港区議会 令和2年度 決算の土木費

一般質問でも触れたまちづくり条例の続き、というか、これまでの不満爆発というか活動報告というか。タブレット導入されて折角だから補足資料という名のプレゼン資料作って質問してみたの巻。

 

土木費は、まちづくり条例一本。

さて、もうリンク貼るのもしんどいんですが、先日一般質問においても「港区まちづくり条例」ということについて質問をいたしました。前座です前座。メインはこの決算の土木費。今回の決算のために、我の過去数年の活動の総集編。

 

地域の決め事をオフィシャルに強制力を持たせるには、まちづくり条例を使うべし」というご助言をありがたくいただいたのが4年前。強制力を持たせるところまでたどり着くには5つのクエストをクリアしていかなきゃあかん。

 

昨年になりますが、麻布十番商店街地区まちづくり協議会でビジョン登録というのをいたしました。

 

その背景として、麻布十番商店街には十番ルールというのがあるんです。これは昔から十番の血気盛んなおっちゃん達が「オラがまちを守るぞー!ここは商店街だぞー!」と頑張ってきたことを10箇条にまとめたような感じのやつ。

 

ここの4番目に「健康・健全な商店街づくりを進めます」というのがあって、「風俗店や客引きのない商店街づくりにご協力ください」というのがあってね。そういうお店できないようにできないかなあっていうのがみんな思ってることなの。ずっと昔から。

 

なぜ風俗なのかというと、ここらへん一帯って、商業地という場所でね。商業地ってね、工場以外なんでもOKなわけ。例えどんな風俗でもOKなわけ。でもここ人たくさん住んでるし商店街だし、そういうのご遠慮いただきたいわけ、願わくば。

 

で、前に議会でも聞いたことあんのよ。そういうの抑制できるかって。そしたらまちづくり条例使って都市計画で強制力持たせられるよって言われたのよ。

 

まちづくり協議会はもうすでにあるから、まちづくりビジョン→まちづくりルール→都市計画とやっていきたかったんだけど、既に認知されてるはずの「十番ルール」が理念として認められなかったわけ。

 

なのですばり聞いたさ。そしたら「十番ルールは十番のみんなの尊い想いなのわかってます」とは言ってくれたけども、商店街以外のもっともっとたくさんの人から応援してもらわないとダメって言われたわけ。まぁそれはいいさ、もう4年前のことだもの。

 

で、一念発起して「(文句を言うために)やってやろうじゃねーか」となったんだけど、色々めんどくさかったわけ。書いてない事求められたりとか。

 

なんかもう色んなことにNGが出てさぁ。もう意味わかんないわけ。

 

実際やったことある人じゃないと、実際問題難し過ぎて全然意味わかんないんだけど、というようなことを証拠付きでお示ししたりね。

 

役所も役所で色々と取り扱いを変えたりとかしてくれたけれども、それって所詮はそちらの都合じゃん?事件は現場で起こってるんですよ。

 

ワンルーム、悩みだよね。所有者の合意を取ってくなんてもう無理よ、無理。どうでもいいんだもの、投資物件のリターンすら守れればそのまちがどうであれ。

 

もう無理なの、無理。私の数年間、時間とお金をかけて無理なことを港区に「無理」って教えてあげるためだけにやったの。こっちも時間がないの。

 

何回も言ってるけど、今港区にまちづくり協議会は12あって、ビジョンは7登録されてるの。よくよく見てよ、我々の願いなんてささやかなのよ?国を作らせてくれって言ってるわけじゃないの。

 

まちづくり協議会のスタンスもどこにも混ぜてもらえなくて、こないだの一般質問で初めて「これからは地域の想いを尊重しますね」と言ってくれたけど、そんな呑気に待ってられないの。次の改定まで。

 

こういうのをね、情報届けてもらいたいのはね、事業者なのよ。不動産とかデベロッパーとか。いくらどんなに頑張っても強制力が持てない条例って、聞いてた話と違うのよ。詐欺よ詐欺。

 

(´-`).。oO(…あのね、プロとかコンサルとか入れなきゃ先に進めないまちづくりなんてね、区民発意とは言えないのよ

 

(´-`).。oO(…風俗云々って、地域のことをよくわかってる警察署があればOKださないから別にいいじゃんって言われたけど、そういう「港区、我関せず」みたいな態度だからムカつくのよ

 

(´-`).。oO(…「一緒に区民の皆さんと頑張ってますぅ」って匂わすだけのものがこのまちづくり条例というのなら、こんな条例は要らないのよ。マジ不要

 

かんそうぶん

とにかく喋りまくった土木費。プレゼン大会。

 

以上。


 

 

港区議会 令和2年度 決算の総務費

秋の議会は1ヶ月議会。昨年度の決算付き。それぞれ議員がおひとり60分という時間を◯◯費に何分、XX費に何分とあれこれやりくりして、ずばりピンポイントで色んなことを質問したりしなかったり。

 

まったく質問しない人もいるし、むしろ質問しないからかどうかは知らないけど欠席続きの人もいるし、有権者の皆さんも是非「あいつ、どんなこと気になって議会で質問したりしてるんだろうかな?」って少し気にしてみてください。面白いとかつまらんとか、色々あります。

 

 

ああ、そういえば、一般質問

4項目ほど質問したんですが、残りのやつも動画できましたんでお知らせだけはしておきますね。誰も見ないもんだけども、それほど見てもらおうとも思ってないんだけれども、記録と記憶のために編集し続けるのだ。趣味だから。

 

 

総務費は、指定管理者制度一本。

一般質問でも触れた指定管理者制度の続き。

 

Q: 公募があった中から「選考委員」が事業者選んでいくけど、その選考委員が選ばれる基準っていうのがあるの?決まるまでの流れは?

 

A: えー、「選考委員会」では専門性を有する学識経験者等、専門分野や女性比率やうんぬんかんぬん、「選定委員会」では全庁的な視点でうんぬんかんぬん。

 

 

(´-`).。oO(…選考委員会の議事録みてて、匿名になってても所属と発言内容で「あ、この人の団体の人だ…この団体ってアレだよね…そもそもなんで選考委員で選ばれてるのかな…なんかウラがあるの…?」と考えちゃうくらいの人いるんだけど

 

(´-`).。oO(…で、そういう外部委員を選ぶのも所管課なのね…へー、ふーん、ほぉーん…見直した方がいいと思うよ…だってその方の発言で「ほら選考委員もこう言ってるじゃない!」って特定政党の議員が変な方向に話持っていっちゃてること多いんだよ…

 

(´-`).。oO(…みんなわかってるでしょ?

 

 

第三者評価って結局どうなんだろう

Q: 外部の企業に各指定管理事業の第三者評価お願いしてますけど、その評価を港区はどう受け止めて、取り扱ってるんですかね?

 

A: えー、第三者評価で優れた点を指定管理者と共有して、平成30年度分から区のHPで公開してうんぬんかんぬん、更なる区民サービスの向上に取り組んでいきますね。

 

(´-`).。oO(…えっとね、第三者評価を外注するより、もう新しい会議体作って指定管理を一括でみてもらえるところがあるといいと思うよ?

