件。

国政選挙でよく言われるのが『比例って必要?』みたいな。それって多分衆院選のイメージの方が多分強くって、「比例は政党名』っていうやつ。名前貸しくらいな末端名簿の人まで当選しちゃって、『アンタ誰よ』という人まで国会議員になってやんややんやということも過去にありましたね。そういえば。

 

衆院選挙の比例って、政党が勝手に考えた順位に従って、上から順に人数で当選してくと言うシステム。確かこんな感じ。なので、『おこぼれ当選』的な扱いがどうも納得いかんと、しかも『直接票がその人に入ってないじゃん』とか『名簿順番自体が納得いかん』とか、『選挙区と比例と重複立候補とか失礼じゃん』とか、よく言われます。いや、私に言われてもね…というとこもありますけども。

 

それが参議院選挙になると、比例候補者にも名前を書いてねと、がっつりシステムが変わるんです。正直、議員になって手伝いに狩り出されるまで知らんかったです。ええ、私その辺のおばさんですもの。政治とか詳しくないですよ。

 

議員さんってそういうののプロだと思ってたーとかガッカリされそうなもんですが、いやいや全然。もしそういう知識と「選挙とはなんたるか」の知識と行動をお求めなのであれば、立候補の条件に『議員の元秘書』とか『政治マニア』を是非どうぞ。周りを巻き込んでタスキにハチマキでえいえいおーが当然とかなっちゃうぜ。

 

そんなことはどうでもいいんだけど。

 

参院選の比例の場合、衆院選のような「政党が勝手に作る順位名簿」が無いわけ。なので、たくさん名前を書いてもらった人から割り振られた議席を獲得していくという椅子取りゲーム。なんかどうなのこのシステム、と思う時がある。だって掲示板にポスター貼られるわけでもなく、確認する術が選挙広報とか政党のHPとか、そういうとこしかない。

 

なので要は、

 

別にその政党の人なら誰でもいいわ → 議席数に貢献

特定の人がいいわ → 当選に貢献

 

なので、『特にこの人に頑張ってもらいたいわ』という候補の人がいるんでしたら、個人名を書いてあげるとよろしいでしょう。

 

と、自分も含めてこういうの知らない人もものすごく多いので。頭の整理がてらに徒然。


 

麻布十番商店街大通り整備の話は尽きない

おっすオラ小倉、アイアム道路整備進捗&スケジュールお知らせマン。広くお知らせするには限界があるんだけど、可能な限りはコンスタントにお知らせしていきたいの巻。

 

前倒しで進んでいきます。

先日、区役所と業者さんと一緒に、大通りに面する建物すべての可能な限りのお知らせをしてきました。アナログでお知らせするというのは本当に限界があって、工事の影響を一番受けるのは通りに面する1階店舗さん。丁寧に丁寧に説明をしたつもり。多くは「わかりましたー」「早めにキレイになるの嬉しい〜」とご理解いただけるものですが、「えー」とか「営業妨害じゃないのー」とか言われることも時々あったりなかったり。

 

ご、ご理解を、ど、どうぞよろしくお願いしたく…。

 

前回、建設工事ラッシュの区間があることからすっ飛ばし区間が出ることで、「あと1年くらい先かなー」と心待ちにされていた皆さん、お待たせしすぎたかもしれません。すっ飛ばし区間の皆さん、お待たせしますすいません…。

 

こんな感じのスケジュールとなります(今の所は)。あ、①の交差点は今絶賛工事中です。今月末にはインターロッキング外した歩道仮工事も終わるはず。

 

 

例の、あの傾斜、こうなりました。

道路整備をしていく中で、麻布十番の多くの方が一番気にしていたところがあります。上の地図で言うと①の交差点のとこなんですけど、ご存知方たくさんと思いますが、パン屋さんのとこの歩道がすっげぇナナメだったんですよ。

 

こう、手押し車とかベビーカーとか、「直線だけどバンクかよ!」と思われるくらいに傾斜がすごくてですね、もうぶっちゃけここ直したいがための歩車道整備くらいと思っていただいて結構(それだけじゃないけど)。そのくらい、十番のたくさんの方々は「どうにかならないのかねぇ?」とずっと気にしてた箇所でした。

 

なんでそんな状態になっちゃったの?なんて時々聞かれるんですけど、すんごい極端な絵にすると、十番大通りって元々こんな感じなんですよ。しかも区間によって高い低いが逆転するうねり道。通りを挟んで、左右で高さが違うんです。元々なんですよ、元々。

 

なので、「歩道も車道も段差を無くしてフラットに!」というのは長年検討してみたけど絶対無理で、絶対どこかに段差ができてしまう仕組み。なお、30年前に全面工事をした時は、時代ですもん、バリアフリーなんて概念はなかったわけで。横断歩道に繋がる道はとりあえずバンバン埋めようぜという時代ですから、そりゃあナナメにもなります。

 

なので、「今の技術とアイディアで可能な限りの勾配緩和を!」をモットーに

 

大分緩和することができました。区役所と業者さんありがとう。みんな喜んでる。これが今のところの精一杯。横断歩道にかかるところが多少傾斜になるけども、それはもう仕方ない。これだけ左右で高さが違うんだと感じていただければ。区役所と業者さんありがとう。大変な工事だったと思います。

 

お近く通ったら是非見てみてください。まだ終わらないけど。

 

 

これからが本番。

ざっくりと、麻布十番ってこんな感じ。メインの大通りがずーっとあって、縦の道がいくつか。で、ほとんどが一方通行。これから工事が進んでいく範囲の大通りに合流する道って結構交通量が多くって、それと同じくらい逃げてく車両というか、曲がって離れていくというか、とにかく交通量が多い側で工事が始まります。

 

だから分割工事をしていきたい。ほら、片面全部コーン立てて工事するより、細切れにして影響ある範囲をできるだけ少なく。お店屋さんがたくさんありますのでね、仕入れとかあるじゃないですか。

 

時々「そんなの朝誰もいない時に搬入すりゃいいだろ、迷惑かけんな!」とか言われたりしますけど、あのね、コンビニとかスーパーの仕入れだけじゃないんですよ。1日にいくつもの業者さんが来て、たくさんの別々の品物を搬入する店舗の方がほとんどだと思います。

 

ご、ご理解を、ど、どうぞよろしくお願いしたく…。お客さん含め、お店の出入りは常時可能となるよう最大限の配慮はされますので…。あとお店屋さんには搬入の時間とかそういうの業者さんに伝えてもらえたらその配慮も最大限やってもらいますので…。とお伝えしてます。

 

まだ①の交差点の方は工事しますけれども、②の交差点の方をこれから手がけてくための下準備として、昨日ですかね、側溝直すための切り込みが入りました。今月〜7月末くらいまで、順々に工事進んでいきますので何卒どうか…ご理解のほど…よろしくお願いします…。

 

 

十番の民、行動範囲がとても狭い場合も少なくない。

あんまり信じてもらえないかもしれないけど、「いや、アッチ側行っても四つ角までだね」という、こっち側からもあっち側からも行動範囲が非常に狭くて、もう大都会の村人な十番民も少なくないのも十番あるある。

 

「去年ずっと工事しててすごい綺麗になったんですよ〜」

「アッチ側行かないからしらなーい」

 

…是非アッチ側の綺麗になった歩道と車道、ついでに街路灯も見てきてくださいませ。ああなりますんで。

 

 

時々言われる、「俺らが金出し合って作ったのをぶっ壊すのか!?」

30年前の工事で、関係者以外は知らない話なんですけれども、大通りと横の道いくつか(歩道と街路灯をお揃いにしたところ)では面している土地所有者とかお店とかから寄付金を募ったんです。自分もそれ、昔に聞いたことがあって。

 

もう何年も前になるかな、5〜6年かなもっと前かな、整備を本格的に進めていくための下地の話し合いをしてた時、当時に寄付金集めした担当の数人から苦労話を聞いたりして。間口の広さで1メートルあたり3万円のご寄付を募ってね。

 

だから広いお店とか角地とかにお店あったり建物持ったりしてたとこ、すごく大金ですよ。出す方も大変だけど、集める方も大変。説明と説得と。という苦労話をすごく聞いてたわけ。

 

今回、それはやってません。だって昔と違って所有者が個人じゃなくて企業だったり、店舗だって地元じゃないとこ多いし、どう頑張ったってご理解はいただけないのはもうわかってたことだし。「我らの商店街!」という意識がない方々も、こう表現するのは良くないし残念なこととはわかってるけど、温度差がすごいある。

 

なので、昔のあの時を思い出して「お金出し合って作ったのに壊すのか!?」と残念がられる声も少しあったようですが、新しい時代のつまづかない一歩としてご理解ください。

 

ご理解くださいのお願いばっかりだけど、ご理解くださいしか言えないこともご理解くださいませね。かしこ。


 

麻布十番大通り整備の話。

整備の順序が変更になったので、記録として残しておきます。お知らせも兼ねて。3件建物工事が行われている区間があって、そこに歩車道整備をぶっ混むと安全が保たれないということで、工事スケジュール変更して前倒しでGOです。

 

第1期工事が終わりまして、第2期工事スタート。十番商店街って意外と長いんだぜ、なんせ工事全長約565m。近隣の皆さんのご理解とご協力、時々浴びせられる罵声、ありがとうございますありがとうございます。

 

 

工事スケジュール変更

本来なら、第1期工事が終わったところから順番にズズズーっと大通りを逆行していく方向で工事を進めていきたいとこだったんですが、建物工事が3件ほどありましてね。いやこれからもう何件か増えて行くんですが、麻布十番商店街の大通り。さすがに一方通行の交通量の多い道で、しかもそれほど広くもなく(車道ギリ6mくらい)、工事用の大型車両がバンバン入る中で道路整備歩道整備というのはもう危険。盛大に危険

 

結論としまして、その区間を「建物工事が終わるまでスキップ」することになりました。

 

現在は交差点のとこの工事中なんですが、前回の第1期工事もそうだったんですが、まず「1. 街きょ(いわゆる側溝)」、次に「2. 歩道アスファルト舗装」、そして「3. 車道舗装」の順でやっていきます。ただ、すっ飛ばし区間が出ることで連続して工事が難しいことから、今工事中の交差点のところは2の歩道アスファルト舗装までやって、一旦お休みとなります。なぜなら次の区間に行くから。

 

1. 街きょ(いわゆる側溝)」の工事が一番最初。↑こんな感じで側溝のところに切り込み入れて、

 

きちんとお水が流れるように排水溝を増やすところもちょいちょい出てきます。確か全工程(1期工事含め)で7ヶ所くらい増えるんだったかな。しっかりとビッチリやっていただきます。

 

で、側溝のとこ終わったらひとまず埋める。ガッチリ埋める。これが一番最初の工程です。よろしくどうぞ。これが終わったら次は「2. 歩道アスファルト舗装」。でこぼこガタガタのインターロッキングブロック(歩道のタイルね)を全外し。で、アスファルトでがっちり埋めていきます。

 

1期工事の時の画像だけど、取り急ぎのアスファルト舗装はこんな感じ。色と模様をつけていくけども、それはまた別途。車道の方もまた別途。

 

 

頑張って周知をしていく所存...。

すっ飛ばし区間が出ることでまだまだ先の予定だった区間を1年くらい前倒しで整備開始することで、「えっもう順番来ちゃうの!?」と近隣への周知が足りないのはよくないので、とにかく周知を頑張らないといけないわけです。

 

「暗闇坂の下のとこ、昔の十番温泉あったとこからヒルズ方面の向こう側、去年1年間工事してキレイになったの、知ってる?」

「え、なにそれ知らない。道路キレイなの?へぇ〜」

 

そう、十番在住でも、商店街在住でも、「あっち、あんま行かない」と足を運ばない人も実は多いんです。お店屋さんでも知らない人いたりする。…うん、もう慣れた。なので、お知らせは必至なんです。

 

これまでもこれからも面している店舗は可能な限り訪問して、説明していきます。第1期工事の時もそう。役所と業者と私。そうです、役所と業者と私。私もできるとこはお知らせ頑張ってる。

 

麻布十番商店街は毎月1日発行の歴史ある広報誌「十番だより」というのがありましてね。とにかく広報媒体というすべての手段を使って、できる限りの情報提供に努めたいものの、「え、知らない見たことない」という聳え立つ壁にバイーンと年がら年中弾かれています。バイーンと。もう全身打撲ですよ。

 

麻布十番商店街公式HPからも見れますので、広報誌「十番だより」を是非一度。えーと、最近ですと4月号、本日発行の6月号、あと来月再来月にもちょっとお知らせ載せてもらおうとお願いする所存。来月号はもちっと細かなスケジュールが載せられたらいいな…と思うけれども、なんせ記事〆切の関係もあるわけでタイムリーな情報提供が難しい…。

 

というお知らせでした。可能な限り説明とお知らせに回る予定であります。住宅にはポスティングしかないと思うけれども、どうかご理解のほどお願いします…。


 

続きね、続き

議員への情報提供のひとつとして、全国市議会議長会とやらが発行してる『政務活動費に関するQ&A(参考指針)』というのが提供されました。その全国市議会議長会とやらのHPで見れるのならリンクでも貼っとこうと思ったけど見つからない。ということは、そこまで大っぴらにしてないものなのかな。よくわかんない。

 

前提として、政務活動費は各自治体の条例に委任されてるもの。なので厳しいところもあれば緩めのところもある。表現が「厳しい」「緩い」が正しくはないと思うけれども、「何をもって適正とするか」は各議会が主体的になって決めるべきものと。地域で事情も異なるだろうから、一概に「◯◯村議会のやつを全国丸パクリで!」というのは違うと思うし、ひとつの議会の中でも議員同士で見解は異なるし。

 

人によっては自分では思いもつかなかったとこに使ってるケースもあるだろうし、その逆もまた然り。要は何が言いたいかといいますと、『他の議員がどう使ってるか知らない』ということであって、それはつまり『絶対あかんダメなケースを知る術がないので、ダメな例から学ぶ機会がない』ことかな。

 

今のところ、ダメなやつで打線組もうと考えてみるも、「日帰り城崎温泉」1強過ぎて他がまったくでてこない。いや、あのインパクトはすごかった。号泣。わんわんわん。だからみんな政務活動費っていうのあのイメージしかなく、議員のイメージもあれ。困る。

 

いや、だから「1円たりとも使うやつは問答無用でダメ議員である」という考えが最初にきちゃうとなんもできなくなるので、ちょっとそれは横においといて。

 

港区議会では一応合意のもと、申し合わせ事項というのがあって、各々それぞれがそれに基づいて試行錯誤してます。多分。ただ、この申し合わせ事項、なんか古いイメージある。けど、気がついたら知らない間に変わってるところとかあって、「えっそうなの!?」ということが実はいくつかあったような。要は議会の中でも周知が足りないのもネックであります。

 

 

発覚するケースは、住民監査請求とか訴訟とか

我々議員が見られるようになった「全国市議会議長会 政務活動費に関するQ&A」では、全国での訴訟ケースによる司法判断の事例も記載されています。そう、行政が好む「前例があるかどうか」。

 

ま、これもICT化が進んだおかげでもあります。共有サーバー的なやつにちょこんと鎮座。それまでは知る術もなかったし、結構分厚いボリュームだから。そんな手元にあるのが平成31年発行のやつで、これに乗ってる事例が平成25年以降のもの(もっと古い判決のもある)。比較的最近のことであったとしても、去年のことが古い時代になっちゃってるもんだから色々と難しい。しかもOKかNGか読み取れない、日本語の素晴らしきお気持ちと読解力を求める結論も多々あり。

 

それではいくつか「え、そうなの?」と思ったものをご紹介

 

Q: 政務活動費の預金口座で生じる預金利子は返還する義務はありますか?