 

(´-`).。oO(…だって、それぞれの担当課がマネージするの、正直もう無理だと思うんだ…

 

(´-`).。oO(…まずは他の自治体がどうやってるかとか、悩みは共通だと思うので一度意見交換してみてください。そんでいい方法あるならラッキーじゃん

 

 

かんそうぶん

まぁ、喋ってることがすべてかな。

 

 

以上。


 

 

 

週末ミッドナイト、芝2丁目ナイト

「世の中に困っている人がいるから、そのために新薬を開発して一日でも早く患者さんにお届けしたい」という分野で15年(前職)、この数ヶ月は寝ても覚めてもワクチンワクチンであります。アタイ。ウザがられるほどに。ワクチン打ててねぇやついねえかーって徘徊。

 

週末ミッドナイト接種

メディアで目にした方も多いかと思いますが、「副反応が出て土日に休めるように金曜夜やるぜ」というのと「時間が合わなくて来れなかった方を救済すべく、夜間だ夜間」という目的で始まったこの企画。まぁ港区議会ではよくある話ですけれども、事前にこういうのやりますよっていう事前連絡とかないし、ましてこういうのやろうと思ってるんですけどご意見ありますか的なやつとかないし、なんだかなぁってよく思います。

 

自分、一応ワクチン管轄の委員会の副いいんちょさんやってるわけですが、せめて所管の委員会には連絡欲しいなって思いますし、我々(全員じゃないかもだけど)色々考えてる人多いと思うんですよ。役所ももったいないことすんなと思いますし、何一つ意見を聞く耳無しくらいな感じにしか思えないわけで、でも逆に考えたら「知られたらあーだこーだ言われてめんどくせ」と思われてるだろうこと100%。よその自治体なら「議会軽視だぞー!」なんて大暴れしてるんちゃいますかね(他人事のよう)。

 

ま、そんなこんなありましたが、芝の東京グランドホテルで週末ミッドナイト接種です。3階です。ほぼ毎週金曜日です。ご予約はこちらからどうぞ。集団接種とは予約サイトが別でごわす。

 

 

芝2丁目ミッドナイト。芝と言えば、やっぱプロレスナイトだろ。

もうアレですよ、芝といえば芝まつり、プロレスナイト。激辛ストリートでおなじみの芝商店会、芝新堀児童遊園にどかんとプロレスリング立てて、ご近所さんからお近くにお勤めの方から遠くのプロレスファンから山盛りに人が集まって、これはもう賑やかな夏の風物詩。プロレスリングZERO1さんの惜しみない夏のハダカ祭り(仮)。

 

コロナが過ぎ去ったらまたわいわいやりたいですよね。で、ご縁があってZERO1さんには別の商店街にも来ていただいて、それが物珍しさと「こんな場所にリング!?すっげー!」とご好評いただいた、麻布十番商店街冬のハダカ祭り(仮)。

 

また開催してもらいたいなー。

 

話を戻して、ミッドナイト接種

通い慣れた東京グランドホテル、といいますのも、7/5から港区は保育園だったり学校だったり職員さんだったり向けの職域接種を始めてましてね、視察という名の見学でかなり足を運びました。ええ、それはもう初日から。よくある議員活動みたいに「行きました!」って記念写真撮りにいくつもりナッシング、ひたすら動線やらなんやらをじーっと。それはもう毎日のように。

 

なので、応援でワクチン部隊に派遣されてる職員さんからしてみたら「あの人、暇なんだな…」とか「げっ、今日も来やがった」くらいに思われてるのかもしれないけど、いいではないか、いいではないか。自民党のセンパイ議員さんからも「コロナ終わったら燃え尽きるんじゃねーのか」と心配されるほど。大丈夫です。多分知恵熱だして数日寝込む程度です。

 

ほら、商店街連合会の職域の話もあったので、色々となんでも見学させてもらってましてね。看護師さんたちが分注するのも見さしてもらったりとかね。色々シミュレーションしてたんですよね。もちろん予約サイトだって打ち合わせしていつでもGOだったし。色々と勉強させてもらいました。もう調査よ調査。

 

ミッドナイト接種は同じフロアだけど別の向かいのお部屋。ずーっと予約サイトに張り付いて予約状況とか見ててさぁ(暇人って言ってくれてもかまわないYO)、まだ打ってない人がいたら何時がオススメだよって言うために張り付いててさぁ(おせっかいおばさんと言ってくれてもかまわないYO)、でも結局のところ当日枠開放してもガラ空きの時間帯があるから、その時間から見に行こうって決めてたわけ。

 

あっ、嫌がらせじゃないよ。「お疲れさまです」って言いたかったんだよ、遅くまで頑張る職員さんに。ほんとだよ。信じてもらえないかもしれないけどもさ。だって24時までやって経過観察でしょ、その後片付けして何やらで午前様ですよ。ありがとうおつかれって言いたいじゃないですか。

 

9/17(金)、週末ミッドナイト接種の空きが出始めてたのが午後10時半前後。なのでそのくらいにフラーっと。ホテルの入り口で「ワクチン接種ですか!?」ばりに職員さんに待ち構えられ(あっアイツは違うと気付かれる)、エレベーターで3階のドアが開いた瞬間に、「あっアイツまた来た」ばりに職員さんに構えられ(でもいつも優しい)。色んな意味で非常に申し訳ない。が、毎週行くから。調査だから。ぼっち調査だぜ、全然寂しくないぜ。

 

そしたらさぁ、なんかテレビのライブ中継が入るっていうことで、メディアの方達と報道の記者さんたちが結構待ち構えててさぁ。お仕事お疲れ様ですね。ワクチンまだ打ってない区民の方いたらいかがですかって聞いてあげたい。

 

みんなでモニターで中継してるの見てた、午後11時40分過ぎ。いやほんと、お疲れ様。23時台は8人くらいいらしてたような。

 

 

何人来てくれたんだろ、結局

事前予約400、当日枠100追加して、全部で一日500人っつー想定で頑張ろうとしていたはずのミッドナイト接種。当日午前中(10時ごろ)にちらっと予約サイトみた時点で空き枠のとこだけスクショして(いや、変な意味ではなくTwitterで宣伝しようと思ってですよ)、大体15分15人で予約取ってた感じだったから足し算掛け算して初日は230人前後かーなんて思ってたわけですよ。事前予約は9/9から予約開始だったから、正直毎日「あんまり予約伸びねーなー」って思いながら見てたわけ。

 

おっと、粘着質って言うな。研究熱心と言ってくれ。

 

 

で、午後1時に予告通りに当日枠開放して、しばらくしてからどんなもんかなーって見たんだけど、当日枠100人分をどんな配分でやったかはよくわからんけど、満員だった19〜22時くらいに空きができたということは、そのあたり集中して広げたということはわかる。

 

ただ、唯一言えることは、事前400人 + 当日100人は埋まり切らなかったということです。おっと、別にこれは失敗とかそういう風に言いたいわけじゃないですよ。お間違えなく。何人救済できたか、ですから。1人でも救済できたら成功です、成功。お間違えなく。

 

で、後々聞いたら、予約231、接種206。でも報道が記事にしてたの読んだら接種208ってあったし、まぁどっちでもいいや。そのくらいの数字ということで。なお、当日に予約した人の数は40弱って聞いた。これも合ってんのか間違ってんのか、そのうち正確な数字出してもらおう。

 

 

区民接種率85%を目指したい港区だそうです。

まぁ色々と言いたいことはあるけれども、目標は高く高くで全然問題なし。ただ、必要な時に軌道修正なりは素早くしてもらわなきゃいけないのは変わらない。

 

自分、前々から「区外枠も開放すべし(せめて在勤)」という考えは変わってないです。都内である以上、しかも企業がたくさんある以上、昼間人口とやらの数がハンパない港区です。不思議に思うのは、なぜ今この時期になっても区民にこだわるんだろうかという理由なんです。

 

「あくまでも区民のためのワクチンだから」

 

そうどこか偉い人が言ったか言わないか、聞いたことがあります。だから他人には一切渡さないんだと。ただ、そう考えている人がほんの一部の一部だけだっていうことも聞いたことがあります。一般接種最初の方じゃなくて、今はもう正直終わりの時期に差し掛かってる。色々なこと変えないと。

 

前にも長々と書いてるれども、VRS入力のスピードによるけれども、港区民のワクチン接種1回目終了の人数は非常に緩やかなペースでしか伸びていません。集団接種を頑張ってたころは8月上旬〜中旬くらいまでは驚異的なスピードだったかな、あとは正直緩やかな下り坂。

 

だって、集団接種はもうスポーツセンターで週2回しかやってないもの。今月いっぱいは東京ドームはお休み中だから、1週間で数百人さ。あとは職域だけど、正直今どのくらいのペースでどういうところがやってるのかまったく不明で(管轄外だし)、個別接種に至ってはワクチン供給のバランスとペースもあるから進捗具合もよくわからない。

 

ただ、これもまた趣味の範囲になるんだろうけれども、「ねぇ、先生のところ、どのくらい打ってる?区外の人」と聞ける範囲で色んな先生に聞きます。すると、「区民でもなければ、都民でもない人がほとんどだよね。◯◯県とXX県の多さったらもう」というお答えがほとんど。一人二人のドクターの話じゃないわけよ。知ってたけど。

 

そう、今現在の港区が持ってるワクチンの使い先というのは

1. 集団接種 → 区民限定(または住所地外接種届での区民外)

2. 職域接種 → 在勤(区に関連する施設や事業の方々、特定団体の関係者)

3. 個別接種 → 居住地関係なく接種するとこ多し

 

な状態なわけです。そんで、個別接種は港区からファイザー提供しているわけで、港区のこだわりで言うと「区民のために確保したワクチン」がそうじゃない人に接種されてるわけで(別に全然悪いことじゃない)、もう崩れてるんですよ前提が。なので港区ももういいかげん意地張らないで開放した方がいいと思ってるわけです。スルーされてるけど、ずーっと。

 

在勤の方は個別で…なんて割り切ってるならともかく、それなら港区はそうアナウンスしてもらいたいし、けれども提供されるバイアル数と予約状況(原則6時間以内に6人集まらないと廃棄コース)もあるから全部そっちにお任せできる状況でもないし。そして予約集められるほど探しきれない場合だってあるし。

 

と、区民が今からでも打てるところはあるんだから、とにかく区外枠(せめて在勤)にも接種していきます、それが昼間人口多い港区の使命です、打ててない区外の人も救済していきます、経済も回していきます、健康も守ります、にカジ切ってもらいたい。早急に。

 

でも多分近いうちにシレーっと「在勤にも開放します」とかなるんだろうなって思ってる。だって他の自治体も続々と区外枠開放し始めたし。もったいないよなぁ港区、一番最初にやらなくて。結果オーライならいいんだけどさ、これまで言ってきたことガン無視して「どこどこの誰々(偉い人)が言ってたので」とか理由をつけ、そういうところからもお願いされてたこちらの要望はスルーして、いかにも「そんなこと言われなくてもちゃんと考えてました」ってドヤ顔で発表するんだろうな、に100万ペリカ。

 

それが港区です(100万ペリカ)。

 

 

85%目指すにはあと3万人だってよ

で、全然脱線しまくってるミッドナイト接種だけれども、今区民の接種率70%くらい(1回目終了)として、あと15%あげるにはあと3万人っつー数字を聞きました。この根拠は「アンケート取ったら絶対打たないとかいう人除いたら80%くらいなのでちょっと目標持ってみました」くらいな程度であります。

 

いや、全然いいよ。目標は高く、は変わらず。

 

ただ、ミッドナイト接種は全部で2,500人という数字。残りの27,500人はどのような算段でどのように計画を立てて、何をもってどうしたらいいんですかというポリシーは聞かせていただきたいですよね。

 

ミッドナイト見学をした際に聞きました。多分誰もが一番気になっているであろうこと。

 

「なんで今日、このミッドナイト接種を選択しましたか」とアンケートなりもちろん取ってるよねと。そしたら「取ってません」と。な、なんだってーーーー!

 

正直、これまで港区は予約取り放題だった時期ありますよ。ファイザーだってモデルナだって選び放題だった時期ありますよ。その時に打たず、何故今ここでこの時間に打ちたいと思ったのか、これ初日にこそ聞いて回らないとあかんでしょう。報道が記事にするような、インタビュー受けてくれたわずか数名だけが全てじゃないですよ。何やってんだよ港区。やる気あんのかよ。

 

曜日がよかったのか、時間帯がよかったのか、打とうかなと最近ようやく思ったんだけど集団接種はだいぶ予約絞られちゃったから合わなくてとか、実は2回目難民でしたとか、今になって始めて港区でワクチン打てるんだって知ったとか、色々理由あるじゃないですか。

 

むしろ金曜にやりますって決定した経緯だって「学生とか土日休みの人をメインターゲットにするということは、金曜じゃないと打てないって人が相当多かったということですよね?」と根拠を示してもらいたいくらい。いや、あの手この手で接種機会を増やすのはとてもいいことなんだけれども、人件費云々を抜いたとしてそれ相当の理由があって然るべきで、自分はそれを知りたい。判断するまでの経緯をな。なんせお知らせされないもんだから、急に「やります」って知らされるだけだから、こちらのご意見・ご要望全力スルーだからな。知る権利あるでしょうよ、一応議員だし。

 

で、実際は10代〜70代までの方がご利用されたと聞いてます。全員分ではないけれども、途中経過聞いたところでは40代>30代>20代>50代>その他と。そのうちちゃんとした数聞きますけれども、なんか色々キチンとした方がいいと思います。

 

っていう、アベノミクスでもサナエノミクスでもなく、リエコノモンク。

 


 

港区議会、1ヶ月間の定例会絶賛開会中

と、そういえば先週木曜からいわゆる「議会」というやつでしてね。秋の議会は前年度決算含めて約1ヶ月という会です。なんだか随分久しぶりな感じがしますけれども、質問で登壇しました(昨年11月ぶり)。

 

区議会のウェブサイトでも録画配信してましてね、「あーあいつあんな質問してんだ」くらいのお気持ちでご興味ある方は一度ご覧ください。また、アナタ気になる議員がどんな質問してんのかくらいのチェックもぜひ有権者のみなさんにはしていただきたいと思いますが、自分がイチ善良な区民だったころはそんなことやったことなかったので、今の自分がそんなこと言っちゃうのは正直微妙な気分であることも併せてお伝えしておきます。正直に。オネスティ。

 

おっと、写真に偽りありとかは今は心の中に…。そのうちドリル縦ロールだ(注:予定はありません)。

 

なお、本会議場で原稿読み合ってる長ったらしいやつよりは、決算とか予算とかの方がなんか面白い感じがしないでもなく。原稿読み合ってる感じは変わらないかもしれない場合もあるけれどもね。

 

ちょっとテクニカルなエラーでHPに答弁Q&Aが整理できなくなったので、取り急ぎここに一般質問Q&Aファイル置いておきますね。

 

ここではさらに噛み砕いた簡単なおまとめを。

 

港区まちづくり条例について

Q: まちづくり協議会は頑張っても頑張っても、登録したまちの理念のビジョンですら区の施策に反映してもらえないのはさすがに悲しいんです。こちらも必死です。苦労して合意を取った理念は施策などに反映してちょーだい。

A: 協議会とかと意見交換して、ビジョンを尊重して、マスタープランの計画づくりに活かしていきますね。

 

(´-`).。oO(…ぜひ尊重してください。再開発準備組合以外は、区の求めるプロセスで合意なんか取れません。4年前から言ってるけど無理です。)

(´-`).。oO(…散々意見交換はしてきたつもりだったんですけれどもね。今までの激論はなんだったんですかね。準備運動ということでおk?)

 

 

なお、小倉センセーとまちづくり条例の戦いは過去数年に遡ります。

〜これまでのあらすじ〜

わたし『風俗店が出店できないようなエリアにしたい。住んでる人も多いし』

 

区の考え『ふはははは、まちづくり条例があるのだから、それに沿ってエリア内の住民と事業者すべてのうちの半分以上の承諾をもらってこい。誰が住んでいるかわからないワンルームマンション的なところも、どんなにアプローチしても無視される事業者も含めてな……ククク。商店街が元々そういう理念を掲げているだと?フン、そのような戯言関係ないわ。まずは耳を揃えてエリア半数以上に該当する賛同の署名をもらってこい。土地持ち、賃貸、個人商店主、チェーン店、商店街加盟してようとしてまいが関係なく、商店街の努力でここまで安全になってるところに後乗りで乗っかってきた地元愛なんぞ1ミリもない住民・事業者含めてだぞ……話はそこからだ』(意訳)

 

わたし『な、なんだってーーー!』

 

 

港区のまちづくり条例(2017.10.21)

『港区まちづくり条例を活用したまちづくり(2017.10.27)

港区のまちづくり組織(2017.10.31)

H30年度予算特別委員会 土木費(2018.3.8)

一般質問の答弁をまとめたの巻。つづき。(2019.2.25)

H31年度 予算特別委員会 土木費(2019.3.13)

簡単に言うとね、性風俗とかの出店抑制を目指してんすよ。その1(2019.5.3)

簡単に言うとね、性風俗とかの出店抑制を目指してんすよ。その2(2019.5.5)

簡単に言うとね、性風俗とかの出店抑制を目指してんすよ。その3(2019.5.7)

簡単に言うとね、性風俗とかの出店抑制を目指してんすよ。その4(2020.12.17)

 

 

がん検診の見直しについて

Q: 前立腺がん検診、港区は2年に1度やってるけれども、過剰診断でこれやりすぎです。他のがん検診と違って、ここまで頻回にやる必要がないタイプです。もっと頻度減らす方がいいですよ?手厚いからやってるという類のモノではないですよ?