A: 条例等で定めてるなら別として、管理上生じた利子は市の財産に属しておらず、不当利得として返還請求を行うことはできない。(平成27年岡山地裁 預金利息x,xxx円を控除したxx万x,xxx円の返還請求権を有する)

 

Q: 調査研究活動等において使用する名刺代に対する支出は認められるのですか?

A: 調査研究活動等において相手方に名刺を渡すことにより、円滑に調査研究等を行うことが期待できることから、名刺作成のための経費を支出することを認める判例等がある。しかし名刺は、政務活動費の対象となる活動以外にも用いられるものと推認し、政務活動費のみに使用されたことを反証しない限り、50%で按分しその限度での支出を認めている。(平成25年岡山地裁、平成25年福岡地裁 違法であると認めることはできない)

 

でも港区議会では確か「名刺作成代はNG」としてます。確か按分関係なくNG。というか、これ不思議なんですよね。あぁ…そっか…手当たり次第配ってる人がいるからか…。手裏剣投げるようにシュッシュしてる人見たことあるわ。豆鉄砲作戦的な。そりゃPRにしか見られないよね。

 

 

Q: 大学院等の学費に対する支出は認められるのですか?

A: 判例等では、議員の調査研究活動の基盤の充実につながる内容と判断される場合、これを認めている。つまり、受講内容が、今後議員として一般質問や議案審議などを行う際の基盤となるようなものであることが必要。判例等は、議員就任前から通学している大学院の学費について、議員就任後の分についての支出を認めている。(平成28年東京地裁、平成29年広島高裁、平成30年岡山地裁)

 

え〜…なんそれ。司法判断はセミナー参加とか勉強会参加とか同じ扱いなんだ…って思っちゃいました。

 

 

Q: 広報費に対する支出について、どのような点に留意するべきですか

A: 内容とケースバイケース。議員個人の写真やプロフィール等を広報誌に掲載するのは必要最低限にとどめ、掲載する際は掲載方法やその内容から、広報誌に掲載することへの必要性について裁判で立証できるのか十分な検討が必要と考えられる。

平成18年千葉地裁 問題となることはない
平成26年横浜地裁 個別具体的に検討が必要
平成27年長崎地裁 氏名写真経歴等が目立つようにレイアウトされてるから1/2は目的外
平成29年広島高裁 全面写真はPRなので50%限度で返還対象
平成30年岡山地裁 大きな写真と挨拶が占めるのはPRで適合しないから全額返還
平成30年仙台高裁 調査研究活動に関連しない部分が相当程度を占めてるから支出の1/2は違法
平成30年大阪高裁、全身写真や政治信条の割合で1/2は認められない、地元高校の甲子園出場に関する記事と参院選結果の記事は関係ないので7/100は違法
平成30年神戸地裁 会派活動報告分で按分しなさい
平成30年東京高裁 適切な比率で按分しなさい

 

 

というのが司法の判断なんですって。

いやごめん、全然意味わかんない。唯一わかるのは、「按分」がトレンドということくらい。というか、港区議会の申し合わせ事項でも「政務活動と政治活動の区別がつきにくいものは最大1/2で」と按分おすすめする表記もある。

 

そのうち「一般の方の読みやすさを最重要事項として、余白を多めにイラスト・グラフ等多めにわかりやすいモノができたとしても、誌面の1/2がゲシュタルト崩壊起こすレベルの文字以外であることから政務活動と認められ得ず1/2按分判決」とか、血も涙も無い司法判断が出ないことを願うばかり。

 

というかですね、なんでもかんでも按分が当たり前となっていくと、「自腹切ってまで報告書作るの馬鹿らしい」となるんじゃないかなって思う人でてくると思う。そうすると政務活動費って何に使うべきなんだろう。使わないのが正解となってしまうんだろうか。というか、他の方達は報告書発行費用で政務活動費を使ってないんだろうか。もう正解がわからない。

 

そう、やっぱり我々再確認しなきゃいけないのは「政務活動」と「政治活動」の区別なのかなって思いました。写真一枚の大きさで「おめーのPRだから政治活動」と判断されてしまう世知辛さ。むしろ「これは政治活動だからNG」という例をたくさん知るのも大切だけども、「政務活動ってこういうの」とOK事例もたくさん知りたい。確実にみんなの頭の中での定義は違う。

 

でも例えばさ、所属政党が例えば国レベルで推してる施策とか信条みたいなもんあるじゃないですか。それがそのまま地方議会にも降りてくる類のところもあるわけで、そういうのを活動報告的にばーんって出したとしたら、「それって完全に政治活動じゃね?」なんて思うようにもなる。なんかもうすべてにおいて疑心のカタマリ。自分が嫌になっちゃう。

 

とまぁ、色々難しい話であるわけですが、個人的には自分作成報告書発行に係る一連費用はこれからも政務活動費を充当させていただきたいと思ってます。もちろん内容とか諸々は色々と考えながら注意をしながら気を遣いながら。なので、一連をフンフンと全部読んでいただいたありがたい皆様には、「そういうこと考えながら報告書作ってる気の毒な議員が存在するんだ」程度に頭の片隅に置いといていただけるとこれ幸い。

 

むしろ広報費経費に含めていいとされる「茶菓子代」がいつも不思議でたまらんのよ…茶菓子代なんそれ。どういう時の何に対する費用なのかちょっとアリンコ脳ミソじゃ想像つかん。茶菓子ってふるまっていいの?そこからわからん。茶菓子代なんそれ。

 


 

続きの報告書話。

前回、議員が出す報告書というやつについてルールがあるとこはあるっぽいというお話をしました。議員が作る報告書って、どういうレベルのものがちょうどいいんだろうかねと。これから色んな自治体も同じような感じなるんだろうかと、ちょっとドキドキはする。正直やりにくくなるのは嫌だとも思う。

 

議員の発行する報告書ってなんだろう

我々の活動の内容だとか、存在意義だとか、役割だとかを考えてると、何をどこまでお知らせする必要があるのかどうかはみんな悩むところ。「みなさんの知りたい情報ってなに?」「どういう報告書がいいのかな?」と、聞ける範囲で時々尋ねてみたりするんだけれども、自分の周りが特殊だと言われればそれまでなんですが結構な割合で「たまたまパッと目に入った興味のあるトピックしか読まない(ただし文字だらけは除く)。そして議員が誰かは気に留めたことがない」という感じの受け取り手さん多めであります。

 

そう、我々議員の報告書という物は、世間一般的にスーパーのチラシ以下であります。いや、スーパーのチラシほど素晴らしいものはない。我々の報告書なんて特定支持政党がある方にとってみれば、特定以外はゴミ以下の環境破壊のひとつくらいの悪な存在。

あっチラシ処分の際は、是非「雑紙」ジャンルの資源リサイクルでお願いします。再び蘇る(なんらかのカタチで)。

 

そんでもって、「自分、こういう問題をこう指摘してます」とか「こういう質問してみました」とか、議会内でやってる途中経過のご報告への興味はほぼゼロであるという。そう、悲しいかな、紙面の穴埋めくらいの認識でしかないらしい。いや、ちゃんと見てくれてる人はいるらしいけれども。

 

極端な話になってしまうと、「内容も見てくれもどうであれ、発行者がお前である以上、レポートという名の付くものすべてお前の選挙活動だ」と考える人は多分一定数いると思います。絶対いる。それはわからんでもない。

 