A: がん検診のあり方検討会と設置して色々話し合ってる最中です。検討していきますね。

 

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ。前立腺がんは細胞ががん化してから治療が必要になるまで何十年というやつです…。検査がお金の無駄ということではなく、やらなくてもいい検査までやって身体悪くしちゃう方が高リスクなの…)

(´-`).。oO(…無症状者を対象とした「安心に繋げるための検査」は意味がないの……おやこれ他にどこかで聞くような話だわね…)

 

 

デジタル化に伴う情報セキュリティについて

Q: 常駐エンジニアさんが不在な港区です。色んなことやったり、区民サービスのために色々製品導入したりしてるけど、なんか色々大丈夫?導入しようとしている製品がセキュリティ的に大丈夫かとか、どうやって担保してんの?

A: 今後は区の業務を受託する事業者にもセキュリティ対策の技術的な支援を広げて、サイバー攻撃の事例に基づく危機管理対策など、研修充実させていきますね。

 

(´-`).。oO(…いや、IT企業に対して素人の港区が研修してさしあげるって意味わからんし。対等に技術的なトークできる人材おらんやん…常駐する人いた方がいいよって意味だったんだけど1ミリも伝わらなかったわ…)

(´-`).。oO(…導入する製品だって、ちゃんと独自にデューデリできるくらいの人を常駐させておかないと、これからの時代厳しくね?)

 

 

指定管理者制度について

Q: 公募書類受付期間が所管課によってバラバラなんですよね。一番短くて2日間って、たくさんの事業者から公募してもらいたいのにそれってどうなの?全部の公募でそういう最低限のこと統一した方がよいと思います。

A: 来年度の公募では統一した日数を確保しますね、一定期間で。

 

(´-`).。oO(…よろしくどうぞ)

 

 

Q: 公募が1事業者だけとか、ひょっとしてゼロとか、できるだけたくさんの事業者に公募してもらいたいんですよね。そろそろガチで考えなければいけない時期ではなくて?

A: 事業者からも色々聞いたりしてるんですよね…。がんばります…。

 

(´-`).。oO(…がんばってー)

 

 

以上。今回の一般質問、シンプルに短め。動画は1本しか字幕つける時間なかったので、残りは出来次第。


 

接種率と職域接種の話

港区のワクチン接種はとても順調だと思ってる。その理由は考えうる限り3点あって、「集団接種に特化したこと」「ファイザー以外のワクチン製剤にも真っ先に手を挙げたこと」、そして「接種券を一斉送付したこと」だと信じてる。割とガチで。

 

予想通り、20代〜50代はそこそこ職域接種が多い

5月中旬から高齢者接種が始まったことから「とにかく情報を公開してじゃんじゃんPRしていって!」という要望に応えてもらい、Twitterや港区HPで状況のお知らせを頑張ってもらってます。港区頑張ったよ(現在進行形)。

 

で、こういう8/30付の集団接種予約状況があるんだけど、こういうグラフをパッと見て、たくさんの人はこう感じるんじゃなかろうか。「20代〜40代、想像以上に少な!」と。そう、これはあくまでも港区がやってる集団接種状況。港区の接種券を持った人が港区の予約システムを経て、港区が開けてた集団接種会場にワクチン打ちに行った人(これから行く人もか)の割合。

 

小倉家も入ってるぜ、48.8%の中にな。フヒヒ。

 

で、日付は一日ズレてるけども、先日区長記者発表とやらでドヤ顔で発表した割合がこちら。集団接種以外の機会も含めて「住民登録してる港区民でとにかくワクチン打った人々の割合(ただしVRS入力されたものに限る)」です。

 

 

多少のパーセンテージのズレの理由は後に予想を述べますけれども(おそらくVRS入力)、単純に比較して言えることがあるとすれば、「やっぱり20代〜50代は職域とか他の機会を利用してる人が多かったんだな」じゃないでしょうか。濃い青色との差が、港区集団接種以外でのワクチン接種という意味ですから。

 

なお、とある筋からの情報ですと、港区民で自衛隊大規模接種のご利用は少なめだったようです。それはそのはず、港区の集団接種がサクサクでとても優秀だったからね。ファイザーもモデルナも、はたまた日にちも選び放題でしたから(8月上旬くらいまでは確実に)。自衛隊接種のご利用は高齢者が一番多かったようですが、限定した接種会場の選択による先の予約(数週間〜1ヶ月後とか)の敬遠や、しばらく様子見後に予約取ろうかなと思ったらだいぶ先しか空いてなかった等による選択だったかと想像します。想像ね。でも一番ありえるパターン。

 

 

VRSとはなんぞ

内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室の資料抜粋ですが、要は「ワクチン打った人記録システム」です。今のところ、これが唯一の国内一元化データバンク的な扱いで、ここに入力されたデータを元に各自治体が「うちのとこ住民の◯◯%接種しました!」とアピるためのソースになります。

 

ワクチン接種を推進していきたい自治体にとっては、このVRSがキモであります。なぜなら「職域接種、すんげーたくさんやってるはずなんだけどデータがないからあとどれだけワクチン確保すりゃいいのかわからんちん」とか、「結局区民がどれだけ打ってるのかわからないから方針も立てにくい」とか、色々あるわけですよ。自分が気になってるくらいですからね、行政が気にならないわけがない。

 

で、なかなかこういうのが出なかったのには理由がありまして、それがぶっちゃけ医療機関とか職域接種とかはたまた自治体とかでVRS入力をすぐにやってくれないということでした。もう言い切っちゃう。アナタのとこの入力待ち(注:しっかりやってくれてるとこもちゃんとある)。いや、人手がいるのもよくわかるけれども。

 

お願いです。可能な限り早めの入力を……。いくら「接種した人が住んでる各自治体へのお一人2,070円請求は基本翌月10日まで」とあっても、VRS入力はお早めに……。

 

 

職域接種の話

職域接種といえば、港区がやってる職域接種に港区商店街連合会の関係者も混ぜていただいたのが先月のこと(注:受付期間はすでに終了しました)。これ、本当は麻布十番商店街の中(接種会場の意味)でやる予定だったんですよね。あああ本当に残念だったなぁ……準備すんげぇ頑張ったんだよなあ……。

 

あれはいつのことだったかのぅ、6月くらいだったかのぅ。「やろうよ」「やろうか」、そんで区からも支援もいただくことになってね。我々、産業振興課とやる気マックスでオラオラ準備してたわけよ。

そしたら「ワクチン足りないかもなので職域接種の新規申し込み中止しますね」なんてことになってね……。でも申請したのその前なんですよね……。

 

医療機関にも全面的にご協力いただくことになってて、会場レイアウトとか予約サイトとか接種の回し方とか全部ある程度打ち合わせ済みで、あとはワクチン待ちだったの。でも色々と事情もあるもんで、ワクチンくるまでずーっと会場空けて待ってるわけにもいかないので、色々な事情を抱えつつ麻布十番商店街内でやるの断念したわけさ。1ヶ月半、ワクチンくるのかこないのか厚生労働省からまったく音沙汰なし。

 

ほんと残念だった……。予診を担当してくれる予定だったドクターからも「商店街がっていうのがとても良い試みだったのにね……」と慰めの言葉もたくさんいただいて……。ぐすん。でも、そこで宙ぶらりんになった商店街連合会を港区が救ってくれて、区の職域枠を広げてそこにお世話になることができました。ありがとう。みんな喜んでた。うちも何名かお世話になったし。

 

 

とある店舗側の立場で

「ワクチン打った?」を聞くのが差別だなんだというご意見もありますが、人と接する商売を営む多くの業種にとって気になってる人がたくさんいると思われるのが「従業員が打てたかどうか」と「お客さんが打てたかどうか」じゃないでしょうか。そういうのまったく気にならないとこもあると思うんですけどもね。

 

経営者が港区民で早めにワクチンが打てたとしても、従業員は区民とは限らない。まして、65歳以上かそれ以下か、はたまた居住する自治体によって接種券が送られてきた時期も接種できる時期もバラバラ。バラバラすぎてハラハラしますよね。

 

経営側となりますと、やっぱりどこでも「ワクチン打ってもらってコロナ罹患のリスクは減らしてもらいたい」はあると思うんですよ。みんなの健康もそりゃ大事ですよ、かかりにくくなるもんなら誰だってその方がいい。しかも、従業員が罹患したらギリギリの人数で回してるところは営業できなくなるかもしれないじゃないですか。下手すりゃ休業です。ただでさえダメージの多いコロナ禍で、これ以上打撃を受けたくない。こう考えてもおかしくないんじゃないでしょうかね。

 

で、今回とてもお世話になってありがたかったのが、とある職域接種なんです(商店街連合会の以外で)。打ちたくても予約が取れない、年代で分けられちゃったから予約が始まってないという従業員が利用できたのが、酒屋さんから紹介された飲食店向けの職域接種でね。多分これ、結構な数の飲食店の人が利用したんではないでしょうか(確か都内で1万人規模)。周りに聞いても「ウチにもそこで打てた人いる!」と、我々飲食店業界ではとてもありがたい機会だったことをお伝えしておきますね。

 

◯◯(医療機関)に相談したら全員まとめてまるっとやってくれたよ、ということも聞いたりするし。色んな機会をそれぞれ探してたと思います。

 

経済回復にワクチン接種とワクチンパスポート(特典という名の緩和)と色々な話題が挙がってますが、私はとてもいいと思ってます。区分けされるのが嫌だなと感じる人がいるのかもしれませんが、利用される側(経営者にしろ従業員にしろ)だとそういうのって少なくとも安心に繋がる場合が多いんです。健康上のね。自分のまわりだけなのかもしれないけど。「従業員も少なくとも1回打てた」はみんなが安心する合言葉のようになってるのは事実だと思うんですよねぇ……。あくまでも任意なので100%とはいかなくとも、従業員の安全にも気を使ってあの手この手で打てる機会を探す店舗は褒められていいと思う。

 

とにかく、職域接種というチャレンジはワクチン調達に色々あったけども、自治体以外の人に打てる機会を与えてくれたものとして、結果すごく素敵だっということです。もし職域接種やってる企業さんや学校さんとか団体さんとか、できれば枠を広げて可能な限りたくさんの方へ解放してもらえると嬉しい。

 

自治体も職域接種やってるけども、もうこの時期になったら業種絞りをやめて誰でも受付可能にするとかが好ましいんだけど、正直なところなんだかんだ理由をつけて渋る自治体より、「地域解放!」と企業さんがCSRの観点でやってくれる方が決断早いと思う。むしろ自治体はそういう企業さんに何らかの支援(インセンティブでも)をするとか、呼びかけるだけでもして欲しい。従業員、在勤以外にも余裕あったら解放して救済してくださいと。居住地とかにやたら縛られる自治体じゃこれ以上無理ですと。

 

なんだかんだ、罹患している人は未接種の方がほとんどです。理由はどうであれ。

 

 

港区の接種率は7割近く、いや超えてるか?

職域接種もばんばん進んでいると思います。自衛隊のだって東京都のだって職域接種。自治体縛りがなく、色んなとこにお住まいの方が利用できるもんですから、各自治体の住民さんもたくさんお世話になってるはず。なので、しつこいようですけれども、VRSの入力だけは早くやっってね。そうでもしないと自治体はいつまで経っても「ウチのとこ、他所でどれだけ打ってるのかわかんない」が続きますので。

 

先日、港区はアンケートとやらを実施しましてね。もちろん私も見かけたのでポチっと参加をしましたけれども。これまで区民の70%接種を目指します!と言ってたのを85%に引き上げます!と。全然いいよ。頑張れ。ただ、こういう結果をちゃんとまとめる前に良いとこだけ取ってばーんと発表されると、区長記者会見で発表したいだけのネタかな?って思ってるのでそこは気をつけて。

 

ただ、こういう質問やまとめをみると、以前に港区が行った「選挙に関する区民意識調査(平成31年)」というのを思い出す。

 

7割以上が「選挙行く〜!」というアレだったのが、蓋を開けたら3割程度だった件。


 

道路をどうにか、ふんすふんす!

と、街場の方々がふんす!ふんす!と改めて鼻息荒く活動を再び始められたのが平成14年(2002)。というか、麻布十番は昭和の時代から常に何かと戦ってきた街であります。この頃自分は何してた。働いてたなニューヨークで。

 

この度、めでたく何年もの活動が実って商店街の道路改修が始まってます。これまでの道のりは長く険しく(聞いた話)、その後蛇行したり、来た道を戻ったり、しれっと微調整したりして、今に至ります。

 

 

陸の孤島、麻布十番

誰が言い始めたのかわからないけども、言い得て妙。大都会の中の陸の孤島、珍妙なり。なんだろ、移動手段の中心は車か自転車かバス。そんな感じ。大昔は都電が通ってて、「都電通ってた時代知ってる?」がなんか世代の一区切り、その次は「地下鉄通る前の時代知ってる?」もしくは「ウェンディーズあったの知ってる?」となり、今に至る(注:別に至ってない)。

 

もう40年近くなるんでしょうか、東京都モデル商店街指定とやらを皮切りに、色んなことが色んな風に変わってきた十番商店街。色んな方々にお話を聞くにも「昔のことだから忘れちゃったよ」とか「あの時はああでね、こうでね」とか、「いやいや、◯◯さん言ってるのは全然違うよ、こうだったよ」とか、なんか色々事実がわからなくて困ったこともありました。

 

これまでの戦い道路整備を役所に確認を取ろうにも、あまりにも昔のことすぎて資料が残ってない。なので、保管してある商店街広報誌を何十年分も読み返し、文明の利器である画像を撮りまくり、簡単ではありますが記録としてまとめようと個人的に頑張ってみたのが昨年になります。しんどかった。

 

 

こんな感じに延々と事実(と思われる部分だけ)を。十数ページにわたる大作なんだけども、今回は割愛。これはもう趣味の範囲だ。

 

で、問題なのがそのふんすふんすと鼻息荒く道路をどうにかしようという活動が再稼働してから。なんせ、記録がまったく残ってない。商店街の組合事務所にもない。役所に調べてもらっても、ギリかろうじて概要がわかる程度。唯一明確だったのは「地元は役所への要望をたくさん投げたけど、そこから先いっこも進まなくて中断」ということくらい。

 

昔の例えばの要望

平成14年:歩道拡幅して

平成19年:歩道拡幅して

平成20年:歩道拡幅のために車道狭くして→それは許さぬ(警察)

平成21年:いっそのこと通行止めに→却下

平成22年:歩道と車道の段差なくして→合意形成できない

平成27年:道をフラット化した上で交通量減らして

 

自分が区議会議員のお役目いただく前までの経緯として、役所のまとめた資料見た上で自分が調べてまとめる限りこんな感じ。そりゃあ色々と難しい。で、その後も色々調べて自分がかかわり始めてならわかるかたそのあたりもまとめる作業を地味に続けて。

 

一昨年くらいまではこんな感じ。昨年のもまとめておかなきゃ。忘れちゃう。昨日の晩ごはんも何食べたか忘れちゃう。

 

 

更地にならないとフラット化は無理です......

一番の問題が、歩車道のフラット化(ただし排水対策は手を抜くな)という希望にどれだけ対応できるかということだったわけです。フラット化は結局物理的な問題で無理すぎて断念となったわけなんですけれども。

 

だって、元々道路を挟んで右と左で地面の高さが違うんですもの……。エリア内全ての建物をぶっこわして全部更地にしてまっ平にしないと、一部の方が願う「歩道も車道も境目なくしてフラット化」にはどうやってもならないんですもの……。

 

フラット化! → できねぇって → できる! → できねぇってば!

そういえばフラット化はどうなった! → また!?

そんなことよりやっぱり車道を狭くしよう! → そこから!?