自分が関わったことしか書いてない内容なんて、何が区政報告だ」と考える人も一定数いるでしょう。「こういう質問しました」は人によっては「それ、ただの自分アピールじゃねえか」と。それもわからんでもない。

 

個人であれ会派であれ、まぁ同じですよね。「我々の推進で〜」って、もはや地球が丸いのも地球上に空気があるのすら「我々の推進で〜」的なモノ時々みますし、ビミョーな感じになりますよね。すわ、何でもかんでも某党のおかげらしいっすよ。

 

とかいって、そういう自分の努力とか取り組みとかバッサリ切って、お役立ち情報的なやつを中心にしたとしても、「役所がやってることなぞってのお知らせなんて、そんなの役所がやることでお前がレポートと称してまでやることじゃない」と考える人だっているかもしれません。というか、います。

 

いやホントね、難しいわよ。今更だけども、何報告するべきなのかしらと。悩み続けて8年目。毎回が試行錯誤。今の自分は「義務」くらいの認識。ご報告は義務。どんなカタチであれ。

 

 

報告書作成はコストもかかる

政務活動費を充当して作成し、かつ内容に悩む者としての究極の選択肢として、「何もしない」「自費で出す」という選択肢があるんだろうけれども、報告書を含め広報というものはコストもかかるものであります。ネットはタダだろ、外で手配りすればタダだろみたいなことも時々言われます。どうなんだろね。作るのだってコストかかるわけ。印刷代はもとより、人によっては1回ごとにデザイナーさんに校正お願いするわけであって、結構なコストがかかると思います。

 

その点、自分は自作だからそこの経費はかからないので、その分回数が出せるという利点はあるかも。でも校正ソフトウェアの年間利用料はかかってるし(最近は買い切りじゃなくてみんなサブスクってのもなんかちょっとね…いや便利だけどもさ)、素人作だから見栄え的なデザインセンスが欠如するリスクだって抱えてる(注:大したことない)。

 

いやぁ、本当に難しいですよねえ。議員なんかやってなかったら、ご縁皆無の費用であります。報告書なり動画なり、外注経費vs自作経費ですよ。自分としては自作経費の方が断然お安く上がる。お安いが正義かと言われたら、それも違うんだけども。

 

多分議員さんによっては「そういうモノ(報告書的なやつ)にこだわるやつほど知名度がない」と思うと思う。いやそれ案外正解かも。いやん図星。でも別に人気者になりたくて作ってるわけじゃないので、議員の中でも温度差はあると思う。そういうもん。昭和の時代じゃないですからね、今は。

 

 

もうちょっと広くお知らせしたらって言われたので

で、私これまで8年間のうち新聞折り込みというものをしたのがほとんどなかったんです。理由は「なんか恥ずかしいから」です。

 

ほら、報告書自作だし…どういうみてくれのものが正解なのか「良い」のかわからなくて、もちろん内容もね…、折り込みに耐えうるレベルで作れる自信がなくてほぼやったことなかったんですよ。HPに載っけるのが精一杯。でも、最近ちょっとやろうかなって思ってるんですね。というかやった。今後もちょいちょいやる。

 

あ、画面の向こうから「今になって始めるということは…」とか「わかりやすい自分アピールばっかりなの見え見えなんだよ…」とか言われがちなのも仕方ないことだとは思うんですけども、まぁちょっと言い訳させてくださいよ。エクスキューズ・ミー。

 

たくさんの方からのリクエスト…と見栄は張らない。ほんと近い人々3、4人とかですよ。「いつも報告書送ってくれるのありがたいんだけど、もっとたくさんの人に知ってもらわないとダメなんじゃないかしら?」と。別にそれ「実現まで頑張りました!」みたいなそれこそみんな我こそはとこぞってやりそうな実績アピール・実績横取り的はやつじゃなくて、ほんと「困ってて必要な人とか、近所の人が知るべき内容よ」と優しい言葉をかけてもらったわけ。3、4人の方から。感想少ねぇとか言うな。凹むから。別に報告書づくり趣味だからいいんだけども。

 

信号機の上に付けてもらった標識のちょっとした話とか。ご近所ニュースがいいんだって。それ以外の「いわゆる議員ぽいやつ」は興味ないんだって。いやん。

 

ほぉ。そっか、そういう考え方あるんだ、と改めて思い知らされたわけ。だって正直なところ、ほら報告書づくりって議員やってる自分の趣味の一環になってて(雑記の長文ブログもそうですよ。委員会報告含む、作文がそれほど嫌いじゃない)、ちょっと自己満足で終わってたところがあるんです。

 

ちょっとかわいらしく作れるようになったし。でもこれでも「文字多すぎ」と言われることたくさんあってね。そう、「もっと隙間スカスカにしろ」「字じゃない画像、多く大きく」とご意見をいただくわけですよ。もちろん「お前の写真はいらん」もあり、「ですよねー」以外の回答求む。名前もなんも身元を明かさずこんなん作ったら、ただの怪文書ですよ。

 

自分は思いました。「イラスト含む、参考画像枚数・大きさ規定」的なものが港区議会にもあったら、一般が読みやすいお知らせは作成不可能だと。それならむしろマンガがいい。マンガ描ける人募集。

 

 

よろしい、ならば独自路線だ

街場への情報伝達という点で、新聞折り込みとかポスティングとかそういうのはまったく念頭になかったわけ。恥ずかしいから。でも、昨年かな、秋の決算委員会でもこういうこと述べてたこともあったんだけど、ほらワクチン接種推進で毎日こっちも必死でさぁ。痛感したのが「街場に情報が届きにくい」という1点。

 

おーい、1年前の自分よ〜、お知らせはバカバカ作って新聞に折り込むという手段もあるぞ〜、と教えてあげたい。新聞取ってないご家庭もものすごく増えてるから情報提供で偏る上、紙媒体の提供が正解かどうかはおいといて、区の情報伝達が足りないと文句を言うのであれば、自分ももっとお手伝いするべきだったと反省をしました。壁には貼ってたけどさ。今から始めてどうするよ、と今更ながらの後悔はありますが。まぁまぁそれはそれで。

 

そんな今でも大型アップデートが入るたびに作って壁に貼ってる。見てくれる人も実は結構多いらしい。時々立ち止まって読んでる人を見かけるよ、と教えてもらうこともあるからそうなんだと思う。なお、外に貼ってるやつは「資料作成費」という枠です。広報費とは別枠で使わせてもらってます。自分のこだわり。「広報費でもいいんじゃないの」と言われたこともありましたけど、「このスタイルならあくまでも資料(自分の中で)」と決めてる。

 

ただ、すんげーちっちゃいけど「作成:港区議会議員 小倉りえこ」とは入れてます。入れなかったらどこの誰がなんのアレで作って貼ってるか、怪文書の類になっちゃうじゃあないですか。

 

これもまた全然こちらの内部の事情のことなんですけれども、ほら自分一応自民党さんじゃないですか。自民党さんって11人もいるんですよ。で、大体「ここらへん」という活動エリア的なものが暗黙の了解であったりするわけ。別に自民党さんに限った話じゃないですけど、完全なる住み分けをしている政党さん以外、陣地争いしがちです。ご縁はないですけども。

 

なので、例えば新聞に折り込みしてお知らせをするのも「基本、麻布と名の付くところだけ(ただし一部を除く)」と。改めて考えると、自分の活動範囲ってすんげー狭いのよね。でも逆に狭いからこそ目が届くというか、地に足つけられるというか、いいところたくさんあると思ってます。

 

だからそういう時は中身を変えて、ご近所に特化するようなものを増やすべきかなあって思うわけで、そういう感じで作ってみようっと、と思った次第であります。「そういうのすらダメ、政務活動費を充当するなら文字だけにしなさい」という決まりができるまで(開き直る)

 