 

人が2人以上集まれば色んなご意見がありますし、合意形成というものはとってもとっても難しいことですよね。と、こんな話がありましたわぁ(遠い目)。

 

 

で、ようやく工事が始まることに

十番商店街の大通りを3分割して、1年ごとに工事をしていきましょうと。準備も含めて7月から色々と始まって、早くキレイキレイにならないかなと楽しみです。面しているお店や建物には大変ご迷惑をおかけしますが、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

コンクリートの轍のようなべっこりしているのとか、歪んでどうにもならないのを全面的に直したいんです。歩道も然り。浮き上がったブロックにつまづいて転んで骨折する人を減らしたい。みんな、明日は我が身だ。紙1枚でつまづくお年頃にまっしぐら。

 

いくら古川の貯水が素敵になったとしても、排水溝に入ってから川まで流れる水がちゃんとシュッとなるように、道に溢れないようにしっかりビシッとなるように。

 

なので、何十年後だかまたこういう大規模な道路工事があるかもしれないことに備えて、色々と画像に残して次の世代に伝えていきたいなって記録を取ることにしてます。けれどもね、その時にはもう使ってる媒体が想像もつかないものに変わってるかもしれないけどね。jpegとpdfドキュメント?なにその旧石器みたいなメディア!だっさ!みたいな時代ではあると思う。結局のところ、印刷した紙媒体が最強かもしれない。

 

そういえば3月の議会で一所懸命伝えた件

基本計画に載った十番商店街の道路工事、1年ごとの入札・契約を3年続けるってちょっと変じゃね?と一所懸命訴えた件、改善されます。

 

来週から始まる定例会議案で補正予算に計上される予定です。ご理解いただけてなにより。


 

 

港区議会 エレ・コロ特別委員会報告

さて、本日は新型コロナウイルス感染症対策特別委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況について

えー、最新の接種率ですと、9/1現在で区民の66.1%が1回目接種済みです。2回接種済みは56.6%。職域接種では、前と比較して「打ちたいわ」と希望する人が増えましたよ。

 

Q: 集団接種会場のスタッフとかに接種してったのかしら、職域接種の見通しっていかがな感じ、例の「3回目接種」で派遣の方が勝手にやらかしたアノ件はこれからどういう対応していくの、など。

 

 

 

2. 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止や区民・事業者の生活を支えるための区の主な取り組み状況について

えー、こんな感じです。

 

Q: 自宅療養者支援についてもうちょっと詳しく、罹患者の層も状況も変わってきてるので事業拡大とかもしないといけないね、自律支援金ってどうなってんのかしら、港区が配ってるステッカーとやらはなんの効果を期待してやってんの、むしろやめてなんか新しいの考えれば、など。

 

 

3. 緊急事態宣言時における区の対応等について

えー、どういう基準でやってんだろというお声もありますので、一度整理してみました。基本、上から順番に降りてくる感じです。

 

Q: 陽性者が出たところの感染拡大防止策はどのように、公表するかしないかは保健所調査によるということね、保健所が各施設に指摘した内容は各所管のみなさんも当然ご存知なのよね、それがほかの施設でも飛び火しないように横の繋がりで感染拡大防止策はばっちし情報共有はされてるということでよろしいですね、子ども家庭支援センターで職員陽性者連発した件は議会側にほとんど報告ないんですけど改めてどうぞこの場でお願いします(〜対応策も添えて)、など。

 

以上。


 

港区議会 保健福祉常任委員会報告

さて、本日は保健福祉常任委員会がありました。いつものように簡単な報告と委員のみなさんからのQなどを添えて。

 

1. 令和3年第3回港区議会定例会提出予定案件について

えー、定例会前の委員会のいつものさらりとしたご報告です。保健福祉常任委員会では19件ほど。審議にあたらない程度でなにかございましたら。

 

Q: 特になーし。

 

 

2. (仮称)南青山一丁目高齢者福祉施設の整備及び運営事業者公募について

えー、民設民営で公募をしていきますよ。場所は今赤坂中学校の改築で仮校舎で使ってるところですー。

 

Q: 今現在特養待機って何人いるんだっけ、待機多いのに満床にできずに空き多い事業者ってどういうレベルなのかしら、公募するならちゃんとできるとこにしてもらわないとあかんで、多床室は必要なのよ、民設民営より指定管理の方がマシじゃない?、など。

 

 

3. 国民健康保険及び後期高齢者医療制度における傷病手当金の支給適用期間の延長について

えー、これも国のアレで、あれです。9末までだったのを今回もまた3ヶ月延長して12末まで。

 

Q: 感染疑いの人も対象ってあるけど何をもって証拠とするの、など。

 

 

4. 令和3年9月以降のワクチン接種体制について

えー、VRSってやつの入力がちゃんとされてるされてないはありますけど、わかる範囲で今こんな感じです。これまで「区民の70%接種を目標に」としてきましたが(むしろ約3割が接種しないという全国ほぼ統一の前提)、アンケートも含めて結構いい感じの数字ですので、目標は85%と高く再設定。集団接種会場はスポセンに集中することとして、9/15〜12/25まで毎週水曜・土曜でいきます。なお、9/15からの予約は9/3(金)午前8:30にオープンしたいと。

 

Q: 学校の教職員含めてどのくらい希望者にワクチン接種できてるの?、区民目標85%にして接種勧奨は全然いいんだけど公立施設の職員とか職域で接種率把握してないのはちょっと理解できないな、ワクチン打っての効果(重症率下げたとか)の数字ってあるのかな、訪問巡回接種って進んでるのかしら、躊躇してた人が打ち始めようと思ってるのは間違いなので上手な広報をしていただきたいのよ、など。

 

先日(というか一昨日)、第3回定例会前の恒例の区長記者会見がありまして、そこで最新の接種率まとめた数字が発表となりました。委員会ではそこで発表されたことが改めて報告されるわけですけれども。

 

なので、「しばらくはこれで」という情報アップデートしたポスター作ってお知らせ用に貼ってみた次第。港区民の接種率もまったく悪くなく、医療従事者枠はまた別でこれに入ってないし、職域で全然VRS入力できてないものもあるので、全体の接種率って7割超えてるんじゃないかなあって推測ですけど思ってます。素晴らしいと思ってますよ。

 

正直なところ、他の区ばっかりメディアに出て褒め称えられてるけども、港区だって褒められたっていいと思う…。

 

 

5. 港南4丁目保育室跡地における乳幼児一時預かり事業の実施について

えー、今度の3月で港南4丁目保育室が終了なわけですが、その跡地で乳幼児一時預かりやります。そもそも港区保育室事業が待機児童の解消策で色々頑張ってきましたが、保育定員の拡大だったり色々落ち着いてきたので元々順次終了していく算段です。でも一時預かりはとても大切な上需要もまだまだあるので、そういう方向で。

 

Q: 2歳の途中で転園しちゃうパターンがっても多い件、3歳以降の連携施設的な周知の改善ってされてるんでしたっけ、一時預かりに関する多くのことって保育園に通ってない人へのお知らせが必要なんじゃないですかね、など。

 

 

6. 港区保育利用調整基準及び認定期間の一部改正について

えー、これまでの様々なご意見をいただいて考えてきまして、新設するものもあれば廃止するものもあります。またご意見いただいたものを検討していきますです。

 

Q: 求職活動云々のところを3ヶ月とした理由は何かしら、ひとり親ってね預け先を確保してからじゃないと求職活動できないのよ、「〜〜〜(ひとり親世帯は除く)」のカッコが未だに残ってるのが意味わかんない、どういう意見や案が出されてて検討してこれに落ち着いたの?、など。

 

 

以上。


 

状況は日々変わる

そりゃあ需要と供給とその他諸々、ワクチンの接種状況も予約状況も、はたまた世間の方々の関心も一挙一動あっちゃこっちゃ。「できなかった→できるようになった」と同時に、「できたのに→できなくなっちゃった」も出てくるわけ。

 

できなかった→できるようになった

これはアレですよ。東京都の若者接種ですよね。ネーミングはとてもアレですけれども、16〜39歳以下で予約なしで打てますよというコンセプトで、とても素晴らしいものだとみんな思ってるはずなんですよね。おっと、40歳以上は若者ではない線引きにガックリこないように。40代の我々は確実に中年である。そんな我々中年から見て、「30代後半は確実にこっち側」と手ぐすね引く人も少なくない。

 

東京都福祉保健局HP

Twitter

昨日の開始から色々とすったもんだがあり、色んな人が色んな試行錯誤の上、抽選でTwitterで当選番号発表ということになったとか。

 

番号をざざっと見る限り、2300名前後が整理券をもらっている模様。色んなご意見・感想があるようですが、大まかに分けて2つだと思う。

 

1. ほら、やっぱり打ちたくても打てない若者がこんなにいるんだ!

2. ワクチン予約自体がめんどくさいんじゃね?