あんま上手じゃないけど、こういうのも作れるようになったし。

 

 

ま、そんなことはさておいて。

政務活動費を使うことについての是々非々をGooge先生に色々聞いていきますと、前回記述した千代田区のとかひっかかったり色々読み進めていく中で、時折第三者の有識者見解として「広報費が約半分ですかぁ…」なんてご意見も見ることもあります。これってネガティブな話になるのかなって思うわけですよ。

 

自分の場合は発行枚数そんなに多くないけど、港区の人口26万人くらいですよ。世帯数でいっても14万とか15万とか。世帯数が数字というわけでもないけど、ポスティング料金が例えば1件3円だったら45万円とか、5円だったら1回で75万円とか、10円だったら150万円とか(極端)。なお、新聞の折り込みだったら3.3円。新聞組合さんのほうで、折り込みに入れられるか否かの基準もあるわけで、なんかもうバランスですよね。色々な意味で。郵送は1通84円とか94円とかですよ。

 

広報媒体で「やってる感」を出すのは、正直すごく簡単です。自分が言うのどうかと思うけど。なんも関わってないことを「やりました!」って言えばいい。区役所のみなさんの努力を簡単な一行で掻っ攫ってしまいなさい。でもそんなのすぐバレますから。発行してる時点で「やってる感じゃねえか」と言われたらもうそれまでなんだけど、価値観の違いだから別に否定するアレでもなく。何はともあれ、内容が内容なので「報告書は作ったやつが勝ち、もしくは負け」みたいなことにはならないようになってほしいなと思います。

 

あっチラシの処分の際は、是非「雑紙」ジャンルで資源リサイクルでお願いします(大切なことなので2度書きました)

 

でも、本当に頑張ったこと・頑張ってることは、誇張じゃなくて嘘でもなくて「が、がんばってるんですぅ…」と途中経過はちょっと言いたい気分の時もある、だって議員だもの。りえこ。

 

次回は、興味深い資料を見る機会があったので、判例と共に摩訶不思議な事例をご報告してみたいの巻。あっやめて議員のみなさん石投げないで。


 

報告書的な物をチマチマ作るのが好きで

なんだろか、自分は色んなことをお知らせしたいんだろうな。何やら聞くところによると、報告書ってルールがあるぽいのよね、場所というか議会によって。で、ふと思ったわけですよ。自分の、世間一般的にどーなんだろと。ちなみに、今までなんか言われたこととか指摘されたことはないです。いや、がんじがらめにする気もないんですけども、『なんかそういうことあるらしいよ』というのは皆さんも知っていていい豆知識かな、というような程度で。

 

 

政務活動費と政治資金は別物よ

こういうの、あんま議員から発信しない情報なので、真っ当に生活されてる善良な一般の方にはあまり浸透してないようなもんですよね。私も議員になるまで知らなかったもの。むしろ「政務活動費」と「政治資金」の区別もなかなかね。

 

ざっくり言うと

政務活動費:「セイカツ費」と揶揄されがちなやつ。議会費から議員・会派に議員の活動支援として自治体から支給されるもの。使用用途は各議会で決まってる

政治資金:各議員が自力で集めたり政党から下りてきたりして政党活動とか選挙活動とかで使うようなもの(年に1度、都道府県単位の選挙管理委員会に収支報告義務あり)

 

こんなもんか。なんか違ってたらすんません。悪いニュースがあると、政務活動費と政治資金をごっちゃにした正しくないご意見あったりするのはよく目にすることなんですけども、政務活動費と政治資金はまったく別物と思っておいてください。

 

 

政務活動費

議員が自ら政務活動費について述べるというのは、まぁあまり無いんじゃないかしら。だって自分は大丈夫と思ってても、第三者から見たらアウト事件もあるだろうし、要はあれですよ、諸刃の剣(装備すると呪われる)。なので、自分もこうやって情報を整理してご報告することでダメージ受ける場合だってあるし、ひょっとすると「アイツ、余計なことしやがって」と他の議員から突き上げを喰らうことだってありうる(多分ある)。

 

自分、基本的な(真っ当な、とも言う)活動は政務活動費を使わせてもらってます。と、思ってる自分では。というか全員そうだと思います。それぞれの価値観において、ちゃんとしてると思ってる。明らかな悪意がある人は相当なレアケースじゃないのかな。

 

例えば自分のケース、どんなと聞かれたらあちこち電話かけまくるので通信費、あちこち行ったりするので交通費、あれこれ資料作ったりするので資料作成費、それとは別に定期的に報告書作って配ったり送ったりする広報費。こんなもんかなあ、これが今の自分のほぼメイン。で、報告書作成費も政務活動費を使わせてもらってます。

 

そう、使わせてもらってる身としたら、「政務活動費はあったほうがいい」し「あるほうがいい」です。

 

よく言われるような「支援がある方が誰にとっても公平」とか「資金に余裕がある人じゃ無いと議員活動できないのは困るのでは」というような、そういうのも一理あるなぁと思うようにはなりました。「議員活動ってなんだよ」というものも人それぞれでしょうが、議員になってみて初めてわかる、政務活動費のありがたさ。

 

や、これは決して「使えるお金がもらえるんだシメシメ」というのではないし、むしろ「1円も使ってないのは、よっぽど余裕がある方もしくは1円も使わずお知らせ含む役目を果たしてるとか、所属してる政党が全部肩代わりしてるとか、あ、ひょっとしてむしろ何にもしてない人ですか?」と、我々多くの議員は思ってしまいがちかもしれません。少なくとも自分はそう思う。

 

なんかあれですよね。ちゃんと使って支出表的なものがあるほうが、「あ、自分こんな感じなんだ」と客観的に見られると思うし、でもそれは決してよくありがちな「領収書公開すべし」とは少し違うような気もしてます。議員やってなかったら使うことも購入することもないモノ、結構あります。領収書だけじゃわからない、中身についても議論があるようですから。十人十色、色んな考え方があるようで。わかるものもあるし、わからないものもある。

 

なお、港区議会の政務活動費の規定は以下のようにHPで公開されてます。公開部分はこんだけだけど、運用マニュアル的にはも少し細かいのは存在してます。

 

究極の判断はアレですよ。『スキャンダルだの裁判だの、そういう時にご自身で説明責任果たせればそれで』となるわけなんでしょう。でも世の中には色んな考え方の人がいるわけなので、何かしらの突き上げは喰らうんでしょうな、すべてにおいて。だってアレですよ、『政務活動費を1円たりとも使ったら悪」という考えの人もいるでしょうし、そういう人にしてみたらどんな正当性のある説明だって『許されぬ』で終了しますわそりゃあ。

 

 

夢中になって読んじゃった。

で、最初の話に戻りますが、聞いたところによると「報告書を作る際、政務活動費を充当する場合に細かなルールがある」という話。実はそこまで他の区とかの状況は知らないんですけども、都議会がめっちゃ厳しいという話を聞きましてね。各議会に規定というものはあるけれども、すんげー細かい内容までは文字にはなってないけれども、実は表に出てるんだか出てないんだかのルールが存在するという。ほえええ。

 

例えばいろんな所の見聞きした感じ、

・自分の顔写真と名前だけでっかい、いわゆる選挙ポスター的なやつはNG(わかる)

・明らかな選挙目当ての内容はNG(わかる)

・所属政党のロゴ使用NG

・画像の枚数、大きさが決まってるとこもあるらしい

・政務活動の中に、「政治活動」が混ざるとすべてNG

 

「政務活動費で何をしているか」が普通に注目されますが、「政務活動費を使用しての作成物の中身が適切か」もその筋では結構なウェイトを占めるもんらしい。「選挙の時にマイク握って喋ってる写真」とか細かいとこではNGみたいだし、「明らかな政党活動の街頭演説でマイク握って喋ってる写真」もNGのようだし。自分の写真一枚使うのも個性が出ない。

 

いや、個性関係ないか。センスだなセンス。

いや違うな。ルールだルール。

それも違うな、ルール化されてないとこだってあるから。

 

議会でなんか質問してるだけの、議会事務局が撮ってくれたお写真だけが許されるのか的な。じゃあ「無難なところでどこか行った時のお写真使うか…」となると、七五三ばりな記念撮影的なもののどちらか2択。つ、つまんない。

 

もうね、「政務」と「政治」の違いがわからんよね。個人の感覚と価値観なんじゃないのと思うこともあります。我々議員側と、区民側とも感覚違うし。自分もほら、両方の立場で思うところはあるわけですよ。でも規定として定めている議会もあるのは事実なわけで、そうなると例えば『所属会派:港区自民党議員団』が「自民党っつー政党が入ってるからダメだろ!」と会派名にNGがでるかもしれないし(登録名ですらクレームがあるかもしれない)、諸々混ざった会派の人が個人で出してるレポートに所属政党入ってるじゃないか!」とか、今後ありえるのかもしれないねとは思ったことあります。

 

現在のところ、港区議会ではそこまでの名称のアレはないです。ないようです。

 

また、ほええええと思ったことなんですが、「ご近所とか地域に関する時事ネタ・コラム」的なやつが混ざっててもNGのとこもあるようだとか。そうするとお手本にすべきは「遊び心のないガッチガチの文字だけの目が滑りがちな行政発行のお知らせ」なのかしら。いやんつまんないん。

 

なお、人伝てに聞いた「政党ロゴ使用NG」は墨田区。半角数字が気になる表紙(どうでもいい)。

 

 

ほんとだ。ダメって書いてある。

 

それだけで「それは政党活動です」とみなされるのか…と聞いてから、いつからだろう、それまで自分の報告書は「良かれと思って『自民党』入れておくか」としてましたけど、その後ずっぱり削ったの。いや、別に恐れ慄いて削除したわけじゃなくて、「削っていいなら張り切って全力で削るわ、無問題。むしろ出さなくていいなら先に言ってよ」と納得した上での削除だからなんかちょっと違うことはお伝えしておきますね(注:調べたら2020年からだった)。

 

なんか色々Google先生に聞いてみたらね、千代田区は千代田区でなんか審議会的なやつの議事録公開してて、興味深くて結構読んでしまったり。都心の地価の高い区の事務所費問題とかの第三者のご意見をほおーんって読み進めてしまいました。興味深い。按分とかバーチャルオフィスの取り扱いとか。

 

ちなみ千代田区のやつはここね。読み物として興味深かった。

 

長くなるので続く。続けるのかよって思うかもだけど、続けよう。あっやめて議員のみなさん石投げないで。


 

自転車、サイクリング?ポタリング?

「世間ではGWだっけ?」と、連休にご縁がないおうちで育った自分なわけですが、せめてお散歩以外の手段でぐるりと一回りくらいしてみようと、思い立って自転車巡り。変わりゆく今の港区の風景を映像に残したいだけかもね。

 

ロードバイク初心者

我が家、小倉くんが自転車スキーであります。4年前から我が家の自転車所持台数は2台になりました(両方、小倉くんの)。それまでは1台だったのに、4年前に

 

「…仕事を1週間休んでまで選挙のお手伝いしたので、2台目を置いてよろしいでしょうか…」

「うむ、よかろう」

 

と、結局二人で自転車に乗ってみるイベントが増えた小倉家です。ちなみに4年で4回くらいです。一人じゃ乗れません、道交法が諸々危うい。

 

あ、道交法といえば、自転車はとにかく色々と諸々と難しくて、昔こんなの綴ってたので自戒を込めて貼り直しとく。あの時は一方通行の狭い道の自転車ナビマークと戦ってた。正直、未だに自転車の正しい乗り方がわからない。

 

自転車ちりんちりん(2016.12.11)

自転車ちりんちりんちりん(2018.1.8)

自転車ライドオン(2021.1.11)

 

あっ、ちなみに自分、「ギア」というものの概念も理解しづらくて困ってます。生物のDNAとかはわかるけど、物理の「働く力」的なやつがいっこも理解できたことありません。なので、一人でロードバイクなんて怖すぎて乗れることはなく、今回も必死に安全運転を心がけた次第であります。後をくっついていくのが精一杯。方向音痴だし。

 

 

エンジョイ、街並み風景

世間のGW最終日、朝8時に人と車の少ない時間に出発。十番→六本木→西麻布→青山→赤坂→虎ノ門→新橋→芝公園→三田→品川→高輪→白金台。バッテリー切れちゃってそこで終わってるけど、もっと実は走ってて、天現寺→広尾→有栖川→もう一度西麻布→青山→赤坂→ミッドタウン→東京タワー→赤羽橋→十番戻り。25kmくらいだったみたい。無理ないように安全運転で、3時間くらいかなあ(初心者だから)。

 

8倍速で10分くらい。飛ばし飛ばしでいいのでなんとなくご覧あれ。昔港区に住んでた方は「あぁ、懐かしいなぁ」と思うだろうし、来年見返したら「あの時はこんなだったんだなぁ」と思うだろうし、映像って記録よね。

 

追加の素敵な風景、次回にリベンジ。

 

なお、港区は区民交通傷害保険加入がありまして、これまで加入は2月〜3月と限定されていてちょっと不便だったんですが、6月からは随時オンラインで加入が可能となります。ご参考まで。というか自転車乗る人は何らかの保険はちゃんと入ろうね。うちも入ってます(※港区のやつじゃないやつだけど)。

 

お子様のヘルメットも忘れずに。

 

 

どの道にも名前が欲しい。

8年前くらいでしたかね、地域の方々の「名前が欲しい」という想いが形になりました。大きい道にもかかわらず、名無しの都道だったわけです。名前つけるのって本当に大変で一苦労で、当時のお話を聞いていると、やれ名前をつけるだけの協議会だか委員会だかを設けろ、やれここは区道じゃなくて都道だから東京都と警察署にあーだのこーだの、そんな一筋縄じゃいかないような感じ。

 

そんな私も先日経験したわけですが、信号機に交差点の標識をつけてもらうのだって2年かかったわけですよ。近隣の町会長とかがOKしなきゃダメだし、警察署が「その名称ならよし」と判断しなきゃダメ出し、あとは警察と東京都の予算とかあるし、予算を要望するところから始めてもらうだけで1年かかるし。結構なお手続きが必要。

 

私、よく忘れるんですけど、そういや高校の時から10年ちょっとアメリカ暮らししてたんですよね。帰国してからも仕事でバンバン海外飛び回ってたような気もするんですけど、すっかり今じゃ行動範囲が狭くなっちゃって(視野が狭いのよくない)。

 

マンハッタンに2年だけいたころは、ここのアパート住んでたわ。古かったなぁ。階段傾いてたし、クーラーはないから毎年3ヶ月だけレンタルして木の窓枠にバコーンとはめて涼んでたし。マンハッタンは個人で洗濯機もっちゃダメだから週1でランドリー通ったり、あぁ懐かしいなあ、と昔の写真掘り起こして懐かしんでみたり。いや、そんなことはさておいて。

 

欧米と言いますか、別にそっちが何でもかんでもいいとかいう話じゃないんですが、日本よりずっと便利なところもありましてね。それが全ての道に名前がついてるというやつです。まぁ全世界すべてこうじゃないけれども。

 

「◯◯通り」と正式ぽい名前がついているところ、「麻布通り」のようなあくまでも愛称としての名前がついているところ、名前が欲しい。全部の道に。広い通りも狭い通りも、標識ひとつあるだけで方向音痴にはありがたいランドマーク。

 