 

 

打ちたくても打てない人々はいるのは事実

数百人から何百万人(適当)の自治体で平等にワクチンを分けるのであれば、もう人口比か戦略的に感染拡大防止をするためにならざるを得ないわけで、そうすると自然と人のたくさんいる都市部に集中的に卸されることになるのは仕方ないことかもしれない。有限には順位をつけざるを得ないのは悲しいことかもしれないけども。

 

ほら、変異株ってのは人から人へ感染する度に可能性が高まっていくもので、例えばですよ?東京1,400万人都市が「アンタら一番後回しね」となってたら、今ごろ「東京株」とか言われるニューなやつが登場しちゃって世界でブイブイ言わしてたかもしんない。おっと、別に東京がマウントとってるとかそういうアレじゃないわけで、そこはご理解ください。例えばの話。

 

「◯◯区(市)は全然予約取れなくて」とか、「◯◯歳代はまだ予約始まってなくて」とか聞くのも事実ですし、そういう相談あった時は何がなんでもどうにかしてあげたいという気持ちでひたすら調べまくって、「こういう職域接種で予約取れそうだよ!」とか「こうやったらイケるかもよ!」とか可能性のある選択肢を提示してみたりやってました。

 

そうした場合ですけどね、「ありがとう!すぐにやってみる!」という返事がある場合と、「うーん、もうちょっと考えてみる」という返事と分かれるんですよね。ワクチンに対する温度差かなってずっと思ってたんですけども、後者の場合に「……代わりにやってあげよっか?」とオファーすると、「えー!本当!やってくれる!?」と180度変わったこともあったのは事実。

 

まったくもって難しいところは、「ごめん、どうにもできそうもないのでもうしばらく頑張ってみて」と励ますことしかできなくて、とても心苦しかったけど。

 

東京都福祉保健局 都の大規模接種

都内在学・在勤の方、こういうのも参考にしてね。

 

 

めんどくさがらないで、お願いだから

そんなわけでこの4ヶ月近く、ほぼ毎日のようにワクチン代行予約屋さんのようなことをしていたので、色んな人と色んな話をしました。反ワクチンな考えの人とも話しましたし、体質的にワクチン打てない人とも話しました。打ちたいけど悩んでるという人とも話しましたし、理由をつけて打ちたくない人とも話しました。

 

港区の場合、前々から色々とお知らせをしておりましたし、「予約取れるよ!すごい取れるよ!今のうちだよ!」とPRしてきたつもりだけども、それでも色んなことでモジモジする人も多かったのね。ぶっちゃけその理由が2つに分けられます(※個人の感想です)。

 

1. 接種券の封筒すら開けてなくて予約の取り方とかまったく知らない(調べようともしていない)

2. 高齢者で比較的多かった「ワクチン最優先」ではないので、予定を空けてまで接種スケジュールが組みにくい(予定を変えたくない)

 

「取り方知らない → テレビとかネットとかで若い人は予約取れないってみんな言ってる → 港区も取れないに違いない → えっ明日でも打てるの? → どうしよっかなー →えっ代わりに取ってくれるの? → なんか色々やるのがめんどくさかったんだー」

 

が、一番多かったのは事実。

 

「打ちたいと思ってるんだけど仕事が休めないから… → だって熱でるんでしょ? → 寝込める余裕が見込めなくて…」

 

というのもある。こればかりはお勤め先が絡むことなんだけども、ワクチン休み/シフト変更をどうにか理解してもらえないだろうか。会社タイプではない事業の場合、ステレオタイプになっちゃうかもしれないけど高齢者が事業主の場合、「自分は副反応でなかったから」と軽んじてる可能性大。国なり都道府県なり、市区町村なり後押しをしてもらいたい。

 

自分、こういうケースの相談があった場合、どちらかというと2回目接種で「定休日の前日に打てる日程」、または「休みの日にしか打てないなら一番早い時間帯」となるようオススメしてる。あと、休みのシフト出すタイプなら「シフト提出に間に合う日程で先に休みを申請しておくように」とオススメしてる。

 

なお、休んだら収入が減っちゃうから…という方に向けては「感染したら症状出てから少なくとも10日は苦しんだ上でその分の収入が減るよ」とハッキリ言う。1ヶ月で10日収入減より、ワクチン副反応で1日(もしくは2日、その間仕事もできなくはない)のロスとどっちがいいか選んでもらう。このあたりも国なり都道府県なり、市区町村なり後押しをしてもらいたい。

 

 

できたのに→できなくなっちゃった

これ、何を指すかと言うと、ぶっちゃけ港区の集団接種です。いや、今も予約できなくはないよ。けども一時期に比べたら空き枠がどかんと減りました。

 

これ、集団接種でワクチン打った人の推移ね。来週の委員会で報告される予定の資料には全体数も少しいい感じ(むしろ素晴らしい類)の数字があるんだけど、同じく定例の区長記者会見でも港区がドヤ顔していい報告できそうなのであと数日ちょっとお待ちください。さすがに勝手に情報出したりはできません。ほら、待望の職域接種とか大規模接種とかで打ちに行った区民の数とかさ(予告)。

 

で、自分は7月の中旬くらいから「港区、予約取れっぞ!」「取るなら今のうちだぞ!」と機会あることにPRしておりましたが、その理由は予約代行屋さん毎日予約サイト覗いてるもんだから、空き枠の埋まりが悪いのに気づいていたからであります。

 

足し算引き算しますよね。案の定、1週間ごとの予約人数が下火になってきたのがそのくらい、今となっては(先週)1週間で1回目接種した人は約4,500人。1日あたりの平均640人。いや、これは決して悪い数字ではないんだけど、これまでと比べるとものすごい勢いで失速しています。

 

つまり、これは、予約の頭打ち。集団接種の予約頭打ち以外に考えられない。他の自治体からしてみれば羨ましがられるに違いない。区民全体で頭打ちなのかと聞かれれば、多分違うとは思います。以前よりワクチン接種機会はたくさんあるわけで、区の集団接種以外にも企業の職域、国や東京都の大規模接種的なやつ、それと医療機関での個別接種。

 

ワクチンだって、一括でどかんと納品されてずっと取っておくわけではなく、何週間かに一度の申請ベース。接種した数と予約の数と申請の数とか関係するわけで、予約の数が減ってきたなーとなったらそりゃ申請数もこれまでと同じにはなりませんよ。同じになるかもしれないけど、今の状況に合わせて接種ペースも方法も変化させなきゃいけないし。いつまでも同じ方法は残しておけない。

 

なので、本日お昼過ぎ現在、集団接種で予約取れるのは2ヶ所。予約はこちらから。

 

国際医療福祉大赤坂キャンパスでは8/31と9/3。

 

東京ドームでは9/3、10/4、10/5。今のとこね。でも↓となる予定。

 

3週間ほど前までは、正直もっとたくさんの施設で予約いつでも取り放題に近かったです。もっと日にちに選択肢もあったり、時間だって余裕あり放題。でもどんどん変わってくる。なお、今はお近くの医療機関でも接種できたりするので、そっちがいいのであればお問い合わせを。

 

「そのうち取ろうかなー」と思ってた方、残念でしたとしか言いようがないです。

 

 

で、若者接種の話に戻る

性根が腐ってるかもしれない上、斜めにしかモノゴト見れない残念な性格はさておいて、マスコミ含めて色んなことがどうだかなあと思いがちな自分としては、色んなことを疑ってしまったりしちゃったりそうでもなかったり。

 

でもですね、確実に言えることは、こういう施設(機会)は絶対にあったほうがいいということでしょうかね。だって、自分の経験上ですけれど、予約すること自体がめんどくさがっていた人が多かったのも事実。そして予約方法を調べることすらめんどくさがってた人も多かったのも事実。でも真実はわからん。

 

予約なしで打てる = 接種券持ってれば何もわずらわしいことしなくて良い

 

ひょっとしてお住まいの自治体で予約取れたのに、という場合だって考えられるじゃないですか。渋谷に行った方で港区の人もいたのかな、いたんだったら情報が届いてなくて残念だったなと思ってしまいます。

 

なので、東京都には是非ともですね、昨日から毎日300名のですね、居住自治体の統計取っていただきたいですね。こんなの予診票300枚みてリスト作るだけでいいんですから、東京都〇〇区、〇〇県〇〇市、色々あると思うんですよ。どこが多いのか是非オープンにしてもらいたい。そしたらワクチン接種の課題が見えてくることたくさんあるじゃないですか。

 