昔、誰かに言われました。「欧米と日本のそういう違いは、すべてにおいてまちづくり。よく考えろ、どでかい城がどーんとあって馬車でカッポカッポするのが当たり前の文化と、籠でエッサホイサが当たり前の文化と、何百年の歴史の違いだ」と。

 

ま、色々ありますよ。でも名前があると便利だよなぁっていつも思います。通ってた大学の地図とか見て、あぁ懐かしいなぁって。昔に思いを馳せるのはおばちゃんになってきた証拠よね。

 

あと、集団か個かというのも大事な要素というのも言われたことがあります。集団も個も大切なわけですが、例えば住所の観点から。欧米では例えばそうですね、昔住んでたNYのアパートを例に出しますと、今でも住所覚えてるんですが(今は色々と変わっちゃったみたい…)

 

xxx(番地) Bleecker St, New York

と、最小単位の番地から始まって、通りの名前、街の名前と徐々に組織的に大きくなる並び順。

 

東京都港区◯◯ xーxーx

その逆として、日本は組織的な集団から徐々に個に向かってく感じ。住所だけじゃなくとも、例えばビジネスの名刺とかでも日本語表記と英語表記って逆なんですよね。日本だと「◯◯課」とかそういうところがフィーチャーされがちですが、英語表記だと必ず「役職」が先です。そう、誰にでも役がある。なんとかアシスタントでも、なんとかマネージャーでも。まぁシニアマネージャーとかシニアバイスプレジデントが山盛り溢れてる問題は別として。

 

とまぁ、難しくてめんどくさい話になりがちですが、道に名前があったら色々説明するにも便利なんだよなぁっていう話でした。動画編集してて、特に自分なんか車運転しないから道の名前なんかいっこもわからんので、グーグル先生とかに聞きながらの作業だったわけであります。


 

港区のワクチン接種会場、本日から変更ね

港区は今でも集団接種会場をオープンし続けてる自治体です。え?普通じゃないの?と思うかもですが、さっさと会場を閉じて医療機関だけにシフトしてる自治体もあります。本日から旧港勤労福祉会館に会場移りますが、ワクチン接種センター的に名称変更。

 

…いつもの小倉工務店ポスター、先に作っちゃったな。もう少し早くお知らせしてもらえたらよかったのにな…とは思ったけどまぁいいか。

 

 

旧 港勤労福祉会館が「新型コロナワクチン接種センター」に

ここね、ここ。田町駅のそばの、三田駅そばの、たくさんの人が「ここ、一体なんなのかしら」と一度は思ったことあるところ。土地は東京都が持ってるけど、建物は港区が持ってるという、旧勤労で福祉な会館。ここが3月に事業終了したので(理由:4月に産業振興センターが札の辻にオープンしたため)、空いてるんですねここ。

 

本日のプレスリリースで、「港区新型コロナワクチン接種センター」と看板つけると。いいことだと思います。使える場所はじゃんじゃん使ってください。現時点での1〜3回目接種、そしてこれからの4回目接種、そんでその先もワクチンパスポート的なああいうやつも、ワクチンまとめてまるっとセンターとして機能させるぽい。使える場所はじゃんじゃん使ってください。

 

今晩頑張って、明日の朝には看板ついてるそうです。今はまっしろけ。

 

 

1・2・3回目の予約無し、「あ、ちょっと行ってみよ」で大丈夫。

予約をしてもいいし、しなくてもいいし。港区民なら接種券すら不要。現地で再発行という手続きをとることで不要としているわけですので、一応本人確認書類(免許書とか保険証とか)があればOKです。あ、もちろん接種券あればお持ちいただくことで、時間短縮でシュッとパッとなります。

 

1回目・2回目・3回目、すべてにご対応。これって実は地味にすごい

 

なお、港区民じゃなくとも1回目・2回目・3回目大丈夫です。港区民以外の場合はモデルナワクチンオンリーになります。この場合、接種券は必須です必須。本人確認書類もね。

 

なお、いつもHPでは「住所不問」って書いてるけど、「居住地不問」の方がいいんでねーかと常に思ってます。どこに住民票があるだのないだの、その縛りがあるのって役所的なことだから…。住民票動かしてない人なんて山ほどおるわけで、なんだろうな、住所不問っていうと住所不定のイメージがある(※個人の感想です)。まんま「住民票所在地不問」でもいい。

 

 

集団接種で区民以外はファイザー打てないの、なんで?」と時々聞かれます。まぁ元々はですね、ファイザーって自治体接種用(住民メイン)みたいな感じの扱いで、モデルナは自治体接種と職域接種という感じで使用がキッチリ分かれてたんですよね。しかもモデルナは自治体接種⇄職域接種も混ぜちゃいかんと、厳しくて。この枠が昨年夏に取っ払われてたら、もっと日本全国のワクチン接種爆速だったと思います。働きかけても働きかけても枠が取っ払われなかったのが今でも悔しい(注:判断は国)。

 

で、職域接種はモデルナオンリーだったので、その展開として港区でも子ども関連施設職域接種から一部関係団体在勤へ、週末ミッドナイト接種→誰でも接種と広げていったわけですけれども、その当時から「区民以外(ただし居住地外接種届を出した、港区に住所がある人を除く)はモデルナなら打てなくはない」という理由付けでここまで来てると。

 

ま、今はそのあたり前ほどキッチリしていないような気もするけれども、「区民以外は職域接種扱い」の名残だと思っていただければ。あ、区外の方で「どうしても港区でファイザー打ちたい!」という方は医療機関へお問い合わせくださいませ…。むしろ、お住まいの自治体の医療機関でもいいんだけど。

 

5月中は予約なし、こちらです。5月末から60歳以上の4回目だなんだが始まってしまうと、またワサワサ混雑して制限かかる可能性も無きにしも非ず。早いうちにピュッとシュッとおすすめします。

 

 

そのうち、富山県赤坂会館も使う予定

赤坂の、カナダ大使館お隣の高橋是清翁記念公園(『どこよそれ』という方も多い)の角の道をちょちょっと入っていったとこ、ドイツ文化会館(『ゲーテ・インスティテュート』の方がピンとくる人も)のお隣に、富山県赤坂会館っつー建物をお借りすることができまして。今のところは6月から集団接種会場として稼働予定だそう。

 

4回目のための確保ね。まだ4回目がいつからとかそういうのないけど、そのうち国から「はい、いついつからどうぞ」とお達しがくる日に備えて自治体は準備しておかなきゃならんのです。

 

国はねぇ、都心部の事情をよくよく考えてくださいなとよく思います。「自治体は自分のとこの施設、とりあえず使えばいいだろ」的な感じで丸投げされること多々ありますが、地方のなんとか公民館レベルなものと混同されてるような感じしますけれども、都心部は自持ちの土地も施設もぎりぎりのところで色んなこと回しているので、「空いてるとこ使えばいーじゃん」はあまり通用しないこともあるんです。空いてるとこがねぇんだよ。空けてもらってるんだよ。あと探しまくってんだよ、使わせてくれそうなとこ。

 

とりあえず、富山県赤坂会館は元から場所を知らない人は絶対に辿り着けないような気がしたので、「公園は区の管理なんだから、大通りに面したところに『←ワクチン会場』みたいなお知らせでっかいのを柵にでも貼っつけといた方がいいよ」、「看板見にくいから『富山県赤坂会館看板』にかかってる枝を落としておいたほうがいいんでないかい?緑色だし」とは伝えてあります。先日、下見を兼ねてお散歩に行ったイチ区民のご意見として。

 

なお、ここは第2センターと称する模様。

 

…富山県からお借りできたんなら、三田小山町の再開発までまだしばらくありそうな讃岐会館を使わしてもらえないんだろうか…と思ったりもしてるんですけど、どうなんでしょうね。

 


 

プロフィールって十人十色。

議員のプロフィール、何をどこまで求められるんだろうかってちょっと気になり出したお年頃。血液型から好きな食べ物とか色々みるけど、そうですね好きな食べ物かぁ…さきいかとのしいかですかね(注:不要な情報)。お酒飲めないんだけどね、さきいか・のしいか・するめ・エイヒレとか大好きですね。パーフェクトなお茶請け(注:自分調べ)。

 

なお、今の季節「毎日食卓に並べたい!」と思うのはホタルイカです。自分、ひょっとしてイカが好きなのかな。それならやっぱりお誘いあったスプラトゥーンデビューをしても構わないのかもしれない。イカだし。

 

ということで、今回は色々な視点から自分のことを知っていただくチャレンジです。ほとんどが不要な情報でありますので、そのへんご了承ください。久々に文字だらけにしたいと思います。

 

 

「議員の情報なんて、誰も見ねえよ」と言われタカくくってると

どうでもよい文章を書くのが結構好きで、自分のストレス発散としても大活躍しているこのページ。ブログとか表現するのも恥ずかしい、とかいって駄文とまで落とすのは寂しいし、創作でもないし、チラシの裏くらいな扱いでいいと思ってます。自分の活動、そのチラシの裏がメインなんだけども。

 

ねぇ、議員さんのそういうの、選挙の時以外に見てる人いるの?』って時々聞かれます。それと同じくらい『いつも読んでるよ』とも言われます。なんでしょうね、どちらも言われるだけありがたいですよね。ほら、人によっては「写真で一言」とか「記念撮影で活動報告」とか、非常にわかりやすくてある意味羨ましいですよ。

 

どうも昔からややこしく考える癖がありましてね、「できるだけ多くの人にわかりやすい内容を簡単に伝える」ということより、「オモテに出せないような意味不明なことで悶々とする議員という生き物のヘンテコな習性を知って欲しい」という、生物学科卒らしさ満載の生き物図鑑編纂をお届けしたい、そういうテイでいきたいと思います。その割には失敗しています。

 

そう、一応理系の学部を出ております。Department of Math & ScienceでBiology Majorでありますので、「日本語で言うなら理学部生物学科卒であろう」と言い切ってますが、あってることを信じたいです。あっもう帰国して長いのですっかりお淑やかになっておりますが、遥か昔高校2年生終了の段階で通ってた高校を退学し、オーストラリアに2ヶ月、その後アメリカに渡って高校2年生からやり直し(1ダブり)、卒業してそのままアメリカの大学に4年通ってその後5年くらい現地で働いてて、永住権申請してたけど「やっぱ日本で暮らしたいわ、コンビニ好き」と申請手続きキャンセルして帰国して、なんだかんだで国内海外飛び回ってほとんど東京と日本にいない生活してたような気がするけど、人生ってよくわからないものね、今区議会議員やってます。

 

どうも、小倉りえこです。ここ数年くらい「役所の中の登録表記、ひらがなじゃなくて漢字にしとけばよかったなぁ」ってちょっと後悔しています。今から直してもらうこともできるだろうけれども、余計なお金使って直したりする必要があるならこのままでいいやって。どうも、小倉里枝子です。旧姓は「ナ行」でした。今は憧れの「出席番号1桁のア行」です。今のご時世出席番号とか全然あいうえお順じゃないかもだけど、昭和な人なので勘弁してください。出席番号には消えない憧れがあるのです。

 

 

議員の発信を一番よく見てる人→役所の人

よく言われます。役所の職員のみなさんが一番よく議員のSNSとかブログとかチェックをしてると。役所の人が言うんだもの、どの自治体でもみんなそうなんでしょう。で、「アイツ、あんな嘘書いてやがるwww」とか「盛りすぎだろwww」みたいに、知らないところでネタとなっているんでしょうね。いいなぁ楽しそうで羨ましい。私のことも是非ニヤニヤしていただきたい、「アイツはいつになったら真面目を装ってその他大勢と同じになるのか」と。

 

ただ、内容に関しては、何かあるのであれば私本人に是非どうぞ。他の議員さんに「xxセンセイがあんなこと…」って話持っていくのは違うと思いますよ。

 

 

最近の趣味は動画の字幕つけ

単純作業というのかな、そういうの好きなんです。単純というよりはコツコツ地味になにかをするっていう。なので、ド派手でばーん!と目立つことを避けて生きてきたというか、「その割には議員って矛盾してるだろ」みたいなこともよく言われますけども、まぁ控えめな性格ですよねどちらかと言えば。

 

この何年間かで、趣味とまでは言うのは恥ずかしいんですけれども「アレやってみたい」「コレやってみたい」と、インドアアクティビティがちょっと増えまして独学で色々やっているもんですから。それが例えばソフトウェア代くらいはかかりますけども動画を自分で作ってみたりとか。

いやね、文字だけじゃ伝えられないことだってあるんですよ。もっと細かく喋りたいことだってあるんです。なので記録に残したいというか。

 

あとはDTPソフト使って報告書作って今までやったことほとんどなかった折り込みをしてみたりとかですね。

AdobeのIndesign、シロウトが頑張ってここまでできるようになりました!っていう発表会みたいなもんで。内容が無い様、なんてことはさておいてですよ。作っててとても楽しかったのでまた発表会したいと思ってます。

 

お写真とかそれこそ動画とか、恥ずかしいならやらなきゃいいじゃんという意見もあると思いますけども、晒される前に晒す方向の方がダメージ少ないような気もする小心者であります。時折「そういうの、あんまりオモテに出すと引いちゃう人がいるよ。議員さんのイメージって戦う強い人みたいなところが大きいから」と言われることも多々あるんですが、イメージはあくまでもイメージであるもんですから、作られたガワに対してどう感じ取ってもらえるかは個別の問題であって、ガワなんかより中身を見てもらいたいなってのは昔から思ってます。

 

そう、ガワで売れない(震えてる)。

 

そんな自分ですが、先日8年ぶりにお写真を撮り直してみました。え、8年変えないってそんな馬鹿な、ですって?若づくりしたいからって限度があるだろ、ですって?まぁまぁそうおっしゃらず。レディースだけじゃなく、メンズだって8年どころの話じゃなくて昔のままって人も多いですよ?是非メンズにもそういうのお伝えください。改善の声は平等に。

 

ドヤ顔でお写真撮ってみました。どや。プロのお化粧ってすごいですよね。常にこういう感じでいればいいのに、とお声もよくいただきます。無理だから。有料プランだからこれ。

 

が、私の基本ユニフォームはジャージとか楽ちんな格好です。街の中年の機動力は楽ちんから。ジャージでもジャージじゃなくても、知らない人は知らないし、見つかる時は見つかる。普通に街の人ですよ。みんなと一緒、街に暮らす人。それがたまたま議員のお役目今いただいてますってやつ。

 

選挙をよく「戦いだ!」とか表現する人いますけど、全然違うよなーって思ってるタイプの人です。「その期間だけ騙せば勝ち」みたいじゃないですか。そういうのよろしくないし変だと思ってるので、任期の4年間をみっちりやって「いかがでした?大丈夫だった?ダメだった?」と聞きたい感じの人であります、願わくばジャージで。

 

 

あ、プロフィールの話に戻ります。

生年月日、血液型、好きな食べ物、好きな言葉、家族構成、ペットの有無、取得資格、キャッチフレーズ、出身学校、経歴、議会内役職、所属政党、なんやらかんやら、考えられるだけでもいろんな情報ありますよね。どれを出したいか、求められてるのか、誰もわからないし正解もない。多分ね、何も求められてないんじゃないかということも頭をよぎります。

 

とりあえず、「好きな食べ物:さきいか・のしいか」はここだけの話にしておきますね。マル秘情報すぎてプロフィールには書かない方向でいよう。だって、イカとタコの究極の2択だったら、タコだから。