例えばオペレーションが悪すぎて整理券申し込み的なのを登録制にするとして、それだけでガクンと数が減ったら「あーなんかもう色んなことがめんどくさいのかな」とか思うだろうし、近隣県民が大多数を占めたとかあるかもしんない。

 

国でもこういうアポ無しワクチン進めたほうがいいと思います。自治体でも、ワクチン余裕がある企業職域でも、とにかく解放できるところはしてもらいたい。ただ、今はまだワクチンの供給問題もあるのでね、難しいところではありますね…。

 


 

ワクチン接種の有無を知るのは差別にあたるんだろうか

と、非常にコントロバーシャルなトピックをお届けする時期に入ってきたんではなかろうかと思います。個人的には「区別」はしても「差別」には1ミリも繋がらないと思ってるんだ。でも、こればっかりは考え方は人による。「区別」すらダメというなら、もう色んな意味でお手上げだ。

 

ある程度何がどうだと把握できるとこはしておかないと、対策も練れないんじゃななかろうかと真剣に考えてます。いや、あくまでも任意であることを前提としてね……とはいいつつも、海外では2回接種証明ないとどうにもこうにもという国も出てきているわけで、それを追うべきか否かは反発を伴う政治判断。なお、自分はあったほうがいいとは思ってる。2回じゃなくて、1回打ちましたもアリ。

 

 

距離を置くのは区別かな、差別かな

正直なところ、今後は訴訟の話に繋がるかもしんないなあって感じること多々あります。むしろ、海外ではそこを念頭に「打ってちょうだい」というのがある中で、それが悪かと言われたらその限りではないと思います。や、人それぞれなのでね。自分の頭がスタンダードでもないのもよくわかってるけど。

 

例えば、「絶対にかかりたくない!」という人がいるわけじゃないですか。そしたら自然と周りのリスクを考えますよね。携帯用アルコール消毒液を持ち歩いたり、やたらめったらその辺触らないとか、会話する時はマスクするとか。そしたら自然とノーマスク主義の方とは少し距離を置いちゃうとか、ワクチン反対だーと叫ぶ方とは距離置いちゃうとか、そうなるじゃないですか。これってダメなんですかねえ?仕方なくないですか?ってなりません?

 

これが「差別だからよくない!」となるのであれば、「人を不快にさせないように飛沫が飛んできても我慢しなきゃ」って考えなきゃいけないんでしょうかね。自分はそうは思わないけど。極端なこと言ったら「陽性疑いの強い人に対してもノーガードで接しないと失礼に当たる」とかなりますけど、それは区別・差別うんぬんではなくもう傷害未遂ではなかろうかくらいな。あな恐ろしや。おりゃ嫌だぜ、被害者となるのは。なら自然と自衛しますよね。

 

こういう話になると必ず「打てない人だっているんだから!」と言われますけども、その「打てない人」を指すのがのは「医学的な観点で打てない人」ではない場合がほとんどで、なお、鼻息荒く「打てない人がいるんだから!」と言ってくるほとんどの場合は当該者じゃないんですよね。不思議。おっと言い過ぎか。

 

自分の周り、実際に持病の関係でドクターストップかけられたという人が何名かいます。ドクターと相談しての判断ということでその判断は尊重してますし、自分、別にその方達とお話するの全然平気です。ちなみにご本人達は常に申し訳なさそうな感じなのもあって、できることはと言えば「ひたすら励ます」くらいしかできません。そして近い周りの方々には接種オススメしていってねと、お伝えします。

 

 

結局のところ

ちっちぇー世界でアリンコのような脳みそフル回転したところで、ヒトという生き物は多様性の集団。自分の落ち着く場所を探してそこに収まるのが生き物の習性なのかもしんない。ただ、色々な価値観が丸出しになるので、残酷なのかもしれないけれども周囲との付き合い方含め、色々と変わってきてるのがこのコロナ禍です。仕方ないと思う。価値観ですからね。

 

色んなヒトがいる中で、色んなドクターもいます。「問答無用に打っちゃダメだ」とか「打たなくて済むなら打たない方がいいよ」というドクターもいるようで、もし自分がそういうドクターに直面したらこう思うだろうかな。「なんかの病気になった時、一緒に頑張って治療しましょうって言われても全面の信頼は置けないかもな」と。

 

おっと、逆のパターンもありだな。「キミは別のドクターに診てもらった方がいいよ」的な。難しいっすね。

 

 

なんで急にこんなに増えたんだろうね

毎日夕方になると「本日の感染者◯◯人」と、ニュースのトピックにばばーんと出る感じがもう当たり前みたいになって、正直なところそれで一喜一憂する人はもう少なくなってきてるんじゃないんだろうかなと思いつつ、でも時々恐れ慄く感じの人もお見かけするんですけれども、まぁ自分は「そうだろうねー」という感じです。

 

とにかく政府が悪い、ワクチンは陰謀だ、オリンピックが原因だ、いやオリンピックの全然前から増え始めてるから関係ないじゃん、それにしてもノーマスク多すぎな件、えっワクチン打たないの、そりゃあノーマスクノー対策で過ごしてるなら感染もするよねえ、今更入院できないかもなんてビビり始められても……、興味本位で検査したら陽性だったわ、夜に集まってお酒は飲んでないけど昼間に友達とランチは毎日してます、知ってる人しかいないところでしか飲んでないなどなど、色んな方がいますよねえ。多様性。

 

「自分、大丈夫ですから!」と豪語する人に限ってだいじょばないことが多い。非常に残念であります。全然だいじょばない。「自分、検査して陰性でしたから!」と豪語する人もどちらかというと同じことを繰り返しがちで、また近い周りに陽性者が出たと連絡されてドキドキガクガクブルブルするようなことが繰り返されることよく聞きます。頼むから学べ。いい大人だろ。

 

と、自分は胸張って誰からも指を差されない自信があるかと言えば、実はそうでもなかったりしますし。なんだ、その辺の大多数と変わらねえじゃねーかよというモニター越しのため息が聞こえるような気がします。さーせん。これまで以上に気をつけます。

 

 

 

接種勧奨はですね、区民向けだけじゃないですよ

さて、ワクチン。『ワクチン接種の有無を把握するのは差別にあたる』というのがどうやら多くの自治体における考え方ぽい。「区民の接種率/予約率は◯◯%と公表するけど、役所内はいかほど?」と聞くのはどうやらタブーのようで。聞いたことあるんだけど、わかりませんと。なんでと聞いたら、差別に当たるんでと。わからなくもないけど、でもわからん。

 

例えば高齢者施設だったり子供施設だったり、はたまた学校においても、どのくらいワクチン接種してるんだろうかってそりゃ気になったりするんですよ。自分なんかより、利用している人々のほうが気になってるはずです。そりゃ未接種の人(事情はどうあれ)がたくさんいるところがあるとして、そこで感染者が出ましたと言われたら「そうでしょうねー」となるでしょうよ。でもなかなか聞きづらい、なんせタブーらしいから。

 

別に、誰がとか出す必要ないし、区民と同じくらい◯◯%とかで出してもいいんじゃね?とは常に思います。タブーらしいけど。ちなみに、自分も色々聞いたりすることあるんでひょっとしたら盛大に嫌がられてる可能性大ということに改めて気づきました。

 

今度改めて色んな職域接種の話をしたいとは思うんですが、お店屋さんの店主は区民で既に接種し終わったところが多い中、打ちたいけれど居住地の自治体でまったく打てなくて困ってるという「従業員ワクチン難民」を一人でも多く救うため色々やってた次第です。色々なお店回って声かけて、「ウチ、困ってる人いるよ!」とか「ウチ、全員打てたから大丈夫!」とか、「他のところに声かけてみるね!」と、多くの店舗ではやっぱり従業員のことも考えてるところは多く、なんとかしてあげられるならなんとかしたいと考えているとこもたくさん。

 

なので、聞きづらいことなのかもしれないけど、聞くことで助けられる人を見つけることもできるわけで、感謝すらされることだってあるわけよ。こっちこそこんな大変な時に頑張って経営していく&従業員のことも気遣ってもらって、ありがとうだ。ラブ商店街。がんばろう商店街。

 

それにしても「おたくの従業員でワクチン難民はいねがー」とうろつくその姿は、もはや歩くタブー。

 

彷徨う禁忌、小倉りえこ(自民党)

 

嫌な二つ名だ……(でも嫌いじゃない)